JPH11224720A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH11224720A
JPH11224720A JP10026236A JP2623698A JPH11224720A JP H11224720 A JPH11224720 A JP H11224720A JP 10026236 A JP10026236 A JP 10026236A JP 2623698 A JP2623698 A JP 2623698A JP H11224720 A JPH11224720 A JP H11224720A
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JP
Japan
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housing
cover
gel
electric wire
terminal insertion
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Pending
Application number
JP10026236A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Shinozaki
哲也 篠崎
Koji Nemoto
浩司 根本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Priority to EP01124276A priority patent/EP1189312A1/en
Priority to CN99102101.0A priority patent/CN1226095A/zh
Publication of JPH11224720A publication Critical patent/JPH11224720A/ja
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    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46—Bases; Cases
    • H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5216—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases characterised by the sealing material, e.g. gels or resins
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
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    • H01R13/502—Bases; Cases composed of different pieces
    • H01R13/506—Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具へのジェル状シール材の付着防止と
端子金具の挿入作業性向上を図る。 【解決手段】 カバー２３とハウジング１１との間及び
カバー２３と電線１５との間はジェル状シール材４０に
よってシールされるので、ハウジング１１の後面は防水
される。雌端子金具１４の挿入時にその雌端子金具１４
がジェル状シール材４０と接触せずに済むので、雌端子
金具１４にジェル状シール材４０が付着する虞がなく、
またジェル状シール材４０の粘性抵抗が雌端子金具１４
に作用することもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジェル状シール材
を用いて防水を行うコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ジェル状シール材を用いて防水を
行うコネクタとして、実開平４−１０１３８０号に開示
されているものがある。これは、図８に示すように、ハ
ウジング１の端子挿入口２が開口する背面にシート状の
ジェル状シール材３を装着し、このジェル状シール材３
の層を突き抜けるようにして端子金具４をハウジング１
内に挿入する構造となっている。端子金具４を挿入した
状態では、端子金具４に接続されて端子挿入口２からハ
ウジング１の外部へ延出している電線５の外周にジェル
状シール材３が密着し、これによりハウジング１の内部
