JPH0689360A - 再帰反射型スキャナ - Google Patents
再帰反射型スキャナInfo
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- JPH0689360A JPH0689360A JP5145831A JP14583193A JPH0689360A JP H0689360 A JPH0689360 A JP H0689360A JP 5145831 A JP5145831 A JP 5145831A JP 14583193 A JP14583193 A JP 14583193A JP H0689360 A JPH0689360 A JP H0689360A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 36
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 6
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
- G06K7/10554—Moving beam scanning
-
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 戻り光路の集光光学系を除去可能な再帰反射
型スキャナを提供する。 【構成】 再帰反射型スキャナにおいて、光ビームを発
生し、出力光路に沿って指向する手段と、マークから反
射させるために光ビームをマークに向けて反射させるた
めに出力光路内に取り付けられている反射手段と、集光
光学系を有しない戻り光路内で視野にわたってマークか
ら反射された光を検出し、前記マークを示す電気信号を
発生する検出手段と、反射光を直接受光し、反射光を前
記検出手段へ直接反射するために戻り光路内にも取り付
けられている前記反射手段と、光ビーム及び視野を同時
に走査するために反射手段を動揺する動揺手段とを設け
たことに特徴がある。
型スキャナを提供する。 【構成】 再帰反射型スキャナにおいて、光ビームを発
生し、出力光路に沿って指向する手段と、マークから反
射させるために光ビームをマークに向けて反射させるた
めに出力光路内に取り付けられている反射手段と、集光
光学系を有しない戻り光路内で視野にわたってマークか
ら反射された光を検出し、前記マークを示す電気信号を
発生する検出手段と、反射光を直接受光し、反射光を前
記検出手段へ直接反射するために戻り光路内にも取り付
けられている前記反射手段と、光ビーム及び視野を同時
に走査するために反射手段を動揺する動揺手段とを設け
たことに特徴がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に、例えばバー
コードシンボルのように異なる光反射率の部分を有する
マークを電気光学的に読み取る再帰反射型スキャナに関
し、特にマークから反射される光の戻り光路に集光光学
系のない再帰反射型スキャナに関する。
コードシンボルのように異なる光反射率の部分を有する
マークを電気光学的に読み取る再帰反射型スキャナに関
し、特にマークから反射される光の戻り光路に集光光学
系のない再帰反射型スキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】物品に付されたマークを光学的に読み取
って物品を識別するために物品に付されたバーコードシ
ンボルを光学的に読み取るための各種の光学的読取装置
及び光学的スキャナが現在までに開発されている。バー
コードシンボルそれ自体は、各種の幅のバーと各種の幅
のスペースを限定する間隔部とから構成されたコード化
されたパターンであり、バーとスペースとは異なる光反
射特性を有する。このような読み取り装置およびスキャ
ナはコード化されたパターンを電気光学的にデコード
し、物品を記述する多重英数字デジット表現をしてい
る。このような一般型のスキャナは、例えば、米国特許
4251798号明細書、同第4360798号、同第4369361号明細
書、同第4387297号明細書、同第4593186号明細書、同第4
496831号明細書、同第4409470号明細書、同第4460120号
