JPH11216507A - 稼働中のロール表面の異物除去装置およびロール表面の異物除去方法 - Google Patents

稼働中のロール表面の異物除去装置およびロール表面の異物除去方法

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JPH11216507A
JPH11216507A JP2784998A JP2784998A JPH11216507A JP H11216507 A JPH11216507 A JP H11216507A JP 2784998 A JP2784998 A JP 2784998A JP 2784998 A JP2784998 A JP 2784998A JP H11216507 A JPH11216507 A JP H11216507A
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roll
dry ice
foreign matter
fine particles
injection nozzle
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Kaneichiro Maeda
兼一郎 前田
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続運転中の生産設備を停止することなく、
かつメンテナンスが容易で、ロール表面の鉄粉や汚れな
どの異物をオンラインで除去できる、ロール表面の異物
除去装置および方法を提案し、冷延鋼板、熱延鋼板およ
び表面処理鋼板のロールマークや模様を防止する。 【解決手段】 ドライアイス微粒子をエアー搬送するた
めのエアーコンプレッサーと、ドライアイス供給装置
と、ドライアイス供給ホースと、ロールと対向する位置
に設置したドライアイス噴射ノズルとからなる、稼働中
のロール表面の異物除去装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄鋼業における冷
間圧延ラインや塗装ライン等の金属帯を連続的に処理す
るラインにおいて、金属帯を通板中に、稼働中のロール
表面に付着した異物を除去するための装置および方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属帯を連続で処理するラインにおい
て、ロール表面に鉄粉や汚れなどの異物が付着すると、
これが金属帯に連続的に転写され、製品にいわゆる押し
疵やロールマーク等の模様が発生して製品価値が減ずる
ので、これを除去する必要がある。ロール表面に付着し
た異物を除去する方法としては、従来はライン運転中の
生産設備を停止し、スクレイパーや砥石などを用いて異
物を除去する方法が採られていた。
【0003】しかし、このようなロール表面の異物除去
方法は、作業者の手作業で実施されるため作業に長時間
を要し、生産設備を長時間停止させることになるため、
生産性への影響は非常に大きいものであった。また、オ
フラインでのロールの手入れ方法としては、常温で昇華
するドライアイス等の微粒子をロール表面に高圧噴射
し、付着した異物を除去する方法が特開平5−3187
10号公報に開示されているが、やはり装置の運転停止
を伴うため、生産性の観点から問題があった。
【0004】このような問題点を解決するため、ドクタ
ーブレードあるいはドクターナイフと呼ばれる一般に鋼
製の薄板でできたブレードを、設備の運転を停止するこ
となく、回転中のロールに接触させることによりロール
表面の異物を除去する装置が開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このド
クターブレードを用いたロール表面の異物除去装置は、
ライン運転中の生産設備を停止しなくてすむという利点
を有しているが、相手方のロールとの摺動や、ロール表
面上の鉄粉などの異物との接触によりドクターブレード
自体が摩耗されること、また、ドクターブレードによっ
て除去された鉄粉などの異物がドクターブレード先端に
付いたままで使用すると、ロール表面に線状の疵や模様
が生じ、製品の品質に悪影響を及ぼすことがあるため
に、ドクターブレードを定期的に取り替える必要があ
る。ドクターブレードの取り替え作業において、ドクタ
