JPH11206316A - 貯蔵物の鮮度保持装置及び鮮度保持方法 - Google Patents

貯蔵物の鮮度保持装置及び鮮度保持方法

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JPH11206316A
JPH11206316A JP10030394A JP3039498A JPH11206316A JP H11206316 A JPH11206316 A JP H11206316A JP 10030394 A JP10030394 A JP 10030394A JP 3039498 A JP3039498 A JP 3039498A JP H11206316 A JPH11206316 A JP H11206316A
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JP
Japan
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ozone
air
storage
catalyst
ethylene gas
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Application number
JP10030394A
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English (en)
Inventor
Susumu Harada
享 原田
Toshiyuki Ikeda
敏之 池田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵庫1内に貯蔵されている青果物等の貯蔵
物が高濃度のオゾンによって障害を受けるのを阻止す
る。 【解決手段】 貯蔵庫1内のエチレンガスを含む空気を
循環させるためのファン2と、空気中のエチレンガスを
分解除去するためのオゾンを発生させオゾン発生手段3
と、このオゾンによりエチレンガスを分解除去した後の
空気をオゾン除去触媒4を通過させることによって残留
オゾンを除去した後に貯蔵庫1内に戻す触媒経路6と、
この触媒経路6をバイパスしてエチレンガスを分解除去
した後の空気を貯蔵庫1内に戻すバイパス経路7と、バ
イパス経路7及び又は触媒経路6に設けられダンパ8、
9と、ダンパ8、9を開閉制御してエチレンガスを分解
除去した後の空気をオゾン除去触媒4を通過させるオゾ
ン消去モード運転と、オゾン除去触媒4をバイパスさせ
るオゾン殺菌モード運転とを所定周期でサイクル運転さ
せる運転制御装置20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫等の貯蔵庫内
に貯蔵された野菜、果物、花等の青果物から排出される
エチレンガスを分解除去するとともに青果物に付着した
カビやバクテリア等の細菌を不活性化ないし死滅させる
ことによって青果物の鮮度を保持する鮮度保持装置及び
鮮度保持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鮮度保持装置の1例が図7に示さ
れている。図7において、1は青果物等の貯蔵物が収容
される貯蔵庫、2はファン、3は紫外線ランプ、水銀
灯、無声放電装置等からなるオゾン発生手段、4は活性
炭やコバルト、パラジウム、銅等の金属触媒、マンガン
酸化物等からなるオゾン除去触媒である。
【0003】運転スイッチ21から運転指令が入力される
と、運転制御装置10からの指令によりファン2が起動す
ると同時に紫外線ランプ3が点灯する。すると、貯蔵庫
1の庫内空気がファン2によって抽出され、紫外線ラン
プ3の周辺を流過する過程で紫外線ランプ3から投射さ
れる紫外線に照射されることによって庫内空気中の酸素
がオゾンに転化される。
【0004】このオゾンは庫内空気に含まれるエチレン
を酸化してエチレンオキサイドに転化し、かつ、異臭成
分を酸化分解させる。この空気はオゾン除去触媒4を通
過し、この過程で空気中に残存するオゾンやエチレンオ
キサイド、異臭成分の分解生成物等がオゾン除去触媒4
によって吸着除去され、しかる後、貯蔵庫1内に戻る。
このようにして、貯蔵庫1内のエチレンガスを除去し、
青果物等の鮮度を保持する。
【0005】しかしながら、この鮮度保持装置では、折
角オゾンを発生させていながら、オゾンが有する殺菌機
能を有効に活用していなかった。そこで、オゾン除去触
媒4に対してバイパス径路を設け、発生したオゾンの一
部をそのまま貯蔵庫1へ戻すことによって、青果物等の
貯蔵物に付着しているカビやバクテリア等の細菌を不活
性化ないし死滅させるようにし、オゾン殺菌を併せ可能
にした鮮度保持装置が提案されている。この場合、貯蔵
庫1にオゾン濃度センサを設け、このオゾン濃度センサ
により検出されるオゾン濃度に基づいて、紫外線ランプ
3を点滅し、貯蔵庫1内のオゾン濃度が図8に示すよう
に一定に保たれるように制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、オゾン殺菌
機能を付加した従来の鮮度保持装置においては、その運
転中貯蔵庫1内のオゾン濃度は殺菌濃度の上限と下限と
の間に維持されるので、貯蔵庫1内に収容されている青
果物がオゾンに弱い青果物の場合に殺菌濃度のオゾンに
よってオゾン障害を受けるという問題が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、貯蔵物が収容された貯蔵庫内のエチレ
ンガスを含む空気を循環させるためのファンと、上記空
気中のエチレンガスを分解除去するためのオゾンを発生
させるオゾン発生手段と、このオゾンによりエチレンガ
スを分解除去した後の空気をオゾン除去触媒を通過させ
ることによって残留オゾンを除去して上記貯蔵庫内に戻
す触媒経路と、この触媒経路をバイパスしてエチレンガ
スを分解除去した後の空気を上記貯蔵庫内に戻すバイパ
ス経路と、このバイパス経路及び又は触媒経路に設けら
れたダンパと、このダンパを開閉制御して上記エチレン
ガスを分解除去した後の空気を上記オゾン除去触媒を通
過させるオゾン消去モード運転と、上記オゾン除去触媒
をバイパスさせるオゾン殺菌モード運転とを所定周期で
サイクル運転させる運転制御装置とからなることを特徴
とする貯蔵物の鮮度保持装置にある。
【0008】他の特徴とするところは、上記運転制御装
置はサイクル運転のためのタイマを有していることにあ
る。
【0009】本発明の第2の発明の要旨とするところ
は、貯蔵物が収容された貯蔵庫内のエチレンガスを含む
空気をオゾン発生手段に導きここで発生したオゾンによ
り上記エチレンガスを分解除去した後の空気をオゾン除
去触媒を通して上記貯蔵庫内に戻すオゾン消去モード運
転と、上記エチレンガスを分解除去した後の空気を上記
オゾン除去触媒をバイパスさせて上記貯蔵庫内に戻すオ
ゾン殺菌モード運転とを所定周期でサイクル運転し、貯
蔵物の鮮度を保持することを特徴とする貯蔵物の鮮度保
持方法にある。
【0010】他の特徴とするところは、上記オゾン殺菌
モード運転時に上記貯蔵庫内のオゾン濃度を所定濃度に
維持して運転することにある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態が図1な
いし図4に示されている。図1に示すように、オゾン発
生手段3で発生したオゾンによりエチレンガスを分解除
去した後の空気をオゾン除去触媒4を通過させることに
よって残留オゾンを除去して貯蔵庫1内に戻す触媒経路
6と、この触媒経路6をバイパスしてエチレンガスを除
去した後の空気をそのまま貯蔵庫1内に戻すバイパス経
路7が設けられている。触媒経路6の入口にはダンパ8
が設けられ、バイパス経路7の入口にもダンパ9が設け
られている。
【0012】なお、ダンパ8、9に代えてオゾン発生手
段3からの空気を触媒経路6又はバイパス経路7に切り
換えて流入させる1のダンパを用いることができ、ま
た、オゾン除去触媒4の通過抵抗がバイパス経路7のそ
れより大きい場合にはダンパ8を省略することもでき
る。
【0013】運転制御装置20には運転スイッチ21及びオ
ゾンセンサ5からの信号が入力され、この運転制御装置
20はファン2、紫外線ランプ3、ダンパ8、9に指令し
てこれらを制御する。他の構成は図7に示す従来のもの
と同様であり、対応する部材には同じ符号を付してその
説明を省略する。
【0014】運転制御装置20の制御ブロック図が図2に
示され、制御フローチャートが図3に示され、図4には
オゾン濃度の変化を示すタイムチャートが示されてい
る。
【0015】運転スイッチ21が投入されると、これから
の信号が運転制御装置20の運転モード切換手段(運転タ
イマー)23に入力される。すると、運転モード切換手段
23はまず循環モード運転を決定し、この決定はオン・オ
フ決定手段24に入力されるとともに循環モードタイマ25
に入力されて循環モードタイマ25はカウントを開始す
る。
【0016】オン・オフ決定手段24はファン2の運転、
紫外線ランプ3の点灯、ダンパ8の開、ダンパ9の閉を
決定し、これら決定がファン2、紫外線ランプ3、ダン
パ8及び9に出力されることにより循環モード運転が実
施される。この循環モード運転においては、貯蔵庫1内
のエチレンガスを含む空気はファン2により抽出されて
紫外線ランプ3の周辺を流過し、紫外線を照射されるこ
とによって発生したオゾンによりエチレンガスが分解さ
れ、その後ダンパ8を経て触媒経路6に入り、オゾン除
去触媒4を通り残留オゾンが除去されて貯蔵庫1内に戻
る。これによりエチレン除去がなされる。なお、エチレ
ン除去運転のみを連続して行う場合は、循環モードタイ
マ25の設定を連続とすれば良い。
【0017】循環モードタイマ25がタイムアップしたと
き、即ち、これに予め設定された時間が経過したとき、
循環モードタイマ25はリセットされ、かつ、この信号が
運転モード切換手段23に入力されると、運転モード切換
手段23はオゾン殺菌モード運転を決定する。
【0018】この決定はオン・オフ決定手段24に出力さ
れると同時に殺菌モードタイマ26に出力されてこれがカ
ウントを開始する。一方、オン・オフ決定手段24はファ
ン2の運転、紫外線ランプ3の点灯、ダンパ8の閉、ダ
ンパ9の開を決定する。
【0019】この決定がファン2、紫外線ランプ3、ダ
ンパ8及び9に出力されることによってオゾン殺菌モー
ド運転が実施される。このオゾン殺菌モード運転におい
ては、貯蔵庫1内のエチレンガスを含む空気はファン2
により抽出されて紫外線ランプ3の周辺を流過する際、
紫外線ランプ3から紫外線を照射されることによって発
生したオゾンによりエチレンガスが分解除去される。次
いで、この空気はダンパ9、バイパス経路7を経てオゾ
ン除去触媒4をバイパスし、空気中に残留するオゾンが
除去されないまま貯蔵庫1内に戻る。これによって、貯
蔵庫1内のオゾン濃度は上昇し、エチレン除去と同時に
オゾン殺菌が行われる。
【0020】この間オン・オフ決定手段24はオゾンセン
サ5から入力されたオゾン濃度と殺菌濃度上限設定器28
から入力された殺菌濃度上限値とを比較し、貯蔵庫1内
のオゾン濃度が図4に示すように次第に上昇して殺菌濃
度上限値に到達すると、紫外線ランプ3を消灯する。こ
れによって庫内空気はファン2、紫外線ランプ3、ダン
パ9、バイパス経路7をこの順に経て循環するが、紫外
線ランプ3が消灯しているのでオゾンの発生はなく貯蔵
庫1内のオゾン濃度が次第に低下する。
【0021】貯蔵庫1内のオゾン濃度が低下して殺菌濃
度下限設定器29から入力された殺菌濃度下限値に到達し
たとき、オン・オフ決定手段24は紫外線ランプ3を点灯
する。そして、オゾン濃度が上昇して殺菌濃度上限値に
到達したとき再び紫外線ランプ3を消灯する。このよう
にして紫外線ランプ3の点灯と消灯を繰り返すことによ
って貯蔵庫1内のオゾン濃度は図4に示すように、殺菌
濃度の上限値と下限値との間を上下する。
【0022】殺菌モードタイマ26がタイムアップする
と、これがリセットされ、かつ、この信号が入力される
と、運転モード切換手段23はオゾン消去モード運転を決
定する。
【0023】この決定はオゾン消去モードタイマ27に入
力されてこれがカウントを開始する。そして、この決定
が入力されると、オン・オフ決定手段24はファン2の運
転、紫外線ランプ3の消灯、ダンパ8の開、ダンパ9の
閉を決定する。この決定がファン2、紫外線ランプ3、
ダンパ8及び9に出力されることによってオゾン消去モ
ード運転が実施される。
【0024】このオゾン除去モード運転においては、庫
内空気はファン2、紫外線ランプ3、ダンパ8、触媒経
路6、オゾン除去触媒4を経て貯蔵庫1に循環する。そ
して、紫外線ランプ3の消灯によってオゾンが発生しな
いにも拘わらず残留オゾンがオゾン除去触媒4により除
去されるので、貯蔵庫1内のオゾン濃度は図4に示すよ
うに急激に低下する。
【0025】この間オン・オフ決定手段24はオゾンセン
サ5から入力されたオゾン濃度と低濃度上限設定器30か
ら入力された低濃度上限値とを比較し、オゾン濃度が低
濃度上限値以下になると、ダンパ8の閉、ダンパ9の開
を決定し、これによって庫内空気はファン2、紫外線ラ
ンプ3、ダンパ9、バイパス経路7を経て貯蔵庫1に戻
る。
【0026】かくして、オゾン消去モード運転時、オゾ
ン濃度が低濃度上限値以上か否かによってダンパ8及び
9を開閉することによって貯蔵庫1内のオゾン濃度は低
濃度上限値以下に維持される。そして、オゾン消去モー
ドタイマ27がタイムアップしたとき、これがリセットさ
れ、再びオゾン殺菌モード運転が開始される。
【0027】本発明の第2の実施形態が図5及び図6に
示され、図5はフローチャート、図6はオゾン濃度の変
化を示すタイムチャートである。この第2の実施形態は
貯蔵庫1内にオゾンに比較的弱い青果物を貯蔵する場合
に好適なものであって、系統図は図1に示す第1の実施
形態と同様である。
【0028】この第2の実施形態においては、図5及び
図6に示すように、オゾン殺菌モード運転時は、フアン
2を運転、紫外線ランプ3を点灯、ダンパ8を開、ダン
パ9を閉として運転され、これによってオゾン濃度がゆ
っくり上昇し殺菌濃度上限に到達すると、直ちにオゾン
消去モード運転に移行するようになっている。
【0029】かくして、貯蔵庫1内のオゾン濃度が殺菌
濃度に維持される時間が第1の実施形態のそれより短く
なり、貯蔵庫1内の貯蔵物がオゾンに弱い場合であって
もこれがオゾンにより障害を受けるのを防止できる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明においては、
バイパス経路及び又は触媒経路に設けられたダンパを運
転制御装置により開閉制御してエチレンガスを分解除去
した後の空気をオゾン除去触媒を通過させるオゾン消去
モード運転と、オゾン除去触媒をバイパスさせるオゾン
殺菌モード運転とを所定周期でサイクル運転させること
ができるので、貯蔵庫内のエチレンガスを低濃度に維持
すると同時に貯蔵庫内の細菌を殺菌し、かつ、貯蔵庫内
に収容された青果物等の貯蔵物が高濃度のオゾンによっ
て障害を受けるのを防止できる。
【0031】運転制御装置にサイクル運転のためのタイ
マーを設置すれば、このタイマによってサイクル運転の
周期を任意に変更できる。
【0032】請求項3記載の第2の発明においては、貯
蔵物が収容された貯蔵庫内のエチレンガスを含む空気を
オゾン発生手段に導きここで発生したオゾンによりエチ
レンガスを分解除去した後の空気をオゾン除去触媒を通
して貯蔵庫内に戻すオゾン消去モード運転と、エチレン
ガスを分解除去した後の空気をオゾン除去触媒をバイパ
スさせて貯蔵庫内に戻すオゾン殺菌モード運転とを所定
周期でサイクル運転するため、貯蔵庫内の細菌を殺菌で
きると同時に貯蔵庫内に貯蔵された青果物等の貯蔵物が
高濃度のオゾンによって障害を受けるのを阻止してその
鮮度を長期間維持できる。
【0033】オゾン殺菌モード運転時に貯蔵庫内のオゾ
ン濃度を所定濃度に維持すれば、貯蔵庫内に貯蔵された
青果物等の貯蔵物がオゾンによって障害を受けるのを確
実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る鮮度保持装置の
系統図である。
【図2】第1の実施形態の制御ブロック図である。
【図3】第1の実施形態の制御フローチャートである。
【図4】第1の実施形態のオゾン濃度のタイムチャート
である。
【図5】本発明の第2の実施形態の制御フローチャート
である。
【図6】第2の実施形態のオゾン濃度のタイムチャート
である。
【図7】従来の鮮度保持装置の系統図である。
【図8】従来の鮮度保持装置におけるオゾン濃度のタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1 貯蔵庫 2 ファン 3 オゾン発生手段 4 オゾン除去触媒 5 オゾンセンサ 6 触媒経路 7 バイパス経路 8、9 ダンパ 20 運転制御装置 21 運転スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵物が収容された貯蔵庫内のエチレン
    ガスを含む空気を循環させるためのファンと、上記空気
    中のエチレンガスを分解除去するためのオゾンを発生さ
    せるオゾン発生手段と、このオゾンによりエチレンガス
    を分解除去した後の空気をオゾン除去触媒を通過させる
    ことによって残留オゾンを除去して上記貯蔵庫内に戻す
    触媒経路と、この触媒経路をバイパスしてエチレンガス
    を分解除去した後の空気を上記貯蔵庫内に戻すバイパス
    経路と、このバイパス経路及び又は触媒経路に設けられ
    たダンパと、このダンパを開閉制御して上記エチレンガ
    スを分解除去した後の空気を上記オゾン除去触媒を通過
    させるオゾン消去モード運転と、上記オゾン除去触媒を
    バイパスさせるオゾン殺菌モード運転とを所定周期でサ
    イクル運転させる運転制御装置とからなることを特徴と
    する貯蔵物の鮮度保持装置。
  2. 【請求項2】上記運転制御装置はサイクル運転のための
    タイマを有していることを特徴とする請求項1記載の貯
    蔵物の鮮度保持装置。
  3. 【請求項3】 貯蔵物が収容された貯蔵庫内のエチレン
    ガスを含む空気をオゾン発生手段に導きここで発生した
    オゾンにより上記エチレンガスを分解除去した後の空気
    をオゾン除去触媒を通して上記貯蔵庫内に戻すオゾン消
    去モード運転と、上記エチレンガスを分解除去した後の
    空気を上記オゾン除去触媒をバイパスさせて上記貯蔵庫
    内に戻すオゾン殺菌モード運転とを所定周期でサイクル
    運転し、貯蔵物の鮮度を保持することを特徴とする貯蔵
    物の鮮度保持方法。
  4. 【請求項4】 上記オゾン殺菌モード運転時に上記貯蔵
    庫内のオゾン濃度を所定濃度に維持して運転することを
    特徴とする請求項3記載の貯蔵物の鮮度保持方法。
JP10030394A 1998-01-29 1998-01-29 貯蔵物の鮮度保持装置及び鮮度保持方法 Withdrawn JPH11206316A (ja)

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