JPH11223153A - 内燃機関のシリンダブロック - Google Patents

内燃機関のシリンダブロック

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JPH11223153A
JPH11223153A JP2421698A JP2421698A JPH11223153A JP H11223153 A JPH11223153 A JP H11223153A JP 2421698 A JP2421698 A JP 2421698A JP 2421698 A JP2421698 A JP 2421698A JP H11223153 A JPH11223153 A JP H11223153A
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JP
Japan
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main bearing
cylinder
cylinder block
internal combustion
combustion engine
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JP2421698A
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Inventor
Hiroya Fujimoto
博也 藤本
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings
    • F02F2007/0063Head bolts; Arrangements of cylinder head bolts

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダブロックの軽量化及び騒音振動性能
の向上を図る。 【解決手段】 金属製シリンダライナ6が個々に独立し
て配置されているとともに、シリンダヘッド16を締結
固定するヘッドボルトボス3とクランク軸の主軸受を構
成する主軸受バルク4とを金属で一体に形成してなる一
体成形主軸受バルク2が、気筒間位置および気筒列両端
位置にそれぞれ配置され,残部のウォータージャケット
外壁部12やクランクケース13等を構成する軽量材料
成形部7によって全体が一体化されている。ヘッドボル
トボス3と主軸受バルク4とは撓み変形可能な連繋部1
0を介して接続され、主軸受バルク4上方には、振動を
遮断するように空間8が形成されている。金属製のシリ
ンダヘッド16によって各一体成形主軸受バルク2が吊
り下げられた形となり、剛性が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関のシリ
ンダブロックに関し、詳しくはシリンダブロックの軽量
化及び騒音振動性能向上技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関のシリンダブロックとし
ては、例えば図15に示すものが知られている(実開昭
57−10438号公報参照)。
【0003】この図15に示すシリンダブロック101
は、シリンダライナ102,主軸受バルク103,トッ
プデッキ104及びロワーデッキ105が金属材料によ
り全て一体に形成され、ウォータージャケット外壁10
6とクランクケース107のみが樹脂などの軽量材料で
形成されている。そして、一体形成された金属材料製の
シリンダライナ102側と樹脂等の軽量材料製のウォー
タージャケット外壁106及びクランクケース107
は、ガスケット108を介してボルトで固定されてい
る。
【0004】又、図16に示す従来の内燃機関のシリン
ダブロック101においては、シリンダライナ102及
び主軸受バルク103が多くの骨組みによってシリンダ
ブロック外壁に連繋されるようになっている(特開平2
−102349号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ような従来の内燃機関のシリンダブロック101にあっ
ては、金属部分の比率が多く充分な軽量化を図ることが
できないばかりか、金属部分と樹脂部分の結合部品点数
が増加して製品コストが増えるという問題があった。
【0006】また、後者のような従来の内燃機関のシリ
ンダブロック101にあっては、シリンダライナ102
や主軸受バルク103の運転時振動がシリンダブロック
外壁110まで容易に伝達され、騒音振動の点で優位で
はないという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決し、軽量で騒音振動性能に優れた内燃機関のシリン
