JPH11236528A - エフェクト顔料配向性の改良された硬化性コーティング組成物および使用方法 - Google Patents

エフェクト顔料配向性の改良された硬化性コーティング組成物および使用方法

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JPH11236528A
JPH11236528A JP10341721A JP34172198A JPH11236528A JP H11236528 A JPH11236528 A JP H11236528A JP 10341721 A JP10341721 A JP 10341721A JP 34172198 A JP34172198 A JP 34172198A JP H11236528 A JPH11236528 A JP H11236528A
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carbamate
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curable coating
compound
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JP10341721A
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Marvin L Green
マービン、エル.グリーン
John W Rehfuss
ジョン、ダブリュ.レーフス
Bertram Miller
バートラム、ミラー
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Original Assignee
BASF Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エフェクト顔料の配向性が改良されたコーテ
ィング組成物の提供。 【解決手段】 下記の成分を含んでなるコーティング組
成物。少なくともその一つのヒドロキシル基がエポキシ
基と有機酸基との間の開環反応の結果生じた複数のヒド
ロキシル基を含む化合物(1)と、シアン酸、またはカ
ルバメート基を含む化合物(2)との反応生成物である
カルバメート官能性化合物(A’)の疎水性に等しいか
それより大きな疎水性を示すカルバメート官能性成分
(A)、成分(A)上のカルバメート基と反応し得る複
数の基を含む成分(B)、および少なくとも一種のエフ
ェクト顔料(C)。好ましくは、このコーティング組成
物は特定レオロジー調節剤をさらに含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硬化性コーティング
組成物に関し、特に疎水性カルバメート官能性化合物を
利用し、かつ一種またはそれを超える種類のエフェクト
顔料(effect pigment)の配向性が改良された硬化性組成
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】効果性コーティング組成物、例えば熱硬
化性コーティング、はコーティング分野で広く使用され
る。これらは自動車および工業用コーティング産業でト
ップコートとして使用されることが多い。カラー・プラ
ス・クリア複合塗料は特にすぐれた光沢、色の深さ、像
の鮮明さ、または特有の金属模様が所望される場合のト
ップコートとして特に有用である。自動車産業ではこれ
らのコーティングを自動車車体パネル用に広く使用して
いる。しかし、カラー・プラス・クリア複合コーティン
グが所望の目視効果を達成するには、そのクリアコート
の透明性が極端に高いことが要求される。高光沢コーテ
ィングは、像の高い鮮明性(DOI)等の所望の目視効
果を達成するために、コーティング表面での目視収差が
低いことも要求される。
【0003】かかるコーティングは環境腐食として知ら
れる現象に特に影響され易い。環境腐食それ自体は仕上
塗面または仕上塗内部の斑点もしくは傷として現れる
が、容易に擦り消せないことが多い。
【0004】諸性質、例えば耐久性、硬さ、柔軟性、な
らびに引っ掻き、損傷、溶剤および酸に対する抵抗性、
の優れた組み合わせを示すコーティングを提供するに
は、異なった種類のカルバメート官能性物質ささらなる
追加がしばしば望まれる。
【0005】カルバメート官能性を有する硬化性成分を
用いた硬化性成分は、腐食抵抗性コーティングをもたら
すものとして、例えば米国特許第5,356,669 号およびW
O第94/10211号各明細書に記載されている。コーティン
グ用の非ポリマー状カルバメート官能性化合物は米国特
許第5,336,566 号およびEP第636,660 号各明細書に記
載されている。
【0006】コーティング業界で、しばしば大いに所望
される平滑仕上面を得るためには、コーティング組成物
の性質が流体になり易く、かつ良好な流れを示すことが
好ましい。コーティング組成物が基質に塗布された後、
コーティング表面が平滑な外観を呈するようにコーティ
ング組成物が硬質被膜へと硬化するに先立つある時点
で、コーティング組成物が十分に流体である場合に、良
好な流れが観察される。ある種のコーティング組成物は
塗装直後に良好な流れを示し、他の種のコーティング組
成物は加熱時に良好な流れを示す。コーティング組成物
に流動特性と良好な流れを付与するための一つの方法
は、組成物中に揮発性溶剤を取り入れることである。こ
れらの溶剤は塗装工程間に所望の流動性および流れを付
与でき、その後は蒸発してコーティング成分のみを残留
させる。しかし、かかる溶剤を使用するとコーティング
組成物の揮発性有機物含量(VOC)も同時に増加す
る。VOCは環境に対して有害な影響を及ぼすので、各
国政府は使用し得る溶剤量を規則により制限している。
このように、大量の溶剤を必要とせずにコーティング組
成物に対して良好な流動性と流れとを付与できるコーテ
ィング組成物成分の利用が好ましい。
【0007】その他にも有益な性質があるために、大量
の溶剤を必要としないコーティング組成物に用いるカル
バメート官能性化合物の提供が望まれる。
【0008】多くの場合、かかるコーティング組成物は
一種またはそれより多い種類の顔料を含むことが好まし
い。顔料は多様な外観および/または性能特性をもたら
すために使用される。例えば多くの場合、輝いた真珠光
沢、冷光、および/または金属様外観もしくは深みの増
した色合いをコーティング組成物が提供すると好都合で
ある。かかる特性および/または外観は多くの場合、以
下に定義する一種またはそれより多い種類のエフェクト
顔料の使用により達成することができる。
【0009】一種またはそれより多い種類のエフェクト
顔料の使用により達成することができる外観の特質は、
個々のエフェクト顔料粒子の配向に依存することが多
い。例えば、アルミニウム等のメタリック顔料の最適外
観は、個々のアルミニウムフレークがコーティング表面
に対して並行、すなわち平らに横たわって位置する場合
で得られることが一般的に信じられている。
【0010】硬化したコーティング組成物中のエフェク
ト顔料の改良された、すなわち望ましい配向は、目視幾
何学的配列および/または照明幾何学的配列の関数とし
ての明度の変化度合いとして明示できる。一種またはそ
れより多い種類のエフェクト顔料を含むコーティング、
特にメタリックコーティングの使用者は、できる限り大
