JPH11220950A - 木炭入り保水マット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 花、木、植物等への水の掛け忘れ等により植
物を弱らせたり枯らす等の防止を目的とする。 【構成】 木炭入り保水マットの表裏の生地には浸透性
のある丈夫な不織布を使用しこの中に吸水材の不織綿と
高分子ポリマ─と粒体状の木炭を入れ不織布で全体を包
み被服加工した木炭入り保水マットを花、木、植物の根
本に置き水を掛けるだけで長時間の保水と木炭による植
物への育生と土の乾燥を防ぐ方法。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は農業園芸、家庭園芸、
室内園芸で花、木、観葉植物、植木等を育てる時に使用
する木炭入り保水マットに関する物です。植物を育てる
には毎日水の補給、夏場の日差しの強い時には日陰を作
る等対処をしているが水の蒸発は早く土は乾燥し植物を
弱らせたり又室内の窓際わに飾った花、観葉植物等も水
の蒸発等で枯らしてしまうことが多かった。数多く花や
植物類を育てている人々は水やりが心配で旅行や留守が
出来ないと言う。そこでこの木炭入り保水マットを花、
木、植物の根本に置きこの保水マットの上に水を掛ける
だけですむ、一度の水掛で数日間の保水効果と、木炭の
効力で水の浄化、根ぐされ防止、虫がわかない、脱臭効
果、遠赤外線等の育生効果がありどのような植物にも適
応します。

【０００２】

【従来の技術】花、木、観葉植物、苗木等の多種多様の
植物には毎日の水掛けが必要、特に夏場の日差しの強い
時には日影を作る等対処をしているが水の蒸発は早く土
は乾燥し植物を弱らせたり又水のやりすぎで根ぐさりを
おこしたり、虫がわいたり悪臭がするなどし肥料、栄養
剤もすぐ水にうすめられたり流れでて植物への効果も少
なかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のように植物への
毎日の水の掛け忘れで大切に育てた花、木、植物を弱ら
せたり枯らす等、又水の掛け過ぎも又同様である。そこ
で木炭入り保水マットは花、木、植物の根本に置き、そ
こに水を掛けると保水マットが長時間保水をして少しず
つ土に浸透させていく方法です。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の木炭入り保水マ
ットの中に吸水材と保水材と木炭を小さく刻んだ粒体物
を入れる木炭入り保水マットである。花、木、植物の根
本に敷きそこに水を掛けると吸水材と保水材がたっぷり
水を含む、この水を長時間掛け少しずつ土に浸透させて
いくのがこの時に木炭の要素が水に溶けだし水の浄化を
脱臭効果防虫効果に植物類にたいして育成効果がある。

【０００５】

【実施例】以下この発明の実施例を図面に基いて説明す
る。花形のド─ナツ形状の木炭入り保水マットの生地に
は浸透性の丈夫な１の不織布を使用しこの一辺を２の切
り込みを入れる。この保水マットの中には吸水性の４の
不織綿と５の高分子ポリマ─と６の粒体状木炭を入れ不
織布で被服加工した３の接着接合部である木炭入り保水
マット。この保水マットの切り込みを開き花、木、植物
の根本に入れて置きそこに水を掛けると吸水性の高い不
織綿と高分子ポリマ─が多くの水を含み少しずつ遠赤外
線入り粒体と粒体状の木炭を通した水が植物の根と土に
浸透していく。遠赤と木炭の水の浄化、脱臭効果、根ぐ
され防止、遠赤外線の育生効果がありどのような植物に
も適応できる又冬等植木等の根の凍結を防ぐ為にも木炭
入り保水マットの水を切り植物の根本に置くだけで土の
凍結を防ぐ等多方面に効果がある。

【０００６】

【図面の簡単な説明】

【図１】第１図は花、木、植物用木炭入り保水マットの
花形の円形状の一辺に切り込みを入れ周辺の接着接合部
分を示す平面図である。

【図２】第２図は不織綿と高分子ポリマ─と粒体状の木
炭が入り全体を不織布で包み被服加工をした状態の一部
断面図及び側面図である。

【０００７】

【符号の説明】

１ 不織布 ２ 切り込み ３ 接着接合部 ４ 不織綿 ５ 高分子ポリマ─ ６ 粒体状木炭

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 木炭入り保水マットの中には保水性の高
   い不織綿と高分子ポリマ─と粒体状の木炭を混ぜ合わせ
   浸透性があり丈夫な不織布又は布等で全体を被服処理加
   工した、花、木、植物用の木炭入り保水マットである。
2. 【請求項２】 木炭入り保水マットはド─ナツ形状で一
   部切込みを入れ花形状にしたり角形、長方形に円形状に
   とか多種多様の大きさと形状種類に作成できるものとす
   る。