JPH11213387A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPH11213387A
JPH11213387A JP886698A JP886698A JPH11213387A JP H11213387 A JPH11213387 A JP H11213387A JP 886698 A JP886698 A JP 886698A JP 886698 A JP886698 A JP 886698A JP H11213387 A JPH11213387 A JP H11213387A
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JP
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laser
bump
irradiation
glass substrate
optical system
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JP886698A
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Seiji Imamura
清治 今村
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】連続発振型のレーザー光から得たパルスレーザ
ー光を用いてガラス基板にバンプを形成するテクスチャ
ー加工において、バンプ高さのバラツキが少なく、且つ
加工時間の短縮化を実現できる磁気記録媒体の製造方法
を提供する。 【解決手段】 集光スポットをガラス基板8に照射する
際、予め、集光スポットの照射断面を楕円形状ないし長
円形状とし、その短径dS をガラス基板8の周方向に揃
えておく。パルス幅内で基板8が周方向へ相対的に移動
し、集光スポットが実線で示す照射開始時点から一点鎖
線で示す照射途中時点を経て二点鎖線で示す照射終了時
点にかけ相対的に短径方向へ走査される。結果的に照射
領域が略円形状となり、擬似円形のコーン状バンプが形
成される。レーザーのパワー密度を増強せずに、パルス
幅と長円率を最適化することにより、基板8の相対回転
を高速化しても、所定のバンプ高さとバンプ平面形状の
円形化を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク等の
磁気記録媒体の製造方法に関し、特に、媒体表面に凹凸
面を反映させるためのレーザービームを用いたテクスチ
ャー加工工程に関する。
【0002】
【従来の技術】固定磁気ディスク装置においては、ディ
スク停止時には磁気ヘッドスライダーがディスク内周側
のCSS(コンタクト・スタート・ストップ)領域で接
触状態にあり、稼動時にのみ磁気ヘッドスライダーが空
気膜の作用で表面から僅かに浮上して、ディスク外周側
のデータ領域で情報の読み取り動作又は書込み動作を行
うCSS方式が主として採用されている。CSS領域で
はヘッド接触摺動−ヘッド浮上−ヘッド接触摺動が繰り
返して行われるため、記録密度の向上を図るにはディス
クの高速回転化とヘッド浮上高さの低減化が必要である
ことから、摺動の耐久性や安定性が要求されている。こ
れらの要求を満たすには、ディスク表面の保護膜,潤滑
膜の特性と並んで、ディスク表面の粗面化による摩擦係
数の低減化を求められる。
【0003】このディスク表面の粗面化処理はテクスチ
ャー加工(テクスチャリング)と呼ばれ、基板表面に所
定の凹凸形状を付与するものである。磁気ディスクには
一般的にアルミニウム基板が用いられているが、近年で
は、平坦度,剛性等に優れているガラス基板も用いられ
るようになっている。アルミニウム基板の場合、テクス
チャー加工方法としては機械的研磨が主流であるが、ガ
ラス基板の場合、リソグラフィー,印刷技術を用いたエ
ッチング,或いはフィルムテクスチャーと呼ばれるスパ
ッタ技術などが知られている。
【0004】更に昨今では、上述の湿式或いは複雑工程
プロセスを経ないでテクスチャー加工が可能な乾式テク
スチャーが主流を占めるようになって来た。即ち、この
乾式テクスチャー加工はレーザービームを集光して微小
スポットを基板表面にパルス照射し、溶解凝固させて凹
