JPH11212744A - 印刷システム及びその印刷制御方法 - Google Patents

印刷システム及びその印刷制御方法

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JPH11212744A
JPH11212744A JP10022519A JP2251998A JPH11212744A JP H11212744 A JPH11212744 A JP H11212744A JP 10022519 A JP10022519 A JP 10022519A JP 2251998 A JP2251998 A JP 2251998A JP H11212744 A JPH11212744 A JP H11212744A
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Withdrawn
Application number
JP10022519A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Kitani
秀之 木谷
Koichi Honma
浩一 本間
Yasuhiro Hino
康弘 日野
Miyuki Miyazaki
幸 宮▲崎▼
Tomohiko Bito
智彦 尾藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置がネットワークに接続されて複数の
ユーザに使用されるシステム環境等において、物理的施
錠機構等の特別な排紙装置を設けることなく、印刷文書
の機密性を保持することができる印刷システムを提供す
る。 【解決手段】 ホストコンピュータ12から印刷実行を
指示する際に印字データにユーザ名とパスワードを設定
させる手段を設け、設定されたユーザ名とパスワードは
へッダ情報として印字データに付加する。パスワードが
設定されている印字データをプリンタ11側で印刷処理
する場合には、データ処理の開始時又は給紙開始直前で
処理を停止し、ユーザ名を表示すると共にオペレータに
対してパスワードの入力を要求する(ステップS45
0)。パスワードの入力を要求する状態になると、正し
いパスワードが入力されるまで印刷処理を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タと印刷装置を備えた印刷システム、及び印刷文書の機
密性を保持するための印刷システムの印刷制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】プリンタがネットワークに接続されて複
数のユーザに使用される印刷システムは、従来より一般
的に知られている。印字データはネットワーク上のホス
トコンピュータで生成される。ユーザがホストコンピュ
ータから印刷実行を指示すると、印字データは、ホスト
コンピュータからネットワークを介してプリンタへ送ら
れ、印刷処理が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷システムにおいては、プリンタがユーザから離
れた場所にある場合には、ユーザがホストコンピュータ
から印刷実行を指示した後、プリンタのところに行くま
でに印刷した文書を他人に見られる、あるいは他人に持
っていかれる危険性があり、印刷文書の機密性を保持す
ることができなかった。
【0004】また、印刷文書の機密性を保持するために
物理的な施錠機構を設けた排紙装置も考案されている
が、非常にコストがかかり、また、排紙口の数が有限で
あるためユーザの数が制限されるという欠点があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、印刷装
置がネットワークに接続されて複数のユーザに使用され
るシステム環境等において、物理的施錠機構等の特別な
排紙装置を設けることなく、印刷文書の機密性を保持す
ることができる印刷システム及びその印刷制御方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、印字データを生成するホストコンピ
ュータと、前記ホストコンピュータより送られてくる印
字データに基づいて印刷処理を行う印刷装置とを備えた
印刷システムにおいて、印字データにユーザ名とパスワ
ードを設定するユーザ名/パスワード設定手段と、外部
から入力された外部入力パスワードと前記ユーザ名/パ
スワード設定手段で設定された設定パスワードとを比較
するパスワード比較手段とを設け、前記印刷装置は、前
記外部入力パスワードが前記設定パスワードと等しい場
合のみ前記印字データの印刷処理を行うように構成した
ものである。
【0007】第2の発明では、上記第1の発明におい
て、前記ユーザ名/パスワード設定手段は、前記ホスト
コンピュータ上で入力されたユーザ名及びパスワードを
印字データのヘッダ情報として付加する手段であり、前
記ホストコンピュータは、印刷実行指示により、前記ユ
ーザ名/パスワード設定手段を用いユーザ名及びパスワ
ードを印字データのヘッダ情報として付加して、印字デ
ータと共に前記印刷装置へ送信するものである。
【0008】第3の発明では、上記第2の発明におい
て、前記印刷装置は、前記外部入力パスワードの入力を
促すためのパスワード入力要求通知を行うパスワード入
力要求通知手段を備え、前記設定パスワードがヘッダ情
報として付加された印字データを処理する場合には、印
刷処理を中断して、前記パスワード入力要求通知手段に
よって前記パスワード入力要求通知を行うようにしたも
のである。
【0009】第4の発明では、上記第3の発明におい
て、前記パスワード入力要求通知は、前記印刷装置の表
示パネルで行うようにしたものである。
【0010】第5の発明では、上記第3の発明におい
て、前記パスワード入力要求通知は、前記ホストコンピ
ュータに対して行うようにしたものである。
