JPH11232485A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11232485A
JPH11232485A JP10035207A JP3520798A JPH11232485A JP H11232485 A JPH11232485 A JP H11232485A JP 10035207 A JP10035207 A JP 10035207A JP 3520798 A JP3520798 A JP 3520798A JP H11232485 A JPH11232485 A JP H11232485A
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JP
Japan
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polygon
processing
data
buffer
geometry
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JP10035207A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yabe
博明 矢部
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 3次元描画対象に拘わらず安定的、効率的な
処理を可能とする画像処理装置を提供する。 【解決手段】 CPU1により主メモリから送られたポ
リゴンデータはまずFポリゴンバッファ13に蓄えら
れ、そして蓄えられたポリゴンデータを順に演算装置1
0Aより表裏(可視、不可視)が判断され、表ポリゴン
は表ポリゴンバッファ15に、裏ポリゴンは裏ポリゴン
バッファ16にそれぞれ格納される。その後、表、裏ポ
リゴンデータが交互にSポリゴンバッファ14に格納さ
れ、ジオメトリ処理装置3に出力され、ジオメトリ処理
装置3とラスタライズ処理装置で処理された後にフレー
ムバッファに描画データが蓄えられ後にモニターに画像
が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータグラ
フィックスにおける3次元画像処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】3次元物体を高速に演算し表示する装置
として、グラフィックスプロセッサーがある。通常、3
次元画像処理では、3次元物体をポリゴンとよばれる複
数の3次元座標からなる3次元多角形形状により構成
し、その多数の3次元多角形データ(以下、「ポリゴン
データ」という)をグラフィックスプロセッサで演算、
表示することで3次元物体の形状をモニターに出力する
ことを可能とするものである。図15から図18により
従来のグラフィックスプロセッサーを用いた3次元画像
処理装置について説明をする。図15は、従来の3次元
画像処理装置のブロック図であり、ホストコンピュータ
の中央演算装置(以下CPUと略称する)1、主メモリ
2、グラフィックスプロセッサ6、フレームバッファ7
及び表示装置であるモニター8を有する。
【0003】主メモリ2には、ポリゴンデータとして、
物体の位置、形状等の物体の属性データ、光源の位置、
ポリゴンの基準点を示すローカル座標をワールド座標に
変換するための変換行列等を格納している。そしてCP
U1が主メモリ2からポリゴンデータをグラフィックス
プロセッサに出力し、グラフィックスプロセッサ6が最
終的に表示する画像データであるレンダリングデータを
フレームバッファ7に描画し、モニター8に画像が出力
される。
【0004】次にグラフィックスプロセッサ6の機能を
説明する。グラフィックスプロセッサ6は、大別して、
ジオメトリ処理装置3とラスタライズ処理装置4の2つ
の部分から構成される。ジオメトリ処理装置3は、3次
元多角形のポリゴンデータを画面上に表示することがで
きるよう、2次元多角形データに変換する装置である。
ラスタライズ処理装置4は、2次元多角形データに色や
テクスチャーと呼ばれる模様をつけて塗りつぶし、最終
的に表示される表示用データを作成し、フレームバッフ
ァ7に書き込む装置である。例えば一つの三角形を描画
する場合、ジオメトリ処理装置3では三角形の頂点に関
