JPH11197116A - 健康管理装置 - Google Patents

健康管理装置

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JPH11197116A
JPH11197116A JP250498A JP250498A JPH11197116A JP H11197116 A JPH11197116 A JP H11197116A JP 250498 A JP250498 A JP 250498A JP 250498 A JP250498 A JP 250498A JP H11197116 A JPH11197116 A JP H11197116A
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JP
Japan
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subject
face
management device
unit
health
Prior art date
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Pending
Application number
JP250498A
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English (en)
Inventor
Hiromi Shimono
太海 下野
Mieko Osuga
美恵子 大須賀
Katsuo Inoue
勝雄 井上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定者が積極的に脈波の計測を実施しなけ
れば、健康状態を評価することができないため、被測定
者が健康状態の把握に関心が低い等の場合には、被測定
者の健康状態を継続的に管理することができない課題が
あった。 【解決手段】 洗面台12の正面側に位置する床に荷重
が加わると被測定者11の存在を検知する荷重測定部1
4を設け、被測定者11の存在を検知すると、被測定者
11の生理データを計測するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被測定者の生理
データを計測して健康状態を評価する健康管理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば特開昭62−28645
0号公報に示された従来の健康管理装置を示す構成図で
あり、図において、1は被測定者の脈波を計測する脈波
プローブ、2は脈波プローブ1により計測された脈波を
増幅する増幅器、3は増幅器2により増幅された脈波を
A/D変換するA/D変換器、4は複数の基準波形を記
憶するメモリ、5は予めメモリ4に記憶された基準波形
を取り込み、A/D変換器3から出力された脈波を複数
の基準波形と比較して、被測定者の健康状態を評価する
パソコン、6はパソコン5の評価結果を表示するCRT
である。
【0003】次に動作について説明する。被測定者が自
己の健康状態を把握しようと考える場合、被測定者は、
予め、パソコン5を操作して、メモリ4から複数の基準
波形を取り込む指示を与える。そして、被測定者は複数
の基準波形の取り込みが完了すると、指を脈波プローブ
1に挿入することにより、実際に脈波の計測処理を開始
させる。
【0004】そして、脈波プローブ1が被測定者の脈波
を計測すると、その脈波は増幅器2で増幅されたのち、
A/D変換器3でA/D変換され、パソコン5に取り込
まれる。そして、パソコン5は、A/D変換器3から脈
波が出力されると、その脈波を予め取り込んだ複数の基
準波形と比較し、最も近似する基準波形を検索する。そ
して、パソコン5は、最も近似する基準波形を検索する
と、その基準波形に対応付けられている評価結果をCR
T6に表示し、一連の処理を終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の健康管理装置は
以上のように構成されているので、被測定者が指を脈波
プローブ1に挿入すれば、被測定者の健康状態を評価す
ることができるが、被測定者が積極的に脈波の計測を実
施しなければ、健康状態を評価することができないた
め、被測定者が健康状態の把握に関心が低い等の場合に
は、被測定者の健康状態を継続的に管理することができ
ないなどの課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、被測定者が日常生活において意識
することなく、被測定者の生理データ等を収集して、被
測定者の健康状態を継続的に管理することができる健康
管理装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る健康管理
装置は、洗面台の正面側に位置する床に荷重が加わると
被測定者の存在を検知する検知手段を設け、被測定者の
存在を検知すると、被測定者の生理データを計測するよ
うにしたものである。
【0008】この発明に係る健康管理装置は、洗面台か
ら光を発射し、その光の反射光を検知すると被測定者の
存在を検知する検知手段を設け、被測定者の存在を検知
すると、被測定者の生理データを計測するようにしたも
のである。
【0009】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された映像に近似する映像を記憶手段から検
索して被測定者を特定するようにしたものである。
【0010】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された映像から被測定者の身長を特定すると
ともに、その身長に近似する身長を記憶手段から検索し
て被測定者を特定するようにしたものである。
【0011】この発明に係る健康管理装置は、計測手段
により計測された体重に近似する体重を記憶手段から検
索して被測定者を特定するようにしたものである。
【0012】この発明に係る健康管理装置は、計測手段
により計測された生理データ及び判定手段の判定結果を
ホストコンピュータに伝送するようにしたものである。
【0013】この発明に係る健康管理装置は、ホストコ
ンピュータからメッセージが伝送されると、そのメッセ
ージを提示するようにしたものである。
【0014】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された被測定者の顔を体調良好時の顔と比較
すると共に体調不良時の顔と比較し、その比較結果に応
じたメッセージを提示するようにしたものである。
【0015】この発明に係る健康管理装置は、比較結果
の履歴を考慮してメッセージを提示するようにしたもの
である。
【0016】この発明に係る健康管理装置は、比較手段
の比較結果に応じて被測定者を問診する問診手段を設
け、問診結果を考慮してメッセージを提示するようにし
たものである。
【0017】この発明に係る健康管理装置は、体調不良
時の顔として憂鬱時の顔を登録するようにしたものであ
る。
【0018】この発明に係る健康管理装置は、身長の変
化傾向を解析するとともに、体重及び体脂肪率の変化傾
向を解析して、被測定者の健康状態を判定するようにし
たものである。
【0019】この発明に係る健康管理装置は、身長の変
化率が設定値より小さい場合において、体重及び体脂肪
率の変化率が設定値より大きい場合に、運動状況及び栄
養摂取状況を問診する問診手段を設け、その問診結果に
応じたメッセージを提示するようにしたものである。
【0020】この発明に係る健康管理装置は、身長及び
体重の増加率に基づいて被測定者が成長期に入っている
か否かを判定するようにしたものである。
【0021】この発明に係る健康管理装置は、問診結果
に基づいて被測定者の健康状態を判定するとともに、被
測定者の声を体調良好時の声と比較し、その比較結果か
ら被測定者の健康状態を判定するようにしたものであ
る。
【0022】この発明に係る健康管理装置は、問診結果
に基づいて被測定者の健康状態を判定するとともに、被
測定者の声を体調不良時の声と比較し、その比較結果か
ら被測定者の健康状態を判定するようにしたものであ
る。
【0023】この発明に係る健康管理装置は、複数の荷
重センサの計測値から被測定者の重心位置を演算すると
ともに、その重心位置の変化を記憶手段に記憶されてい
る重心変化データと比較し、その比較結果に基づいて被
測定者の健康状態を判定するようにしたものである。
【0024】この発明に係る健康管理装置は、複数の荷
重センサの計測値から被測定者の重心位置を演算すると
ともに、その重心位置の移動距離に基づいて被測定者の
健康状態を判定するようにしたものである。
【0025】この発明に係る健康管理装置は、他の被測
定者に対する伝言があれば、その伝言を記録する記録手
段を設け、検知手段により検知された被測定者が伝言の
宛先人であることを特定手段が特定すると、その伝言を
提示するようにしたものである。
【0026】この発明に係る健康管理装置は、特定手段
により特定された被測定者を宛先人とする情報をインタ
ーネットを介して受信し、その情報を提示するようにし
たものである。
【0027】この発明に係る健康管理装置は、歯ブラシ
台から抜き取られた歯ブラシに対応する情報をインター
ネットを介して受信し、その情報を提示するようにした
ものである。
【0028】この発明に係る健康管理装置は、被測定者
が化粧方法を選択すると、その化粧方法を記憶手段から
検索し、その化粧方法を提示するようにしたものであ
る。
【0029】この発明に係る健康管理装置は、被測定者
が化粧方法を選択すると、その化粧方法をインターネッ
トを介して受信し、その化粧方法を提示するようにした
ものである。
【0030】この発明に係る健康管理装置は、特定手段
により特定された被測定者が女性であるか否かを判定
し、女性である場合に限り化粧方法の選択を促すメッセ
ージを提示するようにしたものである。
【0031】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された映像を提示するようにしたものであ
る。
【0032】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された顔の特徴を解析し、被測定者の顔を理
想顔に近づける化粧方法を提示するようにしたものであ
る。