ダブロックを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、金属
製シリンダライナがクランク軸方向に複数配置されると
ともに、シリンダヘッドを締結するためのヘッドボルト
が螺合するヘッドボルトボスとクランク軸の主軸受を構
成する主軸受バルクとを金属で一体に形成してなる一体
成形主軸受バルクが、気筒間位置および気筒列両端位置
にそれぞれ配置され、これらの一体成形主軸受バルク及
びシリンダライナが、ウォータージャケット及びクラン
クケースを形成する軽量材料成形部で一体化されたこと
を特徴としている。これにより、主軸受バルクはヘッド
ボルトを介してシリンダヘッドに吊り下げられた形とな
り、最小限の金属部分でもって必要な剛性を確保でき
る。
【0009】請求項2の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記軽量材料成形部が、軽量で且つ高ダンピン
グ性を有する材料で形成されたことを特徴としている。
例えば、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等の合成樹脂を用
いることができる。
【0010】請求項3の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記ヘッドボルトボスと前記主軸受バルクとが
撓み変形可能な連繋部を介して接続され、前記主軸受バ
ルクと連繋部の近傍に空間が形成されたことを特徴とし
ている。これにより、主軸受バルクが比較的自由に振動
できることになり、クランク軸から入力された振動エネ
ルギーがここで消費され、ヘッドボルトボス側や軽量材
料成形部各部への振動伝達が抑制される。
【0011】請求項4の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記シリンダヘッドが前記軽量材料成形部の上
面で支持され、前記ヘッドボルトボスが前記軽量材料成
形部の上面よりも下方に位置することを特徴としてい
る。つまり、ヘッドボルトボス上端とシリンダヘッドと
の間は、軽量材料成形部となるので、金属部分が非常に
小さなものとなる。
【0012】請求項5の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記ヘッドボルトボスと前記軽量材料成形部と
の間、及び前記シリンダライナと前記軽量材料成形部と
の間に、シリンダ軸方向に荷重を受ける固着部がそれぞ
れ設けられていることを特徴としている。この固着部
は、例えば請求項17のように、接合面に設けた凹凸部
分からなる。従って、シリンダヘッドボルトの締結によ
ってヘッドボルトボスが受ける上方への荷重は、該ヘッ
ドボルトボスから固着部を介して軽量材料成形部へ伝わ
り、さらにここから固着部を介してシリンダライナへ伝
達される。そして、このシリンダライナからシリンダヘ
ッドへと伝わることになる。また、一部は、軽量材料成
形部のウォータジャケット外壁部上端からシリンダヘッ
ドへと伝達される。
【0013】請求項6の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記一体成形主軸受バルクの下部に、隣り合う
一体成形主軸受バルクを接続するビームが形成されたこ
とを特徴としている。
【0014】請求項7の発明は、前記請求項1又は6の
発明において、前記一体成形主軸受バルクの下部に締結
固定される主軸受キャップに、隣り合う主軸受キャップ
を接続する第2ビームが形成されたことを特徴としてい
る。
【0015】請求項8の発明は、前記請求項1又は6の
発明において、前記一体成形主軸受バルクの上部に、隣
り合う一体成形主軸受バルクを接続する第3ビームが形
成されたことを特徴としている。
【0016】これらのビーム、第2ビームもしくは第3
ビームによって、複数の一体成形主軸受バルクが気筒列
方向に一体化され、一層堅固なものとなる。
【0017】請求項9の発明は、前記請求項1,6,
7,8のいずれかの発明において、前記複数の一体成形
主軸受バルクのうち最もトランスミッションに近い一体
成形主軸受バルクと一体に、前記トランスミッションの
ボルト締結部位の形状に対応する形状の第4ビームが形
成され、この第4ビームとシリンダブロックの金属部分
とが第5ビームで接続されたことを特徴としている。
【0018】請求項10の発明は、前記請求項6の発明
の前記ビームに、前記一体成形主軸受バルクの油路に連
通する潤滑油通路が形成されたことを特徴としている。
【0019】請求項11の発明は、前記請求項7の発明