する処理を行うが、ラスタライズ処理装置4では三角形
内部の全ての点(フレームバッファのピクセルに対応す
る点)を処理するため、ジオメトリ処理装置3に比べラ
スタライズ処理装置4の方が負荷が重く、処理時間を要
する。
【0005】ジオメトリ処理装置3の処理内容の一例を
図16を用いて説明する。CPU1により主メモリ2に
記憶されているポリゴンデータがジオメトリ処理装置3
に転送される(ステップa1)。通常一つのポリゴンは
三角形で構成される。ジオメトリ処理装置3には、ポリ
ゴンデータだけでなく、ポリゴンの基準点を示すローカ
ル座標をワールド座標に変換するための変換行列も送ら
れる。例えば3次元物体がアニメーションを行う場合な
どは、ポリゴンの頂点データは変えずに、変換行列を変
換することで実現されている。次いでローカル座標系か
らなるポリゴンデータを変換行列と演算し、ワールド座
標のデータに変換する。(ステップa2)。そして図1
7に示すように、三角形のポリゴンABCの表裏(可
視、不可視)を判定し、表向き(可視)のポリゴンAB
Cは描画し、裏向き(不可視)のポリゴンABCは描画
しないような処理を行う。このような処理を隠面処理
(バックフェイスカリング)とよぶ(ステップa3)。
三角形ポリゴンABCの裏表の判定方法としては、例え
ば三角形ポリゴンABCの隣接する頂点をたどる方向に
ネジを回したとき、右ネジの進む方向に法線ベクトルV
を保持し、視線ベクトルEVとの外積をとり正負を調べ
ることで判定する。負のときは、三角形ABCの法線ベ
クトルVが手前を向いており(図17A)表、正のとき
は法線ベクトルVが奥向きであり(図17B)裏とな
る。視線ベクトルEVは、予め与えられいる視線方向を
そのまま用いる場合や視点位置と注視点位置から求める
場合等がある。複数のポリゴンからなる球体を例にとる
と、視点から見て裏向きのポリゴンABCは手前の表向
きのポリゴンABCに隠されてしまうため、ラスタライ
ズ処理を行う必要がない。通常の3次元物体では、裏向
きのポリゴンは表向きのポリゴンに隠されるため、この
ような隠面処理を行うことでラスタライズ処理装置4に
送るデータ量を半分に減らすことができるのである。次
に、表向きのポリゴンについて3次元空間を2次元空間
に投射する視野座標変換(ステップa4)を行い、2次
元データにする。そして、画面からはみ出した部分を処
理するクリッピング処理(ステップa5)を行った後、
ラスタライズ処理装置4に2次元データを転送する。
【0006】ラスタライズ処理装置4では、2次元多角
形データの色彩処理を行うものであり、例えば物体の凹
凸や模様等を貼付処理するテクスチャーマッピング処理
を行ったり、画像がスムーズに見えるようフィルターを
かけたり、グラデーションを用いた色付けなどを行い、
各ピクセルの色を求め、フレームバッファに書き込む処
理が行われている。上記のような一般的なグラフィック
スプロセッサーの処理の高速化手段としては、ポリゴン
の表裏(可視、不可視)を判別する隠面処理の高速化が
試みられており、例えば特開昭63-318585や特開平7-141
525がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63-318585や特
開平7-141525は、隠面処理を高速に処理するための手法
であるが、単に隠面処理が高速化されても、グラフィッ
クスプロセッサ全体の性能が十分高速化されるとは限ら
ない。以下にその説明をする。隠面処理の高速化では、
ポリゴンの表裏判定した後、ジオメトリ処理装置3に比
べて処理時間を要するラスタライズ処理装置4にデータ
を転送する時、ポリゴンの表裏の順番によっては、ラス
タライズ処理が終わるまで、ジオメトリ処理装置3がア
イドル状態(待ち状態)になる。このためジオメトリ処
理装置3からラスタライズ処理へ送られるデータの流れ
が止まるため、システム全体のスループットが悪くなる
という欠点がある。例えば、可視なポリゴンが連続して
送られてくると、ジオメトリ処理装置3で処理したポリ
ゴン結果をラスタライズ処理装置4に転送し、次のポリ
ゴンのジオメトリ処理を終了した場合、一つ前のポリゴ
ンのラスタライズ処理が終了していないため、処理結果
をラスタライズ処理装置4に転送することができず、待
ち時間が生じることとなる。
【0008】従来のグラフィックスプロセッサ処理のタ
