JPH11200816A - コンバインドサイクル発電プラント - Google Patents
コンバインドサイクル発電プラントInfo
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Abstract
プラントの熱効率を向上させること。 【解決手段】 燃料源と燃焼器2とを結ぶ燃料系統24
に燃料加熱器25が設けられる。燃料加熱器25に中圧
節炭器13の出口から燃料加熱器25に連絡する高温給
水管26および燃料加熱器25から復水器21に連絡す
る低温給水管27からなる加熱媒体系統が接続される。
高温給水管26の経路には給水元弁28が介装される。
Description
ル発電プラントに係り、特にガスタービンに供給する燃
料を加熱し、プラントの熱効率を向上させるのに好適な
コンバインドサイクル発電プラントに関する。
スタービンと蒸気タービンとを組み合わせて構成される
熱効率の高い発電プラントであって、ガスタービンから
の高温の排ガスをボイラに導き、排ガスの保有する熱エ
ネルギで蒸気を発生するように構成される。この蒸気に
より蒸気タービンでの発電が可能となり、ガスタービン
での発電と加えてガスタービン単独での発電と比べて排
ガスの保有する熱エネルギ分に相当する熱効率の向上が
達成されることになる。
トの一例を図26に示している。圧縮機1から吐出され
る圧縮空気は燃焼器2に送られ、別に供給される燃料と
混合される。この混合気は燃焼により高温の燃焼ガスと
なる。この燃焼ガスはガスタービン3に送られ、その膨
張により仕事が行われる。この仕事によって発電機4が
回転し、電気出力が発生する。
保っており、燃焼ガスは排ガスとしてガスタービン3か
ら排熱回収ボイラ5に導かれる。排熱回収ボイラ5内を
流動する排ガスは熱交換器を構成する伝熱管内を流れる
給水ないし蒸気との間で熱交換を行う。このとき、排ガ
スは高圧過熱器6、再熱器7、高圧蒸発器8、中圧過熱
器9、高圧節炭器10、低圧過熱器11、中圧蒸発器1
2、中圧節炭器13、低圧蒸発器14および低圧節炭器
15を順次通過する。
6、中圧ドラム17および低圧ドラム18で蒸気が発生
し、それぞれ高圧過熱器6、中圧過熱器9および低圧過
熱器11を通って過熱蒸気となって高圧タービン19お
よび中圧タービン20に送られる。高圧タービン19に
流れた蒸気は膨張して仕事を行い、この仕事により発電
機4が回転し、電気出力が発生する。
器9からの過熱蒸気と共に再熱器7で過熱蒸気へと過熱
された後に中圧タービン20に送られ、その膨張により
仕事が行われる。この仕事により発電機4で電気出力が
発生する。さらに、低圧過熱器11からの蒸気は中圧タ
ービン20の中間段落に送られ、その膨張により仕事が
行われて発電機4で電気出力が発生する。
21に排出され、冷却水によって冷却されて復水として
回収される。この復水器21内の復水は復水ポンプ(図
示せず)で抽出され、さらに給水ポンプ(図示せず)で
昇圧されて給水として低圧節炭器15に供給される。な
お、図中、符号22は燃料弁であって、燃焼器2に供給
される燃料を調節する。また、符号23は蒸気加減弁で
あって、高圧タービン19への蒸気量を調節してタービ
ン速度を制御する。
発電プラントの熱効率を向上させるのに効果的なのはガ
スタービン3の入口温度(たとえば、燃焼ガス温度13
00℃)をより高温に高めることで、近年、開発の目標
がこうした高温域で使用可能な新たな材料の開発および
高温化に伴う、たとえばタービン翼の冷却技術の開発、
燃焼ガス中に含まれる窒素酸化物の低減対策等に向けら
れることが多くなっている。
も、この種の材料は究めて高価であってガスタービン3
の価格を著しく上昇させてしまう。また、タービン翼の
冷却技術も様々な方法が提案されているが、概して翼構
造が複雑になり、所望の構造を得るために製作に過大な
負担を強いることが避けられない、さらに、窒素酸化物
の低減は最も解決が困難で、触媒との反応により発生量
を低減する方法が実用化されているが、環境汚染への影
響をより少なくするにはこれまで以上に発生量を抑えね
ばならず、困難さが増大している。
高めることなく、プラントの熱効率を向上させることの
できるコンバインドサイクル発電プラントを提供するこ
とにある。
に本発明は燃焼器からの高温の燃焼ガスを膨張させて動
力を得るガスタービンと、このガスタービンから排出さ
れる排ガスで給水を加熱し、蒸気を発生する排熱回収ボ
イラと、この排熱回収ボイラから供給される蒸気を膨張
させて動力を生じる蒸気タービンとを備え、排熱回収ボ
イラはそれぞれ異なる圧力の蒸気を発生する節炭器、蒸
発器および過熱器からなる高圧系、中圧系および低圧系
を有し、高圧系、中圧系および低圧系の各節炭器に送ら
れた給水がガスタービンの排ガスにより温められて系内
の高圧ドラム、中圧ドラムおよび低圧ドラムにそれぞれ
供給されるように構成されてなるコンバインドサイクル
発電プラントにおいて、燃焼器の燃料系統に燃焼器に導
く燃料を加熱する燃料加熱装置を設けたことを特徴とす
るものである。
電プラントにおいてはガスタービンの排ガスの保有する
熱を加熱媒体としての給水または蒸気を通して有効に熱
回収することができる。
置が排熱回収ボイラの高圧系または中圧系の節炭器の出
口から抽出される給水によって燃料を加熱する燃料加熱
器を備える。
が排熱回収ボイラの高圧系および中圧系の節炭器の出口
から抽出される給水のいずれか一方、あるいは双方の混
合水によって燃料を加熱する燃料加熱器を備える。
置が排熱回収ボイラの高圧系および中圧系の節炭器の出
口から抽出される給水によってそれぞれ燃料を加熱する
第1および第2燃料加熱器を備える。
給する第1給水元弁と、第2燃料加熱器に給水を供給す
る第2給水元弁と、中圧系の節炭器の出口給水温度信号
に基づいて第1および第2給水元弁を開閉する制御信号
を出力する第1および第2制御器とを備え、中圧系の節
炭器の出口給水温度が予め決められた温度に満たないと
き、第1制御器からの制御信号で第1給水元弁を開けて
給水を第1燃料加熱器に供給し、節炭器の出口給水温度
が予め決められた温度を超えたとき、第2制御器からの
制御信号で第2給水元弁を開けて給水を第2燃料加熱器
に供給すると共に、第1制御器からの制御信号で第1給
水元弁を閉じて第1燃料加熱器への給水を止めるように
する。
号に基づいて制御信号を出力する第1および第2制御器
に代えて蒸気ドラムの器内圧力信号または排熱回収ボイ
ラの運転開始からの計時終了信号あるいはプラントの所
定の状態を示す信号に基づいて制御信号を出力する第1
および第2制御器を設ける。
が排熱回収ボイラの中圧系の節炭器の出口から抽出され
