JPH11195105A - 画像処理装置、画像処理システム、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、及び記憶媒体

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JPH11195105A
JPH11195105A JP36070297A JP36070297A JPH11195105A JP H11195105 A JPH11195105 A JP H11195105A JP 36070297 A JP36070297 A JP 36070297A JP 36070297 A JP36070297 A JP 36070297A JP H11195105 A JPH11195105 A JP H11195105A
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image
display area
display
image processing
processing apparatus
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JP36070297A
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Tsukasa Sako
司 酒向
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望する撮影画像を得ることができ、操作性
を向上させた画像処理装置を提供する。 【解決手段】 表示手段106(タッチパネル)の画面
の第1の画像表示領域304には、順次撮影して得られ
た複数の画像が所定のフォーマットに従って表示され
る。第1の画像表示領域304の所定の区画304dに
は、現在撮影して得られた画像が常に表示される。複数
の操作領域301〜303、307a及びb、308、
309a及びbには各々機能が割り当てられている。使
用者は、目的に応じて、画面上を直接触れるだけで、そ
の目的に応じた処理を実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、被写体か
ら読み取った静止画像情報或いは動画像情報を画面表示
し、その画像情報を保存或いはプリンタ出力する画像処
理装置、画像処理システム、及びその処理ステップをコ
ンピュータが読出可能に格納した記憶媒体に関し、特
に、X線ディジタル画像の処理に適用される画像処理装
置、画像処理システム、及び記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、医療分野における「画像診断」
とは、X線撮影で得られた被写体(胸部等)のフィルム
画像(X線フィルム画像)をシャーカステンに掛けて観
察することを示す。すなわち、画像の読影による観察を
示す。しかしながら、観察すべき部位(観察部位)の観
察のし易さを追及するあまり、通常のX線フィルム画像
では、観察し易い濃度域1.0〜1.5程度のコントラ
ストをたてるようになされている。このため、撮影条件
が多少ずれると直ぐに露光オーバ或いは露光アンダ等に
なる場合があった。これは、上述の画像診断(画像の読
影による観察)に悪影響を及ぼすことになる。特に、被
写体を分割撮影する場合には、その撮影で得られたX線
フィルム画像上の各分割部の観察部位毎に、被写体コン
トラストや観察目的が異なってしまう。これらのことに
より、観察に最適なX線フィルム画像を得るために様々
な努力を重ねているのが現状である。
【0003】一方、近年のコンピュータの発展に伴っ
て、医療分野においてもコンピュータ化が浸透してき
た。このため、画像診断の分野においても、このコンピ
ュータ化が著しく進んでおり、各種CTや超音波診断機
器、ラジオアイソトープを用いた診断機器等の普及には
目をみはるものがある。また、このような各種診断機器
をコンピュータにより接続し、各診断機器で得られた各
種モダリティ画像を総合的に観察する「総合画像診断」
という概念が発生してきた。ところが、X線フィルム画
像は、本質的にはアナログ画像であり、画像診断の中で
も最も使用頻度が高く、且つ、重要視されているにも関
わらず、上述の総合画像診断にうまくとけこめず、画像
診断の分野のコンピュータ化の発展の障害になってい
る。
【0004】そこで、この問題を解決するために、固体
撮像素子等を用いてX線撮影を行い、X線ディジタル画
像を得る画像処理装置が提案されている。これにより、
撮影後に実際に得られたX線画像のコントラスト調整
や、失敗撮影の再撮影を行うことが可能となる。特に、
上述した分割撮影する場合には有効である。また、X線
画像を動画像として得て、それを収集する場合にも非常
に有効である。このような画像処理装置の提案により、
X線画像においてもコンピュータ化することが徐々に進
められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、X線撮
影を行ってX線ディジタル画像等を処理する従来の画像
処理装置では、使用者(技師等)の様々な撮影指示をコ
ンピュータ経由で入力する必要があった。このため、コ
ンピュータに慣れない使用者や、装置を使い慣れない使
用者等にとっては、非常に扱いずらいものであった。
【0006】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、所望する撮影画像を得ることが
でき、操作性を向上させた画像処理装置、画像処理シス
テム、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、被写体を撮影して得られた複数の画像を
画面表示する表示手段と、上記表示手段の表示画面上に
おける外部からの接触位置を検出する検出手段と、上記
検出手段の検出結果に従って装置全体の動作制御を行う
制御手段とを備え、上記表示画面は、上記複数の画像が
所定のフォーマットに従って表示される第1の画像表示
