JPH11211319A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH11211319A
JPH11211319A JP10015284A JP1528498A JPH11211319A JP H11211319 A JPH11211319 A JP H11211319A JP 10015284 A JP10015284 A JP 10015284A JP 1528498 A JP1528498 A JP 1528498A JP H11211319 A JPH11211319 A JP H11211319A
Authority
JP
Japan
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temperature
room
switching
freezing
damper device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10015284A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Hashimoto
晋一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Publication of JPH11211319A publication Critical patent/JPH11211319A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/042Air treating means within refrigerated spaces
    • F25D17/045Air flow control arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D29/00Arrangement or mounting of control or safety devices

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍と冷凍以外の温度帯の切り換えが可能な
切り換え室において、冷凍以外の温度設定時に局部的過
冷却や温度ムラの発生しない切り換え室を有する冷蔵庫
を提供する。 【解決手段】 切り換え手段47の冷凍以外の設定時に
は、切り換え室の温度検知手段55に基づいて、冷蔵室
27および低温室35の戻り冷気を切り換え室29に吐
出させる切り換え室のダンパー装置50を開閉制御する
ダンパー装置制御手段57を備えたことにより、冷凍設
定時には、切り換え室の吐出ダクト49を充分な大きさ
に設けることにより、冷凍温度を確保するとともに、冷
凍以外の設定時には、局部的過冷却や温度ムラがなくな
り、適温に維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍と冷凍以外の温
度帯に切り換え可能とした切り換え室を備えた冷蔵庫に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来よりある冷凍室および冷蔵室
に加えて、使用者の用途に応じて冷凍,冷蔵、あるいは
これらの中間温度であるパーシャルフリージングやチル
ド等の低温の温度帯に切り換えられる切り換え室を備え
た冷蔵庫が考えられている。これらの代表例は例えば実
用新案公告平4−38214号公報にその一例が示され
ており、以下、図9および図10を用いて説明する。
【0003】図9,図10において、1は外箱2,内箱
3および外箱2,内箱3間の空間に充填された断熱材4
によって構成された冷蔵庫本体である。5,6は庫内を
上下に区画する区画壁である。7は前記区画壁5の上方
で冷蔵庫本体1の上部に区画形成された冷凍室であり、
8は前記区画壁6の下方で冷蔵庫本体1の下部に区画形
成された冷蔵室である。9は前記冷凍室7と冷蔵室8の
中間で区画壁5,6に挟まれて区画形成された切り換え
室である。
【0004】10は冷凍サイクルの圧縮機、11は冷凍
室7の背面に収めた冷却器であり、12は冷却器11で
冷却された冷気を庫内に強制通風させるための送風機で
ある。13は切り換え室9に冷気を送り込むためのダク
トであり、14はダクト13の出口に設けて切り換え室
9に必要な冷気量を調節するためのダンパー装置であ
る。15は切り換え室9内に設けた温度検知手段、16
は冷凍室7内に設けた温度検知手段、17は切り換え室
9の温度を切り換えるための切り換え手段である。
【0005】また、18は切り換え室の温度制御装置で
あり、19は切り換え回路、20はダンパー装置14の
駆動回路、21,22はそれぞれ切り換え室を冷蔵,低
温に設定する場合の比較回路である。
【0006】以上のように構成された冷蔵庫について、
その動作を説明する。まず、切り換え室9を冷蔵とする
場合、温度検知手段15の検知温度に応じた電圧との比
較で決定された比較回路21の出力と、切り換え手段1
7の接点d−cを介して導通した出力とを併せて切り換
え回路19の出力が決定される。そして、この出力に応
じて駆動回路20によりダンパー装置14が開閉制御さ
れ、冷凍室の温度検知手段16の出力に基づいて運転制
御される圧縮機10および送風機12の運転期間中に冷
気が導入されて、切り換え室9が冷蔵温度に冷却維持さ
れる。
【0007】次に、切り換え室9を低温とする場合、温
度検知手段15の検知温度に応じた電圧との比較で決定
された比較回路22の出力と、切り換え手段17の接点
d−bを介して導通した出力とを併せて切り換え回路1
9の出力が決定される。そして、この出力に応じて駆動
回路20によりダンパー装置14が開閉制御され、冷凍
室の温度検知手段16の出力に基づいて運転制御される
圧縮機10および送風機12の運転期間中に冷気が導入
されて、切り換え室9がパーシャルフリージングやチル
ド等の低温冷蔵温度に冷却維持される。
【0008】次に、切り換え室9を冷凍とする場合、切
り換え手段17の接点d−aを介して導通した出力は温