【0033】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された顔と被測定者が好む顔を合成するとと
もに、その撮影手段により撮影された顔と合成顔の特徴
を解析し、被測定者の顔を合成顔に近づける化粧方法を
提示するようにしたものである。
【0034】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された映像を提示するようにしたものであ
る。
【0035】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された素肌の映像を健康状態にある素肌の映
像と比較し、その比較結果に応じたメッセージを提示す
るようにしたものである。
【0036】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された頭皮の映像を健康状態にある頭皮の映
像と比較し、その比較結果に応じたメッセージを提示す
るようにしたものである。
【0037】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された映像と記憶手段により記憶された映像
を同時に拡大して提示するようにしたものである。
【0038】この発明に係る健康管理装置は、撮影手段
により撮影された映像を伝送するようにしたものであ
る。
【0039】この発明に係る健康管理装置は、検知手段
により被測定者の存在が検知されると、本日実施するイ
ベントを登録手段から検索し、本日実施するイベントが
あれば、そのイベントの内容を提示するようにしたもの
である。
【0040】この発明に係る健康管理装置は、特定手段
により被測定者が特定されると、その被測定者が本日実
施するイベントを登録手段から検索し、本日実施するイ
ベントがあれば、そのイベントの内容を提示するように
したものである。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による健
康管理装置を示す構成図であり、図において、11は被
測定者、12は洗面台、13は洗面台12の鏡、14は
洗面台12の正面側に位置する床に設置され、その床に
荷重が加わると被測定者11の存在を検知するととも
に、被測定者11の体重を測定する荷重測定部(検知手
段、計測手段)、15は計測開始・終了判定部18から
動作開始指令が出力されると、自動的に被測定者11の
生理データ(例えば、体脂肪率、心拍、皮膚表面の温度
等)を計測する生理データ測定部(計測手段)、16は
鏡13の裏側から被測定者11を撮影する画像入力部
(撮影手段)、17は被測定者11の声を入力する音声
入力部である。
【0042】また、18は荷重測定部14により被測定
者11の存在が検知されると、スタンバイ状態にある各
構成要素(生理データ測定部15,画像入力部16,音
声入力部17,データ収集部19,データ蓄積部20,
データ判定部21,判定結果出力部22,画像提示部2
3及び音声提示部24)に動作開始指令を出力し、被測
定者11が立ち去ると各構成要素に動作停止指令を出力
する計測開始・終了判定部、19は荷重測定部14,生
理データ測定部15,画像入力部16及び音声入力部1
7からデータを収集するデータ収集部、20はデータ収
集部19により収集された生理データを蓄積するととも
に、予め撮影された被測定者11の映像を記憶するデー
タ蓄積部(蓄積手段、記憶手段)、21は画像入力部1
6により撮影された映像に近似する映像をデータ蓄積部
20から検索して被測定者11を特定するとともに、デ
ータ収集部19により収集された現在の生理データとデ
ータ蓄積部20により蓄積された過去の生理データを比
較し、その比較結果から被測定者11の健康状態を判定
するデータ判定部(特定手段、判定手段)、22はデー
タ判定部21の判定結果を画像提示部23及び音声提示
部24に出力する判定結果出力部(提示手段)、23は
データ判定部21の判定結果を表示する画像提示部(提
示手段)、24はデータ判定部21の判定結果を音声で
提示する音声提示部(提示手段)である。
【0043】次に動作について説明する。まず、洗面所
は日常生活において欠くことのできない場所であり、比
較的同一の時間帯に利用される場所である。また、人間
の行動特性としては、洗面台12の正面に現れると、鏡
13を見たり、顔の洗顔等を行うので、数分の間立ち止
まることが考えられる。本願発明は、かかる人間の行動
特性を利用するものである。
【0044】即ち、被測定者11が洗面台12の正面側
に現れると、荷重測定部14が床に加わる荷重を検知す
ることにより、被測定者11の存在を検知し、その旨を
計測開始・終了判定部18に通知する。そして、計測開
始・終了判定部18は、荷重測定部14から被測定者1
1の存在を検知した旨の通知を受けると、スタンバイ状
態にある各構成要素に動作開始指令を出力する。これに
より、荷重測定部14及び生理データ測定部15が被測
定者11の生理データを測定する処理を開始し、測定さ
れた生理データがデータ収集部19に収集される。そし
て、データ収集部19に収集された生理データはデータ
蓄積部20に蓄積される。また、計測開始・終了判定部
18から動作開始指令を受けると、画像入力部16が鏡
13の裏側から被測定者11の顔を撮影し、その映像が
データ収集部19に収集される。
【0045】そして、データ収集部19から被測定者1
1の映像が出力されると、データ判定部21が、その映
像に近似する映像をデータ蓄積部20から検索して被測
定者11を特定する。具体的には、顔の構成要素である
目、眉毛、鼻、唇、輪郭等をそれぞれ比較することによ
り、最も似ている映像を検索して被測定者11を特定す
る。そして、データ判定部21は、被測定者11を特定
すると、その被測定者11に関する過去の生理データを
データ蓄積部20から読み込むことにより、データ収集
部19から出力された現在の生理データと過去の生理デ
ータを比較する。そして、データ判定部21は、予め設
定された診断基準を満たすか否かを判断することによ
り、被測定者11の健康状態を判定するが、例えば、生
理データのなかで、心拍数が過去の平均値と比べて数パ
ーセント以上早い場合や、体脂肪率が急上昇している場
合のように、診断基準を満たさない場合には、被測定者
11の健康状態が不良であると判定する。
【0046】このようにして、被測定者11の健康状態
が判定されると、判定結果出力部22がデータ判定部2
1の判定結果を画像提示部23及び音声提示部24に出
力する。これにより、画像提示部23は、データ判定部
21の判定結果をグラフィックや文字で表現することに
より、その判定結果を被測定者11に提示する。また、
音声提示部24は、データ判定部21の判定結果を音声
で出力することにより、その判定結果を被測定者11に
提示する。なお、この実施の形態1では、画像提示部2
3と音声提示部24を用いて判定結果を提示している
が、判定結果を印字するプリンタを用いて提示するよう
にしてもよい。
【0047】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、洗面台12の正面側に位置する床に荷重が加
わると被測定者11の存在を検知する荷重測定部14を
設け、被測定者11の存在を検知すると、自動的に被測
定者11の生理データを計測するように構成したので、
被測定者11が日常生活において意識することなく、被
測定者11の生理データ等を収集することができるよう
になり、その結果、被測定者11の健康状態を継続的に
管理することができる効果を奏する。
【0048】実施の形態2.上記実施の形態1では、荷
重測定部14を用いて被測定者11の存在を検知するも
のについて示したが、図2に示すように、洗面台12の
前方に赤外線を発射する赤外線発生器(検知手段)25
と、その赤外線の反射光を受信する赤外線センサ(検知
手段)26を洗面台12に設け、その赤外線が被測定者
11に反射して赤外線センサ26が受信すると、被測定
者11が存在する旨を計測開始・終了判定部18に通知
するようにしてもよい。これにより、上記実施の形態1
と同様の効果を奏することができる。ただし、赤外線発
生器25及び赤外線センサ26の設置位置は、必ずし
も、洗面台12の前方に限るものではなく、例えば、洗
面台12の側方に設置してもよい。
【0049】実施の形態3.上記実施の形態1では、顔
の映像を比較して被測定者11を特定するものについて
示したが、被測定者11の身長を計測するとともに、そ
の身長に近似する身長をデータ蓄積部20から検索して
被測定者11を特定するようにしてもよく、上記実施の
形態1と同様の効果を奏することができる。即ち、デー
タ判定部21が、被測定者11の目の位置が画像の水平
中心に一致するように、画像入力部16を上下方向に動
かし、画像入力部16の設置位置から被測定者11の身
長を求める。そして、データ判定部21は、被測定者1
1の身長を求めると、予め被測定者11の身長が登録さ
れているデータ蓄積部20から、求めた身長に最も近似
する身長を検索して被測定者11を特定するようにして
もよい。
【0050】なお、身長を求める方法として、被測定者
11の後方にカメラを設置することにより、被測定者1
1の実像と鏡に映った鏡像を撮影したのち、実像と鏡像
の頭頂を結ぶ直線の中点を特定し、その中点位置の高さ
を身長とする方法を用いてもよい。
【0051】実施の形態4.上記実施の形態3では、被
測定者11の身長を計測して、被測定者11を特定する
ものについて示したが、予め被測定者11の体重をデー
タ蓄積部20に記憶しておき、荷重測定部14により測
定された体重に近似する体重をデータ蓄積部20から検
索して被測定者11を特定するようにしてもよく、上記
実施の形態3と同様の効果を奏することができる。な
お、検索精度を向上させる必要がある場合には、被測定
者11の体重だけでなく、顔の映像や身長を同時に検索
条件に含めて被測定者11を特定するようにしてもよ
い。
【0052】実施の形態5.図3はこの発明の実施の形
態5による健康管理装置を示す構成図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説
明を省略する。27はデータ収集部19により収集され
た生理データ及びデータ判定部21の判定結果をホスト
コンピュータ28に伝送するデータ通信部(伝送手
段)、28は医療機関等に設置されたホストコンピュー
タである。
【0053】次に動作について説明する。上記実施の形
態1等では、画像提示部23等から判定結果を提示する