の前記第2ビームに、前記一体成形主軸受バルクの油路
に連通する潤滑油通路が形成されたことを特徴としてい
る。
【0020】請求項12の発明は、前記請求項8の発明
の前記第3ビームに、前記一体成形主軸受バルクの油路
に連通する潤滑油通路が形成されたことを特徴としてい
る。
【0021】請求項13の発明は、前記請求項1の発明
において、前記ヘッドボルトボスの上端がシリンダブロ
ック上端面に達しており、前記シリンダヘッドが、この
ヘッドボルトボスの上面で支持されることを特徴として
いる。
【0022】請求項14の発明は、前記請求項1の発明
において、隣り合う前記シリンダライナの外周の一部が
互いに接続され、前記複数のシリンダライナが一体化さ
れたことを特徴としている。
【0023】請求項15の発明は、請求項6の発明にお
いて、前記シリンダライナの外周の一部が前記ビームに
接続されたことを特徴としている。
【0024】請求項16の発明は、請求項8の発明にお
いて、前記シリンダライナの外周の一部が前記第3ビー
ムに接続されたことを特徴としている。
【0025】請求項18の発明は、請求項4の発明にお
いて、前記シリンダライナの上端面が前記シリンダヘッ
ドの底面に当接しているとともに、前記ヘッドボルトボ
スと前記軽量材料成形部との間、及び前記シリンダライ
ナと前記軽量材料成形部との間に、シリンダ軸方向に荷
重を受ける固着部がそれぞれ設けられていることを特徴
としている。従って、シリンダヘッドボルトが締め付け
られると、その軸力は、ヘッドボルトボスから固着部を
介して軽量材料成形部へ伝わり、さらにここから固着部
を介してシリンダライナへ伝達されて、シリンダライナ
上端がシリンダヘッド底面へ押し付けられる。これによ
り、シリンダヘッドに対してシリンダライナや一体成形
主軸受バルクが位置決めされるとともに、燃焼室のシー
ルに必要な面圧を確保できる。。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シリンダヘッ
ドに結合される一体成形主軸受バルクとシリンダライナ
とを金属で形成し、他部のウォータージャケットやクラ
ンクケースを樹脂等の軽量材料で形成するようになって
いるため、シリンダライナ,主軸受バルク,トップデッ
キ及びロワーデッキの全てを金属で形成する従来例に比
較して、シリンダブロックの重量を軽減することができ
る。
【0027】請求項2の発明によれば、高ダンピング性
の軽量材料成形部によって振動が効果的にダンピングさ
れ、外部へ放射される騒音が低くなる。
【0028】請求項3の発明によれば、主軸受バルクと
連繋部の近傍に空間が形成されており、しかも連繋部が
撓み変形するようになっているため、クランク軸から一
体成形主軸受バルクに伝達される振動を連繋部の撓み変
形で吸収することができ、その振動が軽量材料成形部の
外表面に伝達されにくく、静粛なエンジン運転が可能と
なり、エンジンの騒音振動性能が向上する。
【0029】請求項4の発明によれば、金属部分がさら
に少なくなり、シリンダブロックの一層の軽量化を図る
ことができる。
【0030】請求項5および請求項18の発明によれ
ば、シリンダライナと軽量材料成形部の間およびヘッド
ボルトボスと軽量材料成形部の間の固着部によってシリ
ンダヘッドボルトの軸力がシリンダライナに確実に伝達
され、シリンダヘッドとシリンダライナとを相互に位置
決めするとともに、燃焼室のシールに必要な面圧を確保
することができる。
【0031】請求項6の発明によれば、複数の一体成形
主軸受バルクがビームで接続されているため、シリンダ
ブロック全体の剛性が向上し、エンジンの振動を低減す
ることができる。
【0032】請求項7の発明によれば、隣り合う主軸受
キャップが第2ビームで接続されているため、シリンダ
ブロック全体の剛性が向上し、エンジンの振動を低減す
ることができる。
【0033】請求項8の発明によれば、複数の一体成形
主軸受バルクが第3ビームで接続されているため、シリ
ンダブロック全体の剛性が向上し、エンジンの振動を低
減することができる。
【0034】請求項9の発明によれば、第4ビーム及び
第5ビームによってシリンダブロック全体の剛性が向上
すると共に、トランスミッションとシリンダブロックと
の結合剛性が向上するため、両者の連成による振動をよ
り一層効果的に低減することができる。
【0035】請求項10〜12の発明によれば、ビー
ム、第2ビームもしくは第3ビームに予め潤滑油通路を
形成してあるため、軽量材料成形部を成形加工した後の
加工工程を削減することができ、シリンダブロックの製
造工程が簡素化する。
【0036】請求項13の発明によれば、シリンダヘッ
ドが剛性の高い金属製のヘッドボルトボスの上面によっ