度検知手段15の出力に関わらず、切り換え回路19の
出力となる。このため、駆動回路20には常時駆動電圧
が印加された状態となり、ダンパー装置14が強制的に
開放され、冷凍室の温度検知手段16の出力に基づい
て、運転制御される圧縮機10および送風機12の運転
期間中に冷気が導入されて、切り換え室9は冷凍温度に
冷却される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、切り換え室9を冷凍から冷蔵までの広範囲の温
度帯を1つのダンパー装置で制御するため、冷凍温度を
確保するために、ダクト13やダンパー装置14を大き
くした場合、冷凍以外の設定時に、局部的な過冷却やダ
ンパー装置の開時間が短いため、温度ムラができるとい
う課題があった。
【0010】また、切り換え室9は送風機12からの距
離が冷凍室7に比較して長く、ダクト13やダンパー装
置14等、冷却経路の通風抵抗や吸熱損失が大きくなる
ため、もともと冷凍室7より冷凍温度が高めになるとい
う設計上の課題もあった。
【0011】本発明は上記課題を解決し、切り換え室の
温度を設定に合わせて、効率よく、かつ精度よく維持で
きる冷蔵庫を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷蔵庫は、切り換え手段の設定が冷凍の場合
は、送風機により冷却器で冷却された冷気を切り換え室
へ吐出する吐出経路を設け、切り換え手段の設定が冷凍
以外の場合は、各設定温度に近い温度の冷蔵室および低
温室の戻り冷気を切り換え室へ吐出する吐出経路を設
け、設定温度に大きな差のある冷凍設定時と冷凍以外の
設定時の制御を各々独立した吐出経路と制御で行うよう
に構成したことにより、切り換え手段の設定が冷凍の場
合には、切り換え室への吐出経路の断面積を充分に確保
することにより、通風抵抗や吸熱損失を低減し冷凍室温
度まで過不足なく、冷却,維持することができる。従っ
て、切り換え室は冷凍室に比較して送風機からの距離が
長いために冷却経路で生じる冷却損失が大きいという設
計上の課題にも対処することができる。
【0013】また、切り換え手段の設定が冷凍以外の場
合には、冷蔵や低温等、冷凍以外の設定時の設定温度に
近い温度の冷蔵室および低温室の戻り冷気を吐出して冷
却するため、切り換え室が局部的に過冷却されたり温度
ムラが発生することがなく、各設定温度を精度よく維持
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】近年、一般家庭で使用する冷蔵庫
は従来よりある冷凍室,冷蔵室に低温室や野菜室といっ
た用途別の専用室が加わり、さらに使用者が自らの用途
に応じて冷凍,冷蔵、あるいはこれらの中間温度である
パーシャルフリージングやチルド等の低温の温度帯に切
り換えて供用する切り換え室を備えた冷蔵庫が考えられ
るようになった。
【0015】しかし、その可変すべき温度域は冷凍温度
の−18℃から冷蔵温度の4℃と広く、これを一つのダ
ンパー装置で制御しようとすると、ダクトやダンパー装
置を大きくして冷却能力を増やさねばならず、その結
果、冷凍以外の温度帯で使用する場合、局部的な過冷却
や温度調整時にダンパー装置の開時間が短いために温度
ムラが発生する。
【0016】本発明は各請求項に記載のように構成して
実施することにより、局部的な過冷却や温度ムラを排除
し、各々設定された温度に精度よく、かつ効率的に冷
却,維持することができる切り換え室を実現するもので
ある。また、各請求項に記載する構成は冷蔵庫の能力,
用途,種類に関係なく適用することができる。
【0017】すなわち、本発明の請求項1記載のよう
に、冷凍室と、冷蔵室と、魚,肉類を低温で保存する低
温室と、室温を切り換え可能とした切り換え室と、前記
切り換え室内に設けた温度検知手段と、前記切り換え室
の室温を冷凍と冷凍以外の温度帯に切り換える切り換え
手段と、冷凍サイクルの圧縮機と、冷却器と、前記冷却
器で冷却された冷気を強制通風する送風機と、前記送風
機より前記切り換え室に吐出する吐出ダクトと、前記吐
出ダクト内に設け、前記切り換え手段が冷凍の場合は全
開し、冷凍以外の場合は全閉となる手動開閉装置と、前
記冷蔵室および前記低温室の吸い込みダクトと、前記吸
い込みダクト内に設け、前記冷蔵室および前記低温室の
戻り冷気の一部を前記切り換え室に吐出するダンパー装
置と、前記切り換え室が冷凍以外の場合、前記切り換え
室の温度検知手段の検知する温度に基づいて、前記ダン
パー装置を開閉制御する制御手段とを備えて構成したも
のである。
【0018】そして、冷凍室,冷蔵室,低温室はそれぞ
れ吐出ダクトと吸い込みダクトを有し、冷却器で冷却さ
れた冷気を送風機により供給され、冷凍室は−18℃、
冷蔵室は4℃、低温室は−3℃等、所定の温度に保持さ
れる構成となっている。
【0019】切り換え室を冷凍,冷蔵の他、パーシャル
フリージング(−3℃),チルド(0℃)等の低温の温
度帯に効率よく、かつ精度よく切り換えて使用するため
に、その設定温度が大きく異なる冷凍と冷凍以外に分別
して制御するように構成している。
【0020】すなわち、切り換え手段によって冷凍が選
択された場合は手動開閉装置が連動して全開となり、冷
却器で冷却された冷気は切り換え室の吐出ダクトにより
切り換え室に吐出され、切り換え室の吸い込みダクトを
介して冷却器に戻り、切り換え室は−18℃等の適温に
維持される。また、切り換え手段によって冷凍以外が選
択された場合は手動開閉装置が連動して全閉となり、そ
して温度検知手段によって切り換え室の温度を検知し、
冷凍以外の各モードの設定温度に対して高ければ、ダン
パー装置の制御手段により冷凍以外の設定された温度帯
に近い温度の冷蔵室および低温室の吸い込みダクトの戻
り冷気を切り換え室内に吐出させるダンパー装置が開き
切り換え室を冷却する。以後、温度検知手段の検知する
切り換え室の温度に基づいて、制御手段がダンパー装置
を開閉することにより切り換え室の温度を設定されたモ
ードの所定の温度を維持するよう構成したことにより、
切り換え手段の設定が冷凍以外の場合に、設定された温
