JPH11208840A - 並置ベルトコンベヤ装置及びその使用方法 - Google Patents

並置ベルトコンベヤ装置及びその使用方法

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JPH11208840A
JPH11208840A JP10283412A JP28341298A JPH11208840A JP H11208840 A JPH11208840 A JP H11208840A JP 10283412 A JP10283412 A JP 10283412A JP 28341298 A JP28341298 A JP 28341298A JP H11208840 A JPH11208840 A JP H11208840A
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JP
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conveyor
baggage
endless belt
path
rollers
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Withdrawn
Application number
JP10283412A
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English (en)
Inventor
William A Mensch
ウイリアム・エー・メンシュ
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Jervis B Webb International Co
Original Assignee
Jervis B Webb International Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G15/00Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration
    • B65G15/60Arrangements for supporting or guiding belts, e.g. by fluid jets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時に異なる2方向に容易に手荷物を運搬す
る並置コンベヤ装置及び該並置コンベヤ装置を用いて手
荷物を運搬する方法を提供すること。 【解決手段】 同時に反対方向に手荷物や貨物などを運
搬するための1対の並置コンベヤからなる並置コンベヤ
装置で、エンドレスベルト1に結合されている。なお、
並置コンベヤの高さはほぼ同一であるのが好ましい。エ
ンドレスベルト1は、手荷物運搬面3を両方のコンベヤ
ーの上向きに維持する1対のコンベヤ捻りアセンブリ3
5,38によって、1つのコンベヤーの出口部から他の
コンベヤーの入口部まで、また他のコンベヤーの出口部
から1つのコンベヤーの入口部まで方向付けられる。捻
りアセンブリは、エンドレスベルトの方向を変えるため
に縦形ローラか、あるいは水平なローラを使用してもよ
い。千鳥状に交互に配置されているアイドルローラは、
ベルトを支持するためとベルトの移動による振動を減ら
すために、2つのコンベヤの下に配置することもでき
る。この並置コンベヤ装置は、空港のトンネルに、多段
式に積み重ねると、特に有益である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、コンベアベルトが並置
(side-by-side)された構成の並置ベルトコンベヤ装置お
よびその使用方法に係り、特に、該装置の両端にベルト
を捻るアセンブリを配置して、同時に異なる2方向に手
荷物を運搬する、コンパクトな構成の並置ベルトコンバ
ヤ装置及び手荷物を運搬する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンベヤを利用して貨物やばら荷
等を運搬することは、よく知られている。特に、空港に
おける手荷物等の運搬に適したコンベヤの1例として、
上下走行式(over-under)ベルトコンベヤ装置が、メン
シュに付与された米国特許第5,363,951号(以下
メンシュ特許という)に開示されている。この特許に開
されたコンベヤ装置では、コンベヤが上下に配置され、
これら上下のコンベアが互いに反対方向に積み荷を運搬
する。そして、コンベヤはそれぞれ入口端部と出口端部
とを備えている。本装置は、特に、空港での手荷物の取
扱いの中でも種々の積み荷の条件下で物品を2方向に運
ぶのに適している。
【0003】しばしば、多くの上下走行式コンベヤ装置
又は複数の単式のコンベアが、空港のトンネルに配置さ
れている。このような装置は、1つまたは複数のターミ
ナルを用いて、増大する手荷物の処理に対処している。
このような上下走行式コンベヤ装置は、トンネルの建設
コストの点で、多くの単式コンベヤのものより有利であ
る。より多くのコンベヤを運転することは、マルチプル
単式コンベヤを使用しているトンネルよりも高さは大で