ものについて示したが、この実施の形態5では、単に判
定結果を提示するだけではなく、データ通信部27がデ
ータ収集部19により収集された生理データ及びデータ
判定部21の判定結果をホストコンピュータ28に伝送
するものである。これにより、医師等が、ホストコンピ
ュータ28を通じて、データ収集部19により収集され
た生理データ及びデータ判定部21の判定結果を入手す
ることができるので、さらに適切な診断を実施すること
が可能になる。また、ホストコンピュータ28から医師
等の診断結果をデータ通信部27に伝送するようにすれ
ば、医師等の診断結果を画像提示部23及び音声提示部
24から提示することもできる。
【0054】実施の形態6.図4はこの発明の実施の形
態6による健康管理装置の処理を説明する処理フロー図
であり、図において、ST1は体調良好時の平均顔と体
調不良時の平均顔をデータ蓄積部20に記憶する記憶ス
テップ、ST2は鏡13の裏側から被測定者11の顔を
撮影する撮影ステップ、ST3は画像入力部16により
撮影された映像に近似する映像をデータ蓄積部20から
検索して被測定者11を特定する特定ステップ、ST4
は画像入力部16により撮影された被測定者11の顔と
体調良好時の平均顔を比較するとともに、画像入力部1
6により撮影された被測定者11の顔と体調不良時の平
均顔を比較する比較ステップ、ST5は画像入力部16
により撮影された被測定者11の顔が、体調良好時の平
均顔と体調不良時の平均顔のどちらに近いかを判定する
ことにより、被測定者11の健康状態を推定する推定ス
テップ、ST6は比較ステップの比較結果に応じたメッ
セージを選択する選択ステップ、ST7は選択されたメ
ッセージを提示するステップである。
【0055】次に動作について説明する。まず、この実
施の形態6では、被測定者11の健康状態を判定するた
めに、例えば、画像入力部16等を用いて、体調良好時
の平均顔と体調不良時の平均顔をデータ蓄積部20に登
録する(ステップST1)。そして、データ蓄積部20
に平均顔を登録したのち、荷重測定部14又は赤外線セ
ンサ26が、上記実施の形態1〜5と同様にして、被測
定者11の存在を検知すると、データ判定部21が画像
入力部16により撮影された映像に近似する映像をデー
タ蓄積部20から検索して被測定者11を特定する。
【0056】そして、データ判定部21は被測定者11
を特定すると、データ蓄積部20から被測定者11の体
調良好時の平均顔と体調不良時の平均顔を読み込む処理
を実行する。そして、データ判定部21は画像入力部1
6により撮影された被測定者11の顔と体調良好時の平
均顔を比較するとともに、画像入力部16により撮影さ
れた被測定者11の顔と体調不良時の平均顔を比較する
処理を実行する(ステップST4)。
【0057】そして、データ判定部21は、その比較結
果から画像入力部16により撮影された被測定者11の
顔が、体調良好時の平均顔と体調不良時の平均顔のどち
らに近いかを判定する(ステップST5)。具体的に
は、顔の特徴を表す目,鼻,唇等の形状をそれぞれ比較
して、その差の2乗和若しくは平均値を求めることによ
り顔の近似度を求め、どちらの平均顔に似ているかを判
定する。そして、データ判定部21は、体調良好時の平
均顔に似ていれば、被測定者11は体調が良好であると
推定し、体調不良時の平均顔に似ていれば、被測定者1
1は体調が不良であると推定する。
【0058】このようにして、データ判定部21により
被測定者11の健康状態が推定されると、判定結果出力
部22が、被測定者11の体調が良好であると推定され
た場合には、例えば、「今日も元気で頑張りましょう」
というようなメッセージを選択し、被測定者11の体調
が不良であると推定された場合には、例えば、「少し疲
れがたまっているようです。心身をリフレッシュするよ
うに心掛けましょう」というようなメッセージを選択す
る(ステップST6)。ここでは、2つのメッセージを
例に掲げたが、近似度に応じて各種のメッセージを選択
するようにしてもよい。そして、判定結果出力部22が
メッセージを選択すると、そのメッセージを画像提示部
23又は音声提示部24が提示し(ステップST7)、
一連の処理を終了する。
【0059】以上で明らかなように、この実施の形態6
によれば、画像入力部26により撮影された被測定者1
1の顔を体調良好時の顔と比較すると共に体調不良時の
顔と比較し、その比較結果に応じたメッセージを提示す
るように構成したので、被測定者11が日常生活におい
て積極的に生理データ等を収集することなく、被測定者
11の健康状態を継続的に管理することができる効果を
奏する。
【0060】実施の形態7.上記実施の形態6では、比
較結果の履歴は特に考慮せずにメッセージを提示するも
のについて示したが、判定結果出力部22が、例えば、
体調不良時の平均顔に近い状態が数日以上続いているか
否かを判定し、数日以上続いている場合には、「少し体
調が悪い状態が長引いているようです。注意して下さ
い」というようなメッセージや、医師の受診を促すよう
なメッセージ等を提示するようにしてもよい。これによ
り、万一、疾病が発見されても、早期治療を受けること
ができる可能性が向上する効果を奏する。
【0061】実施の形態8.上記実施の形態6では、デ
ータ判定部21の比較結果に応じて直ちにメッセージを
提示するものについて示したが、データ判定部21が体
調不良時の顔に近いと判断する場合には、音声入力部1
7等を用いて被測定者11に対し、身体症状に関する問
診を実施するようにし(例えば、体の怠さ、頭痛の有
無、熱の有無等)、その問診結果を考慮してメッセージ
を提示するようにしてもよい。これにより、さらに正確
に健康状態を推定することができる効果を奏する。
【0062】実施の形態9.上記実施の形態6では、画
像入力部16により撮影された被測定者11の顔を体調
不良時の顔と比較するものについて示したが、体調不良
時の顔として憂鬱時の顔を登録することにより、憂鬱時
の顔と比較するようにしてもよい。これにより、被測定
者11が思春期の子供である場合には、数日間、憂鬱時
の顔に近い状態が続いているか否かを判定することがで
きるので、思春期の子供の悩みを解決するのに役立てる
ことができる。具体的には、数日間、憂鬱時の顔に近い
状態が続いている場合には、その子供の両親を検知した
とき、「お子さんが悩み事を抱えているかもしれませ
ん。コミュニケーションを積極的に図りましょう」とい
うようなメッセージを提示するようにすればよい。
【0063】実施の形態10.図5はこの発明の実施の
形態10による健康管理装置の処理を説明する処理フロ
ー図であり、図において、図4と同一符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。ST11は荷重測
定部14が被測定者11の体重を計測する体重計測ステ
ップ、ST12は画像入力部16により撮影された映像
から被測定者11の身長を計測する身長計測ステップ、
ST13は生理データ測定部15内の体脂肪率計(図示
せず)が体脂肪率を計測する体脂肪率計測ステップ、S
T14は被測定者11の運動状況を問診する運動状況入
力ステップ、ST15は被測定者11の栄養摂取状況を
問診する栄養摂取状況入力ステップ、ST16は被測定
者11の身長,体重及び体脂肪率等を記憶する記憶ステ
ップ、ST17は被測定者11の身長,体重及び体脂肪
率の変化傾向を解析して、被測定者11の健康状態を判
定するデータ解析ステップ、ST18は被測定者11の
健康状態を提示するステップである。
【0064】次に動作について説明する。上記実施の形
態1等と同様にして、被測定者11の身長,体重及び体
脂肪率等が計測されると、データ判定部21がその計測
結果とデータ蓄積部20に蓄積されている過去の計測結
果を解析することにより、各計測結果の変化傾向を解析
する(ステップST17)。例えば、身長,体重及び体
脂肪率の1週間単位の平均値が、過去3ヶ月において、
どのように変化しているかを解析する。
【0065】そして、身長の変化がなく、体重と体脂肪
率が徐々に増加している場合には、画像提示部23又は
音声提示部24から「少しずつ体重と体脂肪率が増えて
います。摂取カロリーと同程度のカロリーを消費する運
動に心掛けましょう」というようなメッセージを画像又
は音声で提示する(ステップST18)。なお、メッセ
ージは予め計測指標の組み合わせ分用意しておき、その
中から選択するようにしてもよい。これにより、肥満の
防止等に役立てることができるので、被測定者11の健
康管理に関する意識の高揚を図ることができる効果を奏
する。逆に、体重が徐々に減少している場合には、注意
を呼び掛けるメッセージを提示することにより、早期の
受診を促すこともできる。
【0066】また、被測定者11が肥満気味であると認
められる場合には(身長の変化率が設定値より小さく、
体重と体脂肪率の増加率が設定値を越える場合)、デー
タ判定部21は、被測定者11の1日の運動量及び栄養
摂取状況に関する質問を画像提示部23に表示すること
により、その回答を求めるようにする(ステップST1
4,ステップST15)。その回答は、例えば、音声入
力部17を用いて、番号を入力することにより実施す
る。そして、データ判定部21は、メッセージを提示す
るに際し、運動状況及び栄養摂取状況のバランスを考慮
し、例えば、食事の内容や運動方法のアドバイス等を提
示するようにする(ステップST17,ステップST1
8)。これにより、被測定者11の健康状態に応じて、
更にきめ細かくメッセージを提示することができる効果
を奏する。
【0067】実施の形態11.上記実施の形態10で
は、肥満の防止等に役立てるものについて示したが、例
えば、被測定者11が成長期の子供である場合、身長及
び体重が過去の増加率に比べて大きくなるので、その増
加率を比較することにより、被測定者11が成長期に入
ったか否かを判定するようにしてもよい。なお、データ
判定部21が、被測定者11が成長期に入ったものと判
断する場合には、その子供の両親を検知したとき、例え
ば、「お子さんは成長期に入っているようです。食事の
栄養バランスを考えてあげましょう」というようなメッ
セージを提示すると、子供の健全な成長を助けることが
できる効果を奏する。
【0068】実施の形態12.図6はこの発明の実施の
形態12による健康管理装置の処理を説明する処理フロ
ー図であり、図において、図5と同一符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。ST21は過去の
問診結果(被測定者11の健康状態)及び体調良好時の
声を記憶する記憶ステップ、ST22は健康状態に関す
る質問を実施する問診ステップ、ST23は被測定者1
1が質問の回答を発声したとき、その声を入力する音声
入力ステップ、ST24は問診結果を解析する問診結果
解析ステップ、ST25は被測定者11の声を解析する
音声解析ステップ、ST26は現在の被測定者11の声
と体調良好時の声を比較して、被測定者11の健康状態
を判定する比較ステップ、ST27は被測定者11の健
康状態を提示する提示ステップである。
【0069】次に動作について説明する。上記実施の形
態1等と同様にして、被測定者11を特定すると(ステ
ップST2,ステップST3)、最初に、データ判定部
21が音声提示部24等を用いて、健康状態に関する問
診の実施を試みるか否かの回答を「はい」又は「いい
え」により求め、問診の実施を試みる旨の回答が得られ
ると、数回、健康状態に関する質問を繰り返し(ステッ
プST22)、その質問に対する回答を被測定者11の
声を通じて認識する(ステップST23)。
【0070】そして、データ判定部21は、被測定者1
1から回答が得られると、問診結果を解析して、被測定
者11の健康状態を評価する。例えば、体の倦怠感や熱
がある等の回答が得られた場合には、風邪の症状が認め
られる等の評価をデータ蓄積部20に記憶する。また、
データ判定部21は、質問に対する回答時の声を、例え
ば、周波数分析することにより(ステップST25)、
現在の被測定者11の声と体調良好時の声を比較し(ス
テップST26)、差異が認められるかどうか判定す
る。
【0071】例えば、問診結果からは特に異常が認めら
れないにも拘わらず、ある周波数成分が正常時の声と比
べて、1.5倍や2倍のようになっている状態が一定期
間以上続いている場合には、「声に少し異変が感じられ
ます。咽に異変を感じるようなら診察を受けることをお
勧めします」というようなメッセージを音声提示部24
等から提示する。なお、被測定者11の音声周波数スペ
クトルに見られる特徴的なピークの分布以外の部分にピ
ークが認められるか否かを判断してもよい。
【0072】以上で明らかなように、この実施の形態1
2によれば、問診結果に基づいて被測定者11の健康状
態を判定するとともに、被測定者11の声を体調良好時
の声と比較し、その比較結果から被測定者11の健康状
態を判定するように構成したので、被測定者11の軽い
自覚症状から疾病を発見できるようになり、また、咽の
異常を早期に発見できる効果を奏する。
【0073】実施の形態13.上記実施の形態12で
は、現在の被測定者11の声を体調良好時の声と比較す
るものについて示したが、現在の被測定者11の声を体
調不良時の声と比較するようにしてもよい。即ち、被測
定者11が風邪をひいてかすれているときの声等をデー
タ蓄積部20に登録しておき、現在の被測定者11の声
と風邪をひいたときの声を比較し、声が近似している場
合、風邪をひいている可能性が高い旨を提示するように
してもよい。
【0074】実施の形態14.図7はこの発明の実施の
形態14による健康管理装置の処理を説明する処理フロ
ー図であり、図において、図6と同一符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。ST31は予め人
間が目眩を起こしたときの重心変化データを記憶する記
憶ステップ、ST32は荷重測定部14内の3台の荷重
センサに計測された計測値を入力する入力ステップ、S
T33は各荷重センサに計測された計測値から被測定者
11の重心位置を演算する演算ステップ、34は被測定
者11の重心位置の変化をデータ蓄積部20に記憶され
ている目眩を起こしたときの重心変化データと比較する
比較ステップ、ST35はその比較結果を記憶する記憶
ステップ、ST36はその比較結果と過去の重心変化デ
ータから目眩の程度等を評価する評価ステップ、ST3
7は評価結果を提示する提示ステップである。
【0075】次に動作について説明する。上記実施の形
態1等と同様にして、被測定者11を特定すると(ステ
ップST2,ステップST3)、まず、データ判定部2
1が、荷重測定部14内の3台の荷重センサ(3台の荷
重センサは、被測定者11を包含する三角形の各頂点位
置に配置されている)の計測値を入力し(ステップST
32)、その計測値の変化から被測定者11の重心位置
を演算する(ステップST33)。
【0076】そして、データ判定部21は、被測定者1
1の重心位置を演算すると、被測定者11の重心位置の
変化をデータ蓄積部20に記憶されている目眩を起こし
たときの重心変化データと比較することにより、目眩を
起こした場合の特徴的な変化があるか否かを判定する
(ステップST34)。なお、洗面所においては、通
常、洗顔や歯磨きのため、少なくとも2〜3分は、立っ
たままの状態が維持されるので、重心位置の変化から自
律神経障害や平衡機能障害の代表的な症状である目眩の
評価が可能になると考えられる。
【0077】そして、データ判定部21は、被測定者1
1に目眩の症状が認められる場合には、その比較結果を
データ蓄積部20に蓄積する一方(ステップST3
5)、その比較結果と被測定者11の過去の重心変化デ
ータから、目眩の程度がどの程度現れているかを評価す
るとともに、どのくらいの期間、目眩の症状が現れてい
るかの評価を行う(ステップST36)。そして、デー
タ判定部21は、ある期間連続して目眩の症状が現れて
いる場合には、被測定者11又は家族に、医師による検
査を促すメッセージを提示する(ステップST37)。
【0078】以上で明らかなように、この実施の形態1
4によれば、3台の荷重センサの計測値から被測定者1
1の重心位置を演算するとともに、その重心位置の変化
を目眩を起こしたときの重心変化データと比較し、その
比較結果に基づいて被測定者11の健康状態を判定する
ように構成したので、被測定者11が日常生活において
意識することなく、目眩の症状を検知することができる
効果を奏する。
【0079】実施の形態15.上記実施の形態14で
は、被測定者11の重心位置の変化と目眩を起こしたと
きの重心変化データを比較するものについて示したが、
目眩を起こしたときは、重心位置の移動距離が、正常時
の移動距離より大きくなるので、重心位置の移動距離か
ら目眩の症状を検知するようにしてもよい。即ち、デー
タ判定部21が、約50msec〜100msecの間
隔で重心位置を演算して、最新の重心位置と前回の重心
位置から移動距離を求め、その移動距離から目眩の症状
を検知するようにしてもよい。
【0080】実施の形態16.図8はこの発明の実施の
形態16による健康管理装置の処理を説明する処理フロ
ー図であり、図において、図7と同一符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。ST41は被測定
者11を宛先人とする伝言があるか否かを確認する確認
ステップ、ST42は被測定者11を宛先人とする伝言
を再生する再生ステップ、ST43は家族に対して伝言
するか否かを確認する確認ステップ、ST44は家族に
対する伝言を記録する記録ステップである。
【0081】次に動作について説明する。上記実施の形
態1等と同様にして、被測定者11を特定すると(ステ
ップST2,ステップST3)、まず、データ判定部2
1が、被測定者11を宛先人とする伝言があるか否かを
確認し、被測定者11を宛先人とする伝言があれば、音
声提示部24等を用いて、その伝言を再生する。
【0082】その後、データ判定部21は、その被測定
者11が、家族に対して伝言するか否かを確認するため
(ステップST43)、音声提示部24等を用いて、
「他の人に伝言がありますか」というようなメッセージ
を流し、音声入力部17が「いいえ」等の声を検知すれ
ば、伝言の記録処理を実施しないが、「はい」等の声を
検知すれば、伝言の記録処理を実施する(ステップST
44)。なお、伝言の記録の際には、相手側の名前も同
時に記録し、伝言の宛先人が特定できるようにする。
【0083】以上で明らかなように、この実施の形態1
6によれば、他の被測定者に対する伝言があれば、その
伝言を記録する一方、データ判定部21により特定され
た被測定者11を宛先人とする伝言があれば、その伝言
を提示するように構成したので、被測定者11の健康状
態を管理するだけでなく、家族内の情報交換手段として
利用することができる効果を奏する。
【0084】実施の形態17.図9はこの発明の実施の
形態17による健康管理装置の処理を説明する処理フロ
ー図であり、図において、図8と同一符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。ST51はインタ
ーネットを介して取得できる情報の種類を設定する設定
ステップ、ST52は設定内容を記憶する記憶ステッ
プ、ST53は被測定者11を特定すると、その情報を
インターネットを介して受信する情報入手ステップ、S
T54は情報を提示する提示ステップである。
【0085】次に動作について説明する。予め、インタ
ーネットを利用することにより得られる様々な情報が分
類され、被測定者11が図示せぬセットボタンを押す
と、画像提示部23から情報取得の選択画面が表示され
る。そして、被測定者11がインターネットを介して取
得できる情報の種類を設定すると(ステップST5
1)、その設定内容がデータ蓄積部20に記憶され(ス
テップST52)、その設定内容が変更されない限り、
データ判定部21が被測定者11を特定するごとに、デ
ータ通信部27がその設定内容にしたがって、インター
ネットを介して情報を受信する(ステップST53)。
例えば、入手する情報の種別を有価証券とすれば、株価
の変動状況等を示す情報を取得することができる。
【0086】そして、データ通信部27がインターネッ
トを介して情報を受信すると、画像提示部23又は音声
提示部24が、その情報を画像又は音声で提示する(ス
テップ54)。これにより、被測定者11が、例えば、
毎朝洗面所を利用するごとに、知りたい情報を入手する
ことができる効果を奏する。なお、この実施の形態17
では、情報の種別を設定するものについて示したが、知
りたい情報が掲載されているホームページのアドレスを
記憶することにより、直接、色々なホームページにアク
セスできるようにしてもよい。
【0087】実施の形態18.図10はこの発明の実施
の形態18による健康管理装置の処理を説明する処理フ
ロー図であり、図において、図9と同一符号は同一また
は相当部分を示すので説明を省略する。ST61は歯ブ
ラシに対応する情報の種類を設定する設定ステップ、S
T62は歯ブラシ台に立てかけられている複数の歯ブラ
シのうち、何れの歯ブラシが抜き取られたかを検出する
検出ステップ、ST63は歯ブラシ台から抜き取られた
歯ブラシに対応する情報の種類を検索する検索ステッ
プ、ST64は歯ブラシ台から抜き取られた歯ブラシの
情報に基づいて被測定者11を特定するステップ、ST
65は情報をインターネットを介して受信する情報入手
ステップ、ST66は情報を提示する提示ステップであ
る。
【0088】次に動作について説明する。予め、インタ
ーネットを利用することにより得られる様々な情報が分
類され、被測定者11が図示せぬセットボタンを押す
と、上記実施の形態17と同様に、画像提示部23から
情報取得の選択画面が表示される。これにより、被測定
者11がインターネットを介して取得できる情報の種類
を設定することができるが、この実施の形態18では、
情報の種別を歯ブラシ台に立てかけられる歯ブラシに対
応づけて設定する(ステップST61)。即ち、歯ブラ
シは家族であっても共有されず、各人が自己の歯ブラシ
を所有するので、例えば、歯ブラシの有無を検知する接
点を歯ブラシ台に設ければ、その接点の状態から洗面台
12の前にいる被測定者11を特定することができる。
そこで、この実施の形態18では、取得する情報の種類
を歯ブラシに対応付けて設定するようにされている。
【0089】このようにして、被測定者11が必要とす
る情報の種類を設定してデータ蓄積部20に蓄積する
と、以後、被測定者11が自己の歯ブラシを歯ブラシ台
から抜き取ったとき、データ判定部21が歯ブラシ台の
接点の状態から被測定者11を特定する(ステップST
64)。ただし、自己の歯ブラシを間違えて抜き取る場
合もあるので、画像入力部16により撮影された映像に
基づいて被測定者11を特定し、間違えている場合に
は、歯ブラシを間違えて抜き取ったことを提示する(そ
のような提示をせず、映像により特定した被測定者11
を有効なものとして扱うようにしてもよい)。また、デ
ータ判定部21は、歯ブラシ台から歯ブラシが抜き取ら
れると、その歯ブラシに対応する設定内容をデータ蓄積
部20から検索する(ステップST63)。
【0090】そして、歯ブラシに対応する設定内容を検
索すると、データ通信部27が、その設定内容にしたが
って、インターネットを介して情報を受信する(ステッ
プST65)。そして、データ通信部27がインターネ
ットを介して情報を受信すると、画像提示部23又は音
声提示部24が、その情報を画像又は音声で提示する
(ステップ66)。そして、歯磨きを終了して、歯ブラ
シを歯ブラシ台に立てかけると、その接点の状態が変化
するので、その時点で情報の提示も終了する。なお、こ
の実施の形態18では、インターネットを介して情報を
受信するものについて示したが、被測定者11が小さい
子供の場合には、例えば、正しい歯の磨き方を説明する
ビデオ画像を提示するようにしてもよい。
【0091】以上で明らかなように、この実施の形態1
8によれば、歯ブラシ台から抜き取られた歯ブラシに対
応する情報をインターネットを介して受信し、その情報
を提示するように構成したので、歯磨きを実施するごと
に、知りたい情報を入手することができる効果を奏す
る。
【0092】実施の形態19.図11はこの発明の実施
の形態19による健康管理装置の処理を説明する処理フ
ロー図であり、図において、図10と同一符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。ST71は被
測定者11に対して化粧方法の提示の有無を質問し、化
粧方法の提示要求を受け付ける要求受付ステップ、ST
72は複数の化粧方法をデータ蓄積部20に記憶する記
憶ステップ、ST73は被測定者11が化粧方法を選択
すると、その化粧方法をデータ蓄積部20から検索する
検索ステップ、ST74は化粧方法を提示する提示ステ
ップである。
【0093】次に動作について説明する。上記実施の形
態1等と同様にして、被測定者11を特定すると(ステ
ップST2,ステップST3)、まず、データ判定部2
1が、音声提示部24等を用いて、化粧方法の提示の有
無を被測定者11に質問する。そして、被測定者11が
「はい」と回答し、データ判定部21が、化粧方法の提
示要求を被測定者11の声を通じて認識すると(ステッ
プST71)、例えば、階層的に分類された化粧方法を
画像提示部23等を用いて提示し、化粧方法の選択を被
測定者11に促す。例えば、被測定者11が大分類から
順次化粧方法を選択し、最終的に小分類から化粧方法を
選択すると、その化粧方法をデータ蓄積部20から検索
する(ステップST73)。そして、化粧方法をデータ
蓄積部20から検索すると、画像提示部23又は音声提
示部24が、その情報を画像又は音声で提示する(ステ
ップST74)。
【0094】以上で明らかなように、この実施の形態1
9によれば、被測定者11が化粧方法を選択すると、そ
の化粧方法をデータ蓄積部20から検索し、その化粧方
法を提示するように構成したので、被測定者11の健康
状態を管理するだけでなく、被測定者11の気分に応じ
て、希望する化粧方法を提示することができる効果を奏
する。
【0095】実施の形態20.上記実施の形態19で
は、予め複数の化粧方法をデータ蓄積部20に記憶する
ものについて示したが、被測定者11が選択した化粧方
法をインターネットを介して、化粧アドバイザ等から受
信するようにしてもよく、上記実施の形態19と同様の
効果を奏する。
【0096】実施の形態21.上記実施の形態19で
は、被測定者11の性別を問わず、一律に化粧方法の提
示の有無を質問するものについて示したが、データ蓄積
部20に記憶されている被測定者11の性別データを参
照し、被測定者11が女性である場合に限り化粧方法の
提示の有無を質問するようにしてもよい。これにより、
化粧方法に関心がない男性に提示の有無を質問せずに済
み、被測定者11が、不要な質問に煩わされることを防
止することができる効果を奏する。
【0097】実施の形態22.図12はこの発明の実施
の形態22による健康管理装置の処理を説明する処理フ
ロー図であり、図において、図11と同一符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。ST81は画
像入力部16により撮影された映像を画像提示部23か
ら提示する画像提示ステップである。
【0098】次に動作について説明する。上記実施の形
態19等では、化粧方法を提示するものについて示した
が、その化粧方法を提示する際、画像入力部16により
撮影された映像を画像提示部23から提示するようにし
てもよい。これにより、鏡13に映る顔は左右が反転し
ているため、他人が見ている自分の顔とは異なるが、画
像入力部16により撮影された映像は鏡のように左右が
反転しないため、自分の顔を他人が見る観点で見ること
ができる。従って、提示された化粧方法にしたがって作
った自分の顔を客観的に評価することができる効果を奏
する。
【0099】実施の形態23.上記実施の形態19で
は、被測定者11が選択した化粧方法を提示するものに
ついて示したが、予め理想顔をデータ蓄積部20に登録
しておくことにより、画像入力部16により撮影された
顔の特徴を解析し、被測定者11の顔を理想顔に近づけ
る化粧方法を提示するようにしてもよい。例えば、顔を
構成する目の大きさが、顔の大きさと比較して大きく、
しかも、目尻が上がっているというような解析結果が得
られた場合には、その顔の特徴に適した化粧方法を検索
するようにすればよい。これにより、被測定者11の顔
を理想顔に近づけることができる効果を奏する。
【0100】実施の形態24.上記実施の形態19で
は、被測定者11が選択した化粧方法を提示するものに
ついて示したが、予め被測定者11が好む顔(例えば、
有名人の顔)をデータ蓄積部20に登録しておくことに
より、画像入力部16により撮影された顔と被測定者1
1が好む顔を合成するとともに、画像入力部16により
撮影された顔と合成顔の特徴を解析し、被測定者11の
顔を合成顔に近づける化粧方法を提示するようにしても
よい。これにより、被測定者11の顔を被測定者11が
好む顔に近づけることができる。
【0101】実施の形態25.上記実施の形態23,実
施の形態24では、化粧方法を提示するものについて示
したが、その化粧方法を提示する際、画像入力部16に
より撮影された映像を画像提示部23から提示するよう
にしてもよい。これにより、鏡13に映る顔は左右が反
転しているため、他人が見ている自分の顔とは異なる
が、画像入力部16により撮影された映像は鏡のように
左右が反転しないため、自分の顔を他人が見る観点で見
ることができる。従って、提示された化粧方法にしたが
って作った自分の顔を客観的に評価することができる効
果を奏する。
【0102】実施の形態26.図13はこの発明の実施
の形態26による健康管理装置の処理を説明する処理フ
ロー図であり、図において、図12と同一符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。ST91は健
康状態にある素肌の映像を記憶する記憶ステップ、ST
92は小型のCCDカメラ等を用いて被測定者11の素
肌を撮影する撮影ステップ、ST93は小型のCCDカ
メラ等により撮影された素肌の映像を健康状態にある素
肌の映像と比較して、素肌の健康状態を判定する判定ス
テップ、ST94は判定結果に応じたメッセージを提示
する提示ステップである。
【0103】上記実施の形態1等と同様にして、被測定
者11を特定すると(ステップST2,ステップST
3)、データ判定部21が、被測定者11の年齢や性別
データをデータ蓄積部20から読み出し、その年齢や性
別等に相応する健康状態にある素肌の映像をデータ蓄積
部20から検索する。そして、被測定者11が小型のC
CDカメラ等を手にとって、素肌の映像を撮影すると
(ステップST92)、データ判定部21が、小型のC
CDカメラ等により撮影された素肌の映像を健康状態に
ある素肌の映像と比較して、差異を検出することによ
り、素肌の健康状態を判定する(ステップST93)。
そして、データ判定部21が素肌の健康状態を判定する
と、画像提示部23又は音声提示部24が、その判定結
果を画像又は音声で提示する(ステップ94)。
【0104】以上で明らかなように、この実施の形態2