る給水によって燃料を加熱する燃料加熱器と、この燃料
加熱器に流入する給水を蒸気によって加熱する給水加熱
器とを備える。
に流入する給水をヘッダから導く補助蒸気によって加熱
するようにする。
給する蒸気元弁と、中圧系の節炭器の出口給水温度信号
に基づいて蒸気元弁を開閉する制御信号を出力する制御
器とを備え、中圧系の節炭器の出口給水温度が予め決め
られた温度に満たないとき、制御器からの制御信号で蒸
気元弁を開けて補助蒸気を給水加熱器に供給し、節炭器
の出口給水温度が予め決められた温度を超えたとき、蒸
気元弁を閉じて給水加熱器への補助蒸気を止めるように
する。
に流入する給水を蒸気タービンの高圧部の排気あるいは
主蒸気系統からの抽気によって加熱するようにする。
の高圧部からの抽気を供給する蒸気元弁と、中圧系の節
炭器の出口給水温度信号に基づいて蒸気元弁を開閉する
制御信号を出力する制御器とを備え、中圧系の節炭器の
出口給水温度が予め決められた温度に満たないとき、制
御器からの制御信号で蒸気元弁を開けて抽気を給水加熱
器に供給し節炭器の出口給水温度が予め決められた温度
を超えたとき、蒸気元弁を閉じて給水加熱器への抽気を
止めるようにする。
に流入する給水を排熱回収ボイラの高圧系の節炭器の出
口から抽出される給水より生成するフラッシュ蒸気によ
って加熱するようにする。
気を生成するための温水を供給する温水元弁と、中圧系
の節炭器の出口給水温度信号に基づいて温水元弁を開閉
する制御信号を出力する制御器とを備え、中圧系の節炭
器の出口給水温度が予め決められた温度に満たないと
き、制御器からの制御信号で温水元弁を開けて温水を給
水加熱器に供給し、節炭器の出口給水温度が予め決めら
れた温度を超えたとき、温水元弁を閉じて給水加熱器へ
の温水を止めるようにする。
置が排熱回収ボイラの高圧系の節炭器の出口から抽出さ
れる給水より生成されるフラッシュ蒸気によって燃料を
加熱する燃料加熱器を備える。
が排熱回収ボイラの高圧ドラム、中圧ドラムおよび低圧
ドラムで生成する蒸気のいずれか1つによって燃料を加
熱する燃料加熱器を備える。
置が蒸気タービンの高圧部の排気あるいは主蒸気系統か
ら導く抽気によって給水を加熱する燃料加熱器を備え
る。
がヘッダから導く補助蒸気によって燃料を加熱する第1
燃料加熱器と、排熱回収ボイラの中圧系の節炭器の出口
から抽出される給水によって燃料を加熱する第2燃料加
熱器とを備える。
気を供給する蒸気元弁と、第2燃料加熱器に給水を供給
する給水元弁と、中圧系の節炭器の出口給水温度信号に
基づいて蒸気元弁および給水元弁を開閉する制御信号を
出力する第1および第2制御器とを備え、中圧系の節炭
器の出口給水温度が予め決められた温度に満たないと
き、第1制御器からの制御信号で蒸気元弁を開けて補助
蒸気を第1燃料加熱器に供給し、節炭器の出口給水温度
が予め決められた温度を超えたとき、第2制御器からの
制御信号で給水元弁を開けて給水を第2燃料加熱器に供
給すると共に、第1制御器からの制御信号で蒸気元弁を
閉じて第1燃料加熱器への蒸気を止めるようにする。
が蒸気タービンの高圧部の排気あるいは主蒸気系統から
導く抽気によって燃料を加熱する第1燃料加熱器と、排
熱回収ボイラの中圧系の節炭器の出口から抽出される給
水によって燃料を加熱する第2燃料加熱器とを備える。
供給する蒸気元弁と、第2燃料加熱器に給水を供給する
給水元弁と、中圧系の節炭器の出口給水温度信号に基づ
いて蒸気元弁および給水元弁を開閉する制御信号を出力
する第1および第2制御器とを備え、中圧系の節炭器の
出口給水温度が予め決められた温度に満たないとき、第
1制御器からの制御信号で蒸気元弁を開けて抽気を第1
燃料加熱器に供給し、節炭器の出口給水温度が予め決め
られた温度を超えたとき、第2制御器からの制御信号で
給水元弁を開けて給水を第2燃料加熱器に供給すると共
に、第1制御器からの制御信号で蒸気元弁を閉じて第1
燃料加熱器への蒸気を止めるようにする。
に基づいて制御信号を出力する第1および第2制御器に
代えて蒸気ドラムの器内圧力信号または排熱回収ボイラ
の運転開始からの計時終了信号あるいはプラントの所定
の状態を示す信号に基づいて制御信号を出力する第1お
よび第2制御器を設ける。
置が燃料加熱器を通過する加熱媒体量を調節する調節弁
と、検出される燃料加熱器の出口燃料温度信号と設定値
との偏差に基づいて調節弁の開度を変化させる開度指令
信号を出力する調節器とを備える。
電プラントにおいてはよりきめ細かく燃料温度を制御す
ることが可能で、より安定して燃料温度を一定に保持す
ることができる。
を調節する減圧弁を設けたことを特徴とする。
器を通過する燃料量を調節する調節弁を設けたことを特
徴とする。
が燃料加熱器の加熱媒体系統内で加熱媒体が凝縮して生
じたドレンを排出するドレン弁と、加熱媒体系統内を流
れる加熱媒体の圧力を調節する減圧弁とを備えることを
特徴とする。
電プラントにおいては燃料加熱器の起動時、加熱媒体系
統において系内の滞留ドレンにより水撃現象が発生する
のを効果的に防止することができる。
タイマの計時終了信号に基づいて制御信号を出力する制
御装置を備え、燃料加熱器の起動時、所定の計時時間
中、ドレン弁を開放して系内の滞留ドレンを排出するよ
うする。
熱媒体系統の系内温度信号に基づいてドレン弁および減
圧弁に制御信号を出力する制御装置を備え、燃料加熱器
の起動時、系内温度が予め決められた温度を超えるまで
の間、ドレン弁を開放して系内の滞留ドレンを排出する
ようにする。
体系統の系内圧力信号に基づいてドレン弁および減圧弁
に制御信号を出力する制御装置を設ける。
系統の系内加熱媒体流量信号に基づいてドレン弁および
減圧弁に制御信号を出力する制御装置を設ける。
を参照して説明する。なお、以下の図面において、従来
技術によって説明された構成には同一の符号を付して説
明を省略する。
器2とを結ぶ燃料系統24に燃料加熱器25が設けられ
ている。この燃料加熱器25に加熱媒体系統が接続され
ている。この加熱媒体系統は中圧節炭器13の出口から
燃料加熱器25に連絡する高温給水管26および燃料加
熱器25から復水器21にかけて連絡する低温給水管2
7から構成されており、高温給水管26の経路には給水
元弁28が介装され、また低温給水管27の経路には減
圧弁29および減温器30がそれぞれ介装されている。
ービン3の始動と共に排ガスが排熱回収ボイラ5の入口
から器内に入り、高圧過熱器6、再熱器7、高圧蒸発器
8、中圧過熱器9、高圧節炭器10、低圧過熱器11、
中圧蒸発器12、中圧節炭器13、低圧蒸発器14およ
び低圧節炭器15を順次通過する。このとき、それぞれ
の伝熱管内を流れる蒸気あるいは給水が加熱される。