凸部(バンプ)を生成するものである。基板の表面材質
に合わせてレーザー種,波長,レーザー出力などを選定
することで所定のバンプ形状を得ることが可能である。
【0005】このレーザー・テクスチャー加工は、Ni
Pメッキ被膜付アルミニウム基板には、ごく一般に用い
られる技術となっており、様々なバンプ形状を得ること
ができる。図7(a)〜(d)はそれぞれ異なるバンプ
形状の断面を示す拡大断面図である。これらのバンプ形
状はレーザーのエネルギー密度(又はパワー密度),レ
ーザーのパルス幅や波長,基板とレーザービームとの相
対速度などの組み合わせにより決定できる。
【0006】例えば、NiPメッキ被覆付きアルミニウ
ム基板の場合、バンプを形成する加工条件としては、レ
ーザー種はNd:YVO4 レーザーのQスイッチパルス
発振型で、波長は1.06μm 、パルス幅は20〜150 nsec
(〜350nsec )、レーザービームの集光スポット径は10
〜30μm 、レーザーのパルスエネルギーは1〜10μJ /
p、パルス繰り返し周波数10〜100 KHzの範囲で、バン
プ径φ(図7(a)の場合は突起頂点間の距離、図7
(b)〜(d)については最外周の突起頂点間の距離)
は5〜25μm で、バンプ高さh(図7(a)の場合は基
板表面と突起頂点との距離、図7(b)〜(d)につい
ては基板表面と最高突起頂点との距離)は70〜1000Åの
バンプが通常形成される。
【0007】ところが、近年、高記録密度・高信頼性の
要求が高まるにつれ、これらのバンプを形成する場合、
例えばバンプ高さhのバラツキに対する精度要求がます
ます高まっている。このバンプ高さhのバラツキは、レ
ーザー照射側ではレーザーの出力のバラツキ、基板側で
は表面性状(面粗さ,NiPメッキ被膜の成分濃度,表
面酸化度)などの微妙な違いによって起こる。
【0008】通常、上述のQスイッチパルス発振型のレ
ーザー(Nd:YVO4 レーザー,Nd:YAGレーザ
ー,Nd:YLFレーザーなどの固体レーザー)から射
出するパルスレーザー出力のピーク値は10数Wから数10
0 Wに及ぶものである。例えば、NiPメッキ被膜付ア
ルミニウム基板の場合、バンプ径φは10μm 、バンプ高
さ280 Åのバンプ形成を行うとき、レーザー出力エネル
ギー3μJ/p,パルス幅150nsec のパルスレーザー出
力のピーク値は20Wになる。この場合のレーザー照射パ
ワー密度は2.7 ×107 W/cm2 にもなる。バンプ(高さ
280 Å) の基板のCSS領域上に形成する数は数万個〜
20数万個にもなるが、バンプ高さhのバラツキ(σ/
h,σは標準偏差)は4〜5%にもなる。Qスイッチパ
ルス発振型のレーザーの場合、平均レーザー出力は高性
能タイプでも±1〜3%のバラツキ(24時間以上連続稼
働時)がある。また、バンプ高さhの管理のため定期的
なレーザーのメンテナンス,バンプの品質管理のための
抜き取り検査の頻度数などを考えると、生産上のコスト
アップの要因の一つとなっている。
【0009】他方、ガラス基板へのレーザーテクスチャ
ー方式には、ガラス基板上に薄膜(例えばNiPメッキ
被膜)を付けておき、その被膜上にレーザーを照射して
バンプを形成する方式(以下、レーザー薄膜付加方式と
いう)と、ガラス基板に直接レーザーを照射してバンプ
を形成する方式(以下、レーザーダイレクト加工方式と
いう)とがある。レーザー薄膜付加方式は従来のNiP
メッキ被膜アルミ基板のバンプ形成方式にほとんど類似
するため、技術的信頼性の点で有利となっている。ま
た、レーザーダイレクト加工方式はレーザー薄膜付加方
式に比べ工数低減の点で有利となっている。以下、レー
ザーダイレクト加工方式について説明する。
【0010】レーザーダイレクト加工方式に使用される
レーザーには、炭酸(CO2 )レーザー,Nd:YAG
レーザー/Nd:YVO4 レーザー/Nd:YLFレー
ザーの第2高調波,第3高調波,第4高調波及びアルゴ
ンレーザー,エキシマレーザーがある。ガラス基板の材
質は上記レーザー光を吸収し易いように選定される。
【0011】特に、上記のCO2 レーザー(波長10.6μ
m )以外のレーザーはいずれも可視光レーザー,紫外線
レーザーで、波長域0.532 μm 〜0.248 μm にあり、こ
の帯域にレーザー光を吸収し易いガラス基板が各メーカ