6によれば、小型のCCDカメラ等により撮影された素
肌の映像を健康状態にある素肌の映像と比較し、その比
較結果に応じたメッセージを提示するように構成したの
で、素肌の健康状態を提示することができる効果を奏す
る。
【0105】実施の形態27.上記実施の形態26で
は、素肌の映像を比較するものについて示したが、小型
のCCDカメラ等を用いて頭皮を撮影することにより、
その頭皮の映像を健康状態にある頭皮の映像と比較し、
その比較結果に応じたメッセージを提示するようにして
もよい。これにより、頭皮の健康状態を提示することが
できる効果を奏する。
【0106】実施の形態28.上記実施の形態26,実
施の形態27では、判定結果に応じたメッセージを提示
するものについて示したが、更に、CCDカメラ等によ
り撮影された映像と健康状態にある素肌又は頭皮の映像
を同時に拡大して提示するようにしてもよい。これによ
り、素肌又は頭皮の健康状態を容易に認識することがで
きる効果を奏する。
【0107】実施の形態29.上記実施の形態26から
実施の形態28は、判定結果に応じたメッセージを提示
するものについて示したが、データ通信部27が、小型
のCCDカメラ等により撮影された素肌又は頭皮の映像
を専門家に伝送するようにしてもよい。これにより、更
に適切なアドバイスを入手することができる効果を奏す
る。
【0108】実施の形態30.図14はこの発明の実施
の形態30による健康管理装置の処理を説明する処理フ
ロー図であり、図において、図13と同一符号は同一ま
たは相当部分を示すので説明を省略する。ST101は
図示せぬパソコン等を用いて、家族に共通のイベントを
入力するともに、そのイベントを実施する実施日を入力
する入力ステップ、ST102はパソコン等を用いて入
力された内容をデータ蓄積部20に登録する登録ステッ
プ、ST103は被測定者11が特定されると、本日実
施するイベントがデータ蓄積部20にあるか否かを判定
する判定ステップ、ST104は本日実施するイベント
がデータ蓄積部20にあれば、そのイベントの内容を提
示する提示ステップである。
【0109】次に動作について説明する。予め、家族に
共通のイベント(例えば、ゴミを出す日程や旅行の日
程)があれば、パソコン等を用いて、そのイベントの内
容と実施日(日付や曜日で実施日を特定する)をデータ
蓄積部20に登録しておくと(ステップST101,ス
テップST102)、データ判定部21が被測定者11
を特定したとき、本日実施するイベントがデータ蓄積部
20にあるか否かを判定する(ステップST103)。
【0110】そして、データ判定部21は、本日実施す
るイベントがデータ蓄積部20にあれば、そのイベント
の内容をデータ蓄積部20から読み込み、画像提示部2
3又は音声提示部24が、そのイベントの内容を画像又
は音声で提示する(ステップ104)。
【0111】以上で明らかなように、この実施の形態3
0によれば、被測定者11が特定されると、本日実施す
るイベントをデータ蓄積部20から検索し、本日実施す
るイベントがあれば、そのイベントの内容を提示するよ
うに構成したので、被測定者11の健康状態を管理する
だけでなく、忘備録としてのサービスを提供することが
できる効果を奏する。
【0112】実施の形態31.上記実施の形態30で
は、家族に共通のイベントを検索するものについて示し
たが、被測定者11が単独で実施するイベントを登録す
ることにより、その被測定者11が本日実施するイベン
トをデータ蓄積部20から検索し、本日実施するイベン
トがあれば、そのイベントの内容を提示するようにして
もよい。これにより、被測定者11の健康状態を管理す
るだけでなく、忘備録としてのサービスを提供すること
ができる。具体的には、例えば、常用薬の服用に関する
データを登録すれば、服用時間,服用量及び薬の種類等
を洗面台12を利用するごとに知ることができる。ま
た、洗面台12に薬を置くスペースを確保できれば、そ
こから薬を取り出すようなメッセージを提示することが
できるので、薬の種類や量を間違えることなく、服用忘
れを防止することができる。
【0113】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、洗面
台の正面側に位置する床に荷重が加わると被測定者の存
在を検知する検知手段を設け、被測定者の存在を検知す
ると、被測定者の生理データを計測するように構成した
ので、被測定者が日常生活において意識することなく、
被測定者の生理データ等を収集することができるように
なり、その結果、被測定者の健康状態を継続的に管理す
ることができる効果がある。
【0114】この発明によれば、洗面台から光を発射
し、その光の反射光を検知すると被測定者の存在を検知
する検知手段を設け、被測定者の存在を検知すると、被
測定者の生理データを計測するように構成したので、被
測定者が日常生活において意識することなく、被測定者
の生理データ等を収集することができるようになり、そ
の結果、被測定者の健康状態を継続的に管理することが
できる効果がある。
【0115】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた映像に近似する映像を記憶手段から検索して被測定
者を特定するように構成したので、被測定者がICカー
ドや暗証番号等を入力することなく、被測定者を特定す
ることができる効果がある。
【0116】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた映像から被測定者の身長を特定するとともに、その
身長に近似する身長を記憶手段から検索して被測定者を
特定するように構成したので、被測定者がICカードや
暗証番号等を入力することなく、被測定者を特定するこ
とができる効果がある。
【0117】この発明によれば、計測手段により計測さ
れた体重に近似する体重を記憶手段から検索して被測定
者を特定するように構成したので、被測定者がICカー
ドや暗証番号等を入力することなく、被測定者を特定す
ることができる効果がある。
【0118】この発明によれば、計測手段により計測さ
れた生理データ及び判定手段の判定結果をホストコンピ
ュータに伝送するように構成したので、医師等が、ホス
トコンピュータを通じて、生理データや判定結果を入手
することができるようになり、その結果、さらに適切な
診断を実施することができる効果がある。
【0119】この発明によれば、ホストコンピュータか
らメッセージが伝送されると、そのメッセージを提示す
るように構成したので、医師等の診断結果を提示するこ
とができる効果がある。
【0120】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた被測定者の顔を体調良好時の顔と比較すると共に体
調不良時の顔と比較し、その比較結果に応じたメッセー
ジを提示するように構成したので、被測定者が日常生活
において積極的に生理データ等を収集することなく、被
測定者の健康状態を継続的に管理することができる効果
がある。
【0121】この発明によれば、比較結果の履歴を考慮
してメッセージを提示するように構成したので、万一、
疾病が発見されても、早期治療を受けることができる可
能性が向上する効果がある。
【0122】この発明によれば、比較手段の比較結果に
応じて被測定者を問診する問診手段を設け、問診結果を
考慮してメッセージを提示するように構成したので、さ
らに正確に健康状態を推定することができる効果があ
る。
【0123】この発明によれば、体調不良時の顔として
憂鬱時の顔を登録するように構成したので、被測定者が
思春期の子供である場合には、数日間、憂鬱時の顔に近
い状態が続いているか否かを判定することができるよう
になり、その結果、思春期の子供の悩みを解決するのに
役立てることができる効果がある。
【0124】この発明によれば、身長の変化傾向を解析
するとともに、体重及び体脂肪率の変化傾向を解析し
て、被測定者の健康状態を判定するように構成したの
で、肥満の防止等に役立てることができるようになり、
その結果、被測定者の健康管理に関する意識の高揚を図
ることができる効果がある。また、体重が徐々に減少し
ている場合には、注意を呼び掛けるメッセージを提示す
ることができるようになり、その結果、早期の受診を促
すことができる効果がある。
【0125】この発明によれば、身長の変化率が設定値
より小さい場合において、体重及び体脂肪率の変化率が
設定値より大きい場合に、運動状況及び栄養摂取状況を
問診する問診手段を設け、その問診結果に応じたメッセ
ージを提示するように構成したので、被測定者の健康状
態に応じて、更にきめ細かくメッセージを提示すること
ができる効果がある。
【0126】この発明によれば、身長及び体重の増加率
に基づいて被測定者が成長期に入っているか否かを判定
するように構成したので、被測定者の栄養管理等に役立
てることができる効果がある。
【0127】この発明によれば、問診結果に基づいて被
測定者の健康状態を判定するとともに、被測定者の声を
体調良好時の声と比較し、その比較結果から被測定者の
健康状態を判定するように構成したので、被測定者の軽
い自覚症状から疾病を発見できるとともに、咽の異常を
早期に発見できる効果がある。
【0128】この発明によれば、問診結果に基づいて被
測定者の健康状態を判定するとともに、被測定者の声を
体調不良時の声と比較し、その比較結果から被測定者の
健康状態を判定するように構成したので、被測定者の軽
い自覚症状から疾病を発見できるとともに、咽の異常を
早期に発見できる効果がある。
【0129】この発明によれば、複数の荷重センサの計
測値から被測定者の重心位置を演算するとともに、その
重心位置の変化を記憶手段に記憶されている重心変化デ
ータと比較し、その比較結果に基づいて被測定者の健康
状態を判定するように構成したので、被測定者が日常生
活において意識することなく、目眩の症状を検知するこ
とができる効果がある。
【0130】この発明によれば、複数の荷重センサの計
測値から被測定者の重心位置を演算するとともに、その
重心位置の移動距離に基づいて被測定者の健康状態を判
定するように構成したので、被測定者が日常生活におい
て意識することなく、目眩の症状を検知することができ
る効果がある。
【0131】この発明によれば、他の被測定者に対する
伝言があれば、その伝言を記録する記録手段を設け、検
知手段により検知された被測定者が伝言の宛先人である
ことを特定手段が特定すると、その伝言を提示するよう
