JPH1122530A - 電動式スロットル弁制御装置 - Google Patents

電動式スロットル弁制御装置

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JPH1122530A
JPH1122530A JP17797797A JP17797797A JPH1122530A JP H1122530 A JPH1122530 A JP H1122530A JP 17797797 A JP17797797 A JP 17797797A JP 17797797 A JP17797797 A JP 17797797A JP H1122530 A JPH1122530 A JP H1122530A
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JP
Japan
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throttle valve
failure
accelerator pedal
torque
control device
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JP17797797A
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English (en)
Inventor
Masahiro Iriyama
正浩 入山
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動式スロットル弁制御装置に故障が生じて
も、複雑な機構を設けることなく走行可能な性能を確保
するとともに、アクセルペダルを一杯に戻した状態から
の運転性の悪化を防止する。 【解決手段】 電動モータ51によってはスロットル弁
54を駆動できない故障が生じたときモータ通電遮断手
段57が電動モータ51への通電を遮断する。こうした
故障時にスロットル弁54の開度をアイドル回転数相当
より少し高めの回転数が得られる開度に故障時開度設定
機構58が設定し、同じく故障時にアクセルペダル53
を一杯にまで戻した状態であるときアイドル回転数相当
のトルクが生じるようにエンジンの発生するトルクをト
ルク減少手段60が減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電動式スロットル
弁制御装置、特に故障時の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】電動式スロットル弁制御装置では、アク
セルペダルの動きとは独立にスロットル弁の開度を電気
的に制御可能であるが、この装置の故障により電動モー
タが駆動不能に陥った場合にスロットル弁を所定の開度
にまで戻すように機械的バネを備えさせたものがある
(特開平2−256839号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置において装置故障時のスロットル弁開度が、アイドル
回転数相当の小さな開度に設定されたのでは、エンジン
トルクが足りず車両を走行させることがほぼできなくな
る。その一方で、装置故障時のスロットル弁開度を少し
大きめに設定したのでは車両走行が可能となるものの、
アクセルペダルを一杯にまで戻した状態でも走行可能な
トルクが生じ、変速機を切り離した状態でのエンジン回
転数が上昇してしまうため、たとえば自動変速機を備え
る車両においてギヤをドライブレンジに入れると運転性
が悪化することになり、これも都合が悪い。
【0004】これに対処するため、スロットル弁駆動が
不能に陥った場合にだけアクセルワイヤとリンク機構を
介し、アクセルペダルとスロットルを機械的に連結させ
ることで、装置故障時にもスロットル弁を操作しての走
行を可能としたものも提案されているが、このものでは
機構が複雑であるためコストがかかり、レイアウト上も
不利となる。
【0005】そこで本発明は、電動式スロットル弁制御
装置の故障時のスロットル弁開度を、アイドル回転数相
当より少し高めの開度に設定し、かつアクセルペダルを
一杯にまで戻した状態ではアイドル回転数相当のトルク
が生じるようにすることにより、電動式スロットル弁制
御装置に故障が生じても、複雑な機構を設けることなく
走行可能な性能を確保するとともに、アクセルペダルを
一杯に戻した状態からの運転性の悪化を防止することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図4に示
