JPH11231829A - プラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動装置

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JPH11231829A
JPH11231829A JP10035676A JP3567698A JPH11231829A JP H11231829 A JPH11231829 A JP H11231829A JP 10035676 A JP10035676 A JP 10035676A JP 3567698 A JP3567698 A JP 3567698A JP H11231829 A JPH11231829 A JP H11231829A
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plasma display
current path
display panel
switching
switching elements
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JP10035676A
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Kenji Awamoto
健司 粟本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガス放電時の電圧降下を最小限に抑えつつ、容
量性負荷の充放電の電流ピークを低減して不要の電磁輻
射を軽減することを目的とする。 【解決手段】プラズマディスプレイパネルの画面を構成
する各セルでガス放電を生じさせるために、電源ライン
51と各セルに共通に電圧を印加するための端子pxと
の間に、開閉可能な第1の電流路z1と開閉可能で且つ
第1の電流路z1よりもインピーダンスの大きい第2の
電流路z2とを設けておき、第2の電流路z2のみを閉
じて各セルのもつ容量の充電を開始した後に、第1の電
流路z1を閉じて各セルにガス放電電流を流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリクス表示形
式のPDP(プラズマディスプレイパネル)の駆動方法
及び駆動装置に関する。
【0002】PDPは、視認性に優れ且つ大画面表示に
適していることから駅や空港の案内板といった公衆表示
に利用されている。また、カラー画面の実用化を機にテ
レビジョン映像やコンピュータのモニターなどの民生用
途でも広く用いられるようになってきた。PDPにおい
ては、駆動周波数を高めて発光周期を短くすることによ
って画面をより明るくすることができる。しかし、それ
にともなってノイズの原因となる電磁輻射が増大してし
まう。
【0003】
【従来の技術】AC型PDPは、壁電荷を利用して点灯
状態を維持するために主電極を誘電体で被覆した構造の
PDPである。表示に際しては、点灯(発光)すべきセ
ルのみが帯電した状態を形成するライン順次のアドレッ
シングを行い、その後に全てのセルに対して一斉に交番
極性の点灯維持電圧Vsを印加する。点灯維持電圧Vs
は(1)式を満たす。
【0004】Vf−Vwall<Vs<Vf …(1) Vf :放電開始電圧 Vwall:壁電圧 壁電荷の存在するセルでは、壁電圧Vwallが点灯維持電
圧Vsに重畳するので、セルに加わる実効電圧(セル電
圧ともいう)Veff が放電開始電圧Vfを越えて放電が
生じる。点灯維持電圧Vsの印加周期を短くすれば、見
かけの上で連続した点灯状態が得られる。表示の輝度
は、単位時間あたりの放電回数に依存する。したがっ
て、中間調は、セル毎に1フィールド(ノンインタレー
スの場合は1フレーム)の放電回数を階調レベルに応じ
て適切に設定することによって再現される。カラー表示
は階調表示の一種であって、表示色は3原色の輝度の組
合せによって決まる。
【0005】図11は従来の駆動装置の要部の回路図、
図12は従来の駆動方法における電流の推移を示す波形
図である。セルCを画定する電極対120の一方の電極
Xjと他方の電極Yjとの間に点灯維持電圧Vsを印加
するため、スイッチングデバイスQ91,Q92’をオ
ンする。セルCは図示しない電源からみて容量性負荷で
あるので、各電極Xj,YjにはセルCのもつ静電容量
を充電する電流(これを容量充電電流という)が流れ
る。通常、静電容量の端子間電圧が点灯維持電圧Vsに
達して充電が終わった時点から若干遅れてガス放電が起
こり、それにともなって放電電流(これを発光電流とい
う)が流れる。図では1つの電極対120のみが示され
ているが、実際には画面内の全ての電極対120が一斉
に駆動される。ガス放電の開始時期にはセル間のバラツ
