JPH11236106A - 入出庫管理システム - Google Patents
入出庫管理システムInfo
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- JPH11236106A JPH11236106A JP4217998A JP4217998A JPH11236106A JP H11236106 A JPH11236106 A JP H11236106A JP 4217998 A JP4217998 A JP 4217998A JP 4217998 A JP4217998 A JP 4217998A JP H11236106 A JPH11236106 A JP H11236106A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 2
- 238000005303 weighing Methods 0.000 claims description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】入出庫作業時の保管棚の選択ミス、製品の選択
ミスを確実に防止する。 【解決手段】製品の入庫又は出庫時、棚管理ファイル１
３に格納されている該当保管棚１の製品２の品目及び数
量と、品目管理ファイル１２に格納されている該当品目
の１個当たりの重量とから、作業指示後の該当保管棚１
の保管重量を計算によって求める保管重量計算部１５
と、この保管重量計算部１５によって計算された保管重
量と、重量計量部４によって計量された作業終了後の該
当保管棚１の実重量とを比較する重量比較部１６とを備
え、棚管理部１４は、重量比較部１６での比較の結果、
両重量が一致しないときには端末装置５に対して作業ミ
スを示す警告信号を出力する。
ミスを確実に防止する。 【解決手段】製品の入庫又は出庫時、棚管理ファイル１
３に格納されている該当保管棚１の製品２の品目及び数
量と、品目管理ファイル１２に格納されている該当品目
の１個当たりの重量とから、作業指示後の該当保管棚１
の保管重量を計算によって求める保管重量計算部１５
と、この保管重量計算部１５によって計算された保管重
量と、重量計量部４によって計量された作業終了後の該
当保管棚１の実重量とを比較する重量比較部１６とを備
え、棚管理部１４は、重量比較部１６での比較の結果、
両重量が一致しないときには端末装置５に対して作業ミ
スを示す警告信号を出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、倉庫内の保管棚に
保管されている製品の入庫及び出庫を管理する入出庫管
理システムに関する。
保管されている製品の入庫及び出庫を管理する入出庫管
理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、倉庫内の保管棚に保管されて
いる製品の入庫及び出庫を管理する入出庫管理システム
が種々提案されている。
いる製品の入庫及び出庫を管理する入出庫管理システム
が種々提案されている。
【０００３】例えば、特開平５−１０８６８３号公報に
記載の出庫管理方式は、バーコード読み取り装置とディ
スプレイ画面とを備えた無線端末と、製品が保管されて
いる保管棚に貼ってある棚番号のバーコードと、製品の
品名と保管棚番号と出庫指示数量と出庫指示管理番号と
を持つ出庫指示ファイルと、出庫指示ファイルから製品
の品名、保管棚番号、出庫指示数量、出庫指示管理番号
のバーコードを印字した出庫指示伝票と、無線端末のバ
ーコード読み取り装置によって出庫指示伝票の出庫指示
管理番号のバーコードと保管棚に貼ってある棚番号のバ
ーコードとを読み取り、出庫指示ファイルの保管棚番号
と保管棚の棚番号とを照合し一致すれば出庫実績報告完
了とし、不一致ならばエラーメッセージを無線端末に返
す出庫実績報告処理とを含んで構成されている。
記載の出庫管理方式は、バーコード読み取り装置とディ
スプレイ画面とを備えた無線端末と、製品が保管されて
いる保管棚に貼ってある棚番号のバーコードと、製品の
品名と保管棚番号と出庫指示数量と出庫指示管理番号と
