JPH11196453A - 移動通信方法 - Google Patents

移動通信方法

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JPH11196453A
JPH11196453A JP18398A JP18398A JPH11196453A JP H11196453 A JPH11196453 A JP H11196453A JP 18398 A JP18398 A JP 18398A JP 18398 A JP18398 A JP 18398A JP H11196453 A JPH11196453 A JP H11196453A
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mobile
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Hiroyo Masuda
浩代 増田
Takayuki Iseyama
貴之 伊勢山
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動端末がローミングする時の移動通信方法に
関し、ローミング不可の網でも加入者制御を実施可能に
する。 【解決手段】移動端末が補助サービスの一部が利用でき
ないような網にローミングする際に、利用不可のサービ
スを移動端末に通知し、加入者自身にローミングするか
否かの判断をさせてその後の加入者制御を受け付ける
か、或いは移動端末毎に予めローミング条件を網側又は
移動端末側で設定しておき、その条件に従って網側又は
移動端末側で加入者のサービスを自動的に非活性化させ
て位置登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信方法に関
し、特に移動端末が移動用交換機を介してホームロケー
ションレジスタにローミングする時の移動通信方法に関
するものである。
【0001】近年の移動通信の発達により、移動通信網
を経営する会社が増加して来ている。このため、図11
に示すように、各移動端末(加入者)MSが所属するホ
ーム網(自網)Hと他の会社の網Aが存在する。
【0002】この場合、各網にはホームロケーションレ
ジスタHLR(Home Location Register)が設けられてお
り、移動端末MSの加入者データを保持しているが、移
動端末MSは移動用交換機MSC(Mobile Switching Ce
nter)(又は在圏ロケーションレジスタVLR(Visitor
Location Register)であるが、以下、移動用交換機で記
述する。)を介してホームロケーションレジスタHLR
と交信するので、移動端末がホーム網Hから他網Aに移
動するときには、移動用交換機MSC及びホームロケー
ションレジスタHLRとの通信を可能にすること、すな
わちローミングを可能にするための移動通信方法が必要
になっている。
【0003】
【従来の技術】図12には、従来の移動通信方法による
動作シーケンス例が示されており、同図(a)に示すよ
うに、まず、移動端末MSが図11の例で示したように
自網Hから他網Aに移動したときに位置登録要求を行う
と(ステップS1)、まず他網Aの移動用交換機MSC
がこれを受けて、この位置登録要求をホーム網Hのホー
ムロケーションレジスタHLRに転送する(ステップS
2)。
【0004】これを受けて、ホームロケーションレジス
タHLRは予め保持している加入者データを送出し(ス
テップS3)、これを受けた移動用交換機MSCは該移
動端末MSが加入し且つローミング時に活性化している
加入者データのサービスがサポートされている場合、こ
の加入者データを受け付けた旨の応答をホームロケーシ
ョンレジスタHLRに通知する(ステップS4)。
【0005】ホームロケーションレジスタHLRは位置
登録の受付を行い(ステップS5)、移動用交換機MS
Cはこれを移動端末MSに転送して(ステップS6)、
ローミングを実現している。
【0006】一方、その移動端末MSが加入し且つロー
ミング時に活性化しているサービスの一部(補助サービ
ス(付加サービス))をサポートしていない場合、同図
(b)に示すようにローミングを拒否することになる。
【0007】すなわち、ステップS1〜S3までは同図
(a)と同様に行われるが、移動用交換機MSCからの
加入者データの応答がサポートしていない補助サービス
であることを示している場合(ステップS4’)、ホー
ムロケーションレジスタHLRは位置登録を拒否し(ス
テップS7)、これを受けて移動用交換機MSCはその
「位置登録拒否」を移動端末MSに通知し(ステップS
8)、ローミングを拒否している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ローミ