あるが、幅は広くないトンネルなどのトンネルには適し
ているからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】建設コスト、特に、ト
ンネル建設とトンネル高さが大となる上下走行式コンベ
ヤの欠点のために増大する建設コストを減らす必要があ
るので、設置するスペースを減らしトンネルの建設コス
トを減らす一方、手荷物の処理能力は落ちないような改
善されたコンベヤ装置の要望が大きかった。
【0005】本発明は、並置コンベヤ装置を提供してこ
の要望を満たそうとするものである。この並置コンベヤ
装置は、上下走行式のものと同等の処理能力を有する。
また、設置スペースが少ないのでトンネル建設を減らす
ことができる。本発明は、捻りローラアセンブリを使用
して、運搬コンベヤとリターンコンベヤの手荷物を反対
方向に移動させる運搬路の間でエンドレスベルトを結合
する。その間、正しい方向にエンドレスベルトの手荷物
運搬面を継続して維持する。
【0006】エンドレスベルトを回転ないしは、捻るた
めにローラアセンブリを使用することは、ばら荷処理の
技術分野では、従来から提案されてきた。米国特許第
2,784,834号と第2,979,187号は、上端部
と下端部でエンドレスベルトを180度捻って、リター
ンアイドラに対してそのベルトのボトムあるいはクリ−
ンサイド(clean side)を維持するコンベヤ装置を開示し
ている。ベルトを180度捻るには、水平ターミナルロ
ーラを使用して、捻りの各端部でベルトを支持するよう
にすればよい。このように捻ると、ベルトをカテナリー
(catenary)偏位させ、ベルトをベルトを弛ませベルト
の端部でらせん形を構成する。ベルトを180度捻る
と、ベルトの走行中、ベルトの制御を損なう原因となる
重力効果を受けない。
【0007】縦方向のローラを使用してエンドレスベル
トを捻ることは、マーフィー他に付与された米国特許第
3、637、090号(以下マーフィー特許という)に
開示されている。このようにベルトを捻ることにより、
改良されたベルト格納装置を提供する。この装置によ
り、コンベヤ部分から格納部分まで、および格納部分か
らコンベヤ部分までのすべり材に設けられたベルト支持
部を取り除くことにより、迅速にベルトの長さを調整す
ることができる。この調整によって、その技術分野で要
求されるように、それぞれのベルトのサブ装置の長さが
調整されることがある。マーフィー特許は、ばら材料の
取扱い、例えば、採鉱作業、あるいは埋立作業に用いら
れる。これらの特許のいずれも手荷物取扱い用としての
二重走行(dual run) コンベヤ装置を示唆していない。
【0008】したがって、本発明の第1の目的は、同時
に異なる2つの方向に手荷物を運搬する並置ベルトコン
ベヤ装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、コンベヤの両端部に
捻りアセンブリを備えることにより、異なる方向に容易
に手荷物を運搬する並置ベルトコンベヤ装置を提供する
ことにある。
【0010】又、本発明の他の目的は、本並置コンベヤ
装置を使用して手荷物を異なる2つの方向に運搬する方
法を提供することにある。
【0011】更に、本発明の他の目的は、コンベヤを捻
るために縦形かあるいは、水平なローラを用いてコンベ
ヤを捻るアセンブリを提供することにある。
【0012】又、本発明の更なる目的は、同じ高さにお
いて異なる2つの方向に手荷物を運搬するコンベヤ装置
を提供することにある。
【0013】本発明のその他の目的と利点は、本願明細
書の以下の記載より、明白になるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】前述の目
的と利点を達成するために、本発明は、手荷物運搬面及
びそれと対抗する摩擦面を有するエンドレスベルトから
なる並置コンベヤ装置を提供する。該エンドレスベルト
は、第1入口端部と第1出口端部とを有するとともに、
それらの間に第1手荷物運搬路又は運搬コンベヤを構成
する第1コンベヤ支持部材上に支持されている。本発明
の並置コンベヤ装置は、該エンドレスベルトのための第
2コンベヤ支持部材を有する。該エンドレスベルトは第
2入口端部と第2出口端部とを有するとともに、それら
の間に第2手荷物運搬路又はリターンコンベヤを構成す
る。第1コンベヤ捻りアセンブリは、第1出口端部にあ
る該エンドレスベルトを第2入口端部に向けるために配
置され、第2コンベヤ捻りアセンブリは、第2出口端部
にある該エンドレスベルトを第1入口端部に向けるため
に配置される。各コンベヤ捻りアセンブリは、少なくと
も2つの捻りローラを含む。手荷物が第1手荷物運搬路
に沿って1方向に移動するときは、手荷物運搬面が上方
向に向き、手荷物が第2手荷物運搬路に沿って反対方向
に移動するときは、上方向に向いた状態を維持するよう
に、このローラは、配置されている。手荷物運搬面を両
方のコンベヤの上方向に維持する間、エンドレスベルト
の方向を第1手荷物運搬路から第2手荷物運搬路へと変
えるために他の装置を用いてもよい。各手荷物運搬路に
沿ってエンドレスベルトを駆動するためには、本装置は
少なくとも1つのコンベヤ駆動アセンブリを含む。
【0015】並置コンベヤ装置は、独立して操作が可能
