JPH11230714A - 円筒形状測定装置 - Google Patents

円筒形状測定装置

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JPH11230714A
JPH11230714A JP10028752A JP2875298A JPH11230714A JP H11230714 A JPH11230714 A JP H11230714A JP 10028752 A JP10028752 A JP 10028752A JP 2875298 A JP2875298 A JP 2875298A JP H11230714 A JPH11230714 A JP H11230714A
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probe
stylus
arm
measurement
cylindrical shape
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JP10028752A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takeuchi
博之 竹内
Keiji Kubo
圭司 久保
Keiichi Yoshizumi
恵一 吉住
Yukio Imada
行雄 今田
Seiichi Uchimura
清一 内村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 100mm単位の深さでテーパが3mm存在する
ような円筒状被測定物の内側と外側を0.1μmの高精
度で高速にキズを付けずに測定する円筒形状測定装置を
提供する。 【解決手段】 先端にスタイラスが固定されたアーム部
110と、アーム部が測定圧によって一方向にのみ傾斜
可能な状態にアーム部の根本付近を装置固定部に連結す
る板ばねより成るアーム保持部材84と、測定面からス
タイラス71への測定圧により生じる板ばねの弾性変形
によるアーム部の変位を検知する手段を備えたプローブ
7を有し、プローブに反転機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、100mm単位の深
さでテーパが3mm存在するような円筒状被測定物の内側
と外側をキズをつけずに測定する円筒形状測定装置に関
するものである。特に、X線望遠鏡で使用するミラーの
内壁または、その型の外壁を50mgf以下の測定圧でキ
ズを付けず、高速に、0.1μmの高精度で測定する円
筒形状測定装置に関するものである。。
【0002】
【従来の技術】一般に、表面粗さ計、三次元測定機等の
プローブには、接触式プローブ、原子間力プローブ、光
学式、静電容量センサ等がある。上記光学式と静電容量
センサは、形状や粗さを1μm以下の精度で測定するの
は不適である。接触式プローブは測定圧が高く、測定面
にキズを付けることがある。従来の接触式プローブには
作動トランスが付いており、作動トランスには磁石また
は磁性体が必要であるため、可動部の質量が重くなり、
応答速度を上げるためには測定圧を増すしか方法がな
い。それでも、従来の接触式プローブでは10Hz程度
と応答速度が遅いという問題もある。原子間力プローブ
は特開平6−265340号公報に記載されている。接
触式プローブとの違いは測定圧が低く、測定面にキズを
付けないことである。スタイラスを半径0.5mmのルビ
ー球としたとき、測定圧を0.2gf以下にすると、測定
面とスタイラスの間にはエネルギーギャップがあり、ト
ンネル電流の行き来で測定圧(斥力)が発生する。この領
域で測定するのを原子間力プローブと命名している。ま
た、特願平8−84206号に記載されている形状測定
装置は原子間力プローブを採用しており、円柱の外壁か
らの測定圧によりアームが一方向に変位する構造であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
願平8−84206号の発明では、100mm単位の深さ
の円筒状のミラーの内壁とその型の外壁をキズを付けず
に測定したい場合には、外壁しか測定できないという欠
点があった。従って、本発明は上記問題点に鑑み、深い
円筒状被測定物の内側と外側をキズを付けずに測定でき
るプローブを有した円筒形状測定装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。本発明の第1態様
によれば、測定面に接触するスタイラスと、上記スタイ