度帯に近い温度の冷蔵室および低温室の戻り冷気を吐出
させるため、部分的な過冷却や温度ムラの発生がなく、
精度よく、冷却,維持することができる。
【0021】また、冷凍設定時、切り換え室が冷凍室と
比較して送風機からの距離が長いため、冷却経路の通風
抵抗や吸熱損失が大きくなり、冷凍温度より高めになる
課題についても、冷凍設定時の冷却と冷凍以外の設定時
の冷却をそれぞれ独立した冷却経路で行うので、冷却器
で冷却された冷気を切り換え室に吐出する切り換え室の
吐出ダクト等、冷凍設定時の通風通路の断面積を必要量
に応じて大きくすることにより、冷凍室と同様、充分な
冷凍温度を得ることができる。この場合、冷凍以外の設
定時の冷却経路への影響は全くなく、冷凍以外の設定時
に局部的な過冷却や温度ムラが発生することはない。
【0022】また、請求項2記載のように、冷蔵室へ吐
出する冷気の一部を前記冷蔵室の冷気吐出ダクトを分岐
して切り換え室に吐出させるよう構成することにより、
請求項1記載の切り換え手段の設定が冷凍以外の設定の
場合に、切り換え室を冷蔵室および低温室の戻り冷気の
一部に、冷却器から冷蔵室へ向かう冷気の一部を加えて
冷却するので、切り換え室の冷却能力が向上し、冷蔵室
および低温室の温度に関わりなく安定して冷却すること
ができる。
【0023】また、請求項3記載のように、冷凍室と、
冷蔵室と、魚,肉類を低温で保存する低温室と、室温を
切り換え可能とした切り換え室と、前記切り換え室内に
設けた温度検知手段と、前記切り換え室の室温を冷凍と
冷凍以外の温度帯に切り換える切り換え手段と、冷凍サ
イクルの圧縮機と、冷却器と、前記冷却器で冷却された
冷気を強制通風する送風機と、前記送風機より前記切り
換え室に吐出する吐出ダクトと、前記吐出ダクト内に設
けた第1のダンパー装置と、前記冷蔵室および前記低温
室の吸い込みダクトと、前記吸い込みダクト内に設け、
前記冷蔵室および前記低温室の戻り冷気の一部を前記切
り換え室に吐出する第2のダンパー装置と、前記切り換
え室の温度検知手段の検知する温度に基づいて、前記切
り換え室が冷凍の場合は前記第1のダンパー装置を、冷
凍以外の場合は前記第2のダンパー装置を開閉制御する
制御手段を備えた構成としたことにより、切り換え手段
の設定が冷凍設定の場合は、温度検知手段が検知する切
り換え室の温度に基づいて、切り換え室の吐出ダクトか
ら吐出する冷却器で冷却された冷気を第1のダンパー装
置を制御手段が開閉制御することにより、冷凍温度に精
度よく冷却,維持することができ、また、切り換え手段
の設定が冷凍以外の設定の場合は、温度検知手段が検知
する切り換え室の温度に基づいて、冷蔵室および低温室
の吸い込みダクト内に設けた第2のダンパー装置を制御
手段が開閉制御して、冷凍以外の冷蔵や低温等の設定温
度に近い温度の冷蔵室および低温室からの戻り冷気を冷
蔵室および低温室の吸い込みダクトを経て切り換え室に
吐出するので、効率よく、かつ精度よく、それぞれの設
定温度に冷却,維持することができる。また、冷凍以外
の設定の場合、設定温度に近い温度の冷蔵室および低温
室の冷気を切り換え室に吐出して冷却するので局部的な
過冷却や温度ムラは発生しない。
【0024】さらに、冷凍設定の場合、切り換え室の送
風機からの距離が冷凍室に比較して長く、冷却経路の通
風抵抗や吸熱損失が大きいために冷凍温度が高めになる
課題についても、吐出ダクト等、冷却経路の断面積を冷
凍温度を確保するため必要量大きくすることにより解決
することができる。この場合、冷凍設定時の吐出ダクト
や第1のダンパー装置等の吐出経路は冷凍以外設定時の
吐出経路に関係なく独立しているので、冷凍以外設定時
に局部的な過冷却や温度ムラを発生させることはない。
【0025】また、請求項4記載のように、切り換え手
段の設定が冷凍以外の時、切り換え室の温度検知手段が
所定温度以上を検知した場合、第1のダンパー装置を開
閉制御する制御手段を備えた構成としたことにより、切
り換え手段の設定が冷凍設定以外の場合でも、設定温度
よりも高い予め定めた所定の温度を温度検知手段が検知
した場合は第1のダンパー装置が作動することにより、
切り換え室に冷却器で冷却された冷気が吐出され冷却速
度が速まり、切り換え室の負荷投入による急激な温度上
昇に対しても、また冷蔵室および低温室の温度に関わり
なく、切り換え室の温度を適温に、かつ素早く冷却する
ことができる。この場合、所定の温度として設定温度よ
り必要値だけ高い温度に設定することにより、冷却器で
冷却された冷気を吐出することによる局部的な過冷却や
温度ムラは発生しない。
【0026】また、請求項5記載のように、切り換え手
段が冷凍設定以外の時に操作する急冷スイッチと、前記
急冷スイッチをオンした時、第1のダンパー装置を開閉
制御する制御手段を備えた構成としたことにより、切り
換え手段の設定が冷凍設定以外の時でも、急冷スイッチ
をオンすることにより第1のダンパー装置が開き、冷却
器で冷却された冷気が切り換え室に吐出され、冷却速度
が速まり、それぞれの設定温度まで素早く冷却すること
ができる。また、急冷スイッチをオフにする温度を冷凍
設定以外のそれぞれの設定温度より必要値だけ高くする
ことにより、部分的な過冷却や温度ムラの発生を防止す
ることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明による冷蔵庫の実施例につい
て、図面を用いて説明する。なお、各実施例において同
一構成要素については、同一符号を付与して詳細な説明
を省略する。
【0028】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おける冷蔵庫の正面斜視図および制御ブロック図であ
る。図2は、本発明の実施例1,2,3,4,5におけ
る冷蔵庫の断面図である。
【0029】図1,図2において、23は冷蔵庫本体で
ある。24,25,26はそれぞれ庫内を上下に区画す
る区画壁である。27は区画壁24の上方で冷蔵庫本体
23の上部に区画形成された冷蔵室であり、扉28を備
えている。29は区画壁24と区画壁25の間に形成さ
れ扉30を備えた切り換え室であり、「冷凍」,「冷
