JPH11204442A - 枚葉式の熱処理装置 - Google Patents
枚葉式の熱処理装置Info
- Publication number
- JPH11204442A JPH11204442A JP1640598A JP1640598A JPH11204442A JP H11204442 A JPH11204442 A JP H11204442A JP 1640598 A JP1640598 A JP 1640598A JP 1640598 A JP1640598 A JP 1640598A JP H11204442 A JPH11204442 A JP H11204442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat treatment
- wafer
- temperature
- shower head
- temperature control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャワーヘッド部のガス噴射面の温度を均一
化させることができる枚葉式の熱処理装置を提供する。 【解決手段】 処理容器18内に収容された被処理体W
に対して所定の熱処理を施す枚葉式の熱処理装置におい
て、下端に開口部20を有する真空引き可能になされた
筒体状の処理容器18と、上端に前記被処理体を載置す
る載置面28が形成されると共に下端に前記処理容器の
開口部を密閉するフランジ部32が形成された有天井の
筒体状の載置台24と、前記処理容器内へ所定の処理ガ
スを導入するために前記載置面に対向して設けられると
共に前記載置面に対向するガス噴射面に温調媒体を流す
シャワー温調媒体通路112が形成されたシャワーヘッ
ド部46と、前記被処理体を加熱するために前記筒体状
の載置台の内部に設けられた加熱手段38とを備えるよ
うに構成する。これにより、シャワーヘッド部のガス噴
射面の温度を均一化させる。
化させることができる枚葉式の熱処理装置を提供する。 【解決手段】 処理容器18内に収容された被処理体W
に対して所定の熱処理を施す枚葉式の熱処理装置におい
て、下端に開口部20を有する真空引き可能になされた
筒体状の処理容器18と、上端に前記被処理体を載置す
る載置面28が形成されると共に下端に前記処理容器の
開口部を密閉するフランジ部32が形成された有天井の
筒体状の載置台24と、前記処理容器内へ所定の処理ガ
スを導入するために前記載置面に対向して設けられると
共に前記載置面に対向するガス噴射面に温調媒体を流す
シャワー温調媒体通路112が形成されたシャワーヘッ
ド部46と、前記被処理体を加熱するために前記筒体状
の載置台の内部に設けられた加熱手段38とを備えるよ
うに構成する。これにより、シャワーヘッド部のガス噴
射面の温度を均一化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
表面に熱処理を施すための枚葉式の熱処理装置に関す
る。
表面に熱処理を施すための枚葉式の熱処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路の製造工程にお
いては、被処理体である半導体ウエハやガラス基板等に
成膜やパターンエッチング等を繰り返し行なうことより
所望の素子を得るようになっている。例えば、ウエハ表
面に成膜を施す処理装置には、一度に多数枚のウエハに
成膜処理を施すことができるバッチ式の処理装置と一枚
ずつ処理を行なう枚葉式の処理装置があり、成膜の種類
や製造量等に応じて両装置の使い分けがなされている。
いては、被処理体である半導体ウエハやガラス基板等に
成膜やパターンエッチング等を繰り返し行なうことより
所望の素子を得るようになっている。例えば、ウエハ表
面に成膜を施す処理装置には、一度に多数枚のウエハに
成膜処理を施すことができるバッチ式の処理装置と一枚
ずつ処理を行なう枚葉式の処理装置があり、成膜の種類
や製造量等に応じて両装置の使い分けがなされている。
【0003】また、枚葉式の処理装置としては、例えば
複数枚のウエハの処理期間に亘って常時サセプタを加熱
状態とする抵抗加熱式の装置と、ランプからの熱によっ
て高速昇温が可能なランプ式の装置が知られている。ラ
ンプ式の処理装置は、ランプのオン・オフにより急速昇
降温が可能であるという利点を有するが、ランプは基本
的にはスポット照射であるためにウエハの面内均一加速
が難しいのみならず、ランプの寿命が短いことから頻繁
にランプを交換しなければならず、このためダウンタイ
ムが長くなる等の理由から、抵抗加熱ヒータが主に用い
られる傾向にある。
複数枚のウエハの処理期間に亘って常時サセプタを加熱
状態とする抵抗加熱式の装置と、ランプからの熱によっ
て高速昇温が可能なランプ式の装置が知られている。ラ
ンプ式の処理装置は、ランプのオン・オフにより急速昇
降温が可能であるという利点を有するが、ランプは基本
的にはスポット照射であるためにウエハの面内均一加速
が難しいのみならず、ランプの寿命が短いことから頻繁
にランプを交換しなければならず、このためダウンタイ
ムが長くなる等の理由から、抵抗加熱ヒータが主に用い
られる傾向にある。
【0004】特に、ウエハサイズが、例えば6インチか
ら8インチ、12インチへと大型化するに従って、ウエ
ハ面内の均一加熱の必要性から抵抗加熱ヒータが主に用
いられる傾向にある。このような抵抗加熱ヒータを用い
た熱処理装置は、例えば特開平9−45624号公報等
に開示されている。これを図6に基づいて簡単に説明す
ると、例えばアルミニウム製の処理容器2内には、例え
ばカーボン製の板状の載置台4がベース6上に設けられ
ており、この載置台4の上面に半導体ウエハWが載置さ
れる。
ら8インチ、12インチへと大型化するに従って、ウエ
ハ面内の均一加熱の必要性から抵抗加熱ヒータが主に用
いられる傾向にある。このような抵抗加熱ヒータを用い
た熱処理装置は、例えば特開平9−45624号公報等
に開示されている。これを図6に基づいて簡単に説明す
ると、例えばアルミニウム製の処理容器2内には、例え
ばカーボン製の板状の載置台4がベース6上に設けられ
ており、この載置台4の上面に半導体ウエハWが載置さ
れる。
【0005】このベース6内には、加熱手段として例え
ば抵抗加熱ヒータ8が埋め込まれており、載置台4を介
してウエハWを間接的に加熱するようになっている。ま
た、載置台4の上方には、これと平行に対向させて多数
の噴射孔10を有するシャワーヘッド部12が設置され
ており、処理容器2内へ処理ガスを導入するようになっ
ている。シャワーヘッド部12の側壁は、これを冷却す
るための冷媒を流す冷却用冷媒通路14が設けられてお
り、成膜時にここに不要な膜が付着しないようにしてい
る。熱処理として、例えば成膜処理を行なう時は、ウエ
ハWを所定のプロセス温度に維持しつつ上記シャワーヘ
ッド部12より処理ガスを供給して所定のプロセス圧力
を維持することにより行い、これによりウエハ表面に例
えばシリコンやシリコン酸化膜等の所定の材料の成膜を
行なうことができる。
ば抵抗加熱ヒータ8が埋め込まれており、載置台4を介
してウエハWを間接的に加熱するようになっている。ま
た、載置台4の上方には、これと平行に対向させて多数
の噴射孔10を有するシャワーヘッド部12が設置され
ており、処理容器2内へ処理ガスを導入するようになっ
ている。シャワーヘッド部12の側壁は、これを冷却す
るための冷媒を流す冷却用冷媒通路14が設けられてお
り、成膜時にここに不要な膜が付着しないようにしてい
る。熱処理として、例えば成膜処理を行なう時は、ウエ
ハWを所定のプロセス温度に維持しつつ上記シャワーヘ
ッド部12より処理ガスを供給して所定のプロセス圧力
を維持することにより行い、これによりウエハ表面に例
えばシリコンやシリコン酸化膜等の所定の材料の成膜を
行なうことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな装置例では、ウエハサイズが小さい場合には、これ
に対応してシャワーヘッド部12の直径サイズも比較的
小さいことから、ウエハWに対向するガス噴射面の温度
は、温度分布がなくて略均一に保たれるが、ウエハサイ
ズが8インチ及び12インチへと大きくなるに従って、
シャワーヘッド部12のガス噴射面の直径サイズも大き
くなり、そのためガス噴射面の中心部と周辺部との間で
温度差が生じて温度分布が発生する傾向にある。このよ
うにガス噴射面に温度差が生じて温度分布が発生する
と、この温度差がウエハ面の温度に影響を及ぼして熱処
理の不均一が増大し、例えば成膜処理の場合には、膜厚
の面内均一性を劣化させてしまうという問題があった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に
解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、シ
ャワーヘッド部のガス噴射面の温度を均一化させること
ができる枚葉式の熱処理装置を提供することにある。
うな装置例では、ウエハサイズが小さい場合には、これ
に対応してシャワーヘッド部12の直径サイズも比較的
小さいことから、ウエハWに対向するガス噴射面の温度
は、温度分布がなくて略均一に保たれるが、ウエハサイ
ズが8インチ及び12インチへと大きくなるに従って、
シャワーヘッド部12のガス噴射面の直径サイズも大き
くなり、そのためガス噴射面の中心部と周辺部との間で
温度差が生じて温度分布が発生する傾向にある。このよ
うにガス噴射面に温度差が生じて温度分布が発生する
と、この温度差がウエハ面の温度に影響を及ぼして熱処
理の不均一が増大し、例えば成膜処理の場合には、膜厚
の面内均一性を劣化させてしまうという問題があった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に
解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、シ
ャワーヘッド部のガス噴射面の温度を均一化させること
ができる枚葉式の熱処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、処理容器内に収容された被処理体に対
して所定の熱処理を施す枚葉式の熱処理装置において、
下端に開口部を有する真空引き可能になされた筒体状の
処理容器と、上端に前記被処理体を載置する載置面が形
成されると共に下端に前記処理容器の開口部を密閉する
フランジ部が形成された有天井の筒体状の載置台と、前
記処理容器内へ所定の処理ガスを導入するために前記載
置面に対向して設けられると共に前記載置面に対向する
ガス噴射面に温調媒体を流すシャワー温調媒体通路が形
成されたシャワーヘッド部と、前記被処理体を加熱する
ために前記筒体状の載置台の内部に設けられた加熱手段
とを備えるように構成したものである。
解決するために、処理容器内に収容された被処理体に対
して所定の熱処理を施す枚葉式の熱処理装置において、
下端に開口部を有する真空引き可能になされた筒体状の
処理容器と、上端に前記被処理体を載置する載置面が形
成されると共に下端に前記処理容器の開口部を密閉する
フランジ部が形成された有天井の筒体状の載置台と、前
記処理容器内へ所定の処理ガスを導入するために前記載
置面に対向して設けられると共に前記載置面に対向する
ガス噴射面に温調媒体を流すシャワー温調媒体通路が形
成されたシャワーヘッド部と、前記被処理体を加熱する
ために前記筒体状の載置台の内部に設けられた加熱手段
とを備えるように構成したものである。
【0008】これにより、処理容器の下端の開口部は筒
体状の載置台のフランジ部により密閉され、被処理体
は、この載置台の上面の載置面上に直接載置されること
になる。熱処理時には筒体状の載置台の内側の大気圧側
に設置した加熱手段により被処理体は加熱され、載置面
に対向して設けたシャワーヘッド部から処理ガスを処理
容器内に導入して所定の熱処理を行なう。ここでシャワ
ーヘッド部のガス噴射面には、温調媒体を流すためのシ
ャワー温調媒体通路が設けられており、これに温調媒体
を流してガス噴射面の温度を積極的に調整している。こ
のため、シャワーヘッド部の直径サイズが大きくなって
もガス噴射面の温度をその面内方向において略一定に均
一に保つことが可能となる。温調媒体としては、例えば
チラーを用いることができ、熱処理の種類に応じて、こ
のチラーを加熱して供給したり或いは冷却して供給した
りして、加熱と冷却を選択的にできるようにし、ガス噴
射面の温度が所望の温度に均一になるように温調する。
体状の載置台のフランジ部により密閉され、被処理体
