JPH11218681A - 高解像マクロスコープ - Google Patents
高解像マクロスコープInfo
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- JPH11218681A JPH11218681A JP10329755A JP32975598A JPH11218681A JP H11218681 A JPH11218681 A JP H11218681A JP 10329755 A JP10329755 A JP 10329755A JP 32975598 A JP32975598 A JP 32975598A JP H11218681 A JPH11218681 A JP H11218681A
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Abstract
できる組立て簡単なマイクロスコープを提供する。 【解決手段】 本体部12と、標本を支持するためのス
テージ14aと、ステージ上の標本の拡大された中間像
46を形成するため22mmより大きい直径を有する対物
レンズ組立体24を含むレンズ系20と、標本の更に拡
大された合焦像を形成するための接眼レンズ16と、好
ましくは標本を照明するための照明系22a,22bと
を含んでいる。照明系は、光源30と光源30からの光
を対物レンズ組立体24を介して標本に向け且つ対物レ
ンズ組立体24の直径よりも大きい直径を有するミラー
54を含んでいる。これにより、ミラー54は、対物レ
ンズ組立体24の横断面領域全体に光を向けさせ、対物
レンズ組立体24から伝達される標本像の大きさを限定
することはない。
Description
特に組立てが簡単な、低倍率、高解像且つ像の明るいマ
クロスコープに関する。
きる物体又は標本の拡大観察に使用され、例えば、細胞
や小さい昆虫のグループ全体を拡大して観察するのに使
用することができる。応用の一形式では、例えば、小さ
い昆虫や細胞の集団は蛍光染料で着色された後、マクロ
スコープで観察下にある間、光で照らされる。マクロス
コープは、観察者が、細胞集団は全体としてどのように
反応するかまた細胞は互いにどのように相互作用するか
を観察し且つ研究するのを可能にする。
分適しているとはいえない。これには多くの理由があ
る。第一に、観察される試料の大きさや従来の顕微鏡を
用いて照明できる試料の強度に物理的な限界があるとい
うことである。特に、従来の顕微鏡は、顕微鏡枠上に装
架された回転するターレットノーズピース上に二つ以上
の独立した対物レンズユニットを有していて、これらの
対物レンズは、異なる倍率レベルを備えており、例え
ば、10,20,40及び100の倍率で夫々像を拡大
できる。
ために使用される対物レンズを選択するために回され
る。単一のノーズピースにこれらの対物レンズユニット
を収容するために、従来、各対物レンズは直径22.3
mmの機械的なネジ部を介してノーズピースに取り付けら
れる。このネジの寸法は対物レンズの射出瞳径に対し物
理的な制限を加えることになる。
達され又は観察され得る光量に影響を与える。レンズを
通して伝達される光の量はそのレンズの直径の二乗に比
例するので、レンズの直径が二倍になれば、そのレンズ
は四倍の光量を伝送することができる。同様に、レンズ
の直径が半分になれば、そのレンズは四分の一の光量を
伝送できるに過ぎない。
はレンズを通して伝送される光の量の関数である。顕微
鏡対物レンズを通して伝送され得る光量に関するネジ寸
法による物理的制限は、そのレンズで得ることの出来る
空間解像度を制限するようにも作用する。
明される透過型顕微鏡で得ることの出来る光の強さに影
響を及ぼす。これらの顕微鏡では、光は標本を透過して
標本の像を形成するための対物レンズに達するので、標
本が観察される光の強さは、そのレンズの直径の二乗の
関数として変動する。その関数は、標本が対物レンズを
介して上方から照明されて標本から反射した光がその対