ラスが先端に固定されたアーム部と、上記アーム部が測
定圧によって一方向にのみ傾斜可能な状態に上記アーム
部の根本付近を装置固定部に連結する板ばねを有するア
ーム保持部材と、上記測定面から上記スタイラスへの測
定圧によって生じる上記板ばねの弾性変形による上記ア
ーム部の変位を検知する検知装置とを備えたプローブを
有し、そのプローブにはプローブ軸周りに少なくとも1
80度回転可能な反転機構が設けられていることを特徴
とする円筒形状測定装置を提供する。本発明の第2態様
によれば、上記アーム部の変位を検知する検知装置が、
上記アーム部のスタイラス取付面と反対面に固定された
ミラーと、上記ミラーの反射面側に固定配置された投光
部と、この投光部から放射された光に基づく上記ミラー
からの反射光を受光し、この反射光の位置を検知する光
位置検知装置とを備えた第1態様に記載の円筒形状測定
装置を提供する。本発明の第3態様によれば、上記アー
ム保持部材は、1対の板ばねで形成されたほぼV字形で
あり、V字形の両端で固定側に連結されるとともに、V
字形の下端とアーム部の根本付近とが固定結合された第
2態様に記載の円筒形状測定装置を提供する。本発明の
第4態様によれば、上記板ばねが、円柱部材に固定さ
れ、上記円柱部材はバネ性を有する押さえ板で上記装置
固定部に保持され、過度の測定圧がかかったときは上記
円柱部材が回転し、通常の測定圧がかかったときは摩擦
力で保持され上記円柱部材は回転しないように構成され
た第1〜3態様のいずれかに記載の円筒形状測定装置を
提供する。本発明の第5態様によれば、上記押さえ板
は、上記スタイラスに過度な力が作用したとき、上記円
柱部材が上記押さえ板からスリップし、上記アーム部が
外れるように構成された第4態様に記載の円筒形状測定
装置を提供する。本発明の第6態様によれば、上記プロ
ーブまたは測定面を、上記プローブと測定面との間隔が
変化する方向に移動させる移動台と、この移動台の移動
距離を測定するスケールと、上記測定面からの測定圧に
よって生じる上記スタイラスの変位に上記スケールの測
定値を加算することにより、上記測定面の座標を検出す
るように構成した第1〜5態様のいずれかに記載の円筒
形状測定装置を提供する。本発明の第7態様によれば、
上記測定面からの測定圧によって生じる上記スタイラス
の変位が略一定になるように、上記光位置検出装置から
の信号を上記移動台の駆動装置にフィードバックする制
御部を備え、上記プローブと上記測定面との間隔が変化
する方向と略垂直な方向に光学ヘッド部を含むプロー
ブ、または、上記測定面を移動させる移動台と、この移
動台により、上記スタイラスを上記測定面に一定測定圧
で走査させ、上記測定面の形状を測定するように構成し
た第1〜6態様のいずれかに記載の円筒形状測定装置を
提供する。本発明の第8態様によれば、上記プローブ部
をXYZ方向に移動させる移動台と、上記被測定物を回
転させるθステージとを備えた第1〜7態様のいずれか
に記載の円筒形状測定装置を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。図1(a)は本発
明の一実施形態における円筒形状測定装置におけるプロ
ーブ構造図、(b)はその一部拡大正面図である。
【0006】図2は図1のプローブ7が取り付けられて
いる本実施形態の円筒形状測定装置の概略図である。図
2において、上記装置は、石定盤1に両端が固定された
門型の石柱2の水平部分上に、プローブ7をXYZ方向
に移動させるXステージ4、Yステージ5、Zステージ
6を備えた移動台101を備えるとともに、石定盤1上
に、被測定物Sをθ方向に駆動モータ201により回転
させるθステージ3を備えている。Xステージ4はその
上にYステージ5を保持し、Yステージ5はその上にZ
ステージ6を保持し、Zステージ6にはプローブ7が装
着されている。プローブ7の先端のスタイラス71が、
θステージ3の上に設置される被測定物Sに接触して、
測定を行う。
【0007】なお、図2において、41、51、61は
各ステージ4、5、6の駆動モータである。また、42
はXステージ4の駆動モータにより正逆回転されるボー
ルネジであり、このボールネジに螺合したYステージを
X方向に前後動させる。62はZステージ6の駆動モー
タにより正逆回転されるボールネジであり、このボール
ネジに螺合したプローブ7をZ方向に上下動させる。な
お、Yステージ用のボールネジは図示を省略している
が、Yステージ7の駆動モータにより正逆回転されるボ
ールネジが同様に配置され、このボールネジに螺合した