を持つ出庫指示ファイルと、出庫指示ファイルから製品
の品名、保管棚番号、出庫指示数量、出庫指示管理番号
のバーコードを印字した出庫指示伝票と、無線端末のバ
ーコード読み取り装置によって出庫指示伝票の出庫指示
管理番号のバーコードと保管棚に貼ってある棚番号のバ
ーコードとを読み取り、出庫指示ファイルの保管棚番号
と保管棚の棚番号とを照合し一致すれば出庫実績報告完
了とし、不一致ならばエラーメッセージを無線端末に返
す出庫実績報告処理とを含んで構成されている。
【０００４】すなわち、出庫指示ファイルの保管棚番号
と、作業者から報告された棚番号とを照合することによ
って、出庫管理を行うようになっている。
と、作業者から報告された棚番号とを照合することによ
って、出庫管理を行うようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の出庫管理方式では、作業者から報告された棚番
号が、実際に出庫作業が行われた棚番号と一致するかど
うかのチェックは行っていない。そのため、作業者が誤
って報告したような場合には、保管棚に保管されている
製品の実際の数量と管理データ上の数量とが異なること
となるため、その後は誤った管理データによって保管棚
が管理されるといった問題があった。
た従来の出庫管理方式では、作業者から報告された棚番
号が、実際に出庫作業が行われた棚番号と一致するかど
うかのチェックは行っていない。そのため、作業者が誤
って報告したような場合には、保管棚に保管されている
製品の実際の数量と管理データ上の数量とが異なること
となるため、その後は誤った管理データによって保管棚
が管理されるといった問題があった。
【０００６】本発明はこのような問題点を解決すべく創
案されたもので、その目的は、入出庫作業時の保管棚の
選択ミス、製品の選択ミスを確実に防止し得る入出庫管
理システムを提供することにある。
案されたもので、その目的は、入出庫作業時の保管棚の
選択ミス、製品の選択ミスを確実に防止し得る入出庫管
理システムを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の入出庫管理システムは、入庫及び出庫の対
象となる製品を保管する保管棚と、この保管棚に保管さ
れている全製品の重量を計量する重量計量手段と、保管
される製品の品目ごとの１個当たりの重量を格納してい
る品目管理ファイルと、前記保管棚に保管されている製
品の品目及び数量を管理する棚管理ファイルと、入庫及
び出庫の作業計画データに基づいて入庫又は出庫の作業
指示を作業現場に設置された端末装置に出力するととも
に、前記端末装置から入力される作業結果に基づいて前
記保管棚への製品の入庫及び前記保管棚からの製品の出
庫を管理する棚管理手段とを備え、前記棚管理手段は、
製品の入庫又は出庫時、前記棚管理ファイルに格納され
ている該当保管棚の製品の品目及び数量と、前記品目管
理ファイルに格納されている該当品目の１個当たりの重
量とから、作業指示後の該当保管棚の保管重量を計算に
よって求める保管重量計算部と、この保管重量計算部に
よって計算された保管重量と、前記重量計量部によって
計量された作業終了後の該当保管棚の実重量とを比較す
る重量比較部と、重量比較部での比較の結果、両重量が
一致しないときには前記端末装置に対して作業ミスを示
す警告信号を出力する警告信号出力部とを備えた構成と
する。
め、本発明の入出庫管理システムは、入庫及び出庫の対
象となる製品を保管する保管棚と、この保管棚に保管さ
れている全製品の重量を計量する重量計量手段と、保管
される製品の品目ごとの１個当たりの重量を格納してい
る品目管理ファイルと、前記保管棚に保管されている製
品の品目及び数量を管理する棚管理ファイルと、入庫及
び出庫の作業計画データに基づいて入庫又は出庫の作業
指示を作業現場に設置された端末装置に出力するととも
に、前記端末装置から入力される作業結果に基づいて前
記保管棚への製品の入庫及び前記保管棚からの製品の出
庫を管理する棚管理手段とを備え、前記棚管理手段は、
製品の入庫又は出庫時、前記棚管理ファイルに格納され
ている該当保管棚の製品の品目及び数量と、前記品目管
