JPH11238443A - 封止接点装置 - Google Patents

封止接点装置

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JPH11238443A
JPH11238443A JP4157298A JP4157298A JPH11238443A JP H11238443 A JPH11238443 A JP H11238443A JP 4157298 A JP4157298 A JP 4157298A JP 4157298 A JP4157298 A JP 4157298A JP H11238443 A JPH11238443 A JP H11238443A
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JP
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movable
movable contact
fixed
iron core
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JP4157298A
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Inventor
Ritsu Yamamoto
律 山本
Takehiko Toguchi
武彦 戸口
Riichi Uotome
利一 魚留
Tadahiro Itou
督裕 伊東
Naritoshi Hoshino
就俊 星野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/023Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin
    • H01H2050/025Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin containing inert or dielectric gasses, e.g. SF6, for arc prevention or arc extinction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】接点投入性能が低下することのない封止接点装
置を提供する。 【解決手段】可動軸4の可動接触子3の挿通孔3b内に
位置する部位の周面に、少なくとも可動軸4の軸方向に
対する可動軸4の駆動方向の傾き角及び可動軸4の軸方
向に垂直な方向に対する可動接触子3の傾き角よりも小
さくない傾き角を有するテーパ4dを形成している。而
して、可動軸4の駆動方向が可動軸4の軸方向に対して
傾きを有する場合及び可動接触子3が可動軸4の軸方向
に垂直な方向に対して傾きを有する場合であっても、可
動軸4が可動接触子3にかじ込んだり、あるいは可動軸
4が可動接触子3から大きな摩擦力を受けることがな
く、安定した接点投入性能が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワー負荷用のリ
レーや電磁開閉器等に好適な封止接点装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の封止接点装置の一例を示
す側面断面図である(特開平9−259728号公報参
照)。この封止接点装置は、封止接点部A、駆動部B、
ハウジングCを備えて構成されている。まず、封止接点
部Aについて説明する。セラミックのような耐熱性材料
により一面が開口する箱状の封止容器1が形成され、そ
の底部の2箇所に貫通穴1aが設けられている。これら
の貫通孔1a,1aに一部が挿通される固定端子2,2
は、例えば銅系材料等により略多段有底円筒状に形成さ
れ、底側の一端部には固定接点2aが固着され、開口部
側の他端部には鍔部2cが設けられている。なお、固定
接点2aは、固定端子2と一体的に設けてもよい。また
固定端子2は、その他端部が封止容器1から突出した状
態で、鍔部2c付近が封止容器1にロウ付け等により気
密接合される。さらに、固定端子2の開口部側から内方
へ向かってねじ溝2bが形成されている。
【0003】可動接触子3は、例えば銅系材料等により
平板状に形成され、固定接点2aと接離する間隔を有し
て両端部に可動接点3aが固着されている。なお、この
可動接点3aは、可動接触子3と一体的に設けてもよ
い。可動接触子3の中央部には挿通孔3bが設けてあ
り、この挿通孔3bに絶縁材料により略丸棒状に形成さ