に構成したので、被測定者の健康状態を管理するだけで
なく、家族内の情報交換手段として利用することができ
る効果がある。
【0132】この発明によれば、特定手段により特定さ
れた被測定者を宛先人とする情報をインターネットを介
して受信し、その情報を提示するように構成したので、
被測定者が、例えば、毎朝洗面所を利用するごとに、知
りたい情報を入手することができる効果がある。
【0133】この発明によれば、歯ブラシ台から抜き取
られた歯ブラシに対応する情報をインターネットを介し
て受信し、その情報を提示するように構成したので、歯
磨きを実施するごとに、知りたい情報を入手することが
できる効果がある。
【0134】この発明によれば、被測定者が化粧方法を
選択すると、その化粧方法を記憶手段から検索し、その
化粧方法を提示するように構成したので、被測定者の健
康状態を管理するだけでなく、被測定者の気分に応じ
て、希望する化粧方法を提示することができる効果があ
る。
【0135】この発明によれば、被測定者が化粧方法を
選択すると、その化粧方法をインターネットを介して受
信し、その化粧方法を提示するように構成したので、被
測定者の健康状態を管理するだけでなく、被測定者の気
分に応じて、希望する化粧方法を提示することができる
効果がある。
【0136】この発明によれば、特定手段により特定さ
れた被測定者が女性であるか否かを判定し、女性である
場合に限り化粧方法の選択を促すメッセージを提示する
ように構成したので、化粧方法に関心がない男性に提示
の有無を質問せずに済み、その結果、被測定者が、不要
な質問に煩わされることを防止することができる効果が
ある。
【0137】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた映像を提示するように構成したので、自分の顔を他
人が見る観点で見ることができる効果がある。
【0138】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた顔の特徴を解析し、被測定者の顔を理想顔に近づけ
る化粧方法を提示するように構成したので、被測定者の
顔を理想顔に近づけることができる効果がある。
【0139】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた顔と被測定者が好む顔を合成するとともに、その撮
影手段により撮影された顔と合成顔の特徴を解析し、被
測定者の顔を合成顔に近づける化粧方法を提示するよう
に構成したので、被測定者の顔を被測定者が好む顔に近
づけることができる効果がある。
【0140】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた映像を提示するように構成したので、自分の顔を他
人が見る観点で見ることができる効果がある。
【0141】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた素肌の映像を健康状態にある素肌の映像と比較し、
その比較結果に応じたメッセージを提示するように構成
したので、素肌の健康状態を提示することができる効果
がある。
【0142】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた頭皮の映像を健康状態にある頭皮の映像と比較し、
その比較結果に応じたメッセージを提示するように構成
したので、頭皮の健康状態を提示することができる効果
がある。
【0143】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた映像と記憶手段により記憶された映像を同時に拡大
して提示するように構成したので、素肌又は頭皮の健康
状態を容易に認識することができる効果がある。
【0144】この発明によれば、撮影手段により撮影さ
れた映像を伝送するように構成したので、素肌又は頭皮
の専門家等から、適切なアドバイスを入手することがで
きる効果がある。
【0145】この発明によれば、検知手段により被測定
者の存在が検知されると、本日実施するイベントを登録
手段から検索し、本日実施するイベントがあれば、その
イベントの内容を提示するように構成したので、被測定
者の健康状態を管理するだけでなく、忘備録としてのサ
ービスを提供することができる効果がある。
【0146】この発明によれば、特定手段により被測定
者が特定されると、その被測定者が本日実施するイベン
トを登録手段から検索し、本日実施するイベントがあれ
ば、そのイベントの内容を提示するように構成したの
で、被測定者の健康状態を管理するだけでなく、忘備録
としてのサービスを提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による健康管理装置
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による健康管理装置
を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態5による健康管理装置
を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態6による健康管理装置
の処理を説明する処理フロー図である。
【図5】 この発明の実施の形態10による健康管理装
置の処理を説明する処理フロー図である。
【図6】 この発明の実施の形態12による健康管理装
置の処理を説明する処理フロー図である。
【図7】 この発明の実施の形態14による健康管理装
置の処理を説明する処理フロー図である。
【図8】 この発明の実施の形態16による健康管理装
置の処理を説明する処理フロー図である。
【図9】 この発明の実施の形態17による健康管理装
置の処理を説明する処理フロー図である。
【図10】 この発明の実施の形態18による健康管理
装置の処理を説明する処理フロー図である。
【図11】 この発明の実施の形態19による健康管理
装置の処理を説明する処理フロー図である。
【図12】 この発明の実施の形態22による健康管理
装置の処理を説明する処理フロー図である。
【図13】 この発明の実施の形態26による健康管理
装置の処理を説明する処理フロー図である。
【図14】 この発明の実施の形態30による健康管理
装置の処理を説明する処理フロー図である。
【図15】 従来の健康管理装置を示す構成図である。
【符号の説明】
11 被測定者、12 洗面台、13 鏡、14 荷重
測定部(検知手段、計測手段)、15 生理データ測定
部(計測手段)、16 画像入力部(撮影手段)、20
データ蓄積部(蓄積手段、記憶手段)、21 データ
判定部(特定手段、判定手段)、22 判定結果出力部
(提示手段)、23 画像提示部(提示手段)、24
音声提示部(提示手段)、25 赤外線発生器(検知手
段)、26 赤外線センサ(検知手段)、27 データ
通信部(伝送手段)、28 ホストコンピュータ。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面台の正面側に位置する床に設置さ
    れ、その床に荷重が加わると被測定者の存在を検知する
    検知手段と、上記検知手段により被測定者の存在が検知
    されると、被測定者の生理データを計測する計測手段
    と、上記計測手段により計測された生理データを蓄積す
    る蓄積手段と、上記計測手段により計測された現在の生
    理データと上記蓄積手段により蓄積された過去の生理デ
    ータを比較し、その比較結果から被測定者の健康状態を
    判定する判定手段と、上記判定手段の判定結果を被測定
    者に提示する提示手段とを備えた健康管理装置。
  2. 【請求項2】 洗面台から光を発射し、その光の反射光
    を検知すると被測定者の存在を検知する検知手段と、上
    記検知手段により被測定者の存在が検知されると、被測
    定者の生理データを計測する計測手段と、上記計測手段
    により計測された生理データを蓄積する蓄積手段と、上
    記計測手段により計測された現在の生理データと上記蓄
    積手段により蓄積された過去の生理データを比較し、そ
    の比較結果から被測定者の健康状態を判定する判定手段
    と、上記判定手段の判定結果を被測定者に提示する提示
    手段とを備えた健康管理装置。
  3. 【請求項3】 予め撮影された被測定者の映像を記憶す
    る記憶手段と、洗面台の一部を構成する鏡の裏側から被
    測定者を撮影する撮影手段と、上記撮影手段により撮影
    された映像に近似する映像を上記記憶手段から検索して
    被測定者を特定する特定手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の健康管理装置。
  4. 【請求項4】 予め被測定者の身長を記憶する記憶手段
    と、洗面台の一部を構成する鏡の裏側から被測定者を撮
    影する撮影手段と、上記撮影手段により撮影された映像
    から被測定者の身長を特定するとともに、その身長に近
    似する身長を上記記憶手段から検索して被測定者を特定
    する特定手段とを設けたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の健康管理装置。
  5. 【請求項5】 予め被測定者の体重を記憶する記憶手段
    と、計測手段により計測された体重に近似する体重を上
    記記憶手段から検索して被測定者を特定する特定手段と
    を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の健康管理装置。
  6. 【請求項6】 計測手段により計測された生理データ及
    び判定手段の判定結果をホストコンピュータに伝送する
    伝送手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項
    5のうちのいずれか1項記載の健康管理装置。
  7. 【請求項7】 伝送手段はホストコンピュータからメッ
    セージが伝送されると、提示手段からそのメッセージを
    提示させることを特徴とする請求項6記載の健康管理装
    置。
  8. 【請求項8】 体調良好時の顔と体調不良時の顔を登録
    する登録手段と、洗面台の一部を構成する鏡の裏側から
    被測定者の顔を撮影する撮影手段と、上記撮影手段によ
    り撮影された被測定者の顔を体調良好時の顔と比較する