なものとして使用できるし、また、より広範なコンベヤ
装置の部分として、送りコンベヤと取出しコンベヤとを
結合することもできる。この並置コンベヤ装置は、複数
の装置を縦に積み重ねて、大量の手荷物、例えば、空港
や船荷配送センター等における大量の貨物を処理するた
めに、使用することもできる。
【0016】捻りアセンブリは、縦に、あるいは水平に
整合されたローラを利用して、エンドレスベルトの移動
方向を変えて、手荷物運搬面を、運搬コンベヤからリタ
ーンコンベヤまで、上向きに維持する。縦に配置された
ローラを使用する場合、ローラはローラ軸線に対して動
けるようにするのが好ましい。こうすることにより、ベ
ルトの移動を制御するのに役立つのである。なお、この
とき、ベルトの両側面が縦になるようにする。ローラは
その軸線に対して傾けられるようにするのが、いっそう
好ましい。縦に配置されている曲げローラは、縦に整合
して配置されている2つの捻りローラの間に配置するこ
とができる。これにより、該エンドレスベルトが縦方向
にある間、そのベルトが移動し易くなる。
【0017】水平ローラを使うとき、そのローラは、ベ
ルトを捻るためには、テーパローラであるのが好まし
い。なお、ベルトを捻るためには、その代わりに、砂時
計の形状をしたローラを使用してもよい。いずれの場合
でも、水平に整合したローラは、張力の調整のために
は、水平面内での可動性が必要である。
【0018】コンベヤ支持部材は、千鳥様状に交互に配
置された一連のアイドルローラを利用した支持構造を用
いることができる。このアイドルローラは、運搬コンベ
ヤとリターンコンベヤとの運搬路に沿うエンドレスベル
ト支持部材のためと、ベルトの振動を減らすためのもの
である。
【0019】本発明に係る並置コンベヤにより、物品を
運搬コンベヤの入口端部に載せ、出口端部でその物品を
取出すのであるが、本発明は、そのような貨物や手荷物
等の運搬方法も含む。また、必要に応じて、リターンコ
ンベヤの入口端部で手荷物を受取り、その出口端部に手
荷物を運搬してもよい。本発明に係る方法は、物品を処
理するために、運搬コンベヤとリターンコンベヤとを結
合して、送りコンベヤと取出しコンベヤとを使用しても
よい。又、本発明の並置コンベヤを並置ベルトコンベヤ
と称することもあるが、これは同義である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る並置コンベヤ装置
は、手荷物、貨物、およびその他の物品を運搬するのに
使用するものとして、従来のコンベヤ装置に比して大き
な利点がある。以下に、本コンベヤ装置によって運搬す
る物品を「手荷物」として述べるが、ここにいう「手荷
物」は上記の種々の物品を含むものと解される。並置コ
ンベヤは、上下走行コンベヤと同等の手荷物取り扱い能
力があり、しかもコンベヤが占める断面エリアは少なく
てすむ。本発明のコンベヤ装置は、従来のコンベヤ装置
よりもコンパクトな構成となっているので、空港施設等
のトンネル内で多くの並置コンベヤ装置を利用する場
合、経済的に有益である。
【0021】本発明の1実施形態のコンベヤ装置を図1
-3に示す。その参照符号を10とする。並置コンベヤ
装置10は、手荷物運搬面3を有するエンドレスベルト
1を含む。この手荷物運搬面3は、コンベヤからの手荷
物の載せ降ろしを容易にするものである。この手荷物運
搬面3は、通常、手荷物の運搬を容易にするよう、極め
て滑らかになっている。この面3はエンドレスベルトと
一体に形成することができるし、ベルトカバーの形状で
もよいし、あるいは手荷物等を運搬するための他のいか
なる形式のものでもよい。
【0022】図2の参照符号5で示すベルト1の下面
は、手荷物運搬面3と対抗し、ゴム等の摩擦形式の表面
で構成されている。この下面5は、エンドレスベルト1
の駆動側である。従って、この下面5は、ベルト1への
駆動力の伝達のためにより低い弛み側張力(slack side
tension)の使用を許容するような摩擦係数を持つこと
が望ましい。表面におけるこの相違は、ばら材料を取扱
うコンベヤと対照的である。そこでは、両方のベルトカ
バーまたは両方のコンベヤは、ゴムであるから、その摩
擦係数は、ベルト1への駆動力の伝達とベルト1への材
料の付着性のために、すべり量が最小かすべりがない状
態で、使用される。
【0023】本装置10は、第1コンベヤすなわち運搬
コンベヤ7(以下運搬コンベヤと言う)および第2コン
ベヤ9(以下リターンコンベヤと言う)を含む。運搬コ
ンベヤ7は、ターミナルローラ13を有する入口端部1
1、ターミナルローラ17を有する出口端部15を備え
ている。同様に、リターンコンベヤ9は、ターミナルロ
ーラ21を有する入口端部19、ターミナルローラ25
を有する出口端部23を備えている。
【0024】運搬コンベヤ7は、送りコンベヤ27と取
出しコンベヤ29との間に配置してある。同様に、リタ
ーンコンベヤ9は、送りコンベヤ31と取出しコンベヤ
33との間に配置してある。この送りコンベヤ27、3
1と取出しコンベヤ29、33は、メンシュ特許で開示
されているものに似ている。ただし、本発明に係るコン
ベヤは上下式ではなく並置式なので、カーブする部分が
必要ないという点では相違する。メンシュ特許で開示さ
れているように、送りコンベヤと取出しコンベヤは、並
置コンベヤ装置10における運搬コンベヤとリターンコ
ンベヤへの物品のインライン搬送と、運搬コンベヤとリ
ターンコンベヤからの物品のインライン搬送に供する。
典型的な送りコンベヤ−と取出しコンベヤは、短く、加
速にすぐれ、個々に構成されたコンベヤを用いた、加速
供給コンベヤおよび減速供給コンベヤである。加速コン
ベヤと減速コンベヤの数は並置コンベヤのスピードによ
り決めてもよい。供給コンベヤの数、スピードの段階お
よびコンベヤの長さは、供給ベルトコンベヤカバー/供
給ベルトコンベヤ表面と手荷物との間の摩擦係数によっ
て決定される。ゴムカバーは、典型的には加速供給コン
ベヤと減速供給コンベヤに用いられるベルトの両側にお
いて使用される。
【0025】もちろん、運搬コンベヤ7に手荷物等を載
せ、リターンコンベヤ9からそれらを降ろすために、他
の手段を用いても良い。更に、所望により、供給コンベ
ヤおよび取出しコンベヤは、両方ではなく、運搬コンベ
ヤのようなただ1つだけのコンベヤに供することができ
る。
【0026】エンドレスベルト1は、2本のベルトない
しコンベヤ捻りアセンブリ35および38により、運搬
コンベヤ7とリターンコンベヤ9との間に結合されてい
る。ベルト捻りアセンブリ35は、運搬コンベヤの出口
端部15とリターンコンベヤ9の入口端部19とを結合
する。該アセンブリ35は、ローラ装置を含む。このロ
ーラ装置はエンドレスベルト1を出口端部15から入口
端部17に向けるとともに、捻じる。その間、手荷物運
搬面3は、上方向に向けられた状態を維持される。
【0027】図1-3に示す実施態様において、出口端
部15を離れるベルト1は、最初の水平状態から縦方向
に捻られる。図2に示すように、水平方向から縦方向へ
のベルトの捩じれには、捻じりエリアへの入口にある水
平ローラ37が用いられる。弾性、重量、カテナリー
(張り線のたるみ) 緊張のベルトモジュール、および
ベルトエッジのらせん形の伸びに基づき、ベルト1の両
エッジに張力がなければならない。この張力は、前記メ
ンシュ特許に開示されているような自動重力弛み取り装
置によって与えられる。これの装置は従来のものである
ので、本発明の理解には、これにつきこれ以上の記述は
不要であろう。カテナリースパン36におけるベルト1
の中心において、もし張力がゼロになるか、あるいはセ
ロに近づけば、従来は、ベルト1の上側のエッジは圧縮
されてそれ自体が折り畳められていた。このようになる
と、ベルト1が不整合状態になって外れ、ひいてはベル
トをコントロールすることができない事態に至る。
【0028】ローラ37の下流にある90度の捻じれカ
テナリースパン36に続いて、縦に配置されたローラ3
9が位置している。このローラ39は、基本的には縦形
であるが、図3に示すように、偏位手段42により縦方
向の軸線に対して若干の角度偏位可能な構成になってい
る。縦方向のローラの偏位のためには、ベルトの重力と
相殺するように縦方向の上向きの力のベクトルを与える
ことが必要とされるであろう。ベルト重量および縦形ベ
ルト1とローラ39との間の摩擦は、ベルト1がローラ
39から外れて落下するのを防止している。ローラ39
は、縦方向にベルト1を維持するのを助けるために断熱
被覆を施されたゴムでもよい。上向きの必要な力のベク
トルを得るために縦に整合されたローラが傾くことが可
能な範囲は、縦線(垂線)から、0度乃至20度までで
ある。
【0029】ベルト1が縦に配置された入口の縦形ロー
ラ39の周囲を90度曲がると、出口の縦形ローラ41
に移行する。ベルトの重量と重力の力とを相殺するため
に、このローラ41は、ベルト1とローラ41との間の
摩擦が増進しているので、断熱被覆されたゴムが好まし
い。この入口ローラに対する縦軸の位置関係は、前記出
口ローラ41にも当てはまる。
【0030】この入口の縦形ローラ39と出口の縦形ロ
ーラ41との間には、1組の2本の縦形のローラが、縦
形ベルト1の各々の側に配置されている。各組には参照
符号43を付して明示した。このローラ43はベルト1
上あるいはそれと接触する状態に配置され、入口ローラ
39と出口ローラ41との間の中心においてその縦の平
面からベルト1を曲げるように調節することができる。
この位置でもたらされるわずかな捻りにより、縦形ロー
ラ41における巻付きが増加するとともに、縦軸の慣性
モーメントが増加する。換言すれば、ローラ43はベル
ト1を堅く締め付ける。2対のローラ43の1組が図示
されているが、1対あるいは3対以上を使用することも
できる。
【0031】ベルト1が安定化ローラ43を通り、縦軸
ローラ(垂直軸ローラ)に到達すると、ベルト1は捻ら
れて、手荷物を運搬する本来の姿勢になるとともに、別
のベルト表面が上になって元の横軸(水平軸)に戻る。
今、その水平な姿勢にあるこのベルト1は、ローラ45
および入口ターミナルローラ21を介して第2の手荷物
リターンベルト側に送られる。
【0032】本コンベヤ装置10の他端には、捻りアセ
ンブリ38および駆動アセンブリ50が配置されてい
る。駆動アセンブリ50は、巻きかけローラ51、駆動
ローラ53、さらにアイドルローラ55、巻取りローラ
