JPH11226202A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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Publication number
JPH11226202A
JPH11226202A JP10054274A JP5427498A JPH11226202A JP H11226202 A JPH11226202 A JP H11226202A JP 10054274 A JP10054274 A JP 10054274A JP 5427498 A JP5427498 A JP 5427498A JP H11226202 A JPH11226202 A JP H11226202A
Authority
JP
Japan
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reach
symbol
variable display
display result
synchronous
Prior art date
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Pending
Application number
JP10054274A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Masato Kosuge
真人 小菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP10054274A priority Critical patent/JPH11226202A/ja
Publication of JPH11226202A publication Critical patent/JPH11226202A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期リーチ変動態様の進行状況を遊技者にと
って興味深いものとすることで遊技の興趣向上を招来す
る弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 リーチ3〜リーチ5の順で左・右・中の
図柄を順次1つずつ同期変動していき、最終的に全ての
図柄を同期変動する最終同期リーチ変動態様としてリー
チ5を設定する。これにより、リーチ4を第1の同期リ
ーチ変動態様とした場合、その発展型となる第2の同期
リーチ変動態様としてリーチ5を定義することができ
る。このため、同期リーチ変動態様の進行状況を遊技者
にとって興味深いものとすることができ、ひいては遊技
の興趣向上を招来することができる。また、全図柄を揃
えた状態での同期リーチ変動(リーチ5)を行う場合、
必ず大当り図柄を導出するようにすることで、全図柄が
揃った状態からハズレ図柄に変わる不快感及び不信感を
遊技者に与えない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の可変表示部
を可変表示する可変表示装置を備え、その複数の可変表
示部の表示結果が予め定めた特定表示結果となったとき
に遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生し得る弾球
遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、可変表示装置を備えた弾
球遊技機は、可変表示装置に設けられた複数の可変表示
部で図柄を変動し、各可変表示部の表示結果が予め定め
た大当り図柄(特定表示結果)となったときに特定遊技
状態を発生するようになっていた。また、このような可
変表示装置には、通常時の変動態様とは異なったリーチ
変動態様で図柄の変動を制御することにより、大当りに
対する期待感を視覚的に向上するものが提案されてい
る。リーチ変動態様としては、最終停止する図柄の停止
以前にその他の停止図柄がリーチ状態となったときに、
最終停止する図柄に対して行われるリーチ変動態様(例
えば、左・右の図柄が同一図柄で停止して、中図柄のみ
をリーチ変動する態様)と、少なくとも2つ以上の可変
表示部で図柄を揃えて、これを同期して変動するリーチ
変動態様(同期リーチ変動態様)と、がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
リーチ変動を行う可変表示装置には、リーチ変動態様を
複数設定し、その中で基本型のリーチ変動態様と、これ
に対応する発展型のリーチ変動態様を設けたものが提案
されている。具体的に、発展型のリーチ変動態様とは、
途中まで基本型のリーチ変動態様と同一の変動パターン
を行い、その後発展していく変動パターンである。例え
ば、左・右の図柄が同一図柄で停止したリーチ状態で、
中図柄を通常時よりも長く且つ低速に変動させる変動態
様を基本型のリーチ変動態様とした場合、発展型のリー
チ変動態様に移行しないときはその低速変動の終了時点
で表示結果を導出する。一方、発展型のリーチ変動態様
に移行するときは、低速変動後に発展型に移行すること
で中図柄をコマ送り変動し、そのコマ送り変動の終了時
点で表示結果を導出する。しかしながら、このような発
展型のリーチ変動態様の設定は、リーチ状態から最終停
止する図柄に対して行われるリーチ変動態様に対してし
か適用されていなかった。本発明は、上記した事情に鑑
みなされたもので、その目的とするところは、同期リー
チ変動態様の進行状況を遊技者にとって興味深いものと
することで遊技の興趣向上を招来する弾球遊技機を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1が採用した解決手段は、複数の可変
表示部を可変表示する可変表示装置を備え、その複数の
可変表示部の表示結果が予め定めた特定表示結果となっ
たときに遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生し得
る弾球遊技機において、前記複数の可変表示部に表示結
果を導出する以前に該表示結果を決定する表示結果決定
手段と、該表示結果決定手段で決定した表示結果がリー
チ状態となる場合、複数種類のリーチ変動態様の中から
いずれかのリーチ変動態様を選択するリーチ変動態様選
択手段と、該リーチ変動態様選択手段で選択したリーチ
変動態様に基づいて前記複数の可変表示部の変動を制御
するリーチ変動制御手段と、を備え、前記複数種類のリ
ーチ変動態様は、前記複数の可変表示部のうち全て以外
の少なくとも2つを同期変動する第1の同期リーチ変動
態様と、該第1の同期リーチ変動態様の変動態様を行っ
た後に前記複数の可変表示部の全てを同期変動する変動
態様に移行する第2の同期リーチ変動態様と、を含むこ
とを特徴とする。このように構成することにより、同期
リーチ変動態様の進行状況を遊技者にとって興味深いも
のとすることができ、ひいては遊技の興趣向上を招来す
ることができる。
【0005】また、請求項2の発明は、前記リーチ変動
態様選択手段が前記第2の同期リーチ変動態様を選択し
たときは、リーチ変動態様選択手段が第1の同期リーチ
変動態様を選択したときに比べて高い確率で前記特定表
示結果を前記複数の可変表示部に導出することを特徴と
する。このように構成することにより、同期リーチ変動
の進行状況(発展)に応じて大当りの期待感を高めるこ
とができ、ひいては遊技の興趣向上を招来することがで
きる。
【0006】また、請求項3の発明は、前記リーチ変動
態様選択手段が前記第2の同期リーチ変動態様を選択し
たときは、必ず前記特定表示結果を前記複数の可変表示
部に導出することを特徴とする。このように構成するこ
とにより、全図柄を揃えた状態での同期リーチ変動(第
2の同期リーチ変動)を行う場合には、必ず大当りにな
るので、全図柄が揃った状態からハズレ図柄に変わる不
快感及び不信感を遊技者に与えない。
【0007】また、請求項4の発明は、複数の可変表示
部を可変表示する可変表示装置を備え、その複数の可変
表示部の表示結果が予め定めた特定表示結果となったと
きに遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生し得る弾
球遊技機において、前記複数の可変表示部に表示結果を
導出する以前に該表示結果を決定する表示結果決定手段
と、該表示結果決定手段で決定した表示結果がリーチ状
態ではなく所定の条件が成立した場合に前記複数の可変
表示部を特殊な態様で変動制御する特殊変動制御手段
と、前記表示結果決定手段で決定した表示結果がリーチ
状態となる場合に前記複数の可変表示部をリーチ変動制
御するリーチ変動制御手段と、を備え、前記リーチ変動
制御手段は、その変動制御前段で前記複数の可変表示部
を前記特殊変動制御手段による特殊変動態様と同一の変
動態様で変動制御し、その変動制御後段で前記複数の可
変表示部を順次1つずつ同期変動して最終的に全ての可
変表示部を同期変動する最終同期リーチ変動態様での変
動制御を行うことができることを特徴とする。このよう
に構成することにより、同期リーチ変動態様の進行状況
を遊技者にとって興味深いものとすることができ、ひい
ては遊技の興趣向上を招来することができる。
【0008】また、請求項5の発明は、前記リーチ変動
制御手段が前記最終同期リーチ変動態様での変動制御を
行ったときは、必ず前記特定表示結果を前記複数の可変