れた可動軸4の一端4aが挿通されている。また、可動
軸4の他端4bにはねじ溝4cが切られている。
【0004】中央片5a及び両対向片5b,5bを有す
る断面略コ字状に形成された可動接触子ホルダ(保持部
材)5は、可動接触子3が可動軸4に連結されるよう後
述する接圧ばね6を圧縮懸架状態で保持するものであ
る。なお、接圧ばね6の圧縮懸架状態については後述す
る。この中央片5aは、その中央に可動軸4の一端4a
が挿通される挿通孔5cが設けられている。また両対向
片5b, 5bは、その先端中央部から互いに近づく方向
へ延設片5d,5dが延設されており、さらにその延設
片5d,5dの先端部から中央片5aへ向かって突設片
5e,5eが突設されている。また、この可動接触子ホ
ルダ5は、両対向片5b, 5bの外方面が封止容器1の
内方面に対向する対向面となっており、その対向面には
封止容器1の内方面との間隙寸法と略等しい突出寸法を
有したアール状の突出部5g,5gがそれぞれ設けられ
ている。コイル状に形成された接圧ばね6が可動接触子
ホルダ5内に保持される。この接圧ばね6は、固定接点
2aと可動接点3aの当接方向へ可動接触子3を付勢す
るものである。
【0005】固定鉄芯7は、一端部7aが太い略円柱状
に形成されるとともに、可動軸4を挿通する挿通孔7b
が軸方向に設けられている。この固定鉄芯7は、後述す
る磁性金属板11の挿通孔11aに挿通して一端部7a
が固着され、他端部には挿通孔7bの内径よりも大きい
内径を有した凹部7cが設けられている。略円柱状に形
成された可動鉄芯8は、可動軸4が挿通される挿通孔8
aが軸方向に設けられている。この挿通孔8aには、可
動軸4のねじ溝4cと共に可動軸4と可動鉄芯8との連
結位置を可動軸4の軸方向に沿って可変とするためのね
じ溝8bが切られている。この可動鉄芯8は、その軸方
向の一端側に固定鉄芯7との対向面8cを有しており、
その他端部にねじ溝8bの内径よりも大きい大きい内径
を有した凹部8dが設けられている。また、この可動鉄
芯8は、その外方面が後述する有底筒部10の内周面に
摺動する摺動面8eとなっており、その摺動面8eには
可動方向の両端に亙る溝部(図示せず)が1箇所に設け
られている。なお、この溝部は、複数箇所に設けられて
もよい。
【0006】復帰ばね9は、固定接点2aと可動接点3
aの開離方向へ可動鉄芯8を付勢するものであって、固
定鉄芯7の挿通孔7bの内径よりも若干大きい内径を有
したコイル状に形成され、固定鉄芯7の挿通孔7bに挿
通された可動軸4に挿通されて、その一端部が固定鉄芯
7の凹部7cに嵌まり込んで位置規制される。有底筒部
10は、非磁性材料により筒部10a及び底部10bを
有する有底円筒状に形成され、その底部10b側に可動
鉄芯8を収納するとともに、その可動鉄芯8の対向面8
cに対向される固定鉄芯7を開口部側に収納する。
【0007】磁性金属板11は、鉄等の磁性金属材料に
より矩形状に形成され、固定鉄芯7及び可動鉄芯8と共
に磁気回路を形成する。この磁性金属板11は、前述し
たように、固定鉄芯7の一端部7aを固着する前に挿通
する挿通孔11aが中央に設けられ、挿通孔11a付近
が有底筒部10に気密接合される。中間金属部材12
は、金属材料により両端部に開口穴12aを有して筒状
に形成され、一端部側の開口穴12aの内周縁が封止容
器1の内方面よりも内側に位置するようになっている。
中間金属部材12は、その一端部側に封止容器1の開口
端部に気密接合される第1の接合部12cが、また他端
部に磁性金属板11に気密接合される第2の接合部12
bが設けられている。また、この中間金属部材12は、
筒部途中に屈曲部12dが周回して設けられ、第1の接
合部12cから第2の接合部12bにかけて、開口穴1
2aの開口断面が一端部側よりも他端部側の方が大きく
形成されている。そして、この中間金属部材12は、前
述した封止容器1及び磁性金属板11に気密接合される
ことによって固定接点2a及び可動接点3a並びに固定
鉄芯7及び可動鉄芯8を収容するための気密空間30を
形成し、この気密空間30が水素を主体とするガスが例
えば2気圧程度でもって気密封止される。
【0008】次に、接圧ばね6の圧縮懸架状態について
説明する。まず、可動接点3aを挿通孔5cに向けた状
態で、可動接触子3をその可動接触子ホルダ5に嵌め込
む。次に、接圧ばね6を所定量圧縮した状態で、可動接
触子ホルダ5に嵌め込む。詳しくは、接圧ばね6は、そ
の一端部が可動接触子3を介して可動接触子ホルダ5の
中央片5aに懸架され、その他端部が可動接触子ホルダ