ーから各種提供されている。
【0012】ところが、ガラス基板へのレーザーダイレ
クト加工方法は、NiPメッキ被膜付アルミニウム基板
へのバンプ形成の場合に比べて、数倍から10数倍以上の
レーザー出力エネルギーを必要とする。上述した第2高
調波(波長0.532 μm ),第3高調波(波長0.355 μm
),第4高調波(波長0.266 μm )の場合、レーザー
出力の安定確保が難しく、レーザー出力安定度は、(±
2〜3%)〜(±10数%)と高次のレーザーになるほど
悪化し、またバンプ高さhのバラツキは(±5〜7%)
〜(±20数%)と大きくなる。
【0013】また、レーザーダイレクト加工方法におい
て、例えばエキシマレーザーを用いる場合、産業用とし
て利用できる放電励起レーザーはパルス発振寿命の点で
問題がある。つまり、基板の片面だけでも数万個〜20数
万個のバンプを形成させるという観点からすれば産業用
として対応することができない。ただ、エキシマレーザ
ーのビーム断面形状が矩形大面積であるという利点を活
かし、予めマスクに多数の孔を形成しておき、マスク投
影法で一度に多数のバンプを形成するという方法も提案
できる。しかし、矩形断面ビームのレーザー出力分布の
均一性は技術的に克服されていないのが現状である。
【0014】CO2 レーザーの場合、波長の長い近赤外
線レーザー(波長10.6μm )であることから、バンプの
高密度化,低バンプ高さの要求により、集光スポット径
を小さく絞る(φ10μm のバンプ径)ことは難しい。
【0015】ところで、ガラス基板へのレーザーダイレ
クト加工方式によるバンプの形成の場合、上述のQスイ
ッチパルス発振型のレーザーでは、例えば、Nd:YA
Gレーザーの第2高調波,第3高調波,第4高調波でそ
れぞれバンプ形成すると、バンプ径φ10μm ,バンプ高
さ100 〜 300Åのコーン状( 突起状) のバンプが形成で
きる。NiPメッキ被膜付アルミニウム基板の場合のよ
うな多種類のバンプ形状にはならず、コーン状バンプ
か、図7(a)に示す如くのV形穴状バンプである。通
常は、加工条件の自由度や品質の点で、コーン状バンプ
が主流となっている。従って、以下ことわらない限り、
バンプ形状はコーン状であるものとする。
【0016】レーザーダイレクト加工方法において、可
視光レーザーであるArレーザー(波長0.515 μm )の
場合、連続発振型のレーザービームをEOM(電気光学
変調)のパルス変調器によりパルス化した後、そのパル
スレーザー光をガラス基板に集光照射するものである。
このEOM法では、パルス幅が数10nsec〜0.999secまで
任意に可変でき、パルス繰り返し周波数も1Hz〜数10M
Hzまで可変できる。また、バンプ高さhのバラツキは、
Qスイッチパルス発振型のレーザーに比べて、極めて小
さくなる。連続発振型のレーザー出力安定度が±0.2 %
レベルと極めて小さくできるからである。更に、このE
OM法は高速パルス発振に匹敵するため、CSS領域の
数万個〜20数万個に及ぶバンプ数を形成するテクスチャ
ー加工において加工時間の短縮化が実現できる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際、
アルミニウム基板に対しては高速加工が可能であるもの
の、ガラス基板に対しては前述したようにレーザーの出
力エネルギーがアルミニウム基板に比べて数倍から10数
倍も必要となるので、高速加工が難しい。即ち、連続発
振型のレーザー光から得たパルスレーザー光は出力のピ
ーク値が高々2〜3W程度に過ぎないため、実際に、バ
ンプ形成に必要なレーザーの出力エネルギーを確保する
ためには、パルス幅としては数μsec 〜30数μsec が必
要で、Qスイッチパルスレーザーの場合のパルス幅(数
10nsec〜数100nsec )に比べ相当長いものとなる。現在
の産業用の市販のArレーザーの場合、発振器レベルで
の最高出力は5W程度であり、EOM変調器,パワーコ
ントローラ,ミラー,集光レンズを通過する光路上で減
衰するため、ガラス基板上に実質的に照射できる有効な
レーザー出力は1〜1.5 Wにまで落ちてしまう。そのた
め、例えば、バンプ径φ3μm ,バンプ高さ280 Åを形
成する場合、その加工条件は、ピーク出力1W,パルス
