JPH1122486A - タンデム翼を用いた圧縮機構造 - Google Patents

タンデム翼を用いた圧縮機構造

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JPH1122486A
JPH1122486A JP19050597A JP19050597A JPH1122486A JP H1122486 A JPH1122486 A JP H1122486A JP 19050597 A JP19050597 A JP 19050597A JP 19050597 A JP19050597 A JP 19050597A JP H1122486 A JPH1122486 A JP H1122486A
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blade
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compressor structure
cascade
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Keisuke Hashimoto
啓介 橋本
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデム動翼と静翼との関係が明確化される
ことにより、高圧力比が得られる動翼列にタンデム翼列
を用いた圧縮機構造を提供する。 【解決手段】 タンデム動翼11と、前記タンデム動翼
11の下流にあって同タンデム動翼11からの流れを所
定角度に転向させるタンデム静翼21とを備えてなる圧
縮機構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧縮機構造に関す
る。さらに詳しくは、タンデム動翼とタンデム静翼との
組合せを有する圧縮機構造に関する。
【0002】
【従来の技術】航空用ガスタービンまたはジェットエン
ジン(以下、単にガスタービンという)においては、圧
縮機を駆動軸を介してタービンにより駆動することがな
されている。そして、この駆動機構に関しては、従来よ
り、例えば、図11ないし図13に示すような構成が用
いられている。すなわち、図11に示すように、単一の
駆動軸130に上流側から軸流圧縮機(低圧圧縮機)1
10および遠心圧縮機(高圧圧縮機)120をこの順に
装着して、この駆動軸130をタービン140により駆
動するようにしてなるもの、図12に示すように、駆動
軸130を2重軸131,132とするとともに、各軸
131,132のそれぞれに圧縮機(低圧軸流圧縮機1
10および高圧遠心圧縮機120)を装着し、各軸13
1,132をそれぞれタービン141,142により駆
動するようにしてなるもの、図13に示すように、駆動
軸130を2重軸131,132とし、内側の軸131
の先端131aに減速機150を装着し、その減速機1
50にファン160を装着するとともに、外側の軸13
2に低圧軸流圧縮機110および高圧圧縮機120を装
着し、そして各軸131,132をそれぞれタービン1
41,142により駆動するようにしてなるものが用い
られている。
【0003】また、軸流圧縮機110においては単段に
おける圧力比が約1.5を超えると図14に示すよう
に、動翼列間m,mに衝撃波Sが発生して圧縮機の性能
低下を招来するところから、図15に示すように、駆動
軸130を3重軸131,132,133とするととも
に、各軸131,132,133のそれぞれに圧縮機
(低圧軸流圧縮機111、中圧軸流圧縮機112および
高圧遠心圧縮機120)を装着し、各軸をそれぞれター
ビン141,142,143により駆動するようにして
なるものもある。なお、図11ないし図15において、
符号150は減速機を示し、符号Cは燃焼器を示し、符
号A1,A2,A3は空気流れを示す。
【0004】しかしながら、図11に示す構成において
は、1軸で低圧圧縮機110と高圧圧縮機120とを駆
動するようにしているために、低圧圧縮機110と高圧
圧縮機120とを同一回転数で駆動しなければならず、