28が全開され、中圧節炭器13の出口から抽出される
給水が高温給水管26を通って燃料加熱器25にかけて
流動する。この給水は燃料加熱器25の伝熱管に流れる
燃料を加熱する。運転開始時には中圧節炭器13からの
給水の温度が低いが、ガスタービン3の排ガス温度の上
昇と共に給水の温度が上がり、燃料加熱器25を通る燃
料を燃焼器2を過度に冷却しない、望ましい温度に加熱
することができる。
5から低温給水管27に流れ、減圧弁29に達したとこ
ろで減圧され、さらに減温器30においてスプレー水を
用いて復水器21が受入れ可能な温度まで冷却され、復
水器21に回収される。
ービン3の排ガスの保有する熱を加熱媒体としての給水
を通して有効に熱回収することができ、プラントの熱効
率を向上させることが可能になる。
る。図2において、燃料系統24に燃料加熱器25が設
けられている。この燃料加熱器25と結ぶ加熱媒体系統
は高圧節炭器10から燃料加熱器25に連絡する高温給
水管31および燃料加熱器25から復水器21にかけて
連絡する低温給水管27から構成されている。高温給水
管26の経路には給水元弁28が介装され、また低温給
水管27の経路には減圧弁29および減温器30がそれ
ぞれ介装されている。
収ボイラ5の運転開始時、給水元弁28が全開され、高
圧節炭器10の出口から抽出される高温の給水が高温給
水管31を通って燃料加熱器25にかけて流動する。こ
の給水は燃料加熱器25の伝熱管に流れる燃料を加熱す
る。高圧節炭器10を出る給水は運転開始後、早い段階
から比較的高温の排ガスにより加熱されるので、温度が
高く、高温の給水の加熱により燃料加熱器25を通る燃
料は温度上昇し、燃焼器2を過度に冷却しない望ましい
温度になる。
5から低温給水管27に流れ、減圧弁29に達したとこ
ろで減圧され、さらに減温器30においてスプレー水を
用いて復水器21が受入れ可能な温度まで冷却され、復
水器21に回収される。
ービン3の排ガスの保有する熱を加熱媒体としての給水
を通して有効に熱回収することができ、プラントの熱効
率を向上させることが可能になる。
る。図3において、燃料系統24に燃料加熱器25が設
けられている。さらに、高圧節炭器13の出口から燃料
加熱器25にかけて連絡する第1高温給水管31a、中
圧節炭器10の出口から第1高温給水管31aにかけて
連絡する第2高温給水管32bおよび燃料加熱器25か
ら復水器21にかけて連絡する低温給水管27からなる
加熱媒体系統が設けられている。また、第1高温給水管
31aと第2高温給水管31bとを結ぶ箇所に三方弁3
2が介装されている。
収ボイラ5の運転開始時、第1高温給水管31aの経路
が燃料加熱器25と通じるように三方弁32が開かれ
る。高圧節炭器10の出口から抽出される高温の給水は
第1高温給水管31bを通って燃料加熱器25にかけて
流動する。この給水は燃料加熱器25の伝熱管内を流れ
る燃料を加熱する。高圧節炭器10を出る給水は運転開
始時、早い段階から比較的高温の排ガスにより加熱され
るので、温度が高い。この高温の給水の加熱により燃料
加熱器25を通る燃料は温度上昇し、燃焼器2を過度に
冷却しない、望ましい温度になる。
ながら、第2高温給水管31bの経路が燃料加熱器25
と通じるように三方弁32を切り換える。このとき、中
圧節炭器13の出口から抽出される高温の給水が第2高
温給水管31bを通って燃料加熱器25にかけて流動
し、そこを通過する燃料を加熱する。
からの給水は温度が低く、燃料を迅速に望ましい温度に
加熱できないが、その間より温度の高い高圧節炭器10
からの高温の給水を用いて加熱し、中圧節炭器13の出
口給水温度が高くなるまで、一定の待ち時間をおく。そ
の後、中圧節炭器の出口から十分に高い温度の給水の供
給が可能となったときに三方弁32を切り換えるように
する。
5の器外に流出し、低温給水管27を通って減圧弁29
に達し、減圧された後、さらに減温器30においてスプ
レー水を用いて所定の温度まで冷却され、復水器21に
回収される。
える方法を述べているが、これに代えて、たとえば三方
弁32の各々の開度を中間開度に保ってそれぞれの給水
を混合しつつ、供給するようにしてもよい。
ービン3の排ガスの保有する熱を加熱媒体としての給水
を通して有効に熱回収することができ、プラントの熱効
率を向上させることが可能になる。
る。図4において、燃料系統24に第1燃料加熱器25
aおよび第2燃料加熱器25bが直列に設けられてい
る。さらに、第1燃料加熱器25aには高圧節炭器10
の出口から第1燃料加熱器25aにかけて連絡する第1
高温給水管31aおよび第1燃料加熱器25aから復水
器21にかけて連絡する第1低温給水管27aからなる
加熱媒体系統が設けられ、また第2燃料加熱器25bに
は中圧節炭器13の出口から第2燃料加熱器25bにか
けて連絡する第2高温給水管31bおよび第2燃料加熱
器25bから復水器21にかけて連絡する第2低温給水
管27bからなる加熱媒体系統が設けられている。
給水元弁28aが介装され、第2高温給水管31bの経
路には給水元弁28bが介装されている。また、第1低
温給水管27aの経路には減圧弁29aおよび減温器3
0aがそれぞれ介装され、第2低温給水管27bの経路
には減圧弁29bおよび減温器30bがそれぞれ介装さ
れている。
3の出口給水温度を検出する温度検出器33からの検出
温度信号に基づいて給水元弁28aを開閉する第1制御
器34aが備えられ、給水元弁28bには温度検出器3
3からの検出温度信号に基づいて給水元弁28bを開閉
する第2制御器34bが備えられる。
収ボイラの運転開始時、中圧節炭器13から抽出される
給水の温度は低く、温度検出器33の検出温度信号に従
い第1制御器34aから与えられる開動作信号により給
水元弁28aが全開に保たれている。
高圧節炭器10の出口から抽出される高温の給水が第1
高温給水管31aを通って第1燃料加熱器25aにかけ
て流動する。この給水は第1燃料加熱器25aの伝熱管
に流れる燃料を加熱する。高圧節炭器10を出る給水は
運転開始後、早い段階から比較的高温の排ガスにより加
熱されるので、温度が高く、この高温の給水の加熱によ
り第1燃料加熱器25aを通る燃料は温度上昇し、燃焼
器2を過度に冷却しない、望ましい温度になる。
の温度が低いとき、温度検出器33の検出温度信号に従
って第2制御器34bから与えられる閉動作信号により
給水元弁28bが全閉し、中圧節炭器13から第2燃料
加熱器25bへの給水の流れは止まったままになってい
る。
昇に連れて中圧節炭器13の出口給水温度がある決めら
れた温度を超えると、温度検出器33からの温度信号に