ングを拒否する場合、従来例ではその詳細理由(情報)
の通知が無いため、加入者は何故ローミング不可となっ
たかを理解できない。
【0009】そして、その補助サービスが利用出来ない
網でローミングを拒否された場合に、それでもなおロー
ミングを希望する場合、ローミング可能な網にローミン
グし直して該当する補助サービスを非活性化するという
制御を実施するまで待たなければならなかった。
【0010】すなわち、地理的にローミング可能な網が
なければさらに移動してローミング可能な網を見つけ出
し加入者制御(ユーザー操作)を実施しなければならな
いという課題があった。
【0011】従って本発明は、移動端末がローミングす
る時の移動通信方法において、ローミング不可の網でも
加入者制御を実施可能にすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】〔1〕上記の目的を達成
するため、本発明に係る移動通信方法は、ホームロケー
ションレジスタが、移動端末の加入者データに未サポー
トの補助サービスが含まれていることをローミング先の
移動用交換機から通知されたとき、該移動用交換機を介
して詳細理由を添付した位置登録拒否を該移動端末に通
知し、該移動端末が、該詳細理由を参照して該ローミン
グ要求に係る補助サービスを加入者制御により登録解除
したことが該移動用交換機を介して該ホームロケーショ
ンレジスタに通知されたときのみ該ホームロケーション
レジスタが該位置登録の受付を行うことを特徴としたも
のである。
【0013】すなわち、本発明では、移動用交換機から
未サポートの加入者データであることが通知された時、
ホームロケーションレジスタは「位置登録要求」を受け
付けることが出来ないため、「位置登録拒否」で応答す
るが、その場合にその拒否の詳細理由を添付して移動端
末に送信する。
【0014】そして、この詳細理由が添付された「位置
登録拒否」を受けた移動端末は、加入者制御(ユーザー
操作)により「位置登録拒否」の要因となる補助サービ
スの非活性化を行うために、当該補助サービスの「登録
解除」をホームロケーションレジスタに対して通知した
時、ホームロケーションレジスタはこれに基づいて「位
置登録」が受け付けられた事を移動用交換機を介して移
動端末に通知する。
【0015】このようにして、加入者制御をローミング
が出来ない網の場合でも実施可能とすることにより、ス
ムーズにローミングを可能としている。
【0016】〔2〕また本発明では、ホームロケーショ
ンレジスタが、移動端末の加入者データに未サポートの
補助サービスが含まれていることをローミング先の移動
用交換機から通知されたとき、予め有する該移動端末の
ローミング条件データを参照して該移動端末のローミン
グ条件をチェックし、ローミング優先に設定されている
ときには、該当する補助サービスを非活性化してこの時
の加入者データを該移動用交換機に送出した後、非活性
化の詳細理由を添付した位置登録の受付を該移動用交換
機を介して該移動端末に通知し、ローミング優先に設定
されていないときには、該移動用交換機を介して詳細理
由を添付した位置登録拒否を該移動端末に通知し、該移
動端末が、該詳細理由を参照して該補助サービスを加入
者制御により登録解除したことが該移動用交換機を介し
て該ホームロケーションレジスタに通知されることによ
り該ホームロケーションレジスタが該位置登録の受付を
行うことも可能である。
【0017】すなわち、本発明においてはホームロケー
ションレジスタにおいて他網にローミングする際の加入
者データの条件を予め設定しておく。
【0018】そして、移動端末から受信した「位置登録
要求」が付加サービスの要因により受け付け不可と判断
した場合、ホームロケーションレジスタは加入者データ
内に設定した個別のローミング条件を参照し、この結
果、ローミング優先に設定されていることが分かったと
きには、ローミング不可の要因である補助サービスの非
活性化を実施し、「位置登録要求」を受付可能な状態に
移行させる。
【0019】そして、ホームロケーションレジスタは該
当する補助サービスを非活性化したことを示す加入者デ
ータを移動用交換機に送った後、移動用交換機を介して
移動端末に対して位置登録受付を行う。この際には非活
性化した(使用不能な)補助サービスを詳細理由として
添付し通知する。
【0020】一方、上記のローミング条件をチェックし
た結果、ローミング優先に設定されておらず既存のサー
ビス優先に設定されていることが分かったときには、本
発明〔1〕と同様に、加入者制御に基づく「登録解除」
を通知して位置登録を行うこととなる。
【0021】以上のようにして予め設定した条件に従っ
てローミング不可の状態を解消し、スムーズなローミン
グを可能にしている。
【0022】〔3〕また本発明では、ホームロケーショ
