JPH11196685A - 農業用資材 - Google Patents

農業用資材

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JPH11196685A
JPH11196685A JP10018331A JP1833198A JPH11196685A JP H11196685 A JPH11196685 A JP H11196685A JP 10018331 A JP10018331 A JP 10018331A JP 1833198 A JP1833198 A JP 1833198A JP H11196685 A JPH11196685 A JP H11196685A
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JP
Japan
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light
blue
agriculture
absorbance
spectrum
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Pending
Application number
JP10018331A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kuramochi
仁志 倉持
Yukio Ishimine
行男 石嶺
Takaaki Osanai
隆明 長内
Hisanori Asakawa
久紀 浅川
Hiroshi Takahashi
弘 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有用植物の施設栽培・園芸において、光のス
ペクトルを変換して、植物生育を促進するために有効な
光スペクトルにする機能をもった農業用光質変換資材を
提供すること。 【解決手段】 680nmの吸光度(A)と730nm
の吸光度(B)の比(A)/(B)が3.0以上であ
り、最大吸収波長における光の透過率が30〜90%で
ある農業用光質変換資材をビニールハウスの被覆資材等
に用いる。農業用光質変換資材は、軟質・硬質樹脂類に
吸収極大が570〜700nmにある少なくとも1つの
色素を含有させることにより得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光スペクトルを変換
して植物生育を促進するために有効な光スペクトルにす
る機能を有する農業用光質変換資材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ハウス又はトンネル内で有用植物を
栽培する施設園芸が広く行われるようになり、かかる施
設園芸は、露地栽培と比較すると収穫量、品質ともに飛
躍的に向上するため、野菜や果物の安定供給上重要な役
割を担いつつある。この施設栽培の意義は、ハウスやト
ンネル内の保温の他、雨、風、虫等の害から植物を防護
することにある。このため野菜などは季節栽培から周年
栽培に、またナシ、ミカン、ブドウ、カキ、リンゴなど
の果樹では糖度の高い形のよい果実が収穫されるように
なってきている。一方、施設園芸が広く行われるように
なってから、さらに増収や高品質を指向して、太陽光の
スペクトルを植物の光合成、あるいは成長活物質の生産
のために有利なものに変換する試みがなされている。
【0003】例えば、研究法人「農業の光線選択利用技
術研究組合」(昭和39〜57年)の研究成果報告書
「施設農業における光質利用の技術化に関する総合研
究」(1976年2月、農林水産技術会議事務局)にお
いて、塩化ビニルに青蛍光物質、赤蛍光物質及びそれら
を同時に溶解したフィルムの試作を行なったが、耐光性
が悪く栽培試験を実施するに到らないまま中断したこと
が報告されている。
【0004】特公昭49−16301号公報、特開昭5
2−94345号公報、特開平2−102265号公
報、特開平2−147651号公報、特開平3−211
053号公報では、近紫外光を光合成有効光に変換する
色素としてフルオレッセントブライトナー、シンチレー
ターなどが提案されているが、耐光性が十分でなく、施
設園芸用に実用化されるに到っていない。また、特開昭
54−127945号公報には、ローダミン6Gを用い
て緑色〜黄色光を橙色〜赤色光に変換するフィルムが開
示されているが、この色素も耐光性が悪く適切な光安定
化処理を行わない限りこのままでは実用に耐えないもの
である。
【0005】特開昭57−189号公報には、ポリエス
テル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアクリレー
ト、ポリスチレン、ポリスルフォンなどの溶解性パラメ
ータが9以上の重合体にアントラキノン系蛍光体、チオ
インジゴ系蛍光体、ペリノン系蛍光体、ペリレン系蛍光
体などから選ばれた複数の有機蛍光体が溶解された波長
変換可能な成形体が開示されている。複数の有機蛍光体
は短波長側の光を吸収して励起された第1の蛍光体か
ら、より励起エネルギーの小さい第2の蛍光体へ無輻射
的にエネルギー移動するように、即ち第1の蛍光体の発
光スペクトルと第2の蛍光体の吸収スペクトルが部分的
に重複するように組み合わされているため、広範囲の短