より第2制御器34から給水元弁28bに開動作信号が
出力され、給水元弁28bが全開されて中圧節炭器13
の出口から抽出される高温の給水が第2高温給水管31
bを通って第2燃料加熱器25bにかけて流動し、そこ
を通る燃料を加熱する。一方、第1制御器34aから給
水元弁28aに閉動作信号が出力され、給水元弁34a
が全閉されて高圧節炭器10から第1燃料加熱器25a
への給水の流れが止まる。
節炭器10の出口から抽出される給水を用いて燃料を加
熱し、その後中圧節炭器13の出口給水温度が十分に高
くなった時点で、この高温になった給水を第2燃料加熱
器25bに導いて安定して燃料を加熱することができ
る。
出した給水は第1低温給水管27aを通って減圧弁29
aに達し、さらに減温器30aで冷却されて復水器21
に回収される。また、第2燃料加熱器25bから流出し
た給水は第2低温給水管27bを通って減圧弁29bに
達し、さらに減温器30bで冷却されて復水器21に回
収される。
る温度信号に基づいて段階的に加熱媒体を切り換える方
法を述べているが、これに代えて次の検出信号等を用い
て段階的に切り換えることができる。すなわち、中圧ド
ラム17の器内圧力がある決められた圧力を超えたと
き、圧力検出器からの検出圧力信号によって切り換えて
もよい。さらに、排熱回収ボイラ5の運転開始から一定
時間が経過したとき、タイマからの計時終了信号によっ
て切り換えてもよい。
低負荷状態に達したとき、検出負荷信号に従い切り換え
てもよい。いずれの方法においても上述した実施の形態
と同様な効果を得ることが可能である。
ービン3の排ガスの保有する熱を加熱媒体としての給水
に有効に熱回収することができ、プラントの熱効率を向
上させることが可能になる。
る。図5において、燃料系統24に燃料加熱器25が設
けられている。この燃料加熱器25に中圧節炭器13の
出口から燃料加熱器25にかけて連絡する高温給水管2
6および燃料加熱器25から復水器21にかけて連絡す
る低温給水管27からなる加熱媒体系統が設けられてい
る。
熱する給水加熱器35が設けられており、この給水加熱
器35にヘッダ36と給水加熱器35と連絡する補助蒸
気管37が設けられている。補助蒸気管37の経路には
蒸気元弁38が介装されている。さらに、この蒸気元弁
36には中圧節炭器13の出口給水温度を検出する温度
検出器33からの検出温度信号に基づいて蒸気元弁38
を開閉する制御器34が備えられる。
収ボイラ5の運転開始時、給水元弁28が全開され、中
圧節炭器13の出口から抽出される給水が高温給水管2
6を通って燃料加熱器25にかけて流動する。この給水
は燃料加熱器25の伝熱管に流れる燃料を加熱する。運
転開始時には中圧節炭器13から抽出される給水の温度
が低く、温度検出器33の検出温度信号に従って制御器
34から与えられる開動作信号により蒸気元弁38が全
開に保たれている。このため、ヘッダ36からの補助蒸
気が補助蒸気管37を通って給水加熱器35に流れ、燃
料加熱器25に流入する低温の給水を加熱する。これに
より低温の給水は加熱媒体に適する十分な温度に温めら
れ、燃料加熱器25を通過する燃料を所定の温度に高め
ることができる。
に連れて中圧節炭器13の出口給水温度がある決められ
た温度を超えると、温度検出器33からの温度信号によ
り制御器34から蒸気元弁38に閉動作信号が出力さ
れ、蒸気元弁38が全閉されて補助蒸気の流れが止ま
る。
を補助蒸気を用いて高温に保ちつつ、燃料を加熱し、そ
の後中圧節炭器13の出口給水温度が十分に高くなった
時点で、この高温になった給水を燃料加熱器25に導
き、安定して燃料を加熱することができる。
ービンの排ガスの保有する熱を加熱媒体としての給水を
通して有効に熱回収することができ、プラントの熱効率
を向上させることが可能になる。
る。図6において、燃料系統24に燃料加熱器25が設
けられている。この燃料加熱器25に中圧節炭器13の
出口から燃料加熱器25にかけて連絡する高温給水管2
6および燃料加熱器25から復水器21にかけて連絡す
る低温給水管27からなる加熱媒体系統が設けられてい
る。高温給水管26の経路には給水を加熱する給水加熱
器35が設けられており、この給水加熱器35に高圧タ
ービン19の排気系統と給水加熱器35とを連絡する抽
気管39が設けられている。抽気管39の経路には蒸気
元弁38が介装されている。
の出口給水温度を検出する温度検出器33からの検出温
度信号に基づいて蒸気元弁38を開閉する制御器34が
備えられる。
収ボイラ5の運転開始時、給水元弁28が全開され、中
圧節炭器13の出口から抽出される給水が高温給水管2
6を通って燃料加熱器25にかけて流動する。この給水
は燃料加熱器25の伝熱管に流れる燃料を加熱する。運
転開始時には中圧節炭器13から抽出される給水の温度
が低く、温度検出器33の検出温度信号に従って制御器
34から与えられる開動作信号により蒸気元弁38が全
開に保たれている。
ら抽気された蒸気が抽気管39を通って給水加熱器35
に流れ、燃料加熱器25に流入する低温の給水を加熱す
る。これにより低温の給水は加熱媒体に適する十分な温
度に温められ、燃料加熱器25を通過する燃料を所定の
温度に高めることができる。
昇と共に給水の温度がある決められた温度を超えると、
温度検出器33からの温度信号により制御器34から蒸
気元弁38に閉動作信号が出力され、蒸気元弁38が全
閉され、給水加熱器35への抽気の流れが止まる。かく
して、中圧節炭器13の出口から抽出される高い温度の
給水により燃料加熱器25を通る燃料を所定の温度まで
上昇させることが可能になる。
抽気して燃料を加熱する方法を述べているが、これに代
えて高圧タービン19の入口に導かれる主蒸気を抽気し
て燃料を加熱するように構成してもよい。この場合、図
7に示すように高圧タービン19の主蒸気系統と給水加
熱器34との間を抽気管40によって連絡するように接
続する。
ービン3の排ガスの保有する熱を加熱媒体としての給水
を通して有効に熱回収することができ、プラントの熱効
率を向上させることが可能になる。
る。図8において、燃料系統24に燃料加熱器25が設
けられている。この燃料加熱器25に中圧節炭器13の
出口から燃料加熱器25にかけて連絡する高温給水管2
6および燃料加熱器25から復水器21にかけて連絡す
る低温給水管27からなる加熱媒体系統が設けられてい
る。
熱する給水加熱器35が設けられており、この給水加熱
器35に高圧節炭器10の出口と給水加熱器35とを連
絡する抽気管41が設けられている。この抽気管41の
経路には温水元弁42および給水を減圧してフラッシュ
蒸気を生成する温水減圧弁43が介装されている。さら
