JPH1119962A - 合成樹脂製品及びそれを成形する金型装置並びにその成形方法 - Google Patents

合成樹脂製品及びそれを成形する金型装置並びにその成形方法

Info

Publication number
JPH1119962A
JPH1119962A JP17416497A JP17416497A JPH1119962A JP H1119962 A JPH1119962 A JP H1119962A JP 17416497 A JP17416497 A JP 17416497A JP 17416497 A JP17416497 A JP 17416497A JP H1119962 A JPH1119962 A JP H1119962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
cavity
mold
gas
resin product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17416497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3695678B2 (ja
Inventor
Masuo Endo
益夫 遠藤
Takao Matsumoto
孝夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gifu Plastic Industry Co Ltd filed Critical Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP17416497A priority Critical patent/JP3695678B2/ja
Publication of JPH1119962A publication Critical patent/JPH1119962A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3695678B2 publication Critical patent/JP3695678B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】合成樹脂製品の意匠面に外形収縮が生じないよ
うにする。 【解決手段】金型装置13は、固定型14と、その固定
型14に対して接近離間可能な可動型15とから構成さ
れている。両型14,15の成形面14a,15aは互
いに対向して配置され、可動型15が固定型14に接近
したとき、両成形面14a,15aによりキャビティ1
6が形成される。そして、可動型14にはゲート17が
形成され、そのゲート17からは溶融された合成樹脂が
キャビティ16内に射出されるようになっている。そし
て、キャビティ16内には溶融した合成樹脂が充填され
た後、エア圧入針22によりエアを圧入する。この圧入
により、合成樹脂製品11内に中空部が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製品及び
それを成形する金型装置並びにその成形方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、公園等において花壇の周囲に
沿って打ち込まれる擬木等の合成樹脂製品がある。合成
樹脂製品を成形するための金型装置は、固定型と、その
固定型に対して接近離間可能に設けられた可動型とから
構成されている。両型にはキャビティを構成する成形面
が形成されている。そして、ゲートを介してキャビティ
内に溶融された合成樹脂が充填される。充填された合成
樹脂が冷却硬化した後、固定型から可動型を離間する方
向へ移動させ、合成樹脂製品が取り出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、合成樹脂の
充填密度が均一でないため、冷却時に合成樹脂の収縮度
合に部分的な差を生じ、合成樹脂製品の意匠面の一部に
集中的な反り等の外形収縮を生じてしまう。従って、合
成樹脂製品の意匠面の外観品質が低下するという問題が
あった。
【0004】又、キャビティ内に合成樹脂を高圧で充填
すると、残留応力による反り等の外形収縮の発生原因と
なると共に、型締め力が不足していると、両型の間から
合成樹脂が漏れ出て、合成樹脂製品の意匠面にバリが発
生してしまう。そのため、ボルトや高価な油圧シリンダ
等により型締め力を高めなければならず、結果として金
型装置の構造が複雑化するという問題がある。
【0005】更に、外形収縮を抑制するために、合成樹
脂の溶融温度を上げ、その流動性を高めることも考えら
れるが、合成樹脂の温度を上げるのに伴い、気泡が多く
発生するようになる。そのため、合成樹脂が冷却硬化す
ると、合成樹脂製品の意匠面に気泡跡が残る。よって、
