JPH11203440A - Icカード用基板およびその製造方法 - Google Patents

Icカード用基板およびその製造方法

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JPH11203440A
JPH11203440A JP455798A JP455798A JPH11203440A JP H11203440 A JPH11203440 A JP H11203440A JP 455798 A JP455798 A JP 455798A JP 455798 A JP455798 A JP 455798A JP H11203440 A JPH11203440 A JP H11203440A
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card
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forming
card substrate
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JP455798A
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Makoto Sasaki
信 佐々木
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MG Co Ltd
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    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
    • G06K19/07737Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier consisting of two or more mechanically separable parts
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ICモジュールが搭載された部分を綺麗な切断
面で分離することができ、使用者に発行されるまでIC
モジュール等のセキュリティが確保されるICカードを
得る。 【解決手段】標準化された規格に対応した本体部1と、
本体部1の一部を構成してICモジュールMが搭載され
る面を含んだ分離用部分2とからなり、本体部1,分離
用部分2の少なくとも一方の形成素材として密着性を有
する材質のものが選択され、本体部1,分離用部分2の
界面4が指による加圧で一体化が解除される密着強度を
有して不完全に融着されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPU,メモリ等
の1または2以上の素子類からなるICモジュールを搭
載したICカードのコアシートとなるICカード用基板
に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICカードとしては、例えば、特
開平6−24188号公報,特開平6−199082号
公報に記載のものが知られている。
【0003】特開平6−24188号公報に記載の従来
のICカードは、ICモジュールが搭載された部分の周
囲に切欠き構造が断続するプレカットを設けて、ICモ
ジュールが搭載された部分をブリッジから切断して分離
することができるようにしてなる。
【0004】特開平6−199082号公報に記載の従
来のICカードは、前述のように分離することができる
ように構成されたICモジュールが搭載された部分につ
いて、粘着テープ等の固定部材を利用して再連結できる
ようにしてなる。
【0005】これ等の従来のICカードは、標準化され
た規格に対応したカードとして既存の設備で実装工作,
印刷工作が行われ、使用の際に小型化の進む携帯用電子
機器(携帯電話等)へICモジュールが搭載された部分
のみのを分離してセットすることができるようにしてな
るもので、携帯用電子機器の普及とともに需要が増大し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の特開平6−24
188号公報に記載の従来のICカードでは、予めプレ
カットによりブリッジを形成しているので、使用者は指
で分離用部分をこじるようにしてブリッジを切断するこ
ととなるが、分離用部分に残るブリッジの切断痕は捩れ
たり、本体部分側の形成素材の一部を剥ぎ取ったまま残
すような粗雑な切断痕の状態になり易い。特に、ブリッ
ジが複数箇所に存在するために、上記ブリッジと本体部
分側との切断痕跡が不連続な凹凸形状の輪郭となる。こ
のため、ICモジュールが搭載された部分の携帯用電子
機器へのセットが不能になったり、携帯用電子機器の接
続端末がICモジュールが搭載された部分の粗雑な切断
面で損傷するという問題点がある。
【0007】さらに、前述の特開平6−199082号
公報に記載の従来のICカードでは、プレカットが綺麗
に切断されてから使用者に発行されることになるが、I
Cモジュールが搭載された部分の分離,再連結が簡単に
行われるため、製造から発行までの間のICモジュール
等のセキュリティが確保できないという問題点がある。
【0008】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、ICモジュールが搭載された部分を連続
した綺麗な切断面で分離することができ、しかも使用者
に発行されるまでICモジュール等のセキュリティが確
保されるICカードを得るためのICカード用基板と、
このICカード用基板を製造するに好適なICカード用
