JPH11203395A - 光学的情報読み取り装置 - Google Patents

光学的情報読み取り装置

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Publication number
JPH11203395A
JPH11203395A JP10005952A JP595298A JPH11203395A JP H11203395 A JPH11203395 A JP H11203395A JP 10005952 A JP10005952 A JP 10005952A JP 595298 A JP595298 A JP 595298A JP H11203395 A JPH11203395 A JP H11203395A
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JP
Japan
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scanning
light
bar code
scan mode
optical information
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Application number
JP10005952A
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English (en)
Inventor
Kei Tomoyoshi
圭 友吉
Takahisa Endo
隆久 遠藤
Shinji Nagano
新治 長野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のバーコードスキャナは、複数方向に走査
する走査パターンで複数のバーコードが隣接するバーコ
ード一覧から所望のバーコードを読み取ろうとすると、
他のバーコードを誤読み取りする問題が生じ、スイッチ
を複数にしたり、1つに兼用させると操作が複雑になっ
たり、コストがアップする問題があった。 【解決手段】本発明は、1つのスイッチ4による予め定
めた操作継続時間や操作回数により、光掃引手段を経て
出射される走査ビームの複数の異なる方向に出射してい
る走査方向を一方向のみに減じ、複数のバーコードが近
接して配置される中から所望するバーコードのみを選択
して、読み取る。スイッチ1の操作は、トルグ式に走査
ビームの走査方向が異なる複数の方向や一方向に切り換
える光学的情報読み取り装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売店等における
販売時点(POS:point of sales)操作において、物
品に添付あるいは、印刷されているバーコードを光ビー
ムで走査して読み取るバーコードスキャナ等の光学的情
報読み取り装置に関する。
【0002】
【従来技術】一般的に、物品に販売や管理の効率化を図
るために、価格や品種等をバーコード等のシンボルを記
載したタグを付けて、バーコードスキャナで読み取るシ
ステムが普及している。
【0003】従来のバーコードスキャナとしては、例え
ば、米国特許第5,557,093号明細書に記載され
ているようなPOS操作の現場において、オペレータが
物品に貼り付けられたバーコードの方向を意識せずにバ
ーコードがどの方向に貼り付けられていても読み取り得
るように、光源からの光ビームを光掃引手段により走査
方向が異なる複数の走査ビームとして順次出射させるよ
うにしたものが提案されている。
【0004】このタイプのバーコードスキャナは、比較
的大型のものと、オペレータが手に持って携帯できる比
較的小型のものとがある。大型のものとしては、レジス
タ等に併設される据置型バーコードスキャナがあり、物
品を手に持ち、若しくは搬送機器等に載置して自動的に
移送して、バーコードが付されている面をスキヤナの読
み取り用の窓に臨ませることによりバーコードを読み取
ることができる。
【0005】一方、オペレータが手に持てない、あるい
は物品の自動搬送路に載置できない、形状や比較的大き
い物品や重い物品については、バーコードの読み取りが
できないことから、移動式バーコードスキャナと組み合
わせて用いる場合もある。
【0006】また、移動式バーコードスキャナのみを用
いる使用態様として、例えばスキャナ本体を所定のホル
ダに着脱自在に保持し、バーコードが付された物品が比
較的小さい場合には、スキャナ本体をホルダに保持した
状態で、オペレータにより物品を手にもって、そのバー
コードが付された面をスキャナで本体の読み取り用の窓
に臨ませることにより、バーコードを読み取るように
し、オペレータが手に持てないような比較的大きな物品
に対しては、オペレータによりスキャナ本体をホルダか
ら取り外して手に持って移動させ、その読み取り用の窓
を物品のバーコードが付された面に臨ませることにより
バーコードを読み取ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したPOS操作の
現場においては、生鮮食品や飲料のような包装や容器に