イムチャートを図18に示す。上段の(A)が各ポリゴ
ンのジオメトリ処理装置3における処理時間を、(B)
がラスタライズ処理装置4における処理時間を示してい
る。ジオメトリ処理装置3とラスタライズ処理装置4は
独立しているため、並列に動作することができる。ポリ
ゴンデータは、ポリゴン1、ポリゴン2、ポリゴン3及
びポリゴン5が表(可視)で、ポリゴン4が裏(不可
視)の時を示している。ジオメトリ処理装置3における
処理時間とラスタライズ処理装置4の処理時間の差か
ら、表ポリゴンが続くポリゴン1とポリゴン2、ポリゴ
ン2とポリゴン3間ではアイドル時間が発生している。
尚、ポリゴン3からポリゴン5の処理では、ポリゴン3
のラスタライズ処理中に終了した裏ポリゴン4のジオメ
トリ処理データはラスタライズ処理を必要としないか
ら、ジオメトリ処理装置3は次のポリゴン5の処理を行
い、ポリゴン3のラスタライズ処理終了後にラスタライ
ズ処理装置4に転送される。
【0009】以上説明したように、従来のグラフィック
スプロセッサ6の処理速度の高速化手段としてジオメト
リ処理装置3、特に隠面処理速度の高速化が行われてい
るが、描画対象によっては十分な効果を得られない場合
があり、安定的なシステム全体の処理速度の高速化がで
きなかった。そこで本発明の目的は、3次元描画対象に
拘わらず安定的、効率的な処理を可能とする画像処理装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載の画像処理装置は、3次
元多角形データを2次元多角形データに変換するジオメ
トリ処理手段と、ジオメトリ処理手段から送られた2次
元多角形データの色彩処理を行うラスタライズ処理手段
を備えた画像処理装置において、ジオメトリ処理手段で
用いられる3次元多角形データを並べ替える並べ替え手
段を備えたことを特徴とする。
【0011】本発明の第2請求項に記載の画像処理装置
は、請求項1に記載のが画像処理装置を構成する手段に
おいて、並べ替え手段が、3次元多角形の可視、不可視
データに基づき可視と不可視の3次元多角形データを所
定の順序に並べ替えることを特徴とする。
【0012】本発明の第3請求項に記載の画像処理装置
は、請求項1に記載のが画像処理装置を構成する手段に
おいて、並べ替え手段が、乱数情報に基づき3次元多角
形データの順序を並べ替えることを特徴とする。
【0013】本発明の第4請求項に記載の画像処理装置
は、請求項1に記載のが画像処理装置を構成する手段に
おいて、並べ替え手段が、一定の法則に従った並べ替え
を行うことを特徴とする。
【0014】上記の構成により本発明の請求項1記載の
画像処理装置は、3次元多角形データを並べ替える並べ
替え手段を備えたことで、表向きの3次元多角形データ
が連続することを防ぎ、表向きの次に裏向きの3次元多
角形データの配列に並べ替えられることとなる。これに
より、処理時間の短いジオメトリ処理手段と処理時間の
長いラスタライズ処理手段の差から生じるジオメトリ処
理手段の待ち状態を少なくすることができる。即ち、裏
向き3次元多角形データのジオメトリ処理結果は、ラス
タライズ処理手段を必要としないため、ラスタライズ処
理中に次のデータのジオメトリ処理が可能となるからで
ある。
【0015】本発明の請求項2記載の画像処理装置は、
3次元多角形データの表裏を判断した後に並べ替えるこ
とで、確実に所望の表裏データの配列に並べ替えること
ができ、処理時間の短いジオメトリ処理手段と処理時間
の長いラスタライズ処理手段の差から生じるジオメトリ
処理手段の待ち状態を確実に少なくすることができる。
【0016】本発明の請求項3記載の画像処理装置は、
3次元多角形データを乱数情報に基づき並べ替えること
で、簡単な装置で並べ替えることができ、処理時間の短
いジオメトリ処理手段と処理時間の長いラスタライズ処
理手段の差から生じるジオメトリ処理手段の待ち状態を
確実に少なくすることができる。
【0017】本発明の請求項4記載の画像処理装置は、
3次元多角形データを一定の法則に従って並べ替えるこ
とで、簡単な装置で並べ替えることができ、処理時間の
短いジオメトリ処理手段と処理時間の長いラスタライズ
処理手段の差から生じるジオメトリ処理手段の待ち状態
を少なくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る