て直接に支持されるようになっているので、シリンダヘ
ッドが結合されるシリンダブロック上端部の耐久性が向
上する。
【0037】請求項14の発明によれば、シリンダライ
ナ中心のピッチ間隔を短くすることができ、シリンダブ
ロックの小型化を図ることができる。
【0038】請求項15および請求項16の発明によれ
ば、シリンダライナの外周の一部がビームや第3ビーム
に接続されているため、シリンダブロック全体の剛性が
一層大きくなり、エンジンの振動を低減することができ
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳述する。
【0040】[第1の実施の形態]図1〜図5は、本発
明の第1の実施の形態を示すシリンダブロック1の要部
構造図である。
【0041】このシリンダブロック1においては、図1
および図5に示すように、金属製の一体成形主軸受バル
ク2が、気筒間位置および気筒列両端にそれぞれ配置さ
れており、かつ、この複数の一体成形主軸受バルク2の
間に、金属製の円筒状シリンダライナ6が配置されてい
る。そして、残部つまりウォータジャケット12aを構
成するウォータジャケット外壁部12やクランクケース
13部分等は、軽量材料成形部7として、高ダンピング
性を有する軽量材料で成形されている。この軽量材料と
しては、例えば、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等の合成
樹脂が用いられる。
【0042】前記一体成形主軸受バルク2は、図2や図
4に示すように、ヘッドボルトボス3と主軸受バルク4
からなり、これらヘッドボルトボス3と主軸受バルク4
が金属で一体に形成されたものである。ここで、主軸受
バルク4には、主軸受キャップ5が図示しないボルトで
固定されており、この主軸受バルク4と主軸受キャップ
5との合わせ面に形成される円形穴11が、図示せぬク
ランク軸の主軸受となる。そして、この主軸受キャップ
5が固定された一体成形主軸受バルク2は、それぞれ平
行に配置されている(図5参照)。又、一体成形主軸受
バルク2の一対のヘッドボルトボス3,3は、主軸受バ
ルク4の両側に張り出し且つ上方へ延びるように形成さ
れている。ここで、主軸受バルク4とヘッドボルトボス
3,3とは、斜めに延びる連繋部10によって接続され
ており、これによって、シリンダライナ6下部及び該シ
リンダライナ6付近の軽量材料形成部7と主軸受バルク
4上面との間に、空間8が形成されるようになってい
る。従って、この一体成形主軸受バルク2は、主軸受バ
ルク4に図2,図3の上下方向へ向かう振動入力が作用
すると、前記連繋部10が撓み変形し、主軸受バルク4
のみが比較的自由に振動するようになっている。
【0043】シリンダライナ6は、上述したように金属
製の円筒形状であって各気筒毎に独立して配置されてい
る。そして、このシリンダライナ6と一体成形主軸受バ
ルク2は、軽量材料成形部7つまりウォータージャケッ
ト外壁部12やクランクケース13等を合成樹脂等の高
ダンピング性を有する軽量材料で成形することにより、
一体化される。これによってシリンダブロック1が形成
される。即ち、シリンダブロック1は、金属製の一体成
形主軸受バルク2,シリンダライナ6及び軽量材料形成
部7によって構成されている。図2のR1部は、一体成
形主軸受バルク2と軽量材料成形部7との固着部であ
り、一体成形主軸受バルク2と軽量材料成形部7との密
着状態を良好にするとともにシリンダ軸方向の荷重を受
け得るように、一体成形主軸受バルク2の外表面に凹凸
部分14が形成されている。又、図3のR2部は、シリ
ンダライナ6と軽量材料成形部7との固着部であり、や
はり、シリンダライナ6と軽量材料成形部7との密着状
態を良好にするとともにシリンダ軸方向の荷重を受け得
るように、シリンダライナ6の外表面に凹凸部分15が
形成されている。
【0044】尚、この実施の形態では、ヘッドボルトボ
ス3は、図2に示すように、シリンダライナ6に比べて
短く形成されており、軽量材料成形部7が、ヘッドボル
トボス3の上方にも存在している。そして、この軽量材
料成形部7からなるシリンダブロック上端面の上に、金
属製のシリンダヘッド16が載置されており、この金属
製のシリンダヘッド16が、ヘッドボルトボス3の上部
に形成されたねじ孔17に螺合する複数本のヘッドボル
ト18によって、シリンダブロック1に締め付け固定さ
れている。
【0045】以上のように、本実施の形態は、クランク
軸を支持する一体成形主軸受バルク2とシリンダライナ
6のみを金属で形成し、他部のウォータージャケット外
壁部12やクランクケース13等を樹脂等の軽量材料で
形成するようになっているため、シリンダライナ,主軸
