JPH11215297A - 画像読取システム及び画像読取装置 - Google Patents

画像読取システム及び画像読取装置

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JPH11215297A
JPH11215297A JP10014297A JP1429798A JPH11215297A JP H11215297 A JPH11215297 A JP H11215297A JP 10014297 A JP10014297 A JP 10014297A JP 1429798 A JP1429798 A JP 1429798A JP H11215297 A JPH11215297 A JP H11215297A
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Application number
JP10014297A
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English (en)
Inventor
Tomoya Yoshimura
智也 吉村
Seiichi Mogawa
誠一 藻川
Yukihiko Ichikawa
幸彦 市川
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 利用者による不要な操作、誤操作を避けると
ともに、不必要な待ち時間をなくし、利便性の高い画像
通信システムを提供する。 【解決手段】 通信回線を介して接続された複数の端末
とこれら複数の端末で共用する自動原稿搬送装置を備え
た画像読取装置とからなる画像読取システムにおいて、
端末に設けられ、画像読取装置に対し読取要求を指示す
る読取指示手段と、読取要求に応じて端末を画像読取装
置に接続し、自動原稿搬送装置の原稿載置台に載置され
ている複数枚の原稿の中から1枚、画像読取装置の原稿
読取位置まで搬送し、搬送された原稿を画像読取装置で
読み取るよう制御する読取制御手段と、端末と画像読取
装置との接続が解除されたとき、原稿読取位置にある原
稿および原稿載置台にある原稿を排出するよう指示する
排出指示手段とを有することを特徴とする画像読取シス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動原稿搬送装置
を備えた画像読取制御行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに接続された画像読取装置
とクライアント端末(パソコン等)からなる画像読取シ
ステムにおいて、クライアント端末からの指示に基づい
て、自動原稿搬送装置を用いて、複数枚の原稿を順次読
み取らせるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムにおいて複数枚の原稿を読み取っている途
中で読み取りが中断された場合には、自動原稿搬送装置
上に原稿が残されてしまい、他のユーザーは自動原稿搬
送装置上に原稿が残っているので使用途中であると思
い、自動原稿搬送装置を使うことができない。また、他
のユーザーのパソコンから自動原稿搬送装置を用いる読
取要求が出された場合に中断したユーザーの意志と関わ
りなく、自動原稿搬送装置上に残された原稿が読み取ら
れてしまうといった不都合がある。本発明の目的は、上
記のような、利用者による不要な操作、誤操作を避ける
とともに、不必要な待ち時間をなくし、利便性の高い画
像通信システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、通信回線を介して接続された複数の端末
とこれら複数の端末で共用する自動原稿搬送装置を備え
た画像読取装置とからなる画像読取システムにおいて、
端末に設けられ、画像読取装置に対し、読取要求を指示
する読取指示手段と、読取要求に応じて、端末を画像読
取装置に接続し、自動原稿搬送装置の原稿載置台に載置
されている複数枚の原稿の中から1枚、画像読取装置の
原稿読取位置まで搬送し、搬送された原稿を画像読取装
置で読み取るよう制御する読取制御手段と、端末と画像
読取装置との接続が解除されたとき、原稿読取位置にあ
る原稿および原稿載置台にある原稿を排出するよう指示
する排出指示手段とを有することを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
説明する。
【0006】図1に本実施例の画像通信システムの基本
構成を示す。ネットワーク400に、1つ以上のクライ
アント端末(1)〜(N)300、画像通信装置100
が接続され、さらに、画像通信装置100は、自動原稿
搬送装置210(以降、ADF部と称する)およびスキ