5の突設片5e, 5eに係止して延設片5d, 5dに懸
架される。つまり、可動接触子ホルダ5は、その中央片
5aが接圧ばね6の一端部を可動接触子3を介して懸架
する第1の懸架部となって、その延設片5d, 5dが接
圧ばね6の他端部を懸架する第2の懸架部となってい
る。そして、可動軸4をその一端4aから接圧ばね6及
び可動接触子3の挿通孔3bを挿通してから、可動接触
子ホルダ5の挿通孔5cに挿通し、挿通孔5c近くで可
動接触子ホルダ5に固着する。而して、接圧ばね6と可
動接触子3とが可動接触子ホルダ5の一部品のみで位置
規制され、さらに可動接触子3が可動軸4を支点として
回転しようした場合には、可動接触子ホルダ5に設けた
突出部5g,5gが封止容器1の内壁に当接して可動接
触子3の回転が防止されるものである。
【0009】図示していない磁気手段は、永久磁石とこ
れを挟む磁性部材からなり、磁性部材が固定接点2a及
び可動接点3aを挟むようにして封止容器1の外面に付
設される。従って磁気手段は、両接点2a, 3aが存在
する空間に可動接点3aの動作方向と直交する方向の磁
場を与える。次に、駆動部Bについてを説明する。この
駆動部Bは、固定鉄芯7及び可動鉄芯8並びに磁性金属
板11と共に電磁石装置を構成するものである。コイル
枠14にはコイル13が巻回される。ヨーク15は、ヨ
ーク本体15a及びブッシュ15bからなり、固定鉄芯
7及び可動鉄芯8並びに磁性金属板11と共に磁気回路
をなす。ヨーク本体15aは、強磁性体によりコイル1
3を外囲するよう中央片及び両対向片でU字状に形成さ
れ、その中央片に貫通穴15cが設けられている。ブッ
シュ15bは、同じく強磁性体により円筒状に形成さ
れ、ヨーク本体15aの貫通穴15cに挿着される。こ
れらのヨーク本体15a及びブッシュ15bが配設され
た状態では、前述した有底筒部10の筒部10aは、ヨ
ーク15のブッシュ15bと可動鉄芯8との間に位置し
ている。なお、ブッシュ15bはヨーク本体15aと可
動鉄芯8間の磁気効率を高める役割を果たすものであ
る。
【0010】最後にハウジングCについて説明する。ハ
ウジングCは、封止接点部Aと駆動部Bとを共に収容す
るものである。このハウジングCは、固定端子2を挿通
する挿通孔16が設けられ、その挿通孔16に挿通され
た固定端子2の鍔部2cが外方面から突出している。そ
して、この突出した固定端子2は、電線接続用の端子板
(図示せず)に接続される。
【0011】上述のように構成される従来の封止接点装
置は、以下のように動作する。コイル13の励磁前は可
動接点3aが固定接点2aと接点ギャップL1 を有して
対向している。コイル13を励磁すると、可動鉄心8が
固定鉄芯7に吸引されて可動することにより、その可動
鉄芯8にねじ止めされて後に接着剤により固定された可
動軸4が駆動されて、可動接点3aは、接点ギャップL
1 を徐々に小さくしてゆき、復帰ばね9のばね負荷が低
下して固定接点2aに当接する。その後、接圧ばね6の
ばね負荷が急に大きくなり、更に可動軸4が駆動される
と、可動接点3aは、オーバートラベル量だけ可動し
て、ばね負荷が更に大きくなる。この上記した接点ギャ
ップL1 及びオーバートラベル量の合計は、可動接点3
aのストロークとなっている。
【0012】また、コイル13の励磁が切られると、可
動接触子3は、主として接圧ばね6及び復帰ばね9の付
勢力でもって復帰して逆に変位し、可動接点3aが固定
接点2aから開離するとともに、可動鉄心8も所定の距
離だけ復帰して元の状態に戻る。そして、復帰時に接点
間に発生するアークは、図外磁気手段の磁場により可動
接触子3の両端方向へ十分に引き伸ばされて消弧され
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の封
止接点装置においては、接点投入の際に可動接触子3の
可動接点3a,3aが固定接点2a,2aに接触すると
可動接触子3が動かなくなり、可動軸4がさらに押し込
まれることで接圧ばね6により接圧を発生させている。
しかしながら、可動軸4の駆動方向(図12における矢
印イの方向)が可動軸4の軸方向に対して角度αをもつ
場合、可動接点3aが固定接点2aに接触した後さらに
可動軸4を押し込んでいくと、図13(a)(b)に示
すように可動軸4の可動接触子3の挿通孔3bと摺動す
る部位(同図におけるハ、ニ、ホの部分)が可動接触子
3にかじ込むかあるいは摺動時の摩擦力が増大して投入
動作の妨げとなり、ひいては接点投入性能が安定しない
ということが懸念される。また、可動軸4の軸方向に垂
直な方向(図12における矢印ロの方向)に対して可動