物レンズによって結像される反射型顕微鏡に対しても同
様である。
関する上述の制限は、特に、顕微鏡により蛍光像を観察
するための能力をも制限する。これは、代表的には蛍光
像を観察するのに高い強度レベルの光が必要とされるた
め、そうである。
明される蛍光顕微鏡で得ることの出来る光の強さに特に
影響を及ぼす。蛍光顕微鏡観察において代表的には励起
光と呼ばれる照明光は、対物レンズを介して伝送され
る。この励起光は標本内の或る蛍光分子に蛍光発光を生
ぜしめる。この蛍光により放出される光は代表的には放
射光と呼ばれる。この放射光は対物レンズにより結像さ
れるので、標本を観察する光の強度は対物レンズ径(直
径)の四乗の関数として変動する。
スコープを改良することにある。本発明の他の目的は低
倍率、高解像且つ像の明るいマクロスコープを提供する
ことにある。本発明の更に他の目的は組立てが簡単な低
倍率、高解像マクロスコープを提供することにある。
的は、本体部と、標本を支持するため本体部に結合され
たステージと、該ステージ上の標本の拡大された中間像
を形成するため23mmよりも大きい機械的なネジ径を有
する対物レンズ組立体を含むレンズ系と、を含むマクロ
スコープで、達成される。そのマクロスコープはまた前
記レンズ系に結合されていて前記対物レンズにより生成
された拡大像を更に拡大する接眼レンズを含んでいる。
明するための照明系を更に含み、この照明系は光源とミ
ラーを含んでいる。ミラーは前記レンズ系中に配置され
ていて、光源からの光を対物レンズ組立体を介して標本
上へ向けるのに役立てられる。このミラーは対物レンズ
組立体の直径よりも大きい直径を持っている。この構成
により、前記ミラーは対物レンズ組立体の水平方向横断
面領域全体に光を向け、且つまた対物レンズ組立体から
伝達される標本像の大きさを限定もしない。
NAOBを対物レンズ組立体の開口数、FLOBを対物
レンズ組立体の焦点距離、WDOBを対物レンズ組立体
のワーキングディスタンスとしたとき、下記条件を満た
している。 22mm<2×NAOB×FLOB 20mm<FLOB<150mm 10mm<WDOB<100mm
記条件を満たしている。 27mm<2×NAOB×FLOB この条件は像強度を更に増大させる。
好適実施例を特定し且つ示している添付図面を参照して
なされる以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
光例えばFura−2の適用に対し波長340mmの光を
使用する場合には、下記のガラスが使用され得る。この
ようなUV光伝送用のガラスは、νd をガラスのアツベ
分散率、ndをガラスの屈折率としたとき、 1.4<nd<1.75に対してνd ≧−60nd+1
53.8 又は50<νd <68に対してnd≧(−ν
d +153.8)/60 であるように選定されるべきである。
は、マクロ対物レンズはUV光を伝送するのが非常に難
しい。
例に基づき説明する。図1は、本体部12と、ステージ
14aと、合焦ユニット14bと、接眼レンズ16と、
レンズ系20とを含むマクロスコープ10全体を示して
おり、好ましくは、このマクロスコープは照明系22a
及び22bをも含み、照明系22aは反射光照明器或い
は蛍光照明器であり、照明系22bは透過光照明器であ
る。図1に示されたマクロスコープ10の実施例では、
レンズ系20は対物レンズ組立体24と鏡筒レンズ組立
体26を含んでいる。
源)30とレンズ組立体34を含んでいる。照明系22
bは底部光源(透過光源)32とレンズ−ミラー組立体
36を含んでいる。
0のその他の複数の素要を含んでいて、マクロスコープ
の運搬を容易にするためのハンドルとしても役立つ。ス
テージ14aは本体部12によって支持されていて、標
本又は物体を支持するために使用される。合焦ユニット
14bは中間像46の正確な合焦のために標本位置を調
節する。レンズ系20はステージ14a上の標本の拡大
像を生成するのに使用され、使用に際し、観察者は拡大