画像処理装置の実施形態を示す要部ブロック図である。
この画像処理装置は、図15と対応する部分には同一符
号を付し、説明は省略する。本実施の形態は、ポリゴン
データ並べ替え装置9(9A,9B,9C)が、ジオメ
トリ処理装置3、ラスタライズ処理装置4およびテクス
チャーメモリ5からなる従来のグラフィックスプロセッ
サ6に追加された、並べ替え装置付きグラフィックスプ
ロセッサ18である。以下、第1から第3実施形態に係
わるポリゴンデータ並べ替え装置9A,9B,9Cを中
心に説明する。
【0019】(第1実施形態) 図2は第1実施形態に
係わるポリゴンデータ並べ替え装置9Aを中心に記載し
たブロック図である。ポリゴンデータ並べ替え装置9A
は、各ポリゴンデータの表裏(可視、不可視)判断処理
を行う演算装置10A、CPU1により主メモリ2から
送られたポリゴンデータを格納するFポリゴンバッファ
13、並べ替え後のポリゴンデータが蓄えられるSポリ
ゴンバッファ14、表ポリゴンデータを格納するポリゴ
ンバッファ15及び裏ポリゴンデータを格納する裏ポリ
ゴンバッファ16から構成されている。
【0020】よってCPU1により主メモリ2から送ら
れたポリゴンデータはまずFポリゴンバッファ13に蓄
えられ、そして蓄えられたポリゴンデータを順に演算装
置10Aより従来と同様の方法により表裏(可視、不可
視)が判断される。すなわち、ポリゴンの法線ベクトル
Vと視線ベクトルEVの内積をとり、その正負を調べ、
負の場合には表(可視)、正の場合には裏(不可視)と
判断する。尚、裏表判断方法は、これに限定するもので
はなく最適な方法でよい。裏表判断されたポリゴンデー
タは、表ポリゴンは表ポリゴンバッファ15に、裏ポリ
ゴンは裏ポリゴンバッファ16にそれぞれ格納される。
その後、表、裏ポリゴンデータが交互にSポリゴンバッ
ファ14に格納され、ジオメトリ処理装置3に出力され
る。
【0021】ジオメトリ処理装置3は、従来と同様に3
次元ポリゴンデータを読み込み、2次元ポリゴンデータ
を作成する。即ち、ワールド座標変換処理、隠面処理、
視野座標変換処理およびクリッピング処理を行うもので
ある。
【0022】ラスタライズ処理装置4では、2次元ポロ
ゴンデータの色、模様等を作成する色彩処理を行うもの
である。例えば物体の凹凸や模様等を貼付処理するテク
スチャーマッピング処理を行ったり、画像がスムーズに
見えるようフィルターをかけたり、グラデーションを用
いた色付けなどの任意の処理を行い、各ピクセルの色を
求め、フレームバッファ7に書き込む処理が行われてい
る。
【0023】次にこの画像処理装置の動作について、ポ
リゴンデータ並べ替え装置9Aを中心に説明する。図3
は、ポリゴンデータ並べ替え装置9Aのフローチャート
である。まず、ポリゴンバッファ13に格納されたi番
目のポリゴンの裏表を、演算装置17Aより判別する
(ステップs1)。もし表向きならば表ポリゴンバッフ
ァ15に書き込み、表ポリゴンバッファ15のアドレス
を進める(ステップs2)。裏向きであれば、裏ポリゴ
ンバッファ16に書き込み、裏ポリゴンバッファ16の
アドレスを進める(ステップs3)。これを全てのポリ
ゴンデータまで繰り返す(ステップs4)。
【0024】次に表ポリゴンバッファ15、裏ポリゴン
バッファ16のポリゴンデータを交互にSポリゴンバッ
ファ14に書き込む。すなわち、表ポリゴンバッファ1
5のi番目のポリゴンデータをSポリゴンバッファ14
のj番目に書き込み、Sポリゴンバッファ14のアドレ
スを(j=j+1)番目に進める(ステップs5)。次
に裏ポリゴンバッファ16のi番目のポリゴンデータを
Sポリゴンバッファ14に書き込み、Sポリゴンバッフ
ァ14のアドレスを(j=j+1)番目に進める(ステ
ップs6)。全てのポリゴンについて行われたかどうか
判定し、行われていないときは表ポリゴンバッファ15
と裏ポリゴンバッファ16のアドレスを進めて繰り返す
(ステップs7)。
【0025】具体的に図4によりポリゴンが6個の場合
について説明する。この場合まずポリゴンバッファ13
にポリゴン1から6の順に、表、表、裏、裏、裏、表の
ポリゴンデータが格納されている(図4A)。処理(ス
テップs1)から(ステップs4)をi=5まで繰り返
し、表ポリゴンバッファ15には表ポリゴンP1、P2