基板の製造方法とを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係るICカード用基板は、次のような手段
を採用する。
【0010】即ち、請求項1に記載のように、標準化さ
れた規格に対応した本体部と、本体部の一部を構成して
ICモジュールが搭載される面を含んだ分離用部分とか
らなり、本体部,分離用部分の少なくとも一方の形成素
材として密着性を有する材質のものが選択され、本体
部,分離用部分の界面は指による加圧で一体化が解除さ
れる密着強度を有してなる。
【0011】この手段では、本体部と分離用部分とが完
全に融着せずに界面を接合して一体化しているために、
分離される界面が金型から転写される成形面の平坦度を
備えて綺麗になる。また、分離された分離用部分は、本
体部への一体接合が解除された状態となって、未分離の
状態と簡単に識別されるようになる。
【0012】また、請求項2に記載のように、請求項1
のICカード用基板において、本体部,分離用部分の界
面から本体部の縁辺まで本体部の表裏を完全には貫通し
ない少なくとも1本の切込線が配設され、切込線に沿っ
た本体部の連結強度は本体部,分離用部分の密着強度と
同じまたはわずかに低く設定されていることを特徴とす
る。
【0013】この手段では、本体部からの分離用部分の
分離の際に切込線が破断するため、分離用部分の分離が
より明確に識別されるようになる。
【0014】また、請求項3では、請求項2のICカー
ド用基板において、本体部は溶融した形成素材が固化さ
れて成形されてなり、本体部の形成素材のウエルドライ
ンは切込線に設定されていることを特徴とする。
【0015】この手段では、ウエルドラインの発生を積
極的に利用しようとするもので、本体部の機械的強度の
低い部分である切込線に向けて流動先端が合流するよう
に設定される。
【0016】また、請求項4記載のように、請求項1〜
3のいずれかのICカード用基板において、本体部,分
離用部分の形成素材が異材質の素材であることを特徴と
する。
【0017】この手段では、異材質の素材の選択により
本体部,分離用部分の接合と接合解除とを良好に行え
る。
【0018】また、請求項5記載のように、請求項1〜
3のいずれかのICカード用基板において、本体部,分
離用部分の形成素材が同材質の素材であることを特徴と
する。
【0019】この手段では、同材質の素材の選択により
本体部,分離用部分とが容易に成形される。
【0020】さらに、前述の課題を解決するため、本発
明に係るICカード用基板の製造方法は、次のような手
段を採用する。
【0021】即ち、請求項6に記載のように、標準化さ
れた規格に対応した本体部と、本体部の一部を構成して
ICモジュールが搭載される面を含んだ分離用部分とを
タイムラグをもって合成樹脂で成形し、後成形の形成素
材として密着性を有する合成樹脂材質のものを選択し
て、本体部,分離用部分の界面は指による加圧で一体化
が解除される密着強度を有するように成形してなる。
【0022】この手段では、本体部,分離用部分の一方
が先成形されて固化しているので、他方が後成形で溶融
して一体化される。先成形された固化部分が型面として
機能するので、後成形により溶融した合成樹脂は、固化
部分を型面として成形されると同時に型面に密着して一
体化される。
【0023】請求項7に記載のように、請求項6のIC
カード用基板の製造方法において、既に成形されている
本体部,分離用部分の一方を成形金型にセットした後、
成形金型に溶融した本体部,分離用部分の他方の合成樹
脂素材を注入することを特徴とする。
【0024】この手段では、いわゆるインサート成形技
術が利用される。
【0025】また、請求項8に記載のように、請求項6
のICカード用基板の製造方法において、溶融した本体
部,分離用部分の一方の合成樹脂素材を成形金型に注入
した後、同じ成形金型に溶融した本体部,分離用部分の
他方の合成樹脂素材を注入することを特徴とする。
【0026】この手段では、いわゆる2色成形技術が利
用される。
【0027】また、請求項9に記載のように、請求項6
〜8のいずれかのICカード用基板の製造方法におい
て、本体部,分離用部分の形成素材が異材質の合成樹脂
素材であることを特徴とする。
【0028】この手段では、異材質の合成樹脂素材の選
択により本体部,分離用部分の接合と接合解除とが良好
となる成形を行える。
【0029】さらに、請求項10に記載のように、請求
項6〜8のいずれかのICカード用基板の製造方法にお
いて、本体部,分離用部分の形成素材が同材質の合成樹
脂素材であることを特徴とする。
【0030】この手段では、同材質の合成樹脂素材の選
択により本体部,分離用部分の成形を容易に行える。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るICカード用
基板およびその製造方法の実施の形態を図面に基いて説
明する。
【0032】この実施の形態は、図1に示すように、本
体部1,分離用部分2,切込線3からなる。
【0033】本体部1は、国際規格(ISO)で標準化
された規格(特に、大きさ,厚さについて。)に対応し
て形成されている。なお、このような規格は、時ととも
に更新されるものであるし、国際規格に至る過程では特
定の国や特定の企業系列等に限って先行して標準化され
るものである。従って、本体部1を国際規格以外に標準
化された規格に対応させることもできる。
【0034】分離用部分2は、ICモジュールMが搭載
される面を含んで少し余裕をもった大きさに形成されて
なるもので、本体部1の一部を構成するように本体部1
の一部分を占めている。この分離用部分2のほぼ中央部
には、ICモジュールMを搭載するための凹溝2’が形