【0011】第6の発明では、上記第3の発明におい
て、前記パスワード入力要求通知に対して入力された外
部入力パスワードと前記設定パスワードとが異なる場合
は、その情報を前記ホストコンピュータに報知する不正
アクセス報知手段を備えたものである。
【0012】第7の発明では、上記第3の発明におい
て、前記パスワード入力要求通知手段によって前記パス
ワード入力要求通知を行うタイミングは、印字データの
処理開始直前としたものである。
【0013】第8の発明では、上記第3の発明におい
て、前記パスワード入力要求通知手段によって前記パス
ワード入力要求通知を行うタイミングは、印字データの
第1ページを給紙する直前としたものである。
【0014】第9の発明では、印字データを生成するホ
ストコンピュータと、前記ホストコンピュータより送ら
れてくる印字データに基づいて印刷処理を行う印刷装置
とを備えた印刷システムにおいて、印字データを暗号化
する暗号化手段を前記ホストコンピュータ側に設けると
共に、暗号化された印字データを解読する暗号解読手段
を印刷装置側に設け、前記印刷装置は、前記暗号解読手
段の解読結果に基づいて印字データの処理を行うように
したものである。
【0015】第10の発明では、印字データを生成する
ホストコンピュータと、前記ホストコンピュータより送
られてくる印字データに基づいて印刷処理を行う印刷装
置とを備えた印刷システムを用い、印字データにユーザ
名とパスワードを設定するユーザ名/パスワード設定処
理を行った後、外部から入力された外部入力パスワード
と前記ユーザ名/パスワード設定処理で設定された設定
パスワードとを比較し、前記外部入力パスワードが前記
設定パスワードと等しい場合のみ前記印刷装置によって
前記印字データの印刷処理を行うようにしたものであ
る。
【0016】第11の発明では、上記第10の発明にお
いて、前記ユーザ名/パスワード設定処理は、前記ホス
トコンピュータ上で入力されたユーザ名及びパスワード
を印字データのヘッダ情報として付加する処理であり、
印刷実行指示により前記ユーザ名/パスワード設定処理
を行って、ユーザ名及びパスワードを、印字データのヘ
ッダ情報として付加して印字データと共に前記ホストコ
ンピュータから前記印刷装置へ送信するようにしたもの
である。
【0017】第12の発明では、上記第11の発明にお
いて、前記設定パスワードがヘッダ情報として付加され
た印字データを処理する場合には、前記印刷装置の印刷
処理を中断して、前記外部入力パスワードの入力を促す
ためのパスワード入力要求通知を行うようにしたもので
ある。
【0018】第13の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記パスワード入力要求通知は、前記印刷装置の
表示パネルで行うようにしたものである。
【0019】第14の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記パスワード入力要求通知は、前記ホストコン
ピュータに対して行うようにしたものである。
【0020】第15の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記パスワード入力要求通知に対して入力された
外部入力パスワードと前記設定パスワードとが異なる場
合は、その情報を前記ホストコンピュータに報知するよ
うにしたものである。
【0021】第16の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記パスワード入力要求通知を行うタイミング
は、印字データの処理開始直前としたものである。
【0022】第17の発明では、上記第12の発明にお
いて、前記パスワード入力要求通知を行うタイミング
は、印字データの第1ページを給紙する直前としたもの
である。
【0023】第18の発明では、印字データを生成する
ホストコンピュータと、前記ホストコンピュータより送
られてくる印字データに基づいて印刷処理を行う印刷装
置とを備えた印刷システムを用い、前記ホストコンピュ
ータ側で印字データを暗号化して送信し、前記印刷装置
側で、前記暗号化された印字データを解読し、その解読
結果に基づいて印字データの処理を行うようにしたもの
である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0025】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態に係る印刷システムの概略構成を示すブロック図
である。
【0026】同図において、10はLAN等のネットワ
ークであり、このネットワーク10には、プリンタ11
やホストコンピュータ12など複数の機器が接続されて
いる。ホストコンピュータ12は、ネットワーク10上
のプリンタ11を使用して印刷処理を行うことができ
る。プリンタ11は、例えばレーザ・ビーム・プリンタ
(以下、LBPと略す)で構成される。
【0027】図2は、図1に示したプリンタ11(LB
P)の制御系の概略構成を示すブロック図である。
【0028】このLBPの制御系を構成するプリンタ制
御ユニット101は、印刷情報の発生源であるホスト・
コンピュータ12より送られてきた文字コードと、外字
フォント、フォーム情報またはマクロ登録情報等からな
るデータ213とを入力し、ページ単位で文書情報等を
印刷するように制御する。
【0029】102はホスト・コンピュータ12と各種
情報をやりとりする入出力インタフェース部、103は
入出力インタフェース部102を介して入力された各種
情報を一時記憶する入力バッファである。104は、文
字パターン発生器で、文字の幅や高さ等の属性や実際の
文字パターンのアドレスが格納されているフォント情報
部117、文字パターン自身が格納されている文字パタ
ーン部118、及びその読み出し制御プログラムから成