Zステージ6をY方向に前後動させる。43、53、6
3は各ステージ4、5、6の位置計測用のリニアスケー
ルである。ただし、被測定物S上をプローブ7がX方向
に前後動するため、X位置については、Xステージ4の
Xリニアスケール43の測定値と、プローブ7の光位置
検知装置82の測定値の和として測長する。このとき、
プローブ7の光位置検知装置82で検知する位置を常に
一定になるように、制御部200はXステージ用の駆動
モータ41にフィードバックをかけてXステージ4の駆
動を制御している。θステージ3の下方には駆動モータ
201の回転角度を検出するロータリエンコーダ202
が設置されており、θステージ3の回転角を測定できる
ようにしている。よって、制御部200は、各駆動モー
タ41、51、61、201の駆動を制御するととも
に、各ステージ4、5、6の位置計測用のリニアスケー
ル43、53、63とロータリエンコーダ202とから
の位置や角度情報などの出力が入力されるようにしてい
る。
【0008】上記プローブ7は、図1(a)、(b)に
示すように、下端にスタイラス71の付いた三角形板状
のアーム72と、そのアーム72と円柱部材75を連結
する2本のアーム保持部材74を有して、アーム部11
0を構成している。
【0009】アーム保持部材74は左右対称の薄い板バ
ネで形成されており、アーム72の対称軸が上記アーム
保持部材74の対称軸と一致する状態に、アーム72の
根本が2本のアーム保持部材74に固定結合されてお
り、アーム72の裏側(スタイラス71と反対側)にミラ
ー73が固定されている。
【0010】以上のスタイラス71、アーム72、ミラ
ー73、アーム保持部材74より成る可動部100は、
できるだけ軽量であることが望ましく、例えば、可動部
全体で質量200mg以下に構成されれば、これにより測
定圧を50mgf以下にすることができる。
【0011】上記アーム部110の変位を検知する検知
装置120は、上記アーム部110のアーム72のスタ
イラス取付面と反対面に固定されたミラー73と、上記
ミラー73の反射面側に固定配置された投光部(例えば
半導体レーザー)76と、この投光部76から放射され
た光をコリメートレンズ77により平行光にした後、こ
の平行光を偏向ビームスプリッター78で90度偏向さ
せた光線を反射ミラー81により反射させた後、光位置
検知装置82に入射させる。一方、偏向ビームスプリッ
ター78を直進して通過した平行光は、λ/4波長板7
9を通してλ/4だけ波長をずらせた後、反射ミラー8
0で反射させてアーム72の裏面に配置されたミラー7
3に反射させる。ミラー73に反射した反射光は、反射
ミラー80、λ/4波長板79、偏向ビームスプリッタ
ー78、反射ミラー81を経て光位置検知装置82に入
射し、反射ミラー73で反射されていない光線と反射し
た光線との間での位相差をもとに、反射ミラー73従っ
てスタイラス71の位置を検知する。
【0012】アーム保持部材74の両上端部は大略水平
方向に配した円柱部材75に固定され、円柱部材75
は、図1(b)にも示すように、ブロック状の受け部材
85と板バネからなる一対の押さえ板84とにより挾ま
れて軸方向沿いには移動不可能に支持して、所定の軸位
置を保って摩擦力により保持されている。押さえ板84
は鋼または燐青銅等の金属または樹脂の弾性材料で構成
され、受け部材85に固定されている。上記構成におい
て押さえ板84による押圧力の強さは、通常の測定圧範
囲では、受け部材85と板バネからなる一対の押さえ板
84との間に働く摩擦力により円柱部材75は回転せ
ず、スタイラス71が被測定物S上を移動するときアー
ム保持部材74のみがたわみ、過度の測定圧がスタイラ
ス71に作用したときには、アーム保持部材74は塑性
変形せずに、円柱部材75が受け部材85と一対の押さ
え板84とに対してスリップして回転し、プローブ7を
壊すことがないという効果が得られる。
【0013】さらに、押さえ板84は、下から過度の力
がかかっても、押さえ板84が受け部材85に対して少
し上に開いて円柱部材75が押さえ板84と受け部材8
5に対してスリップするようにして、プローブ7から外
れるようにしているので、プローブ7が壊れる危険性が
解消される。上記構成では、スタイラス71を固定した
アーム72が2本のアーム保持部材74により保持さ
れ、測定圧により一方向にのみ動くので、円柱部材75
の軸方向沿いに横ずれを起こしたり、軸受け支持のよう
にがたつきを生じることがない。
【0014】また、形状測定の際に被測定物Sにスタイ