合成樹脂製品の意匠面がただれてしまい、外形収縮同様
に合成樹脂製品の意匠面の外観品質が低下するという問
題もある。
【0006】この発明は、前記各問題点を解決するため
になされたものであり、第1の目的は、低い射出圧で合
成樹脂の流動性を高めることによって、合成樹脂製品の
意匠面に反り等の外形収縮を防止することにより、外観
品質の向上を図り、合成樹脂製品の負荷価値を高めるこ
とにある。又、第2の目的は、金型の構造が複雑化する
のを防止するのを防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ポリオレフィン系合成樹脂を粉砕し、それを加熱・
混練して射出成形する際に2〜10kg/cm2 の気
体を圧入することにより、内部に中空部を形成したこと
を要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、開閉可能な一対
の金型のキャビティ内に合成樹脂を充填して合成樹脂製
品を成形するようにした合成樹脂製品の金型装置におい
て、前記キャビティ内の合成樹脂に気体を圧入するため
の気体圧入手段をキャビティに対して進退可能に設けた
ことを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の金型装置において、気体圧入手段は、合成樹脂が射出
されるゲートの近傍においてキャビティ内に気体を圧入
するものであることを要旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項2又は請
求項3に記載の金型装置において、気体圧入手段は、筒
体と、その筒体内に設けられた心棒とを含み、筒体と心
棒との間には気体流通路が形成されていることを要旨と
する。
【0011】請求項5に記載の発明は、一対の金型を閉
じて両金型間にキャビティを形成する工程と、そのキャ
ビティ内に合成樹脂を充填して合成樹脂製品を成形する
成形工程と、キャビティ内に充填された合成樹脂が硬化
する前に、気体圧入手段にて気体を合成樹脂内に圧入す
る気体圧入工程とを備えたことを要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の合成樹脂製品の製造方法において、気体圧入工程で
は、金型のゲート付近において合成樹脂内に気体が圧入
されることを要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づいて説明する。図1(a),(b)に
示すように、一端が先細り円柱状をなす合成樹脂製品1
1は、合成樹脂としてのポリエチレンから構成されてい
る。合成樹脂製品11の一端部には中空部12が形成さ
れ、この中空部12は合成樹脂製品11の長手方向に沿
って延びている。
【0014】次に、合成樹脂製品11を製造するための
金型装置13について説明する。図2,図3に示すよう
に、金型装置13は固定型14と可動型15とから構成
され、可動型15は固定型14に対して接近離間可能に
なっている。両型14,15には一対の成形面14a,
15aがそれぞれ形成され、それらにより、一対のキャ
ビティ16が形成される。可動型14及び両型14,1
5間には各キャビティ16に連通するゲート17が形成
され、そのゲート17からは溶融されたポリエチレンが
キャビティ16内に射出される。
【0015】図3,図9(a)〜(c)に示すように、
前記固定型14の両側面には一対のエアシリンダ18が
ブラケット19を介して取り付けられている。各エアシ
リンダ18におけるロッド18aの先端には接続管20
が固定され、各接続管20にはエアを送るためのチュー
ブ21がそれぞれ接続されている。各接続管20の先端
にはエア圧入針22がそれぞれ取り付けられ、各エア圧
入針22は、固定型14の上面に凹設された溝部14b
内に摺動可能に挿入されて、キャビティ16に対して進
退可能であり、止め片23により溝部14bから逸脱し
ないようになっている。図2に示すように、エア圧入針
22はゲート17のキャビティ16側開口に近接して配
置されている。エアシリンダ18、接続管20、エア圧
入針22等により気体圧入手段が構成されている。
【0016】そして、図9(b)に示すように、エアシ
リンダ18の駆動によりそのロッド18aが突出する
と、各エア圧入針22の先端はキャビティ16内に進入
する。一方、図9(a)に示すように、ロッド18aが
収縮すると、各エア圧入針22の先端はキャビティ16
内から後退する。
【0017】図9(c)に示すように、エア圧入針22
は、筒体24と、その筒体24内に挿入された心棒25
とから構成されている。この筒体24と心棒25との間
の隙間は、気体流通路としてのエア通路26となってい
る。本実施形態において、エア通路26の隙間の広さは
0.05〜0.10mmとなっており、0.08mmが
