JPH11205174A - 受信機 - Google Patents

受信機

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JPH11205174A
JPH11205174A JP1341498A JP1341498A JPH11205174A JP H11205174 A JPH11205174 A JP H11205174A JP 1341498 A JP1341498 A JP 1341498A JP 1341498 A JP1341498 A JP 1341498A JP H11205174 A JPH11205174 A JP H11205174A
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JP
Japan
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signal
band
mixer
receiving unit
weather
Prior art date
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JP1341498A
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English (en)
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Minoru Take
稔 武
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェザーバンドと通常のFM放送信号とを受
信することができる受信機において、回路構成が簡素で
あり、また、部品点数が少ない受信機を提供することを
目的とするものである。 【解決手段】 アンテナで受信した信号を所定の周波数
に変換する第1のミキサを備えるウェザーバンド付加受
信部と、第2のミキサと電圧制御型発振器とを具備する
ラジオ受信部本体と、アンテナで受信した信号を、ウェ
ザーバンド付加受信部で処理した後にラジオ受信部本体
に入力させるか、または、ウェザーバンド付加受信部を
通過させずにラジオ受信部本体に直接入力させるかを切
り替える切替手段と、ラジオ受信部本体に設けられてい
る電圧制御型発振器が出力した信号を第1のミキサに供
給する接続手段とを有する受信機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】米国における無線周波数帯域の1つとし
てウェザーバンドが設けられ、このウェザーバンドは、
周波数変調された信号の周波数帯域であり、その受信周
波数は、162.400〜162.550MHzであ
り、その最大偏移は、5kHzである。なお、ウェザー
バンド以外の周波数帯域を有する通常のFM放送信号
は、その周波数偏移が75kHzである。
【0003】図2は、ウェザーバンドと通常のFM放送
信号とを受信することができる従来の受信機REを示す
回路図である。
【0004】従来の受信機REは、分配ネットワークN
Tと、ウェザーバンド専用受信部R1と、FM信号専用
受信部R2とを有する。
【0005】ウェザーバンド専用受信部R1は、バンド
パスフィルタBPF1WBと、低ノイズ増幅器AMP1WB
と、バンドパスフィルタBPF2WBと、ウェザーバンド
用第1のミキサMIX1WBと、電圧制御型発振器VCO
WBと、PLLWBと、10.7MHzの第1の中間周波数
用フィルタCF1WBと、第1の中間周波用増幅器AMP
WBと、ウェザーバンド用第2のミキサMIX2WBと、
10.25MHzの水晶発振器X’talWBと、450
KHzの第2の中間周波数用フィルタCF2WBと、FM
復調回路DMDWBとを有する。
【0006】FM信号専用受信部R2は、バンドパスフ
ィルタBPF1FMと、低ノイズ増幅器AMP1FMと、バ
ンドパスフィルタBPF2FMと、FM用第1のミキサM
IX1FMと、電圧制御型発振器VCOFMと、PLL
FMと、10.7MHzの第1の中間周波数用フィルタC
F1FMと、第1の中間周波用増幅器AMP2FMと、1
0.7MHzの第2の中間周波数用フィルタCF2
FMと、FM復調回路DMDFMとを有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ウェザーバンド専用受
信部R1とFM信号専用受信部R2とにおける基本的な
構成要素は同じであるが、受信周波数等の違いから、上
記のように、異なる回路構成になっている。つまり、ウ
ェザーバンドと通常のFM放送信号とを受信することが
できる従来の受信機REにおいて、ウェザーバンドと通
常のFM放送信号との間で、周波数帯域が互いに異な
り、最大偏移が異なるので、ウェザーバンドを受信する
ウェザーバンド専用受信部R1と、通常のFM信号を受
信するFM信号専用受信部R2とを、別々に設けてい
る。
【0008】したがって、ウェザーバンドと通常のFM
放送信号とを受信することができる従来の受信機におい
て、回路構成が複雑であり、部品点数が多いという問題
がある。
【0009】本発明は、ウェザーバンドと通常のFM放
送信号とを受信することができる受信機において、回路
構成が簡素であり、また、部品点数が少ない受信機を提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