領域を含み、上記制御手段は、上記第1の画像表示領域
における画像の表示動作を制御することを特徴とする。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記表示画面は、各々に所定の機能が割り当てられた複
数の操作領域を有し、上記制御手段は、上記複数の操作
領域のうち、上記検出手段の検出結果により示された領
域に割り当てられた機能を実行することを特徴とする。
【0009】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記制御手段は、上記第1の画像表示領域の所定の区画
に、所定の画像を表示するように制御することを特徴と
する。
【0010】第4の発明は、上記第3の発明において、
上記所定の画像は、現在撮影して得られた画像であるこ
とを特徴とする。
【0011】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記制御手段は、上記第1の画像表示領域の所定の区画
に、上記検出手段により指示された画像の部位を表示す
るように制御することを特徴とする。
【0012】第6の発明は、上記第1の発明において、
上記表示画面は、上記第1の画像表示領域に表示された
複数の画像を過去の画像として表示する第2の画像表示
領域を有し、上記制御手段は、上記第2の画像表示領域
における画像の表示動作を制御することを特徴とする。
【0013】第7の発明は、上記第6の発明において、
上記表示画面は、上記第2の画像表示領域を複数有する
ことを特徴とする。
【0014】第8の発明は、上記第1の発明において、
有線又は無線接続可能な遠隔操作手段と、上記遠隔操作
手段での操作状態を上記検出手段の検出結果に対応させ
る変換手段とを備え、上記制御手段は、上記変換手段の
変換結果に従って装置全体の動作制御を行うことを特徴
とする。
【0015】第9の発明は、複数の画素を有する固体撮
像素子により得られた画像を所定のフォーマットに従っ
て画面表示する表示手段を備え、上記表示手段の表示画
面は、所定数単位で上記画像を表示する画像表示領域を
有し、上記画像表示領域は、画像全体の参照部分を確認
可能な区画を含むことを特徴とする。
【0016】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、上記画像表示領域内の任意の区画を指定すること
で、該任意の区画に対する所定の処理を行うことが可能
となる指定手段を備えることを特徴とする。
【0017】第11の発明は、上記第10の発明におい
て、上記所定の処理は、少なくとも上記任意の区画への
画像読込処理、上記任意の区画の画像の画質調整処理、
上記任意の区画への再画像読込処理の何れかを含むこと
を特徴とする。
【0018】第12の発明は、上記第1又は9の発明に
おいて、対象画像を静止画又は動画としたことを特徴と
する。
【0019】第13の発明は、上記第1又は9の発明に
おいて、対象画像をX線画像としたことを特徴とする。
【0020】第14の発明は、請求項1〜13の何れか
に記載の画像処理装置を含む画像処理システムであるこ
とを特徴とする。
【0021】第15の発明は、画像処理を行うための処
理ステップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒
体であって、上記処理ステップは、被写体を撮影して得
られた複数の画像を画面表示する表示ステップと、上記
表示ステップによる表示画面上における外部からの接触
位置を検出する検出ステップと、上記検出ステップの検
出結果に従って装置全体の動作制御を行う制御ステップ
とを含み、上記表示ステップは、上記表示画面に含まれ
る第1の画像表示領域に、上記複数の画像を所定のフォ
ーマットに従って表示するステップを含み、上記制御ス
テップは、上記第1の画像表示領域における画像の表示
動作を制御するステップを含むことを特徴とする。
【0022】第16の発明は、上記第15の発明におい
て、上記制御ステップは、上記表示画面に含まれる各々
に所定の機能が割り当てられた複数の操作領域のうち、
上記検出ステップの検出結果により示された領域に割り
当てられた機能を実行するステップを含むことを特徴と
する。
【0023】第17の発明は、上記第15の発明におい
て、上記制御ステップは、上記第1の画像表示領域の所
定の区画に、所定の画像を表示させるステップを含むこ
とを特徴とする。
【0024】第18の発明は、上記第17の発明におい
て、上記制御ステップは、現在撮影して得られた画像を
上記所定の画像として表示させるステップを含むことを
特徴とする。
【0025】第19の発明は、上記第15の発明におい
て、上記制御ステップは、上記第1の画像表示領域の所
定の区画に、上記検出ステップにより指示された画像の
部位を表示させるステップを含むことを特徴とする。
【0026】第20の発明は、上記第15の発明におい
て、上記制御ステップは、上記表示画面に含まれる上記
第1の画像表示領域に表示された複数の画像を過去の画
像として表示する第2の画像表示領域における画像の表
示動作を制御するステップを含むことを特徴とする。
【0027】第21の発明は、上記第20の発明におい
て、上記制御ステップは、複数の上記第2の画像表示領
域における画像の表示動作を制御するステップを含むこ
とを特徴とする。
【0028】第22の発明は、上記第15の発明におい
て、上記処理ステップは、有線又は無線接続可能な遠隔
操作装置での操作状態を上記検出ステップの検出結果に
対応させる変換ステップを含み、上記制御ステップは、
上記変換ステップの変換結果に従って装置全体の動作制
御を行うステップを含むことを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0030】(第1の実施の形態)
【0031】本発明に係る画像処理装置は、例えば、図
1に示すような画像処理装置100に適用される。
【0032】この画像処理装置100は、静止画のX線