及びP6が、裏ポリゴンバッファ14にはポリゴンP
3、P4及びP5が格納される(図4B,4C)。そし
て処理(ステップs5)から(ステップs7)をj=5
まで繰り返し、Sポリゴンバッファ14には図11Dに
示すように表と裏のポリゴンデータが交互に格納される
(図4D)。そして図1に示すように並べ替えられたポ
リゴンデータは、ジオメトリ処理装置3、ラスタライズ
処理装置4及びフレームバッファ7により従来と同様の
処理がなされてた後にモニター8に3次元画像が表示さ
れる。
【0026】図5は、ジオメトリ処理装置3とラスタラ
イズ処理装置4にけるポリゴンデータの処理のタイムチ
ャートを示している。Sポリゴンバッファ14のポリゴ
ンデータは図4Dのものを用いている。上段の(A)が
各ポリゴンのジオメトリ処理装置3における処理時間
を、(B)がラスタライズ処理装置における処理時間を
それぞれ示している。ジオメトリ処理装置3とラスタラ
イズ処理装置4は独立しているため、並列に動作するこ
とができる。まず、ポリゴンP1のジオメトリ処理が終
了すると、ラスタライズ処理装置4にポリゴンP1のデ
ータが転送され、ジオメトリ処理装置3では、次のポリ
ゴンP3の処理を行う。裏向きポリゴンP3はラスタラ
イズ処理の必要がなく、ラスタライズ処理装置4のポリ
ゴンP1のデータ処理の終了を待つまでもなく次のポリ
ゴンP2のジオメトリ処理を行うこととなる。ポリゴン
P1のラスタライズ処理が終了すると、ジオメトリ処理
装置3は既に終了しているポリゴンP2のデータをラス
タライズ処理装置4に転送した後ポリゴンP4の処理を
開始する。この時も、ジオメトリ処理装置3ではポリゴ
ンP4が裏向きであるため続いてポリゴン6の処理を
し、ラスタライズ処理装置4の処理の終了を待つ。そし
てポリゴンP2のラスタライズ処理の終了によりポリゴ
ンP6のデータはラスタライズ処理装置4に転送され
る。
【0027】従ってポリゴンデータ並べ替え装置9Aに
より、ポリゴンデータが表と裏が交互に配列されている
と、ラスタライズ処理装置4の処理が終了するまでのジ
オメトリ処理装置3の待ち時間を短縮することができ
る。
【0028】図6は、ジオメトリ処理からラスタライズ
処理までの処理時間の比較を示す。いま図6(A)に示
すように、便宜的に一つのポリゴンのジオメトリ処理に
かかる時間をt1、ラスタライズ処理にかかる時間をt
2と仮定する。係る仮定の下、ポリゴン10個のデータ
列の処理時間の比較を図6(B)の例1から例3に示し
ている。例1は、表が5個、裏が5個連続する場合であ
り処理時間は、(t2*5+t1*4)となる。一方、
ポリゴン10個のデータが、表と裏が交互には並んでい
る場合(例2)では、(t2*5+t1)の処理時間が
かかり、例1に比べて処理時間が(t1*3)短くなっ
ていることがわかる。
【0029】このように、ポリゴンデータ並べ替え装置
9を設けたグラフィックスプロセッサ6では、裏表のポ
リゴンデータを交互に処理することにより、グラフィッ
クスプロセッサ6の処理効率が向上し、処理時間の短縮
をはかることができるので、処理データの多い3次元グ
ラフィックスを表示する画像処理装置における処理のス
ピードアップを図ることができる。
【0030】本実施の形態では、説明を簡単にするため
に表ポリゴンバッファ15、裏ポリゴンバッファ16を
設け、並べ替えを行っている間、ポリゴンデータを一時
待機させる形態としているが、例えば、Sポリゴンバッ
ファ14の奇数番地を表ポリゴンバッファ、奇数番地を
裏ポリゴンバッファとして用いて、直接並べ替え結果を
書き込んでも良い。この場合には、表ポリゴンバッファ
15及び裏ポリゴンバッファ16を必要とせず、より経
済的な装置とできる。また、本実施の形態では、ジオメ
トリ処理装置3は従来装置で説明しているがこれに限定
されるものではなく、3次元多角形データを2次元多角
形データに変換するものであればよく、例えばポリゴン
データ並べ替え装置9Aでの裏表判断処理結果を隠面処
理に有効利用する等の場合であってもよい。
【0031】また、本実施の形態では、表ポリゴンと裏
ポリゴンが交互に配列されるように、処理されている
が、並べ替えの手段はこれに限定するものではなく、例
えば、表ポリゴンと裏ポリゴンの数の比率に応じて2個
間隔や3個間隔等のごとくに並べ替えを行う場合もあ