そのためそれぞれ最適な回転数で駆動させることができ
ないという問題がある。また、最適な回転数とできない
ために、所望圧力比を得ようとすれば、段数を多くしな
ければならないという問題も生ずる。
【0005】図12に示す構成においては、駆動軸13
0を2重軸131,132とするとともに、それぞれを
独立のタービン141,142で駆動するようにしてい
るため、軸数に応じたタービンを設ける必要があるとと
もに、各軸に軸受等の付属部品を装着しなければなら
ず、そのため軸長が長くなり、ガスタービンGの重量の
増大を招来するという問題がある。この重量増大は、迅
速な応答性を要求される軍用ヘリコプターに搭載される
ガスタービンGにとっては致命的な欠陥となる。
【0006】図13に示す構成においては、ファン16
0と駆動軸130とを減速機150を介して直列接続と
しているので、ガスタービンGの全長が長くなるととも
に、重量の増大を招来し、前記図12に示すものと同様
な問題がある。
【0007】図15に示す構成においても同様な問題が
ある。
【0008】前記従来技術の問題点を解消すべく、特開
平9ー13898号公報には、図16に示すように、遠
心圧縮機120を駆動軸130を介して高圧タービン1
40により駆動してなるガスタービンGにおいて、軸流
圧縮機110を有する補助軸135を前記駆動軸130
に先端部130aの外側に同心円状に備え、該補助軸1
35を駆動力伝達手段152により、駆動軸130より
低速で回転させるとともに、前記軸流圧縮機110の動
翼列を相互干渉抑制型タンデム翼列としてなる圧縮機構
造が提案されている。
【0009】また、同公報の第21段落には、「図2に
示す例では、補助軸5に装着されている低圧圧縮機4の
動翼41は通常の動翼形状とされているが、タンデム翼
列とすれば、所定の圧力比を得るための段数を減らすこ
とができ、より一層の重量の減少を図ることができる。
このタンデム翼列とする場合、特願平7ー19779号
に提案されている相互干渉抑制型タンデム翼列とされる
のが好ましい。また、その段数も図2に示す例では作図
の便宜上、1段とされているが、この段数も要求される
圧力比に応じて適宜調整される。」との記載がなされて
いる。
【0010】しかしながら、同公報には動翼をタンデム
翼とした場合における静翼をいかにすべきかの具体的な
提案はなされていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、タンデム動翼と
静翼との関係が明確化されることにより、高圧力比が得
られる動翼列にタンデム翼列が用いられている圧縮機構
造を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の圧縮機構造は、
タンデム動翼と、前記タンデム動翼の下流にあって同タ
ンデム動翼からの流れを所定角度に転向させるタンデム
静翼とを備えてなることを特徴とする。
【0013】本発明の圧縮機構造の一形態は、軸流圧縮
機と遠心圧縮機とを同一の駆動軸で駆動してなるガスタ
ービンまたはジェットエンジンの圧縮機構造であって、
前記軸流圧縮機が、タンデム動翼と前記タンデム動翼の
下流にあって同タンデム動翼からの流れを所定角度に転
向させるタンデム静翼とを備えてなるものとされる。本
発明の圧縮機構造においては、前記タンデム動翼からな
る翼列が、後縁衝撃波型境界層制御タンデム翼列である
のが好ましい。
【0014】すなわち、前記タンデム動翼からなる翼列
が、隣接する前置翼上面の後縁近傍と前置翼の下面前縁
近傍とを結ぶ位置に衝撃波が形成されるようにするとと
もに、前置翼下面後縁から後置翼上面に吹き上げる噴流
の速度および運動量などを調整して噴流が後置翼上面に
沿って流れるようにして後置翼上面の境界層の剥離が後
縁近傍に限定されてなるタンデム翼列であるのが好まし
い。
【0015】また、本発明の圧縮機構造においては、前
記タンデム静翼よる転向角が、20度ないし50度の範
囲にあるのが好ましく、20度ないし35度の範囲にあ
るのがさらに好ましい。
【0016】
【作用】本発明の圧縮機構造は前記の如く構成されてい
