JPH11199157A - 昇降機の既設主索巻取り装置 - Google Patents

昇降機の既設主索巻取り装置

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JPH11199157A
JPH11199157A JP170098A JP170098A JPH11199157A JP H11199157 A JPH11199157 A JP H11199157A JP 170098 A JP170098 A JP 170098A JP 170098 A JP170098 A JP 170098A JP H11199157 A JPH11199157 A JP H11199157A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設主索を吊り降ろすウインチや既設主索を
巻き取るドラムを要せずに、安全かつ容易に既設主索を
回収できる昇降機の既設主索巻取り装置の提供。 【解決手段】 昇降路5の下部に、既設主索6を巻き取
った状態で受入れる丸形容器23と、この丸形容器23
内に既設主索6を導く主索ガイド24とを備え、既設主
索6と新設主索7とを連結する主索接続体26を有し、
昇降路5の上部で乗かご10を保持するとともに、昇降
路5の下部でつり合いおもり11を保持することにより
既設主索6を弛ませた状態にして、この既設主索6の一
端を乗かご10から切断した後、この既設主索6の一端
と新設主索7の一端とを主索接続体26を介して連結
し、最上階乗場13から新設主索7を送り出しながら、
既設主索6の他端側の自重により既設主索6および新設
主索7を移動させて、既設主索6を丸形容器23で巻き
取りながら回収するとともに、新設主索7を掛回す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗かごおよびつり
合いおもりを吊上げる複数本の既設主索を新設主索と交
換する際、既設主索を回収する昇降機の既設主索巻取り
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の昇降機の主索交換方法によ
り既設主索を回収する工程を説明する図、図7は既設主
索を回収する工程の他の例を説明する図、図8は従来の
昇降機の主索交換方法により新設主索を敷設する工程を
説明する図、図9は一般的なロープ式昇降機の全体構成
を示す斜視図である。
【0003】一般にロープ式昇降機では、図9に示すよ
うに、機械室1内に巻上機2が設置され、この巻上機2
に綱車3が取付けられ、この綱車3の近傍にそらせ車4
が配置されており、これらの綱車3およびそらせ車4に
複数本の既設主索6が巻掛けられている。また、機械室
1下方の昇降路5内には、既設主索6の一端にソケット
8、シンブルロッド8aを介して連結される乗かご10
と、既設主索6の他端にソケット9、シンブルロッド9
aを介して連結されるつり合いおもり11とが設けられ
ている。上記のソケット8は、図示しないピンを介して
シンブルロッド8aの一端に取付けられ、このシンブル
ロッド8aは、図示しないばね体を介して乗かご10の
枠体10aに連結されている。同様に、上記のソケット
9は、図示しないピンを介してシンブルロッド9aの一
端に取付けられ、このシンブルロッド9aは、図示しな
いばね体を介してつり合いおもり11の枠体11aに連
結されている。
【0004】例えば、中層あるいは高層ビル用の昇降機
の場合は既設主索6が長くなりこの既設主索6の重量が
大きくなるため、従来、図6のウインチ16や図8の主
索巻取りドラム21を用いて次のような方法で主索交換
を行なうようになっている。すなわち、まず昇降路5の
上部で作業者15がチェーンブロック17を操作して、
図6に示すようにこのチェーンブロック17により乗か
ご10を保持するとともに、昇降路5下部のピット12
で支持台19によりつり合いおもり11を保持すること
により、既設主索6を弛ませる。この状態で機械室1内
に設置したウインチ16を用いて既設主索6を吊り降ろ
すとともに、最下階乗場14に仮設した主索巻取りドラ