きい変化度合いを要求するのが普通である。自動車市場
での使用を意図するメタリックコーティングの場合は特
にそうである。かかるコーティングはいわゆる良好な”
トラベル”性を有するといわれ、すなわち第一視角で目
視した硬化被覆済みパネルの視感覚明度が、第一視角か
ら若干の距離を隔てた第二視角で目視した同一パネルの
視感覚明度から著しくかけ離れている。これはASTM E-2
84-96準拠のフロップ(flop )として特徴付けもでき
る。いずれの場合でも上記二種の目視角間で、著しい外
観の差異があることが望ましい。
【0011】良好なトラベル性は、エフェクト顔料粒子
がコーティング表面または基質面に対して均一に並行に
配向している場合に観察されると一般的に信じられてい
る。
【0012】エフェクト顔料の配向性の調節は業界専門
家に対するかねてからの挑戦であった。このことは、ベ
ースコート/クリアコートおよび/またはウエット・オ
ン・ウェット塗布を利用するトップコート技術の場合に
特に当てはまる。特にウエット・オン・ウェット塗布を
採用する場合、ベースコート中のエフェクト顔料粒子の
配向は、クリアコート塗布による配向の乱れを受け易
い。硬化性コーティング組成物製造時の顔料の不安定化
も、そのエフェクト顔料がメタリック顔料である場合に
は隠蔽力の低下および金属効果の減少等、外観および性
能上マイナスの結果になり得る。配向の乱れおよび/ま
たは不安定化は、エフェクト顔料の凝集およびケーキン
グとして現れることが多い。エフェクト顔料配向、特に
アルミニウム等のメタリック顔料の配向、は、溶媒系(s
olvent borne)コーティング、特に高固形分の溶剤系コ
ーティング、では調節が著しく困難である。
【0013】したがって、エフェクト顔料、特にメタリ
ック顔料、の配向および/または外観の調節が改善でき
ると同時に、上記のような有利性を示す硬化性コーティ
ング組成物の提供が望まれる。かかる組成物はトップコ
ート単独またはクリアコートとの併用において特に有用
である。
【0014】発明の要約 本発明によれば、エフェクト顔料配向性の改良された硬
化性コーティング組成物が提供され、このコーティング
組成物は下記の(A)〜(C)の成分を含んでなり、
(A)下記(1)および(2)の反応生成物であるカル
バメート官能性化合物(A’)の疎水性に等しいかそれ
より大きな疎水性を示すカルバメート官能性成分、
(1)少なくともその一つのヒドロキシル基がエポキシ
基と有機酸基との間の開環反応の結果生じた、複数のヒ
ドロキシル基を含んでなる化合物、および(2)シアン
酸、またはカルバメート基を含む化合物、(B)成分
(A)上のカルバメート基と反応し得る複数の基を有す
る化合物、および少なくとも一種のエフェクト顔料
(C)。この硬化性コーティング組成物は硬化したと
き、実質的に改良されたエフェクト顔料配向性を示す。
本発明の組成物は、マイクロゲル、特にマイクロゲルの
非水性分散物、等の、一種またはそれより多い種類のレ
オロジー調節剤を含むのが好ましい。
【0015】本発明は、エフェクト顔料配向性および外
観の改良された被覆済み表面の取得方法を提供するもの
であり、この方法は下記の工程を含んでなる。少なくと
も一種のエフェクト顔料(C)を用意すること、(1)
少なくともその一つのヒドロキシル基が化合物(a)の
エポキシ基と化合物(b)の有機酸基との間の開環反応
の結果生じた、複数のヒドロキシル基を含んでなる化合
物と、(2)シアン酸、またはカルバメート基を含んで
なる化合物との反応生成物である、カルバメート官能性
化合物(A’)の疎水性と等しいかそれを超える疎水性
を有するカルバメート官能性成分(A)を用意するこ
と、成分(A)のカルバメート官能性基と反応し得る複
数のヒドロキシル基を有する成分(B)を用意するこ
と、成分(A)、(B)および(C)を混合することに
より硬化性コーティング組成物(I)を用意すること、
上記硬化性コーティング組成物(I)を用いて一定表面
を塗装すること、および、硬化性コーティング組成物
(I)が硬化するのに十分な時間帯にわたり塗装面を熱
に曝して、エフェクト顔料配向性の改良された硬化した
塗装済み表面を用意すること。
【0016】本発明の方法および硬化性コーティング組
成物組成物は、少なくとも一種のエフェクト顔料の配向
性に関して評価し得る予想外の改良結果をもたらす。特
に、実質的に改良されたそのエフェクト顔料配向性は、
目視および/または照明幾何学的配列の関数としての明
度の変化として測定される。その結果、従来技術に比べ
て本発明記載の硬化したコーティングは、目視および/
または照明幾何学的配列の関数としての、これら明度の
予想外大きな変化を例証する。少なくとも一種のエフェ
クト顔料(C)を含む本発明硬化性塗膜は、D65光源お
よび10度標準観測装置(ASTM#-308-96 準拠)を使用
して25゜オフ鏡面(L@25゜)における明度および
70゜オフ鏡面における明度の測定が可能なマルチ幾何
学的分光光度計で測定したMF−D値が、一般的には6
0に等しいかまたはそれより大きく、好ましくは70を
超すであろう(ここでMF−D=[((L@25゜)−
(L@70゜))/(L@70゜)]×50)。
【0017】また本発明の組成物は、有機溶剤の必要性
を低減させ、かつ良好な流れと外観特性を維持しながら
同時に高粘度でスプレーし得る能力をコーティング組成
物に付与することができる。
【0018】本発明は、諸性質、例えば耐久性、硬さ、
ならびに引っ掻き、損傷、溶剤および酸に対する抵抗
性、の良好な組み合わせを有するコーティング組成物を
提供する。また本発明記載のコーティング組成物は、低
いVOCレベルを提供できると同時に、一方では優れた
垂れ抵抗、レベリング、低いオレンジピール、優れた光
沢、DOI、良好な表面湿潤性、顔料分散性およびロー
ディングならびに均一硬化性等、比較的多量の溶剤を含
有するコーティング組成物でしばしば経験する他の有益
な物性も維持できる。
【0019】好ましい実施態様の説明 本発明によれば、エフェクト顔料配向性の改良された硬
化性コーティング組成物は、少なくともその一つのヒド
ロキシル基がエポキシ基と有機酸基との間の開環反応の
結果生じた複数のヒドロキシル基を含む化合物(1)
と、シアン酸、またはカルバメート基を含む化合物
(2)との反応生成物であるカルバメート官能性化合物
(A’)の疎水性かそれを超える疎水性を有するカルバ
メート官能性成分(A)、成分(A)のカルバメート官
能性基と反応し得る複数のヒドロキシル基を有する成分
(B)、および少なくとも一種のエフェクト顔料
(C);含んでなり、この硬化性コーティング組成物は
硬化させると実質的に改良されたエフェクト顔料配向性
を示す。
【0020】理論に拘泥されることは望まないが、際立
った疎水性を有するカルバメート官能性成分(A)とエ
フェクト顔料とは互いに積極的な相互反応性を示し、こ
れがエフェクト顔料配向性に関する予想外の改良に貢献
するものと信じられる。カルバメート官能性成分(A)
の疎水性は本発明硬化性コーティング組成物の製造時お
よび施工時の両時点でエフェクト顔料粒子の不安定化を
防止するように機能する。最終的には硬化に際しての成
分(A)と(B)との間の速い反応が、配列の乱れや不
安定化が生起するのに先立って所望の配向へとエフェク
ト顔料粒子(C)を「フリーズ(凍結)」させる作用を
する。
【0021】本発明成分(A)は際立った疎水性を有す
