JPH11197959A - ボルトかしめ装置 - Google Patents

ボルトかしめ装置

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JPH11197959A
JPH11197959A JP435798A JP435798A JPH11197959A JP H11197959 A JPH11197959 A JP H11197959A JP 435798 A JP435798 A JP 435798A JP 435798 A JP435798 A JP 435798A JP H11197959 A JPH11197959 A JP H11197959A
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JP
Japan
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bolt
die
pair
cylindrical
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP435798A
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English (en)
Inventor
Hironori Suzuki
弘典 鈴木
Junro Matsubayashi
潤朗 松林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルトかしめ装置において、円筒形ダイスに
ボルトの軸部を容易に挿入することができるようにす
る。 【解決手段】 ボルトかしめ装置1は、円筒形ダイス2
と、該円筒形ダイス2を操作するダイス操作機構3とを
備えていて、上記円筒形ダイス2の孔部2a内にボルト
101の軸部107を挿入して、上記ダイス2を上記ダ
イス操作機構3で操作して、上記ダイス2の端面で上記
ボルト101の軸部102のつけ根の被かしめ部104
を塑性変形させてかしめ部を形成し、該かしめ部と上記
ボルト101の頭部103との間でボルト取付部材20
1の表、裏面を挾着して、上記ボルト取付部材201に
ボルト101を取付けるようになっている。上記円筒形
ダイス2は、一対の略半円筒形の割形2b,2cに分割
されていて、上記一対の割形2b,2cの一端側は軸に
よって回動可能に連結されていて、上記軸を中心に回動
させることにより、上記一対の割形2b,2cの他端側
が開閉するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板等のボルト取
付部材にボルトを取付けるために、ボルトにかしめ加工
を施すためのボルトかしめ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼板等にボルトを取付ける方法として、
例えば特開昭58−74911号が知られている。
【0003】上記ボルトの取付方法は、図7〜図8に示
したようにボルト101の軸部(ネジ部)102のつけ
根に、上記軸部102よりも大径で頭部103よりも小
径の被かしめ部104を設け、該被かしめ部104を、
鋼板等のボルト取付部材201に設けたボルト取付孔2
02に挿入したのち、上記被かしめ部104にかしめ加
工を施して、上記取付孔202よりも大径の塑性変形部
つまりかしめ部105を形成し、該かしめ部105と上
記頭部103の間で上記鋼板等のボルト取付部材201
のボルト取付孔202の周縁部を挾着して上記ボルト取
付部材201にボルト101を取付けるようになってい
る。
【0004】ボルトかしめ装置とは、上述のようなボル
トの取付方法に使用して、上記ボルト101にかしめ加
工を施すためのものであり、2点鎖線で示したように、
円筒形ダイス2と、該ダイス2を押圧操作するダイス操
作機構(図示省略)とからなっている。
【0005】そして、従来のボルトかしめ装置は、上記
ダイス操作機構で、上記円筒形ダイス2をボルト101
の軸部方向(図7の矢印方向)に移動させて、上記円筒
形ダイス2の孔部2内に上記ボルト101の軸部102
を導入するとともに、上記円筒形ダイス2の先端面を上
記ボルト101の被かしめ部104に当て、該被かしめ
部104の周縁部を押し潰すように塑性変形させてかし
め部105を形成するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のボ
ルトかしめ装置は、上述したように円筒形ダイス2をボ
ルト101の軸部方向に移動させて、孔部2a内に、ボ
ルト101の軸部102を導入する構成になっていたた
めに次に述べるような問題点があった。
【0007】(1)円筒形ダイス2の孔部2aの中心と
ボルト101の軸部102の中心を合わせる所謂芯合わ
せが不完全な場合には、円筒形ダイス2の先端面が上記
ボルト101の軸部102の先端面に当接して、上記円
筒形ダイス2の孔部2a内にボルト101の軸部102
を導入することができなくなる虞れがある。
【0008】(2)特に、図9〜10に示したように、
鋼板等のボルト取付部201の幅Wが狭い場合には、ボ
ルト101の軸部102の直径φAに対して被かしめ部
104の直径φBをあまり大きくすることができない
(φAとφBの差を大きくすることができない)ため
に、円筒形ダイス2とボルト101のより厳密な芯合わ
せが要求され、芯合わせが完全でないと、上記ボルト1
01の軸部102のネジが傷つけられてしまう虞れがあ
る。
【0009】本発明は、上記従来のボルトかしめ装置の
問題点を解決することを目的としてなされたものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒形ダイス
と、該円筒形ダイスを操作するダイス操作機構とを備え
ていて、上記円筒形ダイスの孔部内にボルトの軸部を挿
入して、上記ダイスを上記ダイス操作機構で操作して、
上記ダイスの端面で上記ボルトの軸部のつけ根の被かし
め部を塑性変形させてかしめ部を形成し、該かしめ部と
上記ボルトの頭部との間でボルト取付部材の表、裏面を
挾着して、上記ボルト取付部材にボルトを取付けるよう
になっているボルトかしめ装置において、上記円筒形ダ
イスを、半円筒形の一対の割形に分割して、上記一対の
割形の一端側を軸によって回動可能に連結し、上記軸を
中心に回動させることにより、上記一対の割形の他端側
が開閉するようにした。
【0011】従って、上記円筒形ダイスの一対の割形の
他端側を所定の角度で開けば、上記円筒形ダイスの孔部
と外周面は連通し、上記円筒形ダイスの外周面側から上
記孔部内に上記ボルトの軸部を導入することが可能にな
る。そして、上記孔部内にボルトの軸部を導入したのち
に、上記一対の割形の他端側を閉じれば、上記円筒形ダ
イスの孔部内に上記ボルトの軸部は自づと芯合わせされ
た状態で上記円筒形ダイスの孔部材に導入された状態に
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、ボルトかしめ装置1の全
体を示す正面図、図2のaとbはその要部の拡大正面図
と拡大側面図、図3は円筒形ダイス2の平面図である。
【0013】上記ボルトかしめ装置1は、円筒形ダイス
2と、該円筒形ダイス2を操作するダイス操作機構3と
を備えていて、上記円筒形ダイス2の孔部2a内にボル
ト101の軸部102を挿入して、上記ダイス2を上記
ダイス操作機構3で操作して、上記ダイス2の端面で上
記ボルト101の軸部102のつけ根の被かしめ部10
4を塑性変形させてかしめ部105を形成し、該かしめ
部105と上記ボルト101の頭部103との間でボル
ト取付部材201の表、裏面を挾着して、上記ボルト取
付部材201にボルト101を取付けるようになってい
る。
【0014】図3に示したように上記円筒形ダイス2
は、一対の略半円筒形の割形2b,2cに分割されてい
る。
【0015】上記一対の割形2b,2cは、一端側が軸
2dで回動可能に連結されていて、上記軸2dを中心に
互に逆方向に回動させることにより、上記一対の割形2
b,2cの他端側が開閉するようになっている。
【0016】上記一対の割形2b,2cは、割形開放ば
ね(捩りコイルばね)のばね力で、上記他端側が最大約
20°の角度で開くようになっていて、上記一対の割形
2b,2cで構成されている円筒形ダイス2の外周面側