キがあるので、発光電流の波形は比較的になだらかであ
る。これに対して容量の充電はほぼ一斉に始まるので、
容量充電電流の波形は急峻である。スイッチングデバイ
スQ91,Q92’をオフにすると、蓄積されている電
荷が放電する。電力回収回路を設けた場合には回収用の
コンデンサに電荷が移る。その後、スイッチングデバイ
スQ92,Q91’をオンすると、以前と逆方向の容量
充電電流及び発光電流が順次流れる。このように電極対
120に印加する電圧の極性を周期的に反転することに
より、点灯状態が維持される。
【0006】なお、各スイッチングデバイスQ91,Q
92,Q91’Q92’として、並列接続された複数の
トランジスタを用い、オン抵抗を低減する回路構成を採
用することは広く行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおり容量充
電電流のピーク値は大きい。このことは電磁ノイズを低
減する上で好ましくはない。容量充電電流のピーク値を
下げる手法として、オン抵抗の比較的に大きいスイッチ
ングデバイスQ91,Q92,Q91’Q92’を使用
する方法、及び電流路に抵抗を挿入する方法がある。し
かし、このような手法では、ガス放電が生じて発光電流
が流れ出すと、抵抗成分での電圧降下によって電極対1
20に加わる電圧が低下してしまう。そのため、ガス放
電が弱まって輝度が低下するという問題があった。つま
り、従来においては、電磁ノイズの低減と高輝度化とを
両立させることができなかった。
【0008】本発明は、ガス放電時の電圧降下を最小限
に抑えつつ、容量性負荷の充放電の電流ピークを低減し
て不要の電磁輻射を軽減することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては、ガス
放電電流の電流路よりもインピーダンスの大きい電流路
を用いて、セルの静電容量の充放電を行う。
【0010】請求項1の発明の方法は、画面を構成する
各セルでガス放電を生じさせるためのプラズマディスプ
レイパネルの駆動方法であって、電源ラインと前記各セ
ルに共通に電圧を印加するための端子との間に、開閉可
能な第1の電流路と開閉可能で且つ前記第1の電流路よ
りもインピーダンスの大きい第2の電流路とを設けてお
き、前記第2の電流路のみを閉じて前記各セルのもつ容
量の充電を開始した後に、前記第1の電流路を閉じて前
記各セルにガス放電電流を流すものである。
【0011】請求項2の発明の方法は、接地ラインと前
記端子との間に、開閉可能な第3の電流路と開閉可能で
且つ前記第3の電流路よりもインピーダンスの大きい第
4の電流路とを設けておき、前記第4の電流路のみを閉
じて前記容量に蓄積している電荷の放電を開始させた後
に、前記第3の電流路を閉じて前記容量に蓄積している
残りの電荷を放電させるものである。
【0012】請求項3の発明の方法においては、前記第
1及び第2の電流路のそれぞれを互いに独立した制御信
号によって開閉する。請求項4の発明の方法は、画面を
複数の分割画面に区画し、前記分割画面毎にそれに属す
る各セルに共通に電圧を印加するための端子を設けると
ともに、前記各分割画面に対応した前記端子のそれぞれ
と電源ラインとの間に開閉可能な電流路を設けておき、
前記各分割画面に対応した前記電流路を1つずつ順に閉
じて当該各分割画面に属する各セルのもつ容量を充電し
た後、全ての前記電流路を用いて前記各セルにガス放電
電流を流すものである。
【0013】請求項5の発明の装置は、誘電体層で被覆
された第1及び第2の電極群で構成される複数の電極対
に対して一括に交番極性の電圧を印加して点灯状態を維
持するAC型プラズマディスプレイパネルの駆動装置で
あって、電源ラインと接地ラインとの間に直列接続さ
れ、互いの接続点が前記第1の電極群に共通に接続され
た第1及び第2のスイッチング素子と、前記電源ライン
と前記接地ラインとの間に直列接続され、互いの接続点
が前記第2の電極群に共通に接続された第3及び第4の
スイッチング素子と、前記第1乃至第4のスイッチング
素子に対して少なくとも1個ずつ並列接続され、それぞ
れがスイッチング素子とインピーダンス要素との直列回
路である合計4以上のスイッチング回路と、前記第1及
び第2の電極群を相補的に前記電源ライン又は前記接地
ラインと導通させるように前記第1乃至第4のスイッチ
ング素子のオンオフ制御を行うとともに、前記第1乃至
第4のスイッチング素子のそれぞれのオンに先立ってオ
ン対象の当該第1乃至第4のスイッチング素子に並列接
続された前記スイッチング回路内の前記スイッチング素
子をオンする制御手段と、を有している。
【0014】請求項6の発明において前記インピーダン
ス要素はフィルタ回路である。請求項7の発明において
前記インピーダンス要素は抵抗素子である。請求項8の
発明において前記制御手段は、前記第1乃至第4のスイ