ャナ部220を備えたディジタル複写機200と接続さ
れる。
【0007】クライアント端末(1)〜(N)300
は、利用者が画像データを取得したり、表示するために
操作する装置で、通常パーソナルコンピュータを用い
る。逆に、クライアント端末(1)〜(N)300か
ら、画像データを送信し、ディジタル複写機200で作
像させることも可能である。
【0008】画像通信装置100は、クライアント端末
(1)〜(N)300からの画像読取要求を受信し、デ
ィジタル複写機200と通信して、画像データを取得
し、画像読取要求を発信したクライアント端末300に
画像データを送信する。また、画像データの保存が必要
な場合は画像データを蓄積することもできる。
【0009】画像通信装置100は、ネットワーク40
0からの通信データを制御する通信I/F部101、デ
ィジタル複写機200から送られてくる画像データを蓄
積する画像データ蓄積部102、画像データの画像回
転、解像度変換、階調変換等を行う画像データ処理部1
03、クライアント端末300からのジョブ要求を記憶
し、順にジョブを実行させるための待ち行列記憶部10
5、ディジタル複写機200の各部の稼働状態を管理
し、クライアント端末300から要求された待ち行列記
憶部105内のジョブが実行可能な状態かどうかを判断
し、実行可能であればジョブを実行させる稼働状態管理
部106、ディジタル複写機200との通信データ、画
像データを送受信するための画像I/F部107、上記
各部の処理を制御するメイン制御部104とから構成さ
れる。
【0010】ディジタル複写機200は、画像データを
読み取るために、原稿を1枚づつ自動的に原稿台226
上(図8参照)に送り込むADF部210、原稿の画像
を読み取りディジタル画像データに変換するスキャナ部
220、画像通信装置100と通信し、画像通信装置1
00から画像読取要求等を受信し、また、ディジタル複
写機200の稼働状態やスキャナ部220から送られる
画像データ等を画像通信装置100に送信するためのI
/F部240、画像通信装置100またはスキャナ部2
20から送信される画像データを用紙上に作像するプリ
ンタ部250、上記各部の動作、処理を制御する制御部
230から構成される。
【0011】図2〜図4に画像通信装置100の処理に
ついて説明する。
【0012】まず、図2を用いて画像通信装置100全
体の処理について説明する。
【0013】S101では、画像通信装置100がクラ
イアント端末300からジョブ要求を受信したかどうか
をチェックする。ジョブ要求を受信していない場合(S
101、No)、原稿排出指示S300に進む。ジョブ
要求を受信した場合(S101、Yes)、S102に
進む。S102では、ADF部210に載置された原稿
を1枚づつ読み取る処理が同一クライアント端末によっ
て継続中であって、ディジタル複写機200が待機状態
となっているかどうかをチェックする。待機中でない場
合(S102、No)、S104で、ジョブ要求を送信
したクライアント端末を識別するためのユーザー名、I
D番号のクライアント情報を待ち行列記憶部105に格
納し、読取処理S200に進む。また、待機中の場合
(S102、YES)、S103に進む。S103では、
既に前回のS104の処理により格納されているクライ
アント情報と、新たに受信したジョブ要求のクライアン
ト情報とを比較し、受信したジョブ要求が、画像読取処
理を継続中のクライアント端末から送信されたものであ
るか、あるいは、別のクライアント端末から送信された
ものであるかを判断する。異なるクライアント端末の場
合(S103、No)、原稿排出指示S300に進む。
同じクライアント端末の場合(S103、Yes)、読
取処理S200に進む。S200では、デジタル複写機
200に画像読取処理を実行させ、得られた画像データ
をクライアント端末に送信する。S200の詳細は図3
を用いて後述する。S400では、ジョブ要求がプリン
ト要求であれば画像データ蓄積部102に格納された画
像データのプリントをデジタル複写機200に実行させ
る。また、S300は、ADF部210を用いて原稿台
226上の原稿の排出、原稿セットトレイ211上の原
稿の排出及び原稿搬入口212にある原稿の排出を行う
ための処理である。S300の詳細は図4を用いて後述
する。S300を実行後、スタートに戻り、S101か
ら開始する。
【0014】図3を用いて、図2の画像読取処理S20
0の詳細を説明する。S201では、クライアント端末
から送信されてきたジョブ要求が画像読取要求であるか
どうかを判断する。画像読取要求でない場合(S20
1、No)、S210で、デジタル複写機200が待機
中かどうかを判断し、待機中の場合(S210、Ye
s)、S211で、待機中の解除を行い(即ち、他のク