る。読みだし制御プログラムは、ROM114に含ま
れ、文字コードを入力するとそのコードに対応する文字
パターンのアドレスを算出するコード・コンバート機能
も有している。105は、RAMであり、印刷ジョブの
印字データを一旦保持するためのスプール領域、文字パ
ターン発生器104より出力された文字パターンを記憶
するフォント・キャッシュ領域107、ホストコンピュ
ータ12より送られてきた外字フォントやフォーム情報
及び現在の印字環境等を記憶する記憶領域106を含ん
でいる。
【0030】このように、一旦文字パターンに展開した
パターン情報をフォント・キャッシュとしてフォント・
キャッシュ領域107に記憶しておくことにより、同じ
文字を印刷する時に再度同じ文字を復号してパターン展
開する必要がなくなるため、文字パターンへの展開が速
くなる。
【0031】108は、プリンタの制御系全体を制御す
るためのCPUで、ROM114に記憶された制御プロ
グラムにより装置全体の制御を行っている。109は、
入力データ113を元に生成される内部的なデータ群で
ある中間バッファである。
【0032】1ページ分のデータの受信が完了し、それ
らがよりシンプルな内部データに変換されて中間バッフ
ァ109に蓄えられた後、印刷イメージとして記憶する
のがフレーム・バッファ110であり、少なくともフル
ペイントの場合は1ページ分、パーシャルペイントの場
合は2バンド分の印字イメージを記憶することが出来
る。
【0033】111は、出力インタフェース部であり、
フレーム・バッファ110からのパターン情報に対応し
たビデオ信号を発生し、ページプリンタ印字部112と
の間でインタフェース制御を実行している。112は、
出力インタフェース部111からのビデオ信号を入力
し、このビデオ信号に基づいた画像情報を印刷するペー
ジ・プリンタの印刷機構部分である。
【0034】115は、一般のEEPROM等で構成す
る不揮発性メモリであり、以後NVRAM(Non V
olatile RAM)と称す。NVRAM115に
は操作パネル113で指定されたパネル設定値が記憶さ
れる。116は、LBPからホストコンピュータ12に
送信されるデータである。なお、ROM114にはホス
トコンピュータ12から入力されるデータの解析を行う
プログラムが含まれており、通常このプログラムはトラ
ンスレータと称される。
【0035】図3は、本実施形態のプリンタ11を構成
するLBPの内部構造を示す断面図である。
【0036】このLBPは、データ源である外部のホス
トコンピュータ12から文字パターンの登録やフォーム
・データ(定型書式)等の登録等が行える。
【0037】図3において、200はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ12から
供給される文字情報(文字コード)や、フォーム情報あ
るいはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それ
らの情報に従って対応する文字パターンやフォーム・パ
ターン等を作成し、記録媒体である記録用紙上に像を形
成する。
【0038】213は、操作パネルであり、操作のため
のスイッチ及びプリンタの状態を表示するLED表示器
やLCD表示器等が配されている。LCD表示器は16
文字×1行で構成される。101は図1に示したプリン
タ制御ユニットであり、LBP200全体の制御及びホ
ストコンピュータ12から供給される文字情報等を解析
する。このプリンタ制御ユニット101は、主に文字情
報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレー
ザ・ドライバ202に出力する。
【0039】レーザ・ドライバ202は、半導体レーザ
203を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ203から発射されるレーザ
光204をオン・オフ切替する。レーザ光204は、回
転多面鏡205で左右方向に振られて静電ドラム206
上を走査する。これによって、静電ドラム206上には
文字パターンの静電潜像が形成される。
【0040】この潜像は、静電ドラム206周囲の現像
ユニット(トナーカートリッジ)207によって現像さ
れた後、記録用紙に転写される。この記録用紙にはカッ
ト・シートを用いる。カット・シート記録紙は、LBP
に装着した用紙カセット208に収納され、給紙ローラ
209及び搬送ローラ210,211により装置内に取
り込まれて、静電ドラム206に供給される。
【0041】212は定着器であり、記録用紙に転写さ
れたトナー(粉末インク)を熱と圧力により記録用紙に
固定する。
【0042】次に、本発明の特徴であるホストコンピュ
ータ12からの印刷実行指示とパスワードの設定手順を
図4の画面を参照して説明する。なお、図4は、第1実
施形態におけるホストコンピュータからパスワードを設
定し印刷実行を指示するための画面の一例を示す図であ
る。
【0043】図4において、ウィンドウ300は、ホス
ト・コンピュータ12のディスプレイ上に表示されるウ
ィンドウであり、キーボード又はポインティングデバイ
ス(いずれも不図示)を用いて印刷条件の設定及び印刷
実行指示を行うためのものである。フィールド301
は、文書を印刷する際の処理解像度を設定するためのフ
ィールドであり、ファイン又はクイックが排他的に選択
され、ファインは600dpiで、クイックは300d
piで処理される。
【0044】図4では、ファインが選択されている状態
を示しているが、ポインティングデバイスを用いてクイ
ックを選択することもできる。フィールド302は、綴
じ代を設定するためのフィールドであり、図4では、綴
じ代は設定されていない状態を示しているが、キーボー
ドにより数値を入力すれば、用紙に対して印字イメージ
をずらして印刷することができる。フィールド303と