ーブレードとロール表面との当りを隙間のないように調
整し取り付けなければ、ドクターブレードによってロー
ル表面の異物は除去されない。このため、ドクターブレ
ードの取り付け調整は慎重に行なう必要があり、その取
り替え作業に長時間を要する。
【0006】そのため本発明は、連続運転中の生産設備
を停止することなく、かつメンテナンスが容易で、ロー
ル表面の鉄粉や汚れなどの異物をオンラインで除去でき
る、ロール表面の異物除去装置および方法を提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ドライアイス微粒子をエアー搬
送するためのエアーコンプレッサーと、ドライアイス供
給装置と、ドライアイス供給ホースと、ロールと対向す
る位置に設置したドライアイス噴射ノズルとからなる、
稼動中のロール表面の異物除去装置を提供するものであ
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ドライアイス噴射ノズルが、ロールの軸方向に並設
された複数個のノズルよりなるものとしたことを特徴と
する、ロール表面の異物除去装置を提供するものであ
る。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、ドライアイス噴射ノズルが、ロールの軸方向に往復
移動可能とした駆動装置を設けたことを特徴とする、ロ
ール表面の異物除去装置を提供するものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1、2または3
記載の発明において、ロールの回転数の検出装置と、該
装置からの出力に基づきドライアイス噴射ノズルからの
ドライアイス微粒子の噴射のタイミングを制御するため
の制御機構を設け、ドライアイス微粒子をロールに対し
て噴射させるON−OFFのタイミングを、ロール回転
速度により制御することを特徴とする、ロール表面の異
物除去装置を提供するものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項1、2または3
記載の発明において、金属帯の溶接部の通過検出装置
と、該装置からの出力に基づき溶接部の通過をトラッキ
ングすることによりドライアイス噴射ノズルからのドラ
イアイス微粒子の噴射のタイミングを制御するための制
御機構を設け、ドライアイス微粒子をロールに対して噴
射させるON−OFFのタイミングを溶接部のトラッキ
ングにより制御することを特徴とする、ロール表面の異
物除去装置を提供するものである。
【0012】請求項6の発明は、金属帯を連続で処理す
るラインにおいて、金属帯を通板中に、ドライアイス微
粒子をエアー搬送するためのエアーコンプレッサーと、
ドライアイス供給装置と、ドライアイス供給ホースと、
ロールと対向する位置に設置したドライアイス噴射ノズ
ルを有するロール表面の異物除去装置により、稼働中の
ロール表面にドライアイス微粒子を噴射することにより
ロール表面の異物を除去する方法において、ドライアイ
ス微粒子の噴射方向を、ドライアイス噴射ノズルとロー
ル中心部を結ぶ方向、および、ドライアイス噴射ノズル
とロールの金属帯と接しない側の接線を結ぶ方向、との
間にすることを特徴とするロール表面の異物除去方法を
提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、金属帯1を連続で処理す
るラインにおいて、金属帯1を通板中に、ロール表面の
異物除去を行なうための、オンラインでのロール表面の
異物除去装置の側面配置作動図である。この場合、ドラ
イアイス噴射ノズル3はロール2に対し金属帯1の進入
方向の前面に設置されている。ドライアイス噴射ノズル
3はドライアイス供給装置7からドライアイス供給ホー
ス9を経て、ドライアイス微粒子5を、ドライアイス微
粒子、高圧エアー混合装置6へ供給し、コンプレッサー
8から高圧エアー供給ホース10を介して供給される高
圧エアーによって、金属帯1の通板部の反対側のロール
2外表面、ロール2下方部接線方向と、ロール2の中心
のなす角度の範囲内に、ドライアイス微粒子5を噴射す
る。このドライアイス微粒子5が、ロール2表面に噴射
される瞬間に、ロール2表面に付着した鉄粉や汚れなど
の異物が除去される。なお、ここで微粒子とは、平均直