表示部に導出することを特徴とする。このように構成す
ることにより、同期リーチ変動の最終段階となる最終同
期リーチ変動態様までくれば大当りとなるので、それま
での過程を面白くすることができる。また、この構成で
は、全図柄が揃った状態からハズレ図柄に変わる不快感
及び不信感を遊技者に与えない。
【0009】なお、図1に示す特別可変表示装置40に
より、複数の可変表示部(特別図柄表示部43〜45)
の表示結果が予め定めた特定表示結果(大当り図柄)と
なったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生
し得る本発明の弾球遊技機の可変表示装置の一例を構成
している。
【0010】また、図5(A)に示すランダム1〜3に
より、前記複数の可変表示部に表示結果を導出する以前
に該表示結果を決定する本発明の表示結果決定手段の一
例を構成している。
【0011】また、図12(B)に示すリーチ選択テー
ブルにより、前記表示結果決定手段で決定した表示結果
がリーチ状態となる場合、複数種類のリーチ変動態様
(リーチ1〜5)の中からいずれかのリーチ変動態様を
選択する本発明のリーチ変動態様選択手段の一例を構成
している。
【0012】また、図7乃至図10に示すリーチ変動に
より、前記リーチ変動態様選択手段で選択したリーチ変
動態様に基づいて前記複数の可変表示部の変動を制御す
る本発明のリーチ変動制御手段の一例を構成している。
【0013】また、図9及び図11(B)に示すリーチ
4により、前記複数の可変表示部のうち全て以外の少な
くとも2つ(左・右の2図柄)を同期変動する本発明の
第1の同期リーチ変動態様の一例を構成している。
【0014】また、図10及び図11(C)に示すリー
チ5により、前記第1の同期リーチ変動態様の変動態様
を行った後に前記複数の可変表示部の全て(左・中・右
の全図柄)を同期変動する変動態様に移行する本発明の
第2の同期リーチ変動態様の一例を構成している。
【0015】また、図12(B)に示すリーチ選択テー
ブルにより、前記リーチ変動態様選択手段が前記第2の
同期リーチ変動態様を選択したときは、リーチ変動態様
選択手段が第1の同期リーチ変動態様を選択したときに
比べて高い確率で前記特定表示結果を前記複数の可変表
示部に導出する本発明の構成を例示している。
【0016】また、図12(B)に示すリーチ選択テー
ブルにより、前記リーチ変動態様選択手段が前記第2の
同期リーチ変動態様を選択したときは、必ず前記特定表
示結果を前記複数の可変表示部に導出する本発明の構成
を例示している。
【0017】また、図19及び図20に示す予告ありの
時の図柄変動により、前記表示結果決定手段で決定した
表示結果がリーチ状態ではなく所定の条件(ランダム7
の抽出値が「0」)が成立した場合に前記複数の可変表
示部を特殊な態様で変動制御す本発明の特殊変動制御手
段の一例を構成している。
【0018】また、図19乃至図21に示す図柄変動に
より、前記表示結果決定手段で決定した表示結果がリー
チ状態となる場合に前記複数の可変表示部をリーチ変動
制御する本発明のリーチ変動制御手段の一例を構成して
いる。
【0019】また、図21に示すリーチ4・5の図柄変
動により、変動制御前段で前記複数の可変表示部を前記
特殊変動制御手段による特殊変動態様と同一の変動態様
で変動制御し、その変動制御後段で前記複数の可変表示
部を順次1つずつ同期変動して最終的に全ての可変表示
部を同期変動する最終同期リーチ変動態様での変動制御
を行うことができる前記リーチ変動制御手段の構成を例
示している。
【0020】また、図22(B)に示すリーチ選択テー
ブルにより、前記リーチ変動制御手段が前記最終同期リ
ーチ変動態様(リーチ5)での変動制御を行ったとき
は、必ず前記特定表示結果を前記複数の可変表示部に導
出する本発明の構成を例示している。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明す
る。図1は、遊技盤1を示す正面図である。図1におい
て、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導するた
めの誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール
2で区画された領域が遊技領域3を構成している。遊技
領域3のほぼ中央には、後述する各特別図柄表示部43
〜45での識別情報(以下、特別図柄という)の可変表
示(以下、変動ともいう)を可能にする特別可変表示装
置40が配置されている。なお、特別可変表示装置40
の詳細な構成については後に詳述するものである。
【0022】特別可変表示装置40の下方には、特別図
柄の変動を許容する始動機能を有する普通可変入賞球装
置4が配置されている。普通可変入賞球装置4は、ソレ
ノイド5によって垂直(通常入賞口)位置と傾動(拡大
入賞口)位置との間で可動制御される一対の可動翼片6
a・6bを備え、いわゆるチューリップ型役物として構
成され、その普通可変入賞球装置4には入賞した打玉を
検出する始動玉検出器7が設けられている。なお、可動
翼片6a・6bが垂直(通常入賞口)位置のときも普通
可変入賞球装置4に入賞可能になっている。また、普通
可変入賞球装置4への入賞に基づく特別図柄の変動は、
変動中を除いて所定回数(本実施形態では、4回)記憶
され、その旨が後述の特別図柄記憶表示LED57によ
って表示されるようになっている。
【0023】また、特別可変表示装置40の左側方に
は、普通可変表示装置8が配置されている。普通可変表
示装置8は、その上端に玉通過口9を備えると共に該玉
通過口9の内部に備えた通過玉検出器10が通過玉を検
出することで、玉通過口9の下方に備えた普通図柄表示
器11での識別情報(以下、普通図柄という)の変動を
許容するようになっている。なお、普通図柄表示器11
は、普通図柄が当り図柄となったときに、普通可変入賞
球装置4の可動翼片6a・6bを所定時間が経過するま
で開放制御するものであるが、後述する確率変動(大当
り判定確率を通常時と異なる確率に変更した遊技状態)
が生じたときには、開放時間が長くなるように設定され
ている。また、普通図柄の変動は、変動中を除いて所定
回数(本実施形態では、4回)記憶され、その旨が普通
可変表示装置8に設けられた普通図柄記憶表示LED1
2によって表示されるようになっている。一方、特別可
変表示装置40の右側方には、チャッカーランプ13を
備えた入賞装置14が配置されている。
【0024】また、遊技領域3の下方部位には、誘導レ
ール2に沿ったほぼ円弧状の取付基板16を介して遊技
盤1に取り付けられた特別可変入賞球装置15が配置さ
れている。特別可変入賞球装置15の中央部には、特別
可変入賞口17が開設されており、該特別可変入賞口1
7は、ソレノイド18による開閉板19の可動によって
開閉制御されるようになっている。特別可変入賞口17
の内部は、左右2つに区画され、そのうちの左側が特定
領域とされ、右側が通常領域とされる。特定領域には、
入賞玉の検出により開閉板19を再度開成させることが
できる特定玉検出器20が設けられている。また、通常
領域には入賞玉を検出するために入賞玉検出器21も設
けられている。特別可変入賞口17の下方には、特定遊
技状態の発生に伴う開閉板19の開閉サイクル数を表示
すると共に、入賞玉検出器21及び特定玉検出器20に
よって検出された入賞玉数を表示する7セグメントタイ
プの回数個数表示器22が設けられている。また、取付
基板16における特別可変入賞口17の左右の各側方に
は、それぞれ入賞口23とアタッカーランプ24が設け
られており、取付基板16の左右の両端部には、それぞ
れ飾りLED25が設けられている。なお、回数個数表
示器22の左右側方には、それぞれ円弧状の被覆部材2
6によって前方が被覆された玉通路27が形成されてい
る。
【0025】しかして、上記のように構成される特別可
変入賞球装置15は、以下のように作動する。即ち、打
玉が普通可変入賞球装置4に入賞して始動玉検出器7を
ONさせると、特別可変表示装置40が変動を開始し、
一定時間が経過すると、例えば左・右・中の順で特別図
柄が確定され、その確定された図柄の組み合せが大当り
図柄(特定表示結果)となったときに特定遊技状態とな
る。この特定遊技状態においては、特別可変入賞球装置
15の開閉板19が所定期間(例えば、29秒)あるい
は所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで
開放する(開放サイクル)ように設定され、その開放し
ている間遊技盤1の表面を落下する打玉を受け止めるよ
うになっている。そして、受け止められた打玉が特定領
域に入賞して特定玉検出器20をONすると、開放サイ
クルの終了後再度上記した開放サイクルを繰り返し、特
定領域に入賞玉が入賞する毎に継続権が成立して開放サ
イクルを最高16回繰り返すことができるようになって
いる。また、遊技領域3を含む遊技盤1の表面には、上
記した構成以外にも、風車ランプ28を内蔵した風車2
9、サイドランプ30を内蔵したサイド飾り31、バッ
ク玉防止部材32、アウト口33、等が設けられてい
る。さらに、パチンコ弾球遊技機には、特定遊技状態時
あるいは特別図柄の変動時等にその旨を報知する図示し
ない遊技効果LED、遊技効果ランプ、及びスピーカ3
4(符号のみ図3参照)が設けられている。
【0026】なお、本発明の特定遊技状態は、上記に限