入れなければバーコードを貼り付けることができない物
品のアイテムコードを認識させる場合、その物品とは別
個に、図11に示すようなバーコードの一覧を作成し、
そのバーコード一覧から物品に応じたバーコードをオペ
レータが選択して読み取ることがしばしば行われてい
る。
【0008】この場合、前述した移動型バーコードスキ
ャナで、バーコード一覧の所望のバーコードを読み取ろ
うとすると、スキャナからは走査方向が異なる複数の走
査ビームが順次出射されるために、隣接する他のバーコ
ードを読み取ってしまうという問題が生じることにな
る。
【0009】このような問題を解決する方法としては、
例えば特開平9ー91368号公報には、手持ち式のバ
ーコードスキャナに、バーコード一覧のバーコードを読
み取るための専用のスキャン型あるいは結像型の光学系
を、さらに付加して、物品に付されているバーコードを
読み取る場合と、バーコード一覧のバーコードを読み取
る場合とで光学系を選択することが提案されている。
【0010】しかし、このバーコードスキャナでは、2
系統の光学系を設けているため、構造が複雑になると共
に、装置全体が大型かつ高価になるという問題が生じ
る。これを解決する手段として、光源からの光ビームを
光掃引手段により複数の走査ビームとして順次出射さ
せ、その走査ビームに基づく反射光を光検出器で受光し
て情報を読み取るようにした光学的情報読み取り装置に
おいて、前記光掃引手段を経て出射される走査ビームの
本数を、該光掃引手段が出射し得る走査ビーム総数より
も少ない本数に選択的に切り換える走査ビーム切り換え
手段を備えている。
【0011】しかし、この構成では、走査の開始を指示
するスイッチの他に走査ビームの本数の選択をするスイ
ッチ等、複数のスイッチを備ける必要があり、操作が紛
らわしくなる上、コスト面や装置自体の小型化にも不利
であった。
【0012】また、スイッチを1つにして兼用させた場
合、走査ビームの本数の選択を光情報読取り装置の動作
モードを設定する特殊なバーコードを予め読ませる方法
が知られているが、走査ビームの本数を切り替える毎
に、オペレータがその特殊バーコードを読ませて設定し
直さねばならない。
【0013】そこで本発明は、装置全本を大型にするこ
となく、簡単かつ安価な構成で、物品等に付されたバー
コード及びバーコード一覧の所望のバーコード等の情報
を常に正確に読み取る得るよう適切に構成した光学的情
報読み取り装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、光ビームを生成する光源と、前記光ビーム
を反射角度が異なる複数の反射面に順次、複数回入射
し、走査方向が異なる複数の走査ビームとして、情報が
記載されるシンボルに出射する光掃引手段と、前記シン
ボルで反射した前記走査ビームの反射光を受光して前記
情報を読み取る受光手段と、前記電源への光ビームの生
成と前記光掃引手段の走査開始と前記受光手段への前記
情報を読み取り処理の指示を行う1つのスイッチ手段
と、前記スイッチ手段の予め定めた操作継続時間若しく
は操作回数に基づき、前記光源による光ビームの生成を
制御し、前記反射面の1つにのみ前記光ビームを入射さ
せ、前記光掃引手段から一方向の走査ビームを出射する
ように切り換える走査ビーム選択手段とを備え、前記ス
イッチ手段の予め定めた操作継続時間若しくは操作回数
に基づき、走査方向が異なる複数の走査ビームと一方向
の走査ビームとを切り換える光学的情報読み取り装置を
提供する。
【0015】前記光学的情報読み取り装置の前記スイッ
チ手段は振動検出手段により構成され、前記振動検出手
段が任意に振られた際に発生する検出信号に基づき、前
記走査方向が異なる複数の走査ビームと前記一方向の走
査ビームとをトグル式に切り換える。また、前記光学的
情報読み取り装置は、前記シンボルの情報の読み取り完
了を知らしめる音発生手段をさらに備え、前記スイッチ
手段の操作継続時間若しくは、前記振動検出手段により
発生する検出信号が連続して所定時間以上検出された際
に、識別可能に、音量を変更する。
【0016】以上のような構成の光学的情報読み取り装
置は、1つのスイッチ手段による予め定めた操作継続時
間や操作回数により、光掃引手段を経て出射される走査
ビームの複数の異なる方向に出射している走査方向を一
方向のみに減じ、複数のシンボルが近接して配置される
中から所望するシンボルを選択して、読み取る。また、
同様に前記スイッチ手段の予め定めた操作継続時間や操
作回数により、トルグ式に走査ビームの走査方向が異な
る複数の方向や一方向に切り換わる。
【0017】そのスイッチ手段に振動検出手段を用い
て、その振動検出手段が検出する短時間における検出信
号の検出回数や、検出信号の検出継続時間に基づき、同
様に走査ビームの走査方向が異なる複数の方向や一方向
に切り換わる。また、前記スイッチ手段を利用して、シ
ンボルが表す情報を読み取り完了をし知らしめるブザー
音の音量を任意に可変させる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。図1(a)は、本発明
による第1の実施形態の光学的情報読み取り装置の外観
構成を示す斜視図である。