像を観察するため接眼レンズを目で覗く。
明するのに使用され、特に、レンズ組立体34は光源3
0からステージ14b上へ上方から光を向けることがで
きるように設けられており、ミラー40とコンデンサー
レンズ42は光源32からの光をステージ14aへ下方
から投射するのに使用される。好ましくは、頂部光源3
0はタングステンハロゲンランプ,水銀(Hg)ランプ
又はキセノン(Xe)ランプとコレクターレンズである
か、又はこれらを含み、底部光源32はタングステンハ
ロゲンランプを含む。
ている。ここに示されたように、ステージ14a上の標
本44は対物レンズ組立体24の前側焦点面に置かれて
おり、その対物レンズ組立体は鏡筒レンズ組立体26へ
平行光束を投射する。即ち、ここで無限遠光学系が形成
されている。鏡筒レンズ組立体26は鏡筒レンズの後側
焦点面に標本の合焦した中間像46を生成する。なお、
対物レンズ組立体24は鏡筒レンズ組立体26へ収束光
を投射する無限遠光学系であっても良い。この時、鏡筒
レンズ組立体26は、無限遠光学系の場合と同じ位置に
中間像46を生成するように調整されている必要があ
る。ビデオ観察の場合には、中間像46の位置にカメラ
が設置されるべきである。図1及び2において、その中
間像は像面上に最終的な拡大像を生成するため接眼レン
ズ16により更に拡大され、その最終像は接眼レンズを
覗く観察者によって見られる。対物レンズ組立体24と
標本44の面との間の距離は対物レンズ組立体のワーキ
ングディスタンスWDとして参照される。
い直径を有し、例えば50mmの焦点距離を有してもよ
い。これは比較的大きい即ち広い視野を提供し、レンズ
を介して十分な量の光が伝送されるのを許す。その結
果、対物レンズ組立体24は高い強度レベル、即ち高い
解像度で比較的広い範囲で巨視的な物体を観察するのに
使用できる。更に、好ましくは、対物レンズ組立体は、
NAOBを対物レンズ組立体のための開口数、FLOB
を対物レンズ組立体の焦点距離としたとき、22mm<2
×NAOB×FLOBなる条件を満たす。
は20mmと150mmの間にあり、その対物レンズ組立体
のワーキングディスタンスは10mmと100mmの間にあ
る。
つより多い光学ユニットを含む。対物レンズ組立体の標
本側の光学ユニットは正の焦点距離の二組のレンズ群を
有する。同焦距離と呼ばれる、対物レンズの機械的ネジ
部から物体までの距離は60mmと150mmの間にある。
60mmよりも小さい同焦距離のマクロレンズを設計する
のは、その焦点距離が同焦距離に近いか或いは同焦距離
よりも大きいため、非常に難しい。
レンズ組立体24でも使用することができる。対物レン
ズ組立体はマクロスコープ10に取り外し可能に装着さ
れるのが好ましい。更に好ましくは、以下により詳細に
検討するように、対物レンズ組立体24は従来の顕微鏡
のノーズピースに置換されてもよい。
は、対物レンズ組立体24は図3に示されたオリンパス
SLRレンズZIKO AUTO−S 50mmFナンバ
ー1.8のような一眼レフレックスカメラレンズであ
る。更に、マクロスコープ10のこの実施例では、マク
ロスコープにそのレンズを取り外し可能に装着するた
め、アダプター即ちコネクターが使用される。
当なアダプターが詳細に示されており、これらの図を参
照すると、コネクター50は円筒状のネジ部50aとア
リ継ぎ部50bとを有する枠部材を含んでいる。ネジ部
50aはカメラレンズ24にねじ込まれるようになって
おり、また、アリ継ぎ部50bはマクロスコープ10の
アリ溝内に嵌合してアリ嵌合するようになっていて、そ
れによりレンズ系20にカメラレンズを結合する。好ま
しくは、コネクターは対物レンズ組立体の直径に等しい
か或いはそれよりも大きい直径50cを有し、従って好
ましくは23mm以上の直径を持つ。
物レンズ組立体24と鏡筒レンズ組立体26の間のレン
ズ系20内に設置される。ミラー54は図5の(a)乃
至(c)により詳細に示されていて、例えば、二色性ミ