る。かかる場合も表ポリゴンと裏ポリゴンが所定間隔で
確実に並べ替えられるので、並べ替えを行わない場合に
較べてグラフィックスプロセッサー6Aの処理効率が向
上し、処理時間の短縮をはかることができる。
【0032】(第2実施形態) ポリゴンデータを並べ
替える時に厳密に計算し、裏表が順番にくるようにして
もよいが、地面などの表面のみで構成された平面や表向
きのポリゴンが裏向きのポリゴンに比べて多い物体など
の場合のように、ポリゴン形状によっては必ずしも表、
裏の順番どおりにならない場合もあり、また、並べ替え
の計算量も大きくなる。しかし、完全に裏表の順番に並
べ替えられなくとも、表と裏のポリゴンがある程度ばら
つくだけで、ラスタライズ処理装置4の待ち時間を減ら
しシステム全体の処理速度をあげることができる。そこ
で完全に裏表の順番に並べ替えられない場合にも対応で
きる本発明の第2の実施形態について説明する。
【0033】図7は、第2の実施の形態にかかるポリゴ
ンデータ並べ替え装置9Bのブロック図である。本実施
の形態は、ジオメトリ処理装置3に入力されるポリゴン
データの裏表を判断する事なく、ポリゴンデータを乱数
に基づき配列を変換することにある。従って本実施の形
態では、前記第1実施の形態で示したSポリゴンバッフ
ァ14、表ポリゴンバッファ15及び裏ポリゴンバッフ
ァ15、16が無く、替わりに乱数発生器17を設けて
いる。CPU1から転送されたポリゴンデータは、ポリ
ゴンバッファ13に格納された後に、演算装置10Bと
乱数発生器17により並べ替え処理がなされ、ジオメト
リ処理装置3に転送される。
【0034】ポリゴンデータ並べ替え装置9Bの並べ替
え処理動作を図8により説明する。まず乱数発生器17
より、1組の乱数k、lを得る(ステップt1)。この
乱数k、lに基づきポリゴンバッファ13のk、l番目
のポリゴンを入れ替える(ステップt2)。この処理を
所定の回数ループさせる(ステップt3)。より具体的
に乱数k=2,l=3の場合のポリゴンバッファ13の
内容の変化を図9に示す。この場合は、ポリゴンバッフ
ァ13においてポリゴン2とポリゴン3が入れ替わって
いる。
【0035】図10は、10個のポリゴン列に対して乱
数による並べ替えを2回、連続で行た場合であり、一回
めの乱数の組が3と9で、2回目の乱数の組が4と6の
の場合である。例えば図6(B)例1のポリゴン列に上
記乱数による並べ替えを行った結果を図6(B)例3に
示す。並べ替え後のジオメトリ処理とラスタライズ処理
における処理時間は、(t2*5+t1*3)となり、
並べ替え処理をしない時に比べ処理時間が(t1)短く
なっている。
【0036】このようにポリゴンデータが、表と裏がほ
ぼ同数とならない場合に、乱数発生器17を設けたポリ
ゴンデータ並べ替え装置9Bによれば、完全に裏表の順
番に並べ替えられなくとも、表と裏のポリゴンがある程
度ばらつき、ジオメトリ処理装置3とラスタライズ処理
装置4の処理時間の差から生じるジオメトリ処理装置3
の待ち時間を減らすことが可能となり、システム全体の
処理速度をあげることができる。とくに3次元グラフィ
ックスのを表示するための画像処理では処理する情報量
が多いため、処理時間の短縮に効果的である。
【0037】(第3実施形態) ポリゴンデータを並べ
替えて、処理の順番を替えるその他の方法としては、図
11に示すのような、乱数を使わずに、単純な入れ替え
を繰り返し行う方法もある。手法1では、ポリゴン列を
半分折り返し、1番目のポリゴンの次に最後のポリゴ
ン、その次に2つ目のポリゴン、最後から1つ手前のポ
リゴンというように並べ替えを行い、この処理を繰り返
す方法が示されている。手法2、真ん中をn番目とする
と、ポリゴン列を半分で切り、1番目のポリゴンの次に
n番目のポリゴン、その次に2つ目のポリゴン、n+1
番目のポリゴン、というように並べ替えを行い、この処
理を繰り返す方法が示されている。このような単純な繰
り返しによる並べ替えは複数考えることができるが、手
法2を実現するポリゴンデータ並べ替え装置9Cについ
て説明する。
【0038】図12はポリゴンデータ並べ替え装置9C
のブロック図を示している。ポリゴンデータ並べ替え装
置9Cは、演算装置10Cと2つのポリゴンバッファで
あるFポリゴンバッファ13とSポリゴンバッファ14
から構成されている。ポリゴンデータ並べ替え装置9C