明細書、同第4607156号明細書、同第4673805号明細書、
同第4736095号明細書、同第4758717号明細書、同第4760
248号明細書、同第4806742号明細書、同第4808804号明
細書、同第4825057号明細書、同第4816661号明細書、同
第4816660号明細書、同第4835374号明細書、同第484535
0号明細書、同第4871904号明細書、同第4896026号明細
書、同第4923281号明細書が挙げられる。
って物品を識別するために物品に付されたバーコードシ
ンボルを光学的に読み取るための各種の光学的読取装置
及び光学的スキャナが現在までに開発されている。バー
コードシンボルそれ自体は、各種の幅のバーと各種の幅
のスペースを限定する間隔部とから構成されたコード化
されたパターンであり、バーとスペースとは異なる光反
射特性を有する。このような読み取り装置およびスキャ
ナはコード化されたパターンを電気光学的にデコード
し、物品を記述する多重英数字デジット表現をしてい
る。このような一般型のスキャナは、例えば、米国特許
4251798号明細書、同第4360798号、同第4369361号明細
書、同第4387297号明細書、同第4593186号明細書、同第4
496831号明細書、同第4409470号明細書、同第4460120号
明細書、同第4607156号明細書、同第4673805号明細書、
同第4736095号明細書、同第4758717号明細書、同第4760
248号明細書、同第4806742号明細書、同第4808804号明
細書、同第4825057号明細書、同第4816661号明細書、同
第4816660号明細書、同第4835374号明細書、同第484535
0号明細書、同第4871904号明細書、同第4896026号明細
書、同第4923281号明細書が挙げられる。
【0003】上記明細書に開示されているように、この
ようなスキャナの特に有利な例は、とりわけ光源、好ま
しくはガスレーザ又はレーザダイオードからの光ビー
ム、好ましくはレーザビームが読み取られるべきシンボ
ルに向かう光路に沿って発射されるようなスキャナであ
った。シンボルへの途中でレーザビームは走査要素の反
射ミラーの方に指向され、反射されていた。走査要素
は、ミラーを周期的に動かし、レーザビームでシンボル
を繰り返し走査させた。シンボルは、その上に入射され
たレーザビームを反射するものであった。
ようなスキャナの特に有利な例は、とりわけ光源、好ま
しくはガスレーザ又はレーザダイオードからの光ビー
ム、好ましくはレーザビームが読み取られるべきシンボ
ルに向かう光路に沿って発射されるようなスキャナであ
った。シンボルへの途中でレーザビームは走査要素の反
射ミラーの方に指向され、反射されていた。走査要素
は、ミラーを周期的に動かし、レーザビームでシンボル
を繰り返し走査させた。シンボルは、その上に入射され
たレーザビームを反射するものであった。
【0004】再帰反射型スキャナにおいて、シンボルか
ら反射された入射光の一部は、集光光学系によって戻り
光路に集められ、視野を有するスキャナの検出成分、例
えば光検出器によって検出された。集光光学系の目的
は、検出器に到達する光量を増加し、そして検出器に入
射する周囲光量を最小にするために検出器の視野を制限
することである。視野にわたって検出された光は電気信
号に変換され、この電気信号は、次に、その後の処理の
ために電気解読回路によってシンボルの記述データを解
読された。周期的に運動するミラーはシンボルを横切っ
てレーザビームを掃引し、走査の間、視野を掃引する。
ら反射された入射光の一部は、集光光学系によって戻り
光路に集められ、視野を有するスキャナの検出成分、例
えば光検出器によって検出された。集光光学系の目的
は、検出器に到達する光量を増加し、そして検出器に入
射する周囲光量を最小にするために検出器の視野を制限
することである。視野にわたって検出された光は電気信
号に変換され、この電気信号は、次に、その後の処理の
ために電気解読回路によってシンボルの記述データを解
読された。周期的に運動するミラーはシンボルを横切っ
てレーザビームを掃引し、走査の間、視野を掃引する。
