JPH11191073A - Pciバス処理装置 - Google Patents

Pciバス処理装置

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Publication number
JPH11191073A
JPH11191073A JP9358491A JP35849197A JPH11191073A JP H11191073 A JPH11191073 A JP H11191073A JP 9358491 A JP9358491 A JP 9358491A JP 35849197 A JP35849197 A JP 35849197A JP H11191073 A JPH11191073 A JP H11191073A
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JP
Japan
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pci bus
bus
pci
address
register
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JP9358491A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ishida
仁志 石田
Yuichi Tokunaga
雄一 徳永
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 PCIバス仕様に準拠しながら、システムの
連続稼働性を実現することができるとともに、多数のデ
バイスをPCIバスに接続した場合でも、遅延を回避し
システム性能を向上させることができるPCIバス処理
装置を提供する。 【解決手段】 トランザクション開始検出回路21がP
CIバス上のトランザクションの開始を検出し、保持レ
ジスタ22がアドレス/コマンド情報を保持し、異常検
出回路23がPCIバス上の異常を検出し、格納レジス
タ24が異常情報を格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PCIバス仕様
に準拠しながら、システムの連続稼働性を実現すること
ができるとともに、多数のデバイスをPCIバスに接続
した場合でも、遅延を回避しシステム性能を向上させる
ことができるPCIバス処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1はPCIバスに接続されたPCIバ
ス処理装置とその周辺構成を示す構成図であり、図にお
いて、1は通信システム内のエラー処理を実行するCP
U、2はPCIバス4上にトランザクションを起動する
バスマスタ、3はバスマスタ2が起動したトランザクシ
ョンのターゲットであるバススレーブ、4は33MHz
の同期クロック信号で動作するPCI(Periphe
ral Component Interconnec
t)バスである。このPCIバス4により運ばれるアド
レス情報およびデータ情報は32ビット長であり、これ
らのアドレス情報およびデータ情報は、同じ32ビット
のバス上で多重化されている。多重化することによりア
ドレスラインとデータラインとを別にする必要がなく、
このことにより、他のバスアーキテクチャに比べた場
合、PCIバス4の環境で必要な信号の数を低減させる
ことができる。
【0003】このPCIバス4の仕様書(PCI Lo
cal Bus Specification Rev
ision 2.1)では、異常状態としてマスタアボ
ート、ターゲットアボート、パリティエラー、システム
エラーを定義し、それぞれに対して検出と報告をオプシ
ョンで規定している。したがって、検出や報告を実施す
るか否か、どのような情報を収集するかは、各PCIデ
バイスに依存する。また、PCIバス4の仕様書では、
バスマスタ2はバススレーブ3によってリトライ応答さ
れたトランザクションを転送が正常/異常終了するまで
繰り返し実行しなければならない。
【0004】また、コンピュータシステムは、通常、複
数のバスを含んでおり、このシステム内の各バスには装
置が接続されており、それらの装置はそのバスを介して
お互いにローカルに通信する。しかしながら、あるバス
に接続された装置が別のバスに接続された装置に情報を
書き込んだりあるいはその装置から情報を読み出したり
する必要がある場合には、異なるバスを介したシステム
ワイドな通信が必要とされる。この異なるバス上の装置
間におけるシステムワイドな通信を可能にするために、
あるバスの通信プロトコルと別のプロトコルを適合させ
るブリッジが設けられている。
【0005】図15は、例えばDigital Equ
ipment Corp社のPCIバスブリッジを示す
構成図であり、図において、10はPCIブリッジ本
体、11はプライマリPCIバス、12はセカンダリP
CIバス、13はセカンダリPCIバス12のアービ
タ、14はPCIコントローラ、15はプライマリPC
Iバス11からセカンダリPCIバス12への方向のデ
ータパス、16はセカンダリPCIバス12からプライ
マリPCIバス11への方向のデータパスである。
【0006】次に、プライマリPCIバス11からセカ
ンダリPCIバス12へのデータ転送のタイミングを説
明する。図16はプライマリPCIバスからセカンダリ
PCIバスへのデータ転送のタイミング図である。PC
Iブリッジ本体10はプライマリPCIバス11からア
ドレスを受信すると(図16のCY2)、PCIコント
ローラ14はそのトランザクションを受信しセカンダリ
PCIバス12に転送すべきものか否かを判別する(図
16のCY3)。セカンダリPCIバス12へ転送する
ものであれば、続くデータを受信しプライマリPCIバ