からボルト101の軸部102を上記円筒形ダイス2の
中心の孔部2a内に挿入することができるようになって
いる。
【0017】そして、上記孔部2a内に上記ボルト10
1の軸部102を挿入したのちに、上記一対の割形2
b,2cを閉じると、上記円筒形ダイス2とボルト10
1の軸部102は自づと芯合わせが行われた状態になる
ようになっている。
【0018】図2のaとbに拡大して示したように、上
記円筒形ダイス2の一対の割形2b,2cは、下端側に
逆円錐形状の傾斜面部2eと、該傾斜面部2eの上端側
に連続する円筒部2fと、該円筒部2fの上端側に、該
円筒部2fの外周面から突出する段部2gを有してい
る。
【0019】上記円筒形ダイス2は、ダイス支持ロッド
21の先端に取付けられている。上記ロッド21は、ス
ライドブッシュ22を介して固定ブロック23に上下動
可能に取付けられている。上記ロッド21は、長さ方向
の略中央部にストッパー24を有していて、該ストッパ
ー24が上記固定ブロック23の上面に当接することに
より最下動位置が規定されるようになっている。また、
上記ロッド21は、下端部にスプリング受座25を有し
ていて、該スプリング受座25と上記固定ブロック23
の下面との間にコイルスプリング26を圧縮させた状態
で介在させることにより、該コイルスプリング26のば
ね力で上記ストッパー24が上記固定ブロック23の上
面に押し付けられた状態に維持されるようになってい
る。
【0020】そして、上述したように、上記孔部2a内
に上記ボルト101の軸部102を挿入したのちに、次
に説明するダイス操作機構3で上記一対の割形2b,2
cを閉じ、上記割形2b,2cを上記ボルト101の軸
方向に移動させることにより、上記ボルト101の被か
しめ部104を圧縮して塑性変形させることにより、か
しめ部105を形成するようになっている。
【0021】上記ダイス操作機構3は、上記一対の割形
2b,2cの傾斜面2eに先端面が当接して、これら一
対の割形2b,2cを割形開放ばねのばね力に抗して閉
じるとともに、上記段部2gに係合して、上記一対の割
形2b,2cからなる円筒形ダイス2をかしめ方向に移
動させるダイス操作用のブッシュ31を備えている。
【0022】上記ブッシュ31は、有底円筒形に作られ
ていて、底面31aの中央部に設けた孔31bに上記ダ
イス支持ロッド21が挿入されている。
【0023】上記ブッシュ31は、ブッシュ支持体32
により下端を支持されている。上記ブッシュ支持体32
は、円筒状に形成されていて、上記固定ブロック23の
外周側に上下動可能に取付けられている。上記ブッシュ
支持体32の下端には、ネジ33によって昇降ロッド3
4が取付けられている。
【0024】上記昇降ロッド34およびブッシュ31
は、倍力装置35(図1参照)により上下動されるよう
になっている。
【0025】上記倍力装置35は、ベルクランク支持部
材36に軸37によって回動可能に取付けられたベルク
ランク38と、該ベルクランク38の先端に軸39によ
って一端側が回動可能に取付けられているリンク40と
からなっていて、該リンク40の他端側は軸41によっ
て上記昇降ロッド34の下端に回動可能に結合されてい
る。
【0026】上記ベルクランク38は、図1に実線で示
したように所定の角度θ1で傾斜している状態において
は、上記リンク40により、上記昇降ロッド34を下降
させ、上記ブッシュ31の上端部を上記一対の割形2
b,2cの傾斜面部2eと非接触状態に保っている。
【0027】そして、上記ベルクランク38を矢印A方
向に所定の角度θ2回動させて、1点鎖線に示した位置
に移動させてくると、上記リンク40および昇降ロッド
34により上記ブッシュ31を上昇させ、該ブッシュ3
1の上端部を先ず上記一対の割形2b,2cの傾斜面部
2eに当接させて、これら一対の割形2b,2cを閉じ
たのちに、上記ブッシュ31の上端部を上記一対の割形
2b,2cの段部2gに当接させるようになっている。
そして、上記1点鎖線の状態から上記ベルクランク38
を更に矢印A方向に所定の角度θ3回動させて、2点鎖
線に示した位置に移動させてくると、上記ブッシュ31
は、上記一対の割形2b,2cつまり円筒形ダイス2を