は、この載置台の上面の載置面上に直接載置されること
になる。熱処理時には筒体状の載置台の内側の大気圧側
に設置した加熱手段により被処理体は加熱され、載置面
に対向して設けたシャワーヘッド部から処理ガスを処理
容器内に導入して所定の熱処理を行なう。ここでシャワ
ーヘッド部のガス噴射面には、温調媒体を流すためのシ
ャワー温調媒体通路が設けられており、これに温調媒体
を流してガス噴射面の温度を積極的に調整している。こ
のため、シャワーヘッド部の直径サイズが大きくなって
もガス噴射面の温度をその面内方向において略一定に均
一に保つことが可能となる。温調媒体としては、例えば
チラーを用いることができ、熱処理の種類に応じて、こ
のチラーを加熱して供給したり或いは冷却して供給した
りして、加熱と冷却を選択的にできるようにし、ガス噴
射面の温度が所望の温度に均一になるように温調する。
【0009】また、被処理体を搬出入する搬出入口の近
傍に昇降可能にシャッター部材を設けることにより、被
処理体から周囲を見た時の熱的等方性を補償することが
でき、この点よりも被処理体の面内温度の均一性を更に
向上することができる。特に、処理容器の側壁を温調し
ている場合には、このシャッター部材にも温調媒体通路
を設け、これにチラー等の温調媒体を流すことにより、
熱的に処理容器の側壁と等価にすることができ、容器内
の中心に位置する被処理体に対して熱的に悪影響を与え
ることがない。
傍に昇降可能にシャッター部材を設けることにより、被
処理体から周囲を見た時の熱的等方性を補償することが
でき、この点よりも被処理体の面内温度の均一性を更に
向上することができる。特に、処理容器の側壁を温調し
ている場合には、このシャッター部材にも温調媒体通路
を設け、これにチラー等の温調媒体を流すことにより、
熱的に処理容器の側壁と等価にすることができ、容器内
の中心に位置する被処理体に対して熱的に悪影響を与え
ることがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る枚葉式の熱
処理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図
1は本発明に係る枚葉式の熱処理装置を示す断面構成
図、図2は図1に示す載置台の平面図、図3は加熱手段
と均熱板の温度制御を説明するための模式図、図4はシ
ャワーヘッド部を示す水平断面図、図5はシャッター部
材を示す図である。本実施例においては、枚葉式の熱処
理装置としてCVD(Chmical Vapor D
eposition)装置を例にとって説明する。この
熱処理装置としてのCVD装置16は、例えばアルミニ
ウム等により、円筒状或いは箱状に成形された真空引き
可能な処理容器18を有しており、この処理容器18の
下端は開放されて開口部20となり、その周縁部は屈曲
されてフランジ部22を形成している。
処理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図
1は本発明に係る枚葉式の熱処理装置を示す断面構成
図、図2は図1に示す載置台の平面図、図3は加熱手段
と均熱板の温度制御を説明するための模式図、図4はシ
ャワーヘッド部を示す水平断面図、図5はシャッター部
材を示す図である。本実施例においては、枚葉式の熱処
理装置としてCVD(Chmical Vapor D
eposition)装置を例にとって説明する。この
熱処理装置としてのCVD装置16は、例えばアルミニ
ウム等により、円筒状或いは箱状に成形された真空引き
可能な処理容器18を有しており、この処理容器18の
下端は開放されて開口部20となり、その周縁部は屈曲
されてフランジ部22を形成している。
【0011】そして、この処理容器18の開口部20
は、載置台24により密閉されている。具体的には、こ
の載置台24は、耐熱性及び耐腐食性が高く、熱透過性
のある材料、例えば石英により有天井の筒体状に成形さ
れている。この天井部26の面積は、被処理体としては
半導体ウエハWの直径と同等か、これ以上の大きさに設
定され、この天井部26の上面が半導体ウエハWを載置
するための載置台28として構成される。この天井部2
6の表面全体は、この下方より入射する輻射熱を均等に
散乱させるように、例えばサンドブラス等により表面粗
化処理が施されている。
は、載置台24により密閉されている。具体的には、こ
の載置台24は、耐熱性及び耐腐食性が高く、熱透過性
のある材料、例えば石英により有天井の筒体状に成形さ
れている。この天井部26の面積は、被処理体としては
半導体ウエハWの直径と同等か、これ以上の大きさに設
定され、この天井部26の上面が半導体ウエハWを載置
するための載置台28として構成される。この天井部2
6の表面全体は、この下方より入射する輻射熱を均等に
散乱させるように、例えばサンドブラス等により表面粗
化処理が施されている。
【0012】この載置面28の周縁部には、その周方向
に沿って等間隔で配置させて例えば石英製の複数の支持
ピン30(図2参照)が設けられており、これによりウ
エハWの裏面の周縁部と接触して支持するようになって
いる。図2ではこれらの支持ピン30は3つ設けられて
いるが、その数量はこれに限定されない。この支持ピン
30の高さL1は0.5〜1.0mm程度に設定されて
おり、ウエハWの裏面と載置面28との間に、熱効率を
劣化させることなく温度の面内均一性を確保するために
僅かな間隙を形成している。この載置台24の下端部
は、外方へ屈曲されてフランジ部32が形成されてお
り、このフランジ部32を上記処理容器18の開口部2
0のフランジ部22にOリング等のシール部材33を介
して当接させて、その下方よりリング状の止め具34で
押さえ込み、ボルト36で気密に締め付け固定してい
る。これにより、処理容器18内は気密状態になされ
る。
に沿って等間隔で配置させて例えば石英製の複数の支持
ピン30(図2参照)が設けられており、これによりウ
エハWの裏面の周縁部と接触して支持するようになって
いる。図2ではこれらの支持ピン30は3つ設けられて
いるが、その数量はこれに限定されない。この支持ピン
30の高さL1は0.5〜1.0mm程度に設定されて
おり、ウエハWの裏面と載置面28との間に、熱効率を
劣化させることなく温度の面内均一性を確保するために
僅かな間隙を形成している。この載置台24の下端部
は、外方へ屈曲されてフランジ部32が形成されてお
り、このフランジ部32を上記処理容器18の開口部2
0のフランジ部22にOリング等のシール部材33を介
して当接させて、その下方よりリング状の止め具34で
押さえ込み、ボルト36で気密に締め付け固定してい
る。これにより、処理容器18内は気密状態になされ
る。
【0013】そして、大気側へ開放されている載置台2
4の内部には、その天井部26に接近させて加熱手段と
して面状になされた抵抗加熱ヒータ38が設けられてい
る。この面状抵抗加熱ヒータ38は、ウエハ径と同じ
か、それよりも大きな直径を有しており、例えば単位面
積当たりの発熱量が大きな2ケイ化モリブデンを主体と
するカンタル(商品名)を用いることができる。また、
この抵抗加熱ヒータ38と天井部26との間、具体的に
はこの抵抗加熱ヒータ38の上面に、これと略同じサイ
ズの例えばSiC製の薄い均熱板40が設けられてお
り、抵抗加熱ヒータ38により均熱板40を加熱し、こ
の輻射熱によりウエハWを加熱し得るようになる。これ
により、ヒータ面における温度分布がこの均熱板40に
より補償されるので、ウエハWの面内温度をより均一に
加熱維持することが可能となる。
4の内部には、その天井部26に接近させて加熱手段と
して面状になされた抵抗加熱ヒータ38が設けられてい
る。この面状抵抗加熱ヒータ38は、ウエハ径と同じ
か、それよりも大きな直径を有しており、例えば単位面
積当たりの発熱量が大きな2ケイ化モリブデンを主体と
するカンタル(商品名)を用いることができる。また、
この抵抗加熱ヒータ38と天井部26との間、具体的に
はこの抵抗加熱ヒータ38の上面に、これと略同じサイ
ズの例えばSiC製の薄い均熱板40が設けられてお
り、抵抗加熱ヒータ38により均熱板40を加熱し、こ
の輻射熱によりウエハWを加熱し得るようになる。これ
により、ヒータ面における温度分布がこの均熱板40に
より補償されるので、ウエハWの面内温度をより均一に
加熱維持することが可能となる。
【0014】ここで抵抗加熱ヒータ38と均熱板40
は、図3に示すよう同心円状に複数、例えば3つのゾー
ン38A、38B、38C及び40A、40B、40C
に区切られており、特に、抵抗加熱ヒータ38は、各ゾ
ーン毎に独立して供給電力を制御できるようになってい
る。また、均熱板40の各ゾーン40A、40B、40
Cの略中央部には例えば熱電対のような温度検出プロー
ブ42が設けられ、この出力値に基づいて温度制御部4
4は抵抗加熱ヒータ38の各ゾーン38A、38B、3
8Cへ電力を供給することになる。この場合、放熱量が
中心側と比較して多くなる最外側のゾーン38Aには、
より多くの電力が投入される。
は、図3に示すよう同心円状に複数、例えば3つのゾー
ン38A、38B、38C及び40A、40B、40C
に区切られており、特に、抵抗加熱ヒータ38は、各ゾ
ーン毎に独立して供給電力を制御できるようになってい
る。また、均熱板40の各ゾーン40A、40B、40
Cの略中央部には例えば熱電対のような温度検出プロー
ブ42が設けられ、この出力値に基づいて温度制御部4
4は抵抗加熱ヒータ38の各ゾーン38A、38B、3
8Cへ電力を供給することになる。この場合、放熱量が
中心側と比較して多くなる最外側のゾーン38Aには、
より多くの電力が投入される。
【0015】図1に戻って、この処理容器18の天井部
には、載置台28と対向させて容器内へ処理ガスを導入
するための例えばアルミニウム製の本発明の特徴とする
シャワーヘッド部46がOリング等のシール部材48を
介して気密に設けられる。このシャワーヘッド部46
は、内部にガス拡散室50を有しており、これは処理ガ
ス源や流量制御器を介設したガス供給系(図示せず)に
接続されたガス導入口52に連通されている。このガス
拡散室50内は、例えば直径が1〜4mm程度の多数の
ガス拡散孔54を有する拡散板56により上下に2段に
仕切られている。尚、この拡散板56を2段以上設け
て、ガス拡散室50内を3段以上の複数段に仕切るよう
にしてもよい。また、載置面28と対向するガス噴射面
58には、上記ガス拡散室50へ連通された直径0.5
〜3mm程度の多数のガス噴射孔60が設けられてお
り、処理空間に向けて処理ガスを均一に供給できるよう
になっている。
には、載置台28と対向させて容器内へ処理ガスを導入
するための例えばアルミニウム製の本発明の特徴とする
シャワーヘッド部46がOリング等のシール部材48を
介して気密に設けられる。このシャワーヘッド部46
は、内部にガス拡散室50を有しており、これは処理ガ
ス源や流量制御器を介設したガス供給系(図示せず)に
接続されたガス導入口52に連通されている。このガス
拡散室50内は、例えば直径が1〜4mm程度の多数の
ガス拡散孔54を有する拡散板56により上下に2段に
仕切られている。尚、この拡散板56を2段以上設け
て、ガス拡散室50内を3段以上の複数段に仕切るよう
にしてもよい。また、載置面28と対向するガス噴射面
58には、上記ガス拡散室50へ連通された直径0.5
〜3mm程度の多数のガス噴射孔60が設けられてお
り、処理空間に向けて処理ガスを均一に供給できるよう
になっている。
【0016】そして、このガス噴射面58には、図4に
も示すように温調冷媒を流すためにシャワー温調媒体通
路62が設けられている。このシャワー温調媒体通路6
2は、例えば幅が5mm程度で、高さが8mm程度にな
されて、ピッチL3が例えば12mm程度の間隔で多数
本平行に設けられた直線状媒体通路64とシャワーヘッ
ド部46の下端周縁部に設けたリング状媒体通路66よ
りなり、各直線状媒体通路64の両端は、上記リング状
媒体通路66に連通されている。直線状媒体通路64の
一端側が接続されるリング状媒体通路66の中央部は、
シャワーヘッド部46の側壁68に形成された温調媒体
導入通路70が連結されて、温調媒体を導入し得るよう
になっており、また、これと反対側におけるリング状媒
体通路66の中央部は、シャワーヘッド部46の側壁6
8に形成された温調媒体排出通路72に連結されて、ガ
ス噴射面58内を流れた温調媒体を系外へ排出し得るよ
うになっている。この温調媒体は循環使用されることに
なる。
も示すように温調冷媒を流すためにシャワー温調媒体通