撮影により得られたX線画像の処理装置であり、上記図
1に示すように、データ収集回路103、CPU(計算
機システム)104、記憶回路105、表示モニタ10
6、及び高精細モニタ107を備え、これらの各々はバ
ス108に接続され互いにデータ授受するようになされ
ている。また、画像処理装置100は、X線発生回路1
01と、グリッド102aを有する固体撮像素子102
とを備えており、X線発生回路101は、被写体201
を介して固体撮像素子102に対してX線を発生するよ
うになされている。そして、固体撮像素子102は、X
線発生回路101からの被写体201を介したX線を受
け、それによる出力をデータ収集回路103に供給する
ようになされている。さらに、画像処理装置100に
は、外部装置としての保存装置202及びレーザイメー
ジャ203が各々接続されており、画像処理装置100
と保存装置202及びレーザイメージャ203間のデー
タ授受はバス108により行われるようになされてい
る。
【0033】図2は、上記図1の画像処理装置100で
の主なるデータの流れを具体的に示したものである。上
記図2に示すように、X線発生回路101でのX線発生
による固体撮像素子102の出力は、データ収回路10
3、表示モニタ106、及び高精細モニタ107に供給
されるようになされている。また、データ収集回路10
3の出力は記憶回路105に供給され、記憶回路105
の出力は表示モニタ106及び高精細モニタ107に各
々供給されるようになされている。さらに、表示モニタ
106の後述するタッチパネルでの指示情報は、CPU
104に供給されるようになされている。そして、この
ような画像処理装置100の全体動作は、CPU104
により管理されている。すなわち、CPU104は、装
置全体の動作制御を行うための処理プログラム(ソフト
ウェア)が予め格納されたプログラムメモリ104aを
備えており、このプログラムメモリ104aの処理プロ
グラムを読み出して実行することで、装置全体の動作制
御を行う。これにより、画像処理装置100は、以下の
ように動作する。
【0034】まず、表示モニタ106は、タッチパネル
を含み、このタッチパネル上で使用者からの指示がなさ
れる。具体的には、このタッチパネルでの操作は、CP
U104での上述した処理プログラムの実行により、所
謂マウス動作と同一のものと扱われる。すなわち、タッ
チパネル上を使用者がタッチすることが、上記マウスの
左ボタンを一度クリックすることと同一なこととして扱
われる。このようなタッチパネルでの操作により、使用
者がX線撮影の指示を出すと、撮影開始状態となり、X
線発生回路101からX線が発生し、このX線は、被写
体201を介して固体撮像素子102に対して放射され
る。
【0035】固体撮像素子102は、被写体201を介
したX線発生回路101からのX線を図示していない撮
像面で受け、光電変換により被写体像の電気信号を出力
する。この固体撮像素子102から出力された電気信号
は、データ収集回路103を介して、X線画像信号とし
て記憶回路105に一旦記憶される。これと同時に、表
示モニタ106は、詳細は後述するが、固体撮像素子1
02から出力された電気信号(X線画像信号)や、記憶
回路105に記憶されたX線画像信号を、予め指定され
た所定フォーマットに従って、画面表示する。また、高
精細モニタ107も、詳細は後述するが、固体撮像素子
102から出力された電気信号(X線画像信号)や、記
憶回路105に記憶されたX線画像信号を、カレントポ
ジション画像として画面表示する。このときの各種指
示、例えば、画像確認、画質調整、新規画像の読み込
み、及び再撮影等のための指示は、上述した使用者から
のタッチパネル操作により行われる。
【0036】そして、撮影完了状態となると、記憶回路
105に一旦記憶されたX線画像信号は、予め指定され
ている転送先のネットワークを介してレーザイメージャ
203にてプリンタ出力、或いは、保存装置202にて
保存される。
【0037】ここで、画像処理装置100の最も特徴と
する表示モニタ106及び高精細モニタ107について
具体的に説明する。
【0038】図3は、表示モニタ106の画面構成を示
したものである。この図3に示すように、画面左部分に
おいて、その上部にはプリンタ用フォーマット配置ボタ
ン(P)301及び保存用フォーマット配置ボタン
(S)302が設けられ、その左下部には収集画像設定
ボタン(LR)が設けられ、その中央部にはプリント又
は保存画像用の表示領域304a〜304c、及びカレ
ントポジション画像用の高精細モニタ107からなる表
示領域304dを含むフォーマット表示部304が設け
られている。また、画面右部分において、その右端部に
はオーバービュー画像用の表示領域305、及びカレン
トオーバービュー画像用の表示領域306が設けられ、
その左端部には画質処理ボタン307a及び307b、
転送ボタン308、前ボタン309a、及び次ボタン3
09bが設けられている。
【0039】このような表示モニタ106の表示画面上
において、各ボタンが使用者により押下(タッチ)され
ると、具体的には、そのボタン部分を使用者により直接
画面上からタッチされると、この操作がタッチパネルの
センサ(タッチパネルセンサ)により感知される。そし
て、このときの操作情報がCPU104に与えられ、C
PU104は、与えられた操作情報に従って装置全体が
動作するように制御する。
【0040】そこで、先ず、上述した表示モニタ106
へのフォーマットの指定は、プリンタ用フォーマット配
置ボタン(P)301及び保存用フォーマット配置ボタ
ン(S)302により行われる。すなわち、使用者がプ
リンタ用フォーマット配置ボタン(P)301をタッチ
することで、表示モニタ206には、レーザイメージャ
203等によるプリンタ出力用のフォーマットに指定が
なされ、フォーマット表示部304には、そのフォーマ
ット指定に従ってX線画像(プリンタ出力する画像)が
表示される。また、使用者が保存用フォーマット配置ボ
タン(S)302をタッチすると、表示モニタ206に