ラス71は所定の圧力(測定圧)で接触し、プローブに対
するスタイラス位置の変位は、ミラー73の傾きに変換
され、その傾きは光位置検知装置82で光の位置の変位
に変換され、つまり、スタイラス71の位置変化をリニ
アに光の位置変化として検出できる。上記構成におい
て、被測定物Sの表面形状を測定する際には、プローブ
7をアーム72の傾斜角度が略一定になるようにXステ
ージ用駆動モータ41に制御部200によりフィードバ
ックをかけながら、被測定物Sをθ方向に回転させる
か、またはプローブ7をZ方向に移動させると、被測定
物Sの三次元的な形状が測定できる。上記構成によれ
ば、プローブ7は外径測定の場合は図1に示した状態に
あるが、内径測定の場合はプローブ7をその中心軸周り
に回転させるプローブ反転機構83により180度回転
させて、内径側の内壁を測定することができる。この構
成により、内径を深さ150mm程度の深さまでキズを付
けずに測定できる。
【0015】上記実施形態によれば、アーム保持部材7
4の両上端部の大略水平方向に固定された円柱部材75
は、ブロック状の受け部材85と板バネからなる一対の
押さえ板84とにより挾まれて軸方向沿いには移動不可
能に支持して、所定の軸位置を保って摩擦力により保持
されているとともに、押さえ板84は弾性材料で構成さ
れ、受け部材85に固定されている。従って、押さえ板
84による押圧力の強さは、通常の測定圧範囲では、受
け部材85と板バネからなる一対の押さえ板84との間
に働く摩擦力により円柱部材75は回転せず、スタイラ
ス71が被測定物S上を移動するときアーム保持部材7
4のみがたわむ一方、過度の測定圧がスタイラス71に
作用したときには、アーム保持部材74は塑性変形せず
に、円柱部材75が受け部材85と一対の押さえ板84
とに対してスリップして回転するため、プローブ7を壊
すことがない。
【0016】さらに、押さえ板84は、下から過度の力
がかかっても、押さえ板84が受け部材85に対して少
し上に開いて円柱部材75が押さえ板84と受け部材8
5に対してスリップしてプローブ7から外れるようにし
ているので、プローブ7が壊れる危険性を解消すること
ができる。また、スタイラス71を固定したアーム72
が2本のアーム保持部材74により保持され、測定圧に
より一方向にのみ動くので、円柱部材75の軸方向沿い
に横ずれを起こしたり、軸受け支持のようにがたつきを
生じることがない。
【0017】
【発明の効果】本発明の構成によれば、従来はキズを付
けずに円筒状被測定物を測定する場合は外壁しか測定で
きなかったところ、反転機構によりプローブを反転させ
れば円筒状被測定物の内側及び外側をそれぞれキズを付
けずに高精度に測定できる。また、本発明によれば、上
記アーム保持部材を構成する板ばねが円柱部材に固定さ
れ、上記円柱部材はバネ性を有する押さえ板で上記装置
固定部に保持され、過度の測定圧がかかったときは上記
円柱部材が回転し、通常の測定圧がかかったときは摩擦
力で保持され円柱部材は回転しないように構成すれば、
押さえ板による押圧力の強さは、通常の測定圧範囲で
は、板バネを有する押さえ板により働く摩擦力により円
柱部材は回転せず、スタイラスが測定面上を移動すると
きアーム保持部材のみがたわむ一方、過度の測定圧がス
タイラスに作用したときには、アーム保持部材は塑性変
形せずに、円柱部材が押さえ板に対してスリップして回
転するため、プローブを壊すことがない。さらに、押さ
え板は、下から過度の力がかかっても、円柱部材が押さ
え板に対してスリップしてプローブから外れるようにす
れば、プローブが壊れる危険性を解消することができ
る。また、スタイラスを固定したアームをアーム保持部
材により保持し、測定圧により一方向にのみ動くように
すれば、円柱部材の軸方向沿いに横ずれを起こしたり、
軸受け支持のようにがたつきを生じることがない。よっ
て、本発明により、100mm単位の深さでテーパが3mm
存在するような円筒状被測定物の内側と外側をキズを付
けずに0.1μmの高精度で測定することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の一実施形態における円筒形
状測定装置におけるプローブ構造図、(b)はその一部
拡大正面図である。
【図2】 本発明の上記実施形態の円筒形状測定装置の
全体概略図である。
【符号の説明】
1…石定盤、 2…門型石柱、 3…θステージ、
4…Xステージ、5…Yステージ、 6…Zステ
ージ、 7…プローブ、 41…Xモータ、 4