ム21を作業者15cが回転駆動することにより、この
主索巻取りドラム21に既設主索6を巻き取る。
【0005】次いで、図8に示すように、機械室1内の
作業者15dが主索巻ドラム18に巻納められた新設主
索7をそらせ車4および巻上機2の綱車3へ巻回すると
ともに、機械室1から新設主索7の一端のソケット9を
昇降路5の下方まで下降させて、昇降路5下部に設置し
た作業足場20上の作業者15aがソケット9をつり合
いおもり11と連結し、乗かご10上の作業者15が新
設主索7の他端を乗かご10と連結するようになってい
る。
【0006】なお、上記のように複数本の既設主索6を
新設主索7と交換する際、例えば複数本の既設主索6を
すべて取外した後に新設主索7を掛ける方法と、複数本
の既設主索6を1本ずつ取外しながら、各既設主索6と
対応する新設主索7を順次掛ける方法とがある。
【0007】また、図7に示すように、昇降路5下部の
ピット12で作業者15eが人力により既設主索6を巻
き取ることもできるが、この場合には大きな労力を要す
るとともに、既設主索6に主索油や塵埃が付着している
ため、滑りやすく巻取り作業が困難であり、ピット12
の作業床や作業者15eの作業服が汚れるという問題が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の昇降機の既設主索巻取り装置では、最下階乗場14
に仮設した主索巻取りドラム21で巻き取ることにより
既設主索6を回収する際、最下階乗場14の作業者15
cが主索巻取りドラム21を回転駆動する必要があるた
め、この既設主索6の回収作業に長時間を要し重労働で
あるとともに、主索巻取りドラム21が大型なものであ
るため運搬しにくいと問題がある。
【0009】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、既設主索を吊り
降ろすウインチや、既設主索を巻き取る主索巻取りドラ
ムを要せずに、安全かつ容易に既設主索を回収すること
のできる昇降機の既設主索巻取り装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、昇降路内を上下動する乗かごおよびつり
合いおもりと、これらの乗かごおよびつり合いおもりを
吊り上げる複数本の主索と、この複数本の主索が巻掛け
られ、上記昇降路の上方の機械室に設置される巻上機と
を有する昇降機の既設主索巻取り装置において、上記昇
降路の下部および最下階乗場の少なくとも一方に、上記
既設主索を巻き取った状態で受入れる丸形容器と、この
丸形容器内に上記既設主索を導く主索ガイドとを設ける
とともに、上記既設主索と上記新設主索とを接続する主
索接続体を有し、上記昇降路の上部で上記乗かごを保持
するとともに、上記昇降路の下部で上記つり合いおもり
を保持することにより上記既設主索を弛ませた状態にし
て、この既設主索の一端を上記乗かごから切断した後、
この既設主索の一端と上記新設主索の一端とを上記主索
接続体を介して連結し、上記昇降路の最上階乗場から上
記新設主索を送り出しながら、上記丸形容器で上記既設
主索を回収する構成にしてある。
【0011】上記のように構成した本発明では、昇降路
の上部で乗かごを保持するとともに、昇降路の下部でつ
り合いおもりを保持することにより既設主索を弛ませた
状態で、この既設主索の一端を乗かご側から切り離し
て、この既設主索の一端と新設主索の一端とを主索接続
体を介して連結し、昇降路の最上階乗場から新設主索を
送り出すことにより、既設主索の他端側の自重で既設主
索および新設主索を徐々に移動させて、既設主索を吊り
降ろすとともに、新設主索を機械室に設置される巻上機
などに掛回す。その際、丸形容器の上方で主索ガイドに
より既設主索を案内するとともに、既設主索を丸形容器
内に受け入れて巻き取りながら回収する。これによっ
て、既設主索を吊り降ろすウインチや、既設主索を巻き
取る主索巻取りドラムを特に要せずに、安全かつ容易に
既設主索を回収することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の昇降機の既設主索