幅20μsec ,出力エネルギー20μJ/pとなる。
【0018】このように、パルス幅が長くなると、CS
S領域へのテクスチャー加工時間が遅くなる。即ち、C
SS領域へのバンプ形成法は、ガラス基板を回転させな
がらパルスレーザーを集光照射するものであり、その回
転速度が高速になると、レーザーパルス幅内で基板表面
が相対的に移動する距離が長くなるため、結果的に、楕
円形状ないし長円形状の非対称バンプ形状が形成される
ことになるので、回転速度を高速化できず、従って、テ
クスチャー加工時間が遅くなる。例えば、基板の回転数
を100 RPMとしたとき、基板(ディスク)中心から半
径方向距離20mmの位置での相対移動距離は約4.2 μm に
もなる。ここで、バンプ形状が長円形であると、CSS
の摩擦係数が増大してしまう。
【0019】そこで、上記問題点に鑑み、本発明の課題
は、連続発振型のレーザー光から得たパルスレーザー光
を用いてガラス基板にバンプを形成するテクスチャー加
工において、バンプ高さのバラツキが少なく、且つテク
スチャー加工時間の短縮化を実現できる磁気記録媒体の
製造方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の講じた手段は、連続発振型のレーザー光を
電気光学変調でパルス化し、そのパルス・レーザービー
ムを相対的に回転するガラス基板の表面に集光スポット
照射してバンプを形成するテクスチャー加工工程を含む
磁気記録媒体の製造方法において、上記集光スポットの
照射断面は上記ガラス基板の周方向に短径を揃えた長円
形状であることを特徴とする。
【0021】パルス幅内で基板が周方向へ相対的に移動
するため、集光スポットが相対的に短径方向へ一時的に
走査されることになるが、長円形状の集光スポットの照
射断面の短径がガラス基板の周方向に揃っているため、
その間、短径方向に集光スポットが引きずられるので、
結果的に照射領域が略円形状となる。このため、この略
円形状の照射領域を中心としてガラス材の融解凝固が促
され、その故、擬似円形のコーン状バンプが形成され
る。レーザーのパワー密度を増強せずに、パルス幅と長
円率を最適化することにより、基板の相対回転を高速化
しても、所定のバンプ高さとバンプ平面形状の円形化を
実現できる。テクスチャー加工時間の短縮化を達成で
き、生産性の大幅向上を実現できる。
【0022】上記長円形状の長径と短径の差が上記パル
ス・レーザービームのパルス幅と上記ガラス基体の照射
点での相対的周速度の積に略等しい関係を持たせた場
合、集光スポットの照射領域をより擬似円形状に近づけ
ることができるため、バンプ平面形状の円形化が容易と
なる。
【0023】この照射断面長円形の集光スポットを得る
には、電気光学変調器の後段に平行ビーム断面変形光学
系を用いることが好ましい。非点収差型の集光レンズ系
でも照射断面長円形の集光スポットを得ることができる
ものの、基板との距離や焦点距離の調整などが煩雑とな
る。平行ビーム断面変形光学系を用いると、集光レンズ
系を変えずに済み、メンテナンスの容易化にも役立つ。
【0024】平行ビーム断面変形光学系としては、斜入
射のプルズム系,トーリックレンズ系などを用いること
ができるものの、シリンドリカルレンズ光学系を用いる
ことが好ましい。光学構成が簡単で、照射断面長円形の
所望サイズの長径と短径を比較的容易に作成できる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る磁
気記録媒体の製造方法に用いるレーザー加工装置を示す
ブロック図、図2(a)はそのレーザー加工装置におけ
るシリンドリカルレンズ光学系を示す平面図、図2
(b)はそのシリンドリカルレンズ光学系を示す正面図
である。
【0026】レーザー加工装置は、図1に示す如く、連
続発振型のレーザー発振器(例えばArレーザー発振
器)1と、これから射出したビーム断面円形状(直径D
0 )の連続レーザービーム2aを通過させてレーザー出
力を安定化させるパワースタビライザ3と、その連続通
過ビーム2bを電気光学変調(EOM)により任意のパ
ルス幅とパルス繰り返し周波数でパルス化するためのパ
ルス変調器4と、そのパルスレーザ2cのビーム断面円
形状を楕円形状ないし長円形状に変形させるためのシリ
ンドリカルレンズ光学系5と、そのシリンドリカルレン