ッチング素子と前記スイッチング回路内のスイッチング
素子とを区別せずにスイッチング信号を出力するコント
ローラと、前記スイッチング信号を遅延させて前記第1
乃至第4のスイッチング素子に入力するための回路要素
とから構成されている。
【0015】請求項9の発明の駆動装置は、前記複数の
電極対を組分けした2以上の組のそれぞれに対して、4
個ずつスイッチング素子が設けられ、前記各組に対応し
た4個のスイッチング素子のうち、2個のスイッチング
素子は、電源ラインと接地ラインとの間に直列接続さ
れ、且つ互いの接続点が当該組に属する前記第1の電極
群に対して共通に接続され、残りの2個のスイッチング
素子は、電源ラインと接地ラインとの間に直列接続さ
れ、且つ互いの接続点が当該組に属する前記第2の電極
群に対して共通に接続されており、前記第1及び第2の
電極群を相補的に前記電源ライン又は前記接地ラインと
導通させるように前記各組に対応したスイッチング素子
のオンオフ制御を行い、その際にオンオフのタイミング
を前記各組毎に順に遅らせる制御手段を有している。
【0016】請求項10の発明において、前記制御手段
は、前記各組に共通のタイミングでスイッチング信号を
出力するコントローラと、前記スイッチング信号を遅延
させる回路要素とから構成されている。
【0017】請求項11の発明の装置は、画面の行毎に
電極対を構成する第1及び第2の電極群、及びこれら電
極群を被覆する誘電体層を有したAC型プラズマディス
プレイパネルと、請求項5乃至請求項10のいずれかに
記載のAC型プラズマディスプレイパネルの駆動装置と
を備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るプラズマ表示
装置100の構成図である。プラズマ表示装置100
は、フラット型のカラー表示デバイスであるAC型のP
DP1と、画面(スクリーン)ESを構成する縦横に並
んだセルCを選択的に点灯させるための駆動ユニット8
0とから構成されており、壁掛け式テレビジョン受像
機、コンピュータシステムのモニターなどとして利用さ
れる。
【0019】例示のPDP1は、対をなす第1及び第2
の主電極としてのサステイン電極X,Yが平行配置さ
れ、各セルCにおいてサステイン電極X,Yと第3の電
極としてのアドレス電極Aとが交差する“3電極面放電
構造”のPDPである。サステイン電極X,Yはともに
画面の行方向(水平方向)に延び、一方のサステイン電
極Yはアドレッシングに際して行単位にセルCを選択す
るためのスキャン電極として用いられる。アドレス電極
Aは列方向(垂直方向)に延びており、列単位にセルC
を選択するためのデータ電極として用いられる。サステ
イン電極群とアドレス電極群とが交差する領域が表示領
域、すなわち画面ESである。
【0020】駆動ユニット80は、スキャンコントロー
ラ81、共通ドライバコントローラ82、データ処理回
路83、電源回路84、X共通ドライバ85、スキャン
ドライバ86、Y共通ドライバ87、及びアドレスドラ
イバ89A,89Bを有している。駆動ユニット80に
は、TVチューナ、コンピュータなどの外部装置から
R,G,Bの各色の輝度レベル(階調レベル)を示す画
素単位のフィールドデータDFが各種の同期信号ととも
に入力される。
【0021】フィールドデータDFは、データ処理回路
83におけるフレームメモリ830に一旦格納された
後、後述のようにフィールドを所定数のサブフィールド
に分割して階調表示を行うためのサブフィールドデータ
Dsfに変換される。サブフィールドデータDsfはフ
レームメモリ830に格納され、適時にアドレスドライ
バ89A,89Bに転送される。サブフィールドデータ
Dsfの各ビットの値は、サブフィールドにおけるセル
の点灯の要否を示す情報、厳密にはアドレス放電の要否
を示す情報である。
【0022】X共通ドライバ85は画面全体又は画面を
分割した各区画に対応する複数のサステイン電極Xに一
括に駆動電圧を印加する。サステイン電極Xの電気的な
共通化はパネル上の配線、X共通ドライバ85の内部配
線、又は接続ケーブル上での配線により行われる。スキ
ャンドライバ86はアドレッシングにおいて各サステイ
ン電極Yに個別に駆動電圧を印加する。Y共通ドライバ
87は点灯維持に際して画面全体又は画面を分割した各
区画に対応する複数のサステイン電極Yに一括に駆動電
圧を印加する。また、アドレスドライバ回路89A,8
9Bはアドレス電極Aに駆動電圧を印加する。これらド
ライバには電源回路85から図示しない配線導体(電源
ライン、接地ライン)を介して所定の電力が供給され
る。共通ドライバコントローラ82には、X共通ドライ
バ85及びY共通ドライバ87に与える制御信号のタイ
ミングを規定するデータを記憶した駆動波形ROMが設
けられている。なお、駆動ユニット80はPDP1の背
面側に配置され、各ドライバと電極とが図示しないフレ
キシブルケーブルで電気的に接続される。
【0023】図2はPDP1の内部構造を示す斜視図で
ある。PDP1では、前面側基板構体の基材であるガラ
ス基板11の内面に、行毎に一対ずつサステイン電極
X,Yが配列されている。行は画面における水平方向の
セル列である。サステイン電極X,Yは、それぞれが透
明導電膜41と金属膜(バス導体)42とからなり、低
融点ガラスからなる厚さ30μm程度の誘電体層17で
被覆されている。誘電体層17の表面にはマグネシア
(MgO)からなる厚さ数千オングストロームの保護膜
18が設けられている。アドレス電極Aは、背面側基板
構体の基材であるガラス基板21の内面に配列されてお
り、厚さ10μm程度の誘電体層24によって被覆され
ている。誘電体層24の上には、高さ150μmの平面
視直線帯状の隔壁29が各アドレス電極Aの間に1つず
つ設けられている。これらの隔壁29によって放電空間
30が行方向にサブピクセル(単位発光領域)毎に区画
され、且つ放電空間30の間隙寸法が規定されている。
そして、アドレス電極Aの上方及び隔壁29の側面を含
めて背面側の内面を被覆するように、カラー表示のため
のR,G,Bの3色の蛍光体層28R,28G,28B
が設けられている。放電空間30には主成分のネオンに
キセノンを混合した放電ガスが充填されており、蛍光体
層28R,28G,28Bは放電時にキセノンが放つ紫
外線によって局部的に励起されて発光する。表示の1ピ
クセル(画素)は行方向に並ぶ3個のサブピクセルで構
成される。各サブピクセル内の構造体がセル(表示素
子)Cである。隔壁29の配置パターンがストライプパ
ターンであることから、放電空間30のうちの各列に対
応した部分は全ての行Lに跨がって列方向に連続してい
る。
【0024】以下、プラズマ表示装置100におけるP
DP1の駆動方法を説明する。最初に階調表示及び駆動
シーケンスの概要を説明し、その後に本発明に特有の回
路構成及び制御を詳述する。
【0025】図3はフィールド構成と駆動シーケンスの
概要とを示す図である。例えばテレビジョン映像の表示
においては、2値の点灯制御によって階調再現を行うた
めに、入力画像である時系列の各フィールドf(符号の
添字は表示順位を表す)を例えば8個のサブフレームs
f1,sf2,sf3,sf4,sf5,sf6,sf
7,sf8に分割する。言い換えれば、フレームFを構
成する各フィールドfを8個のサブフレームsf1〜s
f8の集合に置き換える。ただし、コンピュータ出力な
どのノンインタレース形式の画像を再生する場合には、
各フレームを8分割する。そして、これらサブフィール
ドsf1〜sf8における輝度の相対比率が1:2:
4:8:16:32:64:128となるように重み付
けをして各サブフィールドsf1〜sf8のサステイン
放電回数を設定する。サブフィールド単位の点灯/非点
灯の組合せでRGBの各色毎に256段階の輝度設定を
行うことができるので、表示可能な色の数は2563
なる。なお、サブフィールドsf1〜sf8を輝度の重
みの順に表示する必要はない。例えば重みの大きいサブ
フィールドsf8を表示期間の中間に配置するといった
最適化を行うことができる。
【0026】各サブフィールドsf1〜sf8に割り当
てるサブフィールド期間Tsfは、帯電分布を均一化す
るアドレッシング準備期間TR、表示内容に応じた帯電
分布を形成するアドレス期間TA、及び階調レベルに応
じた輝度を確保するために点灯状態を維持するサステイ
ン期間TSからなる。これらのうち、サステイン期間T
Sが本発明の実施に好適である。各サブフィールド期間
Tsfにおいて、アドレッシング準備期間TR及びアド
レス期間TAの長さは輝度の重みに係わらず一定である
が、サステイン期間TSの長さは輝度の重みが大きいほ
ど長い。つまり、1つのフィールドfに対応する8つの
サブフィールド期間Tsfの長さは互いに異なる。
【0027】アドレッシング準備期間TRにおいては、
サステイン電極Xに正極性の電圧パルスPrを印加する
第1過程と、サステイン電極Xに正極性の電圧パルスP
rxを印加し且つサステイン電極Yに負極性の電圧パル
スPryを印加する第2過程とによって、1つ前のサブ
フィールドにおいて点灯した“前回点灯セル”及び点灯
しなかった“前回非点灯セル”に所定の極性の壁電荷が
形成される。なお、第1過程ではアドレス電極Aを50
〜120V程度の正電位にバイアスし、アドレス電極A
とサステイン電極Xとの間の不要の放電を防止する。第
2過程に続いて、帯電の均一性を高めるため、サステイ
ン電極Yに正極性の電圧パルスPrsを印加して全ての
セルで面放電を生じさせる。この面放電によって帯電極
性は反転する。その後、電荷の消失を避けるため、サス