【0019】この光学的情報読み取り装置は、ハンドヘ
ルド型バーコードスキャナ(以下、単にスキャナと称す
る)と称されるタイプであり、このスキャナ1は、大別
すると、読み取り用の走査ビームを出射する窓2を有す
るヘッド部3と、トリガスイッチ4が設けられたグリッ
プ部5とで構成され、テーブル6等に取り付けられた保
持部7に着脱自在に保持することができる。
【0020】この保持部7は、図1(b)に示すよう
に、U字型内面に溝10a,10bが設けられ、グリッ
プ部5に設けた突起部分を填め込み着脱自在に保持する
ホルダ8と、このホルダ8をテーブル6に対して回転可
能で、且つ任意の方向に傾斜可能に指示する回転傾斜部
9とで構成する。
【0021】図2は、図1に示したスキャナ1の光学系
を正面からみた断面構成を示し、図3は、その光学系の
側面からみた断面構成を示す図である。このスキャナ1
は、窓2を通して異なる走査方向で複数の走査ビームを
順次出射するもので、光ビームを発生させるレーザダイ
オード21と、コリメータレンズ22と、U字型にそれ
ぞれを配置し、走査する光ビームを出射するパターンミ
ラー25〜29と、ビーム光を所定の方向に変更させる
偏向ミラー23と、モータ37により回転しつつ、偏向
ミラー23から光ビームを走査するようにパターンミラ
ー25〜29のそれぞれに入射させる回転多面鏡24
と、バーコードで反射して入射した走査ビームを集光し
て光検出器31に導く集光ミラー30とを備える。前記
レーザダイオード21は、コリメータ22と共に共通の
支持部材35に支持され、この支持部材35は台座36
に回転調整可能に取り付けられる。
【0022】このような配置により、レーザダイオード
21が出射した光ビームは、コリメータレンズ22で平
行に近い光束として偏向ミラー23に投射される。この
偏向ミラー23は、集光ミラー30の反射面内に配置し
た小型の円形の平面ミラーからなり、該偏向ミラー23
でレーザーダイオード21からの光ビームを回転多面鏡
24に向けて反射する。回転多面鏡24には、4つの反
射面38a〜38dを設けられ、モータ37の回転軸に
接続される。
【0023】これら反射面38a〜38dは、それぞれ
偏向ミラー23を経て入射する光ビームを異なる角度で
反射させるように、回転軸に対して異なる傾斜角で取り
付ける。このような回転多面鏡24をモータ27で回転
させることにより、反射面38a〜38dが回転し、1
回転で周期的に異なる軌道を走査する4本の走査ビーム
を生成される。
【0024】そして回転多面鏡24の各反射面で生成さ
れた走査ビームは、パターンミラー25〜29に順次入
射して反射され、それぞれ窓2を通して外部に出射され
る。これらのパターンミラー25〜29は、図2に示す
ように、回転多面鏡24の周囲にU字型に連結して、そ
れぞれ異なる面方向に配置している。
【0025】このような構成により、回転多面鏡24の
反射面38a〜38dで生成される各走査ビームを、パ
ターンミラー25〜29で順次反射させて、それらの走
査ビームを窓2を通して出射し、物品に投射し得るよう
にする。
【0026】本実施形態では、回転多面鏡24に設けた
4つの反射面38a〜38dにより、異なる軌道の4本
の走査ビームが得られ、その各走査ビームがパターンミ
ラー25〜29で5方向に偏向されるので、回転多面鏡
24が1回転すると、合計で20本(4×5)の走査ビ
ームを順次得ることが可能となる。
【0027】図4は、図2に示す正面から見た状態での
窓2上における各走査ビームのパターンを示すものであ
る。図4において、走査ビーム群41は、パターンミラ
ー27に、走査ビーム群42はパターンミラー25に、
走査ビーム群43はパターンミラー26に、走査ビーム
群44はパターンミラー28に、走査ビーム群45はパ
ターンミラー29にそれぞれ対応しており、また各走査
ビーム群において、ほぼ平行な4本の走査ビームは、回
転多面鏡24の4つの反射面38a〜38bに対応して
いる。
【0028】図2及び図3において、物品で反射・散乱
される光は、往路と同一光路、すなわち窓2、対応する
パターンミラーおよび回転多面鏡24の反射面を経て集
光ミラー30で反射させて集光し光検出器31で受光
し、その出力に基づいて物品に付されているバーコード
を読み取るようにする。
【0029】この実施形態では、物品に付されているバ
ーコードを読み取る際には、前述した20本の走査ビー
ムを出射させるオムニスキャンモードとし、図11に示
したようなバーコード一覧中の所望するバーコードを読
み取る際には、図4に示した走査ビーム群のうち、例え
ば、パターンミラー27に対応する走査ビーム群41の
4本の走査ビームのうち所定の1本の走査ビームを出射
させるシングルスキャンモードとして動作させるように
する。
【0030】このため、この実施形態では、回転多面鏡
24と一体に回転するように円板51に遮光板52を取
り付け、この遮光板52をフォトインタラプタ53で検
出するようにし、このフォトインタラプタ53の出力に
基づいて、レーザダイオード21の発光を制御して、シ
ングルスキャンモード時における1本の走査ビームを実
現する。また、このフォトインタラプタ53の出力に関
係なくレーザダイオード21を発光し続けることによ