らず以下に示す〜の制御のうちいずれか1つの制御
又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0027】 打玉の入賞を容易にする第一の状態
と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、
に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又
は間欠的に第一の状態にする制御 特定の入賞又は通過領域での打玉の検出を介在さ
せ、打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞
できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可
変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一
の状態にする制御 打玉の入賞に関わらず所定数の景品玉を直接排出す
る制御 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)
に対して有価数を加算する制御 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に
対して得点を付与する制御 次に、特別可変表示装置40の構成について説明する。
特別可変表示装置40は、遊技盤1の表面に取り付けら
れる取付基板41を備え、該取付基板41の中央には、
横長形状の窓開口42が開設されている。窓開口42に
は、外周面に特別図柄を描いた左・中・右の回転ドラム
が臨設されて、左・中・右の特別図柄表示部43〜45
を構成している。左・中・右の回転ドラムには、それぞ
れ駆動源となるドラムモータ46a・46b・46c
(図4参照)と、停止図柄を検出するためのドラムセン
サ47a・47b・47c(図4参照)と、特別図柄を
照明装飾するためのドラムランプ48a・48b・48
c(図4参照)、が取り付けられている。特別図柄表示
部43〜45に表示される特別図柄(左図柄・中図柄・
右図柄)は、図2(A)に示すように、それぞれ「1〜
12」の12種類の図柄から構成されており、これら左
・中・右の図柄には、ランダム2(0〜11)が対応し
て設けられている。大当り図柄の組合せは、図2(B)
に示すように、左・中・右の図柄が同一図柄で揃った組
合せであり、この組合せは、ランダム3(0〜11)の
値に基づいて決定される。なお、大当り図柄のうち「1
・3・5・7・9・11」のいずれかの図柄で揃った大
当り図柄は、確変図柄を構成して後で詳述する確率変動
(これを確変ともいう)を発生するようになっている。
【0028】また、上記した取付基板41の上側には、
入賞口49と、飾りLED50と、左右のワープ入口5
1a・51b、が設けられており、ワープ入口51a・
51bは、窓開口42の外周部に沿って形成された左右
のワープ通路52a・52bと連通している。なお、ワ
ープ通路52a・52bは、透明合成樹脂で形成され、
各ワープ通路52a・52bの境目には、ワープ入口5
1a・51bに入った打玉の流路をワープ通路52a・
52bのいずれかに振り分ける分岐突起53が設けられ
ている。一方、取付基板41の下側には、玉排出部55
が形成されている。この玉排出部55は、前記普通可変
入賞球装置4の上方位置に配置されると共に、ワープ通
路52a・52bの各ワープ出口54a・54bと連通
されている。また、窓開口42の外周を形成する取付基
板41の部分、言い換えればワープ通路52a・52b
及び玉排出部55の各後壁面は、透明合成樹脂で形成さ
れ、その裏面側には、ワープ通路LED56a・56b
と特別図柄記憶表示LED57が設けられている。そし
て、ワープ通路LED56a・56bは、個々にワープ
通路52a・52bの裏面側から発光し、特別図柄記憶
表示LED57は、特別図柄の変動未消化分をLED点
灯によって表示する。なお、本実施形態では、特別図柄
の変動未消化分を記憶する最大数は4個である。このた
め、特別図柄記憶表示LED57は4つのLEDから構
成されている。
【0029】しかして、上記したワープ入口51a・5
1bに入った打玉は、ワープ通路52a・52bを流下
してワープ出口54a・54bから玉排出部55に送ら
れ、該玉排出部55から普通可変入賞球装置4の上方位
置で再度遊技盤1面上に排出されることで、普通可変入
賞球装置4に入賞し易くなっている。また、ワープ通路
52a・52bは、外部から視認可能な透明合成樹脂で
形成されているため、該ワープ通路52a・52b内で
の玉の流れに対する不信感を遊技者に与えることがな
く、然もワープ通路LED56a・56bの発光によっ
てワープ通路52a・52bを裏面側から光装飾するよ
うになっている。なお、ワープ通路LED56a・56
bの具体的な発光動作は後述する。
【0030】以上、特別可変表示装置40を含むパチン
コ弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明してきた
が、それらの遊技装置は、図3及び図4に示す遊技制御
回路によって制御される。図3及び図4は、遊技制御回
路をブロック構成で示す回路図であり、MPU、RO
M、RAM、入出力回路を含むメイン及びサブの各基本
回路60a・60bによって制御されている。しかし
て、基本回路60aは、図3に示すように、スイッチ入
力回路61を介して始動玉検出器7、通過玉検出器1
0、特定玉検出器20、及び入賞玉検出器21からの検
出信号が入力され、アドレスデコード回路62から基本
回路60aにチップセレクト信号が与えられる。また、
電源投入時に初期リセット回路63から基本回路60a
にリセット信号が与えられ、クロック用リセットパルス
回路64から各基本回路60a・60bにクロック用リ
セット信号が与えられる。
【0031】一方、基本回路60aからは、以下の装置
及び回路に制御信号が与えられる。即ち、7セグLED
・LEDランプ回路65を介して普通図柄表示器11、
回数個数表示器22、特別図柄記憶表示LED57、普
通図柄記憶表示LED12、及び各種LED25・50
・56a・56bに制御信号が与えられ、ランプ・ソレ
ノイド・情報出力回路66を介してソレノイド5・1
8、アタッカーランプ24、風車ランプ28、チャッカ
ーランプ13、及びサイドランプ30に制御信号が与え
られ、音回路67を介してスピーカ34に音信号が与え
られる。また、基本回路60aからは、図4に示すよう
に、サブ基本回路60b及びモータドライブ回路68を
介してドラムモータ46a・46b・46cに駆動信号
が与えられ、サブ基本回路60b及びドラムランプ回路
69を介して各ドラムランプ48a・48b・48cに
制御信号が与えられる。また、各ドラムセンサ47a・
47b・47cによる停止図柄の検出信号は、センサ入
力回路70を介して各基本回路60a・60bに入力さ
れるものである。また、基本回路60aには、カードリ
ーダー入出力回路71が接続され、該カードリーダー入
出力回路71を介して賞球個数信号、賞球個数信号コモ
ン、当り信号、及び当り信号コモンが外部との間で入出
力される。なお、上記ランプ・ソレノイド・情報出力回
路66からは、大当り情報や有効始動情報等の情報やラ
ンプ制御データが外部に出力される。また、上記した装
置や回路には、交流電源72a及びヒューズ72bが接
続されてなる電源回路72から各種の電圧を有する電力
が供給されている。
【0032】また、上記した7セグLED・LEDラン
プ回路65が接続されたワープ通路LED56a・56
bは、基本回路60aからの制御信号によって所定の遊
技状態で点灯又は点滅するようになっている。具体的
に、リーチ時には50mSの周期で点滅し、大当り時に
は20mS周期の点滅を1000mS間行い、大当り中
には500mSの周期で点滅し、V入賞時には20mS
ずつの点灯移動を1000mS間行う。なお、ワープ通
路LED56a・56bを点灯又は点滅制御する遊技状
態は、実施形態中のものに限定せず、様々な遊技状態に
応じてワープ通路52a・52bを光装飾するようにし
てもよい。
【0033】次に、前記特別可変表示装置40による特
別図柄の変動動作について図5乃至図12に示すタイム
チャート及び説明図等を参照して説明する。先ず、特別
図柄の変動動作に用いられるランダム数について説明す
る。特別図柄の変動には、図5(A)に示すような4種
類のランダム数が使用されており、これらのランダム数
は、大当り判定用のランダム1(0〜249)と、大当
り以外での全図柄表示用のランダム2(左・中・右の各
図柄列毎に0〜11)と、大当り図柄配列用のランダム
3(0〜11)と、リーチ動作用のランダム6(0〜1
9)、から構成されている。ランダム1・3は、それぞ
れ0.002秒毎に1ずつ加算されて変動するランダム
数であり、ランダム2・6は、それぞれ0.002秒毎
に1ずつ加算され且つ割り込み処理の余り時間に1ずつ
加算されて変動するランダム数である。
【0034】そして、図5(B)に示すように、ランダ
ム1から抽出された値が「3」のときは、大当りと判定
してランダム3により大当り図柄及び配列を決定し特別
可変表示装置40の各特別図柄表示部43〜45に表示
する。一方、ランダム1から抽出された値が「3」以外
のときは、外れと判定してランダム2での抽出値に基づ
く図柄を外れ図柄として特別可変表示装置40の各特別