最も好ましい。そして、エアは前記チューブ21、接続
管20を介してエア圧入針22のエア通路26から供給
されるようになっている。
【0018】次に、上記の金型装置13を用いた合成樹
脂製品11の製造方法について説明する。図3に示すよ
うに、可動型15を固定型14に接近させて、両型1
4,15を閉じると、合成樹脂製品11を成形するため
のキャビティ16が形成される。キャビティ16が形成
された直後に、図4に示すように、エアシリンダ18の
駆動により、そのロッド18aが突出され、エア圧入針
22の先端がキャビティ16内に進入される。そして、
この状態からゲート17を介して溶融されたポリエチレ
ンを射出する。すると、図5に示すように、キャビティ
16内には溶融したポリエチレンが充填される。図示し
ない検出器により、キャビティ16全体にポリエチレン
が充填されたと検出されると、ポリエチレンの射出が停
止される。継いで、両型14,15の冷却が開始され
る。なお、エア圧入針22におけるエア通路26は僅か
な隙間であるため、エア通路26内に溶融したポリエチ
レンが詰まるおそれはない。
【0019】一方、ポリエチレンの充填途中にエア圧入
針22の先端から2〜3kg/cm2 の圧力でもって
エアが圧入される。すると、エアによって樹脂の流動性
がよくなり、充填が完了した時に図6に示すように、ポ
リエチレン内に中空部12が形成される。その後、図7
に示すように、ポリエチレンが完全に冷却硬化する前
に、エアシリンダ18の駆動により、そのロッド18a
が後退され、エア圧入針22はキャビティ16外に抜か
れる。このとき、ポリエチレンの柔軟性が残存している
ため、エア圧入針22を抜くのに伴い、流動するポリエ
チレンがエア圧入針22の後退に追従し、ポリエチレン
中に抜き跡が残ることはない。そして、図8に示すよう
に、ポリエチレンが冷却硬化した後、型開きされ、合成
樹脂製品11が取り出される。
【0020】次に、本実施形態から見い出せる効果を以
下に記載する。 ・キャビティ16内に充填された合成樹脂が硬化する前
に、中空部12を形成すべく、エア圧入針22によりエ
アを合成樹脂内に圧入したため、合成樹脂の硬化に伴う
収縮分が中空部12の内圧によって補償される。換言す
れば、合成樹脂の硬化に伴う収縮は、中空部12が拡大
することによって吸収される。従って、合成樹脂製品1
1の意匠面に外形収縮が現れるのを防止できる。
【0021】・合成樹脂製品11内に中空部12を設け
たため、合成樹脂の使用量を減らすことができる。よっ
て、合成樹脂製品11の軽量化を図ることができるとと
もに、材料費を低減することができる。
【0022】・合成樹脂製品11に外形収縮が生じない
ため、キャビティ16内に合成樹脂を高圧で射出して合
成樹脂の充填密度を高めなくてもよく、両金型14,1
5の型締め力を高める必要がない。そのため、両金型1
4,15の型締め力を高めるための型締め用のボルトや
高価な油圧シリンダ等が不要になる。従って、部品点数
を少なくできるとともに、両型14,15の構造が複雑
化するのを防止できる。
【0023】・合成樹脂製品11に外形収縮が生じない
ようにするために、合成樹脂製品11を成形する際にお
いて、合成樹脂を高温にしてその流動性の向上を図らな
くてもよい。そのため、合成樹脂の温度上昇に伴い、同
合成樹脂に気泡が発生することがない。従って、成形さ
れる合成樹脂製品11の意匠面に気泡跡が残らなくな
り、合成樹脂製品11の意匠面の外観品質が低下するの
を防止することができる。
【0024】・細長状の筒体24内に心棒25を設け、
それらの間に僅かな隙間からなるエア通路26を形成し
たため、キャビティ16内に溶融した合成樹脂が充填さ
れても、エア通路26内にその合成樹脂が侵入するのを
確実に防止することができる。従って、簡単な構造にも
拘わらず、エア通路26が目詰まりするのを防止でき
る。
【0025】・キャビティ16内に合成樹脂が充填され
た後、ゲート17付近における合成樹脂にエアを圧入す
るようにした。即ち、ゲート17付近の合成樹脂は他の
部分よりも柔軟性があるため、エア圧入針22のエア通
路26から低圧でエアを圧入することができる。
【0026】・ゲート17付近の合成樹脂は最後に硬化
するため、この部分での外形収縮がが生じ易いが、この
ゲート17の付近でエアを圧入するため、外形収縮を確
実に防止できる。
【0027】なお、前記実施形態は次のように構成して
もよい。 ・中空部12内に不活性ガスを圧入すること。 ・ポリエチレンに換えて、例えばポリプロピレン等、他
のポリオレフィン系合成樹脂に変更すること。
【0028】・各キャビティ16の中央部付近又はゲー
ト17の反対側に各エア圧入針22を設け、合成樹脂製
品11の一端部のみならず中央部又は他端部にも中空部
12を形成すること。この構成によれば、合成樹脂製品
11の意匠面に外形収縮がより一層生じにくくなる。