ンレジスタが、移動端末の加入者データに未サポートの
補助サービスが含まれていることを移動用交換機から通
知されたとき、該移動用交換機を介して詳細理由を添付
した位置登録拒否を該移動端末に通知し、該移動端末が
予め有する自局のローミング条件データを参照して該ロ
ーミング条件をチェックし、ローミング優先に設定され
ているときには、該当する補助サービスの登録解除を自
動的に実施し、ローミング優先に設定されていないとき
には、該移動端末が、該詳細理由を参照して該補助サー
ビスを加入者制御により登録解除が実施されることによ
り該ホームロケーションレジスタが該位置登録の受付を
行うことができる。
【0023】すなわち、本発明においては、今度はホー
ムロケーションレジスタではなく移動端末内に他網にロ
ーミングする際の条件を設定しておく。
【0024】そして、移動端末からの「位置登録要求」
が受付不能のため、「位置登録拒否」で応答する場合、
上記と同様に拒否の詳細理由を添付する。この「位置登
録拒否」を受けた移動端末において、予め設定してある
ローミング条件を参照し、この条件に沿った制御を自動
的に実施する。
【0025】すなわち、ローミング優先に設定されてい
れば、移動端末において自動起動による「位置登録拒
否」の要因となる補助サービスの非活性化を実行し、
「補助サービス登録解除」を移動用交換機を介してホー
ムロケーションレジスタに通知する。ホームロケーショ
ンレジスタでは、この「登録解除」を受け付けた旨、移
動端末に通知する。
【0026】移動端末は直ちに再度位置登録を実施する
ことによりローミング不可の網に対してもスムーズなロ
ーミングが可能となる。
【0027】この場合、ローミング優先に設定されてお
らず既存のサービス優先に設定されていることが分かっ
たときには、上記の本発明〔1〕及び〔2〕と同様に加
入者制御に基づく「登録解除」を実施して位置登録を行
うこととなる。
【0028】〔4〕また本発明では、上記の本発明
〔1〕〜〔3〕のいずれかにおいて、該登録解除が該ホ
ームロケーションレジスタに通知されたとき、該ホーム
ロケーションレジスタが該登録解除の受付を該移動用交
換機を介して該移動端末に返送し、この後、該移動端末
が再度位置登録要求を該ホームロケーションレジスタに
送って該位置登録を行ってもよい。
【0029】〔5〕また本発明では、上記の本発明
〔1〕〜〔4〕のいずれかにおいて、該登録解除の通知
が自動的に再度の位置登録要求を含むこととすることが
できる。
【0030】〔6〕また本発明では、上記の本発明
〔1〕〜〔5〕のいずれかにおいて、該移動端末による
該登録解除が、ローミング不可対象の補助サービスに対
するものではないとき、該移動用交換機が該登録解除を
拒否することができる。
【0031】〔7〕また本発明では、上記の本発明
〔3〕において、該移動端末が、該自動登録解除の内容
を表示することも可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は本発明〔1〕に係る移動通
信方法の動作シーケンス例を示したもので、この内の移
動用交換機MSCの処理例が図2に示されており、これ
らの図を参照してこの実施例の動作を以下に説明する。
【0033】今、図11に示したように、移動端末MS
がホーム網Hから他網Aに移動し、最初の位置登録を網
A内の移動用交換機MSCを経由して要求して来た時
(図1のステップS1,S2)、従来通りのローミング
が可能か否かのチェック(ローミング禁止エリアか否か
のチェック等)を実施した後、ローミング可能であれば
移動用交換機MSCに対し加入者データを送出する(ス
テップS3)。
【0034】移動用交換機MSCでは、受信した加入者
データをチェックし、自網で未サポートの補助サービス
(以下、補助サービスSS1と呼ぶ)が活性化されてい
る場合、このことをホームロケーションレジスタHLR
に通知する(ステップS4)。
【0035】この通知を受けたホームロケーションレジ
スタHLRは「位置登録拒否」に詳細理由「補助サービ
スSS1未サポート」を添付して移動用交換機MSCに
通知する(ステップS7)。
【0036】これに応じて、移動用交換機MSCにおい
てはローミング不許可フラグ及び加入者制御待ちフラグ
を共に設定し(図2のステップS21)、加入者制御を
待つためタイマを起動する(ステップS22)。そし
て、移動端末MSに対して「位置登録拒否」の通知を上
記の詳細理由を添付して通知する(ステップS8)。
【0037】「位置登録拒否」を受信した移動端末MS
は、依然ローミングを希望する場合、補助サービスSS
1の非活性化要求を加入者制御(ユーザー操作)により
実施する(ステップS41)。この加入者制御は該当す
る補助サービスSS1の「登録解除」という形で移動用
交換機MSCに通知される(ステップS9)。