理ファイルに格納されている該当品目の１個当たりの重
量とから、作業指示後の該当保管棚の保管重量を計算に
よって求める保管重量計算部と、この保管重量計算部に
よって計算された保管重量と、前記重量計量部によって
計量された作業終了後の該当保管棚の実重量とを比較す
る重量比較部と、重量比較部での比較の結果、両重量が
一致しないときには前記端末装置に対して作業ミスを示
す警告信号を出力する警告信号出力部とを備えた構成と
する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【０００９】図１は、本発明の入出庫管理システムの電
気的構成を示すブロック図である。同図において、倉庫
内の保管棚１には、１又は複数の品目の製品２，２・・
・が保管されており、これら製品２，２・・・は、重量
センサ３上に載置されている。重量センサ３の出力は重
量計量部４に導かれており、重量計量部４によって計量
された保管棚１の実重量は、倉庫管理コンピュータ１０
の重量比較部１６に与えられている。また、倉庫内に
は、倉庫内作業者によって操作される端末装置５が設置
されており、この端末装置５は、倉庫管理コンピュータ
１０との間で無線又は有線によるデータの送受信を行う
ための送受信部６を備えている。なお、倉庫内には複数
の保管棚１，１・・・が設けられているが、図１には１
個の保管棚１のみが示されている。
気的構成を示すブロック図である。同図において、倉庫
内の保管棚１には、１又は複数の品目の製品２，２・・
・が保管されており、これら製品２，２・・・は、重量
センサ３上に載置されている。重量センサ３の出力は重
量計量部４に導かれており、重量計量部４によって計量
された保管棚１の実重量は、倉庫管理コンピュータ１０
の重量比較部１６に与えられている。また、倉庫内に
は、倉庫内作業者によって操作される端末装置５が設置
されており、この端末装置５は、倉庫管理コンピュータ
１０との間で無線又は有線によるデータの送受信を行う
ための送受信部６を備えている。なお、倉庫内には複数
の保管棚１，１・・・が設けられているが、図１には１
個の保管棚１のみが示されている。
【００１０】一方、倉庫管理コンピュータ１０は、端末
装置５との間で無線又は有線によるデータの送受信を行
う送受信部１１、品目管理ファイル１２、棚管理ファイ
ル１３、棚管理部１４、保管重量計算部１５及び重量比
較部１６によって構成されている。
装置５との間で無線又は有線によるデータの送受信を行
う送受信部１１、品目管理ファイル１２、棚管理ファイ
ル１３、棚管理部１４、保管重量計算部１５及び重量比
較部１６によって構成されている。
【００１１】品目管理ファイル１２は、図２に示すよう
に、保管棚１に保管される製品２，２・・・の品目ごと
の１個当たりの重量を格納している。例えば、品目Ａの
製品は１個当たりの重量が０．５ｋｇ、品目Ｂの製品は
１個当たりの重量が０．８ｋｇ、品目Ｃの製品は１個当
たりの重量が１．０ｋｇ、品目Ｄの製品は１個当たりの
重量が１．２ｋｇとなっている。
に、保管棚１に保管される製品２，２・・・の品目ごと
の１個当たりの重量を格納している。例えば、品目Ａの
製品は１個当たりの重量が０．５ｋｇ、品目Ｂの製品は
１個当たりの重量が０．８ｋｇ、品目Ｃの製品は１個当
たりの重量が１．０ｋｇ、品目Ｄの製品は１個当たりの
重量が１．２ｋｇとなっている。
【００１２】棚管理ファイル１３は、図３に示すよう
に、保管棚１の棚番号ごとに、その保管棚１に保管され
ている製品２，２・・・の品目及び数量を管理してい
る。例えば、棚番号１の保管棚１には、品目Ａの製品が
１０個、品目Ｂの製品が１５個、品目Ｃの製品が２０個
保管されている。
に、保管棚１の棚番号ごとに、その保管棚１に保管され
ている製品２，２・・・の品目及び数量を管理してい
る。例えば、棚番号１の保管棚１には、品目Ａの製品が
１０個、品目Ｂの製品が１５個、品目Ｃの製品が２０個
保管されている。
【００１３】保管重量計算部１５は、棚管理ファイル１
３に格納されている任意の保管棚１の製品２の品目及び
数量と、品目管理ファイル１２に格納されている製品２