【0029】・前記実施形態では、ポリエチレンの充填
途中に2〜3kg/cm2 の圧力でもってエアを圧入
したが、この数値に限定されることなく、2〜10kg
/cm2 の範囲内であれば、任意の数値に変更しても
よい。
【0030】次に、前記実施形態から把握できる請求項
以外の技術的思想について、それらの効果とともに記載
する。 ・気体圧入工程では、2〜10kg/cm2 の圧力で
もって合成樹脂内に気体が圧入される請求項5又は請求
項6に記載の合成樹脂製品の製造方法。この方法によれ
ば、低い射出圧で合成樹脂の流動性を高められる。
【0031】・気体圧入工程では、2〜3kg/cm2
の圧力でもって合成樹脂内に気体が圧入される請求項
5又は請求項6に記載の合成樹脂製品の製造方法。低い
射出圧で合成樹脂の流動性をより一層高められる。
【0032】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、低い射出圧で合成樹脂の流動性を高められ
る。従って、合成樹脂製品の意匠面に反り等の外形収縮
を防止して、外観品質の向上を図ることができ、合成樹
脂製品の負荷価値を高めることができる。又、中空部に
より合成樹脂の使用量を減らすことができるので、合成
樹脂の軽量化を図ることができる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、合成樹脂
内に気体を圧入するための気体圧入手段を設けたため、
両金型の型締め力を高めることなく合成樹脂の外形収縮
を防止できる。そのため、両金型の型締め力を高めるた
めの型締め用のボルトや油圧シリンダ等が必要ない。従
って、金型の構造が複雑化するのを防止できる。
【0034】請求項3に記載の発明によれば、ゲートの
近傍に気体を圧入することにより、合成樹脂製品に外形
収縮が生じるのを確実に防止することができる。請求項
4に記載の発明によれば、気体流通路内に合成樹脂が侵
入するのを確実に防止することができるため、簡単な構
造にも拘わらず、気体流通路が詰まるのを防止できる。
【0035】請求項5に記載の発明によれば、合成樹脂
内に気体を圧入することにより、合成樹脂の充填密度を
高めることができ、合成樹脂製品に外形収縮が生じるの
を防止することができる。
【0036】請求項6に記載の発明によれば、キャビテ
ィ内に合成樹脂が充填された後において、ゲート付近に
おける合成樹脂の柔軟性が最も高いので、気体を低圧か
つ迅速に圧入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は合成樹脂製品の一部切り欠き斜視図、
(b)は(a)のX−X断面図。
【図2】金型装置の断面図。
【図3】図2のY−Y断面図。
【図4】キャビティ内にエア圧入針を挿入した状態を示
す金型装置の断面図。
【図5】キャビティ内に合成樹脂を充填した状態を示す
金型装置の断面図。
【図6】合成樹脂にエアを圧入した状態を示す金型装置
の断面図。
【図7】キャビティ内からエア圧入針を抜いた状態を示
す金型装置の断面図。
【図8】金型装置を型開きした状態を示す金型装置の断
面図。
【図9】(a)はエア圧入針が後退した状態を示す平面
図、(b)はエア圧入針が突出した状態を示す平面図、
(c)はエア圧入針の断面図。
【符号の説明】 11…合成樹脂製品、12…中空部、14…固定型、1
5…可動型、16…キャビティ、17…ゲート、18…
エアシリンダ(気体圧入手段)、20…接続管(気体圧
入手段)、22…エア圧入針(気体圧入手段)、24…
筒体、25…心棒、26…エア通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオレフィン系合成樹脂を粉砕し、それ
    を加熱・混練して射出成形する際に2〜10kg/cm
    2 の気体を圧入することにより、内部に中空部を形成
    した合成樹脂製品。
  2. 【請求項2】開閉可能な一対の金型のキャビティ内に合
    成樹脂を充填して合成樹脂製品を成形するようにした合
    成樹脂製品の金型装置において、 前記キャビティ内の合成樹脂に気体を圧入するための気
    体圧入手段をキャビティに対して進退可能に設けた合成
    樹脂製品の金型装置。
  3. 【請求項3】気体圧入手段は、合成樹脂が射出されるゲ
    ートの近傍においてキャビティ内に気体を圧入するもの
    である請求項2に記載の金型装置。
  4. 【請求項4】気体圧入手段は、筒体と、その筒体内に設
    けられた心棒とを含み、筒体と心棒との間には気体流通
    路が形成されている請求項2又は請求項3に記載の金型
    装置。
  5. 【請求項5】一対の金型を閉じて両金型間にキャビティ
    を形成する工程と、 キャビティ内に合成樹脂を充填して合成樹脂製品を成形