路62が設けられている。このシャワー温調媒体通路6
2は、例えば幅が5mm程度で、高さが8mm程度にな
されて、ピッチL3が例えば12mm程度の間隔で多数
本平行に設けられた直線状媒体通路64とシャワーヘッ
ド部46の下端周縁部に設けたリング状媒体通路66よ
りなり、各直線状媒体通路64の両端は、上記リング状
媒体通路66に連通されている。直線状媒体通路64の
一端側が接続されるリング状媒体通路66の中央部は、
シャワーヘッド部46の側壁68に形成された温調媒体
導入通路70が連結されて、温調媒体を導入し得るよう
になっており、また、これと反対側におけるリング状媒
体通路66の中央部は、シャワーヘッド部46の側壁6
8に形成された温調媒体排出通路72に連結されて、ガ
ス噴射面58内を流れた温調媒体を系外へ排出し得るよ
うになっている。この温調媒体は循環使用されることに
なる。
【0017】また、このシャワーヘッド部46の側壁6
8にも、上記導入通路70及び排出通路72に連通させ
て、その周方向に沿ってリング状の側壁用媒体通路76
が形成されており、シャワーヘッド部46の側壁68と
ガス噴射面58を温度調整できるようになっている。特
に、温調媒体導入通路70に連結される媒体通路78に
は、媒体の温度を調整する媒体温調器80が介設されて
おり、必要に応じて媒体を加熱した状態で供給したり、
或いは冷却した状態で供給したり選択できるようになっ
ている。
8にも、上記導入通路70及び排出通路72に連通させ
て、その周方向に沿ってリング状の側壁用媒体通路76
が形成されており、シャワーヘッド部46の側壁68と
ガス噴射面58を温度調整できるようになっている。特
に、温調媒体導入通路70に連結される媒体通路78に
は、媒体の温度を調整する媒体温調器80が介設されて
おり、必要に応じて媒体を加熱した状態で供給したり、
或いは冷却した状態で供給したり選択できるようになっ
ている。
【0018】上記シャワー温調媒体通路62の形状及び
配列は、単に一例を示したに過ぎず、これに限定されな
い。そして、処理容器18の側壁の下部には、その周方
向に沿って等間隔で3つのリフター機構82(図2参
照)が設けられており、これによりウエハWの裏面周縁
部を保持してこれを載置面28の上方に昇降できるよう
になっている。具体的には、各リフター機構82は処理
容器18の側壁下部に設けたリフター開口84にウエハ
Wの昇降ストローク以上の高さを有する所定の高さのリ
フター容器86を気密に設け、この中にL字状に屈曲さ
せた例えば石英製のリフターアーム88を収容し、この
先端に同じく石英製のリフター板90を載置面28の中
心方向に向けて取り付けている。そして、このリフター
アーム88の基端部は、リフター容器86に設けたリフ
ター昇降手段92により昇降駆動される。このリフター
昇降手段92は、上記リフター容器86に対して伸縮可
能になされたベローズ94を介して取り付けられたリフ
ター昇降ロッド96を有しており、この先端に上記リフ
ターアーム88の基端部を連結して気密に昇降可能とし
ている。
配列は、単に一例を示したに過ぎず、これに限定されな
い。そして、処理容器18の側壁の下部には、その周方
向に沿って等間隔で3つのリフター機構82(図2参
照)が設けられており、これによりウエハWの裏面周縁
部を保持してこれを載置面28の上方に昇降できるよう
になっている。具体的には、各リフター機構82は処理
容器18の側壁下部に設けたリフター開口84にウエハ
Wの昇降ストローク以上の高さを有する所定の高さのリ
フター容器86を気密に設け、この中にL字状に屈曲さ
せた例えば石英製のリフターアーム88を収容し、この
先端に同じく石英製のリフター板90を載置面28の中
心方向に向けて取り付けている。そして、このリフター
アーム88の基端部は、リフター容器86に設けたリフ
ター昇降手段92により昇降駆動される。このリフター
昇降手段92は、上記リフター容器86に対して伸縮可
能になされたベローズ94を介して取り付けられたリフ
ター昇降ロッド96を有しており、この先端に上記リフ
ターアーム88の基端部を連結して気密に昇降可能とし
ている。
【0019】また、載置台24の載置面28には、上記
リフター板90の取り付け位置に対応させて、この降下
時に、リフター板90の先端部を収容して逃がすための
浅い凹部状の逃げ溝部98が等間隔で3カ所設けられて
おり、リフター板90が載置面28と干渉することを防
止している。また、処理容器18の側壁には、ウエハW
を容器に対して搬出入する搬出入口100が設けられ、
これには開閉可能になされたゲートバルブ102を介し
て例えば真空排気可能になされたロードロック室104
が連結されている。
リフター板90の取り付け位置に対応させて、この降下
時に、リフター板90の先端部を収容して逃がすための
浅い凹部状の逃げ溝部98が等間隔で3カ所設けられて
おり、リフター板90が載置面28と干渉することを防
止している。また、処理容器18の側壁には、ウエハW
を容器に対して搬出入する搬出入口100が設けられ、
これには開閉可能になされたゲートバルブ102を介し
て例えば真空排気可能になされたロードロック室104
が連結されている。
【0020】そして、処理容器18の側壁には、この搬
出入口100に臨ませてこの部分を覆うことができるよ
うにシャッター部材106が設けられている。具体的に
は、このシャッター部材106は、搬出入口100の容
器側壁に形成した凹部108に位置させた所定の厚みの
アルミニウム製のシャッター板110を有しており、こ
れを昇降させることにより上記搬出入口100を覆った
り、開放したりできるようになっている。このシャッタ
ー板110は、容器側壁に沿って例えば円弧状に形成さ
れており、容器側壁に対して面一となるようにしてい
る。これによりウエハWから周囲を見た時に熱的な等方
性が確保できるようになっている。また、図5に示すよ
うにこのシャッター板110内には、これに温調媒体を
流すためのシャッター温調媒体通路112が形成され
て、この温度調節ができるようになっている。
出入口100に臨ませてこの部分を覆うことができるよ
うにシャッター部材106が設けられている。具体的に
は、このシャッター部材106は、搬出入口100の容
器側壁に形成した凹部108に位置させた所定の厚みの
アルミニウム製のシャッター板110を有しており、こ
れを昇降させることにより上記搬出入口100を覆った
り、開放したりできるようになっている。このシャッタ
ー板110は、容器側壁に沿って例えば円弧状に形成さ
れており、容器側壁に対して面一となるようにしてい
る。これによりウエハWから周囲を見た時に熱的な等方
性が確保できるようになっている。また、図5に示すよ
うにこのシャッター板110内には、これに温調媒体を
流すためのシャッター温調媒体通路112が形成され
て、この温度調節ができるようになっている。
【0021】そして、このシャッター板110はこれを
所定のストロークだけ昇降させるシャッター昇降機構1
14に連結される。具体的には、このシャッター昇降機
構114は、上端がL字状に屈曲された例えばアルミニ
ウム製の2本のシャッター昇降ロッド116を有してお
り、シャッター板110の両端を上記シャッター昇降ロ
ッド116の上端に接続して支持している。このシャッ
ター昇降ロッド116は、容器側壁の下部に設けたリフ
ター開口118に気密に接続したリフター容器120内
を通って下方に貫通して延びており、このリフター容器
120の貫通部には、伸縮可能になされたベローズ12
2が介設されてシャッター昇降ロッド116を気密に昇
降可能としている。このシャッター昇降ロッド116
は、図示しない昇降手段により昇降される。
所定のストロークだけ昇降させるシャッター昇降機構1
14に連結される。具体的には、このシャッター昇降機
構114は、上端がL字状に屈曲された例えばアルミニ
ウム製の2本のシャッター昇降ロッド116を有してお
り、シャッター板110の両端を上記シャッター昇降ロ
ッド116の上端に接続して支持している。このシャッ
ター昇降ロッド116は、容器側壁の下部に設けたリフ
ター開口118に気密に接続したリフター容器120内
を通って下方に貫通して延びており、このリフター容器
120の貫通部には、伸縮可能になされたベローズ12
2が介設されてシャッター昇降ロッド116を気密に昇
降可能としている。このシャッター昇降ロッド116
は、図示しない昇降手段により昇降される。
【0022】そして、各シャッター昇降ロッド116内
には、媒体通路124が形成されており、この媒体通路
124を上記シャッター板110に設けたシャッター温
調媒体通路112と連通させることにより、必要に応じ
て所定の温度に設定された媒体を循環流通させるように
なっている。また、処理容器18の側壁全体内には、温
調媒体を流すための側部温調媒体通路126が形成され
ており、これに温度制御された媒体を流してプロセスに
応じて側壁の温度を高温に或いは低温に維持するように
なっている。更に、この処理容器18の側壁には、容器
内の雰囲気を排気するための排気口130が設けられて
おり、これには真空ポンプ等を介設した図示しない真空
排気系が接続されて容器内を真空引きできるようになっ
ている。
には、媒体通路124が形成されており、この媒体通路
124を上記シャッター板110に設けたシャッター温
調媒体通路112と連通させることにより、必要に応じ
て所定の温度に設定された媒体を循環流通させるように
なっている。また、処理容器18の側壁全体内には、温
調媒体を流すための側部温調媒体通路126が形成され
ており、これに温度制御された媒体を流してプロセスに
応じて側壁の温度を高温に或いは低温に維持するように
なっている。更に、この処理容器18の側壁には、容器
内の雰囲気を排気するための排気口130が設けられて
おり、これには真空ポンプ等を介設した図示しない真空
排気系が接続されて容器内を真空引きできるようになっ
ている。
【0023】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、未処理の半導体ウエハW
を図示しない搬送アームによりロードロック室104か
ら開放されたゲートバルブ102を介して予め真空状態
に維持されている処理容器18内に搬入し、これを上昇
させている3本のリフター板90に受け渡す。そして、
搬送アーム(図示せず)を処理容器18内から退避させ
た後に、リフター昇降手段92を駆動することによりウ
エハWの裏面を保持している3本のリフター板90を同
時に降下させ、この降下に従って、ウエハWの裏面は載
置面28上に設けた3つの支持ピン30に支持されて載
置面28上に受け渡され、リフター板90はそのまま降
下して逃げ溝部98内に退避することになる。この時の
状態が図1に示されている。
動作について説明する。まず、未処理の半導体ウエハW
を図示しない搬送アームによりロードロック室104か
ら開放されたゲートバルブ102を介して予め真空状態
に維持されている処理容器18内に搬入し、これを上昇
させている3本のリフター板90に受け渡す。そして、
搬送アーム(図示せず)を処理容器18内から退避させ
た後に、リフター昇降手段92を駆動することによりウ
エハWの裏面を保持している3本のリフター板90を同
時に降下させ、この降下に従って、ウエハWの裏面は載
置面28上に設けた3つの支持ピン30に支持されて載
置面28上に受け渡され、リフター板90はそのまま降
下して逃げ溝部98内に退避することになる。この時の
状態が図1に示されている。
【0024】次に、ゲートバルブ102を閉じて、シャ
ッター昇降機構114を駆動してシャッター昇降ロッド
116を上昇させることによってシャッター板110を
上げて、搬出入口100の内側をこれで覆う。この状態
で、予めプロセス温度に加熱されている、或いはプロセ
ス温度よりもある程度低い温度に加熱されている均熱板
40に抵抗加熱ヒータ38から更に熱を加えることによ
って、ウエハWをプロセス温度まで昇温維持する。そし
て、更に、シャワーヘッド部46から所定の処理ガス、
例えばシランガスと水素ガス等の成膜用ガスを処理容器
18内へ供給しつつ内部を真空引きして所定のプロセス
圧力を維持し、熱処理として例えば成膜処理を施す。
尚、プロセス条件として、成膜温度は、ポリシリコンを
成膜する場合には、例えば620℃程度、アモルファス
シリコンを成膜する場合には、580℃程度であり、プ
ロセス圧力は、例えば5×10-3Torr程度である。
このプロセス条件は、単に一例を示したに過ぎず、これ
に限定されない。
ッター昇降機構114を駆動してシャッター昇降ロッド