るカルバメート官能性化合物である。理想的には成分
(A’)の疎水性はエフェクト顔料(C)の疎水性に該
当し、一層具体的には一種またはそれより多い種類のエ
フェクト顔料(C)の表面処理剤、滑剤および/または
ペーストキヤリヤーの疎水性に該当するであろう。
【0022】好ましい疎水性とは、少なくともその一つ
のヒドロキシル基がエポキシ基と有機酸基との間の開環
反応の結果生じた複数のヒドロキシル基を含む化合物
(1)と、シアン酸、またはカルバメート基を含む化合
物(2)との反応生成物であるカルバメート官能性化合
物(A’)の疎水性に該当するかそれを超える疎水性で
あることが判った。界面活性剤化合物等の疎水性は通常
HLBまたは疎水性/親水性バランスとして測定される
ことは理解され得るであろう。したがって成分(A)に
対する好適なHLBは化合物(A’)のHLBとなるは
ずである。
【0023】本発明記載のカルバメート官能性化合物
(A’)は化合物(A’)(1)と成分(A’)(2)
との反応生成物である。最も好ましい場合、成分(A)
は化合物(A’)になる。
【0024】化合物(A’)(1)は、少なくともその
一つのヒドロキシル基がエポキシ基と有機酸基との間の
開環反応の結果生じた複数のヒドロキシ基を有する。化
合物(A’)(1)は、モノエポキシドとヒドロキシ酸
との反応、モノエポキシドとポリ酸との反応、ポリエポ
キシドとモノ酸との反応、ポリエポキシドとヒドロキシ
酸との反応、またはポリエポキシドとポリ酸との反応、
およびその他の多様な方法で調製できる。化合物
(A’)(1)(a)は一般的にはエポキシ基を含んで
なる化合物であり、一方化合物(A’)(1)(b)は
一般的には有機酸基を含んでなる化合物であろう。
【0025】したがって、化合物(A’)(1)は少な
くとも一種のエポキシ基を含んでなる化合物(a)と、
少なくとも一種の有機酸基および少なくとも一種のヒド
ロキシル基を含んでなる化合物(b)との反応生成物で
あってもよい。これとは別に化合物(A’)(1)は少
なくとも一種のエポキシ基を含んでなる化合物(a)
と、複数の有機酸基を含んでなる化合物(b)との反応
生成物であってもよい。
【0026】エポキシド化合物(a)と(b)との間の
反応はエポキシ基と有機酸基との間の開環反応であると
信じられる。フェノール化合物等の他の有機酸も使用で
きるが、この反応はカルボン酸基を利用することが多
い。酸/エポキシ反応は化学業界では周知であり、反応
は周囲条件下に自動的に進行し、加熱すると有利に促進
される。
【0027】化合物(A’)(1)(a)はモノエポキ
シドでもポリエポキシドでもよい。事実上、本発明では
いずれのエポキシドも使用できる。エポキシドは周知で
あり、次の一般式により特徴づけることができよう。
【化3】 [式中、R1 、R2 、R3 およびR 4はそれぞれ独立に
H(少なくとも一つのR1 −R4 はH以外であることを
条件のもとで)、不飽和および/もしくはヘテロ原子を
含む高分子性もしくは非高分子性の有機基を示し、また
はR1 もしくはR2 はR3 もしくはR4 の一つと共に不
飽和および/またはヘテロ原子を含み得る環状構造を形
成し得る]
【0028】有用なエポキシドは、アルコール、例えば
ブタノール、トリメチロールプロパン、と、エピハロヒ
ドリン、例えばエピクロロヒドリン、との反応により、
またはアリル基とペルオキシドとの反応により調製でき
る。このエポキシドは単官能性または多官能性のいずれ
かであり、これは出発物質の選択で調節できる。例え
ば、モノエポキシドはモノアルコールもしくはモノ酸を
エピハロヒドリンと反応させるか、またはモノ不飽和化
合物をペルオキシドと反応させて調製でき、かつポリエ
ポキシドはポリオール(ジオール、トリオール、および
高級官能ポリオールを包含する)をエピハロヒドリンと
反応させるか、またはポリ不飽和化合物をペルオキシド
と反応させて、調製できる。メタクリル酸グリシジル、
またはビスフェノールAのジグリシジルエーテル(DG
EBPA)等のエポキシ末端ポリグリシジルエーテルを
含むアクリルポリマーもしくはオリゴマー等のオリゴマ
ー状もしくはポリマー状ポリエポキシドも使用できる。
エポキシ化ポリウレタン樹脂またはポリエステル樹脂は
周知方法によりOH基含有ポリウレタンもしくはポリエ
ステルをエピハロヒドリンと反応させて調製できる。エ
ポキシドは、ポリイソシアネートモノマー(イソシアヌ
ル酸エステル例えばイソホロンジイソシアネートのイソ
シアヌル酸エステルを包含する)または同ポリマーもし
くは同オリゴマー等のイソシアネート末端成分をグリシ
ドールと反応させても調製できる。他の周知のポリエポ
キシド例えばエポキシ−ノボラックも使用できる。
【0029】好ましい実施態様での上記エポキシドは、
モノエポキシド好ましくはグリシジルエステルとして周
知のエポキシエステルである。グリシジルエステルは、
モノ官能カルボン酸(例えばオクタノン酸、安息香酸、
ベンジル酸、シクロヘキサンカルボン酸)を周知条件下
にエピハロヒドリン(例えばエピクロロヒドリン)と反
応させて調製できる。グリシジルエステルは例えば She
ll Oil CompanyからCarduraR E、Exxon からGlydexxR N
-10、またはCiba-GeigyからAralditeR PT910として市販
されている。グリシジルエステルは次式により表され
る。
【化4】 [式中、Rは炭素数1〜40、好ましくは炭素数1〜2
0、最も好ましくは炭素数1〜12、の炭化水素基を示
す] この炭化水素基は周知のように置換されていてもよい。
ポリグリシジルエステルも使用でき、このものは多官能
性カルボン酸(例えばフタル酸、チオグリコール酸、ア
ジピン酸)をエピハロヒドリンと反応させて調製でき
る。Rが他のグリシジルエステル基により置換されたポ
リグリシジルエステルも上記式により表される。
【0030】モノエポキシドの他の有用な種類はグリシ
ジルエーテルである。グリシジルエーテルはモノ官能性
アルコール(例えばn−ブタノール、プロパノール、2
−エチルヘキサノール、デカノール、フェノール、クレ
ゾール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール)を
エピハロヒドリン(例えばエピクロロヒドリン)と反応
させて調製できる。有用なグリシジルエーテルの例に
は、2−エタノールヘキサノールのグリシジルエーテ
ル、ドデカノールのグリシジルエーテル、フェノールの
グリシジルエーテルその他が包含される。これらの化合
物は、CVC SpecialtiesからErisysR 商品群として市販
されている。ポリグリシジルエーテルも使用でき、多官
能性アルコール(例えばビスフェノールA、1,6−ヘ
キサンジオール)をエピハロヒドリンと反応させて調製
できる。
【0031】エポキシドは、一つかそれを超える二重結
合を含む化合物を周知条件下にペルオキシドまたはペル
酢酸と反応させても調製できる。事実上、いずれの二重
結合含有化合物でも使用できる。二重結合含有化合物の
有用な一つの種類は次式のような脂環式モノ不飽和化合
物である。
【化5】 これらは Union Carbide社からCyracureR製品として市
販されているであろう。本発明の実施に使用できる他の
二重結合含有化合物の例中には、エチレン、プロピレ
ン、スチレン、スチレンオキシド、シクロヘキセン、ポ
リブタジエン、およびその他が包含される。
【0032】エポキシドはアクリル含有ポリマーもしく
はオリゴマーであってもよく、好ましくはそのエポキシ
基がメタクリル酸グリシジルモノマー、アクリル酸グリ
シジル、モノエポキシメタクリル酸シクロヘキシル、シ
クロペンタジエンメタクリル酸エステルダイマーのエポ
キシド、またはエポキシ化ブタジエンから誘導されたも
のが好ましく、一層好ましくはメタクリル酸グリシジル
である。
【0033】上記エポキシドは、有機酸を含む化合物
(b)と反応して化合物(A’)(1)(a)のエポキ
シド上のオキシラン環を開環させる。カルバメート化合
物(A’)(2)とのエステル交換反応に提供できる複
数のヒドロキシル基を有する化合物を生成させるために
は、好ましくはモノエポキシドをヒドロキシ酸もしくは
ポリ酸と反応させるべきである。別法として、ヒドロキ
シルおよびエポキシ基を有する化合物(例えばグリシド
ール)をモノ酸(またはポリ酸)と反応させて、カルバ
メート化合物(A’)(2)とのエステル交換反応に提
供できる複数のヒドロキシル基を有する化合物を生成さ
せてもよい。
【0034】有用なヒドロキシ酸の例には、ジメチロー
ルプロピオン酸、ヒドロキシピバリン酸、リンゴ酸、酒
石酸、およびクエン酸が包含される。ヒドロキシ酸を使
用する場合、触媒なしに反応を実施すると、ヒドロキシ
ル基とエポキシ基との間の好ましからぬ反応を最小限に
抑制できるので好ましい。
【0035】有用なポリ酸の例には、トリカルバリル
酸、アジピン酸、アゼライン酸、トリメリット酸無水
物、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、ビスフェノールF、
およびビスフェノールAが包含される。
【0036】ポリエポキシドもヒドロキシ酸もしくはポ
リ酸と反応させることができるが、ポリ酸/ポリエポキ
シド反応の場合、好ましからぬ鎖延長または分岐反応に
より高分子量化合物が生じてVOCの増加またはゲル化
を招来しないように、出発物質および反応条件を調節し
なければならない。ポリエポキシドも、安息香酸、ピバ
リン酸、オクタノン酸、VersaticR 酸、酪酸、ドデカノ
ン酸、またはベンゾフェノール等のモノ官能性酸と反応
させることができる。
【0037】化合物(A’)(1)を化合物(A’)
(2)と反応させるとカルバメート官能性化合物
(A’)が生成する。一実施態様での(A’)(2)は
シアン酸であり、これは米国特許第4,389,386 号または
同第4,364,913 号各明細書記載の周知尿素熱分解、また
は他の方法により形成させることができる。他の実施態
様での(A’)(2)はカルバメート基を含んでなる化
合物である。この実施態様では、(A’)(1)と
(A’)(2)との間の反応は(A’)(1)上のOH
基と化合物(A’)(2)上のカルバメートエステルと
の間のエステル交換反応であると信じられる。このカル
バメート化合物(A’)(2)は、成分(A’)(1)
上のヒドロキシ基とエステル交換反応を生起し得るカル
バメート基を有する化合物であれば、いずれの化合物で
もよい。これらの中には、例えばカルバミドメチル、カ
ルバミドブチル、カルバミドプロピル、カルバミド2−
エチルヘキシル、カルバミドシクロヘキシル、カルバミ
ドフェニル、カルバミドヒドロキシプロピル、カルバミ
ドヒドロキシエチル、その他が包含される。有用なカル
バメート化合物は次式により特徴付けることができる。 R’−O−(C=O)−NHR” [式中、R’は置換もしくは非置換アルキル(好ましく
は炭素数1〜8)、R”はH、または置換もしくは非置
換アルキル(好ましくは炭素数1〜8)、置換もしくは
非置換シクロアルキル(好ましくは炭素数6〜10)、
または置換もしくは非置換アリール(好ましくは炭素数
6〜10)を示し、R”はHであることが好ましい]
【0038】化合物(A’)(1)と化合物(A’)
(2)との間のエステル交換は、典型的エステル交換反
応条件下、例えば室温から150℃の温度で、エステル
交換触媒(例えばオクタン酸カルシウム、金属水酸化物
(例えばKOH)、第I族もしくは第II族金属(例え
ばNa、Li)、金属炭酸塩(例えばK2 CO3 )(こ
のものはクラウンエーテルとの併用で増進できる)、金
属酸化物(例えばジブチル錫酸化物)、金属アルコキシ
ド[例えばNaOHCH3 、Al(OC373 ]、
金属エステル(例えばオクタン酸第一錫、オクタン酸カ
ルシウム、またはプロトン酸(例えば硫酸)、MgCO
3 、またはPh4 SbI)の存在下に実施できる。この
反応は R. Anand による Synthetic Communications, 2
4 (19), 2743-47 (1994)に記載されているように、Ambe
rlyst-15R(Rohm & Haas ) 等のポリマー支持触媒を用
いて室温でも実施でき、この文献開示を引例としてここ
に加入する。
【0039】カルボン酸によるエポキシド化合物のオキ
シラン環の開環ではヒドロキシエステル構造が生ずる。
この構造上のヒドロキシル基をカルバメート化合物
(A’)(2)により引き続いてエステル交換すると、
下記の構造のいずれか、またはこれらの組み合わせによ
り表されるカルバメート官能性成分が生成する。
【化6】 [式中、nは少なくとも1の正の整数、R1 はH、アル
キル、またはシクロアルキル、およびR2 はアルキル、
アリール、またはシクロアルキルを示し、さらにXはこ
のエポキシド化合物の残基である有機基を示す] これらのアルキル、アリール、またはシクロアルキル基
は置換されていてもよいことは理解されよう。例えばモ
ノエポキシドがポリ酸と反応すると、上記構造中のR2
はポリ酸の残基を示すことになり、したがってR2 は、
モノエポキシドとの反応に次ぐカルバメート化合物
(A’)(2)とのエステル交換によりポリ酸上の他の
酸基から生ずる他のカルバメート基で置換されることに
なる。
【0040】本発明の組成物は、成分(A)上のカルバ
メート基と反応し得る複数の官能性基を有する化合物で
ある成分(B)とカルバメート官能性化合物(A)との
反応により硬化する。かかる反応性基の例には、アミノ
プラスト架橋剤上の、またはフェノール/ホルムアルデ
ヒド付加物、シロキサン、またはシラン基、および酸無
水物基等の他の化合物上の活性メチロールもしくはメチ
ルアルコキシ基が包含される。化合物(B)の例には、
メラミンホルムアルデヒド樹脂(モノマーもしくは高分
子メラミン樹脂および部分もしは完全アルキル化メラミ
ン樹脂)、尿素樹脂(例えば、尿素ホルムアルデヒド樹
脂等のメチロール尿素、ブチル化尿素ホルムアルデヒド
樹脂等のアルコキシ尿素)、N−メチロールアクリルア
ミドエマルジョン、イソブトキシメチルアクリルエンマ
ルジョン、ポリ酸無水物(例えばポリコハク酸無水
物)、およびシロキサンもしくはシラン(例えばジメチ
ルジメトキシシラン)が包含される。メラミンホルムア
ルデヒド樹脂または尿素ホルムアルデヒド樹脂等のアミ
ノプラスト樹脂が特に好ましい。同じく有用なアミノプ
ラスト樹脂は、米国特許第5,300,328 号明細書記載のよ
うな150℃未満の架橋温度を用いる方法に使用するた
めの、アミノ窒素の一つかそれを超す数の窒素がカルバ
メート基で置換されたアミノプラスト樹脂である。
【0041】また本発明の組成物は少なくとも一種のエ
フェクト顔料(C)を含有する。「エフェクト顔料(eff