    する成形工程と、 キャビティ内に充填された合成樹脂が硬化する前に、気
    体圧入手段にて気体を合成樹脂内に圧入する気体圧入工
    程とを備えた合成樹脂製品の製造方法。
  6. 【請求項6】気体圧入工程では、金型のゲート付近にお
    いて合成樹脂内に気体が圧入される請求項5に記載の合
    成樹脂製品の製造方法。
JP17416497A 1997-06-30 1997-06-30 縦長の合成樹脂製品の金型装置 Expired - Fee Related JP3695678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17416497A JP3695678B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 縦長の合成樹脂製品の金型装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17416497A JP3695678B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 縦長の合成樹脂製品の金型装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1119962A true JPH1119962A (ja) 1999-01-26
JP3695678B2 JP3695678B2 (ja) 2005-09-14

Family

ID=15973828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17416497A Expired - Fee Related JP3695678B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 縦長の合成樹脂製品の金型装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3695678B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3695678B2 (ja) 2005-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2005118251A3 (en) Injection port and method of making the same
JP4771812B2 (ja) 射出成形体の成形方法、並びに射出成形装置
CN102602010A (zh) 一种用于方形薄壁平板件rtm单向注射成形的装置及方法
JPH1119962A (ja) 合成樹脂製品及びそれを成形する金型装置並びにその成形方法
JP2704715B2 (ja) 中空物の射出成形方法及びその装置
CN103079792A (zh) 具有补偿结构的成形装置
JP3326752B2 (ja) 接合部を有する成形品の成形方法および成形用金型
JP6615040B2 (ja) シリンダ成形用金型及びそれを用いたシリンダ成形方法
US3651203A (en) Process for the manufacture of solid parts from thermo-plastic material
JP3000537B2 (ja) 合成樹脂成形品の成形方法
JP2784748B2 (ja) 中空物の射出成形方法及びその装置
JP2003053784A (ja) 射出成形方法および射出成形用金型装置
CN111016105B (zh) 一种嵌件成型方法及装置
JPH0675898B2 (ja) 射出圧縮成形方法および成形機
JP2000084982A (ja) 射出成形用金型及びそれを用いる射出成形方法
JPH04270615A (ja) 中空体の製造方法
JP2005014317A (ja) 射出成形方法と成形用金型装置
JP3604426B2 (ja) 回転体およびその成形方法
JPH054977Y2 (ja)
JP2709853B2 (ja) 射出成形方法
JP4070833B2 (ja) 中空成形品の射出成形方法および射出成形用金型
JPH04270616A (ja) プラスチック製中空体およびその型構造
JPH0675897B2 (ja) 射出圧縮成形方法および成形機
JPS58145428A (ja) プラスチツクの射出成形方法
JP2004148639A (ja) 射出成形方法および射出成形機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080708

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130708

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees