JPH11223984A - 現像剤収納容器 - Google Patents

現像剤収納容器

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JPH11223984A
JPH11223984A JP10026840A JP2684098A JPH11223984A JP H11223984 A JPH11223984 A JP H11223984A JP 10026840 A JP10026840 A JP 10026840A JP 2684098 A JP2684098 A JP 2684098A JP H11223984 A JPH11223984 A JP H11223984A
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lid
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JP10026840A
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Kanichiro Shishikura
乾一郎 宍倉
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補給トナーをトナーホッパに供給した後の空
になったトナーボトルの有効活用を図ると共に、トナー
ボトルの回収率向上による再利用率向上を図り、資源を
有効活用し、又廃棄物を減少する。 【解決手段】 補給トナーをトナーホッパに供給後、空
に成ったトナーボトル10のリッド13を、開口部12
から筐体11底面の突出部11aに付け替えて、トナー
ボトル10を装置本体8の廃トナー回収位置に設置し、
この廃トナー回収位置にて、クリーニング装置により回
収される廃トナーを収納する廃トナーボックスとして使
用する。廃トナー収納後にトナーボトル10を回収し、
再利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置等画
像形成装置において、現像装置に補給する補給トナーを
収納し或いは、クリーニング装置から回収される廃トナ
ーを収納する現像剤収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子写真装置等画像形成装置の現像
装置に補給する補給トナーを収納するトナーボトル1
は、図18に示すように筐体2の開口部3にスライダ4
aを有するリッド4を有し、リッド4を現像装置のトナ
ーホッパの補給口(図示せず)に嵌合する事によりスラ
イダ4aをスライドし、開口部3を開放し、筐体2内の
補給トナーをトナーホッパ(図示せず)に補給してい
た。そして補給終了後空になったトナーボトル1は、そ
のまま廃棄されたり或いはリサイクルのため回収されて
いた。
【0003】一方、画像形成装置にあっては転写終了
後、感光体上に残留されるトナーをクリーニング装置に
より除去し、図19に示すような廃トナーボックス6に
回収していた。そして廃トナー検知器にてこの廃トナー
ボックス6の満杯を検知すると、新たな廃トナーボック
スと交換し、廃トナーで満杯とされた廃トナーボックス
は、回収後廃トナーを取り出し、更にクリーニングした
後再使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は補給トナーを補
給後の空になったトナーボトルは、空のまま単に回収す
るのみである一方、クリーニング装置により感光体から
除去される廃トナーを収納するために、トナーボトルと
は別に廃トナー検知器を有する廃トナーボックスを備え
なければならず、トナーボトルの有効利用が成されてい
ないという問題を有していた。更に再利用のためトナー
ボトル或いは廃トナーボックスを回収する際も回収率の
向上を得られず、また、トナーボトルと廃トナーボック
スとを夫々に回収しなければならず、回収作業及び回収
容量の低減を果たせないという問題も生じていた。
【0005】そこで、本発明は、上記問題を除去するも
ので、トナー補給後の空のトナーボトルの有効利用を図
り、資源の無駄を無くすと共に、回収作業を軽減し、更
には廃棄容量の低減を可能とする現像剤収納容器を提供
する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、装置本体の現像手段に供給する補給現像剤
或いは装置本体のクリーニング手段により回収される回
収現像剤を収納する筐体と、この筐体に設けられ前記現
像手段の補給部に嵌合し或いは前記クリーニング手段の
排出部に嵌合する開口部とを設けるものである。
【0007】又本発明は上記課題を解決するために、装