接触子3が角度βをもつ場合、可動接触子3の可動接点
3aが固定接点2aに接触したときに可動接触子3の挿
通孔3b内周面が可動軸4とかじ込む可能性があり、投
入動作の妨げとなる。ひいては接点投入性能が安定しな
いということが懸念される。
【0014】本発明は、上記事由に鑑みて為したもので
あって、その目的とするところは、接点投入性能が低下
することのない封止接点装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、絶縁部材で構成される封止容
器、接点を接離するための可動鉄芯と該可動鉄芯を位置
規制する固定鉄芯とを収納する有底筒部、前記固定鉄芯
が固着され前記有底筒部と気密接合される磁性金属板、
前記封止容器と前記磁性金属板とに気密接合され水素ま
たは水素を主体とするガスが封入された気密空間を形成
する中間金属部材、固定接点を設け略筒状部材にて前記
封止容器と気密接合される固定端子、前記固定接点に接
離する可動接点を設けた可動接触子、前記可動接点が固
定接点と当接する方向に可動接触子を付勢する接圧バ
ネ、前記接圧バネを収納し前記可動接触子の略中央部を
包囲する可動接触子ホルダ、一端部が前記可動接触子ホ
ルダに固着され前記可動接触子の中央部に設けた挿通孔
を通り他端部が前記可動鉄芯と連結される可動軸、前記
可動接点が固定接点と開離する方向に前記可動鉄芯を付
勢する復帰バネが収納されてなる封止部と、前記可動鉄
芯を駆動する駆動部とを有する封止接点装置において、
前記可動軸の前記可動接触子の挿通孔内に位置する部位
の周面に、少なくとも前記可動軸の軸方向に対する可動
軸の駆動方向の傾き角及び可動軸の軸方向に垂直な方向
に対する前記可動接触子の傾き角よりも小さくない傾き
角を有するテーパを形成したことを特徴とし、可動軸の
駆動方向が可動軸の軸方向に対して傾きを有する場合及
び可動接触子が可動軸の軸方向に垂直な方向に対して傾
きを有する場合であっても、可動軸が可動接触子にかじ
込んだり、あるいは可動軸が可動接触子から大きな摩擦
力を受けることがなく、安定した接点投入性能が得られ
る。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記可動軸のテーパが形成された部位の端部に前記
可動接触子と当接する鍔部を設けたことを特徴とし、鍔
部によって可動軸と可動接触子との位置関係が規制され
て可動接触子に設けた可動接点と固定接点との距離のば
らつきを低減することができる。請求項3の発明は、上
記目的を達成するために、絶縁部材で構成される封止容
器、接点を接離するための可動鉄芯と該可動鉄芯を位置
規制する固定鉄芯とを収納する有底筒部、前記固定鉄芯
が固着され前記有底筒部と気密接合される磁性金属板、
前記封止容器と前記磁性金属板とに気密接合され水素ま
たは水素を主体とするガスが封入された気密空間を形成
する中間金属部材、固定接点を設け略筒状部材にて前記
封止容器と気密接合される固定端子、前記固定接点に接
離する可動接点を設けた可動接触子、前記可動接点が固
定接点と当接する方向に可動接触子を付勢する接圧バ
ネ、前記接圧バネを収納し前記可動接触子の略中央部を
包囲する可動接触子ホルダ、一端部が前記可動接触子ホ
ルダに固着され前記可動接触子の中央部に設けた挿通孔
を通り他端部が前記可動鉄芯と連結される可動軸、前記
可動接点が固定接点と開離する方向に前記可動鉄芯を付
勢する復帰バネが収納されてなる封止部と、前記可動鉄
芯を駆動する駆動部とを有する封止接点装置において、
前記可動接触子の挿通孔と前記可動軸とのギャップを、
少なくとも該可動軸が可動接触子の駆動時にずれ得る量
よりも大きくするとともに、前記可動接触子ホルダに位
置決めされた前記接圧バネで前記可動接触子を位置決め
したことを特徴とし、可動軸と可動接触子の挿通孔内周
面とが接触せず、可動軸の駆動方向が可動軸の軸方向に
対して傾きを有する場合及び可動接触子が可動軸の軸方
向に垂直な方向に対して傾きを有する場合であっても、
可動軸が可動接触子にかじ込んだり、あるいは可動軸が
可動接触子から大きな摩擦力を受けることがなく、安定
した接点投入性能が得られる。しかも、可動軸と可動接
触子の挿通孔との間には充分なギャップがあるため、接
点開閉時に発生する接点材料の金属粉が挿通孔に入り込
んでも可動軸と可動接触子とにかじ込むことがなく、ひ
いては開閉性能を安定化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本発明の実
施形態1を示す側面断面図である。但し、本実施形態の
