JPH11224985A - パネルの取付構造 - Google Patents

パネルの取付構造

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JPH11224985A
JPH11224985A JP10025586A JP2558698A JPH11224985A JP H11224985 A JPH11224985 A JP H11224985A JP 10025586 A JP10025586 A JP 10025586A JP 2558698 A JP2558698 A JP 2558698A JP H11224985 A JPH11224985 A JP H11224985A
Authority
JP
Japan
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panel
engaging
cabinet
engagement
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP10025586A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Kuruma
卓司 車
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルをキャビネットに取り付ける際の位置
決めを容易にして組み立て作業能率を高めることができ
るパネルの取付構造を提供する。 【解決手段】 キャビネット2の前部側に突状の係合突
部4が設けられ、この係合突部4が係合される係合穴部
7aを有した突出片7がフロントパネル3の後部側に延
設され、前記突出片7の先端側7cを前記係合突部4に
摺動させてこの係合突部4に係合穴部7aを係合するこ
とにより、前記キャビネット2に前記フロントパネル3
を取り付けるパネル3の取付構造を構成する場合におい
て、前記突出片7の先端側7cに、前記係合穴部7aと
前記係合突部4との係合位置への摺動をガイドする位置
決め部7dを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AV機器等の本体
を構成するキャビネットにパネルを取り付けるパネルの
取付構造に係り、特に、ビデオテープレコーダー(VT
R)のキャビネットにフロントパネルを取り付けるパネ
ルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】AV機器においては、通常、操作部や表
示部を設けるパネルを本体とは別体にしている。この本
体にパネルを取り付ける例として、本体であるシャーシ
にパネルを装着するパネルの取付装置が知られている
(実開昭63−33680号公報参照)。このものは、
パネルの内側上部に溝を有するコ字型の第1リブを複数
設けており、この溝にカバーの折り曲げフランジ部を挿
入してこれを保持するようになっている。また、パネル
の内側下部にも、溝を有するコ字型の第2リブを複数設
けてあり、シャーシの折り曲げフランジ部に設けられた
切り欠き溝に嵌合するようになっている。さらに、パネ
ルの内側左右には、シャーシに設けられた位置決め用凸
部と嵌合する四角孔を有する第3リブを設けており、前
記カバーの側面をシャーシにビス止めする構成になって
いる。
【0003】ところが、このパネルの取付装置は、組み
立てに際しパネルを保持するカバーをビスでシャーシに
取り付ける作業を要するので、材料および工数が増して
製作費が高くなるという問題が残されていた。そこで、
このビス止め箇所を無くし組み立ての簡略化を図ること
を目的にした前面パネル取付部構造が提案されている
(特開平4−78000号公報参照)。この取付部構造
をレコードプレーヤに適用する場合、このレコードプレ
ーヤの前面パネル裏面上下に、互いに前後位置の異なる
穴部を有するリブを設けている。また、キャビネットの
前端下面に、前記穴部に嵌合する凸状部と前面パネル裏
面の下側のリブ下面に係合する爪を備えている。この前
面パネルをキャビネットに取り付ける場合は、前面パネ
ルをキャビネットの下方より上方へ移動させ、角穴とボ
ス、角穴と凸状部を嵌合させると、爪が縦溝によって生
じるバネ性によりリブの凹部下面に係合する状態とな
る。これにより、前面パネルをキャビネットに取り付け
るために1本のビスも使うことなく、容易で確実にレコ
ードプレーヤを組み立てられるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
パネルの取付構造のうち前者は、パネルの内側上部に設
けた第1リブの溝に、カバーの折り曲げフランジ部をガ
イドする位置決め手段等を設けていないことから、シャ
ーシにパネルを取り付ける場合において、フランジ部を