るので、タンデム動翼列を多段とすることができる。そ
のため、少ない段数で高圧力比が得られる。また、タン
デム動翼とタンデム静翼を組合せてなる軸流圧縮機と遠
心圧縮機とを同軸で駆動するようにしても、軸流圧縮機
における一段当たりの圧力比が高く、かつ、タンデム動
翼からの流れが所定角度に転向させられているで、流れ
を遠心圧縮機に最適な角度で突入させることができる。
したがって、高圧力比の圧縮機構造とすることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明はかか
る実施の形態のみに限定されるものではない。
【0018】実施の形態1 本発明の実施の形態1に係る圧縮機構造におけるタンデ
ム動翼およびタンデム静翼の概略図を図1に示す。この
実施の形態1は、図1に示すように、圧縮機構造の動翼
列1に後縁衝撃波型境界層制御タンデム翼11からなる
タンデム動翼列1Aを用いるとともに、静翼列2にタン
デム静翼列2Aが用いられているものである。
【0019】そして、この実施の形態1ではタンデム動
翼列1Aのタンデム動翼11の前置翼12の形状、後置
翼13の形状、前置翼12と後置翼13との位置関係、
静翼列2Aのタンデム静翼21の前置翼22の形状、後
置翼23の形状、前置翼22と後置翼23との位置関
係、タンデム動翼列1Aおよびタンデム静翼列2Aのピ
ッチなどについては、コンピュータにより3次元の流れ
解析を行い決定される。例えば、タンデム動翼列1Aに
ついては図2に模式図的に示すように、タンデム動翼列
1Aにおける衝撃波Sが隣接する前置翼12上面の後縁
近傍と前置翼12の下面前縁近傍とを結ぶ位置に形成さ
れるようにするとともに、前置翼12下面後縁から後置
翼13上面に吹き上げる噴流の速度および運動量などを
調整して噴流が後置翼上面に沿って流れるようにして後
置翼13上面の境界層の剥離が後縁近傍に限定されるよ
うに設定されている。つまり、衝撃波Sの発生をできる
だけ前置翼12上面の後部にずらすとともに、前置翼1
2により後置翼13の境界層制御をなすものである。
【0020】この場合、3次元の流れ解析を行うプログ
ラムは、翼列の回りの流れや衝撃波の分布を3次元的に
解析できるものであればいかなるプログラムでもよく、
その適用プログラムについては特に限定はない。
【0021】また、タンデム静翼列2Aの前置翼22お
よび後置翼23についても同様に決定できる。その場
合、図3に示すタンデム動翼列1Aに対する突入角αは
55°〜70°の範囲となるようにタンデム静翼列2A
の前置翼22および後置翼23の形状が設定されるのが
好ましい。つまり、タンデム静翼による転向角が20°
〜50°の範囲となるようにされるのが好ましい。な
お、その場合におけるタンデム動翼列1Aからの飛び出
し角βが0°〜30°の範囲となるように、タンデム動
翼列1Aの前置翼12および後置翼13の形状が設定さ
れている。また、タンデム静翼の後に遠心圧縮機が設け
られている場合、この転向角は20°〜35°の範囲と
なるようにされるのが好ましい。
【0022】しかして、このような特性を有するタンデ
ム動翼列1Aは、タンデム動翼11の前置翼12および
後置翼13の位置関係ならびにタンデム翼11、11相
互の位置関係を、例えば、図4〜図7に示すように、前
置翼12および後置翼13の寸法関係を図示のように設
定し、また前置翼12および後置翼13の相互関係をH
UB部からTIP部にかけて前置翼12および後置翼1
3が共に寝た状態から立ち上がった状態にしかつ前置翼
12と後置翼13との隙間を漸増させ、つまり前置翼1
2および後置翼13を共に撚った状態にすれば得られ
る。
【0023】このように、この実施の形態1では圧縮機
構造にタンデム翼列1A,2Aを用いているため、一段
で得られる圧力比が大きいところから、1段あるいは2
段で所望の圧力比が得られるので、圧縮機構造を小型化
できるとともにその重量を軽減できる。
【0024】なお、本明細書においては、前置翼12上
面の後縁近傍に衝撃波Sを発生させ、しかも前置翼12
により境界層制御するような特性を有するタンデム翼列
1Aを「後縁衝撃波型境界層制御タンデム翼列」と定義