116を上昇させることによってシャッター板110を
上げて、搬出入口100の内側をこれで覆う。この状態
で、予めプロセス温度に加熱されている、或いはプロセ
ス温度よりもある程度低い温度に加熱されている均熱板
40に抵抗加熱ヒータ38から更に熱を加えることによ
って、ウエハWをプロセス温度まで昇温維持する。そし
て、更に、シャワーヘッド部46から所定の処理ガス、
例えばシランガスと水素ガス等の成膜用ガスを処理容器
18内へ供給しつつ内部を真空引きして所定のプロセス
圧力を維持し、熱処理として例えば成膜処理を施す。
尚、プロセス条件として、成膜温度は、ポリシリコンを
成膜する場合には、例えば620℃程度、アモルファス
シリコンを成膜する場合には、580℃程度であり、プ
ロセス圧力は、例えば5×10-3Torr程度である。
このプロセス条件は、単に一例を示したに過ぎず、これ
に限定されない。
【0025】ここで、成膜は、ウエハWの上面のみなら
ず、処理空間に露出している部材のあらゆる表面に付着
する傾向にあるが、ここではウエハWの載置台24とし
ては、処理容器18の下方を密閉する石英製の蓋体を兼
用させているので、サセプタ等の余分な部材を処理空間
内に晒すことがない。従って、従来装置の場合には、薄
いサセプタを処理容器内に設置したことからこれに偏在
して成膜が付着して形態係数が変化したが、本実施例の
場合にはそのような不都合がなくなり、ウエハの面内温
度を略均一に維持することができる。また、余分な部材
を処理容器18内から排除したので、その分、真空引き
時における脱ガス量が少なくなり、所定の真空度までの
真空引きを迅速に行なうことができる。また、ウエハW
は抵抗加熱ヒータ38により直接加熱されるのではな
く、ヒータ38の上に設けた均熱板40を加熱し、これ
からの輻射熱によりウエハWを間接的に加熱するように
なっているので、ヒータ38の面内に熱分布が生じて
も、これを均熱板40が補償することができる。従っ
て、この点よりも、ウエハの面内温度の均一性を高める
ことができる。
ず、処理空間に露出している部材のあらゆる表面に付着
する傾向にあるが、ここではウエハWの載置台24とし
ては、処理容器18の下方を密閉する石英製の蓋体を兼
用させているので、サセプタ等の余分な部材を処理空間
内に晒すことがない。従って、従来装置の場合には、薄
いサセプタを処理容器内に設置したことからこれに偏在
して成膜が付着して形態係数が変化したが、本実施例の
場合にはそのような不都合がなくなり、ウエハの面内温
度を略均一に維持することができる。また、余分な部材
を処理容器18内から排除したので、その分、真空引き
時における脱ガス量が少なくなり、所定の真空度までの
真空引きを迅速に行なうことができる。また、ウエハW
は抵抗加熱ヒータ38により直接加熱されるのではな
く、ヒータ38の上に設けた均熱板40を加熱し、これ
からの輻射熱によりウエハWを間接的に加熱するように
なっているので、ヒータ38の面内に熱分布が生じて
も、これを均熱板40が補償することができる。従っ
て、この点よりも、ウエハの面内温度の均一性を高める
ことができる。
【0026】また、図3にも示すように均熱板40は、
例えば同心円状のゾーン40A、40B、40C毎に抵
抗加熱ヒータ38の各ゾーン38A、38B、38Cに
より個別に温度制御されるので、例えば中心よりも放熱
量が大きくなる傾向にある外側ゾーン40Aにはそれだ
け多くの熱量を投入できるようになって、より細かな温
度制御を行なうことができる。このゾーン数は、3ゾー
ンに限定されず、ウエハサイズが6インチと小さい場合
には2ゾーンにしてもよいし、ウエハサイズが8インチ
或いは12インチと大きい場合には、図示例のように3
ゾーン或いは更に大きなゾーン数に分けるようにしても
よい。また、上記抵抗加熱ヒータ38や均熱板40は、
凹部状の載置台24の内側である大気側に設けているの
で、このメンテナンス作業においては処理容器18内の
真空を破る必要がなく、メンテナンス作業を迅速且つ容
易に行なうことが可能となる。
例えば同心円状のゾーン40A、40B、40C毎に抵
抗加熱ヒータ38の各ゾーン38A、38B、38Cに
より個別に温度制御されるので、例えば中心よりも放熱
量が大きくなる傾向にある外側ゾーン40Aにはそれだ
け多くの熱量を投入できるようになって、より細かな温
度制御を行なうことができる。このゾーン数は、3ゾー
ンに限定されず、ウエハサイズが6インチと小さい場合
には2ゾーンにしてもよいし、ウエハサイズが8インチ
或いは12インチと大きい場合には、図示例のように3
ゾーン或いは更に大きなゾーン数に分けるようにしても
よい。また、上記抵抗加熱ヒータ38や均熱板40は、
凹部状の載置台24の内側である大気側に設けているの
で、このメンテナンス作業においては処理容器18内の
真空を破る必要がなく、メンテナンス作業を迅速且つ容
易に行なうことが可能となる。
【0027】更に、ウエハWは、載置面28上に3本の
支持ピン30により僅かな間隙を介して支持されている
ので、加工性が劣る故に平坦性を出し難い石英製の載置
面28上に直に置く場合と比較して、ウエハに輻射熱が
より均一に当たる傾向となり、この点よりもウエハ温度
の面内均一性を向上させることができる。一方、シャワ
ーヘッド部46のガス導入口52から上段のガス拡散室
50内へ導入された処理ガスは、この中で水平方向に拡
散しながらガス拡散板56に設けた多数のガス拡散孔5
4を通って下方に流れ、更に下段のガス拡散室50内へ
流れ込んで拡散しながら多数のガス噴射孔60から処理
空間に放出されることになる。
支持ピン30により僅かな間隙を介して支持されている
ので、加工性が劣る故に平坦性を出し難い石英製の載置
面28上に直に置く場合と比較して、ウエハに輻射熱が
より均一に当たる傾向となり、この点よりもウエハ温度
の面内均一性を向上させることができる。一方、シャワ
ーヘッド部46のガス導入口52から上段のガス拡散室
50内へ導入された処理ガスは、この中で水平方向に拡
散しながらガス拡散板56に設けた多数のガス拡散孔5
4を通って下方に流れ、更に下段のガス拡散室50内へ
流れ込んで拡散しながら多数のガス噴射孔60から処理
空間に放出されることになる。
【0028】この時、シャワーヘッド部46の側壁68
に形成された側壁用媒体通路68には温調媒体が流れ、
また、ガス噴射面58に形成された図4に示すような直
線状媒体通路64にも温調媒体が流れ、この側壁68や
ガス噴射面58を所定の温度に維持することになる。温
調媒体としては、例えばチラーが用いられ、熱処理とし
て例えばプロセス温度が600℃程度でポリシリコンや
アモルファスシリコン等を成膜している場合には、媒体
として例えば0〜25℃程度に冷却したチラーを流し
て、側壁68及びガス噴射面58を例えば40〜60℃
程度に均一に冷却する。特に、図4に示すように直線状
媒体通路64はガス噴射面58の略全面に亘って設けら
れているので、これを上述したような低温に均一に冷却
して維持することができる。
に形成された側壁用媒体通路68には温調媒体が流れ、
また、ガス噴射面58に形成された図4に示すような直
線状媒体通路64にも温調媒体が流れ、この側壁68や
ガス噴射面58を所定の温度に維持することになる。温
調媒体としては、例えばチラーが用いられ、熱処理とし
て例えばプロセス温度が600℃程度でポリシリコンや
アモルファスシリコン等を成膜している場合には、媒体
として例えば0〜25℃程度に冷却したチラーを流し
て、側壁68及びガス噴射面58を例えば40〜60℃
程度に均一に冷却する。特に、図4に示すように直線状
媒体通路64はガス噴射面58の略全面に亘って設けら
れているので、これを上述したような低温に均一に冷却
して維持することができる。
【0029】従来の装置例にあっては、ガス噴射面に何
ら温調機能を設けていなかったので、特にウエハサイズ
が12インチ程度に大きくなった場合には、このガス噴
射面に僅かながらに場所によって温度差が生じて温度分
布が発生する場合があり、この温度分布に起因してウエ
ハ上に形成される成膜の膜厚の面内不均一性が劣化する
場合が発生したが、本実施例のように、ガス噴射面58
を例えば強制的にある程度まで冷却することにより、ガ
ス噴射面58に温度差がほとんど生ずることがなくな
り、これを略面内均一な温度に維持することができる。
このため、ガス噴射面の温度分布が抑制されるので、大
口径サイズのウエハにも膜厚の均一な成膜を形成するこ
とが可能となる。特に、ウエハサイズが大きい場合に
は、ガス噴射面58の中心部の温度が高くなり、周縁部
の温度が低くなる傾向にあるが、本実施例の場合には、
中心部と周縁部の温度差をなくしてこれを均一化させる
ことができる。チラーの流量や温度は、冷却すべき温度
に合わせて適宜選択すればよい。
ら温調機能を設けていなかったので、特にウエハサイズ
が12インチ程度に大きくなった場合には、このガス噴
射面に僅かながらに場所によって温度差が生じて温度分
布が発生する場合があり、この温度分布に起因してウエ
ハ上に形成される成膜の膜厚の面内不均一性が劣化する
場合が発生したが、本実施例のように、ガス噴射面58
を例えば強制的にある程度まで冷却することにより、ガ
ス噴射面58に温度差がほとんど生ずることがなくな
り、これを略面内均一な温度に維持することができる。
このため、ガス噴射面の温度分布が抑制されるので、大
口径サイズのウエハにも膜厚の均一な成膜を形成するこ
とが可能となる。特に、ウエハサイズが大きい場合に
は、ガス噴射面58の中心部の温度が高くなり、周縁部
の温度が低くなる傾向にあるが、本実施例の場合には、
中心部と周縁部の温度差をなくしてこれを均一化させる
ことができる。チラーの流量や温度は、冷却すべき温度
に合わせて適宜選択すればよい。
【0030】また、ここでは冷却されたチラーを流して
ガス噴射面58を均一に冷却したが、成膜の種類或いは
熱処理の種類によっては、加熱したチラーを流してガス
噴射面を均一に加熱する場合もある。例えばシリコンナ
イトライド膜や表面酸化処理等を行なう場合には、プロ
セス温度が高いことから加熱したチラーをガス噴射面に
流してガス噴射面を均一に加熱することになる。更に、
シャワーヘッド部46の側壁68の部分も上述のように
冷却されているので、ここに不要な成膜が付着すること
を防止することができる。
ガス噴射面58を均一に冷却したが、成膜の種類或いは
熱処理の種類によっては、加熱したチラーを流してガス
噴射面を均一に加熱する場合もある。例えばシリコンナ
イトライド膜や表面酸化処理等を行なう場合には、プロ
セス温度が高いことから加熱したチラーをガス噴射面に
流してガス噴射面を均一に加熱することになる。更に、
シャワーヘッド部46の側壁68の部分も上述のように
冷却されているので、ここに不要な成膜が付着すること
を防止することができる。
【0031】一方、シャワーヘッド部46の冷却と同時
に、処理容器18の側壁に設けた側部温調媒体通路12
6及びシャッター部材106のシャッター板110に設
けたシャッター温調媒体通路112(図5参照)にも媒
体として例えば0〜60℃程度に冷却されたチラーを流
してこれを冷却している。これにより、容器側壁やシャ
ッター板110にポリシリコンやアモルファスシリコン
などの不要な成膜が付着することを防止することができ
る。特に、本実施例では、シャッター板110は上昇し
て搬出入口100の側面を覆うようになされており、し
かも、容器側壁とシャッター板110の曲面が面一状態
となっているので、ウエハを中心として周囲を見た場合
に熱的等方性が確保されていることになる。従って、搬
出入口100に臨むウエハ部分が他の部分と比較して温
度が低下することもなく、この点よりもウエハ温度の面
内均一性をより向上させることが可能となる。
に、処理容器18の側壁に設けた側部温調媒体通路12
6及びシャッター部材106のシャッター板110に設
けたシャッター温調媒体通路112(図5参照)にも媒
体として例えば0〜60℃程度に冷却されたチラーを流
してこれを冷却している。これにより、容器側壁やシャ
ッター板110にポリシリコンやアモルファスシリコン
などの不要な成膜が付着することを防止することができ
る。特に、本実施例では、シャッター板110は上昇し
て搬出入口100の側面を覆うようになされており、し
かも、容器側壁とシャッター板110の曲面が面一状態
となっているので、ウエハを中心として周囲を見た場合
に熱的等方性が確保されていることになる。従って、搬
出入口100に臨むウエハ部分が他の部分と比較して温
度が低下することもなく、この点よりもウエハ温度の面
内均一性をより向上させることが可能となる。