アンテナで受信した信号を所定の周波数に変換する第1
のミキサを備えるウェザーバンド付加受信部と、第2の
ミキサと電圧制御型発振器とを具備するラジオ受信部本
体と、アンテナで受信した信号を、ウェザーバンド付加
受信部で処理した後にラジオ受信部本体に入力させる
か、または、ウェザーバンド付加受信部を通過させずに
ラジオ受信部本体に直接入力させるかを切り替える切替
手段と、ラジオ受信部本体に設けられている電圧制御型
発振器が出力した信号を第1のミキサに供給する接続手
段とを有する受信機である。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、上記ラジオ受信部本体は、互いに異なる中間周波数
通過帯域を具備する2つのフィルタと、上記2つのフィ
ルタを切り替えるフィルタ切替手段とを有する本体であ
る受信機である。
【0012】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例である受信機RE1を示すブロック図である。
【0013】受信機RE1は、アンテナATと、ウェザ
ーバンド付加受信部10と、ラジオ受信部本体20と、
接続手段30と、切替手段としてのスイッチSW1、S
W2とを有する。
【0014】ウェザーバンド付加受信部10は、たとえ
ば162.5MHzのバンドパスフィルタ11と、低ノ
イズ増幅器12と、バンドパスフィルタ13と、アンテ
ナATで受信した信号を所定の周波数に変換する第1の
ミキサ14と、たとえば86.6MHzのバンドパスフ
ィルタ15とを有するものである。なお、理論的には、
バンドパスフィルタ13、15を省略するようにしてい
もよい。
【0015】ラジオ受信部本体20は、日本国内で使用
されている従来のFMラジオと基本的には同様のもので
あり、バンドパスフィルタ21と、増幅器22と、第2
のミキサ23と、電圧制御型発振器24と、PLL25
と、広帯域フィルタ26と、狭帯域フィルタ27と、F
M復調部28と、スイッチSW3、SW4とを有する。
スイッチSW3、SW4は、互いに異なる周波数通過帯
域を具備する2つのフィルタ26、27を切り替えるフ
ィルタ切替手段の例である。
【0016】接続手段30は、電圧制御型発振器24が
出力した信号を第1のミキサ14に供給する接続手段で
ある。
【0017】スイッチSW1は、アンテナATで受信し
た信号を、ウェザーバンド付加受信部10に入力する
か、または、ウェザーバンド付加受信部10を通過せず
にラジオ受信部20に直接入力するかを選択するスイッ
チであり、スイッチSW2は、ラジオ受信部20に入力
させる信号として、ウェザーバンド付加受信部10で処
理した信号か、または、ウェザーバンド付加受信部10
を通過しないアンテナAT受信信号かを選択するスイッ
チである。そして、スイッチSW1がWX側端子に切り
替えられている場合にはスイッチSW2もWX側に切り
替えられ、スイッチSW1がFM側端子に切り替えられ
ている場合にはスイッチSW2もFM側に切り替えら
れ、すなわち、スイッチSW1とSW2とは連動してい
る。
【0018】つまり、スイッチSW1、SW2は、切替
手段の例であり、この切替手段は、アンテナATで受信
した信号を、ウェザーバンド付加受信部10で処理さ
せ、その後にラジオ受信部本体20に入力させるか、ま
たは、ウェザーバンド付加受信部10を介さずにラジオ
受信部本体20に直接入力させるかを切り替える信号切
替手段の例である。
【0019】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0020】まず、スイッチSW1、SW2が、それぞ
れ、FM側端子に接続されていたとする。この場合、ア
ンテナATで受信した信号がラジオ受信部本体20に直
接入力され、FM放送の音声信号がラジオ受信部本体2
0から出力される。
【0021】ここで、スイッチSW1、SW2を切り替
え、それぞれ、ウェザバンド側WXに切り替えたとす
る。この場合、アンテナATで受信された信号は、スイ
ッチSW1を介して、ウェザーバンド付加受信部10に
供給され、バンドパスフィルタ11を通過し、低ノイズ
増幅器12によって増幅され、バンドパスフィルタ13
を通過し、このバンドパスフィルタ13を通過した信号
と、VCO24で発振した信号とが第1のミキサ14に
よって混合され、この第1のミキサ14の出力信号がバ
ンドパスフィルタ15を通過し、ウェザーバンド付加受
信部10に出力される。そして、スイッチSW2を介し
て、ラジオ受信部20に供給され、ウェザーバンドの音
声信号が、ラジオ受信部20から出力される。
【0022】ここで、ウェザーバンドの受信周波数をf
W (=162.5 MHz)とし、第1のミキサ14の出力信
号の周波数(第1の中間周波数、ラジオ受信部本体20
の受信周波数)をfrWとし、VOC24の発振周波数を
OSCWとすると、fOSCW=fW −frW であり、また、
日本バンドの受信周波数frWの10.7MHz下側に、ラジ
オ受信部本体20の局部発振周波数fOSC が設定されて
いるので、frW=fOSC +10.7(MHz) である。
【0023】∴ fOSCW=fW −frW=fW −(fOSC
+10.7)=fW −fOSC −10.7 つまり、fOSCW=fW −fOSC −10.7 である。
【0024】ここで、ウェザーバンド付加受信部10が
ラジオ受信部本体20から局部発振周波数fOSC を供給