受バルク,トップデッキ及びロワーデッキの全てを金属
で形成する従来例(図15参照)に比較して、シリンダ
ブロック1の重量を軽減することができる。特に、複数
の一体成形主軸受バルク2が剛性の高い金属製シリンダ
ヘッド16に吊り下げられるように支持されているの
で、最小限の金属部材でもって必要な剛性を確保するこ
とができる。しかも、この実施の形態では、ヘッドボル
トボス3を短くし、シリンダブロック1上端面との間を
軽量材料成形部7としてあるので、一層の軽量化が達成
できる。
【0046】なお、ヘッドボルトボス3に加えられたヘ
ッドボルト18の軸力は、ヘッドボルトボス3から固着
部R1(凹凸部分14)を介して軽量材料成形部7に確
実に伝わり、かつ軽量材料成形部7から固着部R2(凹
凸部分15)を介してシリンダライナ6に確実に伝わ
る。従って、シリンダライナ6は、シリンダヘッド16
底面に圧接し、ここで確実に位置決めされるとともに、
燃焼室のシールに必要な面圧が確保される。
【0047】又、本実施の形態は、上記のように、主軸
受バルク4の上部に空間8が形成されており、しかもヘ
ッドボルトボス3と主軸受バルク4との連繋部10が撓
み変形するようになっているため、クランク軸から加わ
った振動エネルギーを連繋部10の撓み変形に伴う主軸
受バルク4単独の振動でもって吸収することができ、燃
焼に伴う振動が軽量材料成形部7の外表面に伝達されに
くく、エンジンの騒音振動性能が向上する。
【0048】更に、合成樹脂等の軽量材料は、金属に比
べて熱伝達率が低いので、シリンダライナ6が軽量材料
で覆われていることにより、エンジン始動時などのシリ
ンダライナ6の昇温特性が向上し、エンジンの摩擦損失
を低減することができるとともに、排気組成が良好なも
のとなる。又、一体成形主軸受バルク2及びシリンダラ
イナ6が金属製であるのに対し、シリンダブロック1の
他部を合成樹脂製とすれば、この樹脂成形部分つまり軽
量材料成形部7にガスケットと同様のシール機能をもた
せることができ、シール部材等の部品点数を削減するこ
とも可能である。
【0049】[第2の実施の形態]図6〜図8は、本発
明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態
は、気筒列両端および気筒間位置にそれぞれ配置された
複数個の一体成形主軸受バルク2が、気筒列方向に沿っ
て延びた一対のビーム20によって互いに一体化されて
いる点を特徴としている。上記ビーム20は、ヘッドボ
ルトボス3の下部にそれぞれ接続されており、例えば一
体成形主軸受バルク2とともに全体が一体に鋳造されて
いる。
【0050】そして、図7に示すように、一方のビーム
20には、機関前端の一体成形主軸受バルク2から機関
後端の一体成形主軸受バルク2まで延びる潤滑油通路つ
まりメインギャラリー21が形成されている。又、各一
体成形主軸受バルク2には、メインギャラリー21から
主軸受の円形穴11内周面に至る油路つまり油孔22が
それぞれ形成されており、メインギャラリー21を流れ
る潤滑油が油孔22を通って主軸受の円形穴11に供給
されるようになっている。
【0051】このような構成の本実施の形態によれば、
シリンダブロック1を構成する複数の一体成形主軸受バ
ルク2がビーム20で気筒列方向に一体に接続されてい
るため、シリンダブロック1全体の剛性が大幅に向上
し、エンジンの振動を低減することができる。
【0052】又、本実施の形態は、ビーム20に予めメ
インギャラリー21を形成してあるため、軽量材料成形
部7を成形した後の加工工程を削減することができ、シ
リンダブロック1の製造作業が簡素化する。
【0053】尚、本実施の形態は、ビーム20をヘッド
ボルトボス3の下部に接続する態様を示したが、これに
限られず、クランク軸と干渉しない範囲であれば、ビー
ム20を主軸受バルク4に接続するようにしてもよい。
【0054】[第3の実施の形態]図8は、本発明の第
3の実施の形態を示すものである。この図8に示すよう
に、本実施の形態は、前記第2の実施の形態の第1の応
用例を示すものであり、第2の実施の形態と同様に、複
数の一体成形主軸受バルク2がヘッドボルトボス3下部
のビーム20で気筒列方向に一体化されているととも
に、各一体成形主軸受バルク2に図示しないボルトで固
定される主軸受キャップ5同士が、左右一対の第2ビー
ム23,23によって気筒列方向に一体化されている。
尚、第2ビーム23は、図8に示すように、クランク軸
との干渉を避けるために、主軸受キャップ5の左右の下
端部に接続されている。なお、図示はしないが、上記第
2ビーム23の内部に、気筒列方向に沿ったオイルギャ
ラリーを形成することもできる。