すように、電動モータ51により駆動されるスロットル
弁52と、アクセルペダル53の動きを電気信号に変換
する手段54と、この信号に応じたスロットル弁開度と
なるように前記電動モータ51を制御する手段55と、
前記電動モータ51によっては前記スロットル弁54を
駆動できない故障が生じたかどうかを判定する手段56
と、この判定結果より故障時に前記電動モータ51への
通電を遮断する手段57と、前記故障時に前記スロット
ル弁54の開度をアイドル回転数相当より少し高めの開
度に設定する機構58と、同じく故障時に前記アクセル
ペダル53を一杯にまで戻した状態であるかどうかを判
定する手段59と、この判定結果より故障時にアクセル
ペダル53を一杯にまで戻した状態であるときアイドル
回転数相当のトルクが生じるようにエンジンの発生する
トルクを減少させる手段60とを設けた。
【0007】第2の発明では、第1の発明において前記
エンジン発生トルクの減少を空燃比補正で行う。
【0008】第3の発明では、第2の発明において空燃
比をリーン化することにより前記空燃比補正を行う。
【0009】第4の発明では、第1の発明において前記
エンジン発生トルクの減少を点火時期補正で行う。
【0010】第5の発明では、第4の発明において点火
時期を遅角することにより前記点火時期補正を行う。
【0011】第6の発明では、第1の発明において前記
エンジン発生トルクの減少を空燃比補正および点火時期
補正で行う。
【0012】第7の発明では、第6の発明において空燃
比をリーン化することにより前記空燃比補正を行い、点
火時期を遅角することにより前記点火時期補正を行う。
【0013】
【発明の効果】故障に伴い電動モータへの通電が遮断さ
れ、スロットル弁開度がアイドル回転数相当より少し高
めの開度に設定された状態でアクセルペダルを踏み込ん
でいれば、アイドル回転数相当より少し高めの開度に設
定されたスロットル弁を通過してくる吸入空気量に応じ
たトルクが発生する。このとき発生するエンジントルク
は車両をゆっくり運転するには十分であり、したがっ
て、サービス工場までなんとか運転してゆくことが可能
となる。
【0014】一方、故障状態での運転中にアクセルペダ
ルを一杯にまで戻したときは、トルクが減少され、これ
によってスロットル弁はアイドル回転数相当より少し高
めの開度にあっても、エンジン回転が低下してアイドル
相当になるので、車両をすみやかに停止させることがで
きる。
【0015】この状態より再び車両を発進させるには、
アクセルペダルを踏み込めばよい。このとき、アイドル
回転数相当より少し高めのスロットル弁開度に応じたエ
ンジントルクが発生し、これによってエンジン回転が徐
々に上昇してゆき、車両を走行させることが可能とな
る。この場合に、トルクは、アイドル回転数相当からア
イドル回転数相当より少し高めのスロットル開度に応じ
た値へと比較的早く変化するのに対して、回転数は遅れ
て変化するので、自動変速機を備える車両においてギヤ
をドライブレンジにしてアクセルペダルを踏み込んで
も、運転性が悪化することはない。
【0016】このように第1の発明では、故障時のスロ
ットル弁開度をアイドル回転数相当より少し高めの開度
に設定し、かつアクセルペダルを一杯にまで戻した状態
では必要最小限のトルクだけが生じるようにしたので、
スロットル弁を駆動することのできない故障が生じて
も、走行可能な性能を確保しつつ、アクセルペダルを一
杯に戻した状態からの運転性の悪化を防止することがで
きる。
【0017】また、スロットル弁駆動が不能に陥った場
合にだけアクセルワイヤとリンク機構を介し、アクセル
ペダルとスロットルを機械的に連結させることにより、
故障時にもスロットル弁を操作しての走行を可能とした
従来装置では、機構が複雑であるためコストがかかり、
レイアウト上も不利であるのに対して、本実施形態で
は、こうした複雑な機構を設ける必要がない。
【0018】
【発明の実施の形態】図1において、吸気管3の上流位
置に設けられるスロットル弁2の一端にはDCモータ1
が結合され、他端にはスロットル弁2の実際の開度を検
出するスロットルセンサ6が取り付けられている。詳細
には、図2に示したように、スロットル弁2の駆動軸7
がベアリング5、5を介して回動可能に取り付けられ、
この駆動軸7の左端部が減速用歯車8、9を介してDC
モータ9の出力軸に結合されている。スロットル弁駆動
軸7の右端部に取り付けられるバネ4は、DCモータ1
が非通電状態であるときスロットル弁2をアイドル回転
が可能な最小の開度位置に引き戻すためのものである。
【0019】図1に戻り、上記DCモータ1への供給電