蔵」の他、パーシャルフリージング(−3℃),チルド
(0℃)等の「低温」の温度帯に任意に切り換え可能に
構成されている。31は区画壁25と区画壁26の間に
区画形成された冷凍室であり、扉32を備えている。3
3は区画壁26の下方で冷蔵庫本体23の下部に区画形
成された野菜室であり、引出し式の扉34を備えてい
る。35は冷蔵室27の下部に設けられた主に魚,肉類
を保存する低温室である。
【0030】36は冷蔵庫本体23底部に設けた冷凍サ
イクルの圧縮機であり、37は冷却器、38は冷却器3
7で冷却された冷気を庫内に強制通風させるための送風
機である。39は冷蔵室27に必要な冷気量を送り込む
ための冷蔵室のダンパー装置、40は低温室35に必要
な冷気量を送り込むための低温室のダンパー装置であ
る。
【0031】41は冷凍室吐出ダクトであり、一端を冷
却器37の近傍に開口し、他端を冷凍室31に開口して
いる。42は冷凍室吸い込みダクトであり、一端を冷凍
室31に開口し、他端を冷却器37の下部近傍に開口し
ている。43は冷蔵室吐出ダクトであり、一端を冷蔵室
のダンパー装置39を介して冷却器37の近傍に開口
し、他端を冷蔵室27に開口している。44は冷蔵室吸
い込みダクトであり、一端を冷蔵室27に開口し、他端
を冷却器37の下部近傍に連通している。45は低温室
吐出ダクトであり、一端を低温室のダンパー装置40を
介して冷却器37の近傍に開口し、他端を低温室35に
開口している。46は低温室吸い込みダクトであり、冷
蔵室吸い込みダクト44に連通している。47は切り換
え室29を「冷凍」,「冷蔵」,「低温(パーシャルフ
リージング,チルド等)」に切り換えるための切り換え
手段である。48は切り換え手段47と連動し、冷凍設
定時は全開に、冷凍設定時以外は全閉になる手動開閉装
置である。
【0032】49は切り換え室が冷凍時の切り換え室2
9の吐出ダクトであり、一端を手動開閉装置48を介し
て、冷却器37の近傍に開口し、他端を切り換え室29
に開口している。50は冷蔵室吸い込みダクト44の途
中に設けられ、切り換え室29が冷凍設定以外時、切り
換え室29に必要な冷気量を送り込むための切り換え室
のダンパー装置である。51は切り換え室29が冷凍設
定以外時の切り換え室の吐出ダクトであり、一端を切り
換え室のダンパー装置50を介して、冷蔵室吸い込みダ
クト44および低温室吸い込みダクト46に連通し、他
端を切り換え室29に開口している。52は切り換え室
の吸い込みダクトであり、冷蔵室吸い込みダクト44,
低温室吸い込みダクト46に連通している。53は野菜
室吐出ダクトであり、一端を冷蔵室のダンパー装置39
に連通し、他端を野菜室33に開口している。54は野
菜室吸い込みダクトであり、一端を野菜室33に開口
し、他端を冷却器37の下部近傍に開口している。55
は切り換え室29に設けた温度検知手段である。56は
前記温度検知手段55により検知された室内温度が前記
切り換え手段47によって選択された設定温度の範囲内
かを判断する室内温度判定手段である。57は前記室内
温度判定手段56の出力に基づいて、切り換え室のダン
パー装置50の開閉を指令するダンパー装置制御手段で
ある。
【0033】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。冷却器37で冷却された冷気
は送風機38によって冷凍室吐出ダクト41を介して冷
凍室31に吐出され、冷凍室吸い込みダクト42より冷
却器37に帰還して、冷凍室31は−18℃等の適温に
維持される。また、冷蔵室のダンパー装置39を介して
冷蔵室吐出ダクト43より冷蔵室27に吐出され、冷蔵
室吸い込みダクト44を介して冷却器37に帰還して、
冷蔵室27は4℃等の適温に維持される。この時、冷蔵
室のダンパー装置39を通過した冷気の一部は野菜室吐
出ダクト53を介して野菜室33に吐出され、野菜室吸
い込みダクト54を介して、冷却器37に帰還して、野
菜室33は6℃等の適温に維持される。また、冷却器3
7で冷却された冷気は送風機38によって低温室吐出ダ
クト45より低温室35に吐出され、低温室吸い込みダ
クト46を介して冷却器37に帰還して、低温室35は
−3℃等の適温に維持される。また、切り換え手段47
によって「冷凍」が選択された場合は、手動開閉装置4
8が連動して、全開となり、冷却器37で冷却された冷
気は切り換え室の吐出ダクト49より切り換え室29に
吐出され、切り換え室の吸い込みダクト52を介して冷
却器37に帰還して、切り換え室29は−18℃等の設
定温度に維持される。また、切り換え手段47によって
「冷凍」以外が選択された場合は、手動開閉装置48が
連動して、全閉となり、そして温度検知手段55により
切り換え室の温度を検出し、室内温度判定手段56が
「冷凍」以外のオン/オフ設定温度に対して、高いか低
いかを判断する。すなわち、室内温度がオン設定温度よ
り高ければ、ダンパー装置制御手段57により切り換え
室のダンパー装置50が開放される。一方、室内温度が
オフ設定温度より低ければ、切り換え室のダンパー装置
50は開放されない。すなわち、冷蔵室27および低温
室35の戻り冷気の一部が切り換え室の吐出ダクト51
を経て切り換え室29に吐出され、切り換え室の吸い込
みダクト52を介して、冷却器37に帰還して、切り換
え室29は冷蔵(4℃),チルド(0℃)等の適温に維
持される。
【0034】このように、切り換え手段47の選択が
「冷凍」以外の設定の時、冷蔵室27および低温室35
からの戻り冷気を切り換え室29に吐出させることによ
り、切り換え室29を「冷凍」まで充分に冷却するため
に設計された大きなダンパー装置やダクトによってでき
る「冷凍」以外の設定時の部分的過冷却や、またダンパ
ー装置開時間が短くなることによってできる温度ムラが
なくなり、設定温度に精度よく維持することができる。
【0035】そして、「冷凍」設定時においても、切り
換え室29は送風機38からの距離が冷凍室31に比較
して長く、冷却経路の通風抵抗や吸熱損失が大きくな
り、冷凍室の温度より高めになる課題に対しては、冷凍