ect pigment)」なる用語は、硬化済みコーティング組成
物に外観もしくは模様を付与する目的で、硬化性コーテ
ィング組成物中に用いる無機および/または有機顔料を
指す。かかる顔料はゴニオ見掛け(gonioapparent)顔
料、すなわちASTM準拠の照明角または目視角の変化
に伴って外観が変わる顔料である。かかる顔料使用によ
り達成される例証となる効果および/または外観は、ア
ルミニウム、銀、銅、青銅、および金を包含する金属模
様、虹色、真珠光沢、イルミネセンス、きらめき、眩し
さ、槌目調仕上、および/または色の深さの向上として
記載することもできる。際立ったエフェクト顔料の例証
は、アルミニウム顔料および青銅顔料、マイカ等の水和
アルミノケイ酸塩、変光顔料、ホログラフイー顔料、お
よび光の干渉および/または吸収特性を提供するための
表面被膜を有する上記顔料の変形型等のメタリック顔料
である。好適なエフェクト顔料は反射および吸収の両特
性を有し得ることは当業者には理解されるはずである。
【0042】一般的にはエフェクト顔料はフレーク状が
好ましい。粒子径は100〜2μが適当である。50〜
5μの粒子径が一層好ましい。
【0043】エフェクト顔料(C)はメタリック顔料で
ある。好ましいメタリック顔料はアルミニウム顔料であ
る。アルミニウム顔料はペースト状および粉末状、なら
びにりん片状もしくは非りん片状で提供される。疎水性
溶剤または脂肪族炭化水素等の媒体を含むアルミニウム
顔料ペーストが最も好ましい。アルミニウム顔料は、一
般的におよび最も好ましくは表面処理剤および/または
滑剤を含む。無機および有機表面処理剤/滑剤の両方が
適当である。これらの例には、クロメート化アルミニウ
ム、リン酸塩不動態処理剤、脂肪アミンおよび脂肪酸が
包含される。ステアリン酸等の不飽和脂肪酸が最も好ま
しい。市販の好適なアルミニウム顔料はSilberline(米
国ペンシルバニア州タマクァ)社からのL-1526AR、SS-P
354、SS-5742、およびSS-524-ARである。他の好ましい
アルミニウム顔料は Eckart Aluminum(ドイツ国) 社
のSTAPA UP 46432/GおよびUP 47740/Gである。
【0044】少なくとも一種のエフェクト顔料を単独ま
たは他のエフェクト顔料との併用で使用できる。少なく
とも一種のエフェクト顔料(C)またはそれらの組み合
わせは、他の顔料との併用でも使用できる。他の顔料と
は、有機もしくは無機化合物または着色物質、増量剤、
充填剤、および業界で通常顔料と呼称する他の物質のい
ずれかである。一種またはそれより多い種類のエフェク
ト顔料(C)との併用における他の顔料としては、着色
物質が最も好ましい。かかる顔料の例には、白色顔料、
黄色、オレンジ、および赤色無機顔料、黒色顔料、およ
びフタロシアニン顔料、チオインジゴ誘導体、アンスラ
キノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、イ
ソインドリノン顔料等の有機顔料(これらの全ては置換
型、非置換型、またはダイマ−型であってもよい)、な
らびに業界周知の他の全ての着色顔料が包含される。
【0045】通常、本発明硬化性コーティング組成物は
少なくとも一種のエフェクト顔料を、成分(A)および
(B)ならびに他のいずれかのバインダー成分等の全不
揮発分重量基準で2%〜200%、すなわちP:B比が
0.02〜2.0、で含有する。好ましくは、少なくと
も一種のエフェクト顔料(C)の量はバインダー成分の
全不揮発分重量の10〜50%、好ましくは15〜35
%、でなければならない。少なくとも一種のエフェクト
顔料(C)が他のエフェクト顔料(C)と併用された場
合でも、上記範囲は同様に適用される。上記のような他
の顔料との併用において一種またはそれより多い種類の
エフェクト顔料(C)が使用される場合、本発明硬化性
コーティング組成物は一般的には他の顔料2〜350重
量%、および一種またはそれより多い種類のエフェクト
顔料(C)2〜50重量%を含んでなり、好ましくは他
の顔料2〜100重量%、および一種またはそれより多
い種類のエフェクト顔料(C)2〜35重量%を含んで
なる[全ての%は成分(A)および(B)ならび他のバ
インダー成分からなる全不揮発分に対する重量基準]。
【0046】本発明硬化性コーティング組成物は、レオ
ロジー調節剤(D)をさらに含有するのが好ましい。
「レオロジー調節剤」なる用語は、コーティング組成物
のレオロジーに影響することが知られている有機または
無機薬剤を指す。通常、かかる薬剤は「垂れ」および
「流れ」調節の目的で使用する。好ましいレオロジー調
節剤を例示すると、セルロースアセテートブチレート、
ヒマシ油誘導体、スルホン酸カルシウムゲル、有機変性
クレー、ジウレアクリスタル(diurea crystals)(オラ
ンダ特許第7,316,870 号および同第7,316,873 号明細
書)、シリカ、タルク、アクリルマイクロゲル樹脂(米
国特許第4,377,661 号明細書)(全開示内容を引例とし
てここに加入する)、および米国特許第4,220,679 号明
細書記載(全開示内容を引例としてここに加入する)の
ポリマーマイクロ微粒子が挙げられる。好ましいレオロ
ジー調節剤はCAB類、上記アクリルマイクロゲル樹脂
および上記ポリマーマイクロ微粒子、またはこれらの組
み合わせである。特に好ましいレオロジー調節剤は上記
アクリルマイクロゲル樹脂とポリマーマイクロ微粒子の
混合物である。
【0047】レオロジー調節剤(D)の量は(A)およ
び(B)等の不揮発性バインダー成分の全重量基準で0
%〜25%、好ましくは5%〜20%、一層好ましくは
7%〜15%、である。
【0048】本発明の実施の用いる塗料中には溶剤を任
意に利用できる。本発明のコーティング組成物は、特に
成分(A)の鎖延長程度を限定するならば無溶剤で施工
できる。しかし多くの場合はコーティング組成物中に溶
剤を用いるのが好ましい。この溶剤はカルバメート官能
性化合物(A)ならびに成分(B)の両方に対する溶剤
として機能する必要がある。一般的には、成分(A)お
よび(B)の溶解特性に応じて、有機溶剤および/また
は水性溶剤のいずれも使用できる。好ましい実施態様に
おける溶剤は極性有機溶剤である。一層好ましい溶剤は
極性脂肪族溶剤または極性芳香族溶剤である。さらに好
ましい溶剤はケトン、エステル、アセテート、非プロト
ン性アミド、非プロトン性スルホキシド、または非プロ
トン性アミンである。有用な溶剤の例には、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、アミルアセテー
ト、エチレングリコールブチルエーテルアセテート、プ
ロピレングリコールモノメチルエ−テルアセテート、キ
シレン、N−メチルピロリドン、または芳香族炭化水素
類の混合物が包含される。他の実施態様での溶剤は水、
または水と共溶剤との混合物である。
【0049】本発明の実施に際して用いるコーティング
組成物は、硬化反応促進のための触媒を含有することが
できる。例えば、成分(B)としてアミノプラスト化合
物特にメラミンモノマーを使用する場合は、強酸触媒を
利用して硬化反応を促進できる。かかる触媒は業界では
周知であり、例えばp−トルエンスルホン酸、ジノニル
ナフタレンジスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン
酸、フェニル酸リン酸塩、マレイン酸モノブチル、リン
酸ブチル、およびヒドロキシリン酸塩エステルが挙げら
れる。本発明組成物に有用な他の触媒には、ルイス酸、
亜鉛塩、および錫塩が包含される。
【0050】塗料中の溶剤量は、約0.01重量%〜約
99重量%、好ましくは30重量%未満、一層好ましく
は20重量%未満、最も好ましは10重量%未満、であ
る。この塗料のVOC値(ASTM D3960準拠)は3.8lb
s/gal未満を示すのが好ましく、一層好ましいVOC値
は3.0lbs/gal未満、さらに好ましくは2.0lbs/gal
未満、最も好ましくは1.0lbs/gal未満、である。
【0051】一種またはそれより多い種類のエフェクト
顔料(C)を含む硬化性コーティング組成物の最も好ま
しいVOC値は3.5またはそれ未満、および最も好ま
しくは3.0から2.0 lbs/gal、である。
【0052】本発明硬化性コーティング組成物は、櫂型
撹拌刃等の温和な撹拌源下に所望成分を混合することに
より調製できる。成分の添加順序は問わないが、一種ま
たはそれより多い種類のエフェクト顔料(C)を溶剤お
よび/または樹脂性成分中に均一混合してスラリーを形
成させるのが好ましい。追加成分および/または他の樹
脂性成分、触媒、添加物、レオロジー調節剤、溶剤、お
よび/または他の顔料ペースト等の残余成分は引き続い
て添加する。一層好ましくは、一種またはそれより多い
種類のエフェクト顔料(C)の一部分または全部を成分
(B)との接触に先立って成分(A)の全量中の一部分
と接触させる。この接触は成分(A)の一部を用いて一
種またはそれより多い種類のエフェクト顔料(C)との
スラリーを形成させて遂行してもよい。好ましくは硬化
性コーティング組成物中の(A)の全重量基準で、10
〜50重量%の(A)をこのスラリー中に加える。
【0053】上記硬化性コーティング組成物は業界で周
知のいずれの技法により物品上に塗布することができ
る。これらの中には、例えばスプレー塗装、ディップ塗
装、ロール塗り、カーテン塗布、その他が包含される。
自動車パネルの場合はスプレー塗装が好ましい。本発明
のコーティング組成物で達成し得る一つの利点は、高度
の柔軟性を示すコーティングが作れることである。した
がって、一実施態様における塗装対象基質はプラスチッ
ク、皮革、または織物基質等の柔軟性のものである。他
の実施態様では予め下地ごしらえした金属基質、特に電
極位置決め塗膜、プライマーおよび/またはシーラー等
の一種またはそれより多い種類の下地ごしらえ膜を有す
る基質が好ましい。
【0054】追加的薬剤、例えば界面活性剤、安定剤、
湿潤剤、分散剤、接着促進剤、UV吸収剤、HALS、
およびその他はいずれも本発明のコーティング組成物中
に均一混合できる。これらの薬剤は業界で周知であり、
塗膜特性に悪影響がないように使用量を調節する必要が
ある。
【0055】好ましい実施態様の一つでは、本発明のコ
ーティング組成物は高光沢コーティング、および/また
は複合カラー・プラス・クリアコーティングとして好ま
しく利用される。ここでの高光沢コーティングなる用語
は、20゜グロス(ASTM D523-89準拠)または少なくと
も80のDOI(ASTM E430-91準拠)を示すコーティン
グを指す。他の好ましい実施態様での本発明のコーティ
ング組成物は高光沢または低光沢プライマーまたはエナ
メルコーティングの調製に利用できる。
【0056】本発明の硬化性コーティング組成物を複合
カラー・プラス・クリアコーティングのベースコートと
して使用する場合のクリアコートは業界周知のものであ
る。このクリアコートは本発明記載のカルバメート官能
性ポリマーまたは米国特許第5,474,811 号明細書記載の
ポリマーを含んでなる硬化性コーティング組成物である
ことが好ましい(この開示を引例としてここに加入す
る)。クリアコート組成物に有用な業界周知の他のポリ
マーには、アクリル、ポリウレタン、ポリエステル、エ
ポキシおよびこれらの併用物が包含される。好ましいポ
リマーの例には、上記カルバメート官能ポリマー、アク
リルおよびポリウレタンが包含される。本発明の一実施
態様におけるクリアコートはカルバメート官能性アクリ
ルポリマーを利用する。クリアコートポリマーは架橋性
であるのが好ましく、したがって一種またはそれより多
い種類の架橋性官能性基を含む。かかる基の例には、例
えばヒドロキシ、イソシアネート、アミン、エポキシ、
アクリレート、ビニル、シラン、およびアセトアセテー
ト基が包含される。これらの基は、所望の硬化条件下、
一般的には加熱下では脱保護されて架橋反応に利用され
得るような態様でマスキングもしくはブロック化されて
もよい。有用な架橋性官能性基には、ヒドロキシ、エポ
キシ、酸、酸無水物、シラン、およびアセトアセテート
基が包含される。好ましい架橋性官能性基としてはヒド
ロキシ官能性基およびアミノ官能性基が挙げられる。
【0057】クリアコートポリマーは自己架橋性であっ
てもよく、またはポリマーの官能性基と反応し得る別個
架橋剤を必要としてもよい。ポリマーがヒドロキシ官能
性基を含む場合の架橋剤としては、例えばアミノプラス
ト樹脂、イソシアネートおよびブロックドイソシアネー
ト(イソシアヌレートも包含)、および酸もしくは酸無
水物官能架橋剤が挙げられる。
【0058】好ましいクリアコートは水性または溶剤系
であるが、溶剤系が好ましい。
【0059】本発明のコーティング組成物を複合カラー
・プラス・クリアコーティング用のクリアコーートとし
て使用する場合の着色されたベースコート組成物は周知
多数のいずれでもよく、詳細な説明は要しない。ベース
こと組成物に有用な周知ポリマーには、アクリル、ビニ
ル、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリエステル、
アルキド、およびシロキサンが包含される。好ましいポ
リマーはアクリルおよびポリウレタンである。本発明実
施態様の一つではベースコート組成物もカルバメート官
能性アクリルポリマーを利用する。ベースコートポリマ
ーは架橋性であることが好ましく、したがって一種また
はそれより多い種類の架橋性官能性基を含んでいる。か
かる基の例には、例えばヒドロキシ、イソシアネート、
アミン、エポキシ、アクリレート、ビニル、シラン、お
よびアセトアセテート基が包含される。これらの基は、
所望の硬化条件下、一般的には加熱下には脱保護されて
架橋反応に利用され得るような態様でマスキングもしく
はブロック化されてもよい。有用な架橋性官能性基に
は、ヒドロキシ、エポキシ、酸、酸無水物、シラン、お
よびアセトアセテート基が包含される。好ましい架橋性
官能性基としてヒドロキシ官能性基およびアミノ官能性
基が挙げられる。
【0060】ベースコートポリマーは自己架橋性であっ
てもよく、またはポリマーの官能性基と反応し得る別個
架橋剤を必要としてもよい。ポリマーがヒドロキシ官能
性基を含む場合の架橋剤としては、例えばアミノプラス
ト樹脂、イソシアネートおよびブロックドイソシアネー
ト(イソシアヌレートも包含)、および酸もしくは酸無
水物官能性架橋剤が挙げられる。
【0061】本発明記載のコーティング組成物はコーテ
ィング層を硬化させる条件下に曝されることが好まし
い。各種硬化方法が使用できるが、加熱硬化が好まし
い。一般的な加熱硬化は、主に放射熱源により提供され
る高温中に塗装済み物品を曝して行う。硬化温度は架橋