に、温水元弁42には中圧節炭器13の出口給水温度を
検出する温度検出器33からの検出温度信号に基づいて
温水元弁42を開閉する制御器34が備えられる。
収ボイラ5の運転開始時、給水元弁28が全開され、中
圧節炭器13の出口から抽出される給水が高温給水管2
6を通って燃料加熱器25にかけて流動する。この給水
は燃料源から燃料加熱器25の伝熱管にかけて流れる燃
料を加熱する。運転開始時には中圧節炭器13から抽出
される給水の温度が低く、温度検出器33の検出温度信
号に従って制御器34から与えられる開動作信号により
温水元弁42が全開に保たれている。
水が抽気管41を通り、温水減圧弁43で減圧されてフ
ラッシュ蒸気となって給水加熱器35に流入する。この
蒸気は燃料加熱器25に流入する低温の給水を加熱す
る。これにより低温の給水は加熱媒体に適する十分な温
度に温められ、燃料加熱器25を通過する燃料を所定の
温度に高めることができる。
昇と共に、中圧節炭器13からの給水の温度がある決め
られた温度を超えると、温度検出器33からの温度信号
により制御器34から温水元弁42に閉動作信号が出力
され、温水元弁42が全閉されて抽出された給水の流れ
が止まる。かくして、中圧節炭器13の出口から抽出さ
れる高い温度の給水により燃料加熱器25を通る燃料を
所定の温度まで上昇させることが可能になる。
ービン3の排ガスの保有する熱を加熱媒体としての給水
を通して有効に熱回収することができ、プラントの熱効
率を向上させることが可能になる。
る。図9において、燃料系統24に燃料加熱器25が設
けられている。この燃料加熱器25に高圧節炭器10の
出口から燃料加熱器25にかけて連絡する高温給水管3
1および燃料加熱器25から復水器21にかけて連絡す
る低温給水管27からなる加熱媒体系統が設けられてい
る。高温給水管31の経路には給水元弁28および給水
を減圧してフラッシュ蒸気を生成する給水減圧弁44が
介装されている。
収ボイラ5の運転開始時、給水元弁28が全開され、高
圧節炭器10の出口から抽出される給水が高温給水管3
1を通り、給水減圧弁44で減圧されてフラッシュ蒸気
となって燃料加熱器25に流入する。この蒸気は燃料加
熱器25に流入する低温の燃料を加熱し、顕熱を失って
凝縮する。このとき、高温の蒸気の加熱により燃料加熱
器25を通る燃料は温度上昇し、燃焼器2を過度に冷却
しない、望ましい温度になる。
ら低温給水管27に流れ、減圧弁29に達したところで
減圧され、減温器30において復水器21が受入れ可能
な温度に冷却された後、復水器21に回収される。
出される給水からフラッシュ蒸気を得て燃料を加熱する
方法を述べているが、これに代えて低圧ドラム18、中
圧ドラム17および高圧ドラム16の発生蒸気を用いて
燃料を加熱するように構成してもよい。それぞれの実施
の形態を図10、図11および図12に示している。こ
の場合、高温給水管31に代えて加熱蒸気管45によっ
て加熱媒体系統を構成し、また給水元弁28に代えて蒸
気元弁46によって蒸気の供給、停止を行うようにす
る。
ービン3の排ガスの保有する熱を加熱媒体としての給水
ないし蒸気を通して有効に熱回収することができ、プラ
ントの熱効率を向上させることが可能になる。
る。図13において、燃料加熱器25には高圧タービン
19の排気系統と燃料加熱器25との間を連絡する抽気
管47および燃料加熱器25と復水器21との間を連絡
する低温給水管27からなる加熱媒体系統が設けられ
る。抽気管47の経路には蒸気元弁46が介装されてい
る。
収ボイラ5の運転開始時、蒸気元弁46が全開される。
排熱回収ボイラ5の高圧ドラム16で発生した蒸気は高
圧過熱器6から高圧タービン19を経て排気系統に流
れ、一部が抽気管47を通って燃料加熱器25にかけて
流動する。この蒸気は燃料加熱器25の伝熱管内を流れ
る低温の燃料を加熱し、顕熱を失って凝縮する。このと
き、高温の蒸気の加熱により燃料過熱器25を通る燃料
は温度上昇し、燃焼器2を過度に冷却しない、望ましい
温度になる。
25から低温給水管27に流れ、減圧弁29に達したと
ころで減圧され、減温器30で冷却された後、復水器2
1に回収される。
抽気して燃料を加熱する方法を述べているが、これに代
えて高圧タービン19の入口に導かれる主蒸気を抽気し
て加熱するように構成してもよい。この場合、図14に
示すように燃料加熱器24に高圧タービン19の主蒸気
系統と燃料加熱器25との間を連絡する抽気管48およ
び燃料加熱器25と復水器21との間を連絡する低温給
水管27からなる加熱媒体系統を設けると共に、抽気管
48の経路に蒸気元弁46を介装する。
ービン3の排ガスの保有する熱を加熱媒体としての蒸気
を通して有効に熱回収することができプラントの熱効率
を向上させることが可能になる。
する。図15において、燃料系統24に第1燃料加熱器
25aおよび第2燃料加熱器25bが直列に設けられて
いる。第1燃料加熱器25aにはヘッダ36と第1燃料
加熱器25aとを連絡する補助蒸気管37が設けられて
いる。補助蒸気管37の経路には蒸気元弁46が介装さ
れている。
器13の出口から第2燃料加熱器25bにかけて連絡す
る高温給水管31および第2燃料加熱器25bから復水
器21にかけて連絡する低温給水管27からなる加熱媒
体系統が設けられている。高温給水管31の経路には給
水元弁28が介装され、また低温給水管27の経路には
減圧弁29および減温器30がそれぞれ介装されてい
る。
の出口給水温度を検出する温度検出器33からの検出温
度信号に基づいて蒸気元弁46を開閉する第1制御器3
4aが備えられ、給水元弁28には温度検出器33から
の検出温度信号に基づいて給水元弁28を開閉する第2
制御器34bが備えられる。
収ボイラ5の運転開始時、中圧節炭器13から抽出され
る給水の温度は低く、温度検出器33の検出温度信号に
従い第1制御器31aから与えられる開動作信号により
蒸気元弁46が全開に保たれている。このため、ヘッダ
36からの補助蒸気が補助蒸気管37を通って第1燃料
加熱器25aに流れ、そこを通る燃料を加熱し、顕熱を
失って凝縮する。これにより第1燃料加熱器25aを通
過する燃料は温度上昇し、燃焼器2を過度に冷却しな
い、望ましい温度になる。
昇に連れて中圧節炭器13の出口給水温度がある決めら
れた温度を超えると、温度検出器33からの温度信号に
より第2制御器34bから給水元弁28に開動作信号が
出力され、給水元弁28が全開されて中圧節炭器13の
出口から抽出される高温の給水が高温給水管31を通っ
て第2燃料加熱器25bにかけて流動し、そこを通る燃
料を加熱する。一方、第1制御器34aから蒸気元弁4
6に閉動作信号が出力され、蒸気元弁46が全閉されて