巻取り装置の実施の形態を図に基づいて説明する。図1
は本発明の一実施形態に係わる既設主索巻取り装置を備
えた昇降機の説明図、図2は図1の既設主索巻取り装置
に設けられる主索接続体を示す説明図、図3は図1の既
設主索巻取り装置に設けられる丸形容器および主索ガイ
ドを示す説明図、図4は丸形容器の内部に装着される巻
装板を説明する図、図5は丸形容器に形成される主索結
束用穴を説明する図である。なお、図1〜図5において
前述した図6〜図9に示すものと同等のものには同一符
号を付してある。
【0013】図1に示す本実施形態の既設主索巻取り装
置22は、昇降路5の下部の作業足場20上に設けられ
る丸形容器23と、この丸形容器23と複数本の支柱2
4aを介して連結され、丸形容器23内に既設主索6を
導く主索ガイド24と、既設主索6の一端と新設主索7
の一端とを接続する主索接続体26とから主として構成
されている。
【0014】丸形容器23は、上部開口を有し、下底付
き円筒形状に形成されている。この丸形容器23は上方
に向かってやや開くとともに、図5に示すように、丸形
容器23の側部に所定間隔をおいて複数の主索結線用穴
23aが底部から上方へ向かって形成されている。ま
た、この丸形容器23の上部内側には、図4に示すよう
に、既設主索6を巻装可能な巻装板25が装着されてお
り、この巻装板25は下方に向かってやや先細り状に形
成されるとともに、下部開口が設けられている。さら
に、巻装板25は、4つの部分に分割可能な構造で丸形
容器23の上部に掛止され、簡単に丸形容器23から取
外しできる。
【0015】主索接続体26は、図2に示すように、一
端側が他端側に対して回転可能な接続部材(いわゆるス
イベルジョイント)26aと、この接続部材26aを既
設主索6の一端に連結する第1連結部材26bと、接続
部材26aを新設主索7の一端に連結する第2連結部材
26cとからなっている。この主索接続体26を介して
既設主索6の一端と新設主索7の一端とを接続する際、
乗かご10の枠体10aに対して台付きワイヤ29a、
張線器29および主索把握器28を介して既設主索6の
一端を引張することにより既設主索6の一端を把持し、
シンブルロッド8aのばね8cのテンションを無効とし
た状態で、既設主索6の一端を乗かご10側のソケット
8から切離して、この切離した既設主索6の一端を第1
連結部材26bを介して接続部材26aと連結するよう
になっている。
【0016】この実施形態にあっては、次のように主索
交換を行なうようになっている。すなわち、まず昇降路
5の上部でチェーンブロック17を介して乗かご10を
保持するとともに、昇降路5下部のピット12に設けた
支持台19上につり合いおもり11を載置する。この状
態で、乗かご10上の作業者15がチェーンブロック1
7を操作して乗かご10を少し吊上げることにより、既
設主索6を弛ませる。次いで、昇降路5下部のピット1
2に設けた作業足場20上の作業者15aがつり合いお
もり11に連結されるシンブルロッド9aから既設主索
6に取付けられたソケット9を取外す。
【0017】次いで、図2に示すように、既設主索6の
一端を主索把握器28で把握し、この主索把握器28に
張線器29を取付けるとともに、乗かご10の枠体10
aと張線器29とを台付きワイヤ29aで結合した後、
張線器29の操作により既設主索6の一端を乗かご10
側に引き寄せてばね8cのテンションを無効とした状態
で既設主索6をソケット8上部で切断し、この既設主索
6の端部を主索接続体26の第1連結部材26bに挿入
して、既設主索6が第1連結部材26bに密着するよう
手で2、3回扱き、第1連結部材26bの先端に図示し
ないビニールテープを巻付けて、既設主索6と第1連結
部材26bとを確実に連結する。さらに、最上階乗場1
3に設置した主索巻ドラム18から新設主索7を繰り出
し、この新設主索7の端部を主索接続体26の第2連結
部材26cに挿入して、この新設主索7が第2連結部材
26cに密着するよう手で2、3回扱き、第2連結部材
26cの先端に図示しないビニールテープを巻付けて、
新設主索6と第2連結部材26cとを確実に連結する。
【0018】このようにして既設主索6の一端と新設主