【0005】公知の再帰反射型スキャナには幾つかの異
なるタイプの集光光学系が開示されている。例えば、米
国特許第4409470号明細書は戻り光路にある凸レンズを
開示している。米国特許第4816660号明細書は戻り光路
にある凹面集光ミラーを開示している。
なるタイプの集光光学系が開示されている。例えば、米
国特許第4409470号明細書は戻り光路にある凸レンズを
開示している。米国特許第4816660号明細書は戻り光路
にある凹面集光ミラーを開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、戻り光路に各種集光光学系を設けているた
め、空間を占有し、正確な位置決めを必要とし、製造面
だけではなく、組み立て上、コストが高くなるという問
題があった。を必要とした。これら全ての要因は、でき
れば避けることが望ましいものである。
装置では、戻り光路に各種集光光学系を設けているた
め、空間を占有し、正確な位置決めを必要とし、製造面
だけではなく、組み立て上、コストが高くなるという問
題があった。を必要とした。これら全ての要因は、でき
れば避けることが望ましいものである。
【0007】この発明の1つの目的は、戻り光路の集光
光学系を除去可能な再帰反射型スキャナを提供すること
にある。この発明の他の目的は、サイズのよりコンパク
トな、そして製造上及び組み立て上の両方においてコス
トの安い再帰反射式スキャナを提供することにある。
光学系を除去可能な再帰反射型スキャナを提供すること
にある。この発明の他の目的は、サイズのよりコンパク
トな、そして製造上及び組み立て上の両方においてコス
トの安い再帰反射式スキャナを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】これらの目的及
び、今後明らかになる他の目的を達成するためのこの発
明の1つの特徴は、簡単に言えば、光反射率の異なる部
分を有するマークを読み取る再帰反射型電気光学スキャ
ナ及び読み取り方法にある。この発明は光ビームを発生
し、出力光路に沿って指向する手段と、マークから反射
させるために、マークに向けて光ビームを反射させるた
めに出力光路に支持された反射器を含む。
び、今後明らかになる他の目的を達成するためのこの発
明の1つの特徴は、簡単に言えば、光反射率の異なる部
分を有するマークを読み取る再帰反射型電気光学スキャ
ナ及び読み取り方法にある。この発明は光ビームを発生
し、出力光路に沿って指向する手段と、マークから反射
させるために、マークに向けて光ビームを反射させるた
めに出力光路に支持された反射器を含む。
【0009】この発明は又、集光光学系を有しない戻り
光路内の視野にわたって、マークから反射された光を検
出し、マークを表わす電気信号を発生する検出手段を含
んでいる。反射器は又、反射光を直接受光し、反射光を
直接検出器に反射するため戻り光路内に支持される。反
射器は光ビームと視野を同時に走査するように動く。好
適実施例では、光ビーム発生手段は、反射器に面した出
力面を有するレーザダイオードを含み、検出手段は反射
器に面した入力面を有する光検出器を含む。反射器は出
力光路及び戻り光路を横切って延びているほぼ平面のミ
ラーである。出力光路及び戻り光路は反射器面で交差す
るか、並列するか又は隣接する。
光路内の視野にわたって、マークから反射された光を検
出し、マークを表わす電気信号を発生する検出手段を含
んでいる。反射器は又、反射光を直接受光し、反射光を
直接検出器に反射するため戻り光路内に支持される。反
射器は光ビームと視野を同時に走査するように動く。好
適実施例では、光ビーム発生手段は、反射器に面した出
力面を有するレーザダイオードを含み、検出手段は反射
器に面した入力面を有する光検出器を含む。反射器は出
力光路及び戻り光路を横切って延びているほぼ平面のミ
ラーである。出力光路及び戻り光路は反射器面で交差す
るか、並列するか又は隣接する。
【0010】この発明により、戻り光路内の集光光学系
を除去することはスキャナのサイズをより小型化する。
光検出器は従来技術のように精密に位置決めする必要は
ない。又レーザダイオードを照準する許容度も緩和され
る。集光光学系を製造し、組み立てるコストは省略され