り、オムニスキャンモード時における20本の走査ビー
ムを実現する。
【0031】なお、遮光板52の回転方向の幅は、所定
の1本の走査ビーム、すなわちパターンミラー27の走
査方向の幅に対応させる。図5は、前述した第1の実施
形態における信号処理回路の一例の構成を示すブロック
図である。この構成において、図1乃至図3において説
明した構成部位と同等の構成部位は、同じ参照符号を付
して、その説明を省略する。
【0032】この構成において、光ビームを発生するレ
ーザダイオード21と、レーザダイオード21の発光を
制御するレーザ駆動回路56と、回転多面鏡24及び遮
光板52を一体的に回転させるモータ37と、モータ3
7を駆動制御するモータ駆動回路57と、光検出器31
の検出信号を電圧信号に変換する電流電圧(I/V)変
換回路58と、その電圧信号を微分する微分回路59
と、その微分信号を増幅し、フィルタ処理する増幅・フ
ィルタ回路60と、検出信号を2値信号に変換する2値
化回路61と、この2値信号とフォトインタラプタ53
の出力と回転パルス信号等に基づき、レーザ発光及びモ
ータ駆動を制御するデータ処理・制御回路55と、異常
等を告知するためのブザー63と、遮光板52の通過に
より検出信号を出力するフォトインタラプタ53とで構
成される。
【0033】このように構成された信号処理回路におい
ては、レーザダイオード21は、デコーダおよびCPU
等を内蔵するデータ処理・制御回路55からのレーザー
駆動信号によりレーザ駆動回路56を介して発光が制御
される。
【0034】また、回転多面鏡24及び遮光板52は、
データ処理・制御回路55からの回転制御信号に基づき
モータ駆動回路57の制御で、モータ37により一体的
に回転される。これと共に、モータ駆動回路57からデ
ータ処理・制御回路55へ、その回転速度を制御するた
めに、モータ37の回転に伴って得られる回転パルス信
号を送出する。
【0035】一方、光検出器31の検出信号は、電流電
圧(I/V)変換回路58で電圧信号に変換してから微
分回路59で微分し、その微分信号を増幅・フィルタ処
理した後、2値化回路61で2値信号に変換して、デー
ク処理・制御回路55に供給し、ここでバーコードを読
み取るようにする。
【0036】本実施形態では、前述したように、フォト
インタラプタ53の出力及びトリガスイッチ4のオン・
オフ信号に基づいて、レーザダイオード21の発光を制
御して、オムニスキャンモードとシングルスキャンモー
ドとを選択するため、これらの信号をデータ処理・制御
回路55に供給する。
【0037】次に図6に示すフローチャートを参照し
て、本実施形態による光学的情報読み取り装置の読み取
り動作について説明する。まず、トリガスイッチ4のオ
ン状態か否かを判定し(ステップS1)、スイッチ4が
オフであるときは(NO)、オムニスキャンモードとし
てレーザダイオード21を連続発光させて(ステップS
2)、図4に示した20本の走査ビームを順次出射し
て、物品に付与されているバーコードの読み取りを行う
(ステップS3)。
【0038】しかし、ステップS1で、スイッチ4がオ
ンであるときは(YES)、再度、スイッチ4がオン状
態か否か判定し、オンしていれば(YES)、シングル
スキャンモードと設定し、フォトインタラプタ53が遮
光板52を検出する毎に、その検出している時間に対応
する時間だけレーザダイオード21を発光させて、パタ
ーンミラー27に対応する走査ビーム群41の4本の走
査ビームのうちの所定の1本の走査ビームを出射させ
る。その1本の走査ビームで図11に示したようなバー
コード一覧中の所望のバーコードに出射して、バーコー
ドの読み取りを行う(ステップS6)。
【0039】その後、一時的にレーザダイオード21の
発光を停止し(ステップS7)、トリガスイッチ4がオ
フ状態になるまで次の読み取りを実施しない様にする
(ステップS8)。その後再び、ステップS4に戻る。
このステップS4において、トリガスイッチ4がオフで
あることを検出した場合(NO)、トリガスイッチ4の
オフ状態が一定時間経過して継続したか否かを判定し
(ステップS9)、一定時間オフであった場合(YE
S)、再びステップS1に戻る。
【0040】ここで、フォトインタラプタ53からは、
遮光板52が回転多面体24と一体的に1回転する毎
に、図7(a)に示すようなパルス状の信号が得られ
る。このパルスの幅は、回転多面体24の反射面による
パターンミラー27の走査時間に対応するが、その発生
タイミングと、光ビームがパターンミラー27を実際に
走査するタイミングとが正確に一致するように、フォト
インタラプタ53を機械的にずらして正確に位置決めし
て配置することは極めて困難である。
【0041】そこで、本実施形態では、フォトインタラ
プタ53の設置位置に基づく、前記のタイミングのずれ
(時間T)を予め測定し、データ処理・制御回路55内
のメモリに格納し、その時間Tだけ、データ処理・制御
回路55内のタイマを用いてフォトインタラプタ53か
らの信号を図7(b)に示すように遅延させ、その遅延
された信号に基づいてレーザダイオード21の発光を制
御する。
【0042】ここで、図8に示すフローチャートを参照