の品目の１個当たりの重量とから、該当する保管棚１全
体の保管重量を計算によって求め、その計算値を重量比
較部１６に出力する。
３に格納されている任意の保管棚１の製品２の品目及び
数量と、品目管理ファイル１２に格納されている製品２
の品目の１個当たりの重量とから、該当する保管棚１全
体の保管重量を計算によって求め、その計算値を重量比
較部１６に出力する。
【００１４】重量比較部１６は、保管重量計算部１５に
よって計算された保管重量と、重量計量部４によって計
量された該当する保管棚１の実重量とを比較し、その比
較結果を棚管理部１４に出力する。
よって計算された保管重量と、重量計量部４によって計
量された該当する保管棚１の実重量とを比較し、その比
較結果を棚管理部１４に出力する。
【００１５】棚管理部１４は、入庫及び出庫の作業計画
データに基づいて、端末装置５に対し入庫又は出庫の作
業指示を出力するとともに、端末装置５から入力される
作業終了確認に基づいて、保管棚１への製品２，２・・
・の入庫及び保管棚１からの製品２，２・・・の出庫を
管理する。また、棚管理部１４は、重量比較部１６から
の比較結果が両重量の一致を示すときには、棚管理ファ
イル１２の該当する保管棚１の該当する品目の保管数量
を更新する。また、比較結果が両重量の不一致を示すと
きには、端末装置５に対して作業のやり直し指示を出力
する。
データに基づいて、端末装置５に対し入庫又は出庫の作
業指示を出力するとともに、端末装置５から入力される
作業終了確認に基づいて、保管棚１への製品２，２・・
・の入庫及び保管棚１からの製品２，２・・・の出庫を
管理する。また、棚管理部１４は、重量比較部１６から
の比較結果が両重量の一致を示すときには、棚管理ファ
イル１２の該当する保管棚１の該当する品目の保管数量
を更新する。また、比較結果が両重量の不一致を示すと
きには、端末装置５に対して作業のやり直し指示を出力
する。
【００１６】次に、上記構成の入出庫管理システムにお
ける製品の入出庫処理動作について、図４に示すフロー
チャートを参照して説明する。
ける製品の入出庫処理動作について、図４に示すフロー
チャートを参照して説明する。
【００１７】倉庫内作業者は、入庫及び出庫の作業開始
時に、倉庫管理コンピュータ１０に対して入庫又は出庫
の作業指示を要求する（ステップＳ１）。倉庫管理コン
ピュータ１０は、作業計画データに基づいて入庫又は出
庫の作業指示を作成し、端末装置５に送信する（ステッ
プＳ２）。この作業指示は、端末装置５の図示しない表
示部に表示される（ステップＳ３）。
時に、倉庫管理コンピュータ１０に対して入庫又は出庫
の作業指示を要求する（ステップＳ１）。倉庫管理コン
ピュータ１０は、作業計画データに基づいて入庫又は出
庫の作業指示を作成し、端末装置５に送信する（ステッ
プＳ２）。この作業指示は、端末装置５の図示しない表
示部に表示される（ステップＳ３）。
【００１８】倉庫内作業者は、表示された作業指示に従
って作業を行う（ステップＳ４）。例えば、作業指示の
内容が、棚番号１の保管棚１から品目Ａの製品２を５個
出庫するといった内容であった場合、倉庫内作業者は、
棚番号１の保管棚１に保管されている品目Ａの製品２を
５個出庫する作業を行う。以下、この作業指示の内容を
用いて説明を行う。
って作業を行う（ステップＳ４）。例えば、作業指示の
内容が、棚番号１の保管棚１から品目Ａの製品２を５個
出庫するといった内容であった場合、倉庫内作業者は、
棚番号１の保管棚１に保管されている品目Ａの製品２を
５個出庫する作業を行う。以下、この作業指示の内容を
用いて説明を行う。
【００１９】倉庫内作業者は、この作業指示に従って作
業を終了すると、端末装置５から作業結果（すなわち、
棚番号１の保管棚１から品目Ａの製品２を５個出庫した
ことを示す作業終了確認）を入力する。この作業結果
は、端末装置５側の送受信部６及び倉庫管理コンピュー
タ１０側の送受信部１１を介して棚管理部１４に送信さ
れる（ステップＳ５）。
業を終了すると、端末装置５から作業結果（すなわち、
棚番号１の保管棚１から品目Ａの製品２を５個出庫した
ことを示す作業終了確認）を入力する。この作業結果