ス11からセカンダリPCIバス12への方向のデータ
パス15内バッファに蓄える(図16のCY4〜CY1
3)。
【0007】それと同時にPCIコントローラ14はア
ービタ13によってセカンダリPCIバス12のバス使
用権を得て、セカンダリPCIバス12へトランザクシ
ョンを発行する(図16のCY5)。しかし、逆の場
合、すなわちセカンダリPCIバス12からプライマリ
PCIバス11への転送の場合、外部アービタへバス要
求を発行し、セカンダリPCIバス12からプライマリ
PCIバス11への方向のデータパス16のデータをプ
ライマリPCIバス11へ転送する。
【0008】システムに異常が発生した際に、異常な箇
所を特定し、その部分のみ切り離すことにより、システ
ムとして連続稼動できる機能を必要とする分野がある
(例えば、サーバ機等)。従って、PCIバス4を連続
稼動性を要するシステムに適用する場合、情報の収集・
格納が必要であった。
【0009】また、PCIバス4を用いた処理装置で
は、PCIバス4は電気的に8デバイスまでの接続が限
界であり、さらにコネクタを介した場合は2デバイス分
の負荷を必要とするので、4デバイスが限界と接続数が
少ないため、多デバイスを接続したい場合にはPCIブ
リッジ本体10によって階層化しなければならなかっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のPCIバス処理
装置は以上のように構成されているので、PCIバス4
を連続稼動性を要するシステムに適用とする場合、情報
の収集・格納が必須となり、システム内の任意のバスス
レーブ3が異常によりリトライ応答を返し続けた場合、
バスマスタ2の処理は停止するだけでなく、異常発生の
原因を検知することができないなどの課題があった。
【0011】また、従来のPCIブリッジ本体10は、
上記に示したように一方のPCIバス4から受信が開始
され、アドレスの判断および他方のバスアービトレーシ
ョンの処理の後に他方へのデータを実施するために遅延
が発生するとともに、多階層接続のシステムの場合、バ
ススレーブ3までに経由する階層の数に比例して遅延が
増大し性能が低下するなどの課題があった。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、PCIバス仕様に準拠しながら、
システムの連続稼働性を実現することができるPCIバ
ス処理装置を得ることを目的とする。
【0013】また、この発明は、多数のデバイスをPC
Iバスに接続した場合でも、遅延を回避しシステム性能
を向上させることができるPCIバス処理装置を得るこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPCIバ
ス処理装置は、PCIバス上のトランザクションの開始
をトランザクション開始検出回路により検出し、このト
ランザクション開始検出回路からの検出信号を受信した
ときに、PCIバス上のアドレス/データ線およびバイ
トイネーブル線上のアドレスおよびコマンド情報を保持
レジスタに保持し、PCIバス上のトランザクションを
監視し異常を検出した場合に、保持レジスタに格納され
ているアドレス及びコマンド情報の要求信号を異常検出
回路により出力し、この異常検出回路からの要求信号を
入力すると、保持レジスタからのアドレス及びコマンド
情報を格納レジスタに格納し、CPUからの異常情報要
求信号を受信すると、格納レジスタに格納されているア
ドレス及びコマンド情報をPCIバスインタフェースに
よりPCIバス上に出力するようにしたものである。
【0015】この発明に係るPCIバス処理装置は、C
PUからの異常情報要求信号を受信すると、CPUにの
み接続されている専用線を介して格納レジスタに格納さ
れているアドレス及びコマンド情報を送信するようにし
たものである。
【0016】この発明に係るPCIバス処理装置は、P
CIバス上のトランザクションの開始をトランザクショ
ン開始検出回路により検出し、この検出信号を受信した
ときに、PCIバス上のアドレス/データ線およびバイ
トイネーブル線上のアドレスおよびコマンド情報を保持
レジスタに保持し、PCIバス上のリトライ応答を検出
した場合にリトライ応答検出信号を出力とともに、検出
されたリトライ応答回数が設定されたリトライ応答回数
を超えた場合にリトライエラー検出回路からオバー信号
を出力し、このリトライ応答検出信号を入力すると、保
持レジスタから出力されたアドレスおよびコマンド情報
をリトライレジスタに保持し、リトライエラー検出回路
からのオバー信号を入力すると、リトライレジスタから
出力されたアドレスおよびコマンド情報を格納レジスタ
に保持し、CPUからの異常情報要求信号を受信する
と、格納レジスタに格納されているアドレス及びコマン
ド情報をPCIバスインタフェースによりPCIバス上
に出力するようにしたものである。
【0017】この発明に係るPCIバス処理装置は、バ
スプロトコルの異なる第1のPCIバスと第2のPCI
バスとの調停およびバスプロトコルの同期を調整し、第
1のPCIバスから第2のPCIバスへのデータ転送を
ブリッジ装置により行い、バッファ装置は両者のPCI
バスのアクセス権を有している場合には、一方のPCI
バスからの送信データを他方のPCIバスへ通過させ、
何れか一方のPCIバスのアクセス権しか有していない
場合には送信データを一旦受信し、両者のPCIバスの
アクセス権を得た時点で、受信したデータをアクセス権
を得たPCIバスにデータ転送を行い、切替信号を受信
した場合に第1のパススイッチによりブリッジ装置に切
り替え、切替信号を受信した場合に第2のパススイッチ
によりブリッジ装置に切り替え、外部からのデータの書
き込みができるレジスタの値を検知し2つのパススイッ
チを連動して切り替える場合には切替信号をスイッチ切