【0032】この側壁やシャッター板110の冷却温度
も、不要な成膜が付着しない温度ならば、上記したよう
な冷却温度に限定されないのは勿論である。尚、メンテ
ナンス時のように処理容器18内を開放する場合には、
各媒体通路に加熱したチラーを流して各部材に空気中の
水分が付着することを防止し、その後の真空引き操作を
迅速に行なうようにする。また、ここでは熱処理として
成膜処理を行なった場合を例にとって説明したが、これ
に限定されず、酸化処理、アニール処理、拡散処理、エ
ッチング処理等にも適用できるのは勿論である。更に、
被処理体としては、半導体ウエハに限定されず、LCD
基板やガラス基板等も適用することができる。
も、不要な成膜が付着しない温度ならば、上記したよう
な冷却温度に限定されないのは勿論である。尚、メンテ
ナンス時のように処理容器18内を開放する場合には、
各媒体通路に加熱したチラーを流して各部材に空気中の
水分が付着することを防止し、その後の真空引き操作を
迅速に行なうようにする。また、ここでは熱処理として
成膜処理を行なった場合を例にとって説明したが、これ
に限定されず、酸化処理、アニール処理、拡散処理、エ
ッチング処理等にも適用できるのは勿論である。更に、
被処理体としては、半導体ウエハに限定されず、LCD
基板やガラス基板等も適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の枚葉式の
熱処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮
することができる。載置台に対向させて設けたシャワー
ヘッド部のガス噴射面にシャワー温調媒体通路を設けて
これに温調媒体を流すことにより積極的に温度調整を行
なうようにしたので、特にガス噴射面の直径サイズが大
きくなった場合にあっても、ガス噴射面内における温度
分布を抑制してこのガス噴射面の温度の面内均一性を大
幅に向上させることができる。従って、ガス噴射面が被
処理体に対して熱的に悪影響を与えることがなくなり、
被処理体に対する熱処理の面内均一性を高めることがで
き、例えば成膜処理の場合には、膜厚の面内均一性を向
上させることができる。また、被処理体を搬出入する搬
出入口の近傍にシャッター部材を設けることによって、
被処理体から周囲を見た時の熱的等方性を確保すること
ができ、この点よりも被処理体温度の面内均一性を向上
させることができる。また、処理容器の側壁を温調する
場合には、このシャッター部材にも温調媒体通路を設け
て温調媒体を流すことにより、被処理体から周囲を見た
時の熱的等方性を一層確保することができる。
熱処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮
することができる。載置台に対向させて設けたシャワー
ヘッド部のガス噴射面にシャワー温調媒体通路を設けて
これに温調媒体を流すことにより積極的に温度調整を行
なうようにしたので、特にガス噴射面の直径サイズが大
きくなった場合にあっても、ガス噴射面内における温度
分布を抑制してこのガス噴射面の温度の面内均一性を大
幅に向上させることができる。従って、ガス噴射面が被
処理体に対して熱的に悪影響を与えることがなくなり、
被処理体に対する熱処理の面内均一性を高めることがで
き、例えば成膜処理の場合には、膜厚の面内均一性を向
上させることができる。また、被処理体を搬出入する搬
出入口の近傍にシャッター部材を設けることによって、
被処理体から周囲を見た時の熱的等方性を確保すること
ができ、この点よりも被処理体温度の面内均一性を向上
させることができる。また、処理容器の側壁を温調する
場合には、このシャッター部材にも温調媒体通路を設け
て温調媒体を流すことにより、被処理体から周囲を見た
時の熱的等方性を一層確保することができる。
【図1】本発明に係る枚葉式の熱処理装置を示す断面構
成図である。
成図である。
【図2】図1に示す載置台の平面図である。
【図3】加熱手段と均熱板の温度制御を説明するための
模式図である。
模式図である。
【図4】シャワーヘッド部を示す水平断面図である。
【図5】シャッター部材を示す図である。
【図6】従来の枚葉式の熱処理装置を示す概略構成図で
ある。
ある。
16 CVD装置(熱処理装置) 18 処理容器 20 開口部 24 載置台 28 載置面 30 支持ピン 32 フランジ部 38 抵抗加熱ヒータ(加熱手段) 40 均熱板 46 シャワーヘッド部 62 シャワー温調媒体通路 64 直線状媒体通路 66 リング状媒体通路 82 リフター機構 90 リフター板 92 リフター昇降手段 98 逃げ溝部 100 搬出入口 106 シャッター部材 110 シャッター板 112 シャッター温調媒体通路 114 シャッター昇降機構 W 半導体ウエハ(被処理体)
Claims (4)
- 【請求項1】 処理容器内に収容された被処理体に対し
て所定の熱処理を施す枚葉式の熱処理装置において、下
端に開口部を有する真空引き可能になされた筒体状の処
理容器と、上端に前記被処理体を載置する載置面が形成
されると共に下端に前記処理容器の開口部を密閉するフ
ランジ部が形成された有天井の筒体状の載置台と、前記
処理容器内へ所定の処理ガスを導入するために前記載置
面に対向して設けられると共に前記載置面に対向するガ
ス噴射面に温調媒体を流すシャワー温調媒体通路が形成
されたシャワーヘッド部と、前記被処理体を加熱するた
めに前記筒体状の載置台の内部に設けられた加熱手段と
を備えたことを特徴とする枚葉式の熱処理装置。 - 【請求項2】 前記温調媒体は、熱処理の種類に応じて
加熱と冷却とを選択的に行なうことができることを特徴
とする請求項1記載の枚葉式の熱処理装置。 - 【請求項3】 前記処理容器の側壁には、前記被処理体
を搬出入するために開閉可能になされた搬出入口が設け
られると共に、この搬出入口の近傍には昇降可能になさ
れたシャッター部材が設けられることを特徴とする請求
項1または2記載の枚葉式の熱処理装置。 - 【請求項4】 前記処理容器の側壁及び前記シャッター
部材には、温調媒体を流す温調媒体通路が形成されてい
ることを特徴とする請求項3記載の枚葉式の熱処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1640598A JPH11204442A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 枚葉式の熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1640598A JPH11204442A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 枚葉式の熱処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11204442A true JPH11204442A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11915345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1640598A Pending JPH11204442A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 枚葉式の熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11204442A (ja) |
Cited By (69)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002520811A (ja) * | 1998-07-03 | 2002-07-09 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | プラズマ処理用2重スリット弁ドア |
JP2002343779A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | Tokyo Electron Ltd | 熱処理装置 |
JP2006216830A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Furukawa Co Ltd | 気相成長装置 |
JP2008130620A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Nuflare Technology Inc | 気相成長装置及び気相成長方法 |
WO2008126595A1 (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-23 | Tokyo Electron Limited | プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 |
JP2010027675A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Sharp Corp | 気相成長装置 |
US8679982B2 (en) | 2011-08-26 | 2014-03-25 | Applied Materials, Inc. | Selective suppression of dry-etch rate of materials containing both silicon and oxygen |
US8679983B2 (en) | 2011-09-01 | 2014-03-25 | Applied Materials, Inc. | Selective suppression of dry-etch rate of materials containing both silicon and nitrogen |
US8765574B2 (en) | 2012-11-09 | 2014-07-01 | Applied Materials, Inc. | Dry etch process |
US8771539B2 (en) | 2011-02-22 | 2014-07-08 | Applied Materials, Inc. | Remotely-excited fluorine and water vapor etch |
US8801952B1 (en) | 2013-03-07 | 2014-08-12 | Applied Materials, Inc. | Conformal oxide dry etch |
US8921234B2 (en) | 2012-12-21 | 2014-12-30 | Applied Materials, Inc. | Selective titanium nitride etching |
US8927390B2 (en) | 2011-09-26 | 2015-01-06 | Applied Materials, Inc. | Intrench profile |
US8951429B1 (en) | 2013-10-29 | 2015-02-10 | Applied Materials, Inc. | Tungsten oxide processing |
US8956980B1 (en) | 2013-09-16 | 2015-02-17 | Applied Materials, Inc. | Selective etch of silicon nitride |
US8969212B2 (en) | 2012-11-20 | 2015-03-03 | Applied Materials, Inc. | Dry-etch selectivity |
US8975152B2 (en) | 2011-11-08 | 2015-03-10 | Applied Materials, Inc. | Methods of reducing substrate dislocation during gapfill processing |
US8980763B2 (en) | 2012-11-30 | 2015-03-17 | Applied Materials, Inc. | Dry-etch for selective tungsten removal |
US8999856B2 (en) | 2011-03-14 | 2015-04-07 | Applied Materials, Inc. | Methods for etch of sin films |