索7の一端とを主索接続体26を介して接続した後、図
1に示すように、最上階乗場13の作業者15bが新設
主索7を送り出す。その結果、既設主索6の他端側(す
なわちつり合いおもり11側)の自重が一端側(すなわ
ち乗かご10側)の自重より大きいため、既設主索6の
他端側が下降するとともに、新設主索7が引出されて巻
上機2の綱車3などに巻掛けられる。このとき、昇降路
5下部のピット12に設けた作業足場20上の作業者1
5aが、図4に示すように既設主索6の他端を主索ガイ
ド24に挿通すると、既設主索6は、丸形容器23の中
央部上方を通るように主索ガイド24で案内されるとと
もに、丸形容器23の内側面に沿って回動させながら下
方から上方へ次第に積層するので、この既設主索6が丸
形容器23内に巻き取られた状態で受け入れられる。そ
の後、丸形容器23の内側面に沿って既設主索6が巻装
板25近傍まで巻上げられると、この巻装板25の案内
により既設主索6が丸形容器23の底部に送り込まれ
て、丸形容器23の中央寄りの部分で既設主索6が巻き
取られるので、既設主索6が丸形容器23からはみ出す
ことがない。このようにして丸形容器23で既設主索7
を巻き取りながら回収した後、図5に示すように、主索
結束用穴23aを介して番線23bを挿入して巻き取っ
た既設主索7を結束するようになっている。
【0019】また、新設主索7に撚りが生じていた場
合、既設主索6と新設主索7とを連結する主索接続体2
6の接続部材26aが回転することにより、上記の撚り
が吸収される。これによって、丸形容器23からはみ出
すことなく、既設主索7を巻き取りながら回収できる。
【0020】このようにして丸形容器23で既設主索7
を回収して番線23bで結束した後、巻装板25を丸形
容器23から取外すとともに、既設主索7を丸形容器2
3から取出して最下階乗場14に搬出する。次いで、新
設主索7の他端(すなわち乗かご10側の端部)を主索
把握器28で把握し、この主索把握器28に張線器29
を取付けるとともに、乗かご10の枠体10aと張線器
29とを台付きワイヤ29aで結合した後、張線器29
の操作により新設主索7の他端を乗かご10側に引き寄
せた状態で、この新設主索7の他端を主索巻ドラム18
から取外して、新設主索7の他端にソケット8を固設し
た後、このソケット8をシンブルロッド8aを介して乗
かご10の枠体10aに接続し、この新設主索7の他端
から主索把握器28を取外す。これにより、新設主索7
の一端側(すなわちつり合いおもり11側)の自重が他
端側(すなわち乗かご10側)の自重より大きいため、
新設主索7の他端側が張設された状態となる。
【0021】次いで、新設主索7の一端をつり合いおも
り11のシンブルロッド9aの先端に合わせ、新設主索
7の初期伸びを考慮して新設主索7を所定長さに切断
し、この新設主索7の切断した端部にソケット9を固設
した後、このソケット9をシンブルロッド9aを介して
つり合いおもり11の枠体11aに接続する。
【0022】このようにして1本の既設主索6を取外し
て1本の新設主索7を取付けた後、複数本の残りものに
関しても同様の手順を繰返すことにより、すべての既設
主索6を新設主索7と交換した後、乗かご10上の作業
者15がチェーンブロック17を操作して乗かご10を
下降させる結果、この乗かご10とつり合いおもり11
とが新設主索17を介して懸垂支持される。最後に、チ
ェーンブロック17および吊上ロープ17aを取外すと
ともに、巻上機2を低速で運転してつり合いおもり11
をわずかに上昇させて支持台19から離した後、この支
持台19および作業足場20を解体撤去して新設主索7
の張力を調整して正規運転に移行するようになってい
る。
【0023】このように構成した実施形態では、既設主
索6の一端と新設主索7の一端とを主索接続体26を介
して連結し、最上階乗場13から新設主索7を送り出す
ことにより既設主索6を吊り降ろすとともに、この既設
主索6の他端側を昇降路5のピット12に配置した丸形
容器22で受け入れながら自動的に巻き取るので、従来
のように既設主索6を吊り降ろすウインチや、既設主索