は、保存装置202等による保存用のフォーマットに指
定がなされ、フォーマット表示部304には、そのフォ
ーマット指定に従ってX線画像(保存する画像)が表示
される。ここでは、プリンタ用フォーマット配置ボタン
(P)301がタッチされた場合のその一例として、フ
ォーマット表示部304に指定するフォーマットを、2
×2のフォーマットとしている(表示領域304a〜3
04c、表示領域304d、計4つの表示領域)。
【0041】次に、使用者が撮影開始を行いたい場合、
使用者は収集画像設定ボタン303をタッチすればよ
い。これにより、画像処理装置100での被写体201
のX線撮影が開始され、これにより得られたX線画像
は、フォーマット表示部304の表示領域304dに、
カレントポジション画像として配置され表示される。こ
のとき、表示領域304dは、高精細モニタ107によ
り、X線画像を高精細に表示する。ここで、カレントポ
ジションとは、使用者が作業する対象となる被写体のポ
ジション(部位)を意味し、この画像用の表示領域30
4dは、2重線で囲まれた構成としている。この表示領
域304dでの表示により、画像画質等を詳細に観察す
ることが可能となる。
【0042】このようにして、表示領域304dにX線
撮影して得られたX線画像が表示されると、他の表示領
域304a〜304c(プリンタ用又は保存用の表示領
域)において、その中の空き領域が左上から右下へと順
次検索され、この検索の結果得られた空き領域に、表示
領域304dに表示されているX線画像が移動する。こ
のX線画像の移動(カレントポジションの移動)は、次
のX線撮影が行われたときも続行され、そのときに撮影
して得られ表示領域304dに表示されたX線画像が、
表示領域304a〜304cの空き領域に順次移動する
ことになる。このとき、使用者が表示領域304dへの
表示を変更したい場合、すなわち表示するポジションを
変更したい場合、フォーマット表示部304で表示され
ている各X線画像の希望する部分をタッチすればよい。
これにより、そのタッチされた部分の画像がカレントポ
ジション画像として、表示領域304dに表示されるこ
とになる。
【0043】ところで、上述のようにしてカレントポジ
ションの移動が行われた直後に、使用者が特定の画質調
整を行いたい場合、使用者は画像処理ボタン307a又
は307bをタッチすればよい。これにより、現在のカ
レントポジション画像(表示領域304dに表示されて
いるX線画像)の代わりに、最後の撮影で得られたX線
画像が自動的にカレントポジション画像とされて表示領
域304dに表示され、この画像に所定の画像処理が施
される。この画像処理後は自動的に、処理前にカレント
ポジション画像であったX線画像が、再度カレントポジ
ション画像として表示領域304dに表示されることに
なる。
【0044】尚、画像処理ボタン307a及び307b
について、上記図3では、「画像処理A」が画像処理ボ
タン307a、「画像処理B」が画像処理ボタン307
bとして示されているが、例えば、設定メニュー等によ
り、「画像処理A」で実行される処理、及び「画像処理
B」で実行される所定の画像処理を指定して設定できる
ようになされている。また、画像処理時に必要な各種設
定値等も設定できるようになされている。したがって、
使用者は、目的に応じて、「画像処理A」及び「画像処
理B」から何れかを選択してタッチすればよい。
【0045】また、使用者が、フォーマット表示部30
4の既に撮影して得られた各X線画像から特定のX線画
像を選択して画像処理を行いたい場合、使用者は、その
特定のX線画像をタッチすればよい。この場合、現在の
カレントポジション画像(表示領域304dに表示され
ているX線画像)の代わりに、その特定のX線画像が自
動的にカレントポジション画像とされて表示領域304
dに表示される。この状態において、使用者が目的に応
じて画像処理ボタン307a又は307bをタッチする
ことで、その特定のX線画像に所定の画像処理が施され
る。この画像処理後は自動的に、処理前にカレントポジ
ション画像であったX線画像が、再度カレントポジショ
ン画像として表示領域304dに表示されることにな
る。
【0046】ここで、特定のX線画像がカレントポジシ
ョン画像として表示領域304dに移動し、このときカ
レントポジション画像とされているX線画像が他の表示
領域304a〜304cの何れかの領域(既に撮影して
得られたX線画像が表示されている領域)に移動する場
合、移動先の領域のX線画像が上書きされ消去されるこ
とになるが、この消去が実行される前に、例えば、「撮
影済画像が上書き消去されてしまいます」という警告メ
ッセージを画面上に表示するようになされている。これ
により、使用者は、これを認識した上で、操作すること
ができる。
【0047】上述のようにして順次X線撮影が行われ、
その撮影で得られた各X線画像が、フォーマット表示部
304の2×2のフォーマット(表示領域304a〜3
04c、表示領域304d)に収まらなくなってしまっ
た場合、溢れたX線画像については、オーバービュー画
像として、画面右部の表示領域305に表示される。ま
た、現在撮影作業中のX線画像については、カレントオ
ーバービュー画像として、上述のオーバービュー画像と
は区別されて、表示領域305の下部の表示領域306
に2重線で囲まれて表示される。
【0048】具体的には、例えば、上記図3に示すよう
に、11枚のX線画像が得られた場合、溢れた8枚(1
ページ目及び2ページ目)のX線画像は、オーバービュ
ー画像として表示領域305に表示される。3ページ目
のX線画像については、現在撮影作業中であるため、カ
レントオーバービュー画像として表示領域306に表示
される。このような状態で、新規に1枚のX線撮影を行
うと、すなわち4ページ目のX線撮影を行うと、フォー
マット表示部304は、新規のページのために全く画像
が表示されていない状態となり、その後、4ページ目の
X線撮影で得られたX線画像が上述したようにして表示
される。これと同時に、表示領域305では、1ページ