径が1〜5mm程度のものをいう。また、噴射圧力とし
ては6〜8kgf/cm2 程度である。
【0014】本発明においては、稼働中のロール2表面
にドライアイス微粒子5を噴射するが、ロール2表面と
の衝突の瞬間に、ドライアイス微粒子5は常温で瞬時に
昇華するため、ロール2表面に残存することがない。そ
のため、ドクターブレードを使用した場合とは異なり、
異物除去手段自体によりロール表面を傷つけることがな
いので、連続ラインの操業中、本発明の装置を異物除去
のために長期間に渡って使用することが可能となる。な
お、このような効果は、噴射粒子が残存する通常のショ
ットブラスト等では得られない。
【0015】噴射粒子としてドライアイス微粒子5を使
用すると、以下に記載する副次的効果がさらに得られ
る。ドライアイス微粒子5がロール2の表面に低温で衝
突するので、通常得られる機械的な衝撃力とともに、温
度差による熱衝撃が加わるため、ロール表面に付着した
鉄粉や汚れなどの異物の除去が容易になる。また、ドラ
イアイス微粒子5は、ロール2表面に衝突すると瞬時に
昇華しガス(二酸化炭素)となるが、この急激な体積膨
脹によりロール2表面の細かい異物の除去が容易とな
る。
【0016】図1は、水平に設置された1基のロール2
の上方を、金属帯1がロール2に接触して水平に走行す
る場合を示すが、本発明の範囲はこの配置に限定される
ものではなく、金属帯1が垂直に走行するいわゆる縦パ
スの連続ラインや、2基のロール2が上下等に一対に設
置され、金属帯1がその間を走行する配置についても、
その範囲に含まれることは言うまでもない。
【0017】ドライアイス微粒子5の噴射によりロール
2表面の異物除去を行う場合、ドライアイス微粒子5は
消失するが、異物は消失しないので、本発明の実施にあ
たっては、除去した異物がロール2表面に再付着するこ
とを防止するために、異物吸引用の排気フード等の設備
をロール近傍に設けることが好ましい。
【0018】広幅のロール1を単一のドライアイス噴射
ノズル3を用いて処理すると、ノズルが細長くなるた
め、ロール幅方向のドライアイスの噴射量を均一に保つ
ことが困難になる。この問題点を解決するためには、噴
射圧力を高めたり、ヘッダーを設けるとよいが、何れも
設備の大型化を招く。より簡単には、幅の狭いドライア
イス噴射ノズル3を複数個並設することにより解決す
る。
【0019】図2には、ドライアイス噴射ノズル3をロ
ール2の軸方向に、ロール2の全長にわたり複数個設置
した、オンラインでのロール2表面の異物除去装置のロ
ール2近傍でのドライアイス噴射ノズル3の配置を示
す。この場合、図示しないが、ドライアイス供給装置7
およびエアーコンプレッサー8はそれぞれ1基でもよい
が、図1と同様、ドライアイス供給ホース9および高圧
エアーホース10はドライアイス微粒子、高圧エアー混
合装置6にて混合され、ドライアイスおよび高圧エアー
供給ホース4を経由し、それぞれのドライアイス噴射ノ
ズル3に接続する。なお、幅方向の噴射量の均一性をさ
らに向上するためには、エアーコンプレッサー8もドラ
イアイス噴射ノズル3と同数設置することが好ましい。
ドライアイス噴射ノズル3を複数個並設すると、本発明
の範囲外ではあるが、例えばロール2表面に付着した異
物の位置検出装置や、製品表面欠陥の位置検出装置等と
組み合わせることにより、異物付着位置のみにドライア
イス微粒子5を噴射し、高価なドライアイスの使用量を
低減することも可能となる。
【0020】図3は、ドライアイス噴射ノズル3がロー
ル2の軸方向に沿って往復移動可能な、オンラインでの
ロール表面の異物除去装置である。これはモーター等に
より噴射ノズル取付台移動軸11を回転させて、ドライ
アイス噴射ノズル3をロール2の軸方向に沿って往復移
動可能とするものである。なお、ドライアイス噴射ノズ
ル3の移動機構としては、例えば駆動台車方式等の公知
の移動機構のいかなるものも使用可能である。本発明の
装置を使用すると、ロール2の全幅に対して常時ドライ
アイス微粒子5を噴射する必要がないので、ドライアイ
スの使用量を低減できる。また、ロール2表面の異物の
付着量が多い部分のみを、重点的にドライアイス微粒子
5を噴射することも可能となり、効率良くロール2表面
の異物除去ができる。
【0021】図4はドライアイス微粒子5をロール2に