が防水状態となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の防水構造で
は、端子金具４がジェル状シール材３を突き抜ける際
に、そのジェル状シール材３の一部が端子金具４に付着
し、相手側端子金具（図示せず）との接触不良を招く虞
がある。また、ジェル状シール材３の粘性によって端子
金具４に大きな挿入抵抗が作用するため、作業性がよく
ない。本願発明は上記事情に鑑みて創案され、端子金具
へのジェル状シール材の付着防止と端子金具の挿入作業
性向上を図ることを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、端子
挿入口を有する雌側ハウジングと、前記端子挿入口から
前記雌側ハウジングに挿入される端子金具と、この端子
金具に接続されて前記端子挿入口から前記雌側ハウジン
グ外へ延出される電線と、前記雌側ハウジングの外周に
対して前記端子挿入口と反対側から嵌合される雄側ハウ
ジングと、前記端子挿入口と前記雌雄両ハウジング間の
嵌合隙間とを防水するための防水手段とを備えたコネク
タであって、前記防水手段が、前記端子金具が挿入され
且つ前記雌雄両ハウジングが嵌合された状態で前記端子
挿入口を覆うように前記雄側ハウジングの外周へ嵌合可
能であるとともに前記電線を貫通させる筒状のカバー
と、前記カバーと雄側ハウジングとの隙間及び前記カバ
ーと前記電線との隙間を埋めるジェル状シール材とから
構成されているところに特徴を有する。
【０００５】請求項２の発明は、端子挿入口を有するハ
ウジングと、前記端子挿入口から前記ハウジングに挿入
される端子金具と、この端子金具に接続されて前記端子
挿入口から前記ハウジング外へ延出される電線と、前記
端子挿入口を防水するための防水手段とを備えたコネク
タであって、前記防水手段が、前記端子金具の挿入済み
状態で前記ハウジングへの取付けが可能であって前記端
子挿入口を覆うとともに前記電線を貫通させる筒状のカ
バーと、前記カバーと前記ハウジングとの隙間及び前記
カバーと前記電線との隙間を埋めるジェル状シール材と
から構成されているところに特徴を有する。
【０００６】請求項３の発明は、請求項１又は請求項２
の発明において、前記カバーが前記電線を挟むように合
体される一対の半割り部材によって構成されているとこ
ろに特徴を有する。請求項４の発明は、請求項１乃至請
求項３のいずれかの発明において、複数本の前記電線を
一列に且つ隙間を空けて整列させる整列部材を設けたと
ころに特徴を有する。
【０００７】
【発明の作用及び効果】＜請求項１の発明＞カバーと雄
側ハウジングとの間及びカバーと電線との間はジェル状
シール材によってシールされ、端子挿入口はカバーで覆
われているので防水状態となる。端子金具の挿入時に端
子金具がジェル状シール材と接触せずに済むので、端子
金具にジェル状シール材が付着する虞がなく、ジェル状
シール材の粘性抵抗が端子金具に作用することもない。
また、雄側ハウジングと雌側ハウジングとの嵌合部分の
隙間に別のシール部材を設けずに済む。
【０００８】＜請求項２の発明＞カバーとハウジングと
の間及びカバーと電線との間はジェル状シール材によっ
てシールされるので、端子挿入口は防水状態となる。端
子金具の挿入時に端子金具がジェル状シール材と接触せ
ずに済むので、端子金具にジェル状シール材が付着する
虞がなく、またジェル状シール材の粘性抵抗が端子金具
に作用することもない。 ＜請求項３の発明＞カバーは電線を挟む一対の半割り部
材から構成されるので、筒状のままのカバーに電線を挿
通させる場合に比べて作業性がよい。
【０００９】＜請求項４の発明＞電線を一列に且つ隙間
を空けて整列させた状態では、電線を３本以上束ねた場
合のような電線だけで囲まれる隙間は生じない。したが
って、ジェル状シール材は隣り合う電線の隙間を確実に
埋め、高い防水性能が発揮される。
【００１０】
【発明の実施の形態】＜実施形態１＞以下、本発明を具
体化した実施形態１を図１乃至図６を参照して説明す
る。本実施形態の雌側コネクタ１０は、３個一組となっ
て雄側ハウジング３０に嵌合されると共に、防水手段で
ある共通のカバー２３を備えている。各雌側コネクタ１
０は、内部に複数のキャビティ１２を有すると共に後端
面に各キャビティ１２の端子挿入口１３を開口させた雌
側ハウジング１１と、端子挿入口１３から各キャビティ
１２内に挿入されて図示しない係止手段により抜止めさ
れた雌端子金具１４と、各雌端子金具１４の後端部に接
続されて端子挿入口１３から雌側ハウジング１１の後方
外部へ延出された電線１５とを備えた周知の構造となっ
ている。
【００１１】各雌側コネクタ１０には、端子挿入口１３