温度を確保するために冷却経路の断面積を大きくするこ
とで、所定の冷凍温度を確保することができる。
【0036】(実施例2)図2は、本発明の実施例1,
2,3,4,5における冷蔵庫の断面図である。図3
は、本発明の実施例2における冷蔵庫の正面斜視図およ
び制御ブロック図である。
【0037】図2,図3において、58は冷蔵室27へ
の冷気吐出経路途中に設けた冷蔵分岐バイパスダクトで
あり、一端を冷蔵室吐出ダクト43に連通し、他端を切
り換え室の吐出ダクト51に連通している。
【0038】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作,作用を説明する。冷却器37で冷却され
た冷気は送風機38によって冷凍室吐出ダクト41を介
して冷凍室31に吐出され、冷凍室吸い込みダクト42
より冷却器37に帰還して、冷凍室31は−18℃等の
適温に維持される。また、冷蔵室のダンパー装置39を
介して冷蔵室吐出ダクト43より冷蔵室27に吐出さ
れ、冷蔵室吸い込みダクト44を介して冷却器37に帰
還して、冷蔵室27は4℃等の適温に維持される。この
時、冷蔵室のダンパー装置39を通過した冷気の一部は
野菜室吐出ダクト53を介して野菜室33に吐出され、
野菜室吸い込みダクト54を介して、冷却器37に帰還
して、野菜室33は6℃等の適温に維持される。また、
冷却器37で冷却された冷気は送風機38によって低温
室吐出ダクト45より低温室35に吐出され、低温室吸
い込みダクト46を介して冷却器37に帰還して、低温
室35は−3℃等の適温に維持される。また、切り換え
手段47によって「冷凍」が選択された場合は、手動開
閉装置48が連動して、全開となり、冷却器37で冷却
された冷気は切り換え室の吐出ダクト49より切り換え
室29に吐出され、切り換え室の吸い込みダクト52を
介して冷却器37に帰還して、切り換え室29は−18
℃等の設定温度に維持される。また、切り換え手段47
によって「冷凍」以外が選択された場合は、手動開閉装
置48が連動して、全閉となり、そして温度検知手段5
5により切り換え室29の温度を検出し、室内温度判定
手段56が「冷凍」以外のオン/オフ設定温度に対し
て、高いか低いかを判断し、切り換え室のダンパー装置
50を開閉させる。すなわち、冷蔵室27および低温室
35の戻り冷気の一部が切り換え室の吐出ダクト51に
吐出される。また冷蔵室のダンパー装置39を通過した
冷気の一部は冷蔵分岐バイパスダクト58に流入し、冷
蔵室27を介さないで、切り換え室の吐出ダクト51に
導かれる。このため、切り換え室の吐出ダクト51内で
は、比較的温度の高い冷蔵室27および低温室35の戻
り冷気に冷蔵室27への吐出冷気の一部が混合されて、
冷却能力の高い冷気となる。そして、切り換え室29に
吐出された冷気は切り換え室の吸い込みダクト52を介
して、冷却器37に帰還して、切り換え室29は冷蔵
(4℃),チルド(0℃)等の設定温度に維持される。
【0039】このように、冷蔵室27への吐出冷気の一
部を切り換え室29に吐出させることにより、切り換え
手段47の選択が「冷凍」以外の設定の時、冷却能力が
高められ、収納品をより充分に冷却することができる。
従って、冷蔵室27および低温室35の温度に関わら
ず、安定して冷却することができる。
【0040】(実施例3)図2は、本発明の実施例1,
2,3,4,5における冷蔵庫の断面図である。図4
は、本発明の実施例3における冷蔵庫の正面斜視図およ
び制御ブロック図である。
【0041】図2,図4において、59は切り換え室2
9を「冷凍」,「冷蔵」,「低温(パーシャルフリージ
ング,チルド等)」に切り換えるための切り換え手段で
ある。60は切り換え手段59が冷凍設定時に切り換え
室29に必要な冷気を送り込むための切り換え室のダン
パー装置である。61は切り換え室29が冷凍設定時の
切り換え室の吐出ダクトであり、一端を切り換え室のダ
ンパー装置60を介して、冷却器37の近傍に開口し、
他端を切り換え室29に開口している。62は切り換え
室29に設けた温度検知手段である。63は温度検知手
段62により検知された室内温度が切り換え手段59に
よって選択された設定温度の範囲内かを判断する室内温
度判定手段である。64は室内温度判定手段63の出力
に基づいて、切り換え室のダンパー装置50,60の開
閉を指令するダンパー装置制御手段である。
【0042】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作,作用を説明する。冷却器37で冷却され
た冷気は送風機38によって冷凍室吐出ダクト41を介
して冷凍室31に吐出され、冷凍室吸い込みダクト42
より冷却器37に帰還して、冷凍室31は−18℃等の
適温に維持される。また、冷蔵室のダンパー装置39を
介して冷蔵室吐出ダクト43より冷蔵室27に吐出さ
れ、冷蔵室吸い込みダクト44を介して冷却器37に帰
還して、冷蔵室27は4℃等の適温に維持される。この
時、冷蔵室のダンパー装置39を通過した冷気の一部は
野菜室吐出ダクト53を介して野菜室33に吐出され、
野菜室吸い込みダクト54を介して、冷却器37に帰還
して、野菜室33は6℃等の適温に維持される。また、
冷却器37で冷却された冷気は送風機38によって低温
室吐出ダクト45より低温室35に吐出され、低温室吸
い込みダクト46を介して冷却器37に帰還して、低温
室35は−3℃等の適温に維持される。また、切り換え
手段59によって「冷凍」が選択された場合は、温度検
知手段62により切り換え室29の温度を検出し、室内
温度判定手段63が「冷凍」のオン/オフ設定温度に対
して、高いか低いかを判断する。すなわち、室内温度が
オン設定温度より高ければ、ダンパー装置制御手段64
により切り換え室のダンパー装置60が開放される。一
方、室内温度がオフ設定温度より低ければ、切り換え室
のダンパー装置60は開放されない。すなわち、冷却器
37で冷却された冷気は送風機38によって切り換え室
の吐出ダクト61を介して切り換え室29に吐出され、
切り換え室の吸い込みダクト52より冷却器37に帰還
して、切り換え室29は−18℃等の設定温度に維持さ