テイン電極Yの電位を所定値まで緩やかに低減させる。
【0028】アドレス期間TAにおいては、1行ずつ順
に各行を選択し、該当するサステイン電極Yに負極性の
スキャンパルスPyを印加する。行の選択と同時に、非
点灯とすべきセル(今回非点灯セル)に対応したアドレ
ス電極Aに対して正極性のアドレスパルスPaを印加す
る。選択された行におけるアドレスパルスPaの印加さ
れたセルでは、サステイン電極Yとアドレス電極Aとの
間で対向放電が起こって誘電体層17の壁電荷が消失す
る。アドレスパルスPaの印加時点ではサステイン電極
Xの近傍には正極性の壁電荷が存在するので、その壁電
圧でアドレスパルスPaが打ち消され、サステイン電極
Xとアドレス電極Aとの間では放電は起きない。このよ
うな消去アドレッシングは、書込みアドレッシングとは
違って電荷の再形成が不要であるので、高速化に適して
いる。
【0029】サステイン期間TSにおいては、不要の放
電を防止するために全てのアドレス電極Aを正極性の電
位にバイアスし、最初に全てのサステイン電極Xに正極
性のサステインパルスPsを印加する。その後、サステ
イン電極Yとサステイン電極Xとに対して交互にサステ
インパルスPsを印加する。本実施形態では、最終のサ
ステインパルスPsはサステイン電極Yに印加される。
サステインパルスPsの印加によって、アドレス期間T
Aにおいて壁電荷の残されたセル(今回点灯セル)で面
放電が生じる。
【0030】図4は点灯維持動作に係わる駆動回路構成
の概略図、図5は本発明に係る回路構成の第1例を示す
図である。サステイン期間TSにおいては、図4のよう
にスキャンドライバ86の内部でサステイン電極Yが共
通接続され、サステイン電極Yの集合である電極群YG
がY共通ドライバ87と接続される。Y共通ドライバ8
7は電力回収回路870を含んでいる。サステイン電極
Xも上述したとおり共通接続され、サステイン電極Xの
集合である電極群XGはX共通ドライバ85と接続され
る。X共通ドライバ85も電力回収回路850を含んで
いる。X共通ドライバ85の回路構成はY共通ドライバ
87と同一である。
【0031】図5のようにX共通ドライバ85は、接地
ライン(GND)50と電源ライン(GNDとの電圧が
Vsとなる電位にバイアスされている)との間に直列接
続され、互いの接続点p1が第1の電極群XGに共通の
端子pxに接続された第1及び第2のスイッチング素子
Q1,Q3、スイッチング素子Q1に対して並列接続さ
れたスイッチング素子Q2と抵抗(インピーダンス要
素)Raとの直列回路、スイッチング素子Q3に対して
並列接続されたスイッチング素子Q4と抵抗Rbとの直
列回路、各スイッチング素子Q1〜Q4のオンオフ制御
のタイミング調整用の抵抗R1〜R4、及び電力回収回
路850を備えている。スイッチング素子Q2と抵抗R
aとで形成される電流路z2のインピーダンスはスイッ
チング素子Q1で形成される電流路z1より大きい。同
様にスイッチング素子Q4と抵抗Rbとで形成される電
流路z4のインピーダンスはスイッチング素子Q3で形
成される電流路z3より大きい。電力回収回路850
は、インダクタンスL1、キャパシタンスC1、逆流防
止用ダイオードD1,D2、及び充放電制御用スイッチ
ング素子Q5,Q6からなる。
【0032】Y共通ドライバ87は、第2の電極群YG
に共通の端子pyに接続されている点が相違するだけ
で、その回路構成はX共通ドライバ85と同一である。
図ではY共通ドライバ87の各要素に、それに対応した
X共通ドライバ85の要素の符号に「’」を付加した符
号を付してある。また、Y共通ドライバ87はX共通ド
ライバ85と相補的に制御される。すなわち、電極群X
Gを電源ライン51と導通させるときには電極群YGを
接地ライン50と導通させ、逆に電極群YGを電源ライ
ン51と導通させるときには電極群XGを接地ライン5
0と導通させるようにスイッチング素子Q1〜Q4,Q
1’〜Q4’がオンオフ制御が行われる。したがって、
以下では代表的にX共通ドライバ85の動作を説明し、
Y共通ドライバ87の動作説明を省略する。
【0033】なお、スイッチング素子Q1〜Q4,Q
1’〜Q4’に個別に制御信号S1〜S4,S1’〜S
4’を与えてもよいし、並列関係にある電流路の開閉に
係わるものどうし(例えばS1とS2)を共通化して抵
抗R1〜R4,R1’〜R4’によって信号を遅延させ
るようにしてもよい。前者によれば任意のタイミング設
定が容易となり、後者によれば従来のドライバコントロ
ーラを使用して本発明の駆動方法を実現することができ
る。
【0034】以上の構成のX共通ドライバ85において
は、基本的にはインピーダンスの小さい電流路z1,z
3の開閉に先立って、インピーダンスの大きい電流路z
2,z4の開閉が行われる。これにより、ガス放電時に