波長側の光を一層長波長側の光へ変換することができる
ものであり、植物栽培上の一定の効果が期待できるもの
である。しかし、この発明によれば赤色光のみを植物栽
培上の有効光とみなし、変換される短波長側の光の波長
領域に配慮をしないものであり、青色光を利用するクロ
ロフィルa、b、カロチン類の作用が阻害されるマイナ
スの効果をも有するものである。
【0006】特開平6−38635号公報には、吸収極
大が350〜450nmにあり、発光極大が380〜5
20nmにある少くとも1つの蛍光色素(A)と吸収極
大が460〜580nmにあり、発光極大が540〜8
00nmにある少なくとも1つの蛍光色素(B)が含有
されており、(A)の発光スペクトルと(B)の吸収ス
ペクトルが部分的に重複するような組み合わせであり、
(A)の発光強度(I)と、(A)の励起エネルギーの
一部が(B)の発光位置で発光する強度(I’)の比
(I)/(I’)が0.2以上5以下である農業用波長
変換資材が開示され、この農業用資材を用いると、野
菜、花卉の場合は短期間、多収、果樹類の場合は糖度が
高く高品質の果物を多く収穫することができると記載さ
れている。
【0007】この他、赤発光フィルムであるラジアント
ピンク(商品名;三井東圧化学株式会社)、Irrad
iant660(商品名;BASF社)が上市され栽培
試験が行われたが、単一の波長領域の光を変換するこれ
らの波長変換フィルムは一般に作用効果が十分でなく、
特定の気象条件では有効であっても別の気象条件では効
果が見られないといったケースが多く発生し、実用の施
設園芸用資材として用いるには信頼性に欠けるものであ
った。
【0008】
【発明が解決すべき課題】本発明の課題は、有用植物の
施設栽培・園芸において、光のスペクトルを変換して、
植物生育を促進するために有効な光スペクトルにする機
能をもった農業用光質変換資材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、680nmの吸光度
(A)と730nmの吸光度(B)の比(A)/(B)
が3.0以上であり、最大吸収波長における光の透過率
が30〜90%である農業用光質変換資材を用いると、
上記課題が解決しうることを見出し、本発明を完成する
に至った。
【0010】すなわち本発明は、680nmの吸光度
(A)と730nmの吸光度(B)の比(A)/(B)
が3.0以上であり、最大吸収波長における光の透過率
が30〜90%であることを特徴とする農業用光質変換
資材に関する。また本発明は、吸収極大が570〜70
0nmにある少なくとも1つの色素を含有し、680n
mの吸光度(A)と730nmの吸光度(B)の比
(A)/(B)が3.0以上であり、最大吸収波長にお
ける光の透過率が30〜90%であることを特徴とする
農業用光質変換資材に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において、680nmの吸
光度(A)と730nmの吸光度(B)の比(A)/
(B)が3.0以上であり、最大吸収波長における光の
透過率が30〜90%である農業用光質変換資材には、
吸収極大が570〜700nmにある色素を用いるのが
好ましい。吸収極大が570〜700nmにある色素を
用いると、前記(A)/(B)比を容易に実現出来る。
そして、吸収極大が570〜700nmにある色素とし
ては、例えば、エネルギー関連色素又は食品もしくは化
粧品用色素、各種染料、各種顔料を挙げることができ
る。
【0012】吸収極大が570〜700nmにある、エ
ネルギー関連色素又は食品もしくは化粧品用色素として
は、チオニンブルーGO、アリザリンシアニングリーン
F、キニザリングリーンSS、ライトグリーンSF黄、
パテントブルーNA、ギネアグリーンB、スダンブルー
B、ナフトールブルーブラック、クチナシ青色素、クロ
ロフィル、スピルリナ青等の色素を例示することができ
る。
【0013】また、吸収極大が570〜700nmにあ
る染料としては、ダイレクトスカイブルー5B、シリア
ススープラブルーBRR、ダイレクトファースターコイ
スブルーGL、ダイレクトコッパーブルー2B、コプラ
ンチングリーンG、ダイレクトファーストブラックD、
アシツドバイオレット5B、アリザリンダイレクトブル
ーA2G、アシッドサイアニン6B、アシッドサイアニ
ン5R、アシッドサイアニングリーンG、アシッドファ
ーストブラックVLG、カチオンブルーGRL、カチオ
ンブルーGLH、カチオンネイビーブルーRLH、バッ
トブルーRSN、バットブルーBC、バットブリリアン
トグリーンFFB、ディスパースブルーFFR、ディス
パースブルーグリーンB、ディスパースブルーFB、デ
ィスパースターコイスブルーGL、ディスパースネイビ
ーブルー2GL、ソルベントファーストブルーHFL、
リアクティブブルー3G、リアクティブブルーR、リア
クティブブルーBR、リアクティブターコイスGF、リ
アクティブブリリアントブルーR、アイゼンダイレクト
スカイブルー5B、アイゼンプリムラターコイスブルー
GLH、アイゼンプリムラキユプログリーンGH、サン
ライトスープラグレイCGL等を例示することができ
る。
【0014】また、吸収極大が570〜700nmにあ
る顔料としては、ジオキサジンバイオレット、チオイン