してもらい、この供給された局部発振周波数fOSC をウ
ェザーバンドの局部発振周波数fOSCWとして使用するの
で、fOSCW=fOSC である。したがって、上記式から、
OSC =fOSCW=fW −fOSC −10.7 であり、したが
って、2・fOSC =fW −10.7 になり、∴ fOSC
(fW −10.7)/2 になる。
【0025】ここで、fW =162.5 とすると、fOSC
(162.5 −10.7)/2=75.9(MHz) になり、したが
って、frW=75.9+10.7=86.6(MHz)となる。
【0026】上記実施例において、ウェザーバンド付加
受信部10における局部発振周波数を、ラジオ受信部本
体20から供給してもらうので、ウェザーバンド付加受
信部10としては、局部発振を行うためのPLL、また
は水晶発振子を設ける必要がなくなる。
【0027】また、ウェザーバンドを受信するには、ス
イッチSW3、SW4を、5kHzの帯域を有する狭帯
域フィルタ27側に切り替え、FM放送信号を受信する
には、スイッチSW3、SW4を、75kHzの帯域を
有する広帯域フィルタ26側に切り替える。このように
することによって、最大偏移に応じた適切な帯域を選択
することができる。
【0028】つまり、一般に、局部発振周波数を得るた
めには、PLLとVCOとで作る場合と、水晶発振回路
を利用する場合とが知られているが、PLLとVCOと
によって局部発振周波数を得る場合には、150MHz
以上で動作する高安定、高C/NのVCOと高性能のP
LL回路が必要であるという問題がある。また、水晶発
振回路を利用することによって局部発振周波数を得る場
合には、高次のオーバートーン発振子と逓倍回路とによ
って150MHzを作る必要があり、また、選局のため
の第2の局部発振周波数を得るためにVCOとPLLと
が必要になるという問題がある。しかし、上記実施例に
おいては、第1のミキサ14用の局部発振周波数を、ラ
ジオ受信部本体20から供給してもらうので、ウェザー
バンド付加受信部10としては、局部発振を行うための
PLL、水晶発振子を設ける必要がなくなり、PLL、
水晶発振子を設けることによる上記問題が生じないとい
う利点がある。
【0029】また、上記実施例においては、第1の中間
周波数が86.6MHzと高いので、イメージ妨害の対
象であるイメージ周波数が、第1の中間周波数の帯域外
になり、受信信号へのイメージ妨害の心配がなくなる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ウェザーバンドと通常
のFM放送信号とを受信することができる受信機におい
て、回路構成が簡素であり、また、部品点数が少ないと
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である受信機RE1を示すブ
ロック図である。
【図2】ウェザーバンドと通常のFM放送信号とを受信
することができる従来の受信機REを示す回路図であ
る。
【符号の説明】
10…ウェザーバンド付加受信部、 14…第1のミキサ、 20…ラジオ受信部本体、 23…第2のミキサ、 24…VCO、 25…PLL、 30…接続手段、 SW1、SW2…信号切替手段としてのスイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナで受信した信号を所定の周波数
    に変換する第1のミキサを備えるウェザーバンド付加受
    信部と;第2のミキサと、電圧制御型発振器と、FM復
    調部とを具備するラジオ受信部本体と;上記アンテナで
    受信した信号を、上記ウェザーバンド付加受信部で処理
    させ、その後に上記ラジオ受信部本体に入力させるか、
    または、上記ウェザーバンド付加受信部を介さずに上記
    ラジオ受信部本体に直接入力させるかを切り替える信号
    切替手段と;上記電圧制御型発振器が出力した信号を上
    記第1のミキサに供給する接続手段と;を有することを
    特徴とする受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記ラジオ受信部本体は、互いに異なる中間周波数通過
    帯域を具備する2つのフィルタと、上記2つのフィルタ
    を切り替えるフィルタ切替手段とを有することを特徴と
    する受信機。
JP1341498A 1998-01-07 1998-01-07 受信機 Withdrawn JPH11205174A (ja)

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JP1341498A JPH11205174A (ja) 1998-01-07 1998-01-07 受信機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030031377A (ko) * 2001-10-15 2003-04-21 삼성전자주식회사 이동통신 단말장치 수신기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030031377A (ko) * 2001-10-15 2003-04-21 삼성전자주식회사 이동통신 단말장치 수신기

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405