おける電圧降下を最小限に抑え、且つ容量充電電流及び
容量放電電流のピーク値を低減することができる。図6
は図5に対応した駆動のタイミングを示す波形図であ
る。
【0035】電力回収回路850のキャパシタンスC1
が充電されている状態でスイッチング素子Q5をオンす
ると、セルCの静電容量に対するLC共振による充電が
始まり、サステイン電極Xに容量充電電流が流れる。サ
ステイン電極Xの電位は充電の進行につれて上昇する。
続いて、スイッチング素子Q2をオンすると、充電の不
足分を補うように電源ライン51からサステイン電極X
に容量充電電流が流れる。このとき、抵抗Raの電流制
限効果が生じるので、充電は比較的に穏やかに進行し、
電流ピークは低い。接地ライン50とサステイン電極X
との電圧がほぼ点灯維持電圧Vsに達したころから一部
のセルCでガス放電が生じ、その後の短時間のうちに他
のセルCでもガス放電が生じる。ガス放電の始まるころ
を見計らって設定した適切な時点でスイッチング素子Q
1をオンする。電圧降下を最小限に抑えるためである。
スイッチング素子Q1のオン期間は2μs程度であり、
セルCの充電期間より長い。ガス放電が停止した後もサ
ステイン電極Xのバイアスを継続することにより、空間
電荷が静電吸着されて次回のガス放電に十分な壁電荷が
形成される。
【0036】スイッチング素子Q1をオフしてスイッチ
ング素子Q6をオンすると、セルCの静電容量を充電し
た分の電荷の大半が電力回収回路850に流れ込む。続
いて、スイッチング素子Q4をオンすると、残りの不要
電荷が接地ライン50へ放電する。このときには抵抗R
bの電流制限効果によって電流ピークが抑えられる。そ
の後、スイッチング素子Q3がオンされ、サステイン電
極Xのバイアスが解除される。つまり、接地電位に戻さ
れる。その状態で次にサステイン電極Yに対して同様の
制御が行われる。このような制御をサブフィールドの重
みに応じた回数だけ繰り返すことにより、所定の輝度が
得られる。なお、抵抗Ra,Rbの代わりに適当な周波
数特性を持つフィルタ回路を設けることによって、電流
ピークを抑えて電磁輻射を軽減してもよい。
【0037】図7は本発明に係る回路構成の第2例を示
す図、図8は図7に対応した駆動のタイミングを示す波
形図である。図7のX共通ドライバ85bにおいては、
電力回収回路850bにも電流ピークを抑えるためのイ
ンピーダンス要素を含む開閉可能な電流路が設けられて
いる。すなわち、スイッチング素子Q7と抵抗R5との
直列回路がスイッチング素子Q5と並列に接続され、ス
イッチング素子Q8と抵抗R6との直列回路がスイッチ
ング素子Q6と並列に接続されている。
【0038】スイッチング素子Q5,Q6のオンオフに
先立ってスイッチング素子Q7,Q8をオンし又はオフ
することにより、セルCの静電容量の充放電における電
流ピークをも抑え、より電磁輻射を軽減することができ
る。スイッチング素子Q7のオンによってサステイン電
極Xに対する印加電圧が零からV1へ上昇し、次のスイ
ッチング素子Q5のオンによってさらにV2(V2<V
s)まで上昇する。このように段階的に充電が進み、電
流が時間的に分散する。
【0039】図9は本発明に係る回路構成の第3例を示
す図、図10は図9に対応した駆動のタイミングを示す
波形図である。図9の例は、画面を例えば2分割し、各
分割画面毎にサステイン電極X,Yの制御を行うもので
ある。X共通ドライバ85cは、一方の分割画面に対応
したサステイン電極の組XG1を電源ライン51又は接
地ライン50に接続するための一対のスイッチング素子
Q11,Q13、他方の分割画面に対応したサステイン
電極の組XG2を電源ライン51又は接地ライン50に
接続するための一対のスイッチング素子Q12,Q1
4、及び電力回収回路850cを備えている。電力回収
回路850cにおいて、インダクタンスL11,L1
2、逆流防止用ダイオードD11〜D14、及び充放電
制御用のスイッチング素子Q15〜Q18は分割画面毎
に設けられているが、キャパシタンスC11は両分割画
面に共通である。図示しないY共通ドライバもX共通ド
ライバ85cと同一構成であるので、各分割画面には電
力回収回路を除いて4個ずつスイッチング素子が設けら
れていることになる。
【0040】スイッチング素子Q11〜Q18に対する
制御信号S11〜S18のタイミングは、各分割画面に
注目すれば従来と同一である。すなわち、スイッチング
素子Q15〜Q18に対して所定時間Td2だけ遅らせ
てスイッチング素子Q11〜Q14のオンオフ制御を行
って、電力回収回路850cを活用する。本例での特徴
は、分割画面どうしの間でオンオフ制御のタイミングを
若干ずらす点である。これにより、画面全体においては
セルCの静電容量の充放電の時期が分散することにな
り、電流ピークを抑えて電磁輻射を軽減することができ
る。ガス放電が始まる時点において全てのサステイン電
極Xが電源ラインと導通しているようにタイミングを設
定すれば、電圧降下を最小限にすることができる。な
お、画面を3以上に分割してより電流ピークを小さくし
てもよい。
【0041】以上の実施形態では面放電型PDPを例示
したが、サステイン電極Xとサステイン電極Yとを放電
空間を挟んで対向するように配列した対向放電型のPD
Pにも本発明を適用することができる。電流容量の確保
などの目的で複数のスイッチング素子を並列接続したデ
バイスを使用して回路を構成してもよい。その他、本発
明の主旨にそった範囲内で種々の回路構成の変更が可能
である。
【0042】
【発明の効果】請求項1乃至請求項11の発明によれ
ば、ガス放電時の電圧降下を最小限に抑えつつ、容量性
負荷の充放電の電流ピークを低減して不要の電磁輻射を
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラズマ表示装置の構成図であ
る。
【図2】PDPの内部構造を示す斜視図である。
【図3】フィールド構成と駆動シーケンスの概要とを示
す図である。
【図4】点灯維持動作に係わる駆動回路構成の概略図で
ある。
【図5】本発明に係る回路構成の第1例を示す図であ
る。
【図6】図5に対応した駆動のタイミングを示す波形図
である。
【図7】本発明に係る回路構成の第2例を示す図であ
る。
【図8】図7に対応した駆動のタイミングを示す波形図
である。
【図9】本発明に係る回路構成の第3例を示す図であ
る。
【図10】図9に対応した駆動のタイミングを示す波形
図である。
【図11】従来の駆動装置の要部の回路図である。
【図12】従来の駆動方法における電流の推移を示す波
形図である。
【符号の説明】
1 PDP(プラズマディスプレイパネル) px,py 端子 z1,z1’ 第1の電流路 z2,z2’ 第2の電流路 z3,z3’ 第3の電流路 z4,z4’ 第4の電流路 S1,S2 制御信号 ES 画面 C セル 17 誘電体層 XG 第1の電極群 YG 第2の電極群 Vs 点灯維持電圧 80 駆動ユニット(駆動装置) 50 接地ライン 51 電源ライン p1 接続点 Q1 第1のスイッチング素子 Q3 第2のスイッチング素子 p1’ 接続点 Q1’ 第3のスイッチング素子 Q3’ 第4のスイッチング素子 Q2,Q2’ スイッチング素子 Q4,Q4’ スイッチング素子 Ra,Ra’ 抵抗(インピーダンス要素) Rb,Rb’ 抵抗(インピーダンス要素) 82 共通ドライバコントローラ(制御手段) R1,R3 抵抗(信号遅延のための回路要素) 100 プラズマ表示装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面を構成する各セルでガス放電を生じさ
    せるためのプラズマディスプレイパネルの駆動方法であ
    って、 電源ラインと前記各セルに共通に電圧を印加するための
    端子との間に、開閉可能な第1の電流路と開閉可能で且
    つ前記第1の電流路よりもインピーダンスの大きい第2
    の電流路とを設けておき、 前記第2の電流路のみを閉じて前記各セルのもつ容量の
    充電を開始した後に、前記第1の電流路を閉じて前記各
    セルにガス放電電流を流すことを特徴とするプラズマデ
    ィスプレイパネルの駆動方法。
  2. 【請求項2】接地ラインと前記端子との間に、開閉可能
    な第3の電流路と開閉可能で且つ前記第3の電流路より
    もインピーダンスの大きい第4の電流路とを設けてお
    き、 前記第4の電流路のみを閉じて前記容量に蓄積している
    電荷の放電を開始させた後に、前記第3の電流路を閉じ
    て前記容量に蓄積している残りの電荷を放電させる請求
    項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2の電流路のそれぞれを互
    いに独立した制御信号によって開閉する請求項1又は請
    求項2記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  4. 【請求項4】画面を構成する各セルでガス放電を生じさ
    せるためのプラズマディスプレイパネルの駆動方法であ
    って、 画面を複数の分割画面に区画し、前記分割画面毎にそれ
    に属する各セルに共通に電圧を印加するための端子を設
    けるとともに、前記各分割画面に対応した前記端子のそ
    れぞれと電源ラインとの間に開閉可能な電流路を設けて
    おき、 前記各分割画面に対応した前記電流路を1つずつ順に閉
    じて当該各分割画面に属する各セルのもつ容量を充電し