ライアント端末のジョブ要求を受け付け可能な状態とす
る)、S212で原稿の排出要求信号の出力を行う。画
像読取要求の場合(S201、Yes)、読取要求信号
送信S202以下を実行する。S202では、画像通信
装置100から、ディジタル複写機200に対し、画像
読取要求信号を送信する。ディジタル複写機200は、
画像読取要求信号を受信し、ADF部210による原稿
の搬入動作、スキャナ部220の画像読取処理を実行
し、読み取った画像データを、画像通信装置100に送
信する。S203では、ディジタル複写機200から送
信される画像データを画像I/F部を介して受信する。
S204では、ディジタル複写機200へその動作状態
を要求する状態要求信号を送信する。S205では、デ
ィジタル複写機200からの状態信号を受信し、画像デ
ータの読み取りが正常に終了したことを確認する。S2
06では、ディジタル複写機200から受信した画像デ
ータを画像データ処理部103で、必要に応じて画像処
理、符号化処理を行い、読取要求を行ったクライアント
端末に画像データを画像データ蓄積部102から読み出
して送信する。S207では、ADF部210にまだ読
み取っていない次の原稿があるかどうかをセンサーSE
11、SE12(図8参照)の原稿検出状態に応じて判
断する。次の原稿がない場合(S207、No)、S2
10で待機中かどうかをチェックし、待機中である場合
は、S211で待機状態を解除し、S212で原稿台2
26上の原稿、原稿セットトレイ211上原稿、及び、
原稿搬入口212にある原稿を排出させるための原稿排
出信号をデジタル複写機200に送信し、読取処理を終
了する。次の原稿がある場合(S207、Yes)、待
機中設定S208を実行する。S208では、ADF部
210にセットされた残り上の原稿の画像読取処理を継
続するために、動作状態を待機中にし、他のクライアン
ト端末からのジョブ要求を受け付けない状態とする。S
209では、待機中を一定時間維持するための、タイマ
ーを設定する。また、S201の後に、S207と同様
のステップを入れても良い。この場合、ADF部210
に原稿があるならばS202以下を実行し読み取りを行
う。原稿がない場合、S210に進み、読み取りは実行
しない。このようにADF部210に原稿がないと読み
取りを実行できないようにすることでADF210上に
原稿があるものと操作者が思い、読取要求を行ってしま
った場合には読み取りが実行できないことからADF部
210に原稿がないことを操作者は認識することができ
る。
【0015】次に図4を用いて、図2の原稿の排出指示
S300の詳細を説明する。S301では、待機中であ
るかどうかを判断する。待機中でない場合(S301、
No)、なにも処理を行わずこのサブルーチンを抜け
る。待機中である場合(S301、Yes)、S302
に進む。S302では、図3のS209でセットしたタ
イマーを用いて、前回の画像読取処理終了から設定した
時間以上経過したかどうかを判断する。設定時間以上経
過していない場合(S302、No)、なにも処理を行
わずこのサブルーチンを抜ける。設定時間以上経過して
いる場合(S302、Yes)、待機中解除S303を
実行する。S303では、待機中を解除し、即ち、他の
クライアント端末からの要求を受け付け可能な状態と
し、ADF部210を用いた画像読取処理を終了する。
S304では、画像読取処理中断で、原稿が原稿セット
トレイ211、原稿搬入口212及び原稿台226上に
残るため、その原稿をADF部210を用いて自動排出
させるための原稿排出信号をディジタル複写機200に
送信する。S305では画像読取のジョブ要求を行なっ
ていたクライアント端末に読取処理が中断されたことを
通知する。クライアント端末は、その通知を受けて、表
示部に、例えば、「読取処理が中断されました。原稿が
排出されます。」といったメッセージを表示する。
【0016】ディジタル複写機200は、画像通信装置
100から原稿排出信号を受信すると、原稿台226上
に残っている原稿(SE13で検出されているもの)を
ADF部210を動作させて排出する。また、ADF部
210は後述するように原稿台226上へ次の原稿を搬
送するために予め原稿の一部を送り出すよう構成されて
おり、この一部送り出された原稿(SE12で検出され
ているもの)も排出する。また、原稿セットトレイ21
1に残っている原稿(SE11で検出されているもの)
をADF部210を動作させて排出する。
【0017】以上の処理により、ADF部210を用い
た画像読取処理で、前回の画像読取終了から、一定時間
内は待機状態とし、他のクライアント端末からのジョブ
要求を受け付けず、上記設定時間内に、同じクライアン
ト端末から次の画像読取要求があった場合、ADF部2