れる。また、切り換え手段59によって「冷凍」以外が
選択された場合は、切り換え室のダンパー装置60が全
閉となり、そして、温度検知手段62により切り換え室
29の温度を検出し、室内温度判定手段63が「冷凍」
以外のモードのオン/オフ設定温度に対して、高いか低
いかを判断する。すなわち、室内温度がオン設定温度よ
り高ければ、ダンパー装置制御手段64により切り換え
室のダンパー装置50が開放される。一方、室内温度が
オフ設定温度より低ければ、切り換え室のダンパー装置
50は開放されない。すなわち、冷蔵室27および低温
室35の戻り冷気の一部が切り換え室の吐出ダクト51
に吐出され、切り換え室の吸い込みダクト52を介し
て、冷却器37に帰還して、切り換え室29は冷蔵(4
℃),チルド(0℃)等、各モードの設定温度に維持さ
れる。
【0043】このように、切り換え手段59の選択が
「冷凍」以外の設定の時、「冷凍」以外の冷蔵や低温設
定温度に近い温度の冷蔵室27および低温室35の戻り
冷気を切り換え室29に吐出させることにより、切り換
え室29を「冷凍」まで冷却するために設計された大き
なダンパー装置やダクトによってできる「冷凍」以外の
設定時の部分的な過冷却や、またダンパー装置開時間が
短くなることによってできる温度ムラがなくなり、精度
よく設定温度に維持することができる。また、同時に熱
効率を高めることができる。
【0044】そして、切り換え手段59の選択が「冷
凍」設定時においても、切り換え室29は送風機38か
らの距離が冷凍室31に比較して長く、冷却経路の通風
抵抗や吸熱損失が大きくなり、冷凍温度より高めになる
課題に対しては、冷凍温度を確保するために必要な吐出
冷却経路の断面積を大きくすることで、所定の冷凍温度
を確保でき、また切り換え室のダンパー装置50,60
を設けることで、切り換え室29をよりきめ細かく、精
度よく適温に維持することができる。
【0045】(実施例4)図2は、本発明の実施例1,
2,3,4,5における冷蔵庫の断面図である。図5
は、本発明の実施例4における冷蔵庫の正面斜視図およ
び制御ブロック図である。図6は、同冷蔵庫の動作フロ
ーチャートである。
【0046】図2,図5において、65は温度検知手段
62により検知された室内温度が切り換え手段59によ
って選択された設定温度の範囲内かを判断する室内温度
判定手段である。66は室内温度判定手段65の出力に
基づいて、切り換え室のダンパー装置50,60の開閉
を指令するダンパー装置制御手段である。
【0047】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作,作用を説明する。また、切り換え室29
については図6により説明する。
【0048】冷却器37で冷却された冷気は送風機38
によって冷凍室吐出ダクト41を介して冷凍室31に吐
出され、冷凍室吸い込みダクト42より冷却器37に帰
還して、冷凍室31は−18℃等の適温に維持される。
また、冷蔵室のダンパー装置39を介して冷蔵室吐出ダ
クト43より冷蔵室27に吐出され、冷蔵室吸い込みダ
クト44を介して冷却器37に帰還して、冷蔵室27は
4℃等の適温に維持される。この時、冷蔵室のダンパー
装置39を通過した冷気の一部は野菜室吐出ダクト53
を介して野菜室33に吐出され、野菜室吸い込みダクト
54を介して、冷却器37に帰還して、野菜室33は6
℃等の適温に維持される。また、冷却器37で冷却され
た冷気は送風機38によって低温室吐出ダクト45より
低温室35に吐出され、低温室吸い込みダクト46を介
して冷却器37に帰還して、低温室35は−3℃等の適
温に維持される。また、切り換え手段59の設定が「冷
凍」と判断されれば(Step1)、温度検知手段62
により切り換え室29の温度を検出し(Step2)、
室内温度判定手段65が「冷凍」のオン/オフ設定温度
に対して、高いか低いかを判断する(Step3)。す
なわち、室内温度がオン設定温度より高ければ、ダンパ
ー装置制御手段66により切り換え室のダンパー装置6
0が開放される(Step4)。一方、室内温度がオフ
設定温度より低ければ、切り換え室のダンパー装置60
は開放されない。すなわち、冷却器37で冷却された冷
気は送風機38によって必要な量を切り換え室の吐出ダ
クト61を介して切り換え室29に吐出され、切り換え
室の吸い込みダクト52より冷却器37に帰還して、切
り換え室29は−18℃等の設定温度に維持される。ま
た、切り換え手段59の設定が「冷凍」以外と判断され
れば(Step1)、温度検知手段62により切り換え
室29の温度を検出し(Step5)、室内温度判定手
段65が「冷凍」以外のオン/オフ設定温度に対して、
オン温度より高いか低いかを判断する(Step6)。
オンの温度より高い場合は、次にオン設定温度より予め
定めた所定の温度Δt℃高いか低いかを判断する(St
ep7)。そして、室内温度がオン設定温度よりΔt℃
高くなければ、ダンパー装置制御手段66により切り換
え室のダンパー装置50が開放される(Step8)。
すなわち、冷蔵室27および低温室35の戻り冷気の一
部が切り換え室の吐出ダクト51を介して切り換え室2
9に吐出され、切り換え室の吸い込みダクト52を介し
て、冷却器37に帰還して、切り換え室29は冷蔵(4
℃),チルド(0℃)等の設定温度に維持される。ま
た、室内温度がオン設定温度よりΔt℃高ければ、ダン
パー装置制御手段66により切り換え室のダンパー装置
60が開放される(Step9)。すなわち、室内温度
がオン設定温度よりΔt℃高い時は、冷却器37で冷却
された冷気を切り換え室の吐出ダクト61を介して、切
り換え室29に吐出させる。
【0049】このように、「冷凍」以外設定時に、温度
の高い食品が投入されたり、冷蔵室27および低温室3
5の戻り冷気では冷却能力が低い場合、冷却器37で冷
却された冷気を切り換え室29に吐出させることによ
り、切り換え室29の急激な温度上昇に対しても、素早
く対応でき、また冷蔵室27および低温室35の温度に
対しても影響を受けにくくなり、安定して設定温度を維
持することができる。