流あるいは供給電圧を制御するため主にマイクロコンピ
ュータからなるコントロールユニット19を備える。ス
ロットルセンサ6からの信号と、アクセルペダル22の
踏み込み量を検出するアクセルペダルセンサ20からの
信号が入力されるコントロールユニット19では、スロ
ットルセンサ6により検出される実際のスロットル弁開
度が、アクセルペダルセンサ20により検出されるアク
セルペダル踏み込み量に応じた目標値と一致するように
DCモータ1の駆動電力を制御する。
【0020】一方、スロットル弁2により調整される吸
入空気量はコレクタ部10でいったん蓄えられ、インジ
ェクタ11から噴射される燃料とともに吸気弁17が開
いた期間でシリンダ内に流入して混合気を形成し、この
混合気は点火プラグ12により着火されて燃焼する。こ
のとき燃焼ガスがピストン15を押し下げる仕事をし、
そのご排気弁18が開いたとき排気管13へと排出され
る。
【0021】上記コントロールユニット19の各機能を
ブロックで図3に示すと、燃料噴射量演算部31では、
エアフローメータ22からの吸入空気量、クランク角セ
ンサ23からのエンジン回転数、水温センサ24からの
冷却水温に応じた燃料噴射量を演算し、この燃料噴射量
が各気筒に設けたインジェクタ11から供給されるよう
に噴射制御部32が燃料制御を行うとともに、点火時期
演算部33ではアイドル時以外で主にエンジンの回転数
と負荷に基づいて、またアイドル時にはエンジン回転数
に応じて最適な点火時期を演算し、この時期に点火コイ
ルの一次電流が遮断されるように、点火制御部34がR
EF信号(圧縮上死点前の所定クランク角で立ち上が
る)を用いて点火時期制御を行う。燃料噴射量について
は、たとえば、排気管に設けた三元触媒がHC、CO、
NOxの有害三成分を同時に効率よく転化できる理論空
燃比で運転されるように吸入空気量とエンジン回転数か
ら計算するとともに、エンジンの暖機前には冷却水温に
応じて燃料増量補正を行う。点火時期はいわゆるMBT
に設定しており、MBTの得られる点火時期をエンジン
の負荷と回転数から計算する。
【0022】また、故障診断部35では、DCモータ1
によってはスロットル弁2を駆動できない故障が生じた
かどうかを判定し、DCモータ1が駆動不能に陥った場
合にはこの信号をうけてモータ通電遮断部36が、たと
えばDCモータ1への通電回路に配置されているリレー
(あるいはパワートランジスタ)37をOFFにするこ
とにより、DCモータ1への通電を遮断する。
【0023】さて、従来装置ではモータ故障時にスロッ
トル弁を所定の開度にまで戻すように機械的バネを備え
させているが、モータ故障時のスロットル弁開度をアイ
ドル回転が可能な程度の小さな開度に設定したのではエ
ンジントルクが不足して車両を走行することができなく
なる。その一方で、モータ故障時のスロットル弁開度を
少し大きめに設定したのでは車両を走行させることが可
能となるものの、アクセルペダルを一杯に戻した状態で
も走行可能なトルクが生じてしまうため、変速機をエン
ジンから切り離した状態でのエンジン回転数が上昇し、
自動変速機を備える車両においてギヤをドライブレンジ
に入れると運転性が悪化することになり、これも都合が
悪い。
【0024】これに対処するため本発明の第1実施形態
では、モータ故障時のスロットル弁開度を、 アイドル
回転数相当より少し高めの開度に設定し、かつアクセル
ペダルを一杯にまで戻した状態では必要最小限のトルク
が生じるようにする。
【0025】このため、図3に示したように、アクセル
ペダルスイッチ41を設けるとともに、AND回路4
2、減量補正量設定部43、減算部44、遅角補正量設
定部45、減算部46をコントロールユニット19内に
新たに設けている。なお、コントロールユニット19の
果たす各機能をブロックで示したが、これらの機能をフ
ローチャートにより容易に表現することができることは
いうまでもない。
【0026】まず、アクセルペダルスイッチ41はアク
セルペダル22が踏み込まれていない状態のときONと
なり、アクセルペダルが踏み込まれるとOFFとなるス
イッチである。アクセルペダルスイッチ41を取り付け
る代わりに、アクセルペダルセンサ20からの信号を用
いてもかまわない。
【0027】アクセルペダルスイッチ41からの信号と
故障診断部35からの信号が入力されるAND回路42
では、故障診断部35によりモータ故障があると判定さ
れたときかつアクセルペダルスイッチ41がONのとき
ハイレベルの信号を出力し、それ以外ではローレベルの
信号を出力する。
【0028】減量補正量設定部43では、AND回路4