して、データ処理・制御回路55におけるフォトインタ
ラプタ53からの信号による外部割り込み処理について
説明する。
【0043】まず、シングルスキャンモードが否かを判
断する(ステップS11)。この判断で、シングルスキ
ャンモードでない場合(NO)、すなわち、オムニスキ
ャンモードの場合には、フォトインタラプタ53の出力
がローエッジ、すなわち立ち下がりか否かを判断する
(ステップS12)。しかしステップS11において、
シングルスキャンモードの場合(YES)、図6で前述
したように、スキャナ1のスイッチ4が押されて、シン
グルスキャンモードとして動作させるときは、内部タイ
マを起動させ(ステップS13)、フォトインタラプタ
53からのパルスの立ち上がりおよび立ち下がりで、そ
れぞれ時間計測を開始させてから、前記ステップS12
に移行する。
【0044】前記ステップS12の判断において、フォ
トインタラプタ53の出力の立ち下がりが検出された場
合には(YES)、レーザダイオード21を発光させる
ためのフラグをオフとして(ステップS15)、割り込
みを復帰させ、ローエッジでない場合(NO)、すなわ
ち立ち上がりの場合には、フラグをオンにすると共に
(ステップS14)、モータ27の回転速度を制御する
ために、フラグをオンに設定した回数、すなわちフォト
インタラプタ53の出力パルス数を計数し(ステップS
16)、割り込み復帰する。
【0045】尚、前記ステップS13において、タイマ
が所定の時間Tを計測した場合には、図9に示す割り込
み処理を行う。すなわち、タイマが所定時間Tを計測し
た時点で、その計測動作を停止させ(ステップS2
1)、シングルスキャンモードか否かを判断する(ステ
ップS22)。この判断で、オムニスキャンモードの場
合は(NO)、常時発光することになり、そのまま割り
込み復帰する。
【0046】これに対し、シングルスキャンモードの場
合には(YES)、図8に示した割り込み処理におい
て、設定したフラグがオンか否かを判断し(ステップS
23)、フラグオンの場合には(YES)、レーザダイ
オード21を発光させ(ステップS24)、フラグオフ
の場合には(NO)、発光を停止させる(ステップS2
5)。これにより、シングルスキャンモードにおいて、
フォトインタラプタ53から得られるパルスの発生タイ
ミングと、回転多面鏡24の所定の反射面によるパター
ンミラー27の走査タイミングとが一致していなくて
も、フォトインタラプタ53の出力に基づいて、パター
ンミラー27の走査タイミングに一致させてレーザダイ
オード21の発光を制御するこができる。
【0047】前述した第1実施形態では、スキャナ1
は、通常オムニスキャンモードでバーコードの読み取り
を実施し、トリガスイッチ4が押されるとシングルスキ
ャンモードに移行して、以後一定時間以上トリガスイッ
チ4が押されない状態が継続した時、再びオムニスキャ
ンモードとする例である。
【0048】次に第2の実施形態の光学的情報読み取り
装置について説明する。この本実施形態は、構成自体は
前述した第1の実施形態と同等であるが、動作が異なっ
ている。この実施形態は、シングルスキャンモードとオ
ムニスキャンモードをトリガスイッチ4が極めて短い一
定時間内に2回押される、例えば500ms以内にトリ
ガスイッチ4の状態が連続してオン、オフとなる状態が
2回以上検出された状態(ダブルクリックトリガ)を検
出して、シングルスキャンモードからオムニスキャンモ
ード、更にオムニスキャンモードからシングルスキャン
モードというように、トグル式にスキャンモードの切り
換えを行なう光学的情報読み取り装置である。
【0049】図10に示すフローチャートを参照して、
第2の実施形態の動作について説明する。まず、トリガ
スイッチ4が2度の押下つまり、ダブルクリックされて
たか否かを判断し(ステップS31)、この判断でグブ
ルクリックされていなかった場合(NO)、レーザーダ
イオード21を連続発光させるオムニスキャンモードで
あるもの判定し(ステップS32)、物品に付されたバ
ーコードの読み取りに行く(ステップS33)。以後、
ステップS31でトリガスイッチ4がダブルクリックさ
れたことが検出されるまで、オムニスキャンモードの状
態を繰り返す。
【0050】これに対し、ステップS31でトリガスイ
ッチ4がダブルクリックされたと判断した場合(YE
S)、シングルスキャンモードに移行する。この場合、
まずダブルクリックされたか否か判断する(ステップS
34)。この判断でダブルクリックされていないと判断
した場合(NO)、トリガスイッチ4が押されているか
否か判断する(ステップS35)。
【0051】ここで、スイッチが押されていた場合(Y
ES)、第1の実施形態と同様に、フォトインタラプタ
53の出力に基づいてレーザダイオード21の発光を制
御しでシングルスキャンモードとし(ステップS3
6)、これにより図11に示すバーコード一覧から所望
のバーコードを読み取るようにする(ステップS3
7)。その後、レーザダイオード21の発光を一時停止
し(ステップS38)、トリガスイッチ4がオフされる
までその状態を継続する(ステップS39)。トリガス
イッチ4がオフされると(NO)、以後、前記ステップ