304は、それぞれユーザの名称とパスワードを入力す
るフィールドである。図4では、いずれも設定されてい
ない状態を示しており、このまま印刷するとホストコン
ピュータ12からLBP100に送信された印字データ
はそのまま処理され、従来の印刷システムと同様に印刷
文書の機密性は保たれないため、機密性の高い文書を印
刷する場合には適さない。
【0045】高い機密性が要求される文書を印刷する場
合には、フィールド303にユーザ名称を、フィールド
304にパスワードを入力する。尚、本実施形態の印刷
システムにおけるパスワードは、5桁以内の数字であ
り、数字以外の入力は許可しないものとする。フィール
ド301〜304に入力された設定値は、ポインティン
グデバイスで印刷実行ボタン305をクリックすること
により、印字データのヘッダ情報として付加きれ、LB
P100に送信される。
【0046】印字データに付加されるヘッダ情報は、
{ec}%−HEADERと、{ec}%−ENDで括
られる({ec}は16進数のIBを意味する)。例え
ば、解像度=ファイン、綴じ代=10.0mm、ユーザ
名=“Tanaka”、パスワード=“13579”が
設定されている場合には、{ec}%−HEADE、#
RESOLUTION=FINE、#BIND−MAR
GIN=10.0mm、#USER−NAME=Tan
aka、#PASSWORD=13579、{ec}%
−ENDようなヘッダ情報が付く。
【0047】なお、ポインティングデバイスでキャンセ
ルボタン306をクリックすれば、印刷実行指示を行わ
ずにウィンドウ300を閉じることができる。
【0048】次に、ホストコンピュータ12から送信さ
れた印字データをLBP100で処理するための制御手
順を図5のフローチャートを参照して説明する。
【0049】まず始めにステップS400にて、印字デ
ータの先頭に付加されているデータヘッダを入力バッフ
ァ103より読み出す。次にステップS410でヘッダ
情報からユーザ名を取得し、ステップS420でユーザ
名が設定されているか否かを判断する。ユーザ名が設定
されていない場合にはステップS460に進み、印字デ
ータを処理して印刷処理を終了する。ステップS460
における印字データの処理は、一般的なLBPにおける
印刷処理であるので説明は省略する。
【0050】ステップS420でユーザ名が設定されて
いると判断された場合には、ステップS430に進みヘ
ッダ情報からパスワードを取得し、ステップS440で
パスワードが設定されているか否かを判断する。パスワ
ードが設定されていない場合にはステップS460に進
み、印字データを処理して印刷処理を終了する。即ち、
本実施形態におけるLBPではユーザ名とパスワードの
いずれか一方でも設定されていなければ、一般的なLB
Pにおける印刷処理となる。
【0051】ステップS440でパスワードが設定され
ていると判断された場合にはステップS450に進み、
本発明におけるLBPの特徴である、パスワードの入力
要求処理を行い、ユーザが正しいパスワードを入力し
た、後ステップS460に進み、印字データを処理して
印刷処理を終了する。
【0052】次に、ステップS450のパスワード入力
要求処理の制御手順を図6のフローチャートを参照して
説明する。
【0053】まず最初にステップS500でデータ処理
を中断し、更にステップS510でメッセージを表示す
る。このメッセージは、操作パネル113上のLCD表
示器に表示され、その内容は次に示すようにパスワード
の入力を促すメッセージである。
【0054】「パスワードヲニュウリョクシテクダサイ
#####」 但し、#####は、ステップS410で取得したユー
ザ名である。
【0055】なお、LCD表示器の文字数は16文字で
あるため、本実施形態においては上記メッセージはLC
D表示器を右から左へ移動するように表示する。ユーザ
名が“Tanaka”である場合のメッセージの表示例
を図7のT1〜T6に示す。
【0056】このメッセージを表示すると同時にLBP
100はパスワード入力待ち状態に移行し、ステップS
520でパスワードが入力されたか否かを判断する。パ
スワードの入力は操作パネル113上のキー操作で行わ
れ、ステップS520でパスワードの入力が認識される
とステップS530に進み、入力されたパスワードとス
テップS430で取得したパスワードとを比較する。
【0057】ステップS530で入力されたパスワード
が正しいパスワードであると判断されるとステップS5
50に進み、ステップS510で表示したメッセージを
解除してパスワード入力要求処理を終了する。ステップ
S530で入力されたパスワードが誤ったパスワードで
あると判断された場合にはステップS540に進み、誤
ったパスワードが入力されたことをユーザに通知し、ス
テップS520に戻って再度パスワードの入力待ち状態
になる。
【0058】なお、本実施形態ではブザーを鳴らすこと
で入力されたパスワードが誤っていることをユーザに通
知する。即ち、本実施形態においては、操作パネル11
3から正しいパスワードが入力されるまでデータ処理を
開始しないため、たとえLBPが離れたところに設置さ
れていてもユーザが印刷実行を指示してから印刷した用
紙を取りに行くまでに印刷文書を他人に見られる、ある
いは持って行かれる等の心配がなくなる。ネットワーク
に接続されて複数のユーザに使用される環境で機密文書
を印刷する場合には特に効果がある。
【0059】(第2実施形態)先の実施形態(第1実施
形態)では、パスワードの入力を促すメッセージの表示
はLBP100で行われるため、ホストコンピュータ1
2へは何も通知されず、仮にユーザの操作ミスによりパ
スワードが設定されて印刷実行が指示され、且つユーザ
が印刷文書を取りに行くのが遅れた場合、LBP100
はパスワード入力待ちの状態が続き、他のユーザに著し
い迷惑をかけることになる。本実施形態における印刷シ