2からの信号がハイレベルのとき正の一定値を、ローレ
ベルのとき0を減量補正量として出力し、減算部44が
燃料噴射量からこの減量補正量だけ減算する。
【0029】同様にして遅角補正量設定部45ではAN
D回路42からの信号がハイレベルのとき正の一定値
を、ローレベルのとき0を遅角補正量として出力し、減
算部46が点火時期からこの遅角補正量だけ減算する。
点火時期の演算値は詳細には圧縮上死点前のクランク角
であり、この値を減量することで、点火時期が遅角側に
補正されるのである。
【0030】なお、DCモータ1への非通電時のスロッ
トル弁開度をアイドル回転数相当より少し高めの回転数
が得られる開度に設定する機構は図示しないが、たとえ
ば特許第2550962号、特表平2−500677号
公報に記載のものを用いることによりメカ的に容易に実
現することができる。
【0031】ここで、本実施形態の作用を説明する。
【0032】モータ故障が生じたときは、これが故障診
断部35により判定されてDCモータ1へ通電が遮断さ
れ、図示しない機構によりスロットル弁開度がアイドル
回転数相当より少し高めの開度に設定される。
【0033】このとき走行途中でアクセルペダル22を
踏み込んでいれば、補正量設定部43と45、減算部4
4と46はないのと同じ状態となり、演算部31と33
で演算される燃料噴射量と点火時期を用いてエンジンが
運転される。つまり、アイドル回転数相当より少し高め
の開度に設定されたスロットル弁を通過してくる吸入空
気量がエアフローメータ22により検出され、この吸入
空気量に応じたトルクが発生する。このとき発生するエ
ンジントルクは車両をゆっくり運転するには十分であ
り、したがって、サービス工場までなんとか運転してゆ
くことが可能となる。
【0034】一方、モータ故障状態での運転中にアクセ
ルペダル22を一杯にまで戻したときは、AND回路4
2からハイレベルの信号が出ることになり、このときは
設定部43で設定される値だけ燃料噴射量が減量補正さ
れ、かつ設定部45で設定される値の分だけ点火時期が
遅角側に補正される。
【0035】ここで、エンジンの発生するトルクは、燃
料噴射量が多くなるほど大きくなるので、燃料噴射量を
減量補正すると、エンジンの発生するトルクが減少す
る。また、点火時期がMBTのとき最大のトルクが得ら
れるのであるから、点火時期をMBTより遅角させると
燃焼状態が悪くなり、トルクが低下する。この2つのト
ルク減少側への操作により、スロットル弁2はアイドル
回転数相当より少し高めの開度にあっても、エンジン回
転が低下してアイドル相当になり、これによって車両を
すみやかに停止させることができる。
【0036】この状態より車両を再び発進させるには、
アクセルペダル22を踏み込めばよい。このとき、AN
D回路42からの出力がローレベルへと切換わり、燃料
噴射量の減量補正と点火時期の遅角補正がなくなるの
で、アイドル回転数相当より少し高めのスロットル弁開
度に応じたエンジントルクが発生し、これによってエン
ジン回転数が徐々に上昇してゆき、車両を走行させるこ
とが可能となる。この場合に、トルクは、アイドル回転
数相当からアイドル回転数相当より少し高めのスロット
ル開度に応じた値へと比較的早く変化するのに対して、
回転数はゆっくりとしか変化できないので、自動変速機
を備える車両においてギヤをドライブレンジにしてアク
セルペダルを踏み込んでも、車両が急発進することはな
い。
【0037】このようにして本実施形態では、モータ故
障時のスロットル弁開度をアイドル回転数相当より少し
高めの開度に設定し、かつアクセルペダルを一杯にまで
戻した状態では必要最小限のトルクだけが生じるように
したので、スロットル弁を駆動することのできない故障
が生じても、走行可能な性能を確保しつつ、アクセルペ
ダルを一杯に戻した状態からの運転性の悪化を防止する
ことができる。
【0038】また、スロットル弁駆動が不能に陥った場
合にだけアクセルワイヤとリンク機構を介し、アクセル
ペダルとスロットルを機械的に連結させることにより、
故障時にもスロットル弁を操作しての走行を可能とした
従来装置では、機構が複雑であるためコストがかかり、
レイアウト上も不利であるのに対して、本実施形態で
は、こうした複雑な機構を設ける必要がない。
【0039】実施形態では、アクセルペダルを一杯にま
で戻したときのトルク減量を、燃料噴射量の減量と点火
時期の遅角の両補正で行ったが、燃料噴射量の減量補正
だけ、あるいは点火時期の遅角補正だけでトルク減量を
行わせるようにしてもかまわない。
【0040】実施形態では、故障時にアクセルペダルを