図柄表示部43〜45に表示する。また、ランダム2で
抽出された値が、偶然にも大当り図柄と一致した場合に
は、中図柄用のランダム2のデータに1を加算して外れ
図柄にして表示するものである。なお、確率変動時(高
確率時)には、ランダム1内の「3・7・79・103
・107」の値が大当り決定用のランダム数となる。
【0035】また、特別図柄の具体的な変動は、図6乃
至図10のタイムチャートに示すようになっている。な
お、左・中・右の各図柄の変動は、図12(A)に示す
変動パターンに基づいて行われる。変動パターンAは、
加速→一定速→減速となる変動であり、変動パターンB
は、1ステップ当り20mSの一定の変動(高速変動)
であり、変動パターンCは、1ステップ当り28mSの
一定の変動(低速変動)である。先ず、図6において、
普通可変入賞球装置4に打玉が入賞して始動玉検出器7
(同図中には、始動口入賞と記載)がONされ始動信号
を導出すると、その始動信号の立ち上がり時にランダム
1・3からランダム数を抽出してこれを格納する。この
ようなランダム1・3の抽出時期は、始動記憶となる場
合でも同一である。その後、始動信号の導出から微少時
間(0.132秒)が経過したときに、格納したランダ
ム1の値を読み出して当り外れを判定し、これと同時に
ランダム2を抽出する。なお、このとき、ランダム1の
値から大当りを判定した場合には、格納したランダム3
の読み出しを行う。その後、始動信号の導出から0.1
34〜0.150秒後には、ランダム1・2の抽出に伴
いリーチとなる場合、ランダム6を抽出する。
【0036】その後、始動信号の導出から0.190秒
が経過すると、変動パターンAで左・中・右の図柄の変
動を同時に開始させる。そして、左図柄に対しては、変
動開始から6.300秒が経過すると、停止図柄の1図
柄手前をセットして0.160秒間変動パターンBで変
動させる。右図柄に対しては、変動開始から6.460
秒が経過すると、停止図柄の5図柄手前をセットして
0.800秒間変動パターンBで変動させる。なお、こ
のような左右の図柄変動は、リーチ以外及びリーチ1・
2の変動パターンであり、リーチ3〜5については後で
詳述する。また、左右の図柄変動において、確率変動時
(高確率時)には、変動パターンAの変動時間がそれぞ
れ2.160秒、2.320秒に短縮される。
【0037】最終停止図柄となる中図柄に対しては、図
7に示すように、リーチ以外の場合では、変動開始から
7.260秒が経過すると、停止図柄の5図柄手前をセ
ットして0.800秒間変動パターンBで変動させる。
また、リーチ1での中図柄に対しては、変動パターンA
での変動後、リーチとなっている図柄の5図柄手前をセ
ットして0.800秒間変動パターンBで変動させ、そ
の後、2.688〜5.152秒間(12〜23図柄
分)変動パターンCで変動させる。また、リーチ2での
中図柄に対しては、変動パターンAでの変動後、リーチ
となっている図柄の5図柄手前をセットして0.800
秒間変動パターンBで変動させ、その後、5.376〜
7.840秒間(24〜35図柄分)変動パターンCで
変動させる。なお、リーチ以外及びリーチ1・2におけ
る中図柄の変動において、確率変動時(高確率時)に
は、変動パターンAの変動時間が3.120秒に短縮さ
れる。
【0038】また、リーチ3では、図8に示すように、
始動信号の導出から0.190秒後に変動パターンAで
左・中・右の図柄変動を同時に開始させ、左図柄に対し
ては、変動開始から6.300秒が経過すると、「1」
の図柄をセットして0.800秒間(5図柄分)変動パ
ターンBで変動させ、その後変動パターンCで2.68
8〜5.125秒間(12〜23図柄分)変動させる。
また、リーチ3での中・右の図柄に対しては、それぞれ
変動パターンAを8.988〜11.452秒間行った
後に、停止図柄の5図柄手前をセットして変動パターン
Bで0.800秒間(5図柄分)変動させる。即ち、リ
ーチ3では、図11(A)に示すように、表示結果の導
出間近で、左図柄を遊技者が識別可能な低速変動(変動
パターンC)で変動する一方、中・右の図柄を高速変動
(変動パターンB)で変動する。そして、低速変動中の
左図柄と高速変動中の中・右の図柄を同時に停止して表
示結果を導出する。これにより、リーチ3で表示結果が
ハズレとなる場合は、中・右が同一に揃ったリーチハズ
レ図柄を導出する(図11(A)中には、中・右に
「5」が揃ったリーチハズレ図柄を例示)。なお、リー
チ3における左・中・右の図柄変動において、確率変動
時(高確率時)には、変動パターンAの変動時間がそれ
ぞれ2.160秒、4.848〜7.312秒に短縮さ
れる。
【0039】また、リーチ4では、図9に示すように、
始動信号の導出から0.190秒後に変動パターンAで
左・中・右の図柄変動を同時に開始させ、左図柄に対し
ては、変動開始から6.300秒が経過すると、「1」
の図柄をセットして0.800秒間(5図柄分)変動パ
ターンBで変動させ、その後変動パターンCで5.37
6〜7.840秒間(24〜35図柄分)変動させる。
また、リーチ4での右図柄に対しては、変動パターンA
を8.988秒間行った後に、「1」の図柄をセットし
て変動パターンBで0.800秒間(5図柄分)変動さ
せる。これにより、変動パターンBの終了時点で、右図
柄は、左図柄と同じ図柄となり、それ以降は、左図柄と
同期させて変動パターンCで2.688〜5.152秒
間(12〜23図柄分)変動させる。また、リーチ4で
の中図柄に対しては、変動パターンAを11.676〜
14.140秒間行った後に、停止図柄の5図柄手前を
セットして変動パターンBで0.800秒間(5図柄
分)変動させる。即ち、リーチ4では、図11(B)に
示すように、表示結果の導出間近で、左・右の図柄を遊
技者が識別可能な低速変動(変動パターンC)で同期変
動する一方、中図柄を高速変動(変動パターンB)で変
動する。そして、低速変動中の左・右の図柄と高速変動
中の中図柄を同時に停止して表示結果を導出する。これ
により、リーチ4で表示結果がハズレとなる場合は、左
・右が同一に揃ったリーチハズレ図柄を導出する(図1
1(B)中には、左・右に「7」が揃ったリーチハズレ
図柄を例示)。なお、リーチ4における左・中・右の図
柄変動において、確率変動時(高確率時)には、変動パ
ターンAの変動時間がそれぞれ2.160秒、4.84
8秒、7.536〜10.000秒に短縮される。
【0040】また、リーチ5では、図10に示すよう
に、始動信号の導出から0.190秒後に変動パターン
Aで左・中・右の図柄変動を同時に開始させ、左図柄に
対しては、変動開始から6.300秒が経過すると、
「1」の図柄をセットして0.800秒間(5図柄分)
変動パターンBで変動させ、その後変動パターンCで
8.064〜10.528秒間(36〜47図柄分)変
動させる。また、リーチ5での右図柄に対しては、変動
パターンAを8.988秒間行った後に、「1」の図柄
をセットして変動パターンBで0.800秒間(5図柄
分)変動させる。これにより、変動パターンBの終了時
点で、右図柄は、左図柄と同じ図柄となり、それ以降
は、左図柄と同期させて変動パターンCで5.376〜
7.840秒間(24〜35図柄分)変動させる。ま
た、リーチ5での中図柄に対しては、変動パターンAを
11.676秒間行った後に、「1」の図柄をセットし
て変動パターンBで0.800秒間(5図柄分)変動さ
せる。これにより、変動パターンBの終了時点で、中図
柄は、左・右の図柄と同じ図柄となり、それ以降は、左
・右の図柄と同期させて変動パターンCで2.688〜
5.152秒間(12〜23図柄分)変動させる。即
ち、リーチ5では、図11(C)に示すように、表示結
果の導出間近で、左・中・右の全図柄を遊技者が識別可
能な低速変動(変動パターンC)で同期変動する。そし
て、低速変動中の全図柄を同時に停止することで、必ず
表示結果に大当り図柄を導出する。なお、リーチ5にお
ける左・中・右の図柄変動において、確率変動時(高確
率時)には、変動パターンAの変動時間がそれぞれ2.
160秒、4.848秒、7.536秒に短縮される。
【0041】ところで、上記したリーチ変動において、
前記図8乃至図10のタイムチャートから分かるよう
に、リーチ4は、途中までリーチ3と同一の変動パター
ン(左図柄だけ低速変動)を行い、リーチ5は、途中ま
でリーチ4と同一の変動パターン(左右の図柄が低速で
同期変動)を行うようになっていて、さらに全図柄が低
速で同期変動となる。即ち、リーチ4は、リーチ3と同
じ変動パターンで始まるが、さらにリーチ3では行わな
い新たな変動パターンが付け足されている。この付け足
される新たな変動パターンが発展部分である。つまり、
リーチ4は、リーチ3の発展型のリーチ変動となり、リ
ーチ5は、リーチ4の発展型のリーチ変動となってい
る。
【0042】次に、上記した各種リーチ1〜5の選択に
ついて図12(B)の一覧表図を参照して説明する。各
種リーチ1〜5は、図12(B)に示すリーチ選択テー
ブルに基づいて選択される。具体的に、図12(B)の
リーチ選択テーブルは、「大当り」「ハズレ(中図柄が
左右の図柄に対して±1図柄ズレ)」「ハズレ(中図柄
が左右の図柄に対して±1図柄ズレ以外)」毎のランダ
ム6の振り分けによって設定されている。リーチ選択テ
ーブルにおいて、表示結果が大当りとなる場合、リーチ
1はランダム6の抽出値が「18・19」(2個の乱
数)のいずれかのときに選択され、リーチ2はランダム