6を巻き取る主索巻取りドラムを特に要せずに済む。
【0024】また、本実施形態では、最上階乗場13か
ら新設主索7を送り出すことにより、新設主索7を巻上
機2の綱車3などに巻掛ける工程と、既設主索6を丸形
容器22で回収する工程とを同時に行なえるので、従来
のように上記の2つの工程を順次行なうものと比べて、
主索交換作業が迅速である。
【0025】また、本実施形態では、主索接続体26の
接続部材26aが回転することにより、新設主索7の撚
りが吸収されるので、丸形容器23からはみ出すことな
く既設主索7を巻き取りながら回収できる。さらに、新
設主索7の撚り戻しながら、新設主索7を巻上機2の綱
車3に巻掛けるので、複数本の新設主索7の張力をほぼ
均一にすることができ、主索交換後の新設主索7の張力
調整作業を簡単かつ短時間で行なえる。
【0026】
【発明の効果】以上のように構成したので本発明は、既
設主索を吊り降ろすウインチや既設主索を巻き取る主索
巻取りドラムを要せずに、安全かつ容易に既設主索を回
収でき、したがって、主索交換の作業効率を向上できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる既設主索巻取り装
置を備えた昇降機の説明図である。
【図2】図1の既設主索巻取り装置に設けられる主索接
続体を示す説明図である。
【図3】図1の既設主索巻取り装置に設けられる丸形容
器および主索ガイドを示す説明図である。
【図4】丸形容器の内部に装着される巻装板を説明する
図である。
【図5】丸形容器に形成される主索結束用穴を説明する
図である。
【図6】従来の昇降機の主索交換方法により既設主索を
回収する工程を説明する図である。
【図7】既設主索を回収する工程の他の例を説明する図
である。
【図8】従来の昇降機の主索交換方法により新設主索を
敷設する工程を説明する図である。
【図9】一般的なロープ式昇降機の全体構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】 1 機械室 2 巻上機 3 綱車 5 昇降路 6 既設主索 7 新設主策 10 乗かご 11 つり合いおもり 12 ピット 13 最上階乗場 14 最下階乗場 22 既設主索巻取り装置 23 丸形容器 23a 主索結束用穴 24 主索ガイド 24a 支柱 25 巻装板 26 主索接続体 26a 接続部材 26b 第1連結部材 26c 第2連結部材 28 主索把握器 29 張線器 29a 台付きロープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内を上下動する乗かごおよびつり
    合いおもりと、これらの乗かごおよびつり合いおもりを
    吊り上げる複数本の主索と、この複数本の主索が巻掛け
    られ、上記昇降路の上方の機械室に設置される巻上機と
    を有する昇降機の既設主索巻取り装置において、 上記昇降路の下部および最下階乗場の少なくとも一方
    に、上記既設主索を巻き取った状態で受入れる丸形容器
    と、この丸形容器内に上記既設主索を導く主索ガイドと
    を設けるとともに、上記既設主索と上記新設主索とを接
    続する主索接続体を有し、上記昇降路の上部で上記乗か
    ごを保持するとともに、上記昇降路の下部で上記つり合
    いおもりを保持することにより上記既設主索を弛ませた
    状態にして、この既設主索の一端を上記乗かごから切断
    した後、この既設主索の一端と上記新設主索の一端とを
    上記主索接続体を介して連結し、上記昇降路の最上階乗
    場から上記新設主索を送り出しながら、上記丸形容器で
    上記既設主索を回収するようにしたことを特徴とする昇
    降機の既設主索巻取り装置。
  2. 【請求項2】 上記丸形容器の内側に、上記既設主索を
    巻装可能な巻装板を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の昇降機の既設主索巻取り装置。
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