成されている(図2参照)。
【0035】これ等の本体部1,分離用部分2の界面4
は、本体部1,分離用部分2の一方または双方の形成素
材として密着性を有する材質のものが選択されて、指に
よる加圧で一体接合が解除される密着強度を有してな
る。ここで、密着とは、本体部1,分離用部分2のいず
れか一方に固化ないしは半固化された界面4を有し、こ
の界面4を金型の型面の如く機能させて他方の形成素材
を賦形させる際に一体化させることをいう。例えば熱可
塑性樹脂を他の形成素材として用いた場合には、一方の
界面4を型面として熱可塑性樹脂を加熱溶融させて付形
させ、固化させて一体化させることをいい、完全に一体
結合していない仮着状態を意味する。従って、本体部
1,分離用部分2は、界面4を介して、一体化されてい
るとともに分離も可能になっている。
【0036】これ等の本体部1,分離用部分2の製造に
ついては、例えば、インサート成形技術を利用すること
ができる。即ち、先に本体部1,分離用部分2の一方を
成形(形成素材,成形手段は任意)しておき、成型品を
成形金型にセットした後、本体部1,分離用部分2の他
方の形成素材として密着性を有する材質のものを選択し
て溶融させ成形金型に射出等により注入する。この後成
形の形成素材は、成形金型の内部で固化する際に先成形
された成型品に密着して一体化する。この一体化状態
は、先成形,後成形の形成素材の材質の選択や成形金型
の温度の調整等によって変化する性質を有しているた
め、前述のように指による加圧で密着が解除される密着
強度を具備させることは容易に行い得る。
【0037】なお、本発明者が種々の条件の下に接合の
実験を行ったところ、先成形として熱可塑性樹脂である
ポリカーボネート(PC)を形成素材に選択して分離用
部分2を射出成形し、後成形として熱可塑性樹脂である
ポリカーボネート(PC)を形成素材に選択して本体部
1を射出成形することにより、比較的容易に指による加
圧で接合が解除される密着強度で一体化することができ
た。
【0038】また、これ等の本体部1,分離用部分2の
製造については、例えば、2色成形技術を利用すること
ができる。即ち、成形金型に1つの注入系から溶融させ
た本体部1,分離用部分2の一方の形成素材を射出等に
より注入し、その後注入系を切換えて、成形金型に他の
注入系から溶融させた本体部1,分離用部分2の他方の
密着性を有する材質の形成素材を射出等により注入す
る。この2色成形技術による製造手段は、前述のインサ
ート成形技術による製造手段と同様の作用が奏される。
【0039】これ等の製造手段によると、合成樹脂の成
形分野で成熟した技術を利用するものであるから、安
価,容易な製造が可能になる。また、本体部1,分離用
部分2がタイムラグをもって成形されるため、先成形の
形成素材と後成形の形成素材とを異ならせることが可能
である。このため、ICモジュールMの保護のために国
際規格(ISO)で要求されている対紫外線,対X線等
の条件をICモジュールMが搭載される分離用部分2で
充足し、本体部1については比較的安価な材質のものを
選択することにより、全体の材料コストを低減すること
ができる。
【0040】切込線3は、本体部1,分離用部分2の界
面4から本体部1の縁辺1’まで配設された1本からな
る。この切込線3は、本体部1の表裏を貫通しないよう
に厚さ方向に例えばV字形に切込まれている(図3参
照)。この切込線3に沿った本体部1の連結強度(機械
的強度)は、本体部1,分離用部分2の界面4の密着強
度と同じまたはわずかに低く設定されている。なお、本
体部1が合成樹脂材を成形金型に注入することにより成
形される場合には、切込線3の形を調整することによっ
て、成形金型の内部で流動させる合成樹脂材のウエルド
ラインを切込線3に設定することができ、本体部1の連
結強度が低くなって破断線となる。
【0041】この実施の形態のICカード用基板は、本
体部1が国際規格(ISO)で標準化された規格に対応
して形成されているため、既存の設備で実装工作,印刷
工作が行われてICカードが得られることになる。従っ
て、この実施の形態のICカード用基板からICカード
を得るための実装コスト,印刷コストが嵩むことはな
い。
【0042】また、得られたICカードの使用に際して
は、図4に示すように、指で分離用部分2を直接押圧し
たり界面4付近を撓ませたりして加圧することにより、
本体部1から分離用部分2を簡単に分離することができ
る。本体部1から分離された分離用部分2の界面4は、
成形面から分離された構造であるため、断面が金型から
転写される成形面の平坦度を備えて綺麗になる。換言す
れば、界面4は周囲輪郭に連続した成形面を備えた美麗
な金型反射面で構成されている。従って、ICモジュー
ルMが搭載された分離用部分2の携帯用電子機器へのセ
ットが不能になったり、携帯用電子機器の接続端末がI
CモジュールMが搭載された分離用部分2の断面で損傷
するということがなくなる。また、分離された分離用部
分2は、本体部1への融着が消失して接合が解除された
状態となって、再連結しようとしても本体部1から脱落
してしまうため、未分離の状態と簡単に識別されるよう
になる。この識別は、未使用状態を呈するような不正使
用の防止に役立つ。
【0043】さらに、指の加圧により本体部1から分離
用部分2を分離させる際には、前述の連結強度,密着強
度の関係から、必ず切込線3が破断していることにな
る。従って、分離用部分2の本体部1の分離がより明確
に識別されるようになる。
【0044】さらに、分離用部分2の本体部1の分離が
明確に識別される一方、本体部1,分離用部分2が成形
賦与状態で確実に一体化されているため、ICカードの
製造から使用者に発行するまでの無断使用,改竄等の不