ラー(ダイクロイックミラー),多色性ミラー(ポリク
ロマティックミラー)或いはハーフミラーであっても良
い。好ましくは、このミラーは対物レンズ組立体24の
直径に等しいか或いはそれよりも大きい有効直径54b
を有し、従って好ましくは少なくとも23mmの直径を持
つ。かくして、第一に、このミラーは対物レンズを介し
て光を該レンズの水平横断面領域全体に亘って指向させ
ることができ、第二に、対物レンズから上方に向けられ
る光の何れの上方への伝送に対しても水平横断面領域を
制限することはない。更に、好ましくは、ミラー54に
近接している蛍光照明器34aのレンズの焦点距離(F
ILL)は50mmよりも長い。
マクロスコープ10の本体部12,ステージ14a,接
眼レンズ16及び照明系22a,22bは、従来のもの
で作るか又は構成することができる。又、マクロスコー
プ10にはここでは特に記載しない付加的な特徴又は品
目を具備させても良い。
2により垂直移動のために支持されていて、その垂直位
置は対物レンズ組立体24をステージ上に置かれた標本
に焦点を合わせた状態に保持するように調節できる。合
焦ユニット14bに上下動させるために任意の適宜機構
(図示せず)を装備しても良い。
スコープ60を示している。マクロスコープ60はマク
ロスコープ10に非常に似ていて、ステージ62,接眼
レンズ64,レンズ系66,伝送照明系70a及び反射
又は蛍光照明器70bを含み、そしてレンズ系66は対
物レンズ組立体24を含んでいる。マクロスコープ10
と60との基本的な違いは、後者のマクロスコープは基
部72と本体部12に代わる支柱74とを含んでいると
いうことである。マクロスコープ60では、ステージ6
2は基部72上に装架されており、そして照明器76と
ミラー80が基部72の中に設置されている。又、支柱
74はマクロスコープ60の上側要素と下側要素を結合
するため基部72に連結されて上方へ延びている。更
に、マクロスコープ60では、対物レンズ組立体24を
ステージ上の標本に焦点合わせするためステージ62に
対してレンズ系66を上下動させるのに、合焦用ノブ8
2aが用いられる。
点は、何れも製作が非常に簡単で、特に商業上有用な顕
微鏡とりわけオリンパス光学工業(株)製の顕微鏡BX
50WI及びBX30に比較的簡単な修正を加えること
によって組み立てることが出来る、ということである。
これらの顕微鏡をマクロスコープ10及び60に変換す
るには、顕微鏡のノーズピースを取り外して対物レンズ
24−コネクター50の組合せを置換する。この効果的
な転換を可能にする上記顕微鏡の重要で独特な特性は、
これらの顕微鏡の両方にあるミラー54が十分に大きく
て、観察される標本上へ下方に向けて伝送される照明光
束の大きさも、対物レンズ組立体24から上方へ向けて
伝送される像光束の大きさも制限しないようになってい
るということである。ミラー54の直径は少なくとも2
3mmであるべきである。
ても使用できる別の対物レンズ組立体が図8に符号84
で示されている。この組立体は図に示されたように順次
配列された一連の個々のレンズ84a,84b,84
c,84d,84e,84f,84gを含んでいる。物
体面から対物レンズのネジ部までの距離はEである。図
9はこのレンズ組立体84が焦点面86上の複数の点に
三つの合焦像を形成させるのにどのように使用され得る
かを略示している。84hは単一群型鏡筒レンズであ
る。図10の表は組立体84の各レンズに関する各種の
測定値とその他のデータを提供している。この4× マ
クロレンズは、このマクロ対物レンズが高透過率のガラ
ス材料から成るため、良好なUV透過率を持っている。
ズ88a,88b,88c,88d,88eを含むもう
一つの別の対物レンズ組立体88を示し、又、図12は
マクロスコープ10又は60の何れにも使用できるこの
組立体88が、焦点面90上の複数の点に三つの合焦像
を生成するのにどのように使用され得るかを略示してい
る。物体面から対物レンズのネジ部までの距離はFであ
る。図13の表は組立体88の各レンズに関する各種の
測定値とその他のデータを提供している。この4× マ
クロレンズは、このマクロ対物レンズが高透過率のガラ
ス材料から成っているため、良好なUV透過率を持って
いる。
号92で示されており、この組立体は順次配列された一
連の個々のレンズ92a,92b,92c,92d,9
2e,92f,92g,92hを含んでいる。図15は
マクロスコープ10又は60の何れにも使用できるこの
レンズ組立体92が、焦点面94上の複数の点に三つの
合焦像を形成するのにどのように使用され得るかを略示
している。物体面から対物レンズのネジ部までの距離は
Gである。図16の表は組立体92の各レンズに関する
各種の測定値とその他のデータを提供している。
のマクロスコープ100を示している。マクロスコープ
100はマクロスコープ60に類似していて、レンズ系
102,接眼レンズ104,照明系106,基部110
及び支柱112を含んでいる。マクロスコープ100は
レンズ系102,接眼レンズ104及び照明部106を
支柱112上で垂直移動できるように装架するのに使用
されるラック・ピニオン組立体114を更に含んでい
る。又、ステージは標本を支持するため基部110上に
装着されてもよい。
2は対物レンズ組立体24と従来の顕微鏡対物レンズユ
ニットであっても良いもう一つのレンズ組立体120を
含むノーズピース116を含んでいる。例えば、レンズ
組立体120は焦点距離100mmの対物レンズである。
ノーズピース116は装架手段122を介して照明部1
06に回転可能に装着されて、対物レンズ組立体24と
レンズ組立体120がマクロスコープの光軸上の位置へ
夫々回転され得るようになっている。このようにして、
レンズ組立体24及び120の各々はマクロスコープの
基部又はステージ上の標本の各拡大像を形成するため夫
々使用することができ、従って、マクロスコープ100
は標準の顕微鏡として或いは低倍、高分解能のマクロス
コープとして交互に機能し得る。
的を充足するのに十分に適していることは明らかである
が、当業者により多くの修正例及び実施例が工夫され得
ることは認識されるであろうし、又、特許請求の範囲の
各請求項は、本発明の真実の精神並びに範囲内にある総
てのかかる修正例及び実施例をカバーすることが意図さ
れている。
マクロスコープは、特許請求の範囲に記載した特徴のほ
かに、下記の特徴を有している。
記本体部に結合されたステージと、該ステージ上の標本
の拡大された中間像を形成するため23mmよりも大きい
機械的なネジ径を有する対物レンズ組立体を含むレンズ
系及び/又は標本の更に拡大された合焦像を形成するた
め前記レンズ系に結合された接眼レンズとを含むマクロ
スコープ。
に含み、該照明系は、光源と、前記対物レンズ組立体を
介して前記標本上へ前記光源からの光を向けさせるため
前記レンズ系中に配置され、且つ/又は前記対物レンズ
組立体の水平方向横断面領域全体に光を向けるように該
対物レンズ組立体の直径よりも大きい直径を有するミラ
ーとを含んでいる上記(1)に記載のマクロスコープ。
の開口数、FLOBを前記対物レンズ組立体の焦点距離
としたとき、前記対物レンズ組立体は22mm<2×NA
OB×FLOBなる条件を満たす上記(2)に記載のマ
クロスコープ。
されていて、50mmよりも長い焦点距離を有する蛍光発
光レンズユニットを含んでいる、上記(2)に記載のマ
クロスコープ。
立体に取り外し可能に結合されたアダプターを更に含ん
でいる上記(1)に記載の顕微鏡。
ズ組立体に付設されたネジ部と、前記レンズ系に取り外
し可能に保持されたアリ継ぎ部とを含んでいる、上記
(5)に記載のマクロスコープ。
よりも小さい射出瞳径を有する従来の顕微鏡対物レンズ
に取り付け可能であり、22mmを超える有効光学径を有
し、且つ前記マクロ対物レンズは23mmを超える射出瞳
径を有している、上記(1)に記載のマクロスコープ。
点距離としたとき、20mm<FLOB<150mmなる条