6の抽出値が「12〜17」(6個の乱数)のいずれか
のときに選択され、リーチ3はランダム6の抽出値が
「11」(1個の乱数)のときに選択され、リーチ4は
ランダム6の抽出値が「2〜10」(9個の乱数)のい
ずれかのときに選択され、リーチ5はランダム6の抽出
値が「0・1」(2個の乱数)のいずれかのときに選択
される。
【0043】また、表示結果が±1図柄ズレのハズレと
なる場合では、リーチ1はランダム6の抽出値が「18
・19」(2個の乱数)のいずれかのときに選択され、
リーチ2はランダム6の抽出値が「12〜17」(6個
の乱数)のいずれかのときに選択され、リーチ4はラン
ダム6の抽出値が「0〜11」(12個の乱数)のいず
れかのときに選択される。また、表示結果が±1図柄ズ
レ以外のハズレとなる場合では、リーチ1はランダム6
の抽出値が「10〜19」(10個の乱数)のいずれか
のときに選択され、リーチ2はランダム6の抽出値が
「3〜9」(7個の乱数)のいずれかのときに選択さ
れ、リーチ4はランダム6の抽出値が「0〜2」(3個
の乱数)のいずれかのときに選択される。なお、中・右
の図柄が同一の図柄で揃って外れる場合(±1図柄ズレ
及び±1図柄ズレ以外のいずれのハズレでも)は、ラン
ダム6の抽出値に拘らずリーチ3を実行(選択)する。
また、±1図柄ズレ及び±1図柄ズレ以外のいずれのハ
ズレでも、リーチ5は選択しない。即ち、リーチ5が出
現したときは、前述したように必ず表示結果に大当り図
柄を導出するようになっている。
【0044】次に、特別可変表示装置40の変動終了後
の動作について図13(A)〜(C)を参照して説明す
る。先ず、変動の結果、大当り図柄の組合せとなった場
合では、図13(A)に示すように、中図柄の変動停止
から1.500秒後に大当りの判定を行う。そして、こ
の大当り判定から6.000秒後に特別可変入賞球装置
15の特別可変入賞口17を29.500秒間開放し、
特別可変入賞口17の開放終了から2.000秒が経過
すると、再度特別可変入賞口17の開放動作を繰り返
す。その後、特別可変入賞口17の開放動作を終了する
時点で特別図柄の始動記憶がある場合には、図13
(B)に示すように、特別可変入賞口17の閉鎖から1
0.190秒後に図柄変動が開始される。この場合、特
別可変入賞口17の閉鎖から10.132秒後に、格納
したランダム1の値の読み出し及び判定を行うと共に、
ランダム2の抽出を行う。また、このとき、大当りを判
定したときには、格納したランダム3の読み出しを行
う。一方、変動の結果が外れ図柄の組合せとなった後に
特別図柄の始動記憶がある場合では、図13(C)に示
すように、中図柄の変動が停止して1.190秒が経過
すると、左・中・右の各図柄列の変動が順次開始され
る。この場合、中図柄の変動停止から1.132秒後
に、格納したランダム1の値の読み出し及び判定を行う
と共に、ランダム2の抽出を行う。また、このとき、大
当りを判定したときには、格納したランダム3の読み出
しを行う。
【0045】次に、前記普通図柄表示器11に表示され
る普通図柄について説明する。普通図柄は、図14
(A)に示すように、「0・1・3・5・7・9」の6
種類であり、1図柄の表示時間を0.128秒とした1
周期(0.768秒)で変動表示される。また、これら
の普通図柄に対しては、図14(B)に示すように、
0.002秒毎に1ずつ加算される当り決定用のランダ
ム4(3〜13)と、0.002秒毎に1ずつ加算され
且つ割り込み処理余り時間に1ずつ加算される普通図柄
表示用のランダム5(0〜5)と、が設けられている。
ランダム5(0〜5)の各ランダム数は、図15(A)
に示すように、「0・1・3・5・7・9」の各普通図
柄に対応して設けられている。また、ランダム4(3〜
13)からのランダム数の抽出において、図14(C)
に示すように、「3」の値が抽出されて当りと判定され
ると、普通図柄表示器11にランダム5データの「4」
に対応する「7」の当り図柄を表示して普通可変入賞球
装置4を所定時間開放する。一方、ランダム4で「3」
以外の値が抽出されて外れと判定されると、ランダム5
データを抽出し、この値に対応する外れ図柄を普通図柄
表示器11に表示する。なお、ランダム4で外れと判定
されたにも関わらずランダム5で抽出された値が偶然に
も当り図柄となる場合、即ちランダム5データが「4」
であるときには、ランダム5データの「5」に対応する
「9」の外れ図柄を普通図柄表示器11に表示するもの
である。また、上記ランダム4からの抽出データの判定
は、当り確率が通常時の場合であり、高確率時には、ラ
ンダム4から抽出された値が「3〜12」のうち何れか
の値で当りと判定する一方、それ以外の「13」の値で
外れと判定するようになっている。
【0046】次に、上記した普通図柄表示器11での普
通図柄の変動動作を図15(B)〜(D)及び図16
(B)の各タイムチャートに基づいて説明する。先ず、
図16(B)において、通過玉検出器10(同図中に
は、普通図柄用ゲートの通過と記載)がONすると、こ
れと同時にランダム4の抽出及び格納を行う。その後、
通過玉検出器10のONから所定時間(0.002秒)
が経過すると、格納したランダム4の読み出し及び判定
を行うと共にランダム5の抽出を行う。そして、通過玉
検出器10のONから0.004秒後に、27.000
秒間普通図柄を変動する。なお、このような普通図柄の
変動時間(27.000秒)は、低確率時のものであ
り、高確率時には、普通図柄の変動時間は5.000秒
に短縮される。
【0047】また、上記した変動において普通図柄が外
れとなった後に通過玉検出器10の通過記憶がある場合
には、図15(B)に示すように、普通図柄の停止より
1.002秒後に格納したランダム4の読み出し及び判
定を行うと共にランダム5の抽出を行う。そして、普通
図柄の停止より1.004秒後に普通図柄の変動を開始
する。一方、低確率時において普通図柄が当りとなる場
合には、図15(C)に示すように、普通図柄の停止と
同時に普通可変入賞球装置4(同図中には、普通可変入
賞口と記載)を0.500秒間開放し、その後、普通可
変入賞球装置4の閉鎖から0.002秒後に、格納した
ランダム4の読み出し及び判定を行うと共にランダム5
の抽出を行う。そして、通過玉検出器10の通過記憶が
ある場合には、普通可変入賞球装置4の閉鎖から0.0
04秒後に再度普通図柄の変動を開始する。また、高確
率時において普通図柄が当りとなる場合には、図15
(D)に示すように、普通図柄の停止と同時に普通可変
入賞球装置4(同図中には、普通可変入賞口と記載)を
2.000秒間開放し、その後、4.000秒間閉鎖し
た後、再度普通可変入賞球装置4を2.000秒間開放
する。そして、通過玉検出器10の通過記憶がある場合
には、2度目の普通可変入賞球装置4の閉鎖から0.0
02秒後に、格納したランダム4の読み出し及び判定を
行うと共にランダム5の抽出を行った後、その0.00
2秒後に、再度普通図柄の変動を開始する。
【0048】次に、前記特別図柄及び普通図柄の当り確
率が確率変動する動作を図16(A)に基づいて説明す
る。図16(A)において、特別可変表示装置40(同
図中には、条件装置と記載)の各特別図柄表示部43〜
45に「1」「3」「5」「7」「9」「11」のいず
れかの図柄で揃った確変図柄が導出されると、これに基
づいて確変制御が実行される。確率変動の具体的な制御
は、確変図柄による特定遊技状態(条件装置の作動)の
終了を契機に当り確率を高確率に変動させ、その後、次
の特定遊技状態が発生すると、これを契機に当り確率を
通常確率に戻す。また、次の特定遊技状態が確変図柄の
導出に伴って発生した場合には、再度同様な確変制御が
実行される。一方、非確変図柄によって特定遊技状態が
発生した場合、確変制御は実行されない。なお、確変制
御は、実施形態中に記載のものに限定しない。例えば、
リミッターを設けて2回更新式にしてもよい。また、大
当り図柄に対する確変図柄の割合(大当りを前提として
確変制御が発生する確率)を2分の1に設定している
が、その割合(確率)に限定するものではない。
【0049】以上のように、本実施形態に係る弾球遊技
機は、複数種類のリーチ変動態様(リーチ1〜5)によ
って特別図柄表示部43〜45での図柄のリーチ変動を
可能にした特別可変表示装置40を備え、その複数種類
のリーチ変動態様は、特別図柄表示部43〜45(左・
中・右の図柄)のうち左・右の図柄を同期変動する第1
の同期リーチ変動態様としてのリーチ4と、リーチ4の
変動態様を行った後に左・中・右の全図柄を同期変動す
る変動態様に移行する第2の同期リーチ変動態様として
のリーチ5と、を含むことを特徴とする。このように構
成することにより、同期リーチ変動態様の進行状況を遊
技者にとって興味深いものとすることができ、ひいては
遊技の興趣向上を招来することができる。
【0050】また、実施形態中では、発展型のリーチ5
を選択したとき、リーチ4を選択したときに比べて高い
確率(100%の確率)で大当り図柄を導出するように
なっている。このため、同期リーチ変動の進行状況(発
展)に応じて大当りの期待感を高めることができ、ひい
ては遊技の興趣向上を招来することができる。また、こ
の構成では、全図柄を揃えた状態での同期リーチ変動
(リーチ5)を行う場合、必ず大当りになるので、全図
柄が揃った状態からハズレ図柄に変わる不快感及び不信
感を遊技者に与えない。なお、実施形態中では、発展型