挿入して対応する溝に位置決めするのが難しく、挿入の
やり直しが必要となるために手数がかかり、作業能率低
下の要因となっていた。また、後者の場合も、キャビネ
ットの所定位置に前面パネルを移動させるまでの順序は
定まっているものの、前面パネルをキャビネットの下方
より上方へ移動させる最初の位置合わせが容易でなく、
この作業に手間取って組み立て能率の低下を招くことが
あった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、パネルをキャビネットに取り付ける際の位置決め
を容易にして組み立て作業能率を高めることができるパ
ネルの取付構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、キャビネッ
トの前部側に突状の係合突部が設けられ、この係合突部
が係合される係合穴部を有した突出片がフロントパネル
の後部側に延設され、前記突出片の先端側を前記係合突
部に摺動させてこの係合突部に係合穴部を係合すること
により、前記キャビネットに前記フロントパネルを取り
付けるパネルの取付構造において、前記突出片の先端側
に、前記係合穴部と前記係合突部との係合位置への摺動
をガイドする位置決め部を形成したことを特徴とするも
のである。また、請求項2に記載の発明は、前記位置決
め部が、略凹状の切り欠きであることを特徴とするもの
である。また、請求項3に記載の発明は、前記切り欠き
が、前記突出片の先端縁より前記係合穴部側に向けて漸
次細幅に形成されてなることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明の
実施の形態に係るパネルの取付構造を示す斜視図、図2
は、キャビネットとパネルを示す平面図である。このパ
ネルの取付構造は、VTRの本体に適用したもので、こ
のVTR1のキャビネット2にフロントパネル3を一体
的に取り付ける構成となっている。キャビネット2は、
略矩形状で上方が開口しており、内部に機構部や電気回
路部等が収納されるようになっている。このキャビネッ
ト2は、フロントパネル3を取り付けるために前部側の
上下に合計7個の係合突部4を配設している。この係合
突部4A,4Bは、前端4aより後端4bが高い側面視
略三角形で、傾斜面4cを偏平にして後述の突出片7を
摺動容易にしてある。上側係合突部4Aは、キャビネッ
ト2の前側壁2aにおける上端縁の左右に一体形成した
4個の延出片5にそれぞれ突設している。一方、下側係
合突部4Bは、キャビネット2の底部2bにおける裏面
の左右および中央にそれぞれ突設している。2cは、キ
ャビネット2の上方開口を覆うカバー6(図3参照)を
支持するための支持部である。
【0008】フロントパネル3は、キャビネット2の前
側壁2aを覆う大きさの細長い蓋状に形成されている。
そして、前側壁3aにビデオテープを挿入する開口3
c、表示部を設ける窓3d、操作用の押ボタンを配設す
る多数の筒状部(図示省略)等を開設してある。また、
フロントパネル3の後部側3bには、前記各係合突部4
A,4Bに対応して上側および下側突出片7A,7Bを
延設している。上側突出片7Aは、前側壁3aの裏面に
おける上部の左右に4個が一体形成され、天板3eの下
面より後方に突出する長さとされている。また、下側突
出片7Bは、底板3fの端縁における左右および中央に
それぞれ一体形成され、上側突出片7Aに等しい長さに
してある。上側および下側突出片7A,7Bは、前記各
係合突部4A,4Bを係合する係合穴部7aを開設して
おり、各係合穴部7aの側部にそれぞれ補強リブ7bを
設けている。また、各係合突部7aの先端側7cを略凹
状に切り欠いて位置決め部7dを形成している。この位
置決め部7dは、前記係合突部4の横幅よりも幅広で、
突出片7の先端縁より係合穴部7a側に向けては漸次細
幅となるように設定されている。
【0009】このように形成されたキャビネット2にフ
ロントパネル3を組み付ける場合は、ビス等を一切使用
せず簡便に取り付けることができる。まず、キャビネッ
ト2の前側壁2aに、フロントパネル3の後部側3bを
向けて各係合突部4に各突出片7の位置決め部7dを臨
ませる。そして、この位置決め部7dの幅広部分を係合
突部4の前端4aにあてがい、そのままフロントパネル
3をキャビネット2に移動させて押し込む。すると、位
置決め部7dに突出片7がガイドされて、この先端側7
cが係合突部4の傾斜面4cを摺動しつつ係合穴部7a
が係合突部4に向かう。このとき、各突出片7は、若干
彎曲して弾性力が付勢され、図3に示す如く係合穴部7
aに係合突部4が嵌まり込んで係合されると弾性力が消
勢する。この係合により、係合穴部7aの内周縁に係合
突部4の後端4bが掛止され、フロントパネル3の抜け
止めがなされる。これにより、フロントパネル3がキャ