替制御装置により出力するようにしたものである。
【0018】この発明に係るPCIバス処理装置は、自
己の下層に位置するPCIバス処理装置のレジスタの値
を検知し、自己のレジスタも設定変更するようにしたも
のである。
【0019】この発明に係るPCIバス処理装置は、ブ
リッジ装置によりバスプロトコルの異なる第1のPCI
バスと第2のPCIバスの調停およびバスプロトコルの
同期を調整し、第1のPCIバスから第2のPCIバス
へのデータ転送を行い、バッファ装置は両者のPCIバ
スのアクセス権を有している場合には、一方のPCIバ
スからの送信データを他方のPCIバスへ通過させ、何
れか一方のPCIバスのアクセス権しか有していない場
合には送信データを一旦受信し、両者のPCIバスのア
クセス権を得た時点で、受信したデータをアクセス権を
得たPCIバスにデータ転送を行い、切替信号を受信し
た場合に第1のパススイッチによりブリッジ装置に切り
替え、切替信号を受信した場合に第2のパススイッチに
よりブリッジ装置に切り替え、アドレスデコーダにより
第1のPCIバス上のアドレスを検知し、データを第2
のPCIバスへ転送する必要があるか否かを判断し、ア
ービタにより第2のPCIバスがデバイスにより使用さ
れているか否かをチェックし、スイッチ切替制御装置に
よりアドレスデコーダによりデータを第2のPCIバス
へ転送する必要があると判断された場合とアービタによ
り第2のPCIバスがデバイスにより使用されていると
判断された場合に、第1のパススイッチと第2のパスス
イッチに切替信号を出力するようにしたものである。
【0020】この発明に係るPCIバス処理装置のスイ
ッチ切替制御装置は、デバイス情報テーブルに格納され
たデバイスの情報とアドレスデコーダによるアドレスデ
コードの結果から、切替信号を出力するか否かを判断す
るようにしたものである。
【0021】この発明に係るPCIバス処理装置は、複
数のPCIバスを1つのバス切替スイッチにスター型に
接続し、装置切替スイッチが転送先に応じて接続するP
CIバスを切り替えるようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図2はこの発明の実施の形態1によるP
CIバス処理装置を示す構成図であり、図において、2
0はこの発明の実施の形態1によるPCIバス処理装置
であり、図1に示すPCIバス4上のトランザクション
を監視し、トランザクション中に異常が発生した場合、
該トランザクションのアドレスとコマンド情報を格納す
る。21はPCIバス4上のトランザクションの開始を
検出するトランザクション開始検出回路であり、PCI
バス信号のFRAME#を入力する。22はPCIバス
4上のアドレス/データ線及びコマンド/バイトイネー
ブル線上の情報を保持する保持レジスタであり、PCI
バス信号のAD[31:0]とC/BE[3:0]を入
力する。
【0023】23はPCIバス上の異常を検出する異常
検出回路であり、PCIバス信号のFRAME#、IR
DY#、DEVSEL#、TRDY#、STOP#、P
ERR#、およびSERR#を入力する。24は有効か
否かを示すvalidbitを有し、異常が発生した時
のアドレス及びコマンド情報を格納する格納レジスタ、
25はPCIバスインタフェースであり、全てのPCI
バス信号を入力する。
【0024】次に動作について説明する。まず、図1の
構成を参照し通信システム全体の概略的な動作について
説明する。最初にバスマスタ2はバススレーブ3に対し
てPCIバス4上にトランザクションを起動し、トラン
ザクション中に異常が発生した場合、PCIバス仕様に
従って、異常を報告する。次に、PCIバス処理装置2
0は、PCIバス4上のトランザクションを監視し、ト
ランザクション中に異常が発生した場合、該トランザク
ションのアドレスとコマンド情報を格納する。そして、
CPU1はPCIバス処理装置20からPCIバス4上
での異常の報告を受けると、PCIバス処理装置20内
に格納されてトランザクション情報をPCIトランザク
ションによりリードし、異常内容並びに異常が発生した
モジュールを解析し、該モジュールをシステムから切り
離す。
【0025】次に、PCIバス仕様書で定義された異常
状態と該異常状態が発生した時のPCIバス処理装置2
0の動作を説明する。まず、マスタアボート(異常)が
発生した時のPCIバス処理装置20の動作を図3およ
び図1を用いて説明する。図3はこの発明の実施の形態
1によるPCIバス処理装置のマスタアボートの例を示
すタイミングチャートである。時刻T0でバスマスタ2
がPCIバス4上にトランザクションを開始すると、P
CIバス処理装置20内のトランザクション開始検出回
路21は時刻T1でトランザクションの開始を検出す
る。そして、保持レジスタ22は、トランザクション開
始検出回路21からの信号を受けて時刻T1でのアドレ
ス/コマンド情報を格納する。
【0026】次に、異常検出回路23は、PCIバス4
上のトランザクションを監視し、時刻T2でマスタアボ
ートが発生すると、保持レジスタ22の内容を格納レジ
スタ24に格納すると同時に、validbitを有効
にする。そして、PCIバス4上でマスタアボート発生
の報告を受けたCPU1は、PCIバス処理装置20内
の格納レジスタ24をPCIバス4を介してリードす
る。PCIバス処理装置20内のPCIバスインタフェ
ース25は、CPU1からのPCIリードトランザクシ
ョンを受けて、validbitが有効な場合のみ格納
レジスタ24の値をCPU1に返す。一方、valid
bitが無効な場合は“FFFFFFFFh”を返す。
【0027】また、ターゲットアボートおよびパリティ
エラーが発生した時のPCIバス4上のトランザクショ
ンを説明する。図4はこの発明の実施の形態1によるP