一杯まで戻したときの減量補正量と遅角補正量を一定値
で説明したが、吸入空気量、エンジン回転数、冷却水温
の少なくとも1つをパラメータとする可変値で構成する
こともできる。
【0041】実施形態では、各設定部43、45にAN
D回路42からの信号に応じて出力を切換えるスイッチ
機能を持たせているが、この部分を分離して構成するこ
ともできる。
【0042】実施形態では、DCモータによりスロット
ル弁を駆動する場合で説明したが、これに限らず、リラ
クタンスモータなどを用いてスロットル弁を駆動するも
のにも本発明を適用することができる。
【0043】運転条件により理論空燃比とこれよりも混
合気が希薄となるリーン空燃比とを運転領域で切換える
ようにしたリーンバーンシステムのエンジンや直接燃料
噴射式エンジンを備える車両に対しても本発明を適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の制御システム図である。
【図2】電動式スロットル弁制御装置の一部拡大断面図
である。
【図3】コントロールユニット19のブロック図であ
る。
【図4】第1の発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 スロットル弁 10 コントロールユニット 11 インジェクタ 12 点火プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02P 5/15 F02P 5/15 L

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータにより駆動されるスロットル弁
    と、 アクセルペダルの動きを電気信号に変換する手段と、 この信号に応じたスロットル弁開度となるように前記電
    動モータを制御する手段と、 前記電動モータによっては前記スロットル弁を駆動でき
    ない故障が生じたかどうかを判定する手段と、 この判定結果より故障時に前記電動モータへの通電を遮
    断する手段と、 前記故障時に前記スロットル弁の開度をアイドル回転数
    相当より少し高めの開度に設定する機構と、 同じく故障時に前記アクセルペダルを一杯にまで戻した
    状態であるかどうかを判定する手段と、 この判定結果より故障時にアクセルペダルを一杯にまで
    戻した状態であるときアイドル回転数相当のトルクが生
    じるようにエンジンの発生するトルクを減少させる手段
    とを設けたことを特徴とする電動式スロットル弁制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記エンジン発生トルクの減少を空燃比補
    正で行うことを特徴とする請求項1に記載の電動式スロ
    ットル弁制御装置。
  3. 【請求項3】空燃比をリーン化することにより前記空燃
    比補正を行うことを特徴とする請求項2に記載の電動式
    スロットル弁制御装置。
  4. 【請求項4】前記エンジン発生トルクの減少を点火時期
    補正で行うことを特徴とする請求項1に記載の電動式ス
    ロットル弁制御装置。
  5. 【請求項5】点火時期を遅角することにより前記点火時
    期補正を行うことを特徴とする請求項4に記載の電動式
    スロットル弁制御装置。
  6. 【請求項6】前記エンジン発生トルクの減少を空燃比補
    正および点火時期補正で行うことを特徴とする請求項1
    に記載の電動式スロットル弁制御装置。
  7. 【請求項7】空燃比をリーン化することにより前記空燃
    比補正を行い、点火時期を遅角することにより前記点火
    時期補正を行うことを特徴とする請求項6に記載の電動
    式スロットル弁制御装置。
JP17797797A 1997-07-03 1997-07-03 電動式スロットル弁制御装置 Pending JPH1122530A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10252571B4 (de) * 2001-11-20 2014-06-05 Honda Giken Kogyo K.K. Ausgangsleistungssteuer/regelsystem für eine Brennkraftmaschine
CN106321260A (zh) * 2015-07-03 2017-01-11 斗山英维高株式会社 工程机械的用于性能补偿的控制装置

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