件を満たす複数のマクロ対物レンズを有している、上記
(1)に記載のマクロスコープ。
ーキングディスタンスとしたとき、10mm<WDOB<
100mmなる条件を満たすワーキングディスタンスを持
つマクロ対物レンズを有している、上記(1)に記載の
マクロスコープ。
体からマクロ対物レンズの機械的なネジ部までの距離と
したとき、該距離が、60mm<PF<150mmなる条件
を満たす複数のマクロ対物レンズを有する、上記(1)
に記載のマクロスコープ。
あり得る光学系を有している上記(1)に記載のマクロ
スコープ。
側にあって少なくとも一つの正のレンズパワーを有する
第一の光学ユニットと、中心部にあって少なくとも一つ
の負のレンズパワーを有する第二の光学ユニットと、像
側にあって少なくとも一つの正のレンズパワーを有する
第三の光学ユニットと、から成るマクロレンズを有する
上記(1)に記載のマクロスコープ。
記本体部に結合されたステージと、該ステージ上に標本
の拡大された中間像を形成するため複数の対物レンズユ
ニットを有する取り外し可能なノーズピースを含むよう
に構成されたレンズ系と、標本の更に拡大された合焦像
を形成するため前記レンズ系に結合された接眼レンズと
を有する顕微鏡からマクロスコープを組立てるため、前
記ノーズピースの代わりに、広い視野を有する拡大され
た中間像を形成すべく23mmよりも大きい直径を有する
対物レンズ組立体を前記レンズ系に結合することを含
む、マクロスコープの組立方法。
ンズ系に結合するステップが、前記対物レンズ組立体を
アダプターに結合するステップと、該アダプターを前記
レンズ系に結合するステップとを含んでいる、上記(1
3)に記載の方法。
の光を前記ステージに向けて落とすためのミラーとを有
する照明系を含み、前記方法が、中間像の横断面領域を
限定することなしに前記ミラーを介して前記対物レンズ
組立体から上方へ前記中間像を伝送するため前記ミラー
を介して上方へ無制限の光路を維持するステップを更に
含む、上記(13)に記載の方法。
の開口数、FLOBを前記対物レンズ組立体の焦点距離
としたとき、前記マクロスコープが、22mm<2×NA
OB×FLOBなる条件を満たす、上記(13)に記載
の方法。
記本体部に結合されたステージと、レンズ系とを含み、
該レンズ系は、前記ステージ上の標本の低い倍率の拡大
された中間像を形成するため23mmよりも大きい直径を
有する第一のマクロスコープ対物レンズ組立体と、前記
ステージ上の標本の拡大された中間像を形成するための
第二のマクロスコープ対物レンズ組立体とを有すノーズ
ピースと、前記第一の対物レンズ組立体が前記レンズ系
の光軸と整合する第一位置と前記第二の対物レンズ組立
体が前記レンズ系の光軸と整合する第二位置との間を移
動できるように前記レンズ系中に前記ノイズピースを回
転可能に装架する手段と、且つ/又は標本の更に拡大さ
れた合焦像を形成するため前記光学系に結合された接眼
レンズと、を含むマクロスコープ。
の開口数、FLOBを前記対物レンズ組立体の焦点距離
としたとき、前記第一の対物レンズ組立体が22mm<2
×NAOB×FLOBなる条件を満たす、上記(17)
に記載のマクロスコープ。
組立体の焦点距離としたとき、前記第一の対物レンズ組
立体は20mm<FLOB<150mmなる条件を満たし、
且つWDOBを前記第一の対物レンズ組立体のワーキン
グディスタンスとしたとき、前記第一の対物レンズ組立
体は10mm<WDOB<100mmなる条件を満たすワー
キングディスタンスを有している、上記(18)に記載
のマクロスコープ。
記本体部に結合されたステージと、該ステージ上の標本
の拡大された中間像を形成するため27mmよりも大きい
直径を有する対物レンズ組立体を含むレンズ系と、及び
/又は標本の更に拡大された合焦像を形成するため前記
レンズ系に結合された接眼レンズとを含むマクロスコー
プ。
dをガラスの屈折率としたとき、対物レンズの内側に在
る最小の一組のレンズが、1.4<nd<1.75に対
してνd ≧−60nd+153.8、及び/又は50<