上記コイルスプリング26のばね力に抗して押し上げ、
上記円筒形ダイス2の上端面で上記ボルト101の被か
しめ部104を圧縮して塑性変形させて、かしめ部10
5を形成するのである。
【0028】なお、図1において、51はボルト取付部
材201を上記ブッシュ31の上方に送り込むためのロ
ーラ、52は上記ローラ51によって送り込まれてきた
ボルト取付部材201のボルト101の頭部103を押
えるプレス台、53は上記ボルト101の軸部102が
上記円筒形ダイス2の孔部2aと重なり合う位置で上記
ボルト取付部材201を停止させるためのストッパーで
ある。
【0029】次に、上記ボルトかしめ装置1の使用方法
について説明する。先ず図1の実線で示したように、上
記倍力装置35で上記昇降ロッド34およびブッシュ3
1を下降させて、該ブッシュ31の上端部が上記一対の
割形2b,2cの傾斜面部2eに非接触状態にしてお
く。この状態において、上記一対の割形2b,2cは、
割形開放ばねにより略20°の角度で一端側が開いた状
態になっている。次に、グラスランブラケット等のボル
ト取付部材201のボルト取付孔202にボルト101
の被かしめ部104を挿入して、上記ボルト取付部材2
01を上記ローラ51によってかしめ台52側に送り込
んでくると、図3に示したように、上記ボルト101の
軸部102が上記一対の割形2b,2cの外周側から中
心の孔部2a内に導入される。
【0030】次に、上記倍力装置35のベルクランク3
8を下方に向けて所定の角度θ2回動させれば、図4〜
図5に示したように、上記昇降ロッド34およびブッシ
ュ31が上昇し、先ず、上記ブッシュ31の上端部が上
記一対の割形2b,2cの傾斜面部2eに当接して、こ
れら一対の割形2b,2cを閉じて、孔部2a内に上記
ボルト101の軸部102をセットした状態にしたのち
に、上記ブッシュ31の先端面は、上記一対の割形2
b,2cの段部2gに当接する。そして、この状態から
更に、上記ベルクランク38を所定の角度θ3回動させ
れば、図6に示したように、上記ブッシュ31によって
上記一対の割形2b,2cつまり円筒形ダイス2が上記
コイルスプリング26のばね力に抗して押し上げられ
て、上記円筒形ダイス2の上端面で上記ボルト101の
被かしめ部104が圧縮され塑性変形して、かしめ部1
05が形成されるのである。
【0031】なお、上記倍力装置35は、上記ブッシュ
31の上端部を上記一対の割形2b,2cの傾斜面部2
eに当接させてから段部2gに当接させるまでは、強い
力を必要としないことから比較的弱い力で上記ブッシュ
31の移動量を大きくとることができ、上記ブッシュ3
1が段部2eに当接してからは、移動量は少なくてその
ぶん強い力でブッシュ31を移動させるものであればト
グル装置のようなものであってもよい。上記倍力装置3
5の操作は、手動で行っても、或はエアーシリンダー等
を使用して行ってもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明のボルトかしめ装置には次に述べ
るような効果がある。
【0033】(1)請求項1のボルトかしめ装置は、円
筒形ダイスを構成する一対の割形を開いた状態にしてお
いて、上記円筒形ダイスの外周面側からボルトの軸部を
上記円筒形ダイスの孔部内に挿入したのちに、上記一対
の割形を閉じれば、上記ボルトの軸部は自づと孔部内に
位置合わせされた状態になるので、従来の円筒形ダイス
の孔部に軸方向からボルトの軸部を挿入する場合のよう
に、正確に位置合わせをしてからでないと、円筒形ダイ
スの孔部内にボルトの軸部を挿入することができず、ま
た位置合わせが不正確であったために、ボルトの軸部の
ネジを損傷してしまうというような欠点を解消すること
ができる。
【0034】(2)請求項2のボルトかしめ装置は、一
対の割形を開いた状態で孔部内にボルトの軸部を挿入し
たのちに、上記一対の割形の端部に設けた傾斜面にブッ
シュの先端面を当ててこれを押圧すれば、上記一対の割
形は自づと閉じられた状態になる。そして、上記ブッシ
ュを更に移動させれば、その先端面は、上記一対の割形
に設けられた段部に当接して、上記一対の割形つまり円
筒形ダイスを移動させることが可能な状態になる。