【0050】(実施例5)図2は、本発明の実施例1,
2,3,4,5における冷蔵庫の断面図である。図7
は、本発明の実施例5における冷蔵庫の正面斜視図およ
び制御ブロック図である。図8は、同冷蔵庫の動作フロ
ーチャートである。
【0051】図2,図7において、67は「冷凍」以外
の設定時に操作する急冷スイッチである。68は温度検
知手段62より検知された切り換え室29の室内温度が
切り換え手段59によって選択された設定温度の範囲内
か、また前記急冷スイッチ67が作動する急冷モードの
温度範囲内かを判断する室内温度判定手段である。69
は室内温度判定手段68の出力に基づいて、切り換え室
のダンパー装置50,60の開閉を指令するダンパー装
置制御手段である。
【0052】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作,作用を説明する。また、切り換え室29
については図8により説明する。
【0053】冷却器37で冷却された冷気は送風機38
によって冷凍室吐出ダクト41を介して冷凍室31に吐
出され、冷凍室吸い込みダクト42より冷却器37に帰
還して、冷凍室31は−18℃等の適温に維持される。
また、冷蔵室のダンパー装置39を介して冷蔵室吐出ダ
クト43より冷蔵室27に吐出され、冷蔵室吸い込みダ
クト44を介して冷却器37に帰還して、冷蔵室27は
4℃等の適温に維持される。この時、冷蔵室のダンパー
装置39を通過した冷気の一部は野菜室吐出ダクト53
を介して野菜室33に吐出され、野菜室吸い込みダクト
54を介して、冷却器37に帰還して、野菜室33は6
℃等の適温に維持される。また、冷却器37で冷却され
た冷気は送風機38によって低温室吐出ダクト45より
低温室35に吐出され、低温室吸い込みダクト46を介
して冷却器37に帰還して、冷蔵室27は−3℃等の適
温に維持される。また、切り換え手段59の設定が「冷
凍」と判断されれば(Step10)、温度検知手段6
2により切り換え室29の温度を検出し(Step1
1)、室内温度判定手段68が「冷凍」のオン/オフ設
定温度に対して、オン設定温度より高いか低いかを判断
する(Step12)。すなわち、切り換え室29の室
内温度がオン設定温度より高ければ、ダンパー装置制御
手段69により切り換え室のダンパー装置60が開放さ
れる(Step13)。一方、室内温度がオフ設定温度
より低ければ、切り換え室のダンパー装置60は開放さ
れない。すなわち、冷却器37で冷却された冷気は送風
機38によって切り換え室の吐出ダクト61を介して切
り換え室29に吐出され、切り換え室の吸い込みダクト
52より冷却器37に帰還して、切り換え室29は−1
8℃等の設定温度に維持される。また、切り換え手段5
9の設定が「冷凍」以外と判断されれば(Step1
0)、急冷スイッチがオンされているかどうか判断し、
急冷スイッチがオフと判断されれば(Step14)、
温度検知手段62により切り換え室29の温度を検出し
(Step15)、室内温度判定手段68が「冷凍」以
外のオン/オフ設定温度に対して、オン設定温度より高
いか低いかを判断し(Step16)、切り換え室29
の室内温度がオン設定温度より高ければ、ダンパー装置
制御手段69により切り換え室のダンパー装置50が開
放される(Step17)。一方、急冷スイッチ67が
オンと判断されれば(Step14)、温度検知手段6
2により切り換え室29の温度を検出し(Step1
8)、そして室内温度判定手段68が急冷スイッチ67
のオフ設定温度に対して、高いか低いかを判断し(St
ep19)、急冷スイッチ67のオフ温度より高けれ
ば、ダンパー装置制御手段69により切り換え室のダン
パー装置60が開放される(Step20)。すなわ
ち、急冷スイッチ67がオフの場合、冷蔵室27および
低温室35の戻り冷気の一部が切り換え室29に吐出さ
れ、切り換え室の吸い込みダクト52を介して、冷却器
37に帰還して、切り換え室29は冷蔵(4℃),チル
ド(0℃)等の設定温度に維持される。また、この時、
急冷スイッチ67がオンされれば、温度検知手段62が
急冷スイッチ67のオフ設定温度に達するまで、ダンパ
ー装置制御手段69により切り換え室のダンパー装置6
0が開放される。
【0054】このように、「冷凍」以外の設定時に、素
早く冷却させたい場合には、急冷スイッチ67を設けた
ことにより、冷却器37で冷却された冷気を切り換え室
29に吐出させることにより、急冷という要望に素早く
対応することができ、鮮度維持を図ることができる。ま
た、急冷スイッチ67のオフ設定温度を適切に設定する
ことにより切り換え室29の局部的な過冷却や温度ムラ
を防止することが可能である。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1記載の発明によれば、切り換え手段が冷凍設
定時には手動開閉装置を全開し、冷却室で冷却された冷
気を切り換え室に吐出させて冷却し、切り換え手段が冷
凍以外の設定時には手動開閉手段を全閉し、温度検知手
段の検知する切り換え室の室温に基づいて、冷蔵室およ
び低温室の戻り冷気をダンパー装置を開閉して切り換え
室に吐出させて冷却するよう構成したことにより、切り
換え手段の設定が冷凍の場合には、切り換え室への吐出
経路の断面積を充分に確保することにより、冷凍室より
吐出経路の通風抵抗や冷却損失が大きいために冷凍温度
が高めになるという課題を解決し、冷凍室温度まで過不
足なく、冷却,維持することができる。また、切り換え
手段の設定が冷凍以外の場合には、それぞれの設定温度
に近い温度の冷蔵室および低温室の戻り冷気を吐出して
冷却するので、切り換え室で局部的な過冷却や温度ムラ
が発生することがなく、設定温度に冷却,維持すること
ができる。
【0056】また、請求項2記載の発明によれば、冷蔵
室へ吐出する冷気の一部を前記冷蔵室の冷気吐出ダクト
を分岐して切り換え室に吐出させることにより切り換え
室の冷却能力が向上し、冷蔵室および低温室の温度に関
わりなく安定して冷却することができる。
【0057】また、請求項3記載の発明によれば、切り