【0038】この間、移動用交換機MSCにおいては、
上記のタイマが起動された後、一定のタイマ時間が満了
しているか否かを判定し(ステップS23)、すでにタ
イマ時間を経過している場合にはステップS21で設定
したフラグを共に解除する(ステップS24)。
【0039】まだタイマ時間が満了していない時には、
移動端末MSから補助サービス登録解除の通知を受信し
たか否かを監視しており(ステップS25)、この登録
解除を受信した時にはタイマを停止させる(ステップS
26)。
【0040】そして、上記のローミング不許可フラグ及
び加入者制御待ちフラグがそれぞれ設定されているか否
かを判定し(ステップS27,S28)、共に設定され
ている状態であれば更にローミング不可補助サービスへ
の登録解除操作か否かを判定する(ステップS9)。
【0041】この結果、当該補助サービスSS1への登
録解除操作であったことが分かった時には、移動用交換
機MSCはその補助サービスSS1を解除する旨ホーム
ロケーションレジスタHLRに通知する(ステップS1
0)。
【0042】なお、ステップS27,S28においてそ
れぞれフラグが設定されていない場合、並びにステップ
S9において補助サービスSS1への登録解除操作して
いない場合はいずれも「当該登録解除拒否」を移動端末
MSに対して通知する(ステップS9’)。
【0043】このようにして、移動用交換機MSCは、
ホームロケーションレジスタHLRから「補助サービス
登録解除」の受付を受信した時(ステップS11)、ロ
ーミング不許可フラグ及び加入者許可待ちフラグをそれ
ぞれ解除しておき(ステップS29)、「補助サービス
登録解除受付」を移動端末MSに転送する(ステップS
12)。
【0044】なお、この実施例では、ステップS9の
「登録解除」の要求(加入者制御要求)を行う時に、同
時に位置登録再要求があったものと移動用交換機MSC
及びホームロケーションレジスタHLRで見做して、登
録受付を行う際にも同時に位置登録の受付を行っている
(ステップS9〜S12)。
【0045】図3は本発明〔2〕に係る移動通信方法の
動作シーケンス例を示したものであり、この実施例にお
ける移動端末MS、移動用交換機MSC、及びホームロ
ケーションレジスタHLRのそれぞれの処理例が図4乃
至図6にそれぞれ示されている。以下、これらの図を参
照して、この実施例の動作を説明する。
【0046】まず、この実施例においては、ホームロケ
ーションレジスタHLR内の加入者データ内の補助サー
ビスにローミング条件フラグの設定エリアを設ける。こ
の一例が図7に示されている。
【0047】このローミング条件は、補助サービス関連
のサービス・オーダー投入時に、他網にローミングする
際の条件を設定可能にする。すなわち、ローミング時に
活性化されている既存のサービスを優先するか又はロー
ミングすることを優先するかを設定しておく。ただし、
特に、指定の無い場合は従来通り既存サービス優先とし
ておく。
【0048】この実施例においては、ステップS1〜S
4は図1に示した動作シーケンス例と同様であるのでこ
こでは説明を省略する。
【0049】この後、ホームロケーションレジスタHL
Rにおいては、補助サービスSS1が未サポートである
旨通知されているので、この補助サービスSS1のロー
ミング条件フラグをチェックする(図3のステップS5
0,図6のステップS51,S52)。
【0050】この結果、ローミング優先に設定されてい
る時には、先ず、自動的に該当する補助サービスSS1
を非活性化状態に移行させ(ステップS53)、移動用
交換機MSCに対し再度、非活性化した補助サービスS
S1を含む加入者データを送付する(ステップS3
1)。
【0051】移動用交換機MSCにおいてはこの加入者
データを受けると加入者応答をホームロケーションレジ
スタHLRに返送した後(ステップS32)、移動端末
MSからの「位置登録要求」に対し、「位置登録受付」
を詳細理由「補助サービスSS1非活性化」を添付して
移動用交換機MSC経由で移動端末MSに通知する(ス
テップS5,S6)。
【0052】一方、ステップS52において、ローミン
グ条件が既存サービス優先に設定されていることか分か
ったときには、図1の例と同様に詳細理由を添付して
「位置登録拒否」を通知する(ステップS7,S8)。
【0053】この後は、図1の例と同様に、加入者制御
(ステップS41)及び「補助サービス登録解除(位置
登録再要求)」(ステップS9,S10)、及び「補助
サービス登録解除受付(位置登録受付)」(S11,S
12)を実行する。
【0054】図8は本発明〔3〕に係る移動通信方法の
動作シーケンス例を示したものであり、この実施例にお
ける移動端末MS及びホームロケーションレジスタHL
Rの処理例がそれぞれ図9及び図10に示されている。
なお、移動用交換機MSCの処理例は図2に示した処理