目のX線画像及び2ページ目のX線画像がスクロール
し、この結果、表示領域305には、2ページ目のX線
画像及び3ページ目のX線画像が表示される。また、表
示領域306には、現在撮影作業中の4ページ目のX線
画像が表示される。このような状態において、使用者が
表示されなくなったページのX線画像を観察したい場
合、使用者は、前ボタン309a又は次ボタン309b
をタッチすればよい。これにより、表示領域305に
て、各ページのX線画像のスクロールが行われる。ま
た、表示領域305に表示されている各ページのX線画
像から、目的に応じて選択したX線画像をタッチすれ
ば、そのページのX線画像がフォーマット表示部304
に表示されることになる。
【0049】上述のようにして、一連のX線撮影が終了
し、使用者が転送ボタン308をタッチすると、このと
きのフォーマットに従って収集されたX線画像の情報
が、例えば、レーザイメージャ203に転送され所謂W
YSIWYG(What You See is What You Get)として
プリンタ出力される。或いは、保存装置202に転送さ
れ保存される。
【0050】上述のように、第1の実施の形態では、タ
ッチパネルを含む表示モニタ106により、X線撮影に
より得られ収集されたX線画像を、2×2(プリント又
は保存画像用の表示領域304a〜304b、カレント
ポジション画像用の表示領域304d)等の所定のフォ
ーマットに従って画面表示すると共に、そのフォーマッ
ト内のカレントポジション画像用の表示領域には、使用
者のタッチパネル上での操作により指定されたポジショ
ンのX線画像を高精細に表示するようにした。また、こ
れと共に、撮影済のX線画像を複数ページ分を、オーバ
ービュー画像として表示するようにした。さらに、使用
者のタッチパネル上での操作により、上記所定のフォー
マット内の表示領域へのX線画像の読み込み、再撮影し
て得られたX線画像の読み込み、その表示領域に表示さ
れているX線画像の画質調整等を行えるようにした。そ
して、使用者が従来より慣れ親しんだアナログ画像であ
るX線フィルム画像のイメージを、WYSIWYGとし
て提供するようにした。
【0051】このような構成としたことにより、使用者
がコンピュータを使い慣れない者であっても、簡単な操
作で違和感なく且つ容易に、X線撮影、それにより得ら
れたX線画像の画質調整、再撮影、画像配置等を行うこ
とができる。例えば、画質調整等を行いたいX線画像を
直接指定する、という直感的な簡単な操作で、希望する
画質のX線画像を得ることができる。
【0052】尚、上述した第1の実施の形態では、プリ
ンタ用フォーマット配置ボタン(P)301がタッチさ
れた場合のその一例として、フォーマット表示部304
に指定するフォーマットを2×2のフォーマットとした
が、保存用フォーマット配置ボタン(S)302がタッ
チされた場合には、例えば、1×1のフォーマットとな
る。これは、保存時にマルチフォーマット化する必要が
ない場合等に用いられる。
【0053】また、上述した第1の実施の形態におい
て、フォーマット表示部304にて任意の表示領域のX
線画像をドラッグし、同一フォーマット表示部304内
の他の表示領域に移動することが可能としてもよい。こ
れは、オーバービュー画像用の表示領域305において
も同様である。
【0054】(第2の実施の形態)
【0055】上述した第1の実施の形態では、静止画の
X線撮影により得られたX線画像の処理装置としたが、
この第2の実施の形態では、動画のX線撮影により得ら
れたX線画像の処理装置としている。尚、第2の実施の
形態における処理装置(画像処理装置)は、上記図1及
び図2に示した画像処理装置100と同様の構成として
いるため、その詳細な説明は省略し、異なる構成につい
てのみ具体的に説明する。また、第2の実施の形態にお
ける画像処理装置を上記図1及び図2の画像処理装置1
00として、以下の説明を行う。
【0056】まず、ここでの表示モニタ106の画面構
成は、例えば、図4に示すような構成としている。すな
わち、上記図3に示した構成に加えて、画像処理ボタン
307a及び307bの上部には、収集画像用の表示領
域401、送り戻しボタン部402、及びフリーズボタ
ン403が設けられている。
【0057】そこで、使用者のタッチパネルでの操作に
より撮影開始の指示が与えられると、上述したように、
X線発生回路101からのX線は、被写体201を介し
て固体撮像素子102に対して放射される。これによ
り、固体撮像素子102からは、動画のX線画像信号が
出力される。このX線画像信号は、データ収集回路10
3を介して、記憶回路105に一旦記憶される。
【0058】この後、記憶回路105に一旦記憶された
X線画像信号が再生されて、上記図4に示した表示モニ
タ106に表示される。ここで、再生中の動画像は、収
集画像用の表示領域401に表示される。また、使用者
が送り戻しボタン部402をタッチすることで、送り戻
しで再生される。このようにして、使用者は、送り戻し
ボタン部402を操作しながら表示領域401に表示さ
れている動画像を観察し、希望する画像の表示タイミン
グでフリーズボタン403をタッチする。これにより、
このタイミングでの画像は、フォーマット表示部304
に移動し、静止画像としてカレントポジション画像用の
表示領域304dに高精細に表示される。そして、使用
者は、上述したようにして、画像確認、画質調整、新規
フリーズの読み込み、及び再撮影等をタッチパネルでの
操作により指示する。
【0059】一連の撮影が完了すると、使用者のタッチ
パネルでの操作に従って、記憶回路105に記憶された
フリーズ画像信号は、予め指定されている転送先のネッ
トワークを介してレーザイメージャ203にてプリンタ
出力、或いは、保存装置202にて保存される。
【0060】したがって、第2の実施の形態によれば、
動画のX線画像にも対応することができ、動画のX線画
像についても、上述した第1の実施の形態と同様に、使
用者がコンピュータを使い慣れない者であっても、簡単
な操作で違和感なく且つ容易に、X線撮影、それにより