ステムにおいては、パスワード入力要求をホストコンピ
ュータ12の画面上に表示することで、この間題点を解
決すると同時に、他のユーザが不正に文書を印刷しよう
とした場合にもその旨をホストコンピュータ12の画面
上に表示することで文書の機密性を高めるようにしたも
のである。
【0060】本実施形態の構成は、上記第1実施形態の
図1〜図3を用いて説明したものと同じであるので説明
は省略する。更に、ホスト・コンピュータ12からのパ
スワード設定手順も、第1実施形態の図4を用いて説明
したものと同じであるので説明は省略する。また、ホス
トコンピュータ12から送信された印字データをLBP
100で処理するための制御手順も第1実施形態の図5
を用いて説明したものと同じであるので説明は省略し、
第1実施形態と処理が異なるパスワード入力要求処理の
ステップS510、ステップS540及びステップS5
50についてのみ説明する。
【0061】図6のステップS510ではパスワードの
入力を促すメッセージを表示するが、これは第1実施形
態の場合と同様に操作パネル213上のLCD表示器に
表示されると同時に、本実施形態ではホストコンピュー
タ12のディスプレイ上にも表示される。図8のウィン
ドウ700はその例であり、ユーザ名=“Tanak
a”、パスワード=“13579”が設定されている印
刷文書に対するパスワード入力要求の表示である。ここ
には、パスワードの入力を促すメッセージがユーザ名及
び入力すべきパスワードと共に表示される。
【0062】ステップS540では、上記第1実施形態
の場合と同様に誤ったパスワードが入力されたことをユ
ーザに通知するためにブザーを鳴らすと同時に、本実施
形態では誤ったパスワードが入力されたこと不正アクセ
スと解釈し、ホストコンピュータ12のディスプレイ上
にも表示する。図8のウィンドウ710はその例であ
り、このウィンドウはユーザがLBP100の操作パネ
ル213から正しいパスワードを入力し、ステップS5
50でメッセージを解除する際に消去される。
【0063】このようにパスワード入力要求を、印刷実
行を指示したホストコンピュータに通知することで、パ
スワード入力待ちの状態が続き他のユーザに迷惑をかけ
ることを防止することができる。また、誤ったパスワー
ドの入力を印刷文書への不正アクセスと見做して、ホス
トコンピュータへ報知することで印刷文書の機密性を高
めることができる。
【0064】(第3実施形態)先の実施形態(第1及び
第2実施形態)では、データ処理を中断してパスワード
の入力を要求する処理は、印字データの処理を開始する
直前に行われる。このため、ユーザがパスワードを入力
するまで実際のデータ処理は行われず、ユーザがホスト
コンピュータ12から印刷実行を指示し、プリンタのと
ころへ行くまでの時間が無駄になる。本実施形態は、パ
スワードの入力要求処理のタイミングを変更すること
で、この時間のロスを最小限に抑えるようにしたもので
ある。
【0065】本実施形態の構成も、上記第1実施形態の
図1〜図3を用いて説明したものと同じであるので説明
は省略する。更に、ホストコンピュータ12からのパス
ワード設定手順も、第1実施形態の図4を用いて説明し
たものと同じであるので説明は省略する。
【0066】次に、ホストコンピュータ12から送信さ
れた印字データをLBP100で処理するための本実施
形態の制御手順を図9のフローチャートを参照して説明
する。
【0067】まず始めにステップS800にて、印字デ
ータの先頭に付加されているデータヘッダを入力バッフ
ァ103より読み出す。次にステップS810でヘッダ
情報からユーザ名及びパスワードを取得する。
【0068】その後、ステップS820に進み、命令を
1つ読み込んで解釈し、ステップS830でそれが終了
命令であるか否かを判断する。ここで、終了命令である
と判断された場合には、処理を終了する。終了命令でな
い場合には、ステップS840に進み、排紙命令である
か否かを判断し、排紙命令でないと判断された場合には
ステップS850でその命令に対する処理を行った後、
ステップS820に戻って次の命令を解釈する。
【0069】排紙命令であると判断された場合にはステ
ップS860以降で排紙処理を行う。まずステップS8
60でそれが印刷ジョブの最初のページであるか否かを
判断し、最初のページである場合にはステップS870
に進み、印字データにパスワードが設定されているか否
かを判断する。但し、パスワードはユーザ名と共に設定
されて始めて設定されたと認識される。
【0070】パスワードが設定されていると判断された
場合には、ステップS880に進みパスワード入力要求
処理を行い、ユーザが正しいパスワードを入力したらス
テップS890で排紙処理を行ってステップS820に
戻って次の命令を解釈する。尚、ステップS880のパ
スワード入力要求処理は、第1実施形態におけるステッ
プS450と同じであるので説明は省略する。
【0071】ステップS860で1ページ目ではない、
あるいはステップS870でパスワードが設定されてい
ないと判断された場合にはパスワード入力要求処理は行
わず、ステップS890に進んで排紙処理を行い、ステ
ップS820に戻って次の命令を解釈する。
【0072】この様に1ページ目の排紙処理の直前まで
パスワードの入力要求処理を行わないようにすること
で、ユーザがホストコンピュータから印刷実行を指示
し、プリンタのところへ行くまでの時間を無駄にするこ
となく、ユーザがパスワードを入力後、速やかに印字を
開始することが可能となる。
【0073】(第4実施形態)先の実施形態(第1〜第
3実施形態)では、印字データにパスワードが付加され
ているが、ネットワーク上のプリンタサーバとなるコン
ピュータ上に印字データがスプールされるとそれを他人
に見られ、パスワードが見破られる危険性がり、場合に
よってはスプールされた印字データ自体をコピーされる
可能性がある。本実施形態は、ホストコンピュータ12
