JPH11194859A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH11194859A
JPH11194859A JP10000124A JP12498A JPH11194859A JP H11194859 A JPH11194859 A JP H11194859A JP 10000124 A JP10000124 A JP 10000124A JP 12498 A JP12498 A JP 12498A JP H11194859 A JPH11194859 A JP H11194859A
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JP
Japan
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heat
heat radiation
duct
information processing
processing apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP10000124A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Shimada
伊三男 島田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10000124A priority Critical patent/JPH11194859A/ja
Publication of JPH11194859A publication Critical patent/JPH11194859A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外での使用機会が多い携帯型の情報処理装
置において、防埃・防水性能を高めつつ、装置内部の発
熱部品の冷却を実現する。 【解決手段】 装置内部に熱伝導性の高い材料でできた
管状の放熱ダクト4を配置し、両端をキャビネット1の
吸入口1a、排気口1bとパッキン5などを介して密接
に接合する。装置内部では放熱ダクト4が発熱部品3に
接触する形で配置され、ファンモータ6などを用いて放
熱ダクト4内に外気の流れを作ることによって、これら
の部品の放熱を実現し、かつ、外気との遮断が可能とな
り、防水・防埃性を高くした携帯型の情報処理装置での
装置内部の放熱が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置に関
し、詳しくは屋外での使用に耐えうる防水、防埃性能を
追求したノートパソコンのような携帯型の情報処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ノートパソコンのような携帯型の
情報処理装置の小型・軽量化が進み、屋外での使用機会
が増えてきている。これに伴い、少雨下の使用、粉塵が
多い環境下での使用機会も増えてきている。また、年々
進化するCPUの性能向上にともなう発熱量の増大に対
応するために、これらを放熱する構造が必要であり、防
水、防埃機能を追求し、かつ、防水・防埃性能の向上を
図った情報処理装置の開発が図られている。
【0003】以下、従来の情報処理装置について図を用
いて説明する。図3は従来の情報処理装置を上面より見
た断面図である。図において、11は情報処理装置本体
のキャビネットで、吸気口11a、排気口11bが設け
られている。12はプリント配線基板で、これにCPU
やVGAチップといった発熱部品13が取り付けられて
いる。14はこれら発熱部品13から発生する熱を放熱
するための放熱板である。また、15は情報処理装置本
体内部の空気を吸気し、外部に排出するためのファンモ
ータである。
【0004】以上のように構成された従来の情報処理装
置では、発熱部品13から発生する熱は、放熱板14を
キャビネット11の一部へ接触させての自然放熱や、キ
ャビネット11の吸気口11aから外部の空気を取り入
れ、ファンモータ15により排気口11bを通じて外部
に排出することによる強制空冷を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような上
記従来の情報処理装置では、CPUなどの性能アップに
よる発熱量増大にともない、より多くの放熱を行うため
により多くの吸・排気を行う必要がある場合、キャビネ
ットに数多くの吸・排気口を設ける必要があった。しか
しながら、防水、防埃機能を満足させようとすれば、キ
ャビネットを密閉する必要があり、密閉して使用する場
合、キャビネット外殻に放熱板等を接触させて放熱させ
るなどの方法しかなく、外殻温度が高くなり過ぎる恐れ
があった。
【0006】本発明は、CPUなどの発熱量の増大に対
応した放熱性能を維持しつつ、情報処理装置本体の外郭
温度も高くならず、装置内部への水や埃の進入を抑える
ことのできる情報処理装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の情報処理装置は、装置本体を貫通する、熱
伝導性の高いパイプ状の放熱ダクトを配置し、この放熱
ダクトの両端を装置本体キャビネット側面の吸排気口と
パッキンにて密接して結合するとともに、放熱ダクトの
外側面にプリント配線基板上の発熱部品が接触するよう
に配置させて、かつ、放熱ダクトの一端にダクト内の空
気を吸気し排気するための防水型ファンモータを配置
し、装置内部の発熱部品の放熱を行うようにしたもので
ある。
【0008】上記構成とすることにより、装置内部より
も低い温度の外気で発熱部品を冷却でき、また、放熱に
より温度が上昇する部位が装置内部のダクト部分であ
り、外殻温度の上昇が少ない。また、ダクト部分とキャ
ビネットとの接合部分(吸・排気口)付近をパッキンで
密接に接合しているため、たとえ埃や水滴が吸入口より
入り込んだ場合でも、装置の内部には達しない。よって
防水、防埃性能を保ちながら情報処理装置を効率よく冷
却できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、情報処理装置本体内部を貫通するように配置された
熱伝導性の高い管状の放熱ダクトと、前記放熱ダクトの
両端にそれぞれ対向して設けられた前記情報処理装置本
体キャビネット側面の開口部と、前記両端と前記開口部
との間に設けられたパッキンとを備えたことを特徴とす
るもので、装置外部の水分や空気は、放熱ダクト内のみ
を流れ、装置内部に侵入することはないため、水、埃が
侵入しない密閉構造でありながら発熱部品の冷却を図れ
るという作用を有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の情報処理装置において、放熱ダクトは、情報処
理装置本体内部のプリント配線基板上に実装された発熱
部品と間接または直接的に接触するように配置したこと
を特徴とするもので、発熱部品からの熱をより効率的に
放熱できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の情報処理装置において、放熱ダクトの一端に前
記放熱ダクト内部の空気を排気、あるいは吸気するよう
に防水型のファンモータを配置したことを特徴とするも
ので、発熱部品からの熱をより効果的に放熱できるとい
う作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
および図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態の情報処
理装置を上面から見た断面図で、図2は側面から見た断
面図である。図において、1は装置本体キャビネットで
あり、これにプリント配線基板2が取り付けられてい
る。このプリント配線基板2上には、CPUなどの発熱
部品3が実装されている。4は放熱ダクトであり、断面
が管状で伝熱効率の高い材料で作成されており、発熱部
品3に放熱ダクト4の外側面が接触するよう配置されて
いる。放熱ダクト4の両端は、本体キャビネット1にパ
ッキン5を介して密接に結合されており、結合部のキャ
ビネット部分には、外部の空気が吸入でき、また放熱ダ
クト4の内部の空気が排気できるように、吸入口1a、
および排気口1bが設けられている。また、さらなる放
熱効果を得るために、放熱ダクト4の一端に防水・防埃
型のファンモータ6を配置し、放熱ダクト4内を外気が
強制的に流される構造となっている。
【0013】以上のように構成された本発明の情報処理
装置について、以下その動作を説明する。装置を動作さ
せると、プリント配線基板2上のCPUなどの発熱部品
3が発熱し、これらの熱は、接触させている放熱ダクト
4に伝熱する。また同時にファンモータ6が回転し、吸
入口1aから放熱ダクト4に外気が吸い込まれ、放熱ダ
クト4を通って、排気口1bから排出される。このと
き、放熱ダクト4内の空気の温度は、種々の発熱部品に
よって上昇している装置内部の温度より低く、その結
果、放熱ダクト4が冷却され、さらには発熱部品3の発
熱を抑えることができる。装置外部の空気は放熱ダクト
4のみを通過しパッキン5などにより装置内部に侵入し
ない。従って、空気中の埃や、雨などによって水などが
浸入することもない。
【0014】このように、本実施の形態では、装置の密
閉度を保ちながら、装置内部の発熱部品の冷却を効率的
に行うことができる。
【0015】なお、本実施の形態では、放熱ダクトが発
熱部品と直接接触するようにしたが、発熱部品との間に
放熱板を介すなど間接的な接触でも放熱効果は大きい。
【0016】また、本実施の形態では、ファンモータは
空気を装置から排出する方向に使用しているが、放熱ダ
クトに空気を吸入する方向で使用してもよいことはいう
までもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、装置外部
の冷たい空気を装置内部の発熱部品の冷却に使用するこ
とから、高効率の放熱が可能であり、また、冷却のため
の空気に含まれる、情報処理装置にとって極めて有害な
水分、粉塵との遮断が実現でき、防水・防埃性を高める
ことが要求される携帯型の情報処理装置には極めて有用
である。また、発熱によって温度上昇する部位が装置内
部の放熱ダクト部分に限定され、装置外殻温度の上昇を
防止でき、携帯時にも極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の情報処理装置を上面か
ら見た断面図
【図2】本発明の一実施の形態の情報処理装置を側面か
ら見た断面図
【図3】従来の情報処理装置を上面から見た断面図
【符号の説明】
1 キャビネット 1a 吸入口 1b 排気口 3 発熱部品 4 放熱ダクト 5 パッキン 6 ファンモータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置本体内部を貫通するように配
    置された熱伝導性の高い管状の放熱ダクトと、前記放熱
    ダクトの両端にそれぞれ対向して設けられた前記情報処
    理装置本体キャビネット側面の開口部と、前記両端と前
    記開口部との間に設けられたパッキンとを備えたことを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】放熱ダクトは、情報処理装置本体内部のプ
    リント配線基板上に実装された発熱部品と間接または直
    接的に接触するように配置したことを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】放熱ダクトの一端に前記放熱ダクト内部の
    空気を排気、あるいは吸気するように防水型のファンモ
    ータを配置したことを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
JP10000124A 1998-01-05 1998-01-05 情報処理装置 Pending JPH11194859A (ja)

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