得られたX線画像の画質調整、再撮影、画像配置等を行
うことができる。
【0061】(第3の実施の形態)
【0062】本発明に係る画像処理装置は、例えば、図
5に示すような画像処理装置500に適用される。
【0063】この画像処理装置500は、上述した第1
及び第2の実施の形態における画像処理装置100と同
様な構成としているが、画像処理装置100が表示モニ
タ106のタッチパネルにより各種指示がなされるのに
対して、リモコン501の操作により各種指示がなされ
る点が異なる。すなわち、各種指示を与える手段とし
て、タッチパネルの代わりにリモコン501を用いた構
成としている。
【0064】このため、画像処理装置500は、上記図
5に示すように、上記図1の構成に加えて、リモコン5
01と、リモコン501の出力が供給されるリモコン受
信回路502と、リモコン受信回路502の出力が供給
されるマウス動作変換回路503とを備えており、リモ
コン受信回路502とマウス動作変換回路503はシリ
アルケーブル505で接続されている。そして、マウス
動作変換回路503は、バス108に接続されおり、バ
ス108に接続されている各回路と互いにデータ授受す
るようになされている。
【0065】図6は、上記図5の画像処理装置500で
の主なるデータの流れを具体的に示したものである。上
記図6に示すように、リモコン501の出力は、リモコ
ン受信回路502及びマウス動作変換回路503を順次
介してCPU104に供給されるようになされている。
したがって、CPU104は、プログラムメモリ104
aの処理プログラムの実行により、マウス動作変換回路
503の出力に従って、装置全体の動作制御を行うこと
になる。
【0066】尚、上記図5及び図6に示した画像処理装
置500において、上記図1及び図2に示した画像処理
装置100と同様に動作する箇所には同じ符号を付し、
その詳細な説明は省略する。
【0067】そこで、まず、リモコン501には、例え
ば、図7に示すように、ボタンF1〜F8を含む機能ボ
タン部501aと、カレントポジション指定ボタン部5
01bと、送り戻しボタン部501cとが設けられてい
る。このリモコン501は、各ボタン操作の情報(これ
についての詳細は後述する)を赤外光に載せて発生する
ようになされている。この赤外光は、リモコン受信回路
502で受信される。
【0068】尚、リモコン501はケーブル506が接
続可能であり、ケーブル506を利用した場合、リモコ
ン501上の各ボタン操作の情報は制御信号として、ケ
ーブル506を介してマウス動作変換回路503に直接
供給されることになる。これにより、操作室での画像処
理装置500の配置関係等にも関わらず、リモコン50
1により各種指示を与えることができる。
【0069】リモコン受信回路502は、リモコン50
2からの赤外光に含まれる各ボタン操作の情報を制御信
号として、シリアルケーブル505を介してマウス動作
変換回路503に供給する。
【0070】マウス動作変換回路503は、例えば、R
S232cシリアルポートを有している。ここで、リモ
コン501には、上述したように、ボタンF1〜F8の
機能ボタン部501a、カレントポジション指定ボタン
部501b、及び送り戻しボタン部501cが設けられ
ている。そして、各ボタンは、上述したようにして使用
者によりタッチされる画像処理ボタン307a及び30
7bや転送ボタン308等の各ボタンが有する機能を、
任意に割り当てること(マッピング設定)が可能に構成
されている。
【0071】すなわち、マウス動作変換回路503は、
リモコン501上の各種ボタンが押下されたことを示す
信号を、画面上のどの部分がタッチされたかのマッピン
グをユーザ登録に基づき変換する機能を有している。こ
の機能は、例えば、プログラムメモリ104aに予め格
納されているドライバ・ソフトウェアを、CPU104
が読み出して実行することで実現される。
【0072】例えば、使用者がボタンF1を「画像処理
A」ボタン(画像処理ボタン307a)をタッチしたこ
とと同一にしたい場合、使用者は予め、上記ドライバ・
ソフトウェアにより、ボタンF1に対して、表示モニタ
106の画面上の画像処理ボタン307aが存在する座
標を登録すればよい。他のボタンF2〜F8についても
同様に、使用者が良く利用する機能等を任意にマッピン
グ設定すればよい。また、カレントポジション指定ボタ
ン部501bについても同様に、表示モニタ106の画
面上の表示領域304a〜304dの各座標をマッピン
グ設定すれば、このカレントポジション指定ボタン部5
01bを操作することで、上述したようなカレントポジ
ションを変更することができる。さらに、送り戻しボタ
ン部501cについても同様に、表示モニタ106の画
面上の送り戻しボタン部402の座標をマッピング設定
すれば、この送り戻しボタン部501cを操作すること
で、上述したような動画像のX線撮影における送り戻し
再生を行うことができる。
【0073】したがって、第3の実施の形態によれば、
第1及び第2の実施の形態におけるタッチパネルの代わ
りにリモコン501を用い、リモコン501で各種指示
を与えることが可能なように構成したことにより、使用
者がコンピュータを使い慣れない者であっても、より簡
単な操作で違和感なく且つ容易に、X線撮影、それによ
り得られたX線画像の画質調整、再撮影、画像配置等を
行うことができる。このとき、リモコン501の各ボタ
ンに対して、上記タッチパネルでの各ボタンが有する機
能をマッピング設定できる構成したことにより、第1及
び第2の実施の形態における装置全体の動作制御を行う
ためのソフトウェアを全く変更する必要もない。
【0074】尚、本発明の目的は、上述した第1〜第3
の実施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(又はCPUやMPU、上述した第1〜第3
の実施の形態では装置全体の動作制御を行うCPU10
4)が記憶媒体(上述した第1〜第3の実施の形態では
プログラムメモリ104a)に格納されたプログラムコ