から延出された複数本の電線１５を整列させるための整
列部材１６が設けられている。整列部材１６は、横長の
受け部材１７と押さえ部材１８とからなり、受け部材１
７の上面には、複数の受け溝１９が横一列に一定間隔を
空けて形成され、押さえ部材１８の下面には、各受け溝
１９と対応する押さえ突起２０が形成されている。各電
線１５を、夫々、受け溝１９に嵌め込み、そこに押さえ
部材１８を被せるように組み付けると、各押さえ突起２
０が電線１５を押さえ込むようになり、電線１５が横一
列に一定間隔を空けて整列される。尚、押さえ部材１８
と受け部材１７とは、その左右両側面の係止孔２１と係
止突部２２との係合により組付け状態にロックされる。
【００１２】一方、雄側ハウジング３０は、３つの雌側
コネクタ１０を受け入れるためのフード部３１を有して
おり、フード部３１内には、夫々、雌端子金具１４と嵌
合される雄端子金具３２の先端が突出されている。雄側
ハウジング３０はケース３５内に収容された回路基板３
６に固定され、フード部３１の先端側部分がケース３５
の取付孔３７から外へ突出している。尚、取付孔３７の
孔縁にはフード部３１の外周の係止リブ３３が前後（内
外）から係合しているとともに、図示しないリング状の
シール部材が装着されている。これにより、取付孔３７
からケース３５内への浸水が防止されているとともに、
ケース３５と雄側ハウジング３０とが前後方向の遊動を
規制された状態に固定されている。かかる雄側ハウジン
グ３０のフード部３１には雌側コネクタ１０が嵌入さ
れ、雄端子金具３２と雌端子金具１４が嵌合接続され
る。
【００１３】次に、雌側コネクタ１０の後面の端子挿入
口１３における防水と、雄雌両ハウジング１１，３０の
嵌合部分における防水を図るための手段を説明する。こ
の防水手段は、筒状のカバー２３とジェル状シール材
（例えばシリコンジェル）４０Ａ，４０Ｂ，４０Ｃとか
ら構成される。カバー２３は、概ね対称な上部材（本発
明の構成要件である半割り部材）２４と下部材（本発明
の構成要件である半割り部材）２５とからなり、両部材
２４，２５を合体させた状態では、上部材２４の側縁縁
部２４Ｓを下部材２５の側縁部２５Ｓと爪片２５Ｎとの
間に係合させるとともに、上部材２４の後端縁部２４Ｒ
を下部材２５の橋梁部２５Ｂに潜らせることにより、上
下両部材２４，２５の上下方向の離間及び左右方向の位
置ずれが規制されている。カバー２３の前半部分は、概
ね方形箱状をなすコネクタ収容部２６とされ、そのコネ
クタ収容部２６の前端面は大きく開口する嵌合口２６Ａ
となっている。一方、カバー２３の後半部分は、幅寸法
は変わらずに側方から視て楔状にすぼまった電線収容部
２７とされており、この電線収容部２７の後端面には横
長スリット状の電線引出口２７Ａが開口されている。
【００１４】コネクタ収容部２６は、雄側ハウジング３
０のフード部３１に対してその外周面との間に僅かな隙
間を空けると共に、嵌合口２６Ａの開口縁を前側の係止
リブ３３に突き当たる形態で外嵌されるようになってい
る。外嵌した状態では、嵌合口２６Ａの内周の係止突起
２８がフード部３１の外周の受け突起３４と係合するこ
とにより、カバー２３のフード部３１からの外れが規制
される。また、電線収容部２７には電線１５と整列部材
１６が収容されており、上部材２４の内面と下部材２５
の上面に突成した三角形状の押さえリブ２９が整列部材
１６を上下から挟み付けている。これにより、整列部材
１６及び電線１５の高さが電線引出口２７Ａと同じ高さ
に保持され、複数本の電線１５が整列部材１６によって
横一列に整列された状態で電線引出口からカバー２３の
外部へ引き出されている。尚、押さえリブ２９は、１つ
の整列部材１６に対して上下２対ずつ合計４片設けられ
ている。
【００１５】ジェル状シール材４０Ａ，４０Ｂ，４０Ｃ
は、上記カバー２３における上部材２４と下部材２５と
の隙間、カバー２３と電線１５との隙間、及びカバー２
３と雄側ハウジング３０との隙間を埋めるように設けら
れ、これらの隙間をシールしている。即ち、上部材２４
の側縁部２４Ｓの下面と下部材２５の側縁部２５Ｓの上
面にはシート状のジェル状シール材４０Ａが予め密着さ
れており、上下両部材２４，２５を組み付けると、両側
縁部２４Ｓ，２５Ｓの間ではジェル状シール材４０Ａ同
士がその粘性により密着してシールされる。尚、予めジ
ェル状シール材４０Ａを密着させておくのは、上部材２
４の側縁部２４Ｓと下部材２５の側縁部２５Ｓのいずれ
か一方だけとしてもよい。また、上部材２４の後端縁部
２４Ｒの下面と下部材２５の後端縁部２５Ｒの上面にも
シート状のジェル状シール材４０Ｂが密着されており、
電線１５を挟むようにして上下両部材２４，２５を組み
付けると、後端縁部２４Ｒ，２５Ｒ同士の間ではジェル
状シール材４０Ｂが電線１５の外形にあわせて変形しつ
つその外周に隙間なく密着してシールする。尚、このと
きに押さえリブ２９と整列部材１６との間にジェル状シ
ール材を介装すると、ジェル状シール材の粘性により整
列部材１６の前後左右の遊動を規制することができると
ともに、電線１５に引張力が作用したときにその引張力
が雌端子金具１４とキャビティ１２との係止部分へ伝わ
ることを防止できる。また、嵌合口２６Ａの開口縁内周
にも全周に亘って予めリング状のジェル状シール材４０
Ｃが密着されており、雄端子金具３２のフード部３１に
外嵌させつつ上下両部材２４，２５を組み付けると、ジ
ェル状シール材４０Ｃがフード部３１の外周面に密着
し、カバー２３とフード部３１との隙間が全周に亘って
シールされる。ジェル状シール材４０Ｃは前後２カ所に
配され、前側のジェル状シール材４０Ｃは係止突起２８
と係止リブ３３との間に位置し、後側のジェル状シール
材４０Ｃは受け突起３４の前側斜面に密着するように位
置している。尚、ジェル状シール材４０Ｃは、フード部
３１の外周面に密着させておいてもよい。
【００１６】次に、雌側コネクタ１０の組付け、雄側ハ
ウジング３０との嵌合及びカバー２３の組付けの手順に
ついて説明する。まず、電線１５が接続されている雌端
子金具１４を雌側コネクタ１０の各キャビティ１２に挿
入し、端子挿入口１３から延出している複数本の電線１
５を整列部材１６によって横一列に整列させる。このよ
うに組付けた雌側コネクタ１０を雄側ハウジング３０の
フード部３１に嵌合する。そして、フード部３１、整列
部材１６及び電線１５を挟むように上部材２４と下部材
２５を合体させてカバー２３を構成する。以上により、
作業が完了する。この状態では、カバー２３の側縁にお
ける上部材２４と下部材２５との隙間、カバー２３の後
端縁における電線引出口２７Ａと電線１５との隙間、及
びカバー２３の嵌合口２６Ａとフード部３１との隙間
は、夫々、ジェル状シール材４０Ａ，４０Ｂ，４０Ｃに
よってシールされている。したがって、外部からカバー
２３の内部への浸水が防止され、ひいては、両ハウジン
グ１１，３０の内部への浸水及びケース３５内への浸水
が防止される。
【００１７】上述のように本実施形態においては、カバ
ー２３と雌側コネクタ１０との間及びカバー２３と電線
１５との間がジェル状シール材４０Ｃ，４０Ｂによって
シールされるので、端子挿入口１３から雌側ハウジング
１１内への浸水を防止することができる。ジェル状シー
ル材４０Ａ，４０Ｂ，４０Ｃは、端子挿入口１３を塞ぐ
ように装着されるのではないから、雌端子金具１４の挿
入時に雌端子金具１４がジェル状シール材４０Ａ，４０
Ｂ，４０Ｃ接触せずに済む。したがって、雌端子金具１
４にジェル状シール材４０Ａ，４０Ｂ，４０Ｃが付着す
ることが防止されるとともに、雌端子金具１４の挿入時
にジェル状シール材４０Ａ，４０Ｂ，４０Ｃの粘性抵抗
が作用することもない。また、カバー２３は半割り状の
上部材２４と下部材２５とを合体させることによって構
成されているので、電線１５を電線引出口２７Ａに貫通
させるという煩わしい手間が不要となり、作業性がよ
い。さらに、電線１５を整列部材１６によって横一列に
互いに隙間を空けて整列させた状態でカバー２３から引
き出すようにしたので、電線１５を３本以上束ねた場合
のような電線１５だけで囲まれる隙間は生じない。した
がって、隣り合う電線１５の隙間はジェル状シール材４
０Ｂによって確実に埋められ、高い防水性能が発揮され
る。また、本実施形態では、カバー２３を雌側コネクタ
１０に直接嵌合するのではなく、雌側コネクタ１０が嵌
合されるフード部３１の外周に外嵌するようにし、さら
にそのカバー２３とフード部３１との隙間をジェル状シ
ール材４０Ｃで埋めるようにしたので、雌側コネクタ１
０と雄側ハウジング３０との隙間にはシール手段が不要
となっている。
【００１８】＜実施形態２＞次に、本発明を具体化した
実施形態２を図７を参照して説明する。本実施形態は、
カバーを上記実施形態１とは異なる構成としたものであ
る。その他の構成については上記実施形態１と同じであ
るため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、
作用及び効果の説明は省略する。上記実施形態１のカバ
ー２３が雄側ハウジング３０の外周に嵌合されていたの
に対し、本実施形態２のカバー５０は雌側ハウジング１
１の外周に嵌合されている。そのため、雌側ハウジング
１１の後面外周には、カバー５０を係止させるための取
付リブ５１が形成されている。一方、カバー５０の内周
には取付リブ５１に係合するための係合部５２が形成さ
れている。カバー５０を取り付けた状態では、雌側ハウ
ジング１１の外周とカバー５０の内周との隙間にはジェ
ル状シール材４０Ｄが介装され、これにより端子挿入口
１３から雌側ハウジング１１内への浸水が防止されてい
る。また、雄側ハウジング３０の内周と雌側ハウジング
１１の外周との隙間には、図示はしないがシール部材が
装着されており、ここからの浸水も防止されている。
【００１９】＜他の実施形態＞本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 （１）上記実施形態ではカバーを２つ割りとしたが、本
発明によれば、一体物のカバーとしてもよい。 （２）上記実施形態では電線を一列に整列させるように
したが、本発明によれば、電線を複数段に整列させても
よく、円形状に束ねてもよい。
【００２０】（３）上記実施形態では雌側ハウジングの
端子挿入口を防水する場合について説明したが、本発明
は、雄側コネクタの端子挿入口を防水する場合にも適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施形態１の雄雌両ハウジングとカバーの分離
状態の斜視図
【図２】カバーの分離状態の斜視図
【図３】雌側ハウジングから延びた電線を整列部材で整
列した状態の斜視図
【図４】整列部材を分離した状態の斜視図
【図５】雄側ハウジングにカバーを組み付けた状態の横
断面図
【図６】組付け状態の縦断面図
【図７】実施形態２の縦段面図
【図８】従来例の断面図
【符号の説明】
１１…雌側ハウジング １３…端子挿入口 １４…雌端子金具 １５…電線 １６…整列部材 ２３…カバー ２４…上部材（半割り部材） ２５…下部材（半割り部材） ３０…雄側ハウジング ４０Ａ…ジェル状シール材 ４０Ｂ…ジェル状シール材 ４０Ｃ…ジェル状シール材 ４０Ｄ…ジェル状シール材 ５０…カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 端子挿入口を有する雌側ハウジングと、
    前記端子挿入口から前記雌側ハウジングに挿入される端
    子金具と、この端子金具に接続されて前記端子挿入口か
    ら前記雌側ハウジング外へ延出される電線と、前記雌側
    ハウジングの外周に対して前記端子挿入口と反対側から
    嵌合される雄側ハウジングと、前記端子挿入口と前記雌
    雄両ハウジング間の嵌合隙間とを防水するための防水手
    段とを備えたコネクタであって、 前記防水手段が、 前記端子金具が挿入され且つ前記雌雄両ハウジングが嵌
    合された状態で前記端子挿入口を覆うように前記雄側ハ
    ウジングの外周へ嵌合可能であるとともに前記電線を貫
    通させる筒状のカバーと、 前記カバーと雄側ハウジングとの隙間及び前記カバーと
    前記電線との隙間を埋めるジェル状シール材とから構成
    されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項２】 端子挿入口を有するハウジングと、前記
    端子挿入口から前記ハウジングに挿入される端子金具
    と、この端子金具に接続されて前記端子挿入口から前記
    ハウジング外へ延出される電線と、前記端子挿入口を防
    水するための防水手段とを備えたコネクタであって、 前記防水手段が、 前記端子金具の挿入済み状態で前記ハウジングへの取付
    けが可能であって前記端子挿入口を覆うとともに前記電
    線を貫通させる筒状のカバーと、 前記カバーと前記ハウジングとの隙間及び前記カバーと
    前記電線との隙間を埋めるジェル状シール材とから構成
    されていることを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項３】 前記カバーが前記電線を挟むように合体
    される一対の半割り部材によって構成されていることを
    特徴とする請求項１玉は請求項２記載のコネクタ。
  4. 【請求項４】 複数本の前記電線を一列に且つ隙間を空
    けて整列させる整列部材を設けたことを特徴とする請求
    項１乃至請求項３のいずれかに記載のコネクタ。
JP10026236A 1998-02-06 1998-02-06 コネクタ Pending JPH11224720A (ja)

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