例と同様である。
【0055】まず、この実施例においては移動端末MS
内にローミング条件設定エリアを設ける。このローミン
グ条件とは図3のステップS50と同様に、補助サービ
ス毎にローミング条件フラグの設定を可能とするもので
ある。すなわち、ローミング時に活性化されているサー
ビスを優先するかローミングすることを優先するかを設
定しておく。
【0056】この実施例においてもステップS1〜S8
は図1に示した動作シーケンス例と同様であるのでここ
では説明を省略する。
【0057】なお、ステップS8における「位置登録拒
否」を移動端末に通知する際、移動用交換機MSCは加
入者データ内にローミング不許可フラグ及び加入者制御
待ちフラグを設定すると共に加入者制御待ちタイマを起
動しておく(図2のステップS21,S22)。
【0058】「位置登録拒否」を受信した移動端末MS
は、予め設定されたローミング条件をチェックし(図8
のステップS60,図9のステップS61,62)、こ
の結果、ローミング優先に設定されている場合、自動的
に補助サービスSS1の非活性化要求を実施するため
に、その補助サービスSS1の「登録解除」を移動用交
換機MSCに通知する(ステップS9)。
【0059】このような加入者制御通知を受信した移動
用交換機MSCは加入者データをチェックし、ローミン
グ不許可フラグ及び加入者制御待ちフラグの両者が設定
されており、補助サービス登録解除要求(加入者制御要
求)がローミング不可の要因となっている補助サービス
SS1に関するものである場合のみ加入者制御を受け付
け、ホームロケーションレジスタHLRに当該補助サー
ビス登録解除要求として加入者制御要求を送出する(図
2のステップS27,S28,S9,S10)。それ以
外の場合は要求を拒否する(ステップS9’)。
【0060】移動用交換機MSCから加入者制御要求を
受信したホームロケーションレジスタHLRは、この処
理を実行し、加入者制御受付、すなわち「補助サービス
登録受付」を返送する(ステップS11)。
【0061】これを受信した移動用交換機MSCは移動
端末MSに転送する(ステップS12)と共に加入者制
御待ちフラグをクリアする(ステップS29)。
【0062】自動起動の加入者制御受付を受信した移動
端末MSは直ちに再度「位置登録要求」を送出する(ス
テップS1’)。この「位置登録要求」を受信した移動
用交換機MSCはローミング不許可状態の場合、移動用
交換機MSCの制御下で最初の位置登録を受信した場合
と同様にホームロケーションレジスタHLRに該要求を
転送する(ステップS2’)。
【0063】ホームロケーションレジスタHLRは再度
加入者データを移動用交換機MSCに送出し(ステップ
S3’)、移動用交換機MSCからその応答を受けた後
(ステップS4’)、「位置登録受付」を返送する(ス
テップS5’,S6’)。
【0064】移動用交換機MSC経由で「位置登録受
付」を受信した移動端末MSは自動起動した加入者制御
内容を表示し(ステップS19)、加入者にローミング
済であることを知らせることができる。
【0065】なお、上記の説明においては、移動用交換
機MSCについて説明したが、在圏ロケーションレジス
タVLRについも同様である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る移動通
信方法によれば、移動端末が補助サービスの一部が利用
できないような網にローミングする際に、利用不可のサ
ービスを移動端末に通知し、加入者自身にローミングす
るか否かの判断をさせてその後の加入者制御を受け付け
るか、或いは移動端末毎に予めローミング条件を網側又
は移動端末側で設定しておき、その条件に従って網側又
は移動端末側で加入者のサービスを自動的に非活性化さ
せて位置登録するように構成したので、ローミング不可
の網でもスムーズにローミングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明〔1〕に係る移動通信方法の動作シーケ
ンス例を示した図である。
【図2】本発明〔1〕に係る移動通信方法に用いられる
移動用交換機の処理例を示したフローチャート図であ
る。
【図3】本発明〔2〕に係る移動通信方法の動作シーケ
ンス例を示した図である。
【図4】本発明〔2〕に係る移動通信方法に用いられる
移動端末の処理例を示したフローチャート図である。
【図5】本発明〔2〕に係る移動通信方法に用いられる
移動用交換機の処理例を示したフローチャート図であ
る。
【図6】本発明〔2〕に係る移動通信方法に用いられる
ホームロケーションレジスタの処理例を示したフローチ
ャート図である。
【図7】本発明に係る移動通信方法で用いられるローミ
ング条件を含む加入者データ例を示した図である。
【図8】本発明〔3〕に係る移動通信方法の動作シーケ