2…ボールネジ、 43…Xリニアスケール、 5
1…Yモータ、 53…Yリニアスケール、 61
…Zモータ、 62…ボールネジ、63…Zリニアス
ケール、 71…スタイラス、 72…アーム、7
3…ミラー、 74…アーム保持部材、 75…円
柱部材、 76…半導体レーザ、 77…コリメー
トレンズ、 78…偏光ビームスプリッター、 7
9…λ/4波長板、 80…ミラー、 81…ミラ
ー、 82…光位置検知装置、 83…プローブ反
転機構、 84…押え板、 85…受け部材、
、100…可動部、 101…移動台、110…ア
ーム部、120…検知装置、 200…制御部、
201…駆動モータ、 202…ロータリエンコー
ダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今田 行雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 内村 清一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定面に接触するスタイラスと、 上記スタイラスが先端に固定されたアーム部と、 上記アーム部が測定圧によって一方向にのみ傾斜可能な
    状態に上記アーム部の根本付近を装置固定部に連結する
    板ばねを有するアーム保持部材と、 上記測定面から上記スタイラスへの測定圧によって生じ
    る上記板ばねの弾性変形による上記アーム部の変位を検
    知する検知装置とを備えたプローブを有し、そのプロー
    ブにはプローブ軸周りに少なくとも180度回転可能な
    反転機構が設けられていることを特徴とする円筒形状測
    定装置。
  2. 【請求項2】 上記アーム部の変位を検知する検知装置
    が、上記アーム部のスタイラス取付面と反対面に固定さ
    れたミラーと、上記ミラーの反射面側に固定配置された
    投光部と、この投光部から放射された光に基づく上記ミ
    ラーからの反射光を受光し、この反射光の位置を検知す
    る光位置検知装置とを備えた請求項1に記載の円筒形状
    測定装置。
  3. 【請求項3】 上記アーム保持部材は、1対の板ばねで
    形成されたほぼV字形であり、V字形の両端で固定側に
    連結されるとともに、V字形の下端とアーム部の根本付
    近とが固定結合された請求項2に記載の円筒形状測定装
    置。
  4. 【請求項4】 上記板ばねが、円柱部材に固定され、上
    記円柱部材はバネ性を有する押さえ板で上記装置固定部
    に保持され、過度の測定圧がかかったときは上記円柱部
    材が回転し、通常の測定圧がかかったときは摩擦力で保
    持され上記円柱部材は回転しないように構成された請求
    項1〜3のいずれかに記載の円筒形状測定装置。
  5. 【請求項5】 上記押さえ板は、上記スタイラスに過度
    な力が作用したとき、上記円柱部材が上記押さえ板から
    スリップし、上記アーム部が外れるように構成された請
    求項4に記載の円筒形状測定装置。
  6. 【請求項6】 上記プローブまたは測定面を、上記プロ
    ーブと測定面との間隔が変化する方向に移動させる移動
    台と、この移動台の移動距離を測定するスケールと、上
    記測定面からの測定圧によって生じる上記スタイラスの
    変位に上記スケールの測定値を加算することにより、上
    記測定面の座標を検出するように構成した請求項1〜5
    のいずれかに記載の円筒形状測定装置。
  7. 【請求項7】 上記測定面からの測定圧によって生じる
    上記スタイラスの変位が略一定になるように、上記光位
    置検出装置からの信号を上記移動台の駆動装置にフィー
    ドバックする制御部を備え、上記プローブと上記測定面
    との間隔が変化する方向と略垂直な方向に光学ヘッド部
    を含むプローブ、または、上記測定面を移動させる移動
    台と、この移動台により、上記スタイラスを上記測定面
    に一定測定圧で走査させ、上記測定面の形状を測定する
    ように構成した請求項1〜6のいずれかに記載の円筒形
    状測定装置。
  8. 【請求項8】 上記プローブ部をXYZ方向に移動させ
    る移動台と、上記被測定物を回転させるθステージとを
    備えた請求項1〜7のいずれかに記載の円筒形状測定装
    置。
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