る。スキャナは多くの異なった形態、例えば手持ち式あ
るいは定置式にすることができる。
を除去することはスキャナのサイズをより小型化する。
光検出器は従来技術のように精密に位置決めする必要は
ない。又レーザダイオードを照準する許容度も緩和され
る。集光光学系を製造し、組み立てるコストは省略され
る。スキャナは多くの異なった形態、例えば手持ち式あ
るいは定置式にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面により詳細
に説明する。図1を参照すると、参照番号10は全体と
して胴体部11及びハンドル12を有する携帯用のピス
トル型の再帰反射スキャナヘッドを示している。手動操
作のトリガスイッチ13が胴体部11の下のハンドル1
2の上部の前面部に位置している。上記の引用例として
の明細書から判るように、光源成分、代表的には、しか
し必ずしも、そうでなくてもよいが、レーザダイオード
18(図2参照)がヘッド10の内部に取り付けられて
いる。レーザダイオード光源18はほぼ平面反射ミラー
22に出力光路20に沿って光ビームを発射し、このミ
ラー22は次に光ビームを読み取り面Pに位置するマー
ク、例えばバーコートシンボルに面する窓14を通して
光ビームを外に対して反射する。
に説明する。図1を参照すると、参照番号10は全体と
して胴体部11及びハンドル12を有する携帯用のピス
トル型の再帰反射スキャナヘッドを示している。手動操
作のトリガスイッチ13が胴体部11の下のハンドル1
2の上部の前面部に位置している。上記の引用例として
の明細書から判るように、光源成分、代表的には、しか
し必ずしも、そうでなくてもよいが、レーザダイオード
18(図2参照)がヘッド10の内部に取り付けられて
いる。レーザダイオード光源18はほぼ平面反射ミラー
22に出力光路20に沿って光ビームを発射し、このミ
ラー22は次に光ビームを読み取り面Pに位置するマー
ク、例えばバーコートシンボルに面する窓14を通して
光ビームを外に対して反射する。
【0012】ヘッド10内には又、視野を有し、シンボ
ルから戻り光路26(点線で示されている)に沿って窓
14を通って戻る反射光を検出するため光検出器、例え
ばフォトダイオード24が取り付けられている。オプシ
ョンとしては、光学フィルタ28が、フォトダイオード
24の前に取り付けられている。光学フィルタ28及び
フォトダイオード24は、フォトダイオード24への途
中で反射光が通過する開口絞り32を有するチューブ3
0の中に取り付けられている。反射光は先ず反射ミラー
22に入射し、このミラー22は、次に入射光を直接フ
ォトダイオードに入射させる。
ルから戻り光路26(点線で示されている)に沿って窓
14を通って戻る反射光を検出するため光検出器、例え
ばフォトダイオード24が取り付けられている。オプシ
ョンとしては、光学フィルタ28が、フォトダイオード
24の前に取り付けられている。光学フィルタ28及び
フォトダイオード24は、フォトダイオード24への途
中で反射光が通過する開口絞り32を有するチューブ3
0の中に取り付けられている。反射光は先ず反射ミラー
22に入射し、このミラー22は、次に入射光を直接フ
ォトダイオードに入射させる。
【0013】開口絞り32は、オプション的なものであ
り、シンボルへのレーザビームで形成されたレーザスポ
ットの開口の周りの比較的小さい面積にフォトダイオー
ドの視野を制限するために用いられる。これは、周囲光
がフォトダイオードに到達するのを防ぐのに役立つ。中
間的な照明条件では開口絞りは省略される。走査要素3
4は、ヘッド10内に取り付けられ、シンボルと光検出
器の視野を同時に走査する。反射ミラー22は、交互に
周辺方向に駆動されるか、又は回転軸の周りに完全に回
転するように取り付けられ、電気駆動部によって駆動さ
れる。
り、シンボルへのレーザビームで形成されたレーザスポ
ットの開口の周りの比較的小さい面積にフォトダイオー
ドの視野を制限するために用いられる。これは、周囲光
がフォトダイオードに到達するのを防ぐのに役立つ。中
間的な照明条件では開口絞りは省略される。走査要素3
4は、ヘッド10内に取り付けられ、シンボルと光検出