対して高圧噴射させるON−OFFのタイミングを、ロ
ール回転速度により自動制御で行なうオンラインでのロ
ール表面の異物除去を行う異物除去装置の斜視図であ
り、図5は、その制御方法のフローチャートである。こ
れはロール2の回転速度をロール回転速度検出器14に
よって検出し、そのデーターを噴射ノズルON−OFF
制御装置15にて処理することによりロール2表面の異
物除去を行うものであるが、例えば、連続冷間圧延ライ
ンの場合は、通常平均ロール回転速度は900mpmで
あるが、金属帯1の溶接部近傍を圧延するときは、ロー
ル回転速度を落とす。一般にロール表面への異物付着
は、ロール回転速度が速い場合は、異物がロールに付着
しても、遠心力等で飛ばされる場合が多く、ロール回転
速度が遅い場合に発生し易いが、該ラインにおいては、
ロール2の回転速度が300mpm以下のときにロール
表面への異物付着が発生し易くなるため、本発明におい
ては、ロール2の回転速度が300mpm以下のときに
ドライアイス噴射ノズル3をONにし、ドライアイス微
粒子5の噴射量およびエアー圧力をロール2の回転速度
に応じて、噴射のタイミングおよびドライアイス噴射ノ
ズル3の開度を制御し調整することにより、効率良くロ
ール表面の異物除去ができるようにしたものである。
【0022】金属帯1の連続処理ラインでは、設備の稼
働率を上げるため、通常は複数の金属帯1の端部同士を
溶接し、連続の金属帯1として処理するのが一般的であ
る。また、コイルの先端および終端にはヘゲ疵が等が多
いので、連続ラインの場合、この溶接部がロール2を通
過した後に、ロール2表面に異物が付着することが多
い。図6は、ドライアイス微粒子7をロール2に対して
高圧噴射させるON−OFFのタイミングを、溶接点の
トラッキングにより制御するオンラインでのロール表面
の異物除去を行う異物除去装置の斜視図であり、図7は
その制御方法のフローチャートである。連続冷間圧延ラ
インのタンデムロールの場合には、通常、金属帯1の端
部同士を溶接し連続の金属帯1として圧延し、コイル巻
取時にその溶接部を切断するため、この部分を圧延する
ときはロール回転速度を落とす。そのため、ロール2の
前方の所定の位置において、金属帯1の溶接部の通過を
公知の検出手段16により、その検出手段16からの信
号によりロール2の位置における溶接点の通過時点を算
出し、そのデーターに基づき、噴射ノズルON−OFF
制御装置15により、ロール2の表面に金属帯1の溶接
部が通過した直後の所定の時間のみ、例えばトラッキン
グが最終スタンドに到達し巻取リールに到達するまでの
間、ドライアイス噴射ノズル3よりドライアイス微粒子
5を噴射し、ロール表面の異物を除去する。本発明の装
置を使用することより、さらにドライアイスの使用量の
低減が図れる。
【0023】以上の請求項1から5までに記述した装置
を用いて稼働中のロール表面の異物を除去する場合、ロ
ール2と金属帯1との接触点付近にドライアイス微粒子
5を噴射すると、除去された異物が金属帯1またはロー
ル表面に再付着するおそれがある。これを避けるために
は、ドライアイス微粒子5の噴射方向を、ドライアイス
噴射ノズル3とロール中心部を結ぶ方向、および、ドラ
イアイス噴射ノズル3とロール2の金属帯1と接しない
側の接線を結ぶ方向、との間にすることが好ましい。す
なわち、金属帯1と離れた位置のロール表面にドライア
イス微粒子5を噴射するため、異物の再付着の確率が減
少する。なお、この方法において、ロール2が金属帯1
の下部に位置する場合には、ドライアイス微粒子噴霧に
より除去した異物を系外に取り去る手段は不要である
が、それ以外の位置にある場合には、除去した異物を系
外に取り去る手段を設置することがさらに好ましい。
【0024】
【発明の効果】本発明によればライン運転中の生産設備
を停止することなく、ロール表面に付着した鉄粉などの
異物を十分に除去できる。また、ドクターブレードの取
り付け調整の取り替え作業時間も要しないので、生産能
率の大幅な向上が期待できる。ドライアイスはロール表
面に向かって噴射された後瞬時に昇華しガス(二酸化炭
素)となるので、ロールの表面に残らず腐食のおそれや
毒性もない。また、異物除去後の後処理、後片付けも不
要である。その結果製品にロールマークや模様を発生さ