S34に移行し、ダブルクリックトリガーが検出された
と判断されるまで、シングルスキャンモードとして動作
する。
【0052】このように第2の実施形態では、トリガー
スイッチをダブルクリックすることにより、オムニスキ
ャンモードによる動作か、シングルスキャンモードによ
る動作かをトグル式に選択するようにしたため、オペレ
ータが所望するタイミングでオムニスキャンモードかシ
ングルスキャンモードかを選択し、且つ、選択したいず
れかのスキャンモードを継続して選択することができ
る。
【0053】次に本発明による第3実施形態としての光
学的情報読み取り装置について説明する。前述した第2
の実施形態において、トリガスイッチ4をダブルクリッ
クすることによるスキャンモードの切り替えを行なった
のに対して、本実施形態では、スキャナヘッド部3に内
蔵された加速度センサ62を備え、スキャナヘッド部3
を振ると、その振れを検出して、シングルスキャンモー
ドとオムニモードをトグル式にモード切換えを行なうも
のである。本実施形態において、これ以外の構成は、第
1の実施形態の構成と同等である。
【0054】図12に示すフローチャートを参照して、
第3の実施形態の光学的情報読み取り装置の動作につい
て説明する。本実施形態は、スキャナヘッド部3の加速
度センサ(振動センサ)62の状態を検出する工程以外
は、前述した図10の第2の実施形態の動作と同様であ
る。
【0055】まず、スキャナヘッド部3の加速度センサ
62の状態を判断し(ステップS41)、振れによりセ
ンサ信号が検出されなかった場合(NO)、オムニスキ
ャンモードとして連続発光し、バーコードを読み取る
(ステップS42,S43)。
【0056】これに対し、振れによるセンサ信号が検出
された場合(YES)、シングルスキャンモードに移行
する。移行すると、再度、スキャナヘッド部3の加速度
センサ62の状態を判断し(ステップS44)、振れに
よるセンサ信号が検出されなかった場合(NO)、トリ
ガスイッチ4が押されているか否か判断する(ステップ
S45)。
【0057】ここで、スイッチが押されていた場合に
は、シングルスキャンモードとして、バーコード一覧か
ら所望のバーコードを読み取る。その後、発光を一時停
止し、トリガスイッチが押されていなければ、スキャナ
ヘッド部3の加速度センサ62のセンサ信号が検出れる
まで、シングルスキャンモードとして動作する(ステッ
プS46〜S49)。
【0058】このように第3実施形態では、余分なトリ
ガースイッチの操作を無くし、スキャナヘッド部3を振
ることにより、オムニスキャンモードによる動作か、シ
ングルスキャンモードによる動作かをトグル式に選択す
るようにしたため、より操作の簡略化ができる。
【0059】次に、本発明による第4の実施形態の光学
的情報読み取り装置について説明する。本実施形態は、
前述した第2実施形態のシングルスキャンモードで動作
している場合で、トリガスイッチ4を一定時間以上長く
押しつづけて、バーコードを読み取った時に、呼動する
ブザーの音量設定を、例えば、大から小、小から大のよ
うに、あるいは大、中、小の3種類の音量設定をトグル
式変更させるようにしたものである。
【0060】図13のフローチャートを参照して、第4
の実施形態のシングルスキャンモード動作におけるブザ
ーの音量設定について説明する。まず、トリガスイッチ
4がオンしているか否か判断し(ステップS51)、こ
こでオンしている場合(YES)、前述した第1の実施
形態と同様に、フォトインタラプタ53の出力に基づい
てレーザダイオード21の発光を制御してシングルスキ
ャンモードとし(ステップS52)、図11に示すバー
コード一覧から所望のバーコードを読み取る(ステップ
S53)。
【0061】その後、ブザー63を設定された音量で呼
動し(ステップS54)、レーザダイオード21の発光
を一時停止する(ステップS55)。次にそしてトリガ
スイッチ4がオンしているか否か判断し(ステップS5
6)トリガスイッチ4がオンしていた場合は(YE
S)、トリガスイッチ4がオンして予め定めた一定時間
が経過したか否か判断し、一定時間が経過していた場合
は(YES)、ブザー音量の設定を大から小、あるい
は、小から大に変更する(ステップS58)。そして、
再度ブザーを呼動し、オペレータに変更されたブザーの
音量設定を確認させる(ステップS59)。
【0062】ここで、ステップS58の確認のための呼
動するブザー音は、ステップS54で呼動するブザー音
とは呼動パターンを変えて、オペレータにバーコード読
み取り後のブザー音か、音量設定変更時のブザー音かを
知らしめる。例えば、ステップS54では、ブザー呼動
を1回とし、ステップS59ではブザー呼動を2回とす
る。
【0063】以上のように、第4の実施形態では、1つ
だけ設けたトリガースイッチを使用し、その他のスイッ
チを具備することなく、スキャナ1の基本的な動作の設
定、例えば、バーコード読み取り後に呼動するブザーの
音量変更等を、オペレータが任意に変えることができ
る。
【0064】以上、前述した実施形態によれば、走査ビ
ーム切り換え手段により、一つの共通光学系で、光掃引
手段を経て出射される走査ビームの本数を、該光掃引手