CIバス処理装置のターゲットアボートの例を示すタイ
ミングチャートであり、図5はこの発明の実施の形態1
によるPCIバス処理装置のパリティエラーの例を示す
タイミングチャートである。時刻T0でトランザクショ
ンが開始され、時刻T1でアドレス/コマンド情報を格
納し、時刻T2で格納レジスタ24に格納する。
【0028】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、トランザクション開始検出回路21がPCIバス4
上のトランザクションの開始を検出し、保持レジスタ2
2がアドレス/コマンド情報を保持し、異常検出回路2
3がPCIバス4上の異常を検出し、格納レジスタ24
が異常情報を格納するようにしているので、CPU1は
異常が発生した時異常発生箇所を特定することができ、
異常発生箇所の切り離しが可能となるため、システムは
連続稼動することができるなどの効果が得られる。
【0029】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2によるPCIバス処理装置とその周辺構成を示す構
成図であり、図において、実施の形態1と同一符号につ
いては同一または相当部分を示すので説明を省略する。
上記の実施の形態1では、異常情報をアクセスする際に
PCIバス4を使用するようにしたものであるが、この
実施の形態2ではPCIバス4自体が正常に動作しない
ような場合に異常発生箇所の解析が可能な場合を示す。
30はPCIバス4上のトランザクションを監視し異常
が発生した際の情報を収集・格納するPCIバス処理装
置、31はPCIバス処理装置30内の情報をアクセス
するための専用線である。
【0030】次に動作について説明する。まず、図6に
おいて、バスマスタ2がバススレーブ3に対してPCI
バス4上にトランザクションを起動し、トランザクショ
ン中に異常が発生した場合、PCIバス4の仕様に従っ
て、異常をCPU1に報告する。次に、PCIバス処理
装置30はPCIバス4上のトランザクションを監視
し、トランザクション中に異常が発生した場合、該トラ
ンザクションのアドレスとコマンド情報を格納する。一
方、CPU1は、PCIバス4上で異常が報告される
と、PCIバス処理装置30内に格納されてトランザク
ション情報を専用線31を介してリードし、異常内容並
びに異常が発生したモジュールを解析し、該モジュール
をシステムから切り離す。
【0031】次に、図3および図7を用いてマスタアボ
ートが発生した時のPCIバス処理装置30の動作を説
明する。図7はこの発明の実施の形態2によるPCIバ
ス処理装置を示す構成図である。図7において、32は
格納レジスタ24に接続された専用線I/F部である。
まず、時刻T0でバスマスタ2がPCIバス4上にトラ
ンザクションを開始すると、PCIバス処理装置30内
のトランザクション開始検出回路21は時刻T1でトラ
ンザクションの開始を検出する。そして、保持レジスタ
22は、トランザクション開始検出回路21からの信号
を受けて時刻T1でのアドレス/コマンド情報を格納す
る。次に、異常検出回路23は、PCIバス4上のトラ
ンザクションを監視し、時刻T2でマスタアボートが発
生すると、保持レジスタ22の内容を格納レジスタ24
に格納すると同時に、validbitを有効にする。
PCIバス4上でマスタアボート発生の報告を受けたC
PU1は、PCIバス処理装置30内の格納レジスタ2
4を専用線31を介してリードする。
【0032】次に、PCIバス処理装置30内の専用線
I/F部32は、CPU1からのリードアクセスを受け
て、validbitが有効な場合のみ格納レジスタ2
4の値をCPU1に返し、validbitが無効な場
合は、“FFFFFFFFh”を返す。同様に図4と図
5がそれぞれターゲットアボート、パリティエラーが発
生した時のPCIバス4上のトランザクションを示して
おり、時刻T0でトランザクションが開始され、時刻T
1でアドレス/コマンド情報を格納し、時刻T2で格納
レジスタ24に格納する。
【0033】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、PCIバス処理装置30内の情報を専用線31を介
してリードできるようにしているので、CPU1はPC
Iバス4自体に異常が発生した時でも異常発生箇所を特
定することができ、PCIバス4以外の部分でシステム
は連続稼動することができるなどの効果が得られる。
【0034】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3によるPCIバス処理装置を示す構成図であり、図
において、実施の形態1および実施の形態2と同一符号
については同一または相当部分を示すので説明を省略す
る。この実施の形態3では、システム内の任意のターゲ
ットが異常によりリトライ応答を返し続けた場合でも、
異常発生箇所の解析が可能な実施形態を示す。40はP
CIバス4上でリトライ応答を設定回数以上返し続ける
状態を検出すると、異常と判断して異常発生情報を保持
するPCIバス処理装置である。
【0035】41はPCIバス4上のトランザクション
を監視しリトライが発生したことを検知するリトライエ
ラー検出回路であり、PCIバス信号のFRAME#、
IRDY#、DEVSEL#、TRDY#、STOP
#、PERR#、およびSERR#を入力する。42は
リトライ応答の回数を保持するリトライカウンタ、43
はリトライ回数のしきい値を保持するしきい値レジスタ
であり、システムの初期化時に適当な値を設定される。
44はリトライ応答されたトランザクションのアドレス
を保持するリトライレジスタである。
【0036】次に図6と図8を用いて動作を説明する。
バスマスタ2がバススレーブ3に対してトランザクショ
ンを起動した際、バススレーブ3がリトライ応答した場