のフローチャートを図13に示す。全ポリゴン数の半分
の値を算出しループ回数とする(ステップu1)。次ぎ
にFポリゴンバッファ13のi番目のポリゴンをSポリ
ゴンバッファ14の(2*i)番目に書き込み(ステッ
プu2)、Fポリゴンバッファ13の(m+i)番目の
ポリゴンをSポリゴンバッファ14の(2*i+1)番
目に書き込み(ステップu3)、これを全てのポリゴン
について繰り返す(ステップu4)。
【0039】このように、所定方法によるポリゴンデー
タの並べ替え装置であっても、上記した第2実施の形態
で説明した乱数発生装置17を用いた場合と同様に、表
と裏のポリゴンの順番をばらつかせることができる。規
則的な操作を繰り返すため、ポリゴン列によっては効果
が出ない可能性もあるが、乱数を用いた場合に比べて、
乱数発生器17の必要がないため、簡単な装置によりポ
リゴンデータ並べ替え装置を構成でき、装置の簡略化が
できる。このようなポリゴンデータ並べ替え装置9Cを
用いた場合でも、乱数発生器17を用いた場合と同様
に、表と裏のポリゴンデータの配列をばらつかせること
ができるため、後のジオメトリ処理装置3のラスタライ
ズ処理装置4の処理終了待ち状態を減らすことができ、
処理情報量の多い3次元グラフィックスを表示する画像
処理装置においてシステム全体の処理時間を短縮するこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1記載の発明
によれば、処理時間の短いジオメトリ処理手段と処理時
間の長いラスタライズ処理手段の差から生じるジオメト
リ処理手段の待ち状態を少なくすることができ、画像処
理装置の処理効率を高めることができる。特に3次元画
像処理では、多くのデータ処理を必要とするにも拘ら
ず、処理スピードを求められることから、係るニーズに
合った有効な効果を得られる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、ジオメトリ
処理手段で用いられる3次元多角形データを、予め確実
に、可視と不可視の3次元多角形データが所定の順序に
並べ替えることができ、ジオメトリ処理手段とラスタラ
イズ処理手段の処理時間の差から生じていたジオメトリ
処理手段の待ち時間が確実に減り、画像処理装置全体の
処理効率を高めることができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、並べ替え手
段が、乱数情報に基づきジオメトリ処理手段に送る3次
元多角形データの順序をランダムに並べ替えがなされる
ため、可視、不可視の3次元多角形データがほぼ同数で
ないような場合であっても、簡単な手段により効率よく
可視と不可視の3次元多角形データがバラツかることが
でき、ジオメトリ処理手段とラスタライズ処理手段の処
理時間の差から生じていたジオメトリ処理手段の待ち時
間を減らすことができ、画像処理装置全体の処理を効率
を高めることができる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、簡単な装置
で可視と不可視の3次元多角形データがバラツかせるこ
とができ、ジオメトリ処理手段とラスタライズ処理手段
の処理時間の差から生じていたジオメトリ処理手段の待
ち時間を減らすことができ、画像処理装置全体の処理効
率を安定的に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元画像処理装置のブロックであ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るポリゴンデータ
並べ替え装置のブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるポリゴンデー
タ並べ替え装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】各ポリゴンバッファの内容を示したブロック図
である。
【図5】本発明の第1の実施形態にジオメトリ処理装置
とラスタライズ処理装置におけるポリゴンの処理動作の
タイムチャートである。
【図6】ジオメトリ処理装置とラスタライズ処理装置に
おける処理時間の比較を示した図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置に