段が出射し得る走査ビーム総数よりも少ない本数に、1
つのスイッチにより選択的に切り換えるようにしたの
で、装置全体を大型にすることなく、簡単かつ安価な構
成で、例えば物品に付された、バーコードおよびバーコ
ード一覧中の所望のバーコード等の情報を常に正確に読
み取ることができる。
【0065】また、1つのみ設けたスイッチを用いて、
オペレータが作業環境において頻繁に切り換えを行なう
スキャナの動作設定の変更を極めて簡単に行なうことが
できる。
【0066】尚、本発明は、以上説明した実施形態に限
定されたものでなく、幾多の変形または変更が可能であ
る。例えば、第2の実施例においては、シングルスキャ
ンモードに移行してバーコードを読み取った後、一定時
間トリガースイッチがオフされていることを検出して、
オムニスキャンモードに戻るように構成したが、トリガ
ースィッチがオフされている一定時間をスキャナの動作
モードを設定する特殊なバーコード等により、オペレー
タが任意の時間に設定することが出来るように構成する
ことも可能である。
【0067】また、設定する時間を無限にした場合、す
なわちシングルスキャンモードからオムニススキャンモ
ードへ自動的に戻らない設定をした場合に限り、第1の
実施形態と第2の実施形態を融合した構成、すなわち、
トリガースィッチのダブルクリックによりオムニスキャ
ンモードに戻るように構成することも可能である。
【0068】また、第4の実施例では、ブザー音量の変
更が可能なように構成したが、例えば、オペレータが作
業する環境において、頻繁に設定変更するようなその他
の設定、例えば、読み取るバーコードの種類を選択す
る、もしくは、接続するホストの種類を選択するという
ようなスキャナの基本動作に係わる種々の設定を変更可
能なようにする様構成にも転用可能であるし、トリガス
イッチを押し続けることによって切り換える設定項目、
例えばブザー音量、バーコードの種類、ホストの種類等
の種々の設定項目のうち、いずれか1つの項目を予め特
殊なバーコードを読ませることにより選択させるよう構
成することも可能である。
【0069】さらに本発明は、情報を記号化したシンボ
ルをバーコードのみで説明したが、このバーコードの読
み取りに限らず、光ビームを走査して情報を読み取るシ
ンボルの光学的情報読み取り装置にも有効に適用するこ
とができる。
【0070】以上の実施形態について説明したが、本明
細書には以下のような発明も含まれている。 (1)光源からの光ビームを光掃引手段により複数の走
査ビームとして順次出射させ、その走査ビームに基づく
反射光を光検出器で受光して情報を読み取るようにした
光学的情報読み取り装置において、前記光掃引手段を経
て出射される走査ビームの本数を選択的に切り換える走
査ビーム選択手段と、スイッチ及びスイッチが押されて
いる事を検出する第1の検出手段を具備し、前記第1の
検出手段によりスイッチが押された事を検出し、前記走
査ビームの本数を、該光掃引手段が出射し得る走査ビー
ムの総数よりも少ない本数に選択的に切り替える走査ビ
ームの切り替え手段を有する事を特徴とする光学的情報
読み取り装置。
【0071】(2)前記(1)項に記載の光学的情報読
み取り装置において、前記第1の検出手段により、前記
スィッチが極めて短い一定時間内に2回押された事を検
出し、前記スイッチが極めて短い一定時間内に2回押さ
れる毎に前記走査ビームの本数を、該光掃引手段が出射
し得る走査ビームの総数と、それよりも少ない本数と
に、トグル式に切り換える事を特徴とする光学的情報読
み取り装置。
【0072】(3)光源からの光ビームを光掃引手段に
より複数の走査ビームとして順次出射させ、その走査ビ
ームに基づく反射光を光検出器で受光して情報を読み取
るようにした光学的情報読み取り装置において、前記光
掃引手段を経て出射される走査ビームの本数を選択的に
切り換える走査ビーム選択手段と、スイッチ及びスイッ
チが押されている事を検出する第1の検出手段と、該装
置自体の振動を検出する第2の検出装置を具備し、前記
第2の検出手段により、該装置全体が振られた事を検出
し、該装置全体が振られる毎に前記走査ビームの本数
を、該光掃引手段が出射し得る走査ビームの総数と、そ
れよりも少ない本数とに、トグル式に切り換える事を特
徴とする光学的情報読み取り装置。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、装
置全本を大型にすることなく、簡単かつ安価な構成で、
物品等に付されたバーコード及びバーコード一覧の所望
のバーコード等の情報を常に正確に読み取る得るよう適
切に構成した光学的情報読み取り装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態としての光学的情報読み取り装
置の外観及び使用例を示す図である。
【図2】図1に示した光学的情報読み取り装置のヘッド
部の光学系の正面からみた構成例を示す図である。
【図3】図1に示した光学的情報読み取り装置のヘッド
部の光学系の側面からみた構成例を示す図である。
【図4】第1の実施形態による出射される走査ビームの
パターン例を示す図である。