合、バスマスタ2はリトライ応答を受信すると、バスを
一旦開放した後バス調停からトランザクションを再起動
する。トランザクション開始検出回路21は、PCIバ
ス4上のトランザクションを監視し、リトライ応答が発
生した時、リトライレジスタ44の値が無効な場合は、
保持レジスタ22の値をリトライレジスタ44に格納す
ると同時に、リトライカウンタ42の値を1つインクリ
メントする。
【0037】次に、インクリメントした後のリトライカ
ウンタ42の値としきい値レジスタ43の値を比較し、
しきい値レジスタ43の値未満であれば状態を保持す
る。リトライエラー検出回路41は、再びPCIバス4
上でリトライ応答を検知した時、リトライレジスタ44
の値が有効な場合、保持レジスタ22の値とリトライレ
ジスタ44の値を比較し、一致した場合のみリトライカ
ウンタ42の値を1つインクリメントする。保持レジス
タ22とリトライレジスタ44の値が一致しない場合
は、無視する。
【0038】次に、インクリメントした後のリトライカ
ウンタ42の値としきい値レジスタ43の値を比較し、
しきい値レジスタ43の値以上の場合、リトライレジス
タ44の値を格納レジスタ24に格納すると同時に、v
alidbitを有効にする。また、CPU1は、定期
的にPCIバス処理装置40内の異常情報をPCIバス
トランザクションを介してリードする。PCIバスイン
タフェース25は、CPU1からのリードアクセスを受
けて、validbitが有効な場合のみ格納レジスタ
24の値をCPU1に返す。一方、validbitが
無効な場合は、“FFFFFFFFh”を返す。
【0039】この実施の形態3では、リトライカウンタ
42やリトライレジスタ44が1組の場合を示したが、
複数のトランザクションがリトライ応答されるシステム
では、複数個備える場合も同様である。格納レジスタ2
4の情報をPCIバストランザクションを経由してアク
セスしたが、実施の形態2で示したように専用線31を
用いてアクセスするシステムも構成可能である。
【0040】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、PCIバス処理装置40がPCIバス4上でリトラ
イ応答を設定回数以上返し続ける状態を検出すると、異
常と判断して異常発生情報を保持するので、CPU1は
異常発生箇所を特定することができ、異常発生箇所の切
り離しが可能となるため、システムは連続稼動すること
ができるなどの効果が得られる。
【0041】実施の形態4.図9は階層型PCIバス処
理装置の概略的な構成を示す図であり、図10はこの発
明の実施の形態4によるPCIバス処理装置を示す構成
図である。図において、実施の形態1から実施の形態3
と同一符号については同一または相当部分を示すので説
明を省略する。50はPCIバスブリッジとしてのPC
Iバス処理装置、51はプライマリPCIバス61の通
信プロトコルとセカンダリPCIバス62のプロトコル
を適合させるブリッジ装置、52はプライマリPCIバ
ス61とセカンダリPCIバス62とのバスに接続でき
る電気的負荷を増強して論理的にはスルーにするための
バッファ装置であり、両者のPCIバス61,62のア
クセス権を有している場合には、一方のPCIバス6
1,62からの送信データを他方のPCIバス61,6
2へ通過させ、何れか一方のPCIバス61,62のア
クセス権しか有していない場合には送信データを一旦受
信し、両者のPCIバス61,62のアクセス権を得た
時点で、受信したデータをアクセス権を得たPCIバス
61,62にデータ転送を行う。53はプライマリPC
Iバス61をブリッジ装置51に接続するかバッファ装
置52に接続するかを決定するためのパススイッチ(第
1のパススイッチ)、54はセカンダリPCIバス62
をブリッジ装置51に接続するかバッファ装置52に接
続するかを決定するためのパススイッチ(第2のパスス
イッチ)である。
【0042】55はパススイッチ53,54を制御する
ためのスイッチ切替制御装置であり、レジスタ56の値
をモニタしパススイッチ53,54を連動して切り替え
るしくみになっており、CPU1等がPCIバス処理装
置50内のレジスタ56へライトアクセスすることによ
って、ソフトウェア的に制御する。56はパススイッチ
53,54を外部から制御するためのレジスタである。
61はブリッジ装置51またはバッファ装置52に接続
されるプライマリPCIバス(第1のPCIバス)、6
2はブリッジ装置51またはバッファ装置52に接続さ
れるセカンダリPCIバス(第2のPCIバス)、63
はPCIバスオプションスロットである。
【0043】次に動作について説明する。まず、ブリッ
ジ装置51が選択されたときには、一方からトランザク
ションを受信し、もう一方へバス要求(アービトレーシ
ョン)後、トランザクションを発生し転送処理を実施す
る。この場合、プライマリPCIバス61とセカンダリ
PCIバス62は、独立したバスであるので、独立して
動くことができる。すなわち、お互いのバスへの転送が
ない限り、プライマリPCIバス61内のトランザクシ
ョンとセカンダリPCIバス62内のトランザクション
は同時に実行することができる。
【0044】次に、バッファ装置52が選択されたとき
には、プライマリPCIバス61とセカンダリPCIバ
ス62の同期信号およびデータバスはバッファ装置52
でドライブ能力を増強されて接続される。すなわち、お
互いの動作タイミングはバッファ遅延の遅れだけであ
り、クロックタイミングでは、1つのバスとして動作し
ている。よって、プライマリPCIバス61とセカンダ
リPCIバス62は独立して動作することはできない
が、1階層のバスと同じ性能で多数のデバイスと通信で
きる。