基本構成は従来例と共通であるので、共通する部分には
同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴と
なる部分についてのみ説明する。
【0018】すなわち、本実施形態は、図1〜図3に示
すように可動軸4の可動接触子3の挿通孔3b内に位置
する部位の周面に、少なくとも可動軸4の軸方向に対す
る可動軸4の駆動方向の傾き角及び可動軸4の軸方向に
垂直な方向に対する可動接触子3の傾き角よりも小さく
ない傾き角を有するテーパ4dを形成した点に特徴があ
る。
【0019】可動軸4と可動接触子ホルダ5とは、例え
ば可動接触子ホルダ5の中央片5aに設けた挿通孔5c
に挿通した可動軸4の一端部4aをかしめて固着されて
いる。そして、この一端部4aよりも他端部4b寄りで
可動接触子3の挿通孔3b内に位置する部位に、一端部
4a側から他端部4b側に向けて内側に傾斜するテーパ
4dが形成されている。
【0020】次に、本実施形態における接点投入時の動
作について説明する。コイル13を励磁することで可動
鉄芯8が固定鉄芯7に吸引されて移動し、可動鉄芯8に
固定された可動軸4が駆動される。そして、可動軸4の
移動に伴って可動接触子3も移動し、図4に示すように
可動接点3a,3aが固定接点2a,2aと接触する。
可動接点3a,3aと固定接点2a,2aが接触した後
は接圧ばね6により可動接触子3が固定端子2側に押さ
れ、接圧ばね6のばね力によって可動接点3a,3aと
固定接点2a,2aの間に接圧が生じる。
【0021】この時、図5(a)に示すように可動接触
子3が可動軸4の軸方向(同図中矢印イの方向)に垂直
な方向に傾きを有する場合、可動接点3a,3aが固定
接点2a,2aに接触する前(同図中点線で表示)より
も接触した後(同図中実線で表示)の方が、可動接触子
3の挿通孔3b内周面と可動軸4のテーパ4dとのギャ
ップが拡大する。また、図5(b)に示すように可動軸
4の駆動方向が可動軸4の軸方向に対して傾きを有する
場合、可動接点3a,3aが固定接点2a,2aに接触
した後(同図中点線で表示)にさらに可動軸4が固定端
子2の方へ押し込まれると、可動軸4のテーパ4dが可
動接触子3の挿通孔3b内周面から離れる方向に移動す
ることになる(同図中実線で表示)。
【0022】上述のように、可動軸4の可動接触子3の
挿通孔3b内に位置する部位の周面に、少なくとも可動
軸4の軸方向に対する可動軸4の駆動方向の傾き角及び
可動軸4の軸方向に垂直な方向に対する可動接触子3の
傾き角よりも小さくない傾き角を有するテーパ4dを形
成すれば、可動軸4の駆動方向が可動軸4の軸方向に対
して傾きを有する場合及び可動接触子3が可動軸4の軸
方向に垂直な方向に対して傾きを有する場合であって
も、可動軸4が可動接触子3にかじ込んだり、あるいは
可動軸4が可動接触子3から大きな摩擦力を受けること
がなく、安定した接点投入性能が得られるものである。
【0023】(実施形態2)図6及び図7は本発明の実
施形態2を示す要部側面断面図である。但し、本実施形
態の基本構成は実施形態1及び従来例と共通であるの
で、共通する部分については同一の符号を付して説明を
省略し、本実施形態の特徴となる部分についてのみ説明
する。
【0024】本実施形態は、可動軸4のテーパ4dが形
成された部位の端部に可動接触子3と当接する鍔部4e
を設けた点に特徴がある。この鍔部4eは可動接触子ホ
ルダ5の挿通孔5cの径よりも大きな外径を有し可動軸
4のテーパ4dの上端周面に略全周に渡って形成されて
いる。また、可動接触子3の固定端子2に対向する側の
面(上面)には、可動軸4の鍔部4eが嵌入される凹所
3cが形成されている。
【0025】而して、可動軸4のテーパが形成された部
位の端部に可動接触子3と当接する鍔部4eを設けたこ
とにより、可動接触子ホルダ5の中央片5aに鍔部4e
が当接して可動接触子ホルダ5と可動軸4との垂直度を
高めることができるとともに、可動接触子ホルダ5と可
動軸4とに位置規制される可動接触子3と可動軸4との
垂直度も高めることができる。このため、可動接触子3
の両端近傍に設けられた可動接点3a,3aと、これに
対向する固定接点2a,2aとの接点ギャップL1 ,L
2 のばらつきを低減することができる(図8参照)。
【0026】上述のように本実施形態によれば、可動軸
4のテーパが形成された部位の端部に可動接触子3と当
接する鍔部4eを設けたことにより、可動接点3a,3
aと固定接点2a,2aとの接点ギャップのばらつきを
低減することができ、電流遮断や電流投入を2組の可動