US9023732B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-05-05 | Applied Materials, Inc. | Processing systems and methods for halide scavenging |
US9023734B2 (en) | 2012-09-18 | 2015-05-05 | Applied Materials, Inc. | Radical-component oxide etch |
US9034770B2 (en) | 2012-09-17 | 2015-05-19 | Applied Materials, Inc. | Differential silicon oxide etch |
US9040422B2 (en) | 2013-03-05 | 2015-05-26 | Applied Materials, Inc. | Selective titanium nitride removal |
US9064816B2 (en) | 2012-11-30 | 2015-06-23 | Applied Materials, Inc. | Dry-etch for selective oxidation removal |
US9064815B2 (en) | 2011-03-14 | 2015-06-23 | Applied Materials, Inc. | Methods for etch of metal and metal-oxide films |
US9111877B2 (en) | 2012-12-18 | 2015-08-18 | Applied Materials, Inc. | Non-local plasma oxide etch |
US9114438B2 (en) | 2013-05-21 | 2015-08-25 | Applied Materials, Inc. | Copper residue chamber clean |
US9117855B2 (en) | 2013-12-04 | 2015-08-25 | Applied Materials, Inc. | Polarity control for remote plasma |
US9132436B2 (en) | 2012-09-21 | 2015-09-15 | Applied Materials, Inc. | Chemical control features in wafer process equipment |
US9136273B1 (en) | 2014-03-21 | 2015-09-15 | Applied Materials, Inc. | Flash gate air gap |
US9159606B1 (en) | 2014-07-31 | 2015-10-13 | Applied Materials, Inc. | Metal air gap |
US9165786B1 (en) | 2014-08-05 | 2015-10-20 | Applied Materials, Inc. | Integrated oxide and nitride recess for better channel contact in 3D architectures |
US9190293B2 (en) | 2013-12-18 | 2015-11-17 | Applied Materials, Inc. | Even tungsten etch for high aspect ratio trenches |
US9236266B2 (en) | 2011-08-01 | 2016-01-12 | Applied Materials, Inc. | Dry-etch for silicon-and-carbon-containing films |
US9236265B2 (en) | 2013-11-04 | 2016-01-12 | Applied Materials, Inc. | Silicon germanium processing |
US9245762B2 (en) | 2013-12-02 | 2016-01-26 | Applied Materials, Inc. | Procedure for etch rate consistency |
US9263278B2 (en) | 2013-12-17 | 2016-02-16 | Applied Materials, Inc. | Dopant etch selectivity control |
US9287095B2 (en) | 2013-12-17 | 2016-03-15 | Applied Materials, Inc. | Semiconductor system assemblies and methods of operation |
US9287134B2 (en) | 2014-01-17 | 2016-03-15 | Applied Materials, Inc. | Titanium oxide etch |
US9293568B2 (en) | 2014-01-27 | 2016-03-22 | Applied Materials, Inc. | Method of fin patterning |
US9299538B2 (en) | 2014-03-20 | 2016-03-29 | Applied Materials, Inc. | Radial waveguide systems and methods for post-match control of microwaves |
US9299537B2 (en) | 2014-03-20 | 2016-03-29 | Applied Materials, Inc. | Radial waveguide systems and methods for post-match control of microwaves |
US9299582B2 (en) | 2013-11-12 | 2016-03-29 | Applied Materials, Inc. | Selective etch for metal-containing materials |
US9299575B2 (en) | 2014-03-17 | 2016-03-29 | Applied Materials, Inc. | Gas-phase tungsten etch |
US9309598B2 (en) | 2014-05-28 | 2016-04-12 | Applied Materials, Inc. | Oxide and metal removal |
US9324576B2 (en) | 2010-05-27 | 2016-04-26 | Applied Materials, Inc. | Selective etch for silicon films |
US9355856B2 (en) | 2014-09-12 | 2016-05-31 | Applied Materials, Inc. | V trench dry etch |
US9362130B2 (en) | 2013-03-01 | 2016-06-07 | Applied Materials, Inc. | Enhanced etching processes using remote plasma sources |
US9373517B2 (en) | 2012-08-02 | 2016-06-21 | Applied Materials, Inc. | Semiconductor processing with DC assisted RF power for improved control |
US9378969B2 (en) | 2014-06-19 | 2016-06-28 | Applied Materials, Inc. | Low temperature gas-phase carbon removal |
US9378978B2 (en) | 2014-07-31 | 2016-06-28 | Applied Materials, Inc. | Integrated oxide recess and floating gate fin trimming |
US9385028B2 (en) | 2014-02-03 | 2016-07-05 | Applied Materials, Inc. | Air gap process |
US9390937B2 (en) | 2012-09-20 | 2016-07-12 | Applied Materials, Inc. | Silicon-carbon-nitride selective etch |
US9396989B2 (en) | 2014-01-27 | 2016-07-19 | Applied Materials, Inc. | Air gaps between copper lines |
US9406523B2 (en) | 2014-06-19 | 2016-08-02 | Applied Materials, Inc. | Highly selective doped oxide removal method |
US9425058B2 (en) | 2014-07-24 | 2016-08-23 | Applied Materials, Inc. | Simplified litho-etch-litho-etch process |
US9496167B2 (en) | 2014-07-31 | 2016-11-15 | Applied Materials, Inc. | Integrated bit-line airgap formation and gate stack post clean |
US9493879B2 (en) | 2013-07-12 | 2016-11-15 | Applied Materials, Inc. | Selective sputtering for pattern transfer |
US9553102B2 (en) | 2014-08-19 | 2017-01-24 | Applied Materials, Inc. | Tungsten separation |
US9576809B2 (en) | 2013-11-04 | 2017-02-21 | Applied Materials, Inc. | Etch suppression with germanium |
US9659753B2 (en) | 2014-08-07 | 2017-05-23 | Applied Materials, Inc. | Grooved insulator to reduce leakage current |
US9773648B2 (en) | 2013-08-30 | 2017-09-26 | Applied Materials, Inc. | Dual discharge modes operation for remote plasma |
JP2017195240A (ja) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | シャワープレート、気相成長装置及び気相成長方法 |
US9847289B2 (en) | 2014-05-30 | 2017-12-19 | Applied Materials, Inc. | Protective via cap for improved interconnect performance |
US9903020B2 (en) | 2014-03-31 | 2018-02-27 | Applied Materials, Inc. | Generation of compact alumina passivation layers on aluminum plasma equipment components |
US10256079B2 (en) | 2013-02-08 | 2019-04-09 | Applied Materials, Inc. | Semiconductor processing systems having multiple plasma configurations |
US10593539B2 (en) | 2004-02-26 | 2020-03-17 | Applied Materials, Inc. | Support assembly |