置本体の現像手段に供給する補給現像剤或いは装置本体
のクリーニング手段により回収される回収現像剤を収納
する筐体と、この筐体に設けられ現像手段の補給部に嵌
合し或いは前記クリーニング手段の排出部に嵌合する開
口部と、前記現像手段に供給する補給現像剤の収納時に
前記開口部に取着される第1の蓋と、前記クリーニング
手段により回収される回収現像剤の収納後に前記開口部
に取着される第2の蓋とを設けるものである。
【0008】又本発明は上記課題を解決するために、装
置本体の現像手段に供給する補給現像剤或いは装置本体
のクリーニング手段により回収される回収現像剤を収納
する筐体と、この筐体に設けられ現像手段の補給部に嵌
合し或いは前記クリーニング手段の排出部に嵌合する開
口部と、前記現像手段に供給する補給現像剤の収納時に
前記開口部に取着される第1の蓋と、この第1の蓋の前
記開口部への取着時前記筐体の前記開口部以外の位置に
取着され、前記クリーニング手段により回収される回収
現像剤の収納後前記開口部に取着される第2の蓋とを設
けるものである。
【0009】又本発明は上記課題を解決するために、装
置本体の現像手段に供給する補給現像剤或いは装置本体
のクリーニング手段により回収される回収現像剤を収納
する筐体と、この筐体に設けられ現像手段の補給部に嵌
合し或いは前記クリーニング手段の排出部に嵌合する開
口部と、前記現像手段に供給する補給現像剤の収納時に
前記開口部に取着され前記開口部を閉鎖し、前記補給部
と前記開口部との嵌合時前記補給部と前記開口部との間
に介在され前記開口部を開放し、前記排出部と前記開口
部との嵌合時前記筐体の前記開口部以外の位置に取着さ
れる第1の蓋と、前記クリーニング手段により回収され
る回収現像剤の収納後に前記開口部に取着される第2の
蓋とを設けるものである。
【0010】又本発明は上記課題を解決するために、装
置本体の現像手段に供給する補給現像剤或いは装置本体
のクリーニング手段により回収される回収現像剤を収納
する筐体と、この筐体に設けられ現像手段の補給部に嵌
合し或いは前記クリーニング手段の排出部に嵌合する開
口部と、前記現像手段に供給する補給現像剤の収納時に
前記開口部に取着され前記開口部を閉鎖し、前記補給部
と前記開口部との嵌合時前記補給部と前記開口部との間
に介在され前記開口部を開放し、前記排出部と前記開口
部との嵌合時前記筐体の前記開口部以外の位置に取着さ
れる第1の蓋と、この第1の蓋の前記開口部への取着時
前記筐体の前記開口部以外の位置に取着され、前記クリ
ーニング手段により回収される回収現像剤の収納後前記
開口部に取着される第2の蓋とを設けるものである。
【0011】又本発明は上記課題を解決するために、現
像手段に供給する補給現像剤或いはクリーニング手段に
より回収される回収現像剤を収納する筐体と、この筐体
に設けられ現像手段の補給部に嵌合し或いは前記クリー
ニング手段の排出部に嵌合する開口部と、前記現像手段
に供給する補給現像剤の収納時に前記開口部に取着され
前記開口部を閉鎖し、前記補給部と前記開口部との嵌合
時前記補給部と前記開口部との間に介在され前記開口部
を開放し、前記排出部と前記開口部との嵌合時前記筐体
の底部に取着され前記開口部と前記排出部との嵌合時前
記筐体を前記装置本体に固着するよう前記装置本体と前
記筐体との間に介在される第1の蓋と、この第1の蓋の
前記開口部への取着時前記筐体の前記開口部以外の位置
に取着され、前記クリーニング手段により回収される回
収現像剤の収納後前記開口部に取着される第2の蓋とを
設けるものである。
【0012】又本発明は上記課題を解決するために、現
像手段に供給する補給現像剤或いはクリーニング手段に
より回収される回収現像剤を収納する筐体と、この筐体
に設けられ現像手段の補給部に嵌合し或いは前記クリー
ニング手段の排出部に嵌合する開口部と、前記筐体に形
成される空気穴を有する底部と、前記現像手段に供給す
る補給現像剤の収納時に前記開口部に取着され前記開口
部を閉鎖し、前記補給部と前記開口部との嵌合時前記補
給部と前記開口部との間に介在され前記開口部を開放
し、前記排出部と前記開口部との嵌合時前記空気穴を閉
鎖するよう前記底部に取着され前記開口部と前記排出部
との嵌合時前記筐体を前記装置本体に固着するよう前記
装置本体と前記筐体との間に介在される第1の蓋と、こ
の第1の蓋の前記開口部への取着時前記空気穴を閉鎖す
るよう前記底部に取着され、前記クリーニング手段によ
り回収される回収現像剤の収納後前記開口部に取着され
る第2の蓋とを設けるものである。
【0013】上記構成により本発明は、現像装置に補給
する補給現像剤を収納する現像剤収納容器にクリーニン