【0055】このような構成の本実施の形態によれば、
上方の一対のビーム20と下方の一対の第2ビーム23
とが共働して、シリンダブロック1全体の剛性を一層高
めることができる。また、第2ビーム23によって主軸
受部分の剛性が向上し、主軸受キャップ5の倒れ方向の
変位に起因するシリンダブロック1各部の振動が減少す
る。
【0056】[第4の実施の形態]図9は、本発明の第
4の実施の形態を示すものである。本実施の形態は、前
記第2の実施の形態の第2の応用例を示すものであり、
第2の実施の形態と同様に、複数の一体成形主軸受バル
ク2がヘッドボルトボス3下部のビーム20,20で気
筒列方向に一体化されているとともに、ヘッドボルトボ
ス3の上部に左右一対の第3ビーム24,24が設けら
れており、この第3ビーム24,24によっても隣接す
る一体成形主軸受バルク2同士が接続されている。な
お、第3ビーム24は、シリンダライナ6を囲むウォー
タジャケット12aを確保するために、図示するよう
に、外側に膨出した形状をなしている。なお、図示はし
ないが、上記第3ビーム24の内部に、気筒列方向に沿
ったオイルギャラリーを形成することもできる。
【0057】このような構成の本実施の形態によれば、
複数の一体成形主軸受バルク2が下方の一対のビーム2
0と上方の一対の第3ビーム24とで接続されているた
め、シリンダブロック1全体の剛性が向上し、エンジン
振動が低減する。
【0058】[第5の実施の形態]図10は、本発明の
第5の実施の形態を示すものである。本実施の形態は、
前記第2の実施の形態の第3の応用例を示すものであ
り、第2の実施の形態と同様に、複数の一体成形主軸受
バルク2がヘッドボルトボス3下部のビーム20,20
で気筒列方向に一体化されている。そして、複数の一体
成形主軸受バルク2の中で、トランスミッション25に
最も近い機関後端の一体成形主軸受バルク2には、該一
体成形主軸受バルク2の外側に沿って略上下方向に延び
た左右一対の第4ビーム26が形成されている。この第
4ビーム26は、トランスミッション25の端部開口縁
のボルト締結部位27に対応する形状に形成されてお
り、トランスミッション25を締結するボルトに螺合す
るねじ穴28が複数形成されている。そして、この第4
ビーム26は、一体成形主軸受バルク2のヘッドボルト
ボス3の下部に結合部30を介して接続されている。更
に、この第4ビーム26の下端部とシリンダブロック1
略中央部に位置するビーム20とが、斜めに延びた第5
ビーム31で互いに接続されている。
【0059】このような構成の本実施の形態によれば、
ビーム20,第4ビーム26及び第5ビーム31によっ
てシリンダブロック1全体の剛性が向上すると共に、特
に、トランスミッション25とシリンダブロック1との
結合剛性が向上するため、両者が連成して生じる振動を
より一層効果的に低減することができる。
【0060】尚、上記実施の形態は、第4ビーム26を
ヘッドボルトボス3部分において一体成形主軸受バルク
2に接続する構成を示したが、これに限られず、第4ビ
ーム26を主軸受バルク4に対し接続する態様でもよ
い。又、上記実施の形態は、第5ビーム31の一端を第
4ビーム26の下端部に接続し、第5ビーム31の他端
部をシリンダブロック1中央部のビーム20に接続する
態様を示したが、これに限られず、第5ビーム31の他
端部をシリンダブロック1の中央部の他の金属部分に接
続するようにしてもよい。
【0061】[第6の実施の形態]図11は、本発明の
第6の実施の形態を示すものである。本実施の形態は、
第1の実施の形態に比較して、ヘッドボルトボス3の上
下方向の長さが長くなっており、ヘッドボルトボス3上
端がシリンダブロック1上端面に達している。従って、
シリンダヘッド16は、実質的には金属製のヘッドボル
トボス3の上面によって支持されている。
【0062】これによって、本実施の形態のシリンダブ
ロック1は、一体成形主軸受バルク2のシリンダヘッド
16に対する取付剛性が向上するとともに、シリンダブ
ロック1上端部における軽量材料成形部7に加わる荷重
が軽減され、その耐久性が向上する。
【0063】[第7の実施の形態]図12は、本発明の
第7の実施の形態を示すものである。この実施の形態に
おいては、隣り合うシリンダライナ6の外周の一部32
が互いに接続されており、複数のシリンダライナ6がい
わゆるサイアミーズ形式として予め一体化されている。
【0064】このような構成の本実施の形態によれば、
各シリンダライナ6中心のピッチ間隔Lを短くすること
ができ、シリンダブロック1の小型化を図ることができ
る。またシリンダブロック1全体の剛性確保の上からも
有利となる。
【0065】[第8の実施の形態]図13,図14は、