ンス例を示した図である。
【図9】本発明〔3〕に係る移動通信方法に用いられる
移動端末の処理例を示したフローチャート図である。
【図10】本発明〔3〕に係る移動通信方法に用いられ
るホームロケーションレジスタの処理例を示したフロー
チャート図である。
【図11】本発明及び従来例に共通なシステム構成例を
示した図である。
【図12】従来例に係る移動通信方法の動作シーケンス
例を示した図である。
【符号の説明】
MS 移動端末 MSC 移動用交換機 VLR 在圏ロケーションレジスタ HLR ホームロケーションレジスタ 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動端末がローミングする時の移動通信方
    法において、 ホームロケーションレジスタが、該移動端末の加入者デ
    ータに未サポートの補助サービスが含まれていることを
    ローミング先の移動用交換機から通知されたとき、該移
    動用交換機を介して詳細理由を添付した位置登録拒否を
    該移動端末に通知し、該移動端末が、該詳細理由を参照
    して該ローミング要求に係る補助サービスを加入者制御
    により登録解除したことが該移動用交換機を介して該ホ
    ームロケーションレジスタに通知されたときのみ該ホー
    ムロケーションレジスタが該位置登録の受付を行うこと
    を特徴とした移動通信方法。
  2. 【請求項2】移動端末がローミングする時の移動通信方
    法において、 ホームロケーションレジスタが、該移動端末の加入者デ
    ータに未サポートの補助サービスが含まれていることを
    ローミング先の移動用交換機から通知されたとき、予め
    有する該移動端末のローミング条件データを参照して該
    移動端末のローミング条件をチェックし、ローミング優
    先に設定されているときには、該当する補助サービスを
    非活性化してこの時の加入者データを該移動用交換機に
    送出した後、非活性化の詳細理由を添付した位置登録の
    受付を該移動用交換機を介して該移動端末に通知し、ロ
    ーミング優先に設定されていないときには、該移動用交
    換機を介して詳細理由を添付した位置登録拒否を該移動
    端末に通知し、該移動端末が、該詳細理由を参照して該
    補助サービスを加入者制御により登録解除したことが該
    移動用交換機を介して該ホームロケーションレジスタに
    通知されることにより該ホームロケーションレジスタが
    該位置登録の受付を行うことを特徴とした移動通信方
    法。
  3. 【請求項3】移動端末がローミングする時の移動通信方
    法において、 ホームロケーションレジスタが、該移動端末の加入者デ
    ータに未サポートの補助サービスが含まれていることを
    該移動用交換機から通知されたとき、該移動用交換機を
    介して詳細理由を添付した位置登録拒否を該移動端末に
    通知し、該移動端末が予め有する自局のローミング条件
    データを参照して該ローミング条件をチェックし、ロー
    ミング優先に設定されているときには、該当する補助サ
    ービスの登録解除を自動的に実施し、ローミング優先に
    設定されていないときには、該移動端末が、該詳細理由
    を参照して該補助サービスを加入者制御により登録解除
    が実施されることにより該ホームロケーションレジスタ
    が該位置登録の受付を行うことを特徴とした移動通信方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかにおいて、 該登録解除が該ホームロケーションレジスタに通知され
    たとき、該ホームロケーションレジスタが該登録解除の
    受付を該移動用交換機を介して該移動端末に返送し、こ
    の後、該移動端末が再度位置登録要求を該ホームロケー
    ションレジスタに送って該位置登録を行うことを特徴と
    した移動通信方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、 該登録解除の通知が自動的に再度の位置登録要求を含む
    ことを特徴とした移動通信方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、 該移動端末による該登録解除が、ローミング不可対象の
    補助サービスに対するものではないとき、該移動用交換
    機が該登録解除を拒否することを特徴とした移動通信方
    法。
  7. 【請求項7】請求項3において、 該移動端末が、該自動登録解除の内容を表示することを
    特徴とした移動通信方法。
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