【0045】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、2つの特徴をもつ接続形態をパススイッチ53,5
4で切り替えるようにしているので、処理目的に合わせ
て最適なPCIバス4の動作を選択することができ、多
数のデバイスをPCIバス4に接続した場合でも、遅延
を回避しシステム性能を向上させることができるなどの
効果が得られる。
【0046】実施の形態5.図11はこの発明の実施の
形態5によるPCIバス処理装置の設定の流れを示す構
成図であり、図において、実施の形態1から実施の形態
4と同一符号については同一または相当部分を示すので
説明を省略する。実施の形態4では、レジスタアクセス
によってPCIバス4の接続形態を選択するようにした
ものであるが、実施の形態5では多階層構造の場合に一
度にすべての接続形態を選択するものである。65はホ
ストCPU、66はホストCPU65がアクセスしよう
としているPCIデバイス、67はプライマリPCIバ
ス61が接続されたPCIバス処理装置、68はセカン
ダリPCIバス62が接続されたPCIバス処理装置で
ある。なお、PCIバス処理装置67,68の構成は図
10と同一であるため説明を省略する。
【0047】次に動作について説明する。まず、ホスト
CPU65が数階層下のPCIデバイス66にアクセス
する場合、ホストCPU65はPCIデバイス66と同
層のPCIバス処理装置(PCIブリッジ)68のスイ
ッチ制御レジスタの設定を行う。このとき、ホストCP
U65からのレジスタアクセストランザクションは、ま
ず、プライマリPCIバス61に送出され、プライマリ
PCIバス61に接続されたPCIバス処理装置(PC
Iブリッジ)67に達する。次に、PCIバス処理装置
67は、アドレスデコードの結果、セカンダリPCIバ
ス62へ転送すべきトランザクションであると判断し、
セカンダリPCIバス62へ送出するとともに、下層ブ
リッジのスイッチ制御レジスタアクセスであることも同
時に検知し、自己のレジスタも設定変更しスイッチを切
り替える。そして、セカンダリPCIバス62に送出さ
れたトランザクションは、セカンダリPCIバス62に
接続されたPCIバス処理装置68によって受信され、
レジスタ変更およびパススイッチ53,54の切り替え
が実施される。
【0048】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、各層のPCIバス処理装置67が下層のPCIバス
処理装置68へのスイッチ制御レジスタアクセスを検知
し、自己のレジスタも設定変更することで、ホストCP
U65からの1回のトランザクションでPCIデバイス
66までの経路で通るすべてのPCIバス処理装置6
7,68のパススイッチ53,54を切り替えることが
できるため、多数のデバイスをPCIバス4に接続した
場合でも、遅延を回避しシステム性能を向上させること
ができるなどの効果が得られる。
【0049】実施の形態6.図12はこの発明の実施の
形態6によるPCIバス処理装置を示す構成図であり、
図において、実施の形態1から実施の形態5と同一符号
については同一または相当部分を示すので説明を省略す
る。実施の形態5は、スイッチの切り替えをレジスタに
頼るもの、すなわち、ソフトウェアによって実施したも
のであるが、実施の形態6ではこれをハードウェアで切
り替えるものである。70はパススイッチ53,54の
切り替えをハードウェアで実施するPCIバス処理装
置、71はパススイッチ53,54を制御するためのス
イッチ切替制御装置、72はプライマリPCIバス61
のアドレスからセカンダリPCIバス62への転送を判
断するアドレスデコーダ、73はセカンダリPCIバス
62のバス所有権を管理するアービタである。
【0050】次に動作について説明する。ホストCPU
65(図11参照)から下層バスへのアクセスが発生
し、PCIバス処理装置70が受信すると、アドレスデ
コーダ72によって、セカンダリPCIバス62への送
信が検知される。このとき、スイッチ切替制御装置71
はセカンダリPCIバス62の使用状況をアービタ73
から判断し、バス要求者が存在しないとき、PCIバス
処理装置70はパススイッチ53,54をバッファ装置
52に切り替え、プライマリPCIバス61とセカンダ
リPCIバス62を一つのバスとして接続する。そし
て、プライマリPCIバス61から受信した時にセカン
ダリPCIバス62が使用中であったり、バッファ装置
52に切り替わっている時にセカンダリPCIバス62
のデバイスからバス使用要求が発生した場合、スイッチ
切替制御装置71はパススイッチ53,54をブリッジ
装置51に切り替え、プライマリPCIバス61とセカ
ンダリPCIバス62とを独立して使用できるようにす
る。
【0051】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、パススイッチ53,54の切り替えをハードウェア
で実施することにより、メンテナンスが不要になる上、
より頻繁にスイッチを制御することができるため、多数
のデバイスをPCIバス4に接続した場合でも、遅延を
回避しシステム性能を向上させることができるなどの効
果が得られる。
【0052】実施の形態7.図13はこの発明の実施の
形態7によるPCIバス処理装置を示す構成図であり、
図において、実施の形態1から実施の形態6と同一符号
については同一または相当部分を示すので説明を省略す
る。実施の形態6では、プライマリPCIバス61また
はセカンダリPCIバス62が空いている時にバッファ
装置52への切り替えを行うものであったが、実施の形
態7ではデバイス情報を用いて最適な方を選択するもの
である。80はデバイス情報に依存してブリッジ装置5
1に接続するか、バッファ装置52に接続するかを切り
替えることができるPCIバス処理装置、81はパスス