本発明の第8の実施の形態を示す。本実施の形態は、前
記第2の実施の形態の第5の応用例であり、第2の実施
の形態と同様に、複数の一体成形主軸受バルク2がヘッ
ドボルトボス3下部の一対のビーム20,20で気筒列
方向に一体化されている。そして、シリンダライナ6の
外周の一部33がビーム20と一体に接続されている。
つまり、複数の一体成形主軸受バルク2と複数のシリン
ダライナ6とが、ビーム20,20によって一体化され
ている。尚、シリンダライナ6下部と一体成形主軸受バ
ルク2とは、やはり直接的に接しないように形成されて
いる。
【0066】このような構成の本実施の形態によれば、
金属製の一体成形主軸受バルク2とシリンダライナ6と
が、シリンダブロック1全体について一体化されている
ことから、シリンダブロック1全体の剛性がさらに大き
くなり、エンジンの振動を低減することができる。又、
本実施の形態によれば、シリンダヘッド16をシリンダ
ブロック1に結合した際に、シリンダライナ6に作用す
るヘッドガスケット荷重が金属製のビーム20およびヘ
ッドボルトボス3を介してシリンダヘッドボルト18に
伝達される形となるので、軽量材料成形部7に作用する
荷重を減らすことができる。従って、本実施の形態によ
れば、軽量材料成形部7の強度や剛性が高く要求され
ず、それだけ振動のダンピングを図ることができる。
【0067】尚、図示はしないが、図9に示したような
第3ビーム24をシリンダライナ6の外周の一部に接続
するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すシリンダブロ
ックの要部平面図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】図1のB−B線に沿った断面図。
【図4】主軸受キャップが固定された一体成形主軸受バ
ルクの斜視図。
【図5】シリンダライナと一体成形主軸受バルクの配置
図。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示すシリンダブロ
ックの要部構造図であって、シリンダライナと一体成形
主軸受バルクの配置図。
【図7】主軸受キャップが固定された一体成形主軸受バ
ルクの正面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示すシリンダブロ
ックの要部斜視図。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示すシリンダブロ
ックの要部斜視図。
【図10】本発明の第5の実施の形態を示すシリンダブ
ロックの要部斜視図。
【図11】本発明の第6の実施の形態を示すシリンダブ
ロックの要部断面図。
【図12】本発明の第7の実施の形態を示すシリンダブ
ロックの要部平面図。
【図13】本発明の第8の実施の形態を示すシリンダブ
ロックの要部平面図。
【図14】図13のC−C線に沿った断面図。
【図15】第1の従来例を示すシリンダブロックの分解
斜視図。
【図16】第2の従来例を示すシリンダブロックの斜視
図。
【符号の説明】
1…シリンダブロック 2…一体成形主軸受バルク 3…ヘッドボルトボス 4…主軸受バルク 5…主軸受キャップ 6…シリンダライナ 7…軽量材料成形部 8…空間 10…連繋部 12…ウォータージャケット外壁部 13…クランクケース 14,15…凹凸部分 16…シリンダヘッド 20…ビーム 21…メインギャラリー 22…油孔 23…第2ビーム 24…第3ビーム 25…トランスミッション 26…第4ビーム 31…第5ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02F 7/00 301 F02F 7/00 301F 301E

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製シリンダライナがクランク軸方向
    に複数配置されるとともに、シリンダヘッドを締結する
    ためのヘッドボルトが螺合するヘッドボルトボスとクラ
    ンク軸の主軸受を構成する主軸受バルクとを金属で一体
    に形成してなる一体成形主軸受バルクが、気筒間位置お
    よび気筒列両端位置にそれぞれ配置され、これらの一体
    成形主軸受バルク及びシリンダライナが、ウォータージ
    ャケット及びクランクケースを形成する軽量材料成形部
    で一体化されたことを特徴とする内燃機関のシリンダブ
    ロック。
  2. 【請求項2】 前記軽量材料成形部が、軽量で且つ高ダ
    ンピング性を有する材料で形成されたことを特徴とする