ードを読みだして実行することによっても、達成される
ことは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出
されたプログラムコード自体が上述した第1〜第3の実
施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラム
コードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することとな
る。
【0075】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用い
ることができる。
【0076】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、上述した第1〜第3の
実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログ
ラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動して
いるOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0077】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって上述した第1〜第3の実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、タッチ
パネル等による画面の第1の画像表示領域には、固体撮
像素子等を用いて順次撮影して得られた複数の画像が所
定のフォーマットに従って表示される。この第1の画像
表示領域において、所定の区画には、現在撮影して得ら
れた画像が常に表示される。これにより、使用者は、被
写体全体のどの部分を現在参照しているか等を確認する
ことができる。また、同画面上の複数の操作領域には各
々、撮影開始処理、画質調整処理、及び画像配置処理等
の各機能が割り当てられている。これにより、使用者
は、目的に応じて、選択的に操作領域や第1の画像表示
領域の区画に直接触れるだけで、すなわち直感的に、そ
の目的に応じた処理を実行することができる。例えば、
第1の画像表示領域の所定の区画に表示されている画像
に対して、画質調整等を行うことができる。また、第1
の画像表示領域内での画像の移動も行うことができる。
また、上述のような操作は、リモコン等の遠隔操作手段
により行うこともできる。この場合は、遠隔操作手段で
の操作状態は、作業ルーチンの登録等により、上述の画
面上での操作に対応させられる。これにより、一定の利
用法に限定している作業ルーチンであっても、従来から
の制御用ソフトウェア等を変更する必要なく、適用する
ことができる。
【0079】したがって、本発明によれば、使用者がコ
ンピュータを使い慣れない者であっても、簡単な操作で
違和感なく且つ容易に撮影作業等を行うことができ、所
望する画像を得ることができる。また、このための時間
短縮を図ることもでき、経済的効果も得られる。特に、
本発明は、X線撮影を行ってX線ディジタル画像等を処
理する画像処理装置等に適用すれば有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明に係る画像
処理装置を適用した画像処理装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】上記画像処理装置のデータの流れを説明するた
めのブロック図である。
【図3】上記画像処理装置での表示モニタの画面構成を
説明するための図である。
【図4】第2の実施の形態における表示モニタの画面構
成を説明するための図である。
【図5】第3の実施の形態において、本発明に係る画像
処理装置を適用した画像処理装置の構成を示すブロック
図である。
【図6】上記画像処理装置のデータの流れを説明するた
めのブロック図である。
【図7】上記画像処理装置のリモコンの構成を説明する
ための図である。
【符号の説明】
106 表示モニタ 301 プリンタ用フォーマット配置ボタン 302 保存用フォーマット配置ボタン 303 収集画像設定ボタン 304 フォーマット表示部 304a〜304c プリント又は画像保存用表示領域 304d カレントポジション画像用表示領域 305 オーバービュー画像用表示領域 306 カレントオーバービュー画像用表示領域 307a,307b 画像処理ボタン 308 転送ボタン 309a 前ボタン 309b 次ボタン

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影して得られた複数の画像を
    画面表示する表示手段と、 上記表示手段の表示画面上における外部からの接触位置
    を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に従って装置全体の動作制御を
    行う制御手段とを備え、 上記表示画面は、上記複数の画像が所定のフォーマット
    に従って表示される第1の画像表示領域を含み、 上記制御手段は、上記第1の画像表示領域における画像
    の表示動作を制御することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記表示画面は、各々に所定の機能が割
    り当てられた複数の操作領域を有し、 上記制御手段は、上記複数の操作領域のうち、上記検出
    手段の検出結果により示された領域に割り当てられた機
    能を実行することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記第1の画像表示領
    域の所定の区画に、所定の画像を表示するように制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記所定の画像は、現在撮影して得られ