イッチ53,54の切り替えを実施するスイッチ切替制
御装置、82はプライマリPCIバス61のアドレス、
コマンド情報からターゲットのデバイスを特定し、その
デバイスへのアクセスをブリッジ装置51に接続する
か、バッファ装置52に接続するかの情報を格納したデ
バイス情報テーブルである。
【0053】次に動作について説明する。プライマリP
CIバス61から受信し、セカンダリPCIバス62の
使用状況を監視するまでは実施の形態6と同様である。
その後、PCIバス処理装置80は、アドレスデコード
と同じタイミングで、デバイス情報テーブル82によっ
てアドレスからデバイスを特定し、プライマリPCIバ
ス61またはセカンダリPCIバス62を選択する。例
えば、ターゲットとなるデバイスの応答速度が非常に遅
い場合、パススイッチ53,54をバッファ装置52側
にしていると応答が済むまで上位バスも応答待ちとな
り、その間他のアクセスに使えない。この場合、PCI
バス処理装置80をブリッジ装置51に切り替え、プラ
イマリPCIバス61を解放した方が全体の性能は向上
する。
【0054】また、同じデバイスに対してもライトアク
セスのようにデータを記憶バッファに蓄えるのに適した
トランザクションの場合はブリッジ装置51への切り替
えが適し、リードアクセスのように応答を待たなければ
ならないトランザクションの場合はバッファ装置52へ
の切り替えが適している。このようなデバイス固有の情
報を、デバイス情報テーブル82に記憶し、PCIバス
4のアドレス信号、コマンド信号を入力として、スイッ
チの判別信号を出力させる。スイッチ切替制御装置81
はアドレスデコーダによるセカンダリPCIバス62へ
の転送要求と、アービタ73によるバス未使用状態検出
のタイミングでデバイス情報テーブル82を参照し、パ
ススイッチ53,54を切り替える。
【0055】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、デバイス情報に依存してブリッジ装置51への接続
か、バッファ装置52への接続かを切り替えることがで
きるので、よりPCIを効率よく稼動させることができ
るため、多数のデバイスをPCIバス4に接続した場合
でも、遅延を回避しシステム性能を向上させることがで
きるなどの効果が得られる。
【0056】実施の形態8.図14はこの発明の実施の
形態8によるPCIバス処理装置を示す構成図であり、
図において、実施の形態1から実施の形態7と同一符号
については同一または相当部分を示すので説明を省略す
る。実施の形態4から実施の形態7は、プライマリPC
Iバス61とセカンダリPCIバス62とを接続するも
のであったが、実施の形態8では3つ以上のバスを同時
に制御するものである。90は複数のPCIバス10
1,102,103を1箇所でスイッチング管理するこ
とで階層が浅くなり、より単純に制御することができる
PCIバス処理装置、91は複数のPCIバス101,
102,103から送受信の2本を選択するバス切替ス
イッチ、92はバッファ装置52およびブリッジ装置5
1を切り替える装置切替スイッチ、93は受信アドレス
からターゲットを特定し、転送するPCIバス101,
102,103を選択するアドレスデコーダである。
【0057】次に動作について説明する。例えば、PC
Iバス101,102,103のいずれかでトランザク
ションが発生したとき、バス切替スイッチ91の一方が
切り替わりそのトランザクションを受け入れる。受信し
たアドレスをアドレスデコーダ93でデコードし、受信
したデータを転送するPCIバス101,102,10
3を特定し、バス切替スイッチ91の他方が切り替わ
る。これで送受信のためのPCIバス101,102,
103が接続される。以後、バッファ装置52とブリッ
ジ装置51の切り替え動作は実施形態4から実施の形態
7に従う。
【0058】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、複数のPCIバス101,102,103のスイッ
チング管理を1箇所で行うことにより階層が浅くなり、
より単純に制御することができるため、多数のデバイス
をPCIバス4に接続した場合でも、遅延を回避しシス
テム性能を向上させることができるなどの効果が得られ
る。
【0059】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、PC
Iバス上のトランザクションの開始をトランザクション
開始検出回路により検出し、このトランザクション開始
検出回路からの検出信号を受信したときに、PCIバス
上のアドレス/データ線およびバイトイネーブル線上の
アドレスおよびコマンド情報を保持レジスタに保持し、
PCIバス上のトランザクションを監視し異常を検出し
た場合に、保持レジスタに格納されているアドレス及び
コマンド情報の要求信号を異常検出回路により出力し、
この異常検出回路からの要求信号を入力すると、保持レ
ジスタからのアドレス及びコマンド情報を格納レジスタ
に格納し、CPUからの異常情報要求信号を受信する
と、格納レジスタに格納されているアドレス及びコマン
ド情報をPCIバスインタフェースによりPCIバス上
に出力するように構成したので、CPUは異常が発生し
た時異常発生箇所を特定することができ、異常発生箇所
の切り離しが可能となるため、システムは連続稼動する
ことができる効果がある。
【0060】この発明によれば、CPUからの異常情報
要求信号を受信すると、CPUにのみ接続されている専
用線を介して格納レジスタに格納されているアドレス及
びコマンド情報を送信するように構成したので、CPU
はPCIバス自体に異常が発生した時でも異常発生箇所
を特定することができ、PCIバス以外の部分でシステ
ムは連続稼動することができる効果がある。
【0061】この発明によれば、PCIバス上のトラン