    請求項1記載の内燃機関のシリンダブロック。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドボルトボスと前記主軸受バル
    クとが撓み変形可能な連繋部を介して接続され、前記主
    軸受バルクと連繋部の近傍に空間が形成されたことを特
    徴とする請求項1記載の内燃機関のシリンダブロック。
  4. 【請求項4】 前記シリンダヘッドが前記軽量材料成形
    部の上面で支持され、前記ヘッドボルトボスが前記軽量
    材料成形部の上面よりも下方に位置することを特徴とす
    る請求項1記載の内燃機関のシリンダブロック。
  5. 【請求項5】 前記ヘッドボルトボスと前記軽量材料成
    形部との間、及び前記シリンダライナと前記軽量材料成
    形部との間に、シリンダ軸方向に荷重を受ける固着部が
    それぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の内燃機関のシリンダブロック。
  6. 【請求項6】 前記一体成形主軸受バルクの下部に、隣
    り合う一体成形主軸受バルクを接続するビームが形成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関のシリン
    ダブロック。
  7. 【請求項7】 前記一体成形主軸受バルクの下部に締結
    固定される主軸受キャップに、隣り合う主軸受キャップ
    を接続する第2ビームが形成されたことを特徴とする請
    求項1又は6記載の内燃機関のシリンダブロック。
  8. 【請求項8】 前記一体成形主軸受バルクの上部に、隣
    り合う一体成形主軸受バルクを接続する第3ビームが形
    成されたことを特徴とする請求項1又は6記載の内燃機
    関のシリンダブロック。
  9. 【請求項9】 前記複数の一体成形主軸受バルクのうち
    最もトランスミッションに近い一体成形主軸受バルクと
    一体に、前記トランスミッションのボルト締結部位の形
    状に対応する形状の第4ビームが形成され、この第4ビ
    ームとシリンダブロックの金属部分とが第5ビームで接
    続されたことを特徴とする請求項1,6,7,8のいず
    れかに記載の内燃機関のシリンダブロック。
  10. 【請求項10】 前記ビームには、前記一体成形主軸受
    バルクの油路に連通する潤滑油通路が形成されたことを
    特徴とする請求項6記載の内燃機関のシリンダブロッ
    ク。
  11. 【請求項11】 前記第2ビームには、前記一体成形主
    軸受バルクの油路に連通する潤滑油通路が形成されたこ
    とを特徴とする請求項7記載の内燃機関のシリンダブロ
    ック。
  12. 【請求項12】 前記第3ビームには、前記一体成形主
    軸受バルクの油路に連通する潤滑油通路が形成されたこ
    とを特徴とする請求項8記載の内燃機関のシリンダブロ
    ック。
  13. 【請求項13】 前記ヘッドボルトボスの上端がシリン
    ダブロック上端面に達しており、前記シリンダヘッド
    が、このヘッドボルトボスの上面で支持されることを特
    徴とする請求項1記載の内燃機関のシリンダブロック。
  14. 【請求項14】 隣り合う前記シリンダライナの外周の
    一部が互いに接続され、前記複数のシリンダライナが一
    体化されたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の
    シリンダブロック。
  15. 【請求項15】 前記シリンダライナの外周の一部が前
    記ビームに接続されたことを特徴とする請求項6記載の
    内燃機関のシリンダブロック。
  16. 【請求項16】 前記シリンダライナの外周の一部が前
    記第3ビームに接続されたことを特徴とする請求項8記
    載の内燃機関のシリンダブロック。
  17. 【請求項17】 前記固着部が、接合面に設けた凹凸部
    分からなることを特徴とする請求項5記載の内燃機関の
    シリンダブロック。
  18. 【請求項18】 前記シリンダライナの上端面が前記シ
    リンダヘッドの底面に当接しているとともに、前記ヘッ
    ドボルトボスと前記軽量材料成形部との間、及び前記シ
    リンダライナと前記軽量材料成形部との間に、シリンダ
    軸方向に荷重を受ける固着部がそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載の内燃機関のシリンダブ
    ロック。
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