グ手段からの回収現像剤を収納可能とする事により、従
来のトナーボトルと廃トナーボックスとを兼用可能と
し、現像剤収納容器の有効利用を図る事ができる。従っ
て従来に比しトナーボトルの回収率の向上を図れると共
に、トナーボトル或いは廃トナーボックスの回収作業量
或いは回収容量を低減出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図1乃至図8に示
す第1の実施の形態を参照して説明する。現像剤収納容
器であるトナーボトル10は、画像形成装置の装置本体
8の現像装置(図示せず)にトナーを供給するトナーホ
ッパ(図示せず)に補給する補給現像剤である補給トナ
ー(図示せず)を収納する筐体11及び、この筐体11
の開口部12に取着されトナーホッパの補給口(図示せ
ず)に嵌合する第1の蓋であるリッド13を有し更に、
筐体11底面の突出部11aに取着される第2の蓋14
を有している。
【0015】13aは、リッド13をトナーホッパの補
給口(図示せず)に嵌合する操作に伴い矢印s方向にス
ライドし、補給口(図示せず)及び開口部12を導通
し、筐体11内の補給トナー(図示せず)をトナーホッ
パ(図示せず)に補給可能とし、リッド13を補給口
(図示せず)から外す操作に伴い矢印s方向と反対方向
にスライドして開口部12を閉鎖するスライダである。
【0016】トナーボトル10は、補給トナー(図示せ
ず)をトナーホッパ(図示せず)に補給して空に成った
後は、装置本体8のクリーニング装置(図示せず)によ
り感光体より回収され装置本体8のサイド迄搬送される
回収現像剤である廃トナー(図示せず)の収納に使用さ
れる。
【0017】トナーボトル10を廃トナー収納のため装
置本体8の廃トナー回収位置に設置する際は、第2の蓋
14を装置本体8のサイドカバー8aのフック(図示せ
ず)等に取り付けておき、リッド13を筐体11底面の
突出部11aに取着して装置本体8への固定手段とす
る。即ち装置本体8の廃トナー回収位置底面にはガイド
16が形成され、このガイド16にリッド13を挿通す
る事によりトナーボトル10を装置本体8の廃トナー回
収位置に設置し、クリーニング装置からの廃トナーを排
出する排出部(図示せず)をトナーボトル10の開口部
12と嵌合させる。
【0018】17はガイド16近傍にて装置本体8底面
に設けられ、圧縮バネ17aにより上方に付勢されるア
クチュエータ17b及びこのアクチュエータ17bの有
無を検知するフォトインタラプタ17cからなり、トナ
ーボトル10の装置本体8への取着を検知する蓋検出手
段であるリッド検知装置である。装置本体8は、アクチ
ュエータ17bがリッド13により押し下げられフォト
インタラプタ17cがトナーボトル10の取着を検知し
た場合に限り画像形成操作可能とされる。
【0019】次に作用について述べる。装置本体8にて
画像形成操作を行う間、トナーホッパのエンプティが検
知されると、補給トナーの入ったトナーボトル10のリ
ッド13をトナーホッパの補給口に嵌合し、補給トナー
をトナーホッパ内に全て補給した後、トナーボトル10
をトナーホッパの補給口から取り外す。一方装置本体8
の廃トナー回収位置に設置され廃トナーが収納される古
いトナーボトルを装置本体8から取り出し、その開口部
をサイドカバー8aのフックに留めてあった古い第2の
蓋で閉鎖する。この古いトナーボトルは、この後再使用
のため回収される。
【0020】次いで空になったトナーボトル10の筐体
11底面の突出部11aから第2の蓋14を外して装置
本体8のサイドカバー8aのフックに留め、リッド13
を筐体11の開口部12から外し、筐体11の突出部1
1aに取着し、廃トナーの回収を可能とする。そしてリ
ッド13をガイド16に挿通し、トナーボトル10を廃
トナー回収位置に設置して、開口部12を装置本体8の
排出部に嵌合して、トナーホッパへのトナーの補給操作
及び、廃トナー回収用のトナーボトル10の交換操作を
終了する。この時リッド検知装置17のアクチュエータ
17bがリッド13により押し下げられ、トナーボトル
10の設置完了を検知し、装置本体8は画像形成操作可
能状態に復帰する。
【0021】一方、装置本体の廃トナー回収位置からと
りだされた廃トナーを収納したトナーボトルは、回収後
廃トナーを取り出され更にクリーニングされるが、回収
時、補給トナーを収納する未使用のトナーボトル10は
図1(a)に示すようにリッド13が開口部12に取着
されるのに対して、廃トナー収納後のトナーボトル10
は図1(b)に示すようにリッド13が底面の突出部1
1aに取着されており、間違えて回収するおそれを生じ
ない。
【0022】このように構成すれば、補給トナーを収納
するトナーボトル10は、トナー補給により空に成った