10を用いた画像読取処理を続行することが可能とな
る。また、上記設定時間内に、同じクライアント端末か
ら次に画像読取要求がなかった場合、ADF部210を
用いた画像読取処理を終了し待機状態を開放するため、
他のジョブ要求が実行可能となる。また、ADF部21
0に次の原稿がない場合、上記設定時間経過を待たず
に、待機状態を開放するため、他のジョブ要求を受け付
け可能となり、不必要な待ち状態をなくすことができ
る。
【0018】図5、図6、図7にクライアント端末30
0、画像通信装置100、ディジタル複写機200との
通信の例を示す。
【0019】図5は、ADF部210を用いた画像読み
取りを行う最初の処理及び、初めの原稿の画像読み取り
終了後、一定時間内に、次の原稿の画像読み取りを行っ
た場合の通信例を示す。
【0020】図6は、前回の原稿の画像読み取り終了
後、一定時間内に次の画像読取要求がなく、タイムアウ
トが発生したため、 ADF部210を用いた画像読取
処理を中断し、原稿を排出する通信例を示す。
【0021】図7は、ADF部210上の最後の原稿の
画像読み取りが終了し、ADF部210上に次原稿がな
くなり、原稿台226上に残っている原稿を排出し、A
DF部210を用いた画像読取処理を終了した場合の通
信例を示す。
【0022】図8にADF部210が装着されたディジ
タル複写機200の構成を示す。
【0023】画像読取要求があった場合、ADF部21
0の原稿セットトレイ211に置かれた原稿は、原稿搬
入口212に1枚ずつ搬入され、搬送ベルト213によ
って、原稿台226上の所定の位置まで搬送される。
【0024】すでに、原稿台226上に原稿がある場合
は、上記の原稿搬入動作と同時に、搬送ベルト213に
よって原稿台226上の原稿を搬送し、原稿排出口21
4に排出する。ADF部210の原稿セットトレイ21
1には、原稿の有無を検出するセンサーSE11が装着
されていて、このセンサーSE11が検出した原稿セッ
トトレイ211上の原稿の有無の情報は、I/F部24
0を経由して、画像通信装置100の画像I/F部10
7に送信される。画像読取要求があった場合、スキャナ
部220のランプ225が点灯し、ミラー222、22
3、224が移動することにより、原稿台226上の原
稿からの反射光を順次、CCD221に導き、CCD2
21は、光電変換を行い、得られた電気信号をディジタ
ル化し、画像データを出力する。この画像データは、I
/F部240を経由して、画像通信装置100の画像I
/F部107に送信され、画像データ蓄積部102に蓄
積される。必要に応じて、画像データ処理部103で処
理され、通信I/F部101を介して、クライアント端
末300に送信される。
【0025】原稿排出要求があった場合、搬送ベルト2
13によって原稿台226上の原稿を搬送し、原稿排出
口214に排出する。また、すでに原稿搬入口212に
送り込まれている原稿についても、搬送ベルト213に
より原稿台226上に搬送し、原稿排出口214に排出
する。さらに、原稿セットトレイ211上の原稿も排出
する。
【0026】図8に示すディジタル複写機200の、A
DF部210の、原稿セットトレイ211および、原稿
搬入口212、および原稿台226にはそれぞれ原稿の
有無を検出するセンサーSE11、SE12、SE13
があり、各々の位置での原稿の有無を検出し、メイン制
御部230はそれらのセンサーの情報を得ることができ
る。さらにメイン制御部230は、I/F部240を通
じて画像通信装置100に、各々の位置での原稿の有無
の情報を送信することが可能である。また、ADF部2
10は、原稿セットトレイ211上に載置された原稿の
うち、次に原稿台226上に搬入される原稿を、あらか
じめ原稿搬入口212まで送り込むことが可能である。
従って、ADF部210を用いて画像取り込み処理を継
続している間は、あらかじめ次原稿を原稿搬入口212
まで送り込み、原稿台226上の原稿を排出する動作と
同時に、原稿搬入口212の次原稿を原稿台226上に
搬入する。
【0027】ADF部210を用いた画像読取処理を途
中で終了し、原稿を排出する際は、原稿台226上の原
稿および、あらかじめ原稿搬入口212に送り込まれて
いる原稿を排出し、原稿セットトレイ211の原稿もす
べて、排出トレイ214に排出する。
【0028】図9、図10、図11、図12を用いて、
ディジタル複写機200での処理について説明する。
【0029】まず図9を用いてディジタル複写機200
全体の処理について説明する。S410では、画像通信
装置100からジョブ要求を受信したかどうかを判断す
る。ジョブ要求を受信していない場合(S410、N
o)、処理を実行せず、リターンする。画像通信装置1
00からジョブ要求を受信した場合(S410、Ye