第1燃料加熱器25aへの補助蒸気の流れが止まる。
蒸気を用いて燃料を加熱し、その後中圧節炭器13の出
口給水温度が十分に高くなった時点で、この高温になっ
た給水を第2燃料加熱器25bに導いて安定して燃料を
加熱することができる。
して補助蒸気を使用する方法を述べているが、これに代
えて運転開始当初の加熱媒体として高圧タービン19の
排気を使用してもよい、同様に、当初の加熱媒体として
高圧タービン19の入口に導かれる主蒸気を使用しても
よい。図16および図17にこの排気および主蒸気を使
用する場合の実施の形態を示している。図に示すように
加熱媒体系統は高圧タービン19の排気系統と第1燃料
加熱器25aと連絡する抽気管47および主蒸気系統と
第1燃料加熱器25aと連絡する抽気管48によりそれ
ぞれ構成されている。
出される温度信号に基づいて段階的に加熱媒体を切り換
える方法を述べているが、これに代えて次の検出信号等
を用いて段階的に切り換えることができる。すなわち、
中圧ドラム17の器内圧力がある決められた圧力を超え
たとき、圧力検出器からの検出圧力信号に従い切り換え
てもよい。さらに、排熱回収ボイラ5の運転開始から一
定時間が経過したとき、タイマからの計時終了信号によ
って切り換えてもよい。また、プラントが所定の状態、
たとえば最低負荷状態に到達したとき、検出負荷信号に
従い切り換えてもよい。いずれの方法においても上述し
た実施の形態と同様な効果を得ることが可能である。
ービン3の排ガスの保有する熱を加熱媒体として給水な
いし蒸気を通して有効に熱回収することができ、プラン
トの熱効率を向上させることが可能になる。
する。図18において、加熱媒体系統の低温給水管27
に系内の給水量を調節する調節弁49が設けられてい
る。調節弁49には加熱された燃料の温度を検出する温
度検出器50からの温度信号に基づいて調節弁49の開
度を変化させる開度指令信号を出力する調節器51が備
えられる。
度検出器50からの実温度信号は調節器51に入力され
て設定値と比較される。実温度信号と設定値との比較に
より、たとえば実温度信号が設定値よりも大きいとき、
調節器51がそれまでよりも開度を絞り込むように調節
弁49に開度指令信号を出力する。一方、実温度信号と
設定値との比較で、実温度信号が設定値よりも小さいと
き、調節器51はそれ以前よりも開度を増すように調節
弁49に開度指令信号を出力する。これにより、燃料温
度は予め決められた温度に調節される。
りきめ細かく燃料温度を制御することが可能になり、よ
り安定して燃料温度を一定に保持することが可能にな
る。本実施の形態は単独の調節弁49を用いて構成した
ものであるが、これに代えて燃料加熱器25をバイパス
する経路にバイパス弁を設けて調節弁49と協働して加
熱媒体量を調節するように構成してもよい。
て図19に示すように減圧弁29の開度を変化させるよ
うに構成してもよい。また、同じ手段からなる制御装置
を用いて燃料量を変化させることも可能である。この場
合、図20に示すように調節弁52が燃料系統24に介
装される。さらに、これに代えて燃料加熱器25をバイ
パスする経路にバイパス弁を設けて調節弁52と協働し
て燃料量を調節するように構成してもよい。
2に供給される燃料温度をよりきめ細かく制御すること
ができる。
する。図21において、加熱媒体系統の低温給水管27
に系内の給水を排出するドレン管53が接続されてい
る。このドレン管53の経路にはドレン弁54が介装さ
れている。
媒体である給水を導くのに先立ってドレン管53のドレ
ン弁54が開放されている。このとき、減圧弁29は閉
じておく。燃料の加熱開始に合わせて給水が高温給水管
26に流れ、このとき系内の滞留ドレンが低温給水管2
7からドレン管53に排出される。これにより系内で水
撃現象が発生するのを防止することができる。この後、
減圧弁29が開放され、これに合わせてドレン弁54が
全閉される。
熱器25の起動時、加熱媒体系統において系内の滞留ド
レンにより水撃現象が発生するのを効果的に防ぐことが
できる。
する。図22において、ドレン弁54および減圧弁29
にはタイマ(図示せず)の計時終了信号によってドレン
弁54および減圧弁29を開閉する制御信号を出力する
制御装置55が備えられる。
を導くのに先立って制御装置55からの制御信号によっ
てドレン管53のドレン弁54が開放され(このとき、
減圧弁29は全閉されている)、同時に、タイマが入
り、計時が開始される。
26に流れ、系内の滞留ドレンが低温給水管27からド
レン管53に排出される。これにより系内で水撃現象が
発生するのを防止することができる。この後、タイマで
の計時時間の終了と共に出力される制御信号がドレン弁
54および減圧弁29に出力され、減圧弁29が開放さ
れ、ドレン弁54が全閉される。すなわち、ドレン弁5
3および減圧弁29の操作をタイマの出力によって自動
的に行うことができる。
熱器25の起動時、加熱媒体系統において系内の滞留ド
レンにより水撃現象が発生するのを効果的に防止するこ
とができる。
する。図23において、ドレン弁54および減圧弁29
には系内を流れる給水の温度を検出する温度検出器56
からの検出温度信号に基づいてドレン弁54および減圧
弁29を開閉する制御信号を出力する制御装置57が備
えられる。
が流入する前、系内温度は低下しており、温度検出器5
6の検出温度信号に従い制御装置57から与えられる開
動作信号によりドレン弁54が全開に保たれ、一方、閉
動作信号により減圧弁29が全閉に保持されている。こ
の状態から高温給水管26に燃料を加熱するために高温
の給水が流入する。この給水は燃料加熱器25を通り、
燃料を加熱しながら低温給水管27に流れ、このとき、
系統の滞留ドレンがドレン管53に排出される。これに
より系内で水撃現象が発生するのを防止することができ
る。
り、温度検出器56が上昇した温度を検出する。この検
出温度信号が制御装置57に与えられ、ある決められた
温度を超えると、制御装置57から減圧弁29に開動作
信号が出力され、同時にドレン弁54に閉動作信号が出
力される。このため、減圧弁29は徐々に開き、ドレン
弁54は閉じる。このとき、系内の給水は減圧弁29を
通り、減温器30を経て復水器まで流動する。
弁54および減圧弁29の操作を系内温度を検出する温
度検出器56の出力によって自動的に行うことができ
る。
29を操作するにあたり、温度検出器56で検出される
温度信号に基づいて自動的に操作する方法を述べている
が、これに代えて系内圧力の上昇または給水量の変化を
検出する方法で自動的に操作することができる。図24
には系内圧力を検出するために圧力検出器58を使用し