ビネット2に一体化されて、図4に示すように、VTR
1の本体が構成される。以上説明したように、フロント
パネル3をキャビネット2に組み付けるときに、突出片
7の位置決め部7dを係合突部4にあてがうだけで容易
に係合位置への位置決めがなされるので、取り付け作業
を簡単に行うことができる。
【0010】なお、前記突出片7に形成した位置決め部
7dは、略凹状にしたが、幅広部分から係合穴部7aに
到るまでを漸次幅狭とした略V字状にしてもよい。これ
により、フロントパネル3をキャビネット2側に移動さ
せるときに突出片7の摺動方向が定まるので、係合穴部
7aに係合突部4を係合する際の位置決めがより確実に
なされるものである。また、上記実施の形態に示した如
くVTR1のフロントパネル3をキャビネット2に取り
付ける場合に限らず、パネルが機器本体と別体にされた
各種電気機器に広く採用し得るものである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、キャビネット側の係合突部とフロ
ントパネル側の突出片に設けた係合穴部との係合位置へ
の摺動をガイドする位置決め部を前記突出片の先端側に
形成したので、この位置決め部を係合突部に臨ませてフ
ロントパネルをキャビネット側に移動させると、係合穴
部に係合突部を容易に係合させることができ、従来のよ
うに位置決めのためにパネルを挿入し直したり、移動方
向を修正する必要がなくなって、簡単かつ迅速にパネル
をキャビネット等に取り付けることが可能となり、作業
能率が格段に向上する効果がある。また、請求項2に記
載の発明は、位置決め部が略凹状の切り欠きになってい
るから、突出片を係合突部にあてがい易く、この状態で
係合穴部への位置決めもなされるので、フロントパネル
の取り付けが一層容易になる利点がある。また、請求項
3に記載の発明は、位置決め部の切り欠きを突出片の先
端縁より係合穴部側に向けて漸次細幅に形成したので、
突出片の摺動方向が定まり、係合穴部に係合突部を係合
する際の位置決めがより確実になされる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパネルの取付構造を
示す展開斜視図である。
【図2】キャビネットにフロントパネルを取り付ける状
態を示す説明図である。
【図3】係合穴部に係合突部が係合された状態を示す断
面図である。
【図4】キャビネットにフロントパネルが取り付けられ
たVTRの斜視図である。
【符号の説明】
2 キャビネット 3 フロントパネル 4 係合突部 7 突出片 7a 係合穴部 7c 先端側 7d 位置決め部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの前部側に突状の係合突部
    が設けられ、この係合突部が係合される係合穴部を有し
    た突出片がフロントパネルの後部側に延設され、前記突
    出片の先端側を前記係合突部に摺動させてこの係合突部
    に係合穴部を係合することにより、前記キャビネットに
    前記フロントパネルを取り付けるパネルの取付構造にお
    いて、 前記突出片の先端側に、前記係合穴部と前記係合突部と
    の係合位置への摺動をガイドする位置決め部を形成した
    ことを特徴とするパネルの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記位置決め部が、略凹状の切り欠きで
    あることを特徴とする請求項1に記載のパネルの取付構
    造。
  3. 【請求項3】 前記切り欠きが、前記突出片の先端縁よ
    り前記係合穴部側に向けて漸次細幅に形成されてなるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のパネルの取付構造。
JP10025586A 1998-02-06 1998-02-06 パネルの取付構造 Pending JPH11224985A (ja)

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JP (1) JPH11224985A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233648A (ja) * 2011-05-06 2012-11-29 Mitsubishi Electric Corp 換気扇

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233648A (ja) * 2011-05-06 2012-11-29 Mitsubishi Electric Corp 換気扇

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