ジゴマゼンタ、ビクトリアブルーレーキ、ビクトリアブ
ルー6Gレーキ、フタロシアニンブルーR、フタロシア
ニンブルーG、フタロシアニンブルーE、無金属フタロ
シアニン、ファストスカイブルー、紺青、コバルトブル
ー、群青、アルカリブルーG、インダンスロンブルー等
を例示することができる。
【0015】上記色素は、それ自体光に対して安定性を
有するものか、あるいは紫外線吸収剤、酸化防止剤、一
重項酸素クエンチャーなどの添加その他の光安定化処理
によって、安定化し得る程度の光安定性を有するもので
なければならない。
【0016】色素の光安定性は、具体的には、400n
m以下の近紫外光を吸収するUVカットフィルムの内側
に本発明の光質変換資材を設置し、太陽光を1年間照射
した後の色素の吸収強度の保持率により判定することが
でき、この保持率が好ましくは50%程度は必要であ
る。
【0017】本発明の農業用光質変換資材における資材
の形状としては、施設栽培・園芸に適用しうるものであ
ればどのような形状のものでもよいが、例えばフィル
ム、板、ネット、織布、不織布などを例示することがで
き、また基材に使用される材料としては、軟質,半硬
質,硬質のPVC、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアクリレート、ポリビ
ニルメタクリレート、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリ
ルニトリル、ポリブタジエン、ポリスチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、P
ET,PBTなどのポリエステル、ポリアリレート、ポ
リカーボネート、ポリエステルカーボネート、フェノキ
シ樹脂、ナイロン6,ナイロン6/6,ナイロン11,
ナイロン12,MXD6ナイロンなどのポリアミド、ポ
リジメチルシロキサン、ポリトリメチルシリルプロピ
ン、ポリウレタン、アイオノマー類、セロファン、ポリ
エチレンセロファン、セルロースアセテート、セルロー
スプロピオネート、エチルセルロース、ニトロセルロー
ス等の軟質・硬質樹脂類、セルロース等の天然繊維類を
例示することができる。
【0018】本発明の農業用光質変換資材の製造法には
特に制約はなく、例えばその形状がフィルムの場合、基
材樹脂の溶融特性、溶剤溶解性、色素の熱特性などに応
じて押出し成形、インフレーション成形、カレンダー成
形などによって製造するか、あるいは樹脂を溶解したワ
ニスをベースフィルムにコーティングするか又は織布、
不織布、紙などに含浸することにより製造することがで
きる。色素を含む合成樹脂層の厚さは成形フィルム、コ
ーティング層ともに10〜300μm、好ましくは30
〜150μmにするのが良い。また、板の場合、成形性
及び強度から0.5〜5mm、好ましくは1〜3mmの
厚さにするのが良い。
【0019】本発明の農業用光質変換資材において、好
ましい色素含有量は、フィルムの吸収極大波長(λma
x)における光の透過率が30〜90%、好ましくは5
0〜80%になる量である。光の透過率が30%未満で
あると光量不足になり徒長あるいは生長を妨げるため好
ましくなく、他方光の透過率が90%を超えると波長変
換の効果が十分に現れないため好ましくない。
【0020】また、本発明の農業用光質変換資材におい
て、680nmの吸光度(A)と730nmの吸光度
(B)の比(A)/(B)は、3.0以上、好ましくは
4.0以上である。この範囲内で光変換することにより
730nmの光の透過量を相対的に増加させ、作物の光
形態形成を促し、作物の増収等の有意義な効果を引き出
すことができるが、(A)/(B)が3.0未満のとき
は、730nmの光の透過量が相対的に少なく、光形態
形成に対する十分な効果を上げることが出来ないので好
ましくない。
【0021】本発明の農業用光質変換資材には、施設園
芸用資材としての他の諸条件を満たすため、本発明の目
的を損なわない範囲内で各種添加剤を用いることもでき
る。かかる添加剤としては、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、一重項酸素クエンチャー、ヒンダードアミン系光安
定剤、その他の安定剤、分散剤、滑剤、防曇剤、流滴剤
などを挙げることができる。
【0022】本発明の農業用光質変換資材は、ビニール
ハウスの被覆資材の他、マルチフィルム、反射(マル
チ)フィルム、太陽光がハウス内に平均して照射される
ように設置する反射板、プラスチックネット、織布、不
織布、果実の袋掛け用の袋などにも同様に用いることが
できる。
【0023】
【実施例】次に本発明の実施例について説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。 実施例1(光質変換アクリル板の製造) [マスターバッチの製造]ポリメタクリル酸メチル(ア
ルドリッチ社製、Mw=350,000、Tg=122
℃)100重量部、吸収極大が640nmにあるアンス
ラキノン系染料(C.I.Solvent Blue3
5)0.03重量部、ステアリン酸アマイド系分散剤
0.30重量部をタンブラーミキサー型混合機で混合
後、これを押出成形機に供し、240℃で押出し後、造
粒してマスターバッチとした。 [光質変換アクリル板の製造]ポリメタクリル酸メチル