て検出圧力信号により操作する場合、また図25には系
内の給水流量を検出するために流量検出器59を用いて
検出流量信号により操作する場合の構成を示している。
いずれの方法においても上述した実施の形態と同様な効
果を得ることが可能である。
ト起動時、燃料加熱器25の加熱媒体系統において系内
の滞留ドレンにより水撃現象が発生するのをより効果的
に防ぐことができる。
料系統に燃料を加熱する燃料加熱装置を設けているの
で、ガスタービンの排ガスの保有する熱を排熱回収ボイ
ラからの給水あるいは蒸気を通して有効に熱回収するこ
とができ、ガスタービンの入口温度を高めることなく、
プラントの熱効率を向上させることが可能である。
トの実施の形態を示す系統図。
一例を示す系統図。
Claims (29)
- 【請求項1】 燃焼器からの高温の燃焼ガスを膨張させ
て動力を得るガスタービンと、このガスタービンから排
出される排ガスで給水を加熱し、蒸気を発生する排熱回
収ボイラと、この排熱回収ボイラから供給される蒸気を
膨張させて動力を生じる蒸気タービンとを備え、前記排
熱回収ボイラはそれぞれ異なる圧力の蒸気を発生する節
炭器、蒸発器および過熱器からなる高圧系、中圧系およ
び低圧系を有し、前記高圧系、中圧系および低圧系の各
節炭器に送られた給水が前記ガスタービンの排ガスによ
り温められて系内の高圧ドラム、中圧ドラムおよび低圧
ドラムにそれぞれ供給されるように構成されてなるコン
バインドサイクル発電プラントにおいて、前記燃焼器の
燃料系統に該燃焼器に導く燃料を加熱する燃料加熱装置
を設けたことを特徴とするコンバインドサイクル発電プ
ラント。 - 【請求項2】 前記燃料加熱装置が前記排熱回収ボイラ
の該高圧系または該中圧系の前記節炭器の出口から抽出
される給水によって燃料を加熱する燃料加熱器を備える
ことを特徴とする請求項1記載のコンバインドサイクル
発電プラント。 - 【請求項3】 前記燃料加熱装置が前記排熱回収ボイラ
の該高圧系および中圧系の前記節炭器の出口から抽出さ
れる給水のいずれか一方、あるいは双方の混合水によっ
て燃料を加熱する燃料加熱器を備えることを特徴とする
請求項1記載のコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項4】 前記燃料加熱装置が前記排熱回収ボイラ
の該高圧系および中圧系の前記節炭器の出口から抽出さ
れる給水によってそれぞれ燃料を加熱する第1および第
2燃料加熱器を備えることを特徴とする請求項1記載の
コンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項5】 前記第1燃料加熱器に給水を供給する第
1給水元弁と、前記第2燃料加熱器に給水を供給する第
2給水元弁と、前記中圧系の該節炭器の出口給水温度信
号に基づいて前記第1および第2給水元弁を開閉する制
御信号を出力する第1および第2制御器とを備え、前記
中圧系の該節炭器の出口給水温度が予め決められた温度
に満たないとき、前記第1制御器からの制御信号で前記
第1給水元弁を開けて給水を前記第1燃料加熱器に供給
し、前記節炭器の出口給水温度が予め決められた温度を
超えたとき、前記第2制御器からの制御信号で前記第2
給水元弁を開けて給水を前記第2燃料加熱器に供給する
と共に、第1制御器からの制御信号で前記第1給水元弁
を閉じて前記第1燃料加熱器への給水を止めるようにし
たことを特徴とする請求項4記載のコンバインドサイク
ル発電プラント。 - 【請求項6】 前記節炭器の出口給水温度信号に基づい
て制御信号を出力する該第1および第2制御器に代えて
前記蒸気ドラムの器内圧力信号または前記排熱回収ボイ
ラの運転開始からの計時終了信号あるいはプラントの所
定の状態を示す信号に基づいて制御信号を出力する第1
および第2制御器を設けたことを特徴とする請求項5記
載のコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項7】 前記燃料加熱装置が前記排熱回収ボイラ
の該中圧系の前記節炭器の出口から抽出される給水によ
って燃料を加熱する燃料加熱器と、この燃料加熱器に流
入する給水を蒸気によって加熱する給水加熱器とを備え
ることを特徴とする請求項1記載のコンバインドサイク
ル発電プラント。 - 【請求項8】 前記給水加熱器が前記燃料加熱器に流入
する給水をヘッダから導く補助蒸気によって加熱するこ
とを特徴とする請求項7記載のコンバインドサイクル発
電プラント。 - 【請求項9】 前記給水加熱器に補助蒸気を供給する蒸
気元弁と、前記中圧系の該節炭器の出口給水温度信号に
基づいて前記蒸気元弁を開閉する制御信号を出力する制
御器とを備え、前記中圧系の該節炭器の出口給水温度が
予め決められた温度に満たないとき、前記制御器からの
制御信号で前記蒸気元弁を開けて補助蒸気を前記給水加
熱器に供給し、前記節炭器の出口給水温度が予め決めら
れた温度を超えたとき、前記蒸気元弁を閉じて前記給水
加熱器への補助蒸気を止めるようにしたことを特徴とす
る請求項8記載のコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項10】 前記給水加熱器が前記燃料加熱器に流
入する給水を前記蒸気タービンの高圧部の排気あるいは
主蒸気系統からの抽気によって加熱することを特徴とす
る請求項7記載のコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項11】 前記給水加熱器に前記蒸気タービンの
高圧部からの抽気を供給する蒸気元弁と、前記中圧系の
該節炭器の出口給水温度信号に基づいて前記蒸気元弁を
開閉する制御信号を出力する制御器とを備え、前記中圧
系の該節炭器の出口給水温度が予め決められた温度に満
たないとき、前記制御器からの制御信号で前記蒸気元弁
を開けて抽気を前記給水加熱器に供給し、前記節炭器の
出口給水温度が予め決められた温度を超えたとき、前記
蒸気元弁を閉じて前記給水加熱器への抽気を止めるよう
にしたことを特徴とする請求項10記載のコンバインド
サイクル発電プラント。 - 【請求項12】 前記給水加熱器が前記燃料加熱器に流
入する給水を前記排熱回収ボイラの該高圧系の前記節炭
器の出口から抽出される給水より生成するフラッシュ蒸
気によって加熱することを特徴とする請求項7記載のコ
ンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項13】 前記給水加熱器にフラッシュ蒸気を生
成するための温水を供給する温水元弁と、前記中圧系の
該節炭器の出口給水温度信号に基づいて前記温水元弁を