ズ光学系5の水平射出ビーム2dを垂直下方へ偏向する
ための反射板6と、その反射ビーム2eを集光して集光
ビーム2fをスピンドルモータ9により回転されるディ
スク状のガラス基板8の表面にスポット照射する集光レ
ンズ7とを有している。集光ビーム2fの照射断面はガ
ラス基板8の周方向に短径を揃えた長円形状(楕円形
状)となっている。従って、その長円形状の長径はガラ
ス基体7の半径方向に揃っている。
【0027】本例のシリンドリカルレンズ光学系5は、
図2に示す如く、入射側シリンドリカルレンズ(円柱レ
ンズ)L1 と、これと平行の射出側シリンドリカルレン
ズL2 とから成り、細い平行ビームを太い平行ビームに
変換するX軸一次元のコリメータ(ビームエキスパン
ダ)であり、対物レンズたるレンズL1 とコリメータレ
ンズたるレンズL2 間では共心光線を形成するように、
レンズ間距離をレンズL1 の焦点距離f1 とレンズL2
の焦点距離f2 との和に設定してある。入射ビーム2c
のメリジオナル光線(主光線と光軸を含む平面内に含ま
れる光線)のビーム径についての拡張倍率はf2 /f1
(>1)であり、サジタル光線(主光線と光軸を含む平
面に直交する平面内に含まれる光線)はシリンドリカル
レンズの母線に揃っているため、その拡張倍率は1であ
る。このため、射出ビーム2dのビーム断面は短径DS
(=D0 )で長径DL (=D0 2 /f1 )の楕円形状
となる。
【0028】ここで、一般に、集光レンズ通過後におい
て、レーザービームの集光スポット径d0 は次式で与え
られる。 d0 =(Kfλ)/D …(1) なお、Kはマルチモード係数(レーザー発振器の固有の
特性で決まる値) Dは集光レンズに入射する前のレーザービームの直径 fは集光レンズの焦点距離 λはレーザー光の波長 この式から、レーザー光の集光スポット径d0 は入射レ
ーザー光の光束径Dに反比例する。従って、本例では、
集光レンズ2eの入射ビーム2eの長径がガラス基板8
の周接線方向に揃い、短径がガラス基板8の半径方向に
揃うように設定されている。
【0029】この結果、ガラス基板8に照射する集光ス
ポットの短径dS と長径dL は次式で与えられる。 dS =(Kfλf1 )/(D0 2 ) …(2) dL =(Kfλ)/D0 …(3) 楕円形状の集光スポットの照射断面の短径dS がガラス
基体8の周方向に揃っているため、パルス幅t内で基板
8が周方向へ相対的に移動するので、図3に示す如く、
その間、集光スポットが実線で示す照射開始時点から一
点鎖線で示す照射途中時点を経て二点鎖線で示す照射終
了時点にかけ相対的に短径方向へ一時的に走査されるこ
とになる。その間、短径方向に集光スポットが引きずら
れるため、結果的に照射領域が略円形状となるので、こ
の略円形状の照射領域を中心としてガラス材の融解凝固
が促され、その故、擬似円形のコーン状パンプが形成さ
れる。
【0030】略円形状の照射領域を得るためには、ガラ
ス基体8のスポット照射位置での相対的周速度をVとす
ると、次式を満足させることが望ましい。 Vt=dL −dS …(4) ここで、Vtは、相対的移動距離、即ち集光スポットの
引きずり長さで、dL−dS は長径と短径の差である。
なお、周速度VはCSS領域(基板内周側領域)では略
一定と見做すことができる。
【0031】集光スポットの引きずり長さが短径を超え
る場合は、照射開始時点の集光スポットと照射終了時点
の集光スポットとが重ならなくなり、レーザーのパワー
密度がガラス材に稠密に集中し難くなる。かかる場合、
引きずり長さVtを短径未満に抑えることが必要とな
り、かかる場合、次式が成立する。
【0032】 dL −dS <dS …(5) 従って、長円率(楕円率)=f2 /f1 を、1〜2以内
に抑えることも有効と言える。
【0033】また、レーザー光の集光スポットサイズの
うち中心部のパワー密度が最大で、周辺部は低くなるこ
とから、略円形状の照射領域のうち中心部のパワー密度
をできるだけ強くすると、歪みの少ない真円状のコーン
状バンプが得やすい。かかる場合、照射開始時点の集光
スポットの中心部が照射終了時点の集光スポットの周辺
に収まっていると、略円形状の照射領域の中心部のパワ
ー密度を強くできる。
【0034】かかる場合、、次式が成立する。