接点3a,3a及び固定接点2a,2aでほぼ同時に行
うことができるようになり、ひいては接点の開閉性能を
安定化することができるという利点がある。
【0027】(実施形態3)図9は本発明の実施形態3
を示す要部側面断面図である。但し、本実施形態の基本
構成は従来例と共通であるので、共通する部分について
は同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴
となる部分についてのみ説明する。本実施形態は、可動
接触子3の挿通孔3bと可動軸4とのギャップを、少な
くとも可動軸4が可動接触子3の駆動時にずれ得る量よ
りも大きくするとともに、可動接触子ホルダ5に位置決
めされた接圧バネ6で可動接触子3を位置決めした点に
特徴がある。具体的には、可動接触子3の接圧ばね6に
対向する側の面(下面)に、環状に凹設され接圧ばね6
の先端部が嵌入される接圧ばね受け3dが設けてあり、
接圧ばね6の先端部を接圧ばね受け3dに嵌入すること
によって、可動接触子3が接圧ばね6で位置決めされる
ものである。但し、接圧ばね受け3dは上記のような溝
状のもの限定されるものではなく、図10に示すように
挿通孔3bの下面側周縁から下方へ突設されるリブ状の
ものであってもよい。
【0028】上述のように本実施形態によれば、可動接
触子3の位置規制を挿通孔3bと可動軸4とを接触させ
ることで行うのではなく、接圧ばね6によって可動接触
子3の位置規制を行っているので、可動接触子3の挿通
孔3bの寸法を大きくして可動軸4が可動接触子3の挿
通孔3b内周面に接触しないようにすることができる。
その結果、可動軸4の駆動方向が可動軸4の軸方向に対
して傾きを有する場合及び可動接触子3が可動軸4の軸
方向に垂直な方向に対して傾きを有する場合であって
も、可動軸4が可動接触子3にかじ込んだり、あるいは
可動軸4が可動接触子3から大きな摩擦力を受けること
がなく、安定した接点投入性能が得られるものである。
しかも、可動軸4と挿通孔3b内周面との間に充分なギ
ャップが設けられるため、接点開閉時に発生する接点材
料の金属粉が挿通孔3bに入り込んでも可動軸4と可動
接触子3とにかじ込むことがなく、ひいては開閉性能を
安定化することができるという利点がある。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、絶縁部材で構成され
る封止容器、接点を接離するための可動鉄芯と該可動鉄
芯を位置規制する固定鉄芯とを収納する有底筒部、前記
固定鉄芯が固着され前記有底筒部と気密接合される磁性
金属板、前記封止容器と前記磁性金属板とに気密接合さ
れ水素または水素を主体とするガスが封入された気密空
間を形成する中間金属部材、固定接点を設け略筒状部材
にて前記封止容器と気密接合される固定端子、前記固定
接点に接離する可動接点を設けた可動接触子、前記可動
接点が固定接点と当接する方向に可動接触子を付勢する
接圧バネ、前記接圧バネを収納し前記可動接触子の略中
央部を包囲する可動接触子ホルダ、一端部が前記可動接
触子ホルダに固着され前記可動接触子の中央部に設けた
挿通孔を通り他端部が前記可動鉄芯と連結される可動
軸、前記可動接点が固定接点と開離する方向に前記可動
鉄芯を付勢する復帰バネが収納されてなる封止部と、前
記可動鉄芯を駆動する駆動部とを有する封止接点装置に
おいて、前記可動軸の前記可動接触子の挿通孔内に位置
する部位の周面に、少なくとも前記可動軸の軸方向に対
する可動軸の駆動方向の傾き角及び可動軸の軸方向に垂
直な方向に対する前記可動接触子の傾き角よりも小さく
ない傾き角を有するテーパを形成したので、可動軸の駆
動方向が可動軸の軸方向に対して傾きを有する場合及び
可動接触子が可動軸の軸方向に垂直な方向に対して傾き
を有する場合であっても、可動軸が可動接触子にかじ込
んだり、あるいは可動軸が可動接触子から大きな摩擦力
を受けることがなく、安定した接点投入性能が得られる
という効果がある。
【0030】請求項2の発明は、前記可動軸のテーパが
形成された部位の端部に前記可動接触子と当接する鍔部
を設けたので、鍔部によって可動軸と可動接触子との位
置関係が規制されて可動接触子に設けた可動接点と固定
接点との距離のばらつきを低減することができるという
効果がある。請求項3の発明は、絶縁部材で構成される
封止容器、接点を接離するための可動鉄芯と該可動鉄芯
を位置規制する固定鉄芯とを収納する有底筒部、前記固
定鉄芯が固着され前記有底筒部と気密接合される磁性金
属板、前記封止容器と前記磁性金属板とに気密接合され
水素または水素を主体とするガスが封入された気密空間