し、また前置翼12により後置翼13の境界層制御をな
す特性を有するタンデム翼11を「境界層制御タンデム
翼」と定義する。
【0025】実施の形態2 本発明の実施の形態2の圧縮機構造を図8に概略図で示
し、この圧縮機構造は、ガスタービンGに用いられる圧
縮機構造であって、実施の形態1のタンデム動翼11と
タンデム静翼21との組合せを有する軸流圧縮機3の下
流に遠心圧縮機4を設けるとともに、この軸流圧縮機3
および遠心圧縮機4を単一の駆動軸5に配置してなるも
のである。この実施の形態2では軸流圧縮機3における
翼列1,2をタンデム翼列1A,2Aとしているので、
軸流圧縮機3と遠心圧縮機4とを同一の駆動軸5に配置
してタービン6により駆動しても、軸流圧縮機3におけ
る圧力比が高いところから、所望の圧力比を得ることが
できる。なお、図8においては、作図の簡略化の観点か
らタンデム動翼列1Aおよびタンデム静翼列2Aは明瞭
には図示されていない。また、図8中、符号7は減速機
を示し、Cは燃焼機を示し、A1,A2,A3は空気流れ
を示す。
【0026】このように、この実施の形態2ではガスタ
ービンGの圧縮機における軸流圧縮機3を実施の形態1
のタンデム翼列1A,2Aにより構成しているので、軸
流圧縮機3と遠心圧縮機4を単一の駆動軸5で駆動して
いるにもかかわらず、所望の圧力比が得られる。そのた
め、圧縮機の構成が簡素化されて重量の低減が達成され
る。すなわち、応答性の向上を図りながら性能の向上が
図られる。
【0027】
【実施例】以下、より具体的な実施例に基づいて本発明
をより具体的に説明する。
【0028】実施例および比較例 下記に示す要目の後縁衝撃波型境界層制御タンデム翼列
(実施例)を図4〜図7に示す形状および寸法にて作製
して軸流圧縮機とし、図9に示す試験装置によりその性
能を測定した。また、下記に示す要目の従来の翼列(比
較例)を実施例のタンデム翼と同一の翼幅にて作製し、
実施例と同一の試験装置によりその性能を測定した。
【0029】測定は図10に模式図的に示すように、翼
の前方(図10のA点)および翼の後方(図10のB
点)に全圧測定用プローブおよび全温測定用プローブを
90度の角度で配置し、その各プローブをTIP〜HU
B間において半径方向に1mmごとにトラバースするこ
とにより行った。また、流量は入口ダクト部の上流に設
けられたオリフィスにより測定し、翼列の回転数は翼列
が装着されているディスクの回転軸に設けられた回転数
ピックアップにより測定した。
【0030】そして、その測定により得られた各データ
は次のようにして処理を行った。
【0031】(1)A点およびB点におけるTIP〜H
UB間の全圧測定値および全温測定値の各平均値を算出
する。
【0032】(2)B点の全圧の平均値PBおよびA点
の全圧の平均値PAの比PB/PAより圧力比を算出す
る。
【0033】(3)さらにB点の全温の平均値TBおよ
びA点の全温の平均値TAをも算出し、先に算出された
B点の全圧の平均値PBおよびA点の全圧の平均値PA
を用いて下記式により効率を算出した。
【0034】
【数1】
【0035】そして、このようにして測定された実施例
の測定結果および算出された圧力比ならびに効率を表1
に実施例の要目と併せて示し、また比較例の測定結果お
よび圧力比ならびに効率を表2に比較例の要目と併せて
示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】表1および表2の対比から、実施例におい
ては比較例と同一の効率を確保しながら、比較例よりも
ほぼ1.5倍の2.7という高い圧力比が得られるのが
わかる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
軸流圧縮機における動翼列をタンデム翼列とするととも
に、静翼列をタンデム動翼列からの流れを所定角度に転
向させるタンデム静翼列としているので、少ない段数で
所望の圧力比が得られるという優れた効果が得られる。
【0040】また、タンデム動翼列からの流れをタンデ
ム静翼列により所定の角度に転向させているので、この
軸流圧縮機を遠心圧縮機と組み合わせた場合にも遠心圧