開閉する制御信号を出力する制御器とを備え、前記中圧
系の該節炭器の出口給水温度が予め決められた温度に満
たないとき、前記制御器からの制御信号で前記温水元弁
を開けて温水を前記給水加熱器に供給し、前記節炭器の
出口給水温度が予め決められた温度を超えたとき、前記
温水元弁を閉じて前記給水加熱器への温水を止めるよう
にしたことを特徴とする請求項12記載のコンバインド
サイクル発電プラント。 - 【請求項14】 前記燃料加熱装置が前記排熱回収ボイ
ラの該高圧系の前記節炭器の出口から抽出される給水よ
り生成されるフラッシュ蒸気によって燃料を加熱する燃
料加熱器を備えることを特徴とする請求項1記載のコン
バインドサイクル発電プラント。 - 【請求項15】 前記燃料加熱装置が前記排熱回収ボイ
ラの該高圧ドラム、中圧ドラムおよび低圧ドラムで生成
する蒸気のいずれか1つによって燃料を加熱する燃料加
熱器を備えることを特徴とする請求項1記載のコンバイ
ンドサイクル発電プラント。 - 【請求項16】 前記燃料加熱装置が前記蒸気タービン
の高圧部の排気あるいは主蒸気系統から導く抽気によっ
て給水を加熱する燃料加熱器を備えることを特徴とする
請求項1記載のコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項17】 前記燃料加熱装置がヘッダから導く補
助蒸気によって燃料を加熱する第1燃料加熱器と、前記
排熱回収ボイラの該中圧系の前記節炭器の出口から抽出
される給水によって燃料を加熱する第2燃料加熱器とを
備えることを特徴とする請求項1記載のコンバインドサ
イクル発電プラント。 - 【請求項18】 前記第1燃料加熱器に補助蒸気を供給
する蒸気元弁と、前記第2燃料加熱器に給水を供給する
給水元弁と、前記中圧系の該節炭器の出口給水温度信号
に基づいて前記蒸気元弁および給水元弁を開閉する制御
信号を出力する第1および第2制御器とを備え、前記中
圧系の該節炭器の出口給水温度が予め決められた温度に
満たないとき、前記第1制御器からの制御信号で前記蒸
気元弁を開けて補助蒸気を前記第1燃料加熱器に供給
し、前記節炭器の出口給水温度が予め決められた温度を
超えたとき、前記第2制御器からの制御信号で前記給水
元弁を開けて給水を前記第2燃料加熱器に供給すると共
に、前記第1制御器からの制御信号で前記蒸気元弁を閉
じて前記第1燃料加熱器への蒸気を止めるようにしたこ
とを特徴とする請求項17記載のコンバインドサイクル
発電プラント。 - 【請求項19】 前記燃料加熱装置が前記蒸気タービン
の高圧部の排気あるいは主蒸気系統から導く抽気によっ
て燃料を加熱する第1燃料加熱器と、前記排熱回収ボイ
ラの該中圧系の前記節炭器の出口から抽出される給水に
よって燃料を加熱する第2燃料加熱器とを備えることを
特徴とする請求項1記載のコンバインドサイクル発電プ
ラント。 - 【請求項20】 前記第1燃料加熱器に抽気を供給する
蒸気元弁と、前記第2燃料加熱器に給水を供給する給水
元弁と、前記中圧系の該節炭器の出口給水温度信号に基
づいて前記蒸気元弁および給水元弁を開閉する制御信号
を出力する第1および第2制御器とを備え、前記中圧系
の該節炭器の出口給水温度が予め決められた温度に満た
ないとき、前記第1制御器からの制御信号で前記蒸気元
弁を開けて抽気を前記第1燃料加熱器に供給し、前記節
炭器の出口給水温度が予め決められた温度を超えたと
き、前記第2制御器からの制御信号で前記給水元弁を開
けて給水を前記第2燃料加熱器に供給すると共に、前記
第1制御器からの制御信号で前記蒸気元弁を閉じて前記
第1燃料加熱器への蒸気を止めるようにしたことを特徴
とする請求項19記載のコンバインドサイクル発電プラ
ント。 - 【請求項21】 前記節炭器の出口給水温度信号に基づ
いて制御信号を出力する該第1および第2制御器に代え
て前記蒸気ドラムの器内圧力信号または前記排熱回収ボ
イラの運転開始からの計時終了信号あるいはプラントの
所定の状態を示す信号に基づいて制御信号を出力する第
1および第2制御器を設けたことを特徴とする請求項1
8または20記載のコンバインドサイクル発電プラン
ト。 - 【請求項22】 前記燃料加熱装置が前記燃料加熱器を
通過する加熱媒体量を調節する調節弁と、検出される該
燃料加熱器の出口燃料温度信号と設定値との偏差に基づ
いて前記調節弁の開度を変化させる開度指令信号を出力
する調節器とを備えることを特徴とする請求項2ないし
21のいずれか1項に記載のコンバインドサイクル発電
プラント。 - 【請求項23】 前記調節弁に代えて加熱媒体量を調節
する減圧弁を設けたことを特徴とする請求項22記載の
コンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項24】 前記調節弁に代えて前記燃料加熱器を
通過する燃料量を調節する調節弁を設けたことを特徴と
する請求項22記載のコンバインドサイクル発電プラン
ト。 - 【請求項25】 前記燃料加熱装置が前記燃料加熱器の
加熱媒体系統内で加熱媒体が凝縮して生じたドレンを排
出するドレン弁と、該加熱媒体系統内を流れる加熱媒体
の圧力を調節する減圧弁とを備えることを特徴とする請
求項2ないし24のいずれか1項に記載のコンバインド
サイクル発電プラント。 - 【請求項26】 前記ドレン弁および減圧弁がタイマの
計時終了信号に基づいて制御信号を出力する制御装置を
備え、前記燃料加熱器の起動時、所定の計時時間中、前
記ドレン弁を開放して系内の滞留ドレンを排出するよう
にしたことを特徴とする請求項25記載のコンバインド
サイクル発電プラント。 - 【請求項27】 前記ドレン弁および減圧弁が前記加熱
媒体系統の系内温度信号に基づいて前記ドレン弁および
減圧弁に制御信号を出力する制御装置を備え、前記燃料
加熱器の起動時、系内温度が予め決められた温度を超え
るまでの間、前記ドレン弁を開放して系内の滞留ドレン
を排出するようにしたことを特徴とする請求項25記載
のコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項28】 前記制御装置に代えて前記加熱媒体系
統の系内圧力信号に基づいて前記ドレン弁および減圧弁
に制御信号を出力する制御装置を設けたことを特徴とす
る請求項27記載のコンバインドサイクル発電プラン
ト。 - 【請求項29】 前記制御装置に代えて前記加熱媒体系
統の系内加熱媒体流量信号に基づいて前記ドレン弁およ
び減圧弁に制御信号を出力する制御装置を設けたことを
特徴とする請求項27記載のコンバインドサイクル発電
プラント。
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