CN112103166A (zh) * | 2019-06-18 | 2020-12-18 | 东京毅力科创株式会社 | 基板处理装置 |
JP2021002642A (ja) * | 2019-06-18 | 2021-01-07 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置 |
-
1998
- 1998-01-12 JP JP1640598A patent/JPH11204442A/ja active Pending
Cited By (84)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002520811A (ja) * | 1998-07-03 | 2002-07-09 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | プラズマ処理用2重スリット弁ドア |
JP4713737B2 (ja) * | 1998-07-03 | 2011-06-29 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | プラズマ処理用2重スリット弁ドア |
JP4569042B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2010-10-27 | 東京エレクトロン株式会社 | 熱処理装置 |
JP2002343779A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | Tokyo Electron Ltd | 熱処理装置 |
US10593539B2 (en) | 2004-02-26 | 2020-03-17 | Applied Materials, Inc. | Support assembly |
JP4526969B2 (ja) * | 2005-02-04 | 2010-08-18 | 古河機械金属株式会社 | 気相成長装置 |
JP2006216830A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Furukawa Co Ltd | 気相成長装置 |
JP2008130620A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Nuflare Technology Inc | 気相成長装置及び気相成長方法 |
WO2008126595A1 (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-23 | Tokyo Electron Limited | プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 |
JP2010027675A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Sharp Corp | 気相成長装置 |
US9324576B2 (en) | 2010-05-27 | 2016-04-26 | Applied Materials, Inc. | Selective etch for silicon films |
US8771539B2 (en) | 2011-02-22 | 2014-07-08 | Applied Materials, Inc. | Remotely-excited fluorine and water vapor etch |
US8999856B2 (en) | 2011-03-14 | 2015-04-07 | Applied Materials, Inc. | Methods for etch of sin films |
US9064815B2 (en) | 2011-03-14 | 2015-06-23 | Applied Materials, Inc. | Methods for etch of metal and metal-oxide films |
US9236266B2 (en) | 2011-08-01 | 2016-01-12 | Applied Materials, Inc. | Dry-etch for silicon-and-carbon-containing films |
US8679982B2 (en) | 2011-08-26 | 2014-03-25 | Applied Materials, Inc. | Selective suppression of dry-etch rate of materials containing both silicon and oxygen |
US8679983B2 (en) | 2011-09-01 | 2014-03-25 | Applied Materials, Inc. | Selective suppression of dry-etch rate of materials containing both silicon and nitrogen |
US9012302B2 (en) | 2011-09-26 | 2015-04-21 | Applied Materials, Inc. | Intrench profile |
US8927390B2 (en) | 2011-09-26 | 2015-01-06 | Applied Materials, Inc. | Intrench profile |
US8975152B2 (en) | 2011-11-08 | 2015-03-10 | Applied Materials, Inc. | Methods of reducing substrate dislocation during gapfill processing |
US9373517B2 (en) | 2012-08-02 | 2016-06-21 | Applied Materials, Inc. | Semiconductor processing with DC assisted RF power for improved control |
US9887096B2 (en) | 2012-09-17 | 2018-02-06 | Applied Materials, Inc. | Differential silicon oxide etch |
US9034770B2 (en) | 2012-09-17 | 2015-05-19 | Applied Materials, Inc. | Differential silicon oxide etch |
US9023734B2 (en) | 2012-09-18 | 2015-05-05 | Applied Materials, Inc. | Radical-component oxide etch |
US9390937B2 (en) | 2012-09-20 | 2016-07-12 | Applied Materials, Inc. | Silicon-carbon-nitride selective etch |
US9132436B2 (en) | 2012-09-21 | 2015-09-15 | Applied Materials, Inc. | Chemical control features in wafer process equipment |
US8765574B2 (en) | 2012-11-09 | 2014-07-01 | Applied Materials, Inc. | Dry etch process |
US8969212B2 (en) | 2012-11-20 | 2015-03-03 | Applied Materials, Inc. | Dry-etch selectivity |
US9064816B2 (en) | 2012-11-30 | 2015-06-23 | Applied Materials, Inc. | Dry-etch for selective oxidation removal |
US8980763B2 (en) | 2012-11-30 | 2015-03-17 | Applied Materials, Inc. | Dry-etch for selective tungsten removal |
US9111877B2 (en) | 2012-12-18 | 2015-08-18 | Applied Materials, Inc. | Non-local plasma oxide etch |
US8921234B2 (en) | 2012-12-21 | 2014-12-30 | Applied Materials, Inc. | Selective titanium nitride etching |
US10256079B2 (en) | 2013-02-08 | 2019-04-09 | Applied Materials, Inc. | Semiconductor processing systems having multiple plasma configurations |
US9362130B2 (en) | 2013-03-01 | 2016-06-07 | Applied Materials, Inc. | Enhanced etching processes using remote plasma sources |
US9607856B2 (en) | 2013-03-05 | 2017-03-28 | Applied Materials, Inc. | Selective titanium nitride removal |
US9040422B2 (en) | 2013-03-05 | 2015-05-26 | Applied Materials, Inc. | Selective titanium nitride removal |
US8801952B1 (en) | 2013-03-07 | 2014-08-12 | Applied Materials, Inc. | Conformal oxide dry etch |
US9093390B2 (en) | 2013-03-07 | 2015-07-28 | Applied Materials, Inc. | Conformal oxide dry etch |
US9023732B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-05-05 | Applied Materials, Inc. | Processing systems and methods for halide scavenging |
US9184055B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-11-10 | Applied Materials, Inc. | Processing systems and methods for halide scavenging |
US9093371B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-07-28 | Applied Materials, Inc. | Processing systems and methods for halide scavenging |
US9153442B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-10-06 | Applied Materials, Inc. | Processing systems and methods for halide scavenging |
US9991134B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-06-05 | Applied Materials, Inc. | Processing systems and methods for halide scavenging |
US9114438B2 (en) | 2013-05-21 | 2015-08-25 | Applied Materials, Inc. | Copper residue chamber clean |
US9493879B2 (en) | 2013-07-12 | 2016-11-15 | Applied Materials, Inc. | Selective sputtering for pattern transfer |