器の視野を同時に走査する。反射ミラー22は、交互に
周辺方向に駆動されるか、又は回転軸の周りに完全に回
転するように取り付けられ、電気駆動部によって駆動さ
れる。
【0014】光検出器は反射光の可変強度を示すアナロ
グ電気信号を発生する。このアナログ電気信号は、AD
変換回路によってデジタル信号に変換される。このデジ
タル信号は、電気ケーブル15によってヘッド10の外
部に配置されたデコード部16に導かれる。デコード部
16はデジタル信号を、シンボルを表すデータに解読す
る。ケーブル15はデコード部16をヘッド10内に設
けた場合には省略される。外部ホスト装置(例えば、コ
ンピュータ)17は主にデコード部16によって発生さ
れたデータが次の処理のために蓄積されるデータ記憶装
置として役立つ。
グ電気信号を発生する。このアナログ電気信号は、AD
変換回路によってデジタル信号に変換される。このデジ
タル信号は、電気ケーブル15によってヘッド10の外
部に配置されたデコード部16に導かれる。デコード部
16はデジタル信号を、シンボルを表すデータに解読す
る。ケーブル15はデコード部16をヘッド10内に設
けた場合には省略される。外部ホスト装置(例えば、コ
ンピュータ)17は主にデコード部16によって発生さ
れたデータが次の処理のために蓄積されるデータ記憶装
置として役立つ。
【0015】使用時には、ユーザーがシンボルを読み取
りたいと思う度ごとにユーザーはヘッド10をシンボル
に照準を定め、シンボルの読み取りを開始するためにト
リガスイッチ13を引く。シンボルは毎秒当り多数回、
例えば40回、繰り返し走査される。シンボルが連続的
に解読され、読取られるとすぐ、走査動作は自動的に停
止し、それによって、スキャナをそれぞれの順番で読み
取られるべき、次のシンボルに向けることを可能にす
る。
りたいと思う度ごとにユーザーはヘッド10をシンボル
に照準を定め、シンボルの読み取りを開始するためにト
リガスイッチ13を引く。シンボルは毎秒当り多数回、
例えば40回、繰り返し走査される。シンボルが連続的
に解読され、読取られるとすぐ、走査動作は自動的に停
止し、それによって、スキャナをそれぞれの順番で読み
取られるべき、次のシンボルに向けることを可能にす
る。
【0016】スキャナは、必ずしも手持ち式ヘッドで構
成する必要はなく、読み取りを開始するのにトリガスイ
ッチが使用されない固定式としてもよい。固定式スキャ
ナは、連続的に動作し、読み取りを開始するのに外部信
号によって制御されることができる。この発明によれ
ば、レンズや凹面集光ミラーのような集光光学系は戻り
光路内に配置されていない。同一のミラー22が出力光
路20及び戻り光路26の両方にある。光検出器の視野
は集光光学系を有する再帰反射光学系の場合のように光
学的な制限をうけない。しかし、チューブ30の開口絞
り32の大きさによって機械的に制限を受ける。集光光
学系がないことは、勿論、検出器によって発生される電
気信号が小さく、周囲光レベルが大きいという状況を生
ずる。しかし、この弱い信号は上記のAD変換回路によ
って補償され、そして、もし必要ならば、低ノイズ増幅
器によって助けられる。
成する必要はなく、読み取りを開始するのにトリガスイ
ッチが使用されない固定式としてもよい。固定式スキャ
ナは、連続的に動作し、読み取りを開始するのに外部信
号によって制御されることができる。この発明によれ
ば、レンズや凹面集光ミラーのような集光光学系は戻り
光路内に配置されていない。同一のミラー22が出力光
路20及び戻り光路26の両方にある。光検出器の視野
は集光光学系を有する再帰反射光学系の場合のように光
学的な制限をうけない。しかし、チューブ30の開口絞
り32の大きさによって機械的に制限を受ける。集光光
学系がないことは、勿論、検出器によって発生される電
気信号が小さく、周囲光レベルが大きいという状況を生
ずる。しかし、この弱い信号は上記のAD変換回路によ
って補償され、そして、もし必要ならば、低ノイズ増幅
器によって助けられる。
【0017】前述した諸部材の各1つも、または2つも
しくはそれ以上の部材を一緒にした場合も、前述のタイ
プとは異なる他のタイプの構成において有益に使用でき
ることは理解されるであろう。以上、この発明を、戻り