後はリッド13を開口部12から取り外し、突起部11
aに取着して、装置本体8のガイド16に取り付けるの
みで、廃トナーボックスとして利用出来るので、従来の
ようにトナーボトル及び廃トナーボックスを別々に備え
る必要が無く、トナーボトル10の有効利用を図れ、更
にはオフィス内に廃トナー回収用の廃トナーボックスを
ストックする必要も無くなる。又トナーボトルの回収率
の向上により再利用率が向上され、資源の有効活用を図
れると共に廃棄物の低減も可能と成る。一方回収は廃ト
ナー収納後のトナーボトル10を回収するのみで良いの
で、従来に比し回収作業更には回収容量をほぼ半減出来
る。
【0023】さらに、トナーボトル10は廃トナーボッ
クスとして使用する際、トナーホッパに補給トナーを供
給する度に空になった新しいトナーボトルと交換され、
廃トナーで満杯に成るおそれが全く無いことから、廃ト
ナー検知器を具備する必要も無い。又装置本体8にあっ
ては、リッド検知装置17を備えリッド検知装置17が
オンされてトナーボトル10が廃トナー回収位置に設置
された旨を確認しない限り画像形成操作を行う事が無
く、誤ってトナーボトル10を取着せずに廃トナーの回
収を行い、周囲の汚損を生じるというおそれも無い。
【0024】次に本発明を図9及び図10に示す第2の
実施の形態を参照して説明する。本実施の形態は第1の
実施の形態におけるトナーボトル底面に穴を開け、又装
置本体にトナーボトル検知装置を設けたものであり他は
第1の実施の形態と同様である事から、同一部分につい
ては同一符号を付し、その説明を省略する。トナーボト
ル18の筐体20は開口部21を有すると共に底面には
突出部22が形成され、その内周には、空気穴23が形
成されている。空気穴23には、トナー飛散を防止する
ため、トナーの粒径よりも小さい網目からなるフィルタ
(例えば日本バイリーン(株)製PA330)24が取
り付けられ、空気だけを通す構造となっている。
【0025】そして、補給トナー(図示せず)を収納す
る未使用のトナーボトル18は、筐体20の開口部21
がリッド13で閉鎖され底面の突出部22に第2の蓋1
4が取着され、廃トナー(図示せず)収納時には、第2
の蓋14を装置本体8のサイドカバー8aのフック(図
示せず)等に取り付けておき、リッド13を筐体20底
面の突出部22に取着し、リッド13によりトナーボト
ル18を装置本体8のに固定的に設置している。
【0026】又装置本体8は、廃トナー回収位置にトナ
ーボトル18の筐体20によりオンされるアクチュエー
タ及びこのアクチュエータの有無を検知するフォトイン
タラプタからなり、リッド検知装置17と共にトナーボ
トル18の装置本体8への取着を検知する筐体検知装置
27を有し、リッド検知装置17及び筐体検知装置27
が共にオンされた場合に限り画像形成操作可能とされ
る。この様にして成るトナーボトル18は、第1の実施
の形態と同様リッド13をトナーホッパ(図示せず)の
補給口に嵌合し、更に突出部22から第2の蓋14をは
ずした状態で補給トナーをトナーホッパ内に全て補給す
るが、突出部22に空気穴23が形成されていることか
ら、補給トナーの流動性が向上され、(表1)に示すよ
うにその補給時間は、第1の実施の形態に比しほぼ1/
2に短縮される。但し補給トナー量1.2kg、補給前
にトナーボトル18を5回振るものとする。
【0027】
【表1】
【0028】次にトナー補給後の空のトナーボトル18
の突出部22にリッド13を取着し、装置本体8内の廃
トナーを回収したトナーボトルと交換するが、空のトナ
ーボトル18の廃トナー回収位置への設置により、リッ
ド13によりリッド検知装置17がオンされ、トナーボ
トル18により筐体検知装置27がオンされると、トナ
ーボトル18の設置完了を検知し、装置本体8は画像形
成操作可能状態に復帰する。
【0029】廃トナーを収納したトナーボトル18は、
装置本体8から取り出し後、開口部21を第2の蓋14
で密封し、再使用のため回収されるが、回収後のトナー
ボトル18からの廃トナー取り出し時間は、突出部22
に形成される空気穴23により廃トナーの流動性が向上
され、(表2)に示すように、第1の実施の形態の取り
出し時間の1/2に短縮される。但し廃トナー量1.0
kg、取り出し前にトナーボトル18を2〜3回振るも
のとする。
【0030】
【表2】
【0031】このように構成すれば、第1の実施の形態
と同様、補給トナーを収納するトナーボトル18を更に
廃トナーボックスとして使用することにより、より有効
に利用出来トナーボトル及び廃トナーボックスを別々に
備える必要が無く資源の有効利用を図れる。又、トナー
ボトル18の回収作業或いは回収容量をほぼ半減でき