を形成する中間金属部材、固定接点を設け略筒状部材に
て前記封止容器と気密接合される固定端子、前記固定接
点に接離する可動接点を設けた可動接触子、前記可動接
点が固定接点と当接する方向に可動接触子を付勢する接
圧バネ、前記接圧バネを収納し前記可動接触子の略中央
部を包囲する可動接触子ホルダ、一端部が前記可動接触
子ホルダに固着され前記可動接触子の中央部に設けた挿
通孔を通り他端部が前記可動鉄芯と連結される可動軸、
前記可動接点が固定接点と開離する方向に前記可動鉄芯
を付勢する復帰バネが収納されてなる封止部と、前記可
動鉄芯を駆動する駆動部とを有する封止接点装置におい
て、前記可動接触子の挿通孔と前記可動軸とのギャップ
を、少なくとも該可動軸が可動接触子の駆動時にずれ得
る量よりも大きくするとともに、前記可動接触子ホルダ
に位置決めされた前記接圧バネで前記可動接触子を位置
決めしたので、可動軸と可動接触子の挿通孔内周面とが
接触せず、可動軸の駆動方向が可動軸の軸方向に対して
傾きを有する場合及び可動接触子が可動軸の軸方向に垂
直な方向に対して傾きを有する場合であっても、可動軸
が可動接触子にかじ込んだり、あるいは可動軸が可動接
触子から大きな摩擦力を受けることがなく、安定した接
点投入性能が得られるという効果がある。しかも、可動
軸と可動接触子の挿通孔との間には充分なギャップがあ
るため、接点開閉時に発生する接点材料の金属粉が挿通
孔に入り込んでも可動軸と可動接触子とにかじ込むこと
がなく、ひいては開閉性能を安定化することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す側面断面図である。
【図2】同上の要部断面図である。
【図3】同上の要部断面図である。
【図4】同上の要部断面図である。
【図5】(a)(b)は同上の動作を説明するための説
明図である。
【図6】実施形態2を示す要部断面図である。
【図7】同上の要部断面図である。
【図8】同上の要部断面図である。
【図9】実施形態3を示す要部断面図である。
【図10】同上の他の構成を示す要部断面図である。
【図11】従来例を示す側面断面図である。
【図12】同上の要部断面図である。
【図13】(a)(b)は同上の動作を説明するための
説明図である。
【符号の説明】 1 封止容器 2 固定端子 2a 固定接点 3 可動接触子 3a 可動接点 3b 挿通孔 4 可動軸 4d テーパ 5 可動接触子ホルダ 6 接圧ばね 7 固定鉄芯 8 可動鉄芯 9 復帰ばね 10 有底筒部 11 磁性金属板 12 中間金属部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】固定鉄芯7は、一端部7aが太い略円柱状
に形成されるとともに、可動軸4を挿通する挿通孔7b
が軸方向に設けられている。この固定鉄芯7は、後述す
る磁性金属板11の挿通孔11aに挿通して一端部7a
が固着され、他端部には挿通孔7bの内径よりも大きい
内径を有した凹部7cが設けられている。略円柱状に形
成された可動鉄芯8は、可動軸4が挿通される挿通孔8
aが軸方向に設けられている。この挿通孔8aには、可
動軸4のねじ溝4cと共に可動軸4と可動鉄芯8との連
結位置を可動軸4の軸方向に沿って可変とするためのね
じ溝8bが切られている。この可動鉄芯8は、その軸方
向の一端側に固定鉄芯7との対向面8cを有しており、
その他端部にねじ溝8bの内径よりも大きい内径を有し
た凹部8dが設けられている。また、この可動鉄芯8
は、その外方面が後述する有底筒部10の内周面に摺動
する摺動面8eとなっており、その摺動面8eには可動
方向の両端に亙る溝部(図示せず)が1箇所に設けられ
ている。なお、この溝部は、複数箇所に設けられてもよ
い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】すなわち、本実施形態は、図1〜図3に示
すように可動軸4の可動接触子3の挿通孔3b内に位置
する部位の周面に、少なくとも接点接触時の可動軸4の
軸方向に対する可動軸4の駆動方向の傾き角及び可動軸
4の軸方向に垂直な方向に対する可動接触子3の傾き角
よりも小さくない傾き角を有するテーパ4dを形成した
点に特徴がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この時、図5(a)に示すように可動接触
子3が可動軸4の軸方向に垂直な方向に傾きを有する場
合、可動接点3a,3aが固定接点2a,2aに接触す
る前(同図中点線で表示)よりも接触した後(同図中実