57およびアイドルローラ59を含む。図1に示すよう
に、駆動ローラ53は、駆動手段63に接続されてい
る。駆動アセンブリ50は好例であり、他の駆動アセン
ブリを本発明に係るコンベヤ装置に使用することもでき
るのである。さらに、前記メンシュ特許で開示されてい
る駆動手段は、本発明にも適合できる。また、前記メン
シュ特許で開示されているマルチドライブ、マルチダイ
ナミック巻取りローラおよびベルト格納巻取器も同様に
本発明に適合できる。
【0033】垂直に整合して配置されたローラ65およ
び67を有する捻りアセンブリ38は、アイドルローラ
の対61が捻りローラ67と駆動アセンブリ50との間
に配置されていることを除いて、捻りアセンブリ50に
類似している。同じく、アイドルローラの対69が、捻
りローラ65と運搬コンベヤ7の入口端部11に隣接す
る巻きかけローラ71との間に配置されている。捻りア
センブリ35と同様に、安定化ローラの対43の1組
が、上記の目的のために縦方向に沿って整合したローラ
65と67との間に設置されている。
【0034】図1および図3において、垂直に整合して
配置されたローラ39、41、65および67の形状は
好例である。捻りアセンブリの他の形状、例えば、運搬
コンベヤ7およびリターンコンベヤ9に関して異なるサ
イトおよび/または方向づけを用いる形状を利用するこ
ともできる。例えば、駆動アセンブリ50が2つの捻り
アセンブリの間に配置することができるように、捻りア
センブリ38および駆動アセンブリ50を配置し、捻り
アセンブリ35と駆動アセンブリ50との中間に捻りア
センブリを配置するのではない。当業者の技術水準にあ
る他の形状は、もちろん、本発明の範囲に入る。手荷物
を運搬する表面を上方向に維持している間、他の手段に
よって、前記エンドレスベルトを第1手荷物運搬路から
第2手荷物運搬路へ方向転換することもできる。
【0035】コンベヤ7および9は同じ高さであること
が好ましい。この配置により運搬コンベヤに手荷物等を
送り、リターンコンベヤから手荷物等を取出すことが容
易になる。
【0036】図4および図5に、運搬コンベヤ7および
リターンコンベヤ9の支持装置の好例を示す。コンベヤ
7および9は、外側の支持柱部材71および内側の支持
柱部材73によって支持されている。横架枠75は、2
本の柱部材71の間に延びている。さらに、この横架枠
は、内側の支持柱部材73によって支持されている。横
架枠75の上には外側のアイドルローラ支持部材77お
よび78が配置されている。この支持部材77と78と
の間に参照符号79で示すセンター支持部材がある。こ
れらの支持部材は、長手方向に直列に配置された2組の
アイドルローラ81と83を支えている。1組は運搬コ
ンベヤ7用で、もう1組はリターンコンベヤ9用であ
る。アイドルローラ81は、隣接するローラ81から間
隔をあけて配置され、アイドルローラ83に関してずら
される。
【0037】図5は、更に明瞭にこれらアイドルローラ
のずらされた配置を示す。センター支持部材79は各ア
イドルローラのためのノッチ85を有し、各アイドルロ
ーラは外側の支持部材78を有する。外側の支持部材7
8はアイドルローラ83のためのノッチ87を有し、も
う一方の外側の支持部材77はアイドルローラ81を支
持するためのノッチ89を有する。ローラ81の間の間隔
の好例は約42インチ(約106センチメートル)で、
ローラの間のずれはおよそ21インチ(約53センチメ
ートル)である。図4および図5で示す、このアイドル
ローラの配置により、手荷物のサポートすることができ
るし、ベルト/アイドルローラの組合わせの振動を減ら
すこともできる。特にベルトの速度が分速2,100フ
ィート(約640メートル)を超えるときに振動を減ら
すことができる。ずらされたアイドルローラを2列備え
ることによって、それらのローラはベルト幅全体を支持
するするために使用するローラよりも短い。さらに、ロ
ーラの間隔がずれると、ローラが丸いので、調和がとれ
なくなり、ローラ間のベルトの弛みを減らすか、あるい
は弛みをなくす。
【0038】図4に示す支持部材の配置は好例であり、
他の形状構成および/または多くのサポート柱部材等
は、アイドルローラの間隔をおいて千鳥状に交互に配列
するために利用することができるのである。同様に、本
発明の他の特徴である支持部材、例えば、駆動アセンブ
リ50、捻りアセンブリ35および38等は、どのよう
なタイプでもよい。種々の支持部材に関するこれ以上の
説明は、本発明の理解に不要であろう。
【0039】図6および図7に、別の捻りアセンブリの
配置を、参照符号35’を付して示す。この実施形態に
おいて、テーパローラ91および93を使用して、エン
ドレスベルト1が出口端部15から捻られるので、エン
ドレスベルト1をリターンコンベヤ9の入口端部19に
向けることができる。テーパローラ91および93を使
用すると、その結果ベルトを引っ張る力は「Y」軸方向
のテーパローラセンターラインに沿って力を及ぼす。テ
ーパローラ91に係合するベルト1のエッジ92は2つ
の作用を受ける。最初の作用は、平面に置かれるのでベ
ルト1が捻れるか、あるいは横に曲げられることであ
る。結果として、ベルト1はローラの(位置の)高い側
面に、あるいは「X」軸方向に投入される。ローラテー
パーすなわちクラウン量(crown amount )は、その結果
の力のベクトルダイアグラムと、回転の中心に対して相
対的なその傾斜位置と、この2つに基づいているので、
ベルト1は、そのテーパーへのリアクションおよびその
結果としての「Y」軸方向のコンポーネントによって、
「X」方向に引っ張られる。なお、そのコンポーネント
は、その回転の中心と平行である。実際の条件を補償す
るために、ローラを支持しているベアリングは、「Z」
軸方向で調節できるようにするべきである。これによ
り、位置はローラの内側と外側の実際の張力と一致する
もっとも好ましい姿勢においてローラのセンターライン
を得ることができる。
【0040】再び図6を参照する。ベルト1は、テーパ
ローラ91を時計回りに巻きつけて、さらに、テーパロ
ーラ93を時計回りに巻きつける。それで、手荷物を運
ぶ表面3はリターンコンベヤ9のために上方向に維持さ
れる。これらのテーパローラは、ベクトル力張力を、そ
のローラの入り口表面から出口表面まで、ゼロにする。
なお、このベクトル力張力は、縦に整合して配置された
ローラに存在しているのである。
【0041】図8は、他の実施形態を示すものであっ
て、テーパローラ91の代替として利用できる砂時計の
形状をしたローラを示す。入口端部と出口端部から中心
までテーパーを有する砂時計の形状をしているので、ロ
ーラ95を、テーパローラ91と93のいずれかの1方
向の使用に対して2方向に使用することができる。
【0042】縦に整合して配置された捻りローラを調整
するための手段あるいは装置がローラを傾斜したり、あ
るいは移動したりすることができる周知の装置の可能性
はある。水平に整合して配置されたテーパローラ、ある
いは砂時計の形状のローラを調整するための装置につい
ても同様である。適切に制御すれば、コンベヤの作動
中、所定のパラメータの設定あるいはローラの方向づけ
の調整をすることができる。
【0043】図4に示された、コンベヤ7および9のた
めの支持部材としてのアイドルローラの配置は、好まし
い例であり、その他の配置は、ローラの支持構造のため
であれば、本発明の範囲に含まれる。
【0044】更に、テーパローラの寸法、砂時計の形状
のローラの寸法あるいはエンドレスベルト1の捩じりの
ためパラメータを決定することも当業者の通常の技術の
中に入るであろう。カテナリーの捻れの長さの好例は、
ベルト幅各1インチ(約2.54センチメートル)に対
して1フィート(約30.48センチメートル)のスパ
ンであろう。
【0045】本発明の目的のそれぞれを満たす好ましい
いくつかの実施態様を例にして、本発明を上に述べたよ
うに開示した。本発明は新規で改良された並置ベルトコ
ンベヤ装置とその使用方法を提供する。
【0046】もちろん、当業者は、本発明の意図および
範囲から外れないで本発明を種々変更したり、修正した
りするかもしれない。本発明は請求項の用語によっての
み制限されるのである。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンベヤ装置の1実施形態の略図
化した平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った立面図である。
【図3】アイドルローラとコンベヤを示す、図1のIII
−III線に沿った立面図である。
【図4】本コンベヤ装置の端面図である。
【図5】図4のアイドルローラ支持部材の斜視図であ
る。
【図6】ベルトを捻るためのテーパローラを示す、本コ
ンベヤ装置の他の実施形態の一部を略図化した平面図で
ある。
【図7】図5に示すテーパローラの1つの拡大平面図で
ある。
【図8】本発明の他の実施形態を示すものであり、その
ベルトと、該ベルトを捻るための砂時計の形状をしたロ
ーラの平面図である。
【符号の説明】
1 エンドレスベルト 3 手荷物運搬面 7 運搬コンベヤ(第1コンベヤ) 9 リターンコンベヤ(第2コンベヤ) 10 並置コンベヤ装置 27,31 送りコンベヤ 29,32 取出しコンベヤ 35,38 コンベヤ捻りアセンブリ 50 駆動アセンブリ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並置コンベア装置であって、 (a)手荷物運搬面とそれに対抗している摩擦面とを有
    するエンドレスベルトと; (b)第1入口端部と第1出口端部とを有し、その間に
    第1手荷物運搬路が構成される前記エンドレスベルトの
    ための第1コンベヤ支持部材と; (c)第2入口端部と第2出口端部とを有し、その間に
    第2手荷物運搬路が構成される前記エンドレスベルトの
    ための第2コンベヤ支持部材と; (d)前記第1出口端部にある該エンドレスベルトを前
    記第2入口端部に向けるために配置された第1コンベヤ
    捻りアセンブリ及び第2出口端部にある該エンドレスベ
    ルトを第1入口端部に向けるために配置された第2コン
    ベヤ捻りアセンブリと;これら捻りアセンブリは、第1
    手荷物運搬路に沿って1方向に移動するときに上方に向
    いている手荷物運搬面が第2手荷物運搬路に沿って反対
    方向に移動するときに上方に向いた状態を維持するよう
    に前記エンドレスベルトを捻るために位置付けられた少
    なくとも2つの捻りローラを含むことと; (e)各手荷物運搬路に沿って前記エンドレスベルトを
    駆動するための少なくとも1つのコンベヤ駆動アセンブ
    リとからなる並置コンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 各捻りローラがおおむね縦に整合配置さ
    れている、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 縦に整合配置されている各捻りローラが
    縦軸に対して動き得る、請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 各捻りローラがおおむね水平に整合配置
    されている、請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 水平方向に傾斜している各捻りローラの
    形状がテーパー状である、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 水平に整合されている各捻りローラが長
    手方向に砂時計の形状をしている、請求項4に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 水平に整合されている各捻りローラがそ
    の軸線に一致する水平面内で動き得る請求項4に記載の
    装置。
  8. 【請求項8】 前記縦に整合配置された捻りローラが互
    いに離間するとともにエンドレスベルトが縦に整合され
    た捻りローラの間を前記エンドレスベルトの手荷物運搬
    面が縦に整合され、縦に整合された少なくとも1対の安
    定化ローラが縦に整合されているローラの間に配置さ
    れ、前記エンドレスベルトが該安定化ローラの対の各ロ
    ーラの間に挿通している、請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記捻りローラの間を移動するにつれ、
    縦に整合している前記ベルトを曲げるように、各安定化
    ローラの対がその軸線に沿って動き得る請求項1に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 縦に整合された各捻りローラの移動に
    より、少なくとも前記エンドレスベルトに働く重力のた
    めに縦に整合した際に、捻りローラの軸線にしてローラ
    の傾動が許容されてなる、請求項3に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記エンドレスベルトの下方に、か
    つ、前記第1および第2手荷物運搬路の各々に沿って、
    交互に配置された1組のアイドルローラを含み;前記ア
    イドルローラの各組は、長手方向に間隔をあけて、前記
    エンドレスベルトの1部の下方に配置された第1列のロ
    ーラと、長手方向に間隔をあけて前記エンドレスベルト
    の残部の下方に配置された第2列のローラと、を有し、
    前記第1組のローラは前記第2組のローラに対して横方
    向に交互に配置されてなる、請求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記第1入口端部に隣接する出口端部
    を有する第1供給コンベヤと、前記第1出口端部に隣接
    する入口端部を有する第1取出しコンベヤと、前記第2
    入口端部に隣接する第2出口端部を有する第2供給コン
    ベヤと、前記第2出口端部に隣接する第2入口端部を有
    する第2取出しコンベヤとからなる、請求項1に記載の
    装置。
  13. 【請求項13】 複数のエンドレスベルトと、第1コン
    ベヤ支持部材と、第2コンベヤ支持部材と、第1コンベ
    ヤ捻りアセンブリと、第2コンベヤ捻りアセンブリと、
    コンベヤ駆動アセンブリとからなり、複数の前記第1コ
    ンベヤ支持部材と複数の前記第2コンベヤ支持部材とが
    縦に配置され、複数の縦に配置された並置コンベヤ装置
    よりなる積み重ねた並置コンベア装置を形成してなる、
    請求項1に記載の装置。
  14. 【請求項14】 複数の並置コンベヤ装置の各第1入口
    端部に隣接する出口端部を有する第1供給コンベヤと、
    前記各第1出口端部荷隣接する入口端部を有する第1取
    出しコンベヤと、前記各第2入口端部に隣接する第2出
    口端部を有する第2供給コンベヤと、前記各第2出口端
    部に隣接する第2入口端部を有する第2取出しコンベヤ
    と、からなる請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記第1手荷物運搬路と前記第2手荷
    物運搬路とが実質的に同一の高さにある、請求項1に記
    載の装置。
  16. 【請求項16】 前記第1手荷物運搬路と前記第2手荷
    物運搬路とが実質的に同一の高さにある、請求項12に
    記載の装置。
  17. 【請求項17】 少なくとも2つの反対方向に移動する
    手荷物運搬路上で手荷物を運搬する方法であって、 (a)手荷物運搬面とそれに対抗する摩擦面とを有する
    エンドレスベルトと、第1入口端部と第1出口端部とを
    有するとともに、その間に第1手荷物運搬路が構成され
    る前記エンドレスベルトのための第1コンベヤ支持部材
    と、第2入口端部と第2出口端部とを有するとともに、
    その間に第2手荷物運搬路が構成される前記エンドレス
    ベルトのための第2コンベヤ支持部材と、第1出口端部
    にある該エンドレスベルトを第2入口端部に向けるため
    に配置された第1コンベヤ捻りアセンブリと、第2出口
    端部にある該エンドレスベルトを第1入口端部に向ける
    ために配置された第2コンベヤ捻りアセンブリとを有
    し、これら各コンベア捻りアセンブリが少なくとも2つ
    のローラを有し、これらローラは第1手荷物運搬路に沿
    って1方向に移動するときに上方向に向く前記手荷物運
    搬面が第2手荷物運搬路に沿って反対方向に移動すると
    きに、上方に向いた状態を維持するために、前記エンド
    レスベルトを捻るように位置付けられ、更に各手荷物運
    搬路に沿って前記エンドレスベルトを駆動するための、
    少なくとも1つのコンベヤ駆動アセンブリとを有する並
    置コンベヤ装置を設け; (b)前記第1および第2入口端部の少なくとも1つ手
    荷物運搬面に手荷物を積み込み、前記エンドレスベルト
    を駆動してその積み荷を運搬して、前記第1および第2
    出口端部の少なくとも1つから、その積み荷を降ろすこ
    と、の各ステップよりなる手荷物を運搬する方法。
  18. 【請求項18】 前記手荷物を第1および第2入口端部
    の両方に積み込む、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記手荷物が1つのコンベヤによっ
    て、第1および第2入口端部のそれぞれに運搬され、第
    1および第2出口端部のそれぞれにおいて別のコンベヤ
    によってその積み荷を降ろす、請求項18に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 複数の並置コンベヤ装置が縦に配置さ
    れている、請求項17に記載の方法。
  21. 【請求項21】 並置コンベア装置であって、 (a)手荷物運搬面とそれに対抗する摩擦面とを有する
    エンドレスベルト; (b)第1入口端部と第1出口端部とを有するととも
    に、その間に第1手荷物運搬路が構成される前記エンド
    レスベルトのための第1コンベヤ支持部材と; (c)第2入口端部と第2出口端部とを有し、その間に
    第2手荷物運搬路が構成される前記エンドレスベルトの
    ための第2コンベヤ支持部材と; (d)前記第1手荷物運搬路の出口端部で該エンドレス
    ベルトを前記第2手荷物運搬路の入口端部に向けるとと
    もに該第2手荷物運搬路の出口端部で該エンドレスベル
    トを該第1手荷物運搬路の入口端部に向け、それによっ
    て第1手荷物運搬路に沿って1方向に移動するときに、
    上方向を向く前記手荷物運搬面が第2手荷物運搬路に沿
    って反対方向に移動するときに、上方を向いた状態を維
    持するように構成されたエンドレスベルトを方向付ける
    第1コンベヤ捻りアセンブリ手段と; (e)各手荷物運搬路に沿って前記エンドレスベルトを
    駆動するための、少なくとも1つのコンベヤ駆動アセン
    ブリと;からなる並置コンベヤ装置。
  22. 【請求項22】 前記第1手荷物運搬路と第2手荷物運
    搬路とが、実質的に同一の高さである、請求項21に記
    載の装置。
  23. 【請求項23】 前記第1入口端部に隣接する出口端部
    を有する第1供給コンベヤと、前記第1出口端部に隣接
    する入口端部を有する第1取出しコンベヤと、前記第2
    入口端部に隣接する第2出口端部を有する第2供給コン
    ベヤと、前記第2出口端部に隣接する第2入口端部を有
    する第2取出しコンベヤとを更に備えてなる、請求項2
    1に記載の装置。
  24. 【請求項24】 エンドレスベルトを方向付ける前記手
    段が、前記第1手荷物運搬路の前記出口端部と前記第2
    手荷物運搬路の前記入口端部との間及び前記第2手荷物
    運搬路の前記出口端部と前記第1手荷物運搬路の前記入
    口端部との間において該エンドレスベルトを捻るために
    位置付けられた複数のローラからなり、前記第1手荷物
    運搬路に沿って1方向に移動するときに上方向を向く手
    荷物運搬面が第2手荷物運搬路に沿って反対方向に移動
    するときに、上方向に向いた状態を維持してなる請求項
    21に記載の装置。
JP10283412A 1997-09-22 1998-09-18 並置ベルトコンベヤ装置及びその使用方法 Withdrawn JPH11208840A (ja)

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