の同期リーチ変動態様(リーチ5)を選択したとき、大
当り信頼度(大当り図柄を導出する確率)を100%に
設定しているが、これに限らず、発展以前の同期リーチ
変動態様(リーチ4)に比べて大当り信頼度を高く設定
したものであればよい。また、第2の同期リーチ変動態
様の発展以前の同期リーチ変動態様となる第1の同期リ
ーチ変動態様を複数段階に設定した場合には、その段階
毎に大当り信頼度を高く設定することで、同期リーチ変
動の進行状況(発展)に応じて大当りの期待感を高める
効果をより一層強調することができる。
【0051】次に、本発明の他の実施形態を第二実施形
態として図17乃至図22を参照して説明する。なお、
以下の説明では、前述した実施形態(第一実施形態)と
同様の構成については同一の符号を付すと共にその詳細
な説明を省略するものである。先ず、第二実施形態にお
ける特別図柄の変動に用いられるランダム数は、図17
に示すように、大当り判定用のランダム1(0〜24
9)と、大当り以外での全図柄表示用のランダム2(左
・中・右の各図柄列毎に0〜11)と、大当り図柄配列
用のランダム3(0〜11)と、リーチ動作用のランダ
ム6(0〜19)と、予告用のランダム7(0〜19)
と、一旦停止用のランダム8(0〜11)、から構成さ
れている。ランダム1・3・7・8は、それぞれ0.0
02秒毎に1ずつ加算されて変動するランダム数であ
り、ランダム2・6は、それぞれ0.002秒毎に1ず
つ加算され且つ割り込み処理の余り時間に1ずつ加算さ
れて変動するランダム数である。なお、ランダム1〜3
の抽出に基づく表示結果の決定は、第一実施形態と同様
にして行われる。また、ランダム7は、後述するリーチ
4又はリーチ5における全図柄変動を予想させ、リーチ
4又はリーチ5の初期動作(変動)である予告動作(変
動)をリーチ4・5でないときに行うか否かを決定する
ためのランダム数であり、ランダム8は、同期リーチ変
動(リーチ4・5)時に一旦停止する図柄を決定するた
めのランダム数である。
【0052】同期リーチ変動の予告動作の決定プロセス
は、図18のフローチャートに示すとおりである。図1
8において、先ず、リーチの有無を判別する(S1)。
S1でリーチがあるときは、そのリーチ変動がリーチ4
・5のいずれかであるか否かを判別する(S2)。S2
でリーチ4・5以外(リーチ1〜3)のときは、予告動
作をしない(S3)。一方、S2でリーチ4・5のいず
れかのときは、予告動作をする(S4)。また、S1で
リーチがないときは、ランダム7の抽出値が「0」であ
るか否かを判別する(S5)。S5でランダム7が
「0」以外のときは、前記S3に移行して予告動作をし
ない。一方、S5でランダム7が「0」のときは、前記
S4に移行して予告動作をする。
【0053】特別図柄の具体的な変動は、図19乃至図
21のタイムチャートに示すようになっている。なお、
左・中・右の各図柄の変動は、図22(A)に示す変動
パターンに基づいて行われる。変動パターンAは、加速
→一定速→減速となる変動であり、変動パターンBは、
1ステップ当り20mSの一定の変動(高速変動)であ
り、変動パターンCは、1ステップ当り28mSの一定
の変動(低速変動)であり、変動パターンDは、1ステ
ップ当り15mSの一定の変動(超高速変動)であり、
変動パターンEは、1ステップ当り32.5mSの一定
の変動(超低速変動)である。先ず、図19において、
普通可変入賞球装置4に打玉が入賞して始動玉検出器7
(同図中には、始動口入賞と記載)がONされ始動信号
を導出すると、その始動信号の立ち上がり時にランダム
1・3からランダム数を抽出してこれを格納する。この
ようなランダム1・3の抽出時期は、始動記憶となる場
合でも同一である。その後、始動信号の導出から微少時
間(0.132秒)が経過したときに、格納したランダ
ム1の値を読み出して当り外れを判定する。また、これ
と同時に、ランダム2を抽出すると共にランダム7・8
の抽出及び格納を行う。なお、このとき、ランダム1の
値から大当りを判定した場合には、格納したランダム3
の読み出しを行う。その後、始動信号の導出から0.1
34〜0.150秒が経過すると、リーチがあるときは
ランダム6を抽出する一方、リーチがないときは格納し
たランダム7の読み出しを行う。また、このとき、ラン
ダム6の抽出によってリーチ4又はリーチ5が選択され
た場合は、格納したランダム8の読み出しを行う。
【0054】次いで、始動信号の導出から0.190秒
後には、変動パターンAで左図柄の変動を開始させ、始
動信号の導出から0.192秒後(図20参照)及び
0.194秒後には、変動パターンAで順次中・右の図
柄の変動を開始させる。そして、リーチ4・5の予告を
しない左図柄に対しては、変動開始から6.300秒が
経過すると、停止図柄の1図柄手前をセットして0.1
60秒間変動パターンBで変動させる。一方、リーチ4
・5の予告をする左図柄に対しては、変動開始から6.
300秒が経過すると、停止図柄の4図柄手前をセット
して0.160秒間変動パターンBで変動させて一旦停
止する。そして、0.300秒間の停止と0.400秒
間の変動を3回繰り返す変動パターンをリーチ4・5の
予告動作(リーチ4・5であると思わせる動作、又はリ
ーチ4・5の初期動作)として行う。右図柄に対して
は、変動開始から6.440秒が経過すると、停止図柄
の5図柄手前をセットして0.800秒間変動パターン
Bで変動させる。また、この右図柄の変動において、リ
ーチ4・5の予告(左図柄の予告動作)があるときは、
変動パターンBの開始時点でセットする図柄を停止図柄
の13図柄手前にすると共に、変動パターンBを1.2
80秒間(8図柄分)延長して行う。なお、左右の図柄
変動において、確率変動時(高確率時)には、変動パタ
ーンAの変動時間がそれぞれ2.160秒、2.300
秒に短縮される。
【0055】最終停止図柄となる中図柄に対しては、図
20に示すように、リーチ以外の場合では、変動開始か
ら7.240秒が経過すると、停止図柄の5図柄手前を
セットして0.800秒間変動パターンBで変動させ
る。また、この中図柄の変動において、リーチ4・5の
予告(左図柄の予告動作)があるときは、変動パターン
Bの開始時点でセットする図柄を停止図柄の8図柄手前
にすると共に、変動パターンBを0.480秒間(3図
柄分)延長して行う。即ち、リーチ4・5の予告を行っ
てリーチ変動(リーチ4・5)しないときは、左・中・
右の図柄変動に対して予告動作を行い、その終了時点で
表示結果を導出する。一方、リーチ1での中図柄に対し
ては、変動パターンAでの変動後、リーチとなっている
図柄の5図柄手前をセットして0.800秒間変動パタ
ーンBで変動させ、その後、2.688〜5.152秒
間(12〜23図柄分)変動パターンCで変動させる。
リーチ2での中図柄に対しては、変動パターンAでの変
動後、リーチとなっている図柄の5図柄手前をセットし
て0.800秒間変動パターンBで変動させ、その後、
5.376〜7.840秒間(24〜35図柄分)変動
パターンCで変動させる。リーチ3での中図柄に対して
は、変動パターンAでの変動後、リーチとなっている図
柄の5図柄手前をセットして0.800秒間変動パター
ンBで変動させ、その後、2.688秒間(12図柄
分)変動パターンCで変動させて一旦停止する。そし
て、0.300秒間の停止と0.400秒間の変動を交
互に行う変動パターンを5回から15回の範囲で繰り返
す。なお、リーチ以外及びリーチ1〜3における中図柄
の変動において、確率変動時(高確率時)には、変動パ
ターンAの変動時間が3.100秒に短縮される。
【0056】同期リーチ変動となるリーチ4・5では、
図21に示すように、左・中・右の図柄に対してそれぞ
れ前述したリーチ4・5の予告ありの変動(初期動作)
を行った後に一旦停止する。なお、一旦停止の図柄は、
左・右の図柄がランダム8で決定した図柄となり、中図
柄が左・右の図柄から8図柄手前の図柄となる。即ち、
リーチ変動(リーチ4・5)の一旦停止では、リーチハ
ズレの図柄が導出される。そして、リーチ4での左・右
の図柄に対しては、それぞれ0.300秒間の停止と
0.400秒間の変動を4回繰り返し、その後0.20
0秒間の停止と0.200秒間の変動を交互に行う変動
パターンを6回から16回の範囲で繰り返す。一方、リ
ーチ4での中図柄に対しては、0.300秒間一旦停止
した後に超低速の変動パターンEを1.300秒間(5
図柄分)行い、その後0.200秒間の停止と0.20
0秒間の変動を3回繰り返すことで、この時点で左・右
の図柄と同一の図柄を揃える。その後は、左・右の図柄
と同様に、0.200秒間の停止と0.200秒間の変
動を交互に行う変動パターンを6回から17回の範囲で
繰り返す。即ち、リーチ4では、一旦停止後に先ず左・
右の図柄をコマ送りによって同期変動し、その後中図柄
を左・右の図柄に同期させてコマ送り変動する。そし
て、表示結果が大当りとなる場合は、全図柄の変動を一
斉に停止して大当り図柄を導出する。また、表示結果が
ハズレとなる場合は、左・右の図柄を同時に停止する一
方、これに対して中図柄を1図柄手前又は1図柄後で停
止して±1図柄ズレのリーチハズレ図柄を導出する。
【0057】一方、リーチ5では、一旦停止から全図柄
を揃えるまではリーチ4と同一の変動パターンを行う。
それ以降は、全図柄に対して、それぞれ0.200秒間
の停止と0.200秒間の変動を5回繰り返した後に
0.200秒間停止し、超高速の変動パターンDを1.