    た画像であることを特徴とする請求項3記載の画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記第1の画像表示領
    域の所定の区画に、上記検出手段により指示された画像
    の部位を表示するように制御することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記表示画面は、上記第1の画像表示領
    域に表示された複数の画像を過去の画像として表示する
    第2の画像表示領域を有し、 上記制御手段は、上記第2の画像表示領域における画像
    の表示動作を制御することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記表示画面は、上記第2の画像表示領
    域を複数有することを特徴とする請求項6記載の画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】 有線又は無線接続可能な遠隔操作手段
    と、 上記遠隔操作手段での操作状態を上記検出手段の検出結
    果に対応させる変換手段とを備え、 上記制御手段は、上記変換手段の変換結果に従って装置
    全体の動作制御を行うことを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  9. 【請求項9】 複数の画素を有する固体撮像素子により
    得られた画像を所定のフォーマットに従って画面表示す
    る表示手段を備え、 上記表示手段の表示画面は、所定数単位で上記画像を表
    示する画像表示領域を有し、 上記画像表示領域は、画像全体の参照部分を確認可能な
    区画を含むことを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記画像表示領域内の任意の区画を指
    定することで、該任意の区画に対する所定の処理を行う
    ことが可能となる指定手段を備えることを特徴とする請
    求項9記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 上記所定の処理は、少なくとも上記任
    意の区画への画像読込処理、上記任意の区画の画像の画
    質調整処理、上記任意の区画への再画像読込処理の何れ
    かを含むことを特徴とする請求項10記載の画像処理装
    置。
  12. 【請求項12】 対象画像を静止画又は動画としたこと
    を特徴とする請求項1又は9記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 対象画像をX線画像としたことを特徴
    とする請求項1又は9記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13の何れかに記載の画像
    処理装置を含むことを特徴とする画像処理システム。
  15. 【請求項15】 画像処理を行うための処理ステップを
    コンピュータが読出可能に格納した記憶媒体であって、
    上記処理ステップは、 被写体を撮影して得られた複数の画像を画面表示する表
    示ステップと、 上記表示ステップによる表示画面上における外部からの
    接触位置を検出する検出ステップと、 上記検出ステップの検出結果に従って装置全体の動作制
    御を行う制御ステップとを含み、 上記表示ステップは、上記表示画面に含まれる第1の画
    像表示領域に、上記複数の画像を所定のフォーマットに
    従って表示するステップを含み、 上記制御ステップは、上記第1の画像表示領域における
    画像の表示動作を制御するステップを含むことを特徴と
    する記憶媒体。
  16. 【請求項16】 上記制御ステップは、上記表示画面に
    含まれる各々に所定の機能が割り当てられた複数の操作
    領域のうち、上記検出ステップの検出結果により示され
    た領域に割り当てられた機能を実行するステップを含む
    ことを特徴とする請求項15記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 上記制御ステップは、上記第1の画像
    表示領域の所定の区画に、所定の画像を表示させるステ
    ップを含むことを特徴とする請求項15記載の記憶媒
    体。
  18. 【請求項18】 上記制御ステップは、現在撮影して得
    られた画像を上記所定の画像として表示させるステップ
    を含むことを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 上記制御ステップは、上記第1の画像
    表示領域の所定の区画に、上記検出ステップにより指示
    された画像の部位を表示させるステップを含むことを特
    徴とする請求項15記載の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 上記制御ステップは、上記表示画面に
    含まれる上記第1の画像表示領域に表示された複数の画
    像を過去の画像として表示する第2の画像表示領域にお
    ける画像の表示動作を制御するステップを含むことを特
    徴とする請求項15記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 上記制御ステップは、複数の上記第2
    の画像表示領域における画像の表示動作を制御するステ
    ップを含むことを特徴とする請求項20記載の記憶媒
    体。
  22. 【請求項22】 上記処理ステップは、有線又は無線接
    続可能な遠隔操作装置での操作状態を上記検出ステップ
    の検出結果に対応させる変換ステップを含み、 上記制御ステップは、上記変換ステップの変換結果に従
    って装置全体の動作制御を行うステップを含むことを特
    徴とする請求項15記載の記憶媒体。
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