US9773648B2 (en) | 2013-08-30 | 2017-09-26 | Applied Materials, Inc. | Dual discharge modes operation for remote plasma |
US9209012B2 (en) | 2013-09-16 | 2015-12-08 | Applied Materials, Inc. | Selective etch of silicon nitride |
US8956980B1 (en) | 2013-09-16 | 2015-02-17 | Applied Materials, Inc. | Selective etch of silicon nitride |
US8951429B1 (en) | 2013-10-29 | 2015-02-10 | Applied Materials, Inc. | Tungsten oxide processing |
US9576809B2 (en) | 2013-11-04 | 2017-02-21 | Applied Materials, Inc. | Etch suppression with germanium |
US9236265B2 (en) | 2013-11-04 | 2016-01-12 | Applied Materials, Inc. | Silicon germanium processing |
US9711366B2 (en) | 2013-11-12 | 2017-07-18 | Applied Materials, Inc. | Selective etch for metal-containing materials |
US9299582B2 (en) | 2013-11-12 | 2016-03-29 | Applied Materials, Inc. | Selective etch for metal-containing materials |
US9520303B2 (en) | 2013-11-12 | 2016-12-13 | Applied Materials, Inc. | Aluminum selective etch |
US9245762B2 (en) | 2013-12-02 | 2016-01-26 | Applied Materials, Inc. | Procedure for etch rate consistency |
US9117855B2 (en) | 2013-12-04 | 2015-08-25 | Applied Materials, Inc. | Polarity control for remote plasma |
US9287095B2 (en) | 2013-12-17 | 2016-03-15 | Applied Materials, Inc. | Semiconductor system assemblies and methods of operation |
US9263278B2 (en) | 2013-12-17 | 2016-02-16 | Applied Materials, Inc. | Dopant etch selectivity control |
US9190293B2 (en) | 2013-12-18 | 2015-11-17 | Applied Materials, Inc. | Even tungsten etch for high aspect ratio trenches |
US9287134B2 (en) | 2014-01-17 | 2016-03-15 | Applied Materials, Inc. | Titanium oxide etch |
US9293568B2 (en) | 2014-01-27 | 2016-03-22 | Applied Materials, Inc. | Method of fin patterning |
US9396989B2 (en) | 2014-01-27 | 2016-07-19 | Applied Materials, Inc. | Air gaps between copper lines |
US9385028B2 (en) | 2014-02-03 | 2016-07-05 | Applied Materials, Inc. | Air gap process |
US9299575B2 (en) | 2014-03-17 | 2016-03-29 | Applied Materials, Inc. | Gas-phase tungsten etch |
US9299537B2 (en) | 2014-03-20 | 2016-03-29 | Applied Materials, Inc. | Radial waveguide systems and methods for post-match control of microwaves |
US9299538B2 (en) | 2014-03-20 | 2016-03-29 | Applied Materials, Inc. | Radial waveguide systems and methods for post-match control of microwaves |
US9136273B1 (en) | 2014-03-21 | 2015-09-15 | Applied Materials, Inc. | Flash gate air gap |
US9903020B2 (en) | 2014-03-31 | 2018-02-27 | Applied Materials, Inc. | Generation of compact alumina passivation layers on aluminum plasma equipment components |
US9309598B2 (en) | 2014-05-28 | 2016-04-12 | Applied Materials, Inc. | Oxide and metal removal |
US9847289B2 (en) | 2014-05-30 | 2017-12-19 | Applied Materials, Inc. | Protective via cap for improved interconnect performance |
US9406523B2 (en) | 2014-06-19 | 2016-08-02 | Applied Materials, Inc. | Highly selective doped oxide removal method |
US9378969B2 (en) | 2014-06-19 | 2016-06-28 | Applied Materials, Inc. | Low temperature gas-phase carbon removal |
US9425058B2 (en) | 2014-07-24 | 2016-08-23 | Applied Materials, Inc. | Simplified litho-etch-litho-etch process |
US9496167B2 (en) | 2014-07-31 | 2016-11-15 | Applied Materials, Inc. | Integrated bit-line airgap formation and gate stack post clean |
US9159606B1 (en) | 2014-07-31 | 2015-10-13 | Applied Materials, Inc. | Metal air gap |
US9378978B2 (en) | 2014-07-31 | 2016-06-28 | Applied Materials, Inc. | Integrated oxide recess and floating gate fin trimming |
US9165786B1 (en) | 2014-08-05 | 2015-10-20 | Applied Materials, Inc. | Integrated oxide and nitride recess for better channel contact in 3D architectures |
US9659753B2 (en) | 2014-08-07 | 2017-05-23 | Applied Materials, Inc. | Grooved insulator to reduce leakage current |
US9553102B2 (en) | 2014-08-19 | 2017-01-24 | Applied Materials, Inc. | Tungsten separation |
US9355856B2 (en) | 2014-09-12 | 2016-05-31 | Applied Materials, Inc. | V trench dry etch |
JP2017195240A (ja) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | シャワープレート、気相成長装置及び気相成長方法 |
CN112103166A (zh) * | 2019-06-18 | 2020-12-18 | 东京毅力科创株式会社 | 基板处理装置 |
JP2021002642A (ja) * | 2019-06-18 | 2021-01-07 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置 |
US11978614B2 (en) | 2019-06-18 | 2024-05-07 | Tokyo Electron Limited | Substrate processing apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11204442A (ja) | 枚葉式の熱処理装置 | |
US6774060B2 (en) | Methods and apparatus for thermally processing wafers | |
US7313931B2 (en) | Method and device for heat treatment | |
US8196619B2 (en) | Load lock apparatus, processing system and substrate processing method | |
US6448536B2 (en) | Single-substrate-heat-processing apparatus for semiconductor process | |
JP5029435B2 (ja) | 載置台構造及び熱処理装置 | |
US20090291566A1 (en) | Substrate Processing Apparatus, Coolant Gas Supply Nozzle and Semiconductor Device Manufacturing Method | |
WO1997031389A1 (fr) | Dispositif de traitement thermique | |
KR20070092764A (ko) | 클램프의 가열 방법 | |
WO2005064254A1 (ja) | 縦型熱処理装置及びその制御方法 | |
JP2000208439A (ja) | 成膜装置 | |
JP2003133233A (ja) | 基板処理装置 | |
JP3551609B2 (ja) | 熱処理装置 | |
JP2002327274A (ja) | 成膜装置 | |
KR20110112074A (ko) | 기판 처리 장치 및 방법 | |
JPH11204443A (ja) | 枚葉式の熱処理装置 | |
JP4806856B2 (ja) | 熱処理方法及び熱処理装置 | |
JP2002155366A (ja) | 枚葉式熱処理方法および枚葉式熱処理装置 | |
JP2002313796A (ja) | 基板熱処理装置 | |
JPH03148829A (ja) | 熱処理装置 | |
JP3510329B2 (ja) | 熱処理装置 | |
JPH1092754A (ja) | 枚葉式の熱処理装置及び熱処理方法 | |
JP2006186189A (ja) | ガス処理製造装置、ガス処理製造方法 | |
JP3240187B2 (ja) | 熱処理方法及びそれに用いる縦型熱処理装置 | |
JPH11140651A (ja) | Cvd装置およびcvd処理方法 |