縮機への流れを所定角度で遠心圧縮機に突入させること
ができ、高い圧力比の圧縮機とすることができるという
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の圧縮機構造に用いられ
ているタンデム動翼列およびタンデム静翼列の概略図で
ある。
【図2】同タンデム動翼列における流れの摸式図であ
る。
【図3】同タンデム動翼列および静翼列における速度三
角形を示す説明図である。
【図4】同タンデム動翼列の一例の側面図である。
【図5】図4に示すタンデム動翼列のHUB部の横断面
図である。
【図6】図4に示すタンデム動翼列のMEAN部の横断
面図である。
【図7】図4に示すタンデム翼列のTIP部の横断面図
である。
【図8】本発明の実施の形態2の圧縮機構造の概略図で
ある。
【図9】実施例および比較例の性能試験に用いられた試
験装置の概略図である。
【図10】図9の試験装置における測定の仕方を示す説
明図である。
【図11】従来の圧縮機構造を用いたガスタービンの一
例の概略図である。
【図12】従来の圧縮機構造を用いたガスタービンの他
の例の概略図である。
【図13】従来の圧縮機構造を用いたガスタービンのさ
らに他の例の概略図である。
【図14】従来の動翼列における流れの模式図である。
【図15】従来の圧縮機構造を用いたガスタービンのさ
らに他の例の概略図である。
【図16】特開平9ー13898号公報の提案にかかわ
る圧縮機構造の概略図である。
【符号の説明】
1 動翼列 1A タンデム動翼列 11 タンデム動翼 12 前置翼 13 後置翼 2 静翼列 2A タンデム静翼列 21 タンデム静翼 22 前置翼 23 後置翼 3 軸流圧縮機 4 遠心圧縮機 5 駆動軸 G ガスタービン S 衝撃波

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンデム動翼と、前記タンデム動翼の下
    流にあって同タンデム動翼からの流れを所定角度に転向
    させるタンデム静翼とを備えてなることを特徴とする圧
    縮機構造。
  2. 【請求項2】 軸流圧縮機と遠心圧縮機とを同一の駆動
    軸で駆動してなるガスタービンまたはジェットエンジン
    の圧縮機構造であって、 前記軸流圧縮機が、タンデム動翼と、前記タンデム動翼
    の下流にあって同タンデム動翼からの流れを所定角度に
    転向させるタンデム静翼とを備えてなることを特徴とす
    るガスタービンまたはジェットエンジンの圧縮機構造。
  3. 【請求項3】 前記タンデム動翼からなる翼列が、後縁
    衝撃波型境界層制御タンデム翼列であることを特徴とす
    る請求項1または2記載の圧縮機構造。
  4. 【請求項4】 前記タンデム動翼からなる翼列が、隣接
    する前置翼上面の後縁近傍と前置翼の下面前縁近傍とを
    結ぶ位置に衝撃波が形成されるようにするとともに、前
    置翼下面後縁から後置翼上面に吹き上げる噴流の速度お
    よび運動量などを調整して噴流が後置翼上面に沿って流
    れるようにして後置翼上面の境界層の剥離が後縁近傍に
    限定されてなるタンデム翼列であることを特徴とする請
    求項3記載の圧縮機構造。
  5. 【請求項5】 前記タンデム静翼よる転向角が、20度
    ないし50度の範囲であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の圧縮機構造。
  6. 【請求項6】 前記タンデム静翼による転向角が、20
    度ないし35度の範囲であることを特徴とする請求項5
    記載の圧縮機構造。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の圧縮機構造を有する圧縮機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の圧縮機を有するガスター
    ビンまたはジェットエンジン。
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