せることなく、歩留向上も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロール表面の異物除去装置の側面配置作動図で
ある。
【図2】ドライアイス噴射ノズルを、ロール軸方向に複
数個設置した、ロール表面の異物除去装置の斜視図であ
る。
【図3】ドライアイス噴射ノズルが、ロール軸方向に沿
って往復移動可能な、ロール表面の異物除去装置の斜視
図である。
【図4】ロール回転速度でドライアイス高圧噴射を0N
−OFFさせるロール表面の異物除去装置の斜視図であ
る。
【図5】ロール回転速度でドライアイス高圧噴射を0N
−OFFさせる制御方法のフローチャートである。
【図6】溶接部をトラッキングでドライアイス高圧噴射
をON−OFFさせるロール表面の異物除去装置の斜視
図である。
【図7】溶接部をトラッキングでドライアイス高圧噴射
をON−OFFさせる制御方法のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 金属帯 2 ロール 3 ドライアイス噴射ノズル 4 ドライアイスおよび高圧エアー供給ホース 5 ドライアイス微粒子 6 ドライアイス微粒子、高圧エアー混合装置 7 ドライアイス供給装置 8 エアーコンプレッサー 9 ドライアイス供給ホース 10 高圧エアー供給ホース 11 噴射ノズル取付台移動軸 12 噴射ノズル取付台移動ガイド軸 13 噴射ノズル取付台 14 ロール回転速度検出器 15 噴射ノズル0N−0FF制御装置 16 溶接部通過の検出手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライアイス微粒子をエアー搬送するた
    めのエアーコンプレッサーと、ドライアイス供給装置
    と、ドライアイス供給ホースと、ロールと対向する位置
    に設置したドライアイス噴射ノズルとからなる、稼動中
    のロール表面の異物除去装置。
  2. 【請求項2】 ドライアイス噴射ノズルが、ロールの軸
    方向に並設された複数個のノズルよりなる、請求項1記
    載の稼働中のロール表面の異物除去装置。
  3. 【請求項3】 ドライアイス噴射ノズルが、ロールの軸
    方向に往復移動可能とした駆動装置を設けた、請求項1
    記載の稼働中のロール表面の異物除去装置。
  4. 【請求項4】 ロールの回転数の検出装置と、該装置か
    らの出力に基づきドライアイス噴射ノズルからのドライ
    アイス微粒子の噴射のタイミングを制御するための制御
    機構を設け、ドライアイス微粒子をロールに対して噴射
    させるON−OFFのタイミングを、ロール回転速度に
    より制御する、請求項1、2または3記載の稼働中のロ
    ール表面の異物除去装置。
  5. 【請求項5】 金属帯の溶接部の通過検出装置と、該装
    置からの出力に基づき溶接部の通過をトラッキングする
    ことによりドライアイス噴射ノズルからのドライアイス
    微粒子の噴射のタイミングを制御するための制御機構を
    設け、ドライアイス微粒子をロールに対して噴射させる
    ON−OFFのタイミングを溶接部のトラッキングによ
    り制御する、請求項1、2または3記載の稼働中のロー
    ル表面の異物除去装置。
  6. 【請求項6】 ドライアイス微粒子をエアー搬送するた
    めのエアーコンプレッサーと、ドライアイス供給装置
    と、ドライアイス供給ホースと、ロールと対向する位置
    に設置したドライアイス噴射ノズルを有するロール表面
    の異物除去装置により、稼働中のロール表面にドライア
    イス微粒子を噴射することによりロール表面の異物を除
    去する方法において、ドライアイス微粒子の噴射方向
    を、ドライアイス噴射ノズルとロール中心部を結ぶ方
    向、および、ドライアイス噴射ノズルとロールの金属帯
    と接しない側の接線を結ぶ方向、との間にすることを特
    徴とするロール表面の異物除去方法。
JP2784998A 1998-01-27 1998-01-27 稼働中のロール表面の異物除去装置およびロール表面の異物除去方法 Withdrawn JPH11216507A (ja)

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