s)、S420に進む。S420では、上記受信ジョブ
要求が読取要求信号であるかどうかを判断する。読取要
求信号である場合(S420、Yes)、読取処理S5
00を実行する。読取処理S500の詳細な説明は図1
0を用いて後述する。読取要求信号でない場合(S42
0、No)、S440に進む。S440では、上記受信
ジョブ要求が原稿排出要求信号であるかどうかを判断す
る。原稿排出要求である場合(S440、Yes)、原
稿排出処理S600を実行する。原稿排出処理S600
の詳細な説明は図11を用いて後述する。
【0030】原稿排出要求でない場合(S440、N
o)、S450に進む。S450では、上記受信ジョブ
要求が状態要求信号であるかどうか判断する。状態要求
信号である場合(S450、Yes)、状態信号送信処
理S650を実行する。状態進行処理S650の詳細な
説明は図12を用いて後述する。状態要求信号でない場
合(S450、No)、上記受信ジョブ要求は、読取要
求、原稿排出要求、状態要求のいずれでもないジョブ要
求と判断し、そのジョブ要求の内容に応じたその他の処
理S700を実行する。その他の処理S700として
は、プリント処理等があるが、説明は省略する。
【0031】図10を用いて、図9の読取処理S500
について説明する。
【0032】S501では、すでに原稿台226上に原
稿がある場合は、その原稿を排出し、あらかじめ原稿搬
入口212まで送り込まれた次原稿がある場合はその原
稿を原稿台226上に搬入する。原稿搬入口212に原
稿がない場合は、原稿セットトレイ211上に置かれた
原稿の内1枚を、原稿台226上に搬入する。S502
では、スキャナ部220を用いて、原稿台226上に搬
入された原稿の画像の読み取りを開始し、S503で
は、メイン制御部104は、スキャナ部220から得ら
れた画像データを、I/F部240を介して、画像通信
装置100に送信する。S503で画像データ送信後、
S504で、ADF部210に設けられたセンサーSE
11、SE12,SE13の原稿検出状態を確認する。
【0033】次に図11を用いて、原稿排出処理S60
0について説明する。S601では、原稿セットトレイ
211に原稿があるかどうかセンサーSE11の検出状
態から判断する。原稿セットトレイ211に原稿がない
場合(S601,No)、S602に進む。原稿セット
トレイ211に原稿がある場合(S601、Yes)、
原稿セットトレイ211の原稿及び原稿搬入口212に
ある原稿の排出処理を行う(S603)。S602で
は、原稿搬入口212に原稿があるかどうかセンサーS
E12の検出状態から判断する。原稿搬入口212に原
稿がない場合(S602、No)排出すべき原稿がない
ため、ADF部210の排出動作を行わない。原稿搬入
口212に原稿がある場合(S602、Yes)原稿搬入
口212にある原稿を排出する(S604)。次に図1
2を用いて状態信号送信処理S650について説明す
る。S660でクライアント端末300に動作状態信号
を送信してリターンする。
【0034】本実施例では、前回の画像読取処理終了か
ら設定した時間以上経過した場合、あるいは、ADF部
210にまだ読み取っていない次の原稿がない場合、原
稿をADF部210を用いて自動排出させるための原稿
排出信号をディジタル複写機200に送信して、原稿台
226上に残っている原稿及び原稿台226上へ次の原
稿を搬送するために予め原稿の一部送り出された原稿、
原稿セットトレイ211に残っている原稿をADF部2
10を動作させて排出するものを説明したが、オペレー
タがクライアント端末から画像読取処理を中断させる指
示をした場合においても、原稿排出信号をディジタル複
写機200に送るように構成しても良い。また、本実施
例では、ADF部210を備えたディジタル複写機20
0と画像通信装置100と複数のクライアント端末30
0とが接続された画像読取システムについて説明してい
るが、画像通信装置を含む画像読取装置と複数のクライ
アント端末との画像読取システム、あるいは画像通信装
置を含むクライアント端末と画像読取装置との画像読取
システムであっても良い。また、クライアント端末との
通信が可能な自動原稿搬送装置を備えたディジタル複写
機単体においても本発明は適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動原稿搬送装置を用いた画像読み取りにおいて、途中で
中断された場合も、原稿セットトレイに残された原稿が
自動的に排出されるため、利用者は離れた場所からでも
自動原稿搬送装置を用いることができるのを確認するこ
とができる。また、利用者は、排出口のトレイにある原
稿を回収するので回収が容易である。従って、不要な操
作、誤操作を避けることができ、また、不必要な待ち時