る。更に筐体20底面の突出部22に空気穴23が形成
されていることから、補給トナーのトナーホッパへの時
間及び廃トナーの取り出し時間を短縮出来、操作性向上
を図れる。しかも空気穴23には、トナーを通さずに空
気のみを通すフィルタ24を設けてあり、トナー飛散に
よる周囲の汚損を生じる事も無い。
【0032】又装置本体8にあっては、リッド検知装置
17に更に筐体検知装置27を備え、リッド13及び筐
体20が共に正常な廃トナー回収位置に設置されている
旨を確認しない限り画像形成操作を行う事が無く、第1
の実施の形態に比しより確実にトナーボトル18の検知
を行え、トナーボトル18を取着せずに廃トナーの回収
を行い、周囲の汚損を生じるというおそれをより確実に
防止できる。
【0033】尚本発明は上記実施の形態に限定されず種
々設計変更可能であり、例えばリッドは、トナーホッパ
の補給口と嵌合し更にトナーボトルを装置本体に取着す
る際にトナーボトルを支持可能であればその形状は任意
であり、例えば図11に示す第1の変形例の様に、リッ
ド27にトナーボトル28の仕様或いは補給トナーの種
類に対応した突起27aを形成し、装置本体8のガイド
16背面16aに設けられる複数のフォトインタラプタ
30により、トナーボトル28の設置と共にトナーボト
ル28の識別を検知するようにしても良い。
【0034】又トナーボトルを廃トナー回収位置に確実
に設置し、廃トナーによる汚損を防止するため、リッド
を取り付けなければトナーボトルの廃トナー回収位置へ
の設置が不安定となり、設置不能となる様、図12に示
す第2の変形例のように装置本体の底面ガイド32上面
にスロープ32aを形成したり、図13に示す第3の変
形例のように装置本体の底面ガイド33上面の左右の面
33a、33bの高さを不揃いにする等しても良い。但
し図14に於いてリッド34下面から筐体36底面迄の
高さをAとした場合、第2の変形例のガイド32底面か
らスロープ32aの最上部迄の高さaはa<Aと成るよ
う設定し、第3の変形例のガイド33底面から最上部迄
の高さbはb<Aと成るよう設定するものとする。
【0035】更にトナーボトルの筐体の形状も任意であ
り、図15乃至図17に示す第4の変形例の様にトナー
ボトル37の筐体38底面に筐体38を支持する足40
を設け、筐体38底面に第2の蓋41を付けても安定し
てトナーボトルを立てて保管できるようにしても良い。
又筐体38底面の突出部42への第2の蓋41或いはリ
ッド44の取り付け方法も限定されず、通常のネジ山を
形成してネジ止めしたり、図17に示すように、突出部
42周囲に円錐突起43を設け、この円錐突起43をリ
ッド44のネジ部に食い込ませて取り付けても良い。
【0036】又トナーボトルが装置本体の廃トナー回収
位置に設置された事を検知できれば、その検知手段の数
や取着位置等任意であり、第2の実施の形態において、
リッド検知装置を用いる事無く筐体検知装置のみでトナ
ーボトルの設置を検知する等しても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ナーホッパに補給現像剤を補給した後の空になった現像
剤収納容器を廃トナーボックスとして利用し、廃トナー
を回収する事により、現像剤収納容器をより有効に利用
出来、又廃トナー収納後の容器の回収率向上を図れ再利
用率を向上出来、資源の有効活用を図れると共に廃棄物
の低減も可能と成る。尚オフィスにあっては廃トナーボ
ックスのストックが不要になることからスペースの節約
にも成る。更に再利用のための回収作業は、廃トナーを
収納した現像剤収納容器のみを回収すれば良く、従来の
様に空のトナーボトルと廃トナーボックスの両方を回収
する必要が無く作業作業の低減及び回収容量の軽減を図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のトナーボトルを示
し、(a)はその補給トナーを収納する未使用の状態を
示し、(b)はその廃トナー収納後の回収時の状態を示
す側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のトナーボトルを示
す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のリッドを示す概略
断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のリッドのスライド
を示す一部を省略した概略斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のトナーボトルのリ
ッドを開口部からはずして突出部に取り付ける概略説明