換え手段が冷凍設定時には温度検知手段が検知する切り
換え室の室温に基づき、第1のダンパー装置を開閉制御
して冷却器で冷却された冷気を切り換え室に吐出させて
冷却,維持し、切り換え手段が冷凍以外の設定時には温
度検知手段が検知する切り換え室の室温に基づいて、第
2のダンパー装置を開閉制御し冷蔵室および低温室の戻
り冷気を切り換え室に吐出させて冷却,維持する構成と
することによって、切り換え室の設定に対して、効率よ
く、かつ精度よく設定温度を維持することができ、局部
的な過冷却や温度ムラも発生しない。
【0058】また、請求項4記載の発明によれば、切り
換え手段が冷凍以外の設定時でも切り換え室の負荷によ
る急激な温度上昇に対し、切り換え室の温度検知手段が
所定の温度以上を検知した場合、冷却室で冷却された冷
気を吐出させる第1のダンパー装置を開閉制御する制御
装置を備えた構成にしたことにより、切り換え室の急激
な温度上昇に対しても、素早く対応することができ、ま
た冷蔵室および低温室の温度の影響を受けにくくなるた
め、設定された温度を安定して維持することができる。
【0059】また、請求項5記載の発明によれば、切り
換え手段が冷凍以外の設定時に操作する急冷スイッチ
と、急冷スイッチがオンされた時、冷却室で冷却された
冷気を切り換え室に吐出させる第1のダンパー装置を開
閉制御する制御装置を備えたため、切り換え室を急冷す
る必要が生じた時、急冷スイッチをオンすることによ
り、素早く設定された温度に冷却することができ、食品
の鮮度維持を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における冷蔵庫の正面斜視図
および制御ブロック図
【図2】本発明の実施例1,2,3,4,5における冷
蔵庫の断面図
【図3】本発明の実施例2における冷蔵庫の正面斜視図
および制御ブロック図
【図4】本発明の実施例3における冷蔵庫の正面斜視図
および制御ブロック図
【図5】本発明の実施例4における冷蔵庫の正面斜視図
および制御ブロック図
【図6】同冷蔵庫の動作フローチャート
【図7】本発明の実施例5における冷蔵庫の正面斜視図
および制御ブロック図
【図8】同冷蔵庫の動作フローチャート
【図9】従来の冷蔵庫の断面図
【図10】従来の冷蔵庫の電気的構成図
【符号の説明】
27 冷蔵室 29 切り換え室 31 冷凍室 35 低温室 36 圧縮機 37 冷却器 38 送風機 39 冷蔵室のダンパー装置 43 冷蔵室吐出ダクト 44 冷蔵室吸い込みダクト 46 低温室吸い込みダクト 47,59 切り換え手段 48 手動開閉装置 49,51,61 切り換え室の吐出ダクト 50,60 切り換え室のダンパー装置 55,62 温度検知手段 56,63,65,68 室内温度判定手段 57,64,66,69 ダンパー装置制御手段 58 冷蔵分岐バイパスダクト 67 急冷スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室と、冷蔵室と、魚,肉類を低温で
    保存する低温室と、室温を切り換え可能とした切り換え
    室と、前記切り換え室内に設けた温度検知手段と、前記
    切り換え室の室温を冷凍と冷凍以外の温度帯に切り換え
    る切り換え手段と、冷凍サイクルの圧縮機と、冷却器
    と、前記冷却器で冷却された冷気を強制通風する送風機
    と、前記送風機より前記切り換え室に吐出する吐出ダク
    トと、前記吐出ダクト内に設け、前記切り換え手段が冷
    凍の場合は全開し、冷凍以外の場合は全閉となる手動開
    閉装置と、前記冷蔵室および前記低温室の吸い込みダク
    トと、前記吸い込みダクト内に設け、前記冷蔵室および
    前記低温室の戻り冷気の一部を前記切り換え室に吐出す
    るダンパー装置と、前記切り換え室が冷凍以外の場合、
    前記切り換え室の温度検知手段の検知する温度に基づい
    て、前記ダンパー装置を開閉制御する制御手段とを備え
    た冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷蔵室へ吐出する冷気の一部を前記冷蔵
    室の冷気吐出ダクトを分岐して切り換え室に吐出させる
    ように構成した請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷凍室と、冷蔵室と、魚,肉類を低温で
    保存する低温室と、室温を切り換え可能とした切り換え
    室と、前記切り換え室内に設けた温度検知手段と、前記
    切り換え室の室温を冷凍と冷凍以外の温度帯に切り換え
    る切り換え手段と、冷凍サイクルの圧縮機と、冷却器
    と、前記冷却器で冷却された冷気を強制通風する送風機
    と、前記送風機より前記切り換え室に吐出する吐出ダク
    トと、前記吐出ダクト内に設けた第1のダンパー装置
    と、前記冷蔵室および前記低温室の吸い込みダクトと、
    前記吸い込みダクト内に設け、前記冷蔵室および前記低
    温室の戻り冷気の一部を前記切り換え室に吐出する第2
    のダンパー装置と、前記切り換え室の温度検知手段の検
    知する温度に基づいて、前記切り換え室が冷凍の場合は
    第1のダンパー装置を、冷凍以外の場合は第2のダンパ
    ー装置を開閉制御する制御手段を備えた冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 切り換え手段の設定が冷凍以外の時、切
    り換え室の温度検知手段が所定温度以上を検知した場
    合、第1のダンパー装置を開閉制御する制御手段を備え
    た請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 切り換え手段が冷凍設定以外の時に操作
    する急冷スイッチと、前記急冷スイッチをオンした時、
    第1のダンパー装置を開閉制御する制御手段を備えた請
    求項3記載の冷蔵庫。
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