間をなくし、利便性の高い画像通信システムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像通信システムの全体構成を示すブロック図
である。
【図2】画像通信装置100の全体的なフローチャート
である。
【図3】図2における読取処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図4】図2における原稿排出指示のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図5】クライアント端末300、画像通信装置10
0、ディジタル複写機200との通信手順を示す図であ
る。
【図6】クライアント端末300、画像通信装置10
0、ディジタル複写機200との通信手順を示す図であ
る。
【図7】クライアント端末300、画像通信装置10
0、ディジタル複写機200との通信手順を示す図であ
る。
【図8】ディジタル複写機200の概略構成断面図であ
る。
【図9】ディジタル複写機200の全体的なフローチャ
ートである。
【図10】図7の読取処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図11】図7の原稿排出処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図12】図7の状態信号送信処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
100 画像通信装置 200 ディジタル複写機 300 クライアント端末 400 ネットワーク 101 通信I/F部 102 画像データ蓄積部 103 画像データ処理部 104 メイン制御部 105 待ち行列記憶部 106 稼働状態管理部 107 画像I/F部 210 ADF部 220 スキャナ部 230 制御部 240 I/F部 250 プリンタ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して接続された複数の端末
    とこれら複数の端末で共用する自動原稿搬送装置を備え
    た画像読取装置とからなる画像読取システムにおいて、 端末に設けられ、画像読取装置に対し、読取要求を指示
    する読取指示手段と、 読取要求に応じて、端末を画像読取装置に接続し、自動
    原稿搬送装置の原稿載置台に載置されている複数枚の原
    稿の中から1枚、画像読取装置の原稿読取位置まで搬送
    し、搬送された原稿を画像読取装置で読み取るよう制御
    する読取制御手段と、 端末と画像読取装置との接続が解除されたとき、原稿読
    取位置にある原稿および原稿載置台にある原稿を排出す
    るよう指示する排出指示手段とを有することを特徴とす
    る画像読取システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像読取システムにおいて、
    端末と画像読取装置との接続が解除された場合、前記読
    取要求を指示した端末に通知を行う通知手段とを有する
    ことを特徴とする画像読取システム。
  3. 【請求項3】 通信回線を介して接続された複数の端末
    で共用する自動原稿搬送装置を備えた画像読取装置にお
    いて、 端末から送られてくる読取要求を受信する読取要求受信
    手段と、 読取要求に応じて、端末と画像読取装置とを接続し、自
    動原稿搬送装置の原稿載置台に載置されている複数枚の
    原稿の中から1枚、原稿読取位置まで搬送し、搬送され
    た原稿を読み取るよう制御する読取制御手段と、 端末と画像読取装置との接続が解除されたとき、原稿読
    取位置にある原稿および原稿載置台にある原稿を排出す
    るよう指示する排出指示手段とを有することを特徴とす
    る画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の画像読取装置において、端末
    との接続が解除された場合、前記読取要求を指示した端
    末に通知を行う通知手段とを有することを特徴とする画
    像読取装置。
JP10014297A 1998-01-27 1998-01-27 画像読取システム及び画像読取装置 Pending JPH11215297A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011033963A1 (ja) * 2009-09-18 2011-03-24 村田機械株式会社 画像読取装置及び原稿搬送方法

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