で印字データを暗号化し、LBP100側で解読しなが
ら処理することで、印刷文書の機密性を更に高めるよう
にしたものである。
【0074】本実施形態の構成も、上記第1実施形態の
図1〜図3を用いて説明したものと同じであるので説明
は省略する。
【0075】次に、ホストコンピュータ12から送信さ
れた印字データをLBP100で処理するための本実施
形態の制御手順について、第1実施形態と同様に、図4
の印刷実行指示画面、図5のフローチャートを参照して
説明する。但し、印字データを暗号化することを除いて
第1実施形態と同じであるので、処理が異なる箇所につ
いてのみ説明する。
【0076】まず、ホストコンピュータ12からの印刷
実行指示であるが、印刷実行ボタン305がクリックさ
れると印字データは暗号化され、ネットワーク上のプリ
ンタサーバ(不図示)を経由してLBP100に送られ
る。暗号化された印字データはステップS400のヘッ
ダ情報の読み出し時、及びステップS460の印字デー
タの処理の際に解読されながら読み出される。
【0077】この様に印字データを暗号化することで、
ネットワーク上での印刷処理における印刷文書あるいは
印字データの機密性を更に高めることができる。
【0078】(第5実施形態)先の実施形態(第1〜第
4実施形態)では、ユーザはホストコンピュータ12か
ら印刷実行指示を行ったら、直ちにLBP100のとこ
ろへ印刷文書を取りに行かなければならず、仮に何らか
の理由で取りに行くことができない場合には、LBP1
00はパスワード入力待ちの状態が続き、他のユーザに
著しい迷惑をかけることになる。本実施形態は、パスワ
ードが設定されている印字データをスプールし、ユーザ
に選沢的にジョブを処理させることでLBP100がパ
スワード入力待ちになることを防止する。
【0079】本実施形態の構成も、上記第1実施形態の
図1〜図3を用いて説明したものと同じであるので説明
は省略する。更に、ホストコンピュータ12からのパス
ワード設定手順も、第1実施形態の図4を用いて説明し
たものと同じであるので説明は省略する。
【0080】次に、ホストコンピュータ12から送信さ
れた印字データをLBP100で処理するための本実施
形態の制御手順を図10のフローチャートを参照して説
明する。
【0081】へッダ情報を読み出してユーザ名/パスワ
ードを取得するまでの処理、及びパスワードが設定され
ていない場合の印字データの処理、即ちステップS90
0〜ステップS940及びステップS960は、第1実
施形態のステップS400〜ステップS440及びステ
ップS460に相当し、全く同じであるので説明は省略
し、パスワードが設定されている場合の処理についての
み説明する。
【0082】ステップS940でパスワードが設定され
ていると判断された場合には、ステップS950に進
み、読み出したヘッダ情報と印字データをRAM105
上にジョブとしてスプールし、処理を終了する。スプー
ルされたジョブはユーザが操作パネル213から選択す
ることが可能であり、選択されたジョブは、図5を用い
て説明したのと全く同じように処理される。唯一異なる
点は印字データを入力バッファ103からではなく、ス
プールされたジョブデータから読み込むことである。
【0083】この様にパスワードが設定されている印字
データは、一旦スプールし、ユーザに選択的に処理させ
ることで、LBP100が長時間パスワード入力待ちに
なることを防止できる。
【0084】上記第1〜第5実施形態で説明したよう
に、本発明の印刷システムは、ホストコンピュータから
印刷実行を指示する際に印字データにユーザ名とパスワ
ードを設定させる手段を設け、設定されたユーザ名とパ
スワードはへッダ情報として印字データに付加する。も
ちろん、従来の印刷システムと同様にパスワードを設定
しないで印刷を実行することも可能であるが、その場合
には本発明の特徴である印刷文書の機密性の保持を実現
することはできない。パスワードが設定されている印字
データをプリンタ側で印刷処理する場合には、データ処
理の開始時又は給紙開始直前で処理を停止し、ユーザ名
を表示すると共にオペレータに対してパスワードの入力
を要求する。
【0085】パスワードの入力を要求する状態になる
と、正しいパスワードが入力されるまで印刷処理を停止
する。このパスワード入力要求はホストコンピュータに
も通知されるが、本発明の趣旨に則りパスワードの入力
はプリンタ本体パネルのキー操作によってのみ可能とす
る。又、パスワード入力要求に対して不正なアクセス、
つまり、誤ったパスワードが入力された場合にはホスト
コンピュータに対して不正アクセスを報知する、不正ア
クセス報知機能も有する。
【0086】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって実施される場合にも
適用できることは言うまでもない。この場合、本発明に
係るプログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成する
ことになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムを
システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシ
ステムあるいは装置が予め定められた方法で動作する。
【0087】
【発明の効果】以上詳述したように、第1乃至第4の発
明及び第7の発明である印刷システムによれば、印刷装
置がネットワークに接続されて複数のユーザに使用され
るシステム環境等において、物理的施錠機構等の特別な
排紙装置を設けることなく、印刷文書の機密性を保持す
ることが可能になる。
【0088】第5の発明である印刷システムによれば、
パスワード入力要求通知は、ホストコンピュータに対し
て行うようにしたので、印刷装置側でパスワード入力待