【図5】第1実施形態における信号処理回路の構成例を
示す図である。
【図6】図6に示した信号処理回路の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】図6に示した信号処理回路の動作を説明するた
めの信号波形を示す図である。
【図8】図5に示したデータ処理・制御回路における外
部割り込み処理について説明するためのフローチャート
である。
【図9】図8における割り込み処理について説明するた
めのフローチャートである。
【図10】第2の実施形態の光学的情報読み取り装置の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明に係わる光学的情報読み取り装置で読
み取り得るバーコード一覧の一例を示す図である。
【図12】第3の実施形態の光学的情報読み取り装置の
動作について説明するフローチャートである。
【図13】第4の実施形態の光学的情報読み取り装置の
動作について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…ハンドヘルド型バーコードスキャナ(スキャナ) 2…窓 3…ヘッド部 4…トリガスイッチ 5…グリップ部 23…変更ミラー 24…回転多面鏡 25〜29…パターンミラー 30…集光ミラー 31…光検出器 35…支持部材 36…台座 37…モータ 38a〜38d…反射面 41〜45…走査ビーム群 51…円板 52…遮光板 53…フォトインタラプタ 55…データ処理・制御回路 56…レーザ駆動回路 57…モータ駆動回路 58…電流電圧 (I/V) 変換回路 59…微分回路 60…増幅・フィルタ回路 61…2値化回路 62…加速度センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを生成する光源と、 前記光ビームを反射角度が異なる複数の反射面に順次、
    複数回入射し、走査方向が異なる複数の走査ビームとし
    て、情報が記載されるシンボルに出射する光掃引手段
    と、 前記シンボルで反射した前記走査ビームの反射光を受光
    して前記情報を読み取る受光手段と、 前記電源への光ビームの生成と前記光掃引手段の走査開
    始と前記受光手段への前記情報を読み取り処理の指示を
    行う1つのスイッチ手段と、 前記スイッチ手段の予め定めた操作継続時間若しくは操
    作回数に基づき、前記光源による光ビームの生成を制御
    し、前記反射面の1つにのみ前記光ビームを入射させ、
    前記光掃引手段から一方向の走査ビームを出射するよう
    に切り換える走査ビーム選択手段と、を具備し、 前記スイッチ手段の予め定めた操作継続時間若しくは操
    作回数に基づき、走査方向が異なる複数の走査ビームと
    一方向の走査ビームとを切り換えることを特徴とする光
    学的情報読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ手段が振動検出手段により
    構成され、 前記振動検出手段が任意に振られた際に発生する検出信
    号に基づき、前記走査方向が異なる複数の走査ビームと
    前記一方向の走査ビームとをトグル式に切り換えること
    を特徴とする特徴とする請求項1に記載の光学的情報読
    み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記シンボルの情報の読み取り完了を知
    らしめる音発生手段を具備し、 前記スイッチ手段の操
    作継続時間若しくは、前記振動検出手段により発生する
    検出信号が連続して所定時間以上検出された際に、識別
    可能に、音量を変更することを特徴とする請求項2若し
    くは請求項3に記載の光学的情報読み取り装置。
JP10005952A 1998-01-14 1998-01-14 光学的情報読み取り装置 Pending JPH11203395A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005190127A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 ▼しょう▲達科技股▼ふん▲有限公司 ダブルタップ動作の識別方法および制御装置
JP2009129266A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Toshiba Tec Corp データコード読み取り装置及びその方法並びにposシステム
JP2012027909A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Hand Held Products Inc 単一のトリガー作動を備えたマルチレンジ証印リーダー
JP2012099141A (ja) * 2012-01-17 2012-05-24 Toshiba Tec Corp データコード読取装置及びその方法

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Effective date: 20071023