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態のトナーボトルの装
置本体への設置を示す概略説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態のトナーボトルの廃
トナー回収位置への設置を示す概略説明図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態のリッド検知装置を
示す概略構成図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態のトナーボトルの底
面を分散して示す概略斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態のトナーボトルの
リッド検知装置及び筐体検知装置を有する装置本体の廃
トナー回収位置への設置を示す概略説明図である。
【図11】本発明の第1の変形例のフォトインタラプタ
によるリッドの検知を示す概略説明図である。
【図12】本発明の第2の変形例の装置本体のガイドを
示す概略斜視図である。
【図13】本発明の第3の変形例の装置本体のガイドを
示す断面図である。
【図14】本発明の第2及び第3の変形例の装置本体に
設置されるトナーボトルを示す側面図である。
【図15】本発明の第4の変形例のトナーボトルを示す
概略側面図である。
【図16】本発明の第4の変形例のトナーボトルを底面
から見た一部斜視図である。
【図17】本発明の第4の変形例の筐体底面にリッドを
取り付けた状態を示す概略説明図である。
【図18】従来のトナーボトルを示す斜視図である。
【図19】従来の廃トナーボックスを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
8…装置本体 10…トナーボトル 11…筐体 11a…突出部 12…開口部 13…リッド 14…第2の蓋 16…ガイド 17…リッド検知装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の現像手段に供給する補給現像
    剤或いは装置本体のクリーニング手段により回収される
    回収現像剤を収納する筐体と、この筐体に設けられ前記
    現像手段の補給部に嵌合し或いは前記クリーニング手段
    の排出部に嵌合する開口部とを具備する事を特徴とする
    現像剤収納容器。
  2. 【請求項2】 装置本体の現像手段に供給する補給現像
    剤或いは装置本体のクリーニング手段により回収される
    回収現像剤を収納する筐体と、この筐体に設けられ現像
    手段の補給部に嵌合し或いは前記クリーニング手段の排
    出部に嵌合する開口部と、前記現像手段に供給する補給
    現像剤の収納時に前記開口部に取着される第1の蓋と、
    前記クリーニング手段により回収される回収現像剤の収
    納後に前記開口部に取着される第2の蓋とを具備する事
    を特徴とする現像剤収納容器。
  3. 【請求項3】 装置本体の現像手段に供給する補給現像
    剤或いは装置本体のクリーニング手段により回収される
    回収現像剤を収納する筐体と、 この筐体に設けられ現像手段の補給部に嵌合し或いは前
    記クリーニング手段の排出部に嵌合する開口部と、 前記現像手段に供給する補給現像剤の収納時に前記開口
    部に取着される第1の蓋と、 この第1の蓋の前記開口部への取着時前記筐体の前記開
    口部以外の位置に取着され、前記クリーニング手段によ
    り回収される回収現像剤の収納後前記開口部に取着され
    る第2の蓋とを具備する事を特徴とする現像剤収納容
    器。
  4. 【請求項4】 装置本体の現像手段に供給する補給現像
    剤或いは装置本体のクリーニング手段により回収される
    回収現像剤を収納する筐体と、 この筐体に設けられ現像手段の補給部に嵌合し或いは前
    記クリーニング手段の排出部に嵌合する開口部と、 前記現像手段に供給する補給現像剤の収納時に前記開口
    部に取着され前記開口部を閉鎖し、前記補給部と前記開
    口部との嵌合時前記補給部と前記開口部との間に介在さ
    れ前記開口部を開放し、前記排出部と前記開口部との嵌
    合時前記筐体の前記開口部以外の位置に取着される第1
    の蓋と、 前記クリーニング手段により回収される回収現像剤の収
    納後に前記開口部に取着される第2の蓋とを具備する事
    を特徴とする現像剤収納容器。
  5. 【請求項5】 装置本体の現像手段に供給する補給現像
    剤或いは装置本体のクリーニング手段により回収される