は、端末装置５側の送受信部６及び倉庫管理コンピュー
タ１０側の送受信部１１を介して棚管理部１４に送信さ
れる（ステップＳ５）。
【００２０】棚管理部１４は、端末装置５に送信した先
程の作業指示の内容と、端末装置５から送信されてきた
作業結果の内容とを比較して、この段階での作業内容の
適否を判断する（ステップＳ６）。そして、この段階で
両内容が一致していない場合には、倉庫内作業者によっ
て誤った出庫作業が行われた可能性が高いので、棚管理
部１４は端末装置５に対して「ＮＧ」信号を送信する
（ステップＳ１５）。そのため、倉庫内作業者は、端末
装置５に表示された「ＮＧ」を確認して、再度出庫作業
をやり直すことになる（ステップＳ４）。
程の作業指示の内容と、端末装置５から送信されてきた
作業結果の内容とを比較して、この段階での作業内容の
適否を判断する（ステップＳ６）。そして、この段階で
両内容が一致していない場合には、倉庫内作業者によっ
て誤った出庫作業が行われた可能性が高いので、棚管理
部１４は端末装置５に対して「ＮＧ」信号を送信する
（ステップＳ１５）。そのため、倉庫内作業者は、端末
装置５に表示された「ＮＧ」を確認して、再度出庫作業
をやり直すことになる（ステップＳ４）。
【００２１】一方、ステップＳ６において両内容が一致
している場合には、次に保管重量計算部１５において、
作業指示で示された棚番号１の保管棚１に保管されてい
る製品２，２・・・の全重量を計算する（ステップＳ７
〜ステップＳ９）。すなわち、保管重量計算部１５に
は、端末装置５に送信された先程の作業指示と同じ内容
の作業指示が棚管理部１４から与えられているので、こ
の作業指示に従って、品目管理ファイル１２から該当す
る保管棚１に保管されている製品２の品目の１個当たり
の重量を検索し（ステップＳ７）、次に棚管理ファイル
１３から該当する保管棚１に保管されている製品２の品
目の数量を検索する（ステップＳ８）。そして、これら
の検索結果から保管棚１全体の保管重量を計算によって
求める。
している場合には、次に保管重量計算部１５において、
作業指示で示された棚番号１の保管棚１に保管されてい
る製品２，２・・・の全重量を計算する（ステップＳ７
〜ステップＳ９）。すなわち、保管重量計算部１５に
は、端末装置５に送信された先程の作業指示と同じ内容
の作業指示が棚管理部１４から与えられているので、こ
の作業指示に従って、品目管理ファイル１２から該当す
る保管棚１に保管されている製品２の品目の１個当たり
の重量を検索し（ステップＳ７）、次に棚管理ファイル
１３から該当する保管棚１に保管されている製品２の品
目の数量を検索する（ステップＳ８）。そして、これら
の検索結果から保管棚１全体の保管重量を計算によって
求める。
【００２２】具体的に説明すると、作業指示において示
された棚番号１の保管棚１に保管されている製品の品目
はＡ、Ｂ、Ｃの３品目であり、これらの単位重量は、品
目管理ファイル１２からそれぞれ０．５ｋｇ、０．８ｋ
ｇ、１．０ｋｇである。また、棚管理ファイル１３か
ら、作業終了後の品目Ａは５（１０−５）個、品目Ｂは
１５個、品目Ｃは２０個であるから、作業終了後の保管
棚１全体の保管重量は、０．５×５＋０．８×１５＋
１．０×２０＝３４．５ｋｇとなる。
された棚番号１の保管棚１に保管されている製品の品目
はＡ、Ｂ、Ｃの３品目であり、これらの単位重量は、品
目管理ファイル１２からそれぞれ０．５ｋｇ、０．８ｋ
ｇ、１．０ｋｇである。また、棚管理ファイル１３か
ら、作業終了後の品目Ａは５（１０−５）個、品目Ｂは
１５個、品目Ｃは２０個であるから、作業終了後の保管
棚１全体の保管重量は、０．５×５＋０．８×１５＋
１．０×２０＝３４．５ｋｇとなる。
【００２３】このようにして計算された保管重量（３
４．５ｋｇ）は重量比較部１６に与えられる。
４．５ｋｇ）は重量比較部１６に与えられる。
【００２４】重量比較部１６では、この時点で重量計量
部４により計量された該当保管棚１の実重量（計量値）
を受信し（ステップＳ１０）、保管重量と実重量との比
較を行う（ステップＳ１１）。ここで、重量計量部４に
よって計量された実重量が３４．５ｋｇであった場合