【0035】(3)請求項3のボルトかしめ装置は、倍
力装置を使用したので、上記ブッシュの先端面を一対の
割形の傾斜面に当接させて、これら一対の割形を閉じる
とともに、これら一対の割形の段部に上記ブッシュの先
端面を当接させるまでは、小さな力で上記ブッシュの移
動量を大きくとり、上記ブッシュの先端面が上記一対の
割形の段部に当接してからは、大きな力でブッシュを小
量移動させて確実、容易にかしめ作業を行うことができ
る。また、倍力装置を使用したのでエアーシリンダー等
を使用して確実,容易にかしめ作業を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボルトかしめ装置の正面図。
【図2】aとbは要部の拡大正面図と拡大側面図。
【図3】円筒形ダイスの平面図。
【図4】aとbは円筒形ダイスが閉じられた状態の要部
の拡大正面図と同拡大側面図。
【図5】円筒形ダイスの平面図。
【図6】aとbは円筒形ダイスが上昇した状態の要部の
拡大正面図と同拡大側面図。
【図7】従来例の断面図。
【図8】従来例の断面図。
【図9】従来例の問題点を示す断面図。
【図10】従来例の問題点を示す断面図。
【符号の説明】
1…ボルトかしめ装置、2…円筒形ダイス、2a…孔
部、2b,2c…一対の割形、2d…軸、2e…傾斜面
部、2g…段部、3…ダイス操作機構、31…ブッシ
ュ、35…倍力装置、101…ボルト、102…軸部、
103…頭部、104…被かしめ部、105…かしめ
部、201…ボルト取付部材、202…ボルト取付孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形ダイスと、該円筒形ダイスを操作
    するダイス操作機構とを備えていて、 上記円筒形ダイスの孔部内にボルトの軸部を挿入して、
    上記ダイスを上記ダイス操作機構で操作して、上記ダイ
    スの端面で上記ボルトの軸部のつけ根の被かしめ部を塑
    性変形させてかしめ部を形成し、該かしめ部と上記ボル
    トの頭部との間でボルト取付部材の表、裏面を挾着し
    て、上記ボルト取付部材にボルトを取付けるようになっ
    ているボルトかしめ装置において、 上記円筒形ダイスは、一対の略半円筒形の割形に分割さ
    れていて、上記一対の割形の一端側は軸によって回動可
    能に連結されていて、上記軸を中心に回動させることに
    より、上記一対の割形の他端側が開閉するようになって
    いることを特徴とするボルトかしめ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 円筒形ダイスの一対の割形は、逆円錐形状の傾斜面部
    と、該傾斜面部に連続する円筒部と、該円筒部の外周面
    から突出する段部を有しているとともに、 ダイス操作機構は、上記一対の割形の傾斜面に先端部が
    当接して、これら一対の割形を、割形開放ばねのばね力
    に抗して閉じるとともに、上記段部に係合して上記一対
    の割形からなる円筒形ダイスをかしめ方向に移動させる
    ダイス操作用のブッシュを有していることを特徴とする
    ボルトかしめ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 ダイス操作用のブッシュは、ダイス操作機構の倍力装置
    によりかしめ方向に移動されるようになっていることを
    特徴とするボルトかしめ装置。
JP435798A 1998-01-13 1998-01-13 ボルトかしめ装置 Pending JPH11197959A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030810A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 引出体を有する装置及び画像形成装置
KR101092940B1 (ko) * 2011-05-16 2011-12-12 (주)영호정밀 스크류 앗세이 어저스트의 조립 및 검사장치

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