    回収現像剤を収納する筐体と、 この筐体に設けられ現像手段の補給部に嵌合し或いは前
    記クリーニング手段の排出部に嵌合する開口部と、 前記現像手段に供給する補給現像剤の収納時に前記開口
    部に取着され前記開口部を閉鎖し、前記補給部と前記開
    口部との嵌合時前記補給部と前記開口部との間に介在さ
    れ前記開口部を開放し、前記排出部と前記開口部との嵌
    合時前記筐体の前記開口部以外の位置に取着される第1
    の蓋と、 この第1の蓋の前記開口部への取着時前記筐体の前記開
    口部以外の位置に取着され、前記クリーニング手段によ
    り回収される回収現像剤の収納後前記開口部に取着され
    る第2の蓋とを具備する事を特徴とする現像剤収納容
    器。
  6. 【請求項6】 現像手段に供給する補給現像剤或いはク
    リーニング手段により回収される回収現像剤を収納する
    筐体と、 この筐体に設けられ現像手段の補給部に嵌合し或いは前
    記クリーニング手段の排出部に嵌合する開口部と、 前記現像手段に供給する補給現像剤の収納時に前記開口
    部に取着され前記開口部を閉鎖し、前記補給部と前記開
    口部との嵌合時前記補給部と前記開口部との間に介在さ
    れ前記開口部を開放し、前記排出部と前記開口部との嵌
    合時前記筐体の底部に取着され前記開口部と前記排出部
    との嵌合時前記筐体を前記装置本体に固着するよう前記
    装置本体と前記筐体との間に介在される第1の蓋と、 この第1の蓋の前記開口部への取着時前記筐体の前記開
    口部以外の位置に取着され、前記クリーニング手段によ
    り回収される回収現像剤の収納後前記開口部に取着され
    る第2の蓋とを具備する事を特徴とする現像剤収納容
    器。
  7. 【請求項7】 現像手段に供給する補給現像剤或いはク
    リーニング手段により回収される回収現像剤を収納する
    筐体と、 この筐体に設けられ現像手段の補給部に嵌合し或いは前
    記クリーニング手段の排出部に嵌合する開口部と、 前記筐体に形成される空気穴を有する底部と、 前記現像手段に供給する補給現像剤の収納時に前記開口
    部に取着され前記開口部を閉鎖し、前記補給部と前記開
    口部との嵌合時前記補給部と前記開口部との間に介在さ
    れ前記開口部を開放し、前記排出部と前記開口部との嵌
    合時前記空気穴を閉鎖するよう前記底部に取着され前記
    開口部と前記排出部との嵌合時前記筐体を前記装置本体
    に固着するよう前記装置本体と前記筐体との間に介在さ
    れる第1の蓋と、 この第1の蓋の前記開口部への取着時前記空気穴を閉鎖
    するよう前記底部に取着され、前記クリーニング手段に
    より回収される回収現像剤の収納後前記開口部に取着さ
    れる第2の蓋とを具備する事を特徴とする現像剤収納容
    器。
  8. 【請求項8】 排出部と開口部との嵌合時、筐体が装置
    本体の筐体検出手段により検出されることにより、前記
    装置本体が駆動される事を特徴とする請求項4乃至請求
    項7のいずれかに記載の現像剤収納容器。
  9. 【請求項9】 排出部と開口部との嵌合時、第1の蓋が
    装置本体の蓋検出手段により検出されることにより、前
    記装置本体が駆動される事を特徴とする請求項4乃至請
    求項7のいずれかに記載の現像剤収納容器。
  10. 【請求項10】 排出部と開口部との嵌合時、筐体が装
    置本体の筐体検出手段により検出され第1の蓋が前記装
    置本体の蓋検出手段により検出されることにより、前記
    装置本体が駆動される事を特徴とする請求項4乃至請求
    項7のいずれかに記載の現像剤収納容器。
  11. 【請求項11】 補給現像剤の種類或いは筐体の形状に
    応じて第1の蓋の形状が異なり、装置本体の蓋検出手段
    が前記第1の蓋の形状を検出する事により前記補給現像
    剤或いは前記筐体の仕様を識別する事を特徴とする請求
    項9又は請求項10のいずれかに記載の現像剤収納容
    器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160378054A1 (en) * 2015-06-25 2016-12-29 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus to which toner container is attachable
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