（ただし、若干の誤差は許容するように予め設定されて
いる）、両重量が一致することになるので、この場合に
は重量一致を示す信号を棚管理部１４に出力する。棚管
理部１４は、この一致信号に基づき、棚管理ファイルの
該当する保管棚１の該当品目Ａの数量を、１０から５に
更新する（ステップＳ１２）。また、棚管理部１４は、
端末装置５に対して「ＯＫ」信号を送信する（ステップ
Ｓ１３）。そのため、倉庫内作業者は、端末装置５に表
示された「ＯＫ」を確認して、先程の作業指示に対する
出庫作業を終了する（ステップＳ１４）。
部４により計量された該当保管棚１の実重量（計量値）
を受信し（ステップＳ１０）、保管重量と実重量との比
較を行う（ステップＳ１１）。ここで、重量計量部４に
よって計量された実重量が３４．５ｋｇであった場合
（ただし、若干の誤差は許容するように予め設定されて
いる）、両重量が一致することになるので、この場合に
は重量一致を示す信号を棚管理部１４に出力する。棚管
理部１４は、この一致信号に基づき、棚管理ファイルの
該当する保管棚１の該当品目Ａの数量を、１０から５に
更新する（ステップＳ１２）。また、棚管理部１４は、
端末装置５に対して「ＯＫ」信号を送信する（ステップ
Ｓ１３）。そのため、倉庫内作業者は、端末装置５に表
示された「ＯＫ」を確認して、先程の作業指示に対する
出庫作業を終了する（ステップＳ１４）。
【００２５】一方、ステップＳ１１において両重量が一
致していない場合には、倉庫内作業者によって誤った出
庫作業が行われた可能性が高いので、棚管理部１４は端
末装置５に対して「ＮＧ」信号を送信する（ステップＳ
１５）。そのため、倉庫内作業者は、端末装置５に表示
された「ＮＧ」を確認して、再度出庫作業をやり直すこ
とになる（ステップＳ４）。
致していない場合には、倉庫内作業者によって誤った出
庫作業が行われた可能性が高いので、棚管理部１４は端
末装置５に対して「ＮＧ」信号を送信する（ステップＳ
１５）。そのため、倉庫内作業者は、端末装置５に表示
された「ＮＧ」を確認して、再度出庫作業をやり直すこ
とになる（ステップＳ４）。
【００２６】
【発明の効果】本発明の入出庫管理システムは、保管重
量計算部によって計算された保管重量と、重量計量部に
よって計量された作業終了後の該当保管棚の実重量とを
重量比較部で比較し、その比較の結果、両重量が一致し
ないときには倉庫内の端末装置に対して作業ミスを示す
警告信号を出力するように構成したので、倉庫内作業者
の入出庫作業時の保管棚の選択ミス、及び保管棚に入庫
し又は保管棚から出庫する製品の選択ミスを確実に防止
することができる。
量計算部によって計算された保管重量と、重量計量部に
よって計量された作業終了後の該当保管棚の実重量とを
重量比較部で比較し、その比較の結果、両重量が一致し
ないときには倉庫内の端末装置に対して作業ミスを示す
警告信号を出力するように構成したので、倉庫内作業者
の入出庫作業時の保管棚の選択ミス、及び保管棚に入庫
し又は保管棚から出庫する製品の選択ミスを確実に防止
することができる。
【図１】本発明の入出庫管理システムの電気的構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】品目管理ファイルのファイル構成図である。
【図３】棚管理ファイルのファイル構成図である。
【図４】本発明の入出庫管理システムにおける入出庫処
理動作を説明するためのフローチャートである。
理動作を説明するためのフローチャートである。
１ 保管棚 ２ 製品 ３ 重量センサ ４ 重量計量部 ５ 端末装置 ６ 送受信部 １０ 倉庫管理コンピュータ １１ 送受信部 １２ 品目管理ファイル １３ 棚管理ファイル １４ 棚管理部（警告信号出力部） １５ 保管重量計算部 １６ 重量比較部
Claims (1)
- 【請求項１】 入庫及び出庫の対象となる製品を保管す
る保管棚と、 この保管棚に保管されている全製品の重量を計量する重
量計量手段と、 保管される製品の品目ごとの１個当たりの重量を格納し
ている品目管理ファイルと、 前記保管棚に保管されている製品の品目及び数量を管理
する棚管理ファイルと、 入庫及び出庫の作業計画データに基づいて入庫又は出庫