ちの状態が続き他のユーザに迷惑をかけることを防止す
ることができる。
【0089】第6の発明である印刷システムによれば、
パスワード入力要求通知に対して入力された外部入力パ
スワードと設定パスワードとが異なる場合は、その情報
をホストコンピュータに報知するようにしたので、誤っ
たパスワードの入力を印刷文書への不正アクセスと見做
してホストコンピュータ側で知ることができ、さらに印
刷文書の機密性を高めることができる。
【0090】第8の発明である印刷システムによれば、
パスワード入力要求通知手段によってパスワード入力要
求通知を行うタイミングを、印字データの第1ページを
給紙する直前としたので、ユーザがホストコンピュータ
から印刷実行を指示し、印刷装置のところへ行くまでの
時間を無駄にすることなく、ユーザがパスワードを入力
後、速やかに印字を開始することが可能となる。
【0091】第9の発明である印刷システムによれば、
印字データを暗号化する暗号化手段をホストコンピュー
タ側に設けると共に、暗号化された印字データを解読す
る暗号解読手段を印刷装置側に設け、印刷装置は、暗号
解読手段の解読結果に基づいて印字データの処理を行う
ようにしたので、ネットワーク上での印刷処理における
印刷文書あるいは印字データの機密性を更に高めること
ができる。
【0092】第10乃至第13及び第16の発明である
印刷システムの制御方法によれば、上記第1乃至第4の
発明及び第7の発明と同等の効果を奏する。
【0093】第14の発明である印刷システムの制御方
法によれば、上記第5の発明と同等の効果を奏する。
【0094】第15の発明である印刷システムの制御方
法によれば、上記第6の発明と同等の効果を奏する。
【0095】第17の発明である印刷システムの制御方
法によれば、上記第8の発明と同等の効果を奏する。
【0096】第18の発明である印刷システムの制御方
法によれば、上記第9の発明と同等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る印刷システムの概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したプリンタ11(LBP)の制御系
の概略構成を示すブロック図である。
【図3】プリンタ11を構成するLBPの内部構造を示
す断面図である。
【図4】第1実施形態におけるホストコンピュータから
パスワードを設定し印刷実行を指示するための画面の一
例を示す図である。
【図5】ホストコンピュータから送信された印字データ
をLBPで処理するための制御手順を示すフローチャー
トである。
【図6】第1実施形態のパスワード入力要求処理の制御
手順を示すフローチャートである。
【図7】第1実施形態においてユーザに対してパスワー
ドの入力を促すためのメッセージの表示例を示す図であ
る。
【図8】第2実施形態においてパスワードの入力要求及
び不正アクセスユーザに放置するためのホストコンピュ
ータ上の画面の例を示す図である。
【図9】第3実施形態における印刷ジョブの処理手順を
説明するためのフローチャートである。
【図10】第5実施形態における印刷ジョブの処理手順
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 ネットワーク 11 プリンタ 12 ホストコンピュータ 101 プリンタ制御ユニット 108 CPU 112 印刷機構部 213 操作パネル 300 ホストコンピュータからの印刷実行指示画面 301 解像度指定フィールド 302 綴じ代指定フィールド 303 ユーザ名入力指定フィールド 304 パスワード設定フィールド 305 印刷実行ボタン 306 キャンセルボタン 700 ホストコンピュータ上のパスワード入力要求通
知画面 710 ホストコンピュータ上の不正アクセス報知画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮▲崎▼ 幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 尾藤 智彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字データを生成するホストコンピュー
    タと、前記ホストコンピュータより送られてくる印字デ
    ータに基づいて印刷処理を行う印刷装置とを備えた印刷
    システムにおいて、 印字データにユーザ名とパスワードを設定するユーザ名
    /パスワード設定手段と、 外部から入力された外部入力パスワードと前記ユーザ名
    /パスワード設定手段で設定された設定パスワードとを
    比較するパスワード比較手段とを設け、 前記印刷装置は、前記外部入力パスワードが前記設定パ
    スワードと等しい場合のみ前記印字データの印刷処理を
    行うように構成したことを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記ユーザ名/パスワード設定手段は、
    前記ホストコンピュータ上で入力されたユーザ名及びパ
    スワードを印字データのヘッダ情報として付加する手段
    であり、 前記ホストコンピュータは、印刷実行指示により、前記
    ユーザ名/パスワード設定手段を用いユーザ名及びパス
    ワードを印字データのヘッダ情報として付加して、印字
    データと共に前記印刷装置へ送信することを特徴とする
    請求項1記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記印刷装置は、 前記外部入力パスワードの入力を促すためのパスワード
    入力要求通知を行うパスワード入力要求通知手段を備
    え、 前記設定パスワードがヘッダ情報として付加された印字
    データを処理する場合には、印刷処理を中断して、前記
    パスワード入力要求通知手段によって前記パスワード入