440〜2.760秒間(12〜23図柄分)行う。即
ち、リーチ5では、一旦全図柄を揃えた後は全図柄を同
期させ、コマ送り変動と超高速変動(変動パターンD)
を行って一斉に全図柄を停止する。これにより、リーチ
5では、必ず表示結果に大当り図柄を導出するようにな
っている。ところで、第二実施形態のリーチ変動におい
て、図21のタイムチャートから分かるように、リーチ
5は、途中までリーチ4と同一の変動パターン(コマ送
り変動まで)を行い、さらに超高速変動(変動パターン
D)を行う。即ち、リーチ5は、リーチ4の発展型のリ
ーチ変動となっている。
【0058】次に、上記した各種リーチ1〜5の選択に
ついて図22(B)の一覧表図を参照して説明する。各
種リーチ1〜5は、図22(B)に示すリーチ選択テー
ブルに基づいて選択される。具体的に、図22(B)の
リーチ選択テーブルは、「大当り」「ハズレ(±1図柄
ズレ)」「ハズレ(±1図柄ズレ以外)」毎のランダム
6の振り分けによって設定されている。リーチ選択テー
ブルにおいて、表示結果が大当りとなる場合、リーチ1
はランダム6の抽出値が「19」(1個の乱数)のとき
に選択され、リーチ2はランダム6の抽出値が「18」
(1個の乱数)のときに選択され、リーチ3はランダム
6の抽出値が「12〜17」(6個の乱数)のいずれか
のときに選択され、リーチ4はランダム6の抽出値が
「1〜11」(11個の乱数)のいずれかのときに選択
され、リーチ5はランダム6の抽出値が「0」(1個の
乱数)のときに選択される。
【0059】また、表示結果が±1図柄ズレのハズレと
なる場合では、リーチ1はランダム6の抽出値が「18
・19」(2個の乱数)のいずれかのときに選択され、
リーチ2はランダム6の抽出値が「12〜17」(6個
の乱数)のいずれかのときに選択され、リーチ3はラン
ダム6の抽出値が「2〜11」(10個の乱数)のいず
れかのときに選択され、リーチ4はランダム6の抽出値
が「0・1」(2個の乱数)のいずれかのときに選択さ
れ、リーチ5は選択されない。また、表示結果が±1図
柄ズレ以外のハズレとなる場合では、リーチ1はランダ
ム6の抽出値が「10〜19」(10個の乱数)のいず
れかのときに選択され、リーチ2はランダム6の抽出値
が「3〜9」(7個の乱数)のいずれかのときに選択さ
れ、リーチ3はランダム6の抽出値が「0〜2」(3個
の乱数)のいずれかのときに選択され、リーチ4・5は
選択されない。即ち、リーチ5が出現したときは、前述
したように必ず表示結果に大当り図柄を導出し、また、
リーチ4で外れるときは、必ず中図柄が±1図柄ズレの
ハズレ図柄を導出するようになっている。
【0060】以上のように、第二実施形態では、複数種
類のリーチ変動態様(リーチ1〜5)のうちリーチ4・
5を同期リーチ変動態様に設定すると共に、リーチ5を
リーチ4の発展型としている。これにより、発展型のリ
ーチ変動態様を同期リーチ変動態様に適用することがで
き、ひいては同期リーチ変動の態様を多様化することが
できる。また、第二実施形態では、リーチ4又はリーチ
5(同期リーチ変動態様)の出現時、左・中・右の図柄
変動パターンを通常時と異ならせることで、これをリー
チ4・5の予告動作(特殊変動態様)としている。この
ため、左・右・中の図柄を順次1つずつ同期変動してい
き、最終的に全ての図柄を同期変動する最終同期リーチ
変動態様としてリーチ4・5をとらえた場合には、リー
チ4・5の予告動作の終了時点で表示結果を導出する変
動態様(以下、これを予告変動態様という)は、最終同
期リーチ変動態様(リーチ4・5)までの変動過程でそ
の変動制御を停止して表示結果を導出する特殊な変動態
様となり、予告変動態様に対してリーチ4・5を発展型
の同期リーチ変動態様として定義することができる。ま
た、実施形態中では、リーチ5を選択したとき、リーチ
4を選択したときに比べて高い確率で大当り図柄を導出
するようになっている。このため、リーチ5をリーチ4
による変動制御の終了直前に発展したものととらえた場
合、同期リーチ変動の進行状況(発展)に応じて大当り
の期待感を高めることができ、ひいては遊技の興趣向上
を招来することができる。また、この構成では、最終同
期リーチ変動であるリーチ5を行う場合、必ず大当りに
なるので、全図柄が揃った状態からハズレ図柄に変わる
不快感及び不信感を遊技者に与えない。
【0061】なお、上記した第一及び第二実施形態は、
本発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々
の変更が可能である。例えば、実施形態中では、特別図
柄の変動を行う特別可変表示装置を回転ドラムで構成し
ているが、特にこれに限定するものではなく、CRT、
LCD、LED、VFD、EL、あるいはプラズマ等の
画像表示器や、リーフ式又はベルト式で構成することも
可能である。また、弾球遊技機の構成として、始動玉検
出器の入賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情報
の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となると
特定遊技状態が発生して可変入賞球装置を開放する弾球
遊技機(これを俗に第1種という)を例示しているが、
特にこれに限定するものではなく、始動玉検出器の入賞
玉の検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動を開
始し、該識別情報が所定の表示結果となると権利発生状
態となり、この状態で特定領域に打玉が入賞すると特定
遊技状態が発生する弾球遊技機(これを俗に第3種とい
う)であってもよい。
【0062】また、本発明におけるリーチ変動態様は、
実施形態中に記載のもの(リーチ1〜5)に限定せず、
以下に示す定義のものであればよい。「リーチ変動態
様」… 特定表示結果の導出(大当り)に対する期待感
を差別的に向上させ得る変動態様具体的なリーチ変動態
様としては、以下に示す〜が挙げられる。
【0063】 左右の図柄は通常のハズレ時と同様に
止まり、中図柄だけ変動時間が長い態様(一旦停止や変
動方向が変わるものも含む) 左図柄だけ確定し、中右の図柄でゆっくり同期回転
(図柄変動)する態様 全図柄揃った状態で同期回転(図柄変動)する態様
(この場合、左右の図柄のみが揃って停止したり、全図
柄が揃わずに停止する態様も含む) 高速回転(図柄変動)を長く行い、いきなり止まる
態様(この場合、左右の図柄のみが揃って停止したり、
全図柄が揃わずに停止する態様も含む) 左右の図柄が仮停止状態(例えば、停止状態で上下
に揺れる)となり、その状態から大当りのとき(ハズレ
のときでもよい)は全図柄同期回転する態様
【0064】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1においては、複数の可変表示部を
可変表示する可変表示装置を備え、その複数の可変表示
部の表示結果が予め定めた特定表示結果となったときに
遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生し得る弾球遊
技機において、前記複数の可変表示部に表示結果を導出
する以前に該表示結果を決定する表示結果決定手段と、
該表示結果決定手段で決定した表示結果がリーチ状態と
なる場合、複数種類のリーチ変動態様の中からいずれか
のリーチ変動態様を選択するリーチ変動態様選択手段
と、該リーチ変動態様選択手段で選択したリーチ変動態
様に基づいて前記複数の可変表示部の変動を制御するリ
ーチ変動制御手段と、を備え、前記複数種類のリーチ変
動態様は、前記複数の可変表示部のうち全て以外の少な
くとも2つを同期変動する第1の同期リーチ変動態様
と、該第1の同期リーチ変動態様の変動態様を行った後
に前記複数の可変表示部の全てを同期変動する変動態様
に移行する第2の同期リーチ変動態様と、を含むことを
特徴とする。このように構成することにより、同期リー
チ変動態様の進行状況を遊技者にとって興味深いものと
することができ、ひいては遊技の興趣向上を招来するこ
とができる。
【0065】また、本発明の請求項2においては、前記
リーチ変動態様選択手段が前記第2の同期リーチ変動態
様を選択したときは、リーチ変動態様選択手段が第1の
同期リーチ変動態様を選択したときに比べて高い確率で
前記特定表示結果を前記複数の可変表示部に導出するこ
とを特徴とする。このように構成することにより、同期
リーチ変動の進行状況(発展)に応じて大当りの期待感
を高めることができ、ひいては遊技の興趣向上を招来す
ることができる。
【0066】また、本発明の請求項3においては、前記
リーチ変動態様選択手段が前記第2の同期リーチ変動態
様を選択したときは、必ず前記特定表示結果を前記複数
の可変表示部に導出することを特徴とする。このように
構成することにより、全図柄を揃えた状態での同期リー
チ変動(第2の同期リーチ変動)を行う場合には、必ず
大当りになるので、全図柄が揃った状態からハズレ図柄
に変わる不快感及び不信感を遊技者に与えない。
【0067】また、本発明の請求項4においては、複数
の可変表示部を可変表示する可変表示装置を備え、その
複数の可変表示部の表示結果が予め定めた特定表示結果
となったときに遊技者にとって有利な特定遊技状態を発
生し得る弾球遊技機において、前記複数の可変表示部に
表示結果を導出する以前に該表示結果を決定する表示結