の作業指示を作業現場に設置された端末装置に出力する
とともに、前記端末装置から入力される作業結果に基づ
いて前記保管棚への製品の入庫及び前記保管棚からの製
品の出庫を管理する棚管理手段とを備え、 前記棚管理手段は、 製品の入庫又は出庫時、前記棚管理ファイルに格納され
ている該当保管棚の製品の品目及び数量と、前記品目管
理ファイルに格納されている該当品目の１個当たりの重
量とから、作業指示後の該当保管棚の保管重量を計算に
よって求める保管重量計算部と、 この保管重量計算部によって計算された保管重量と、前
記重量計量部によって計量された作業終了後の該当保管
棚の実重量とを比較する重量比較部と、 重量比較部での比較の結果、両重量が一致しないときに
は前記端末装置に対して作業ミスを示す警告信号を出力
する警告信号出力部とを備えたことを特徴とする入出庫
管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4217998A JPH11236106A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 入出庫管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4217998A JPH11236106A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 入出庫管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11236106A true JPH11236106A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12628773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4217998A Pending JPH11236106A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 入出庫管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11236106A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010176251A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Chuo Electronics Co Ltd | 床荷重監視システム |
| JP2012056714A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Murata Machinery Ltd | 在庫管理方法と在庫管理システム |
| CN114572595A (zh) * | 2022-03-04 | 2022-06-03 | 深兰科技（上海）有限公司 | 货架、在线货架管理***及方法 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP4217998A patent/JPH11236106A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010176251A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Chuo Electronics Co Ltd | 床荷重監視システム |
| JP2012056714A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Murata Machinery Ltd | 在庫管理方法と在庫管理システム |
| CN114572595A (zh) * | 2022-03-04 | 2022-06-03 | 深兰科技（上海）有限公司 | 货架、在线货架管理***及方法 |
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