(アルドリッチ社製、Mw=350,000、Tg=1
22℃)100重量部、マスターバッチ5重量部をダイ
ス温度240℃で押出成形し、厚さ1mmの光質変換ア
クリル板を製造した。
【0024】実施例2 実施例1で得られた厚さ1mmの光質変換アクリル板を
用いて、1m×1m×1mのミニハウスを作製した。次
に、20cm×20cm、深さ18cmのポリプロピレ
ン製ポットに複合肥料(N,P,K各15%)を4g入
れ、篩った畑土壌を充填し、チンゲン菜の種子を適量播
種して2cm覆土した。このチンゲン菜の種子を播種し
たポット9個を、屋外に設置した上記ミニハウス内に収
容し試験を開始した。出芽後10日目に間引きを行い、
1ポット当たり3本残し、播種後55日目に収穫し地上
部重量を測った後、総ビタミンCの含量を(財)日本食
品分析センターで測定した。また、播種日8月20日、
収穫日10月14日であった。
【0025】実施例3 アクリル板(三菱レーヨン株式会社製「ライトブルー3
10」)を用いたミニハウスを使用する他は実施例2と
同様に行った。 比較例1 透明な農ビフィルム(アキレス株式会社製「ノンキリ
ー」)を用いたミニハウスを使用する他は実施例2と同
様に行った。 比較例2 アクリル板(三菱レーヨン株式会社製「スカイブルー3
01」)を用いたミニハウスを使用する他は実施例2と
同様に行った。
【0026】実施例2及び3ならびに比較例1及び2の
資材を用いたミニハウスによる試験結果をまとめて表1
に示す。なお、表1中「PAR」は「光合成有効放射光
量(400〜700nm)」を表す。また、同じく表1
中「重量」及び「総ビタミンC」の値は9ポットの平均
値であり、カッコ内の数値は比較例1における値を10
0とした場合の相対値を示す。表1からもわかるよう
に、資材の吸収極大波長(λmax)における光の透過
率が30〜70%であり、(A)/(B)比が3.0以
上の波長変換資材を用いることによりチンゲン菜の増収
を図ることができる他、ビタミンC含量の高いチンゲン
菜をも生産することができた。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明の光質変換資材により、栄養面等
高品質の野菜類及び果物類を高い生産性をもって生産す
ることが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長内 隆明 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目7番6号 大日精化工業株式会社内 (72)発明者 浅川 久紀 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目7番6号 大日精化工業株式会社内 (72)発明者 高橋 弘 神奈川県小田原市高田345番地 日本曹達 株式会社小田原研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 680nmの吸光度(A)と730nm
    の吸光度(B)の比(A)/(B)が3.0以上であ
    り、最大吸収波長における光の透過率が30〜90%で
    あることを特徴とする農業用光質変換資材。
  2. 【請求項2】 吸収極大が570〜700nmにある少
    なくとも1つの色素を含有することを特徴とする請求項
    1記載の農業用光質変換資材。
JP10018331A 1998-01-16 1998-01-16 農業用資材 Pending JPH11196685A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011790A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Unitika Ltd 柑橘系果実用被覆資材
KR101150903B1 (ko) * 2010-03-05 2012-05-29 인하대학교 산학협력단 필터링된 태양광에너지를 이용한 미세조류 배양용 장치
KR101354132B1 (ko) * 2008-10-15 2014-02-04 머터리얼 사이언스 프로덕츠 & 엔지니어링 아이엔씨. 형광 방사성 자재를 이용한 농작물 재배방법 및 이에 이용하는 자재
US9204598B2 (en) 2013-05-27 2015-12-08 Saudi Basic Indsutries Corporation Solar energy funneling using thermoplastics for agricultural applications

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KR101354132B1 (ko) * 2008-10-15 2014-02-04 머터리얼 사이언스 프로덕츠 & 엔지니어링 아이엔씨. 형광 방사성 자재를 이용한 농작물 재배방법 및 이에 이용하는 자재
KR101150903B1 (ko) * 2010-03-05 2012-05-29 인하대학교 산학협력단 필터링된 태양광에너지를 이용한 미세조류 배양용 장치
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