【0035】 dL −dS <dS /2 …(6) 従って、長円率(楕円率)=f2 /f1 を、1〜3/2
以内に抑えることも有効と言える。
【0036】図4(a)はレーザー加工装置における別
のシリンドリカルレンズ光学系を示す平面図、図4
(a)はそのシリンドリカルレンズ光学系を示す正面図
である。
【0037】このシリンドリカルレンズ光学系は、Y軸
1次元のコリメータ5aとX軸1次元のコリメータ5b
とから成る。Y軸1次元のコリメータ5aは、入射側シ
リンドリカルレンズL3 とこれに平行の射出側シリンド
リカルレンズL4 とから成り、レンズL3 とレンズL4
間では共心光線を形成するように、レンズ間距離をレン
ズL3 の焦点距離f3 とレンズL4 の焦点距離f4 との
和に設定してある。入射ビーム2cのメリジオンル光線
のビーム径についての拡張倍率はf4 /f3 (<1)で
あり、サジタル光線の拡張倍率は1である。このため、
Y軸1次元のコリメータ5aの射出ビームのビーム断面
は、Y軸方向の短径DS がD0 4 /f3 であり、X軸
方向の長径DL がD0 である楕円形状となる。
【0038】また、X軸1次元のコリメータ5bは、Y
軸1次元のコリメータ5aの射出側シリンドリカルレン
ズL4 と直交する入射側シリンドリカルレンズL5 と、
これに平行の射出側シリンドレイカルレンズL6 とから
成り、レンズL5 とレンズL6 間では共心光線を形成す
るように、レンズ間距離をレンズL5 の焦点距離f5
レンズL6 の焦点距離f6 との和に設定してある。レン
ズL5 の入射ビームのメリジオンル光線のビーム径につ
いての拡張倍率はf6 /f5 (>1)であり、サジタル
光線の拡張倍率は1である。
【0039】この結果、X軸1次元のコリメータ5bか
らの射出ビーム2dのビーム断面は、Y軸方向の短径D
S ′がD0 4 /f3 であり、X軸方向の長径DL ′が
06 /f5 である楕円形状となる。従って、この楕
円形状の長円率はf3 6 /f4 5 である。このよう
なシリンドリカルレンズ光学系を用いると、短径と長径
の両者のサイズを変形でき、最適長円径を選定し易い。
【0040】射出ビーム2dが反射板6で反射されて集
光レンズ7を通過し、その集光束2fの集光スポットが
ガラス基体7に照射されるが、集光スポットの短径は基
板の周方向に揃っており、長径は半径方向に揃ってい
る。
【0041】図4のシリンドリカルレンズ光学系によれ
ば、ガラス基板8に照射する集光スポットの短径dS
と長径dL ′は次式で与えられる。 dS ′=(Kfλf5 )/(D0 6 ) …(7) dL ′=(Kfλf3 )/(D0 4 ) …(8) 前述したように、楕円形状の集光スポットの短径dS
がガラス基体8の周方向に揃っているため、短径方向に
集光スポットが引きずられても、結果的に略円形状の照
射領域となるので、これを中心としてガラスの融解凝固
が促され、擬似円形状のコーン状パンプが形成される。
【0042】図5は、EOM変調器でパルス化されたレ
ーザーのパルス幅(1パルス当りの時間)と、このとき
に形成されるコーン状パンプ高さhとの関係を示すグラ
フである。
【0043】この図から判るように、バンプ高さhはレ
ーザーパワー密度に依存しており、レーザー照射時間即
ちパルス幅tがプロットの5μsec 以上になると、次
第に単調増加で高く形成される。従って、パルス幅tで
略一義的にバンプ高さhが決まることから、バンプ高さ
hのバラツキを抑えることができる。必要とされるバン
プ高さhはプロットの約280 Åであり、最適なパルス
幅tは20μsec である。
【0044】図6はパルス幅を変えた場合の形成される
パンプ形状を示す平面図で、その(a)はシリンドリカ
ルレンズ光学系5を用いない従来のレーザー照射法によ
るパンプ形状の推移を示し、その(b)はシリンドリカ
ルレンズ光学系5を用いた本実施形態のレーザ照射法に
よるパンプ形状の推移を示す。
【0045】従来の照射法では、パルス幅tがプロッ
トの5μsec からプロットの9μsec の間で、平面略
円形状のバンプが形成されるものの、パンプ高さhは約
50Å以下にとどまっているのに対し、パルス幅tがプ
ロットの15μsec 以上になると、パンプ高さhは高くな
るものの、バンプは周方向に延びた楕円又はトラック状
の長円形状となっている。従って、従来の照射法では、
パルス幅20μsec でバンプ高さhが約280 Åになるよう
に、平面円形状のバンプを形成するには、ガラス基板の
回転速度を落とし、低速に設定する必要があり、レーザ
ーパワー密度を増強しない限り、ガラス基板の高速回転
は原理的に不可能である。
【0046】他方、本例の照射法において、パルス幅t
がプロットの5μsec からプロットの15μsec の間
で、半径方向に集光スポット断面の長径が揃っており、
そのパルス幅内では集光スポットの引きずり長さが足り
ないため、平面が略楕円形状のバンプが形成されると共
に、未だレーザーパワ密度が低いので約150 Å以下とな
るのに対し、パルス幅tがプロットの20μsec 付近で
は、引きずり長さは必要充分となり、平面略円形状のバ
ンプが形成されると共に、レーザーパワ密度も足りてパ
ンプ高さhが約280 Åとなる。従って、本照射法では、
レーザーパワー密度を増強せずに、ガラス基板の高速回
転が可能となる。
【0047】以下、具体的な数値を用いて説明する。C
SS領域にバンプを形成する場合、ガラス基板の回転数
100 RPM、基板(ディスク)中心から半径20mmの位置
での周速度125.6mm /sec 、パルス幅t=20μsec とす
れば、相対移動距離(引きずり長さ)Vtは、約4.2 μ
m である。例えば、従来の照射法によるバンプ形成の場
合、停止時(非回転時)での1パルス当りのバンプ径が
10μm であれば、回転数100 RPMでの基板回転により
形成されるパンプは、幅(短径)が10μm で、長さ(長
径)が14.2μm の楕円形状となる。これに対し、本照射
法において、シリンドリカルレンズ光学系5によって周
方向に短径を揃えた長円形断面の集光スポットを照射す
る場合、停止時(非回転時)での1パルス当りのバンプ
径の長径を10μm とし、その短径を5.8 μm とすれば、
幅が10μm で、長さが10μm の擬似円形状のバンプが形
成される。
【0048】従来の照射法で例えばφ10μm のバンプを
形成する場合、基板回転数を大幅に低くして、例えば25
RPMにすれば、引きずり長さVtは、約1.1 μm と小
さくなるので、略擬似円形状のバンプを形成できる。し
かし、例えばCSS領域のトラック数を100 とした場
合、テクスチャー加工時間が約4分間となり、生産性に
劣るが、本照射法を含む加工方法では、約1分間で済
み、生産性を大幅に向上できる。特に、本例では生産性
を高めるため、基板の回転速度を高速化できる。その
際、長円率を回転速度に比例させて大きくすれば良い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、集光ス
ポットの照射断面を予めガラス基板の周方向に短径を揃
えた長円形状とする点を特徴としているので、次のよう
な効果を奏する。
【0050】 長円形状の集光スポットの照射断面の
短径がガラス基板の周方向に揃っているため、その間、
短径方向に集光スポットが引きずられるので、結果的に
照射領域が略円形状となる。このため、この略円形状の
照射領域を中心としてガラス材の融解凝固が促され、そ
の故、擬似円形のコーン状バンプが形成される。レーザ
ーのパワー密度を増強せずに、パルス幅と長円率を最適
化することにより、基板の相対回転を高速化しても、所
定のバンプ高さとバンプ平面形状の円形化を実現でき
る。テクスチャー加工時間の短縮化を達成でき、生産性
の大幅向上を実現できる。
【0051】 長円形状の長径と短径の差がパルス・
レーザービームのパルス幅とガラス基体の照射点での相
対的周速度の積に略等しい関係を持たせた場合、集光ス
ポットの照射領域をより擬似円形に近づけることができ
るため、バンプ平面形状の円形化が容易となる。
【0052】 照射断面長円形の集光スポットを得る
に、平行ビーム断面変形光学系を用いると、集光レンズ
系を変えずに済み、メンテナンスの容易化に役立つ。
【0053】 平行ビーム断面変形光学系としてシリ
ンドリカルレンズ光学系を用いる場合、光学構成が簡単
で、照射断面長円形の所望サイズの長径と短径を比較的
容易に作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る磁気記録媒体の製造方
法に用いるレーザー加工装置を示すブロック図である。
【図2】(a)は図1に示すレーザー加工装置における
シリンドリカルレンズ光学系を示す平面図、(b)はそ
のシリンドリカルレンズ光学系を示す正面図である。
【図3】本実施形態において、基板表面に対する集光ス
ポットの照射過程を示す概念図である。
【図4】(a)は図1に示すレーザー加工装置における
別のシリンドリカルレンズ光学系を示す平面図、(b)
はそのシリンドリカルレンズ光学系を示す正面図であ
る。
【図5】本実施形態において、EOMでパルス化された
パルスレーザーのパルス幅と、このときに形成されるコ
ーン状パンプ高さとの関係を示すグラフである。
【図6】パルス幅を変えた場合の形成されるパンプ形状
の推移を示す平面図で、その(a)はシリンドリカルレ
ンズ光学系を用いない従来のレーザー照射法によるパン
プ形状の推移を示し、その(b)はシリンドリカルレン
ズ光学系を用いた本実施形態のレーザー照射法によるパ
ンプ形状の推移を示すものである。
【図7】(a)〜(d)はNiPメッキ被膜付アルミニ
ウム基板においてレーザー・テクスチャー加工により得
られる様々なバンプ形状を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1…連続発振型のレーザー発振器 2a,2b…ビーム断面円形状の連続レーザービーム 2d,2e…ビーム断面楕円形状のパルスレーザービー
ム 2f…ビーム断面楕円形状の集光ビーム 3…パワースタビライザ 4…EOMのパルス変調器 5…シリンドリカルレンズ光学系 5a…Y軸1次元のコリメータ 5b…X軸1次元のコリメータ 6…反射板 7…集光レンズ 8…ガラス基板 9…スピンドルモータ L1 〜L6 …シリンドリカルレンズ f1 〜f6 …シリンドリカルレンズの焦点距離。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続発振型のレーザー光を電気光学変調
    でパルス化し、そのパルス・レーザービームを相対的に
    回転するガラス基板の表面に集光スポット照射してバン
    プを形成するテクスチャー加工工程を含む磁気記録媒体
    の製造方法において、前記集光スポットの照射断面は前
    記ガラス基板の周方向に短径を揃えた長円形状であるこ
    とを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記長円形状の長径
    と短径の差が前記パルス・レーザービームのパルス幅と
    前記ガラス基板の照射点での相対的周速度の積に略等し
    い関係にあることを特徴とする磁気記録媒体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記集
    光スポットは電気光学変調器の後段にて平行ビーム断面
    変形光学系を用いて形成されることを特徴とする磁気記
    録媒体の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記平行ビーム断面
    変形光学系はシリンドリカルレンズ光学系であることを
    特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6530258B2 (en) * 2001-07-23 2003-03-11 International Business Machines Corporation Disk drive laser melt bump disk for accurate glide calibration and certification processing
US7118279B2 (en) 2003-04-07 2006-10-10 Daido Metal Company Ltd. Sliding member and method of manufacturing the same
WO2019229823A1 (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 ギガフォトン株式会社 光パルスストレッチャー、レーザ装置、及び電子デバイスの製造方法

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