線で表示)の方が、可動接触子3の挿通孔3b内周面と
可動軸4のテーパ4dとのギャップが拡大する。また、
図5(b)に示すように可動軸4の駆動方向(同図中矢
印イの方向)が可動軸4の軸方向に対して傾きを有する
場合、可動接点3a,3aが固定接点2a,2aに接触
した後(同図中点線で表示)にさらに可動軸4が固定端
子2の方へ押し込まれると、可動軸4のテーパ4dが可
動接触子3の挿通孔3b内周面から離れる方向に移動す
ることになる(同図中実線で表示)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 督裕 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 星野 就俊 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁部材で構成される封止容器、接点を
    接離するための可動鉄芯と該可動鉄芯を位置規制する固
    定鉄芯とを収納する有底筒部、前記固定鉄芯が固着され
    前記有底筒部と気密接合される磁性金属板、前記封止容
    器と前記磁性金属板とに気密接合され水素または水素を
    主体とするガスが封入された気密空間を形成する中間金
    属部材、固定接点を設け略筒状部材にて前記封止容器と
    気密接合される固定端子、前記固定接点に接離する可動
    接点を設けた可動接触子、前記可動接点が固定接点と当
    接する方向に可動接触子を付勢する接圧バネ、前記接圧
    バネを収納し前記可動接触子の略中央部を包囲する可動
    接触子ホルダ、一端部が前記可動接触子ホルダに固着さ
    れ前記可動接触子の中央部に設けた挿通孔を通り他端部
    が前記可動鉄芯と連結される可動軸、前記可動接点が固
    定接点と開離する方向に前記可動鉄芯を付勢する復帰バ
    ネが収納されてなる封止部と、前記可動鉄芯を駆動する
    駆動部とを有する封止接点装置において、前記可動軸の
    前記可動接触子の挿通孔内に位置する部位の周面に、少
    なくとも前記可動軸の軸方向に対する可動軸の駆動方向
    の傾き角及び可動軸の軸方向に垂直な方向に対する前記
    可動接触子の傾き角よりも小さくない傾き角を有するテ
    ーパを形成したことを特徴とする封止接点装置。
  2. 【請求項2】 前記可動軸のテーパが形成された部位の
    端部に前記可動接触子と当接する鍔部を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の封止接点装置。
  3. 【請求項3】 絶縁部材で構成される封止容器、接点を
    接離するための可動鉄芯と該可動鉄芯を位置規制する固
    定鉄芯とを収納する有底筒部、前記固定鉄芯が固着され
    前記有底筒部と気密接合される磁性金属板、前記封止容
    器と前記磁性金属板とに気密接合され水素または水素を
    主体とするガスが封入された気密空間を形成する中間金
    属部材、固定接点を設け略筒状部材にて前記封止容器と
    気密接合される固定端子、前記固定接点に接離する可動
    接点を設けた可動接触子、前記可動接点が固定接点と当
    接する方向に可動接触子を付勢する接圧バネ、前記接圧
    バネを収納し前記可動接触子の略中央部を包囲する可動
    接触子ホルダ、一端部が前記可動接触子ホルダに固着さ
    れ前記可動接触子の中央部に設けた挿通孔を通り他端部
    が前記可動鉄芯と連結される可動軸、前記可動接点が固
    定接点と開離する方向に前記可動鉄芯を付勢する復帰バ
    ネが収納されてなる封止部と、前記可動鉄芯を駆動する
    駆動部とを有する封止接点装置において、前記可動接触
    子の挿通孔と前記可動軸とのギャップを、少なくとも該
    可動軸が可動接触子の駆動時にずれ得る量よりも大きく
    するとともに、前記可動接触子ホルダに位置決めされた
    前記接圧バネで前記可動接触子を位置決めしたことを特
    徴とする封止接点装置。
JP4157298A 1998-02-24 1998-02-24 封止接点装置 Withdrawn JPH11238443A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010084395A1 (ja) 2009-01-21 2010-07-29 パナソニック電工株式会社 封止接点装置
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