果決定手段と、該表示結果決定手段で決定した表示結果
がリーチ状態ではなく所定の条件が成立した場合に前記
複数の可変表示部を特殊な態様で変動制御する特殊変動
制御手段と、前記表示結果決定手段で決定した表示結果
がリーチ状態となる場合に前記複数の可変表示部をリー
チ変動制御するリーチ変動制御手段と、を備え、前記リ
ーチ変動制御手段は、その変動制御前段で前記複数の可
変表示部を前記特殊変動制御手段による特殊変動態様と
同一の変動態様で変動制御し、その変動制御後段で前記
複数の可変表示部を順次1つずつ同期変動して最終的に
全ての可変表示部を同期変動する最終同期リーチ変動態
様での変動制御を行うことができることを特徴とする。
このように構成することにより、同期リーチ変動態様の
進行状況を遊技者にとって興味深いものとすることがで
き、ひいては遊技の興趣向上を招来することができる。
【0068】また、本発明の請求項5においては、前記
リーチ変動制御手段が前記最終同期リーチ変動態様での
変動制御を行ったときは、必ず前記特定表示結果を前記
複数の可変表示部に導出することを特徴とする。このよ
うに構成することにより、同期リーチ変動の最終段階と
なる最終同期リーチ変動態様までくれば大当りとなるの
で、それまでの過程を面白くすることができる。また、
この構成では、全図柄が揃った状態からハズレ図柄に変
わる不快感及び不信感を遊技者に与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】同図(A)は左・中・右の特別図柄の種類を示
す一覧表図であり、同図(B)は大当り図柄の種類を示
す一覧表図である。
【図3】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図4】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図5】同図(A)は特別図柄に用いられる各種ランダ
ム数を示す一覧表図であり、同図(B)は選択されたラ
ンダム数によって特別図柄の当り外れを決定する動作を
説明するための簡単なフローチャートである。
【図6】左・右の図柄の変動動作を示すタイムチャート
である。
【図7】リーチ以外及びリーチ1・2での中図柄の変動
動作を示すタイムチャートである。
【図8】リーチ3の変動動作を示すタイムチャートであ
る。
【図9】リーチ4の変動動作を示すタイムチャートであ
る。
【図10】リーチ5の変動動作を示すタイムチャートで
ある。
【図11】同図(A)はリーチ3の具体的な変動動作を
示す説明図であり、同図(B)はリーチ4の具体的な変
動動作を示す説明図であり、同図(C)はリーチ5の具
体的な変動動作を示す説明図である。
【図12】同図(A)は図柄の変動パターンを示す一覧
表図であり、同図(B)は各種リーチに対して当り外れ
毎に振り分けられるランダム6を示す一覧表図である。
【図13】同図(A)は特定遊技状態における特別可変
入賞球装置の開閉板の開放動作を示すタイムチャートで
あり、同図(B)は特定遊技状態の終了後に特別図柄記
憶表示LEDに記憶がある場合での特別図柄の変動動作
を示すタイムチャートであり、同図(C)は特別図柄の
変動停止後に特別図柄記憶表示LEDに記憶がある場合
での特別図柄の変動動作を示すタイムチャートである。
【図14】同図(A)は普通図柄の種類を示す説明図で
あり、同図(B)は普通図柄に用いられる各種ランダム
数の一覧表図であり、同図(C)は選択されたランダム
数によって普通図柄の当り外れを決定する動作を説明す
るための簡単なフローチャートである。
【図15】同図(A)は普通図柄とランダム5との関係
を示す一覧表図であり、同図(B)は通過記憶がある場
合での普通図柄の変動停止後に再度普通図柄が変動を開
始する動作を示すタイムチャートであり、同図(C)は
低確率時に普通図柄が当りとなることに伴う普通可変入
賞球装置の開放動作を示すタイムチャートであり、同図
(D)は高確率時に普通図柄が当りとなることに伴う普
通可変入賞球装置の開放動作を示すタイムチャートであ
る。
【図16】同図(A)は確変図柄での大当りに伴う確変
制御の動作を示すタイムチャートであり、同図(B)は
通過玉検出器での打玉の検出に伴う普通図柄の変動動作
を示すタイムチャートである。
【図17】第二実施形態の特別図柄に用いられる各種ラ
ンダム数を示す一覧表図である。
【図18】第二実施形態における予告動作決定の処理プ
ロセスを示すフローチャートである。
【図19】第二実施形態における左・右の図柄の変動動
作を示すタイムチャートである。
【図20】第二実施形態におけるリーチ以外及びリーチ
1・2での中図柄の変動動作を示すタイムチャートであ
る。
【図21】第二実施形態におけるリーチ4・5の変動動
作を示すタイムチャートである。
【図22】同図(A)は第二実施形態における図柄の変
動パターンを示す一覧表図であり、同図(B)は第二実
施形態の各種リーチに対して当り外れ毎に振り分けられ
るランダム6を示す一覧表図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 普通可変入賞球装置 7 始動玉検出器 8 普通可変表示装置 10 通過玉検出器 11 普通図柄表示器 12 普通図柄記憶表示LED 15 特別可変入賞球装置 17 特別可変入賞口 20 特定玉検出器 21 入賞玉検出器 40 特別可変表示装置(可変表示装置) 43〜45 特別図柄表示部(可変表示部) 57 特別図柄記憶表示LED 60a・60b 基本回路(リーチ変動態様選択手段、
リーチ変動制御手段、特殊変動制御手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の可変表示部を可変表示する可変表
    示装置を備え、その複数の可変表示部の表示結果が予め
    定めた特定表示結果となったときに遊技者にとって有利
    な特定遊技状態を発生し得る弾球遊技機において、 前記複数の可変表示部に表示結果を導出する以前に該表
    示結果を決定する表示結果決定手段と、 該表示結果決定手段で決定した表示結果がリーチ状態と
    なる場合、複数種類のリーチ変動態様の中からいずれか
    のリーチ変動態様を選択するリーチ変動態様選択手段
    と、 該リーチ変動態様選択手段で選択したリーチ変動態様に
    基づいて前記複数の可変表示部の変動を制御するリーチ
    変動制御手段と、を備え、 前記複数種類のリーチ変動態様は、 前記複数の可変表示部のうち全て以外の少なくとも2つ
    を同期変動する第1の同期リーチ変動態様と、 該第1の同期リーチ変動態様の変動態様を行った後に前
    記複数の可変表示部の全てを同期変動する変動態様に移
    行する第2の同期リーチ変動態様と、を含むことを特徴
    とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記リーチ変動態様選択手段が前記第2
    の同期リーチ変動態様を選択したときは、リーチ変動態
    様選択手段が第1の同期リーチ変動態様を選択したとき
    に比べて高い確率で前記特定表示結果を前記複数の可変
    表示部に導出することを特徴とする請求項1記載の弾球
    遊技機。
  3. 【請求項3】 前記リーチ変動態様選択手段が前記第2
    の同期リーチ変動態様を選択したときは、必ず前記特定
    表示結果を前記複数の可変表示部に導出することを特徴
    とする請求項2記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 複数の可変表示部を可変表示する可変表
    示装置を備え、その複数の可変表示部の表示結果が予め
    定めた特定表示結果となったときに遊技者にとって有利
    な特定遊技状態を発生し得る弾球遊技機において、 前記複数の可変表示部に表示結果を導出する以前に該表
    示結果を決定する表示結果決定手段と、 該表示結果決定手段で決定した表示結果がリーチ状態で
    はなく所定の条件が成立した場合に前記複数の可変表示
    部を特殊な態様で変動制御する特殊変動制御手段と、 前記表示結果決定手段で決定した表示結果がリーチ状態
    となる場合に前記複数の可変表示部をリーチ変動制御す
    るリーチ変動制御手段と、を備え、 前記リーチ変動制御手段は、その変動制御前段で前記複
    数の可変表示部を前記特殊変動制御手段による特殊変動
    態様と同一の変動態様で変動制御し、その変動制御後段
    で前記複数の可変表示部を順次1つずつ同期変動して最
    終的に全ての可変表示部を同期変動する最終同期リーチ
    変動態様での変動制御を行うことができることを特徴と
    する弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記リーチ変動制御手段が前記最終同期
    リーチ変動態様での変動制御を行ったときは、必ず前記
    特定表示結果を前記複数の可変表示部に導出することを
    特徴とする請求項4記載の弾球遊技機。
JP10054274A 1998-02-18 1998-02-18 弾球遊技機 Pending JPH11226202A (ja)

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