    力要求通知を行うようにしたことを特徴とする請求項2
    記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記パスワード入力要求通知は、前記印
    刷装置の表示パネルで行うようにしたことを特徴とする
    請求項3記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記パスワード入力要求通知は、前記ホ
    ストコンピュータに対して行うようにしたことを特徴と
    する請求項3記載の印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記パスワード入力要求通知に対して入
    力された外部入力パスワードと前記設定パスワードとが
    異なる場合は、その情報を前記ホストコンピュータに報
    知する不正アクセス報知手段を備えたことを特徴とする
    請求項3記載の印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記パスワード入力要求通知手段によっ
    て前記パスワード入力要求通知を行うタイミングは、印
    字データの処理開始直前であることを特徴とする請求項
    3記載の印刷システム。
  8. 【請求項8】 前記パスワード入力要求通知手段によっ
    て前記パスワード入力要求通知を行うタイミングは、印
    字データの第1ページを給紙する直前であることを特徴
    とする請求項3記載の印刷システム。
  9. 【請求項9】 印字データを生成するホストコンピュー
    タと、前記ホストコンピュータより送られてくる印字デ
    ータに基づいて印刷処理を行う印刷装置とを備えた印刷
    システムにおいて、 印字データを暗号化する暗号化手段を前記ホストコンピ
    ュータ側に設けると共に、暗号化された印字データを解
    読する暗号解読手段を印刷装置側に設け、 前記印刷装置は、前記暗号解読手段の解読結果に基づい
    て印字データの処理を行うようにしたことを特徴とする
    印刷システム。
  10. 【請求項10】 印字データを生成するホストコンピュ
    ータと、前記ホストコンピュータより送られてくる印字
    データに基づいて印刷処理を行う印刷装置とを備えた印
    刷システムを用い、 印字データにユーザ名とパスワードを設定するユーザ名
    /パスワード設定処理を行った後、 外部から入力された外部入力パスワードと前記ユーザ名
    /パスワード設定処理で設定された設定パスワードとを
    比較し、 前記外部入力パスワードが前記設定パスワードと等しい
    場合のみ前記印刷装置によって前記印字データの印刷処
    理を行うことを特徴とする印刷システムの印刷制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記ユーザ名/パスワード設定処理
    は、前記ホストコンピュータ上で入力されたユーザ名及
    びパスワードを印字データのヘッダ情報として付加する
    処理であり、 印刷実行指示により前記ユーザ名/パスワード設定処理
    を行って、ユーザ名及びパスワードを、印字データのヘ
    ッダ情報として付加して印字データと共に前記ホストコ
    ンピュータから前記印刷装置へ送信することを特徴とす
    る請求項10記載の印刷システムの印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 前記設定パスワードがヘッダ情報とし
    て付加された印字データを処理する場合には、前記印刷
    装置の印刷処理を中断して、前記外部入力パスワードの
    入力を促すためのパスワード入力要求通知を行うことを
    特徴とする請求項11記載の印刷システムの印刷制御方
    法。
  13. 【請求項13】 前記パスワード入力要求通知は、前記
    印刷装置の表示パネルで行うことを特徴とする請求項1
    2記載の印刷システムの印刷制御方法。
  14. 【請求項14】 前記パスワード入力要求通知は、前記
    ホストコンピュータに対して行うことを特徴とする請求
    項12記載の印刷システムの印刷制御方法。
  15. 【請求項15】 前記パスワード入力要求通知に対して
    入力された外部入力パスワードと前記設定パスワードと
    が異なる場合は、その情報を前記ホストコンピュータに
    報知することを特徴とする請求項12記載の印刷システ
    ムの印刷制御方法。
  16. 【請求項16】 前記パスワード入力要求通知を行うタ
    イミングは、印字データの処理開始直前であることを特
    徴とする請求項12記載の印刷システムの印刷制御方
    法。
  17. 【請求項17】 前記パスワード入力要求通知を行うタ
    イミングは、印字データの第1ページを給紙する直前で
    あることを特徴とする請求項12記載の印刷システムの
    印刷制御方法。
  18. 【請求項18】 印字データを生成するホストコンピュ
    ータと、前記ホストコンピュータより送られてくる印字
    データに基づいて印刷処理を行う印刷装置とを備えた印
    刷システムを用い、 前記ホストコンピュータ側で印字データを暗号化して送
    信し、 前記印刷装置側で、前記暗号化された印字データを解読
    し、その解読結果に基づいて印字データの処理を行うこ
    とを特徴とする印刷システムの印刷制御方法。
JP10022519A 1998-01-21 1998-01-21 印刷システム及びその印刷制御方法 Withdrawn JPH11212744A (ja)

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