    と共に体調不良時の顔と比較し、その比較結果に応じた
    メッセージを提示手段から提示させる比較手段とを設け
    たことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいず
    れか1項記載の健康管理装置。
  9. 【請求項9】 比較手段は比較結果の履歴を考慮してメ
    ッセージを提示させることを特徴とする請求項8記載の
    健康管理装置。
  10. 【請求項10】 比較手段の比較結果に応じて被測定者
    を問診する問診手段を設け、比較手段は問診結果を考慮
    してメッセージを提示させることを特徴とする請求項8
    記載の健康管理装置。
  11. 【請求項11】 登録手段は、体調不良時の顔として憂
    鬱時の顔を登録することを特徴とする請求項8記載の健
    康管理装置。
  12. 【請求項12】 洗面台の一部を構成する鏡の裏側から
    被測定者を撮影する撮影手段と、上記撮影手段により撮
    影された映像から被測定者の身長を特定する身長特定手
    段とを設け、判定手段はその身長特定手段により特定さ
    れた身長の変化傾向を解析するとともに、計測手段によ
    り計測された体重及び体脂肪率の変化傾向を解析して、
    被測定者の健康状態を判定することを特徴とする請求項
    1から請求項11のうちのいずれか1項記載の健康管理
    装置。
  13. 【請求項13】 身長の変化率が設定値より小さい場合
    において、体重及び体脂肪率の変化率が設定値より大き
    い場合に、運動状況及び栄養摂取状況を問診する問診手
    段を設け、判定手段はその問診結果に応じたメッセージ
    を提示手段から提示させることを特徴とする請求項12
    記載の健康管理装置。
  14. 【請求項14】 判定手段は身長及び体重の増加率に基
    づいて被測定者が成長期に入っているか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項12記載の健康管理装置。
  15. 【請求項15】 被測定者の体調良好時の声を登録する
    登録手段と、健康状態に関して問診する問診手段とを設
    け、判定手段はその問診結果に基づいて被測定者の健康
    状態を判定するとともに、被測定者の声を体調良好時の
    声と比較し、その比較結果から被測定者の健康状態を判
    定することを特徴とする請求項1から請求項14のうち
    のいずれか1項記載の健康管理装置。
  16. 【請求項16】 被測定者の体調不良時の声を登録する
    登録手段と、健康状態に関して問診する問診手段とを設
    け、判定手段はその問診結果に基づいて被測定者の健康
    状態を判定するとともに、被測定者の声を体調不良時の
    声と比較し、その比較結果から被測定者の健康状態を判
    定することを特徴とする請求項1から請求項14のうち
    のいずれか1項記載の健康管理装置。
  17. 【請求項17】 人間が目眩を起こしたときの重心変化
    データを記憶する記憶手段を設けるとともに、洗面台が
    設置された前面の床に複数の荷重センサを設置し、判定
    手段はその複数の荷重センサの計測値から被測定者の重
    心位置を演算するとともに、その重心位置の変化を上記
    記憶手段に記憶されている重心変化データと比較し、そ
    の比較結果に基づいて被測定者の健康状態を判定するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項16のうちのいずれ
    か1項記載の健康管理装置。
  18. 【請求項18】 洗面台が設置された前面の床に複数の
    荷重センサを設置し、判定手段はその複数の荷重センサ
    の計測値から被測定者の重心位置を演算するとともに、
    その重心位置の移動距離に基づいて被測定者の健康状態
    を判定することを特徴とする請求項1から請求項16の
    うちのいずれか1項記載の健康管理装置。
  19. 【請求項19】 他の被測定者に対する伝言があれば、
    その伝言を記録する記録手段と、検知手段により検知さ
    れた被測定者が伝言の宛先人であることを特定手段が特
    定すると、その伝言を提示手段から提示させる伝言手段
    とを設けたことを特徴とする請求項3から請求項5のう
    ちのいずれか1項記載の健康管理装置。
  20. 【請求項20】 インターネットを介して取得できる情
    報の種類を設定する設定手段と、特定手段により特定さ
    れた被測定者を宛先人とする情報をインターネットを介
    して受信し、その情報を提示手段から提示させる受信手
    段とを設けたことを特徴とする請求項3から請求項5の
    うちのいずれか1項記載の健康管理装置。
  21. 【請求項21】 複数の歯ブラシを立てかける歯ブラシ
    台と、歯ブラシが歯ブラシ台から抜き取られると、何れ
    の歯ブラシが抜き取られたかを検知する監視手段と、そ
    の歯ブラシ台から抜き取られた歯ブラシに対応する情報
    をインターネットを介して受信し、その情報を提示手段
    から提示させる受信手段とを設けたことを特徴とする請
    求項1から請求項20のうちのいずれか1項記載の健康
    管理装置。
  22. 【請求項22】 複数の化粧方法を記憶する記憶手段
    と、被測定者に対して化粧方法の選択を促す促進手段
    と、被測定者が化粧方法を選択すると、その化粧方法を
    上記記憶手段から検索し、その化粧方法を提示手段から
    提示させる検索手段とを設けたことを特徴とする請求項
    1から請求項21のうちのいずれか1項記載の健康管理
    装置。
  23. 【請求項23】 被測定者に対して化粧方法の選択を促
    す促進手段と、被測定者が化粧方法を選択すると、その
    化粧方法をインターネットを介して受信し、その化粧方
    法を提示手段から提示させる受信手段とを設けたことを
    特徴とする請求項1から請求項21のうちのいずれか1
    項記載の健康管理装置。
  24. 【請求項24】 促進手段は、特定手段により特定され
    た被測定者が女性であるか否かを判定し、女性である場
    合に限り化粧方法の選択を促すメッセージを提示手段か
    ら提示させることを特徴とする請求項22または請求項
    23記載の健康管理装置。
  25. 【請求項25】 被測定者の顔を撮影する撮影手段を設
    け、提示手段はその撮影手段により撮影された映像を提
    示することを特徴とする請求項22または請求項23記
    載の健康管理装置。
  26. 【請求項26】 理想顔を登録する登録手段と、被測定
    者の顔を撮影する撮影手段と、上記撮影手段により撮影
    された顔の特徴を解析し、被測定者の顔を理想顔に近づ
    ける化粧方法を提示手段から提示させる解析手段とを設
    けたことを特徴とする請求項1から請求項21のうちの
    いずれか1項記載の健康管理装置。
  27. 【請求項27】 被測定者が好む顔を登録する登録手段
    と、被測定者の顔を撮影する撮影手段と、上記撮影手段
    により撮影された顔と被測定者が好む顔を合成するとと
    もに、その撮影手段により撮影された顔と合成顔の特徴
    を解析し、被測定者の顔を合成顔に近づける化粧方法を
    提示手段から提示させる解析手段とを設けたことを特徴
    とする請求項1から請求項21のうちのいずれか1項記
    載の健康管理装置。
  28. 【請求項28】 提示手段は撮影手段により撮影された
    映像を提示することを特徴とする請求項26または請求
    項27記載の健康管理装置。
  29. 【請求項29】 健康状態にある素肌の映像を記憶する
    記憶手段と、被測定者の素肌を撮影する撮影手段と、上
    記撮影手段により撮影された素肌の映像を健康状態にあ
    る素肌の映像と比較し、その比較結果に応じたメッセー
    ジを提示手段から提示させる比較手段とを設けたことを
    特徴とする請求項1から請求項28のうちのいずれか1
    項記載の健康管理装置。
  30. 【請求項30】 健康状態にある頭皮の映像を記憶する
    記憶手段と、被測定者の頭皮を撮影する撮影手段と、上
    記撮影手段により撮影された頭皮の映像を健康状態にあ
    る頭皮の映像と比較し、その比較結果に応じたメッセー
    ジを提示手段から提示させる比較手段とを設けたことを
    特徴とする請求項1から請求項28のうちのいずれか1
    項記載の健康管理装置。
  31. 【請求項31】 提示手段は撮影手段により撮影された
    映像と記憶手段により記憶された映像を同時に拡大して
    提示することを特徴とする請求項29または請求項30
    記載の健康管理装置。
  32. 【請求項32】 撮影手段により撮影された映像を伝送
    する伝送手段を設けたことを特徴とする請求項29また
    は請求項30記載の健康管理装置。
  33. 【請求項33】 家族に共通のイベントを登録するとと
    もに、そのイベントを実施する実施日を登録する登録手
    段と、検知手段により被測定者の存在が検知されると、
    本日実施するイベントを登録手段から検索し、本日実施
    するイベントがあれば、そのイベントの内容を提示手段
    から提示させる検索手段とを設けたことを特徴とする請
    求項1から請求項32のうちのいずれか1項記載の健康
    管理装置。
  34. 【請求項34】 被測定者が実施するイベントを登録す
    るともに、そのイベントを実施する実施日を登録する登
    録手段と、特定手段により被測定者が特定されると、そ
    の被測定者が本日実施するイベントを登録手段から検索
    し、本日実施するイベントがあれば、そのイベントの内
    容を提示手段から提示させる検索手段とを設けたことを
    特徴とする請求項3から請求項5のうちのいずれか1項
    記載の健康管理装置。
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Cited By (28)

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