正使用を防止して、ICモジュールM等のセキュリティ
を確保することができる。
【0045】以上、図示した実施の形態の外に、別個に
成形した本体部1,分離用部分2を界面4を介して成形
賦与状態のままで一体的に接合させておき、さらに加熱
等により強固に一体化させる製造手段を選択することも
可能である。
【0046】さらに、分離用部分2に設けられる凹溝
2’については、分離用部分2の成形後に切削加工等で
形成することも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように、、本体部と分離用部分と
が完全に融着せずに金型に付形された成形面を有して密
着しているために、分離される断面が金型から転写され
る成形面の平坦度を周囲輪郭に連続して備えて綺麗にな
る効果がある。
【0048】また、本体部と分離用部分とが不完全であ
るが確実に一体化され、本体部からの分離用部分の分離
が確実に識別されるため、ICカードの製造から使用者
に発行するまでの間のICモジュール等のセキュリティ
を確保することができる効果がある。
【0049】さらに、本発明に係るICカード用基板の
製造方法は、合成樹脂の成形分野で成熟した技術を利用
することができるため、安価,容易な製造が可能になる
効果がある。
【0050】また、成形のタイムラグから本体部,分離
用部分の形成素材を異ならせることができるため、材料
コストを低減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICカード用基板およびその製造
方法の実施の形態を示す平面図である。
【図2】図1のX−X線拡大断面図である。
【図3】図1のY−Y線拡大断面図である。
【図4】本発明に係るICカード用基板およびその製造
方法の実施の形態から得られたICカードの使用例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体部 1’ 縁辺 2 分離用部分 2’ 凹溝 3 切込線 4 界面 M ICモジュール

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準化された規格に対応した本体部と、
    本体部の一部を構成してICモジュールが搭載される面
    を含んだ分離用部分とからなり、本体部,分離用部分の
    少なくとも一方の形成素材として密着性を有する材質の
    ものが選択され、本体部,分離用部分の界面は指による
    加圧で一体化が解除される密着強度を有してなるICカ
    ード用基板。
  2. 【請求項2】 請求項1のICカード用基板において、
    本体部,分離用部分の界面から本体部の縁辺まで本体部
    の表裏を完全には貫通しない少なくとも1本の切込線が
    配設され、切込線に沿った本体部の連結強度は本体部,
    分離用部分の密着強度と同じまたはわずかに低く設定さ
    れていることを特徴とするICカード用基板。
  3. 【請求項3】 請求項2のICカード用基板において、
    本体部は溶融した形成素材が固化されて成形されてな
    り、本体部の形成素材のウエルドラインは切込線に設定
    されていることを特徴とするICカード用基板。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかのICカード用
    基板において、本体部,分離用部分の形成素材が異材質
    の素材であることを特徴とするICカード用基板。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかのICカード用
    基板において、本体部,分離用部分の形成素材が同材質
    の素材であることを特徴とするICカード用基板。
  6. 【請求項6】 標準化された規格に対応した本体部と、
    本体部の一部を構成してICモジュールが搭載される面
    を含んだ分離用部分とをタイムラグをもって合成樹脂で
    成形し、後成形の形成素材として密着性を有する合成樹
    脂材質のものを選択して、本体部,分離用部分の界面は
    指による加圧で一体化が解除される密着強度を有するよ
    うに成形してなるICカード用基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6のICカード用基板の製造方法
    において、既に成形されている本体部,分離用部分の一
    方を成形金型にセットした後、成形金型に溶融した本体
    部,分離用部分の他方の合成樹脂素材を注入することを
    特徴とするICカード用基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6のICカード用基板の製造方法
    において、溶融した本体部,分離用部分の一方の合成樹
    脂素材を成形金型に注入した後、同じ成形金型に溶融し
    た本体部,分離用部分の他方の合成樹脂素材を注入する
    ことを特徴とするICカード用基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかのICカード用
    基板の製造方法において、本体部,分離用部分の形成素
    材が異材質の合成樹脂素材であることを特徴とするIC
    カード用基板。
  10. 【請求項10】 請求項6〜8のいずれかのICカード
    用基板の製造方法において、本体部,分離用部分の形成
    素材が同材質の合成樹脂素材であることを特徴とするI
    Cカード用基板。
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