おけるポリゴンデータ並べ替え装置のブロック図であ
る。
【図8】第2の実施形態にかかるポリゴンデータ並べ替
え装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施形態に係るポリゴンデータ並べ替え
装置によるポリゴンバッファ並べ替え前後の状態を示す
ブロック図である。
【図10】第2の実施形態に係るポリゴンデータ並べ替
え装置によるポリゴンバッファ並べ替え前後の状態遷移
を示すブロック図である。
【図11】ポリゴンデータ並べ替え方法を示すブロック
図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る画像処理装置
におけるポリゴンデータ並べ替え装置のブロック図であ
る。
【図13】第3の実施形態にかかるポリゴンデータ並べ
替え装置の動作を示すフローチャートである。
【図14】第3の実施形態に係るポリゴンデータ並べ替
え装置によるポリゴンバッファ並べ換え前後の状態を示
すブロック図である。
【図15】従来の代表的な3次元画像処理のブロック図
である。
【図16】従来のジオメトリ処理装置の動作のフローチ
ャートである。
【図17】従来の隠面処理の説明図である。
【図18】従来のジオメトリ処理装置及びラスタライズ
処理装置におけるポリゴン処理のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 主メモリ 3 ジオメトリ処理装置 4 ラスタライズ処理装置 5 テクスチャーバッファ 6 グラフィックスプロセッサー 7 フレームバッファ 9 ポリゴンデータ並べ替え装置 9A、9B、9C ポリゴンデータ並べ替え装置 10A、10B、10C 演算装置 13 Fポリゴンバッファ 14 Sポリゴンバッファ 15 表ポリゴンバッファ 16 裏ポリゴンバッファ 17 乱数発生器 18 並べ替え装置付きグラフィックスプロセッサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元多角形データを2次元多角形デー
    タに変換するジオメトリ処理手段と、ジオメトリ処理手
    段から送られた2次元多角形データの色彩処理を行うラ
    スタライズ処理手段を備えた画像処理装置において、 ジオメトリ処理手段で用いられる3次元多角形データを
    並べ替える並べ替え手段を備えたことを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 並べ替え手段が、3次元多角形の可視、
    不可視データに基づき、可視と不可視の3次元多角形デ
    ータを所定の順序に並べ替えることを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 並べ替え手段が、乱数情報に基づきジオ
    メトリ処理手段に送る3次元多角形データの順序を並べ
    替えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 並べ替え手段が、一定の法則に従った並
    べ替えを行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
JP10035207A 1998-02-17 1998-02-17 画像処理装置 Pending JPH11232485A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6988059B1 (en) 1999-09-14 2006-01-17 Kabushiki Kaisha Square Enix Rendering method and device, game device, and computer-readable recording medium for storing program to render stereo model
JP2007076037A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Roland Dg Corp 三次元モデルデータの分割位置算出方法および三次元造形装置

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