剤に使用した特定ブロック基の種類に応じて変わるが、
一般的には93℃〜177℃である。本発明のコーティ
ング組成物は比較的低い硬化温度でも硬化可能である。
したがって好ましい実施態様での硬化温度は、ブロック
された酸触媒系で115℃〜150℃、一層好ましくは
115℃〜138℃、である。ブロックされていない酸
触媒系での硬化温度は82℃〜99℃が好ましい。硬化
時間は使用した特定成分、および塗膜層の厚さに応じて
変わるが、通常の硬化時間はブロックされた酸触媒系で
15〜60分、好ましくは15〜25分、ブロックされ
ていない酸触媒系で10〜20分である。
【0062】本発明の多くの実施態様における硬化性コ
ーティング組成物は、硬化に際して脆くならずに高い架
橋密度が得られるという、予想外の組み合わせを示すコ
ーティングが生ずる。ここに記載の架橋密度なる用語
は、”Paint and Coatings Testing Manual", Gardener
-Sward Handbook, 14th ed., 46 章, 534 頁、ASTM、19
95 に準拠して測定する。架橋密度はモル/cm3 で表
示され、次式を用いて計算される。 Ve = G’/RT−E’/3RT [式中、Ve はフイルムのcm3 当りの弾性有効網状構
造鎖のモル数、貯蔵弾性率値G’またはE’はゴム平坦
域において得られ、Tは貯蔵モジュラス値に対応する温
度(K)であり、かつRはガス定数(8.314 × 107 dyn
es/deg. K・モル)である] このように本発明の一実施態様は上記硬化性コーティン
グ組成物由来の硬化済みコーティングを指向し、その架
橋密度は少なくとも3、好ましくは少なくとも10、で
ある。
【0063】
【実施例】下記の例は本発明をさらに説明するためのも
のである。
【0064】調製 A 第一段階で、クエン酸89部、化学量論的比の25%ア
リコート、をGlydexxRN−10 ネオデカン酸グリシジル
1470部と共に反応器中に仕込んだ。この混合物を1
28℃に加熱した。若干発熱後、上記クエン酸89部の
さらに3回の25%増分を4時間に亙って添加し130
℃に維持した。酸価<3を目安に反応をモニターしエポ
キシ基が残らないようにした。
【0065】第二段階で、カルバミド酸メチル840
部、50%過剰、をジブチル錫オキシド触媒12.8部
およびトルエン1200部と共に加えた。メタノールを
トラップしながら還流温度109−117℃で32時間
維持した。ヒドロキシル数により反応の進行を、少なく
とも95%完結するまでモニターした。過剰のカルバミ
ド酸メチルおよび溶剤をストリップし、酢酸アミル42
5部を加えて不揮発分80%に低減させた。
【0066】例1 本発明硬化性コーティング組成物を、次の処方および上
記調製Aの生成物を用いて調製してコーティングIとし
た。次の処方を用いて標準アクリルシルバーベースコー
ト組成物を調製してコーティングIIとした。
【0067】 %Wt NV コーティングI コーティングII 全重量(gm) 全重量(gm) Aluminum A1 70 3.58 3.58 Aluminum B2 64 2.09 2.09 アクリル 75 41.4 ポリマー3 生成物A 80 38.87 メラミン4 100 5.47 5.47 RCA 15 31 18.43 18.43 RCA 16 41 11.6 11.6 触媒7 25 1.9 1.9 溶剤 18 3.0 3.0 溶剤 29 3.0 3.0溶剤 310 14.51 21.83 1 市販のL-1526 Sparkle Silver Aluminum Paste2 市販のSS-5242-AR Sparkle Silver Aluminum Paste3 アクリル酸、アクリル酸エチルヘキシル、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタ クリル酸ブチル、およびカプロラクトンモノマーから誘導した柔軟性アクリル樹 脂4 市販のヘキサメトキシメチルメラミン5 米国特許第4,377,661 号明細書準拠エマルジョンマイクロゲル6 米国特許第4,220,679 号明細書準拠ポリマーマイクロ粒子7 市販のDDBSA8 オキソ法による酢酸ヘキシル9 n−メチルピロリドン10 酢酸n−ブチル
【0068】組成物は、先ずアルミニウム顔料と所要樹
脂および溶剤3とのスラリーを形成させて調製した。次
いで残部成分をこのスラリー中に添加した。
【0069】各コーティングを酢酸n−ブチルを用いて
粘度18秒(#4 Ford cup )に希釈した。コーティング
Iの不揮発分は50.1%、コーティングIIの不揮発
分は%であり、電着プライマー処理された032ゲージ
鋼製パネル上に0.7 mil被膜をスプレー塗装した。周
囲条件で2分間フラッシュ後、2 milの標準1−成分高
固形分メラミン架橋アクリルクリアコートE 126 CE 012
A (BASF Corporation) を用いて厚さ2mils に塗装し
た。室温で10分間フラッシュ後、ガス熱対流炉中で1
21℃、30分間焼き付けた。
【0070】目視および/または照明幾何学的配列の関
数としての明度値変化を次のように評価した。上記調製
パネルをゴニオ(gonio)またはマルチ幾何学的分光光度
計#MMK-111型(Oberkochen社製、ドイツ国)を用いて評
価した。D65光源おび10度標準観測装置をASTM E-308
-96に準拠して使用した。「トラベル」または金属フロ
ップは次のMF−D値に相関する。MF−Dは次のよう
に計算する。 MF−D=[((L@25゜)−(L@70゜))/
(L@70゜)]×50 [式中、Lは指定角度で測定したパネルの明度値であ
る。MF−D値はL@25゜およびL@70゜間の差が
増加するのにしたがって高くなることが理解できよう。
このように、MF−D値は高い程望ましく、エフェクト
顔料を含む硬化性コーティング組成物の配向性と外観が
改良されたことの指標になる。次表から、コーティング
IはコーティングIIの対照パネルに比べてかなりの改
良を示していることが判る。 コーティ L@20゜ L@25゜ L@45゜ L@70゜ L@110゜ング# MF−D MF−H MF−I コーティ 117.8 105.6 57.5 37.8 37.4 ングI 89.7 118.0 140.0 コーティ 109.3 101.4 68.0 49.2 48.4ングII 53.1 76.8 89.6
【0071】以上、好ましい実施態様を参照しながら本
発明を詳細に説明したが、本発明の精神と範囲以内で変
更・修飾をなし得ることは理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン、ダブリュ.レーフス アメリカ合衆国ミシガン州、ウェスト、ブ ルームフィールド、ダンモアー、ドライ ブ、5900、ピー.オー.ボックス、250402 (72)発明者 バートラム、ミラー アメリカ合衆国ミシガン州、ローズビル、 グローブデイル、15326

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の成分を含んでなり、硬化したときに
    実質的に改良されたエフェクト顔料配向性を示す、改良
    されたエフェクト顔料配向性を有する硬化性コーティン
    グ組成物。 (A)下記(1)および(2)の反応生成物であるカル
    バメート官能性成分(A’)の疎水性に等しいかそれよ