    た後、全ての前記電流路を用いて前記各セルにガス放電
    電流を流すことを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ルの駆動方法。
  5. 【請求項5】誘電体層で被覆された第1及び第2の電極
    群で構成される複数の電極対に対して一括に交番極性の
    電圧を印加して点灯状態を維持するAC型プラズマディ
    スプレイパネルの駆動装置であって、 電源ラインと接地ラインとの間に直列接続され、互いの
    接続点が前記第1の電極群に共通に接続された第1及び
    第2のスイッチング素子と、 前記電源ラインと前記接地ラインとの間に直列接続さ
    れ、互いの接続点が前記第2の電極群に共通に接続され
    た第3及び第4のスイッチング素子と、 前記第1乃至第4のスイッチング素子に対して少なくと
    も1個ずつ並列接続され、それぞれがスイッチング素子
    とインピーダンス要素との直列回路である合計4以上の
    スイッチング回路と、 前記第1及び第2の電極群を相補的に前記電源ライン又
    は前記接地ラインと導通させるように前記第1乃至第4
    のスイッチング素子のオンオフ制御を行うとともに、前
    記第1乃至第4のスイッチング素子のそれぞれのオンに
    先立ってオン対象の当該第1乃至第4のスイッチング素
    子に並列接続された前記スイッチング回路内の前記スイ
    ッチング素子をオンする制御手段と、 を有したAC型プラズマディスプレイパネルの駆動装
    置。
  6. 【請求項6】前記インピーダンス要素がフィルタ回路で
    ある請求項5記載のAC型プラズマディスプレイパネル
    の駆動装置。
  7. 【請求項7】前記インピーダンス要素が抵抗素子である
    請求項5記載のAC型プラズマディスプレイパネルの駆
    動装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記第1乃至第4のスイ
    ッチング素子と前記スイッチング回路内のスイッチング
    素子とを区別せずにスイッチング信号を出力するコント
    ローラと、 前記スイッチング信号を遅延させて前記第1乃至第4の
    スイッチング素子に入力するための回路要素とから構成
    されている請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のA
    C型プラズマディスプレイパネルの駆動装置。
  9. 【請求項9】誘電体層で被覆された第1及び第2の電極
    群で構成される複数の電極対に対して一括に交番極性の
    電圧を印加して点灯状態を維持するAC型プラズマディ
    スプレイパネルの駆動装置であって、 前記複数の電極対を組分けした2以上の組のそれぞれに
    対して、4個ずつスイッチング素子が設けられ、 前記各組に対応した4個のスイッチング素子のうち、2
    個のスイッチング素子は、電源ラインと接地ラインとの
    間に直列接続され、且つ互いの接続点が当該組に属する
    前記第1の電極群に対して共通に接続され、残りの2個
    のスイッチング素子は、電源ラインと接地ラインとの間
    に直列接続され、且つ互いの接続点が当該組に属する前
    記第2の電極群に対して共通に接続されており、 前記第1及び第2の電極群を相補的に前記電源ライン又
    は前記接地ラインと導通させるように前記各組に対応し
    たスイッチング素子のオンオフ制御を行い、その際にオ
    ンオフのタイミングを前記各組毎に順に遅らせる制御手
    段を有したことを特徴とするAC型プラズマディスプレ
    イパネルの駆動装置。
  10. 【請求項10】前記制御手段は、前記各組に共通のタイ
    ミングでスイッチング信号を出力するコントローラと、
    前記スイッチング信号を遅延させる回路要素とから構成
    されている請求項9記載のAC型プラズマディスプレイ
    パネルの駆動装置。
  11. 【請求項11】画面の行毎に電極対を構成する第1及び
    第2の電極群、及びこれら電極群を被覆する誘電体層を
    有したAC型プラズマディスプレイパネルと、 請求項5乃至請求項10のいずれかに記載のAC型プラ
    ズマディスプレイパネルの駆動装置とを備えたことを特
    徴とするプラズマ表示装置。
JP10035676A 1998-02-18 1998-02-18 プラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動装置 Withdrawn JPH11231829A (ja)

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