νd <68に対してnd>(−νd +153.8)/6
0なる条件を満たしている、上記(2)に記載のマクロ
スコープ。
組立体の横断面全体に亘って光を指向させ且つ対物レン
ズ組立体から伝送される標本像の大きさを制限すること
のない、組立てが簡単で、低倍率高解像の明るい標本像
を得ることのできるマクロスコープを提供することがで
きる。
構成図である。
である。
ズ組立体を結合するために用いられるアダプター(コネ
クター)を示しており、(a)は正面図、(b)は断面
図、(c)は背面図である。
(a)は一部破断正面図、(b)は断面図、(c)は平
面図である。
体構成図である。
る。
の断面図である。
す表である。
である。
ズ系の断面図である。
を示す表である。
である。
ズ系の断面図である。
を示す表である。
例の全体構成図である。
4g レンズ 86,90,94 焦点面 88a,88b,88c,88d,88e,88 レ
ンズ 92a,92b,92c,92d,92e,92f.9
2g,92h レンズ 106 照明部 110 基部 112 支柱 114 ラック・ピニオン組立体 116 ノーズピース 122 装架手段 E,F,G 像面から対物レンズのネジ
部までの距離
Claims (7)
- 【請求項1】 本体部と、標本を支持するため前記本体
部に結合されたステージと、該ステージ上の標本の拡大
された中間像を形成するため23mmよりも大きい機械的
なネジ径を有する対物レンズ組立体を含むレンズ系及び
/又は標本の更に拡大された合焦像を形成するため前記
レンズ系に結合された接眼レンズとを含むマクロスコー
プ。 - 【請求項2】 標本を照明するための照明系を更に含
み、該照明系は、光源と、前記対物レンズ組立体を介し
て前記標本上へ前記光源からの光を向けさせるため前記
レンズ系中に配置され、且つ/又は前記対物レンズ組立
体の水平方向横断面領域全体に光を向けるように該対物
レンズ組立体の直径よりも大きい直径を有するミラーと
を含んでいる請求項1に記載のマクロスコープ。 - 【請求項3】 NAOBを前記対物レンズ組立体の開口
数、FLOBを前記対物レンズ組立体の焦点距離とした
とき、前記対物レンズ組立体は22mm<2×NAOB×
FLOBなる条件を満たす請求項(2)に記載のマクロ
スコープ。 - 【請求項4】 FLOBをマクロ対物レンズの焦点距離
としたとき、20mm<FLOB<150mmなる条件を満
たす複数のマクロ対物レンズを有している、請求項1に
記載のマクロスコープ。 - 【請求項5】 WDOBをマクロ対物レンズのワーキン
グディスタンスとしたとき、10mm<WDOB<100
mmなる条件を満たすワーキングディスタンスを持つマク
ロ対物レンズを有している、請求項1に記載のマクロス
コープ。 - 【請求項6】 PFを同焦距離として知られる物体から
マクロ対物レンズの機械的なネジ部までの距離としたと
き、該距離が、60mm<PF<150mmなる条件を満た
す複数のマクロ対物レンズを有する、請求項1に記載の
マクロスコープ。 - 【請求項7】 本体部と、標本を支持するため前記本体
部に結合されたステージと、レンズ系とを含み、該レン
ズ系は、 前記ステージ上の標本の低い倍率の拡大された中間像を
形成するため23mmよりも大きい直径を有する第一のマ
クロスコープ対物レンズ組立体と、前記ステージ上の標
本の拡大された中間像を形成するための第二のマクロス
コープ対物レンズ組立体とを有するノーズピースと、 前記第一の対物レンズ組立体が前記レンズ系の光軸と整
合する第一位置と前記第二の対物レンズ組立体が前記レ
ンズ系の光軸と整合する第二位置との間を移動できるよ
うに前記レンズ系中に前記ノイズピースを回転可能に装
架する手段と、且つ/又は標本の更に拡大された合焦像
を形成するため前記光学系に結合された接眼レンズと、
を含むマクロスコープ。
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