    り大きな疎水性を示すカルバメート官能性成分 (1)少なくともその一つのヒドロキシル基がエポキシ
    基と有機酸基との間の開環反応の結果生じた複数のヒド
    ロキシル基を有する化合物、および(2)シアン酸、ま
    たはカルバメート基を有する化合物、(B)成分(A)
    上のカルバメート基と反応し得る複数の基を有する成
    分、および(C)少なくとも一種のエフェクト顔料
    (C)。
  2. 【請求項2】上記エフェクト顔料が、粒子径2〜100
    ミクロンの粒状のメタリック顔料、水和ケイ酸アミニウ
    ム顔料、光学的変動顔料およびホログラフイー顔料から
    選択される、請求項1に記載の硬化性コーティング組成
    物。
  3. 【請求項3】疎水性カルバメート官能性成分(A)が、
    下記の(1)および(2)の反応生成物である、請求項
    1または2に記載の硬化性コーティング組成物。 (1)少なくともその一つのヒドロキシル基がエポキシ
    基と有機酸基との間の開環反応の結果生じた複数のヒド
    ロキシル基を含む化合物、および(2)シアン酸、また
    はカルバメート基を有する化合物。
  4. 【請求項4】疎水性カルバメート官能性成分(A)およ
    び少なくとも一種のエフェクト顔料(C)が、成分
    (B)の均一混合に先立って共に混合される、請求項3
    に記載の硬化性コーティング組成物。
  5. 【請求項5】実質的に改良されたエフェクト顔料配向性
    の改良度合いが、D65光源およびASTM#-308-96 準拠1
    0度標準観測装置を用いて25゜オフ鏡面(L@25
    ゜)における明度および70゜オフ鏡面(L@70゜)
    における明度を測定できるマルチ幾何学的分光光度計で
    測定したMF−D値{MF−D=[((L@25゜)−
    (L@70゜))/(L@70゜)]×50}にて表わ
    して、60に等しいかそれより大きい、請求項1に記載
    の硬化性コーティング組成物。
  6. 【請求項6】D65照明源およびASTM E-308-96に準拠し
    た10度標準観測装置を用いて25゜オフ鏡面(L@2
    5゜)における明度および70゜オフ鏡面(L@70
    ゜)における明度を測定できるマルチ幾何学的分光光度
    計で測定したMF−D値{MF−D=[((L@25
    ゜)−(L@70゜))/(L@70゜)]×50}が
    70に等しいかそれより大きい、請求項5に記載の硬化
    性コーティング組成物。
  7. 【請求項7】一種またはそれより多い種類のレオロジー
    調節剤(D)をさらに含む、請求項1〜6のいずれかに
    記載の硬化性コーティング組成物。
  8. 【請求項8】レオロジー調節剤(D)がマイクロゲル含
    有非水性分散物である、請求項7に記載の硬化性コーテ
    ィング組成物。
  9. 【請求項9】レオロジー調節剤(D)としての樹脂マイ
    クロ粒子をさらに含んでなる、請求項8に記載の硬化性
    コーティング組成物。
  10. 【請求項10】カルバメート官能性成分(A)が下記
    (1)および(2)の反応生成物である、請求項2に記
    載の硬化性コーティング組成物。 (1)下記(a)および(b)の反応生成物である複数
    のヒドロキシル基を有する化合物、 (a)少なくとも一種のエポキシド基を含んでなる化合
    物、および(b)少なくとも一種の有機酸および少なく
    とも一種のヒドロキシル基を含んでなる化合物(b)、
    (2)シアン酸、またはカルバメート基を有する化合
    物。
  11. 【請求項11】カルバメート官能性成分(A)が下記
    (1)および(2)の反応生成物である、請求項2に記
    載の硬化性コーティング組成物。 (1)少なくとも一種のエポキシド基を有する化合物
    (a)と複数の有機酸基を有する化合物(b)との反応
    生成物である複数のヒドロキシル基を有する化合物、お
    よび(2)シアン酸、またはカルバメート基を有する化
    合物。
  12. 【請求項12】上記カルバメート官能性成分が、下記の
    構造のいずれか、またはこれらの組合わせにより表され
    る、請求項2記載の硬化性コーティング組成物。 【化1】 [式中、nは少なくとも1の正の整数、R1 はH、アル
    キル、またはシクロアルキル、およびR2 はアルキル、
    アリール、またはシクロアルキル、さらにXは有機基を
    示す]
  13. 【請求項13】成分(B)がアミノプラスト樹脂であ
    る、請求項1〜12のいずれか記載の硬化性コーティン
    グ組成物。
  14. 【請求項14】少なくとも一種のエフェクト顔料(C)
    がメタリック顔料、マイカおよびそれらの混合物からな
    る群から選択される、請求項1〜13のいずれか記載の
    硬化性コーティング組成物。
  15. 【請求項15】少なくとも一種のエフェクト顔料、請求
    項14記載の硬化性顔料。
  16. 【請求項16】29゜g/l(3.5lbs/gal)
    未満の揮発性有機物を含む、請求項1〜15のいずれか
    記載の硬化性コーティング組成物。
  17. 【請求項17】請求項1〜16のいずれか記載の硬化性
    コーティング組成物の反応生成物を含む硬化済みコーテ
    ィング。
  18. 【請求項18】下記の工程を含んでなる、実質的に改良
    されたエフェクト顔料配向性を有する塗装済み表面を得
    る方法。少なくとも一種のエフェクト顔料(C)を用意
    すること、 下記(1)および(2)の反応生成物であるカルバメー
    ト官能性成分(A’)の疎水性かそれを超える疎水性を
    有するカルバメート官能性成分(A)を用意すること、 (1)少なくともその一つのヒドロキシル基がエポキシ
    基と有機酸基との間の開環反応の結果生じた複数のヒド
    ロキシル基を含む化合物、および(2)シアン酸、また
    はカルバメート基を含む化合物、 成分(A)のカルバメート官能性基と反応し得る複数の
    ヒドロキシル基を有する成分(B)を用意すること、 成分(A)、(B)および(C)を混合して硬化性コー
    ティング組成(I)を用意すること、 硬化性コーティング組成物(I)を用いて一定表面を塗
    装すること、および硬化性コーティング組成物(I)が
    硬化するのに十分な時間帯にわたり塗装面を熱に曝し
    て、改良されたエフェクト顔料配向を有する硬化塗装面
    を用意すること。
  19. 【請求項19】成分(B)を均一混合するのに先立ち、
    疎水性カルバメート官能性成分(A)と少なくとも一種
    のエフェクト顔料(C)とを互いに混合する、請求項1
    8に記載の方法。
  20. 【請求項20】カルバメート官能性成分(A)が、下記
    の構造のいずれか、またはこれらの組合わせにより表さ
    れる、請求項18記載の方法。 【化2】 [式中、nは少なくとも1の正の整数、R1 はH、アル
    キル、またはシクロアルキル、およびR2 はアルキル、
    アリール、またはシクロアルキル、さらにXは有機基を
    示す]
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