光路に集光光学系を有しない再帰反射型スキャナの実施
例について説明したが、この発明は図示の細部に限定さ
れるものではなく、この発明の精神を逸脱することなし
に種々の変形及び構造的変更が可能である。
しくはそれ以上の部材を一緒にした場合も、前述のタイ
プとは異なる他のタイプの構成において有益に使用でき
ることは理解されるであろう。以上、この発明を、戻り
光路に集光光学系を有しない再帰反射型スキャナの実施
例について説明したが、この発明は図示の細部に限定さ
れるものではなく、この発明の精神を逸脱することなし
に種々の変形及び構造的変更が可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、戻り光路の集光光学系を除去可能な再帰反射型スキ
ャナを提供することができ、サイズのよりコンパクト
な、そして製造上及び組み立て上の両方においてコスト
の安い装置を実現できる。
ば、戻り光路の集光光学系を除去可能な再帰反射型スキ
ャナを提供することができ、サイズのよりコンパクト
な、そして製造上及び組み立て上の両方においてコスト
の安い装置を実現できる。
【図1】この発明による携帯用スキャナヘッドの透視図
である。
である。
【図2】図1の線2−2で切断したヘッドの断面図であ
る。
る。
10 ヘッド 18 レーザ光源 20 出力光路 22 反射ミラー 24 光検出器 26 戻り光路 28 光学フィルタ 30 チューブ 32 開口絞り 34 走査要素
Claims (8)
- 【請求項1】 光反射率の異なる部分を有するマークを
読み取るための再帰反射型スキャナにおいて、(a)光
ビームを発生し、出力光路に沿って指向する手段と、
(b)マークから反射させるために光ビームをマークに
向けて反射させるために出力光路内に取り付けられてい
る反射手段と、(c)集光光学系を有しない戻り光路内
で視野にわたってマークから反射された光を検出し、前
記マークを示す電気信号を発生する検出手段と、(d)
反射光を直接受光し、反射光を前記検出手段へ直接反射
するために戻り光路内にも取り付けられている前記反射
手段と、(e)光ビーム及び視野を同時に走査するため
に反射手段を動揺する動揺手段とを設けたことを特徴と
する再帰反射型スキャナ。 - 【請求項2】 前記光ビーム発生手段は反射手段に面し
た出力面を有するレーザダイオードを含み、前記検出手
段は反射手段に面した入力面を有する光検出器を含むこ
とを特徴とする請求項1記載の再帰反射型スキャナ。 - 【請求項3】 前記反射手段は出力光路及び戻り光路を
横切るほぼ平面のミラーを含むことを特徴とする請求項
1記載の再帰反射型スキャナ。 - 【請求項4】 前記動揺手段は反射手段を往復振動させ
ることを特徴とする請求項1記載の再帰反射型スキャ
ナ。 - 【請求項5】 前記出力光路及び戻り光路は反射手段に
近接した交差点を有することを特徴とする請求項1記載
の再帰反射型スキャナ。 - 【請求項6】 光反射率の異なる部分を有するマークを
光学的に読み取るための読み取り方法において、(a)
光ビームを発生し、出力光路に沿って指向するステップ
と、(b)出力光路に反射器を取り付けて光ビームをマ
ークに向けて反射し、そこから反射させるステップと、
(c)集光光学系を有しない戻り光路内の視野にわたっ
て、光検出器によってマークから反射された光を検出
し、マークを示す電気信号を発生するステップと、
(d)前記戻り光路に前記反射器を取り付けることによ
り、反射光を直接受光し、光検出器に直接反射させるス
テップと、(e)光ビーム及び視野を同時に走査するた
めに反射器を動かすステップとを有することを特徴とす
る読み取り方法。 - 【請求項7】 前記指向させるステップは反射器にレー
ザダイオードの照準を合わせることによって行い、前記
検出ステップは光検出器を反射器に照準を合わせること
によって行なうことを特徴とする請求項6記載の読み取
り方法。 - 【請求項8】 前記動かすステップは、前記反射器を往
復振動させることによって行なうことを特徴とする請求
項6記載の読み取り方法。
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