ザクションの開始をトランザクション開始検出回路によ
り検出し、この検出信号を受信したときに、PCIバス
上のアドレス/データ線およびバイトイネーブル線上の
アドレスおよびコマンド情報を保持レジスタに保持し、
PCIバス上のリトライ応答を検出した場合にリトライ
応答検出信号を出力とともに、検出されたリトライ応答
回数が設定されたリトライ応答回数を超えた場合にリト
ライエラー検出回路からオバー信号を出力し、このリト
ライ応答検出信号を入力すると、保持レジスタから出力
されたアドレスおよびコマンド情報をリトライレジスタ
に保持し、リトライエラー検出回路からのオバー信号を
入力すると、リトライレジスタから出力されたアドレス
およびコマンド情報を格納レジスタに保持し、CPUか
らの異常情報要求信号を受信すると、格納レジスタに格
納されているアドレス及びコマンド情報をPCIバスイ
ンタフェースによりPCIバス上に出力するように構成
したので、CPUは異常発生箇所を特定することがで
き、異常発生箇所の切り離しが可能となるため、システ
ムは連続稼動することができる効果がある。
【0062】この発明によれば、通信プロトコルの異な
る第1のPCIバスと第2のPCIバスとの調停および
送受信プロトコルの同期を調整し、第1のPCIバスか
ら第2のPCIバスへのデータ転送をブリッジ装置によ
り行い、バッファ装置は両者のPCIバスのアクセス権
を有している場合には、一方のPCIバスからの送信デ
ータを他方のPCIバスへ通過させ、何れか一方のPC
Iバスのアクセス権しか有していない場合には送信デー
タを一旦受信し、両者のPCIバスのアクセス権を得た
時点で、受信したデータをアクセス権を得たPCIバス
にデータ転送を行い、切替信号を受信した場合に第1の
パススイッチによりブリッジ装置に切り替え、切替信号
を受信した場合に第2のパススイッチによりブリッジ装
置に切り替え、外部からのデータの書き込みができるレ
ジスタの値を検知し2つのパススイッチを連動して切り
替える場合には切替信号をスイッチ切替制御装置により
出力するように構成したので、処理目的に合わせて最適
なPCIバスの動作を選択することができ、多数のデバ
イスをPCIバスに接続した場合でも、遅延を回避しシ
ステム性能を向上させることができる効果がある。
【0063】この発明によれば、自己の下層に位置する
PCIバス処理装置のレジスタの値を検知し、自己のレ
ジスタも設定変更するように構成したので、1回のトラ
ンザクションでPCIデバイスまでの経路で通るすべて
のPCIバス処理装置のパススイッチを切り替えること
ができ、多数のデバイスをPCIバスに接続した場合で
も、遅延を回避しシステム性能を向上させることができ
る効果がある。
【0064】この発明によれば、ブリッジ装置によりバ
スプロトコルの異なる第1のPCIバスと第2のPCI
バスの調停および送受信プロトコルの同期を調整し、第
1のPCIバスから第2のPCIバスへのデータ転送を
行い、バッファ装置は両者のPCIバスのアクセス権を
有している場合には、一方のPCIバスからの送信デー
タを他方のPCIバスへ通過させ、何れか一方のPCI
バスのアクセス権しか有していない場合には送信データ
を一旦受信し、両者のPCIバスのアクセス権を得た時
点で、受信したデータをアクセス権を得たPCIバスに
データ転送を行い、切替信号を受信した場合に第1のパ
ススイッチによりブリッジ装置に切り替え、切替信号を
受信した場合に第2のパススイッチによりブリッジ装置
に切り替え、アドレスデコーダにより第1のPCIバス
上のアドレスを検知し、データを第2のPCIバスへ転
送する必要があるか否かを判断し、アービタにより第2
のPCIバスがデバイスにより使用されているか否かを
チェックし、スイッチ切替制御装置によりアドレスデコ
ーダによりデータを第2のPCIバスへ転送する必要が
あると判断された場合とアービタにより第2のPCIバ
スがデバイスにより使用されていると判断された場合
に、第1のパススイッチと第2のパススイッチに切替信
号を出力するように構成したので、メンテナンスが不要
になる上、より頻繁にスイッチを制御することができ、
多数のデバイスをPCIバスに接続した場合でも、遅延
を回避しシステム性能を向上させることができる効果が
ある。
【0065】この発明によれば、デバイス情報テーブル
に格納されたデバイスの情報とアドレスデコーダによる
アドレスデコードの結果から、切替信号を出力するか否
かを判断するように構成したので、よりPCIを効率よ
く稼動させることができ、多数のデバイスをPCIバス
に接続した場合でも、遅延を回避しシステム性能を向上
させることができる効果がある。
【0066】この発明によれば、複数のPCIバスを1
つのバス切替スイッチにスター型に接続し、装置切替ス
イッチが転送先に応じて接続するPCIバスを切り替え
るように構成したので、複数のPCIバスを1箇所でス
イッチング管理することで階層が浅くなり、より単純に
制御することができ、多数のデバイスをPCIバスに接
続した場合でも、遅延を回避しシステム性能を向上させ
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 PCIバスに接続されたPCIバス処理装置
とその周辺構成を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるPCIバス処
理装置を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるPCIバス処
理装置のマスタアボートの例を示すタイミングチャート
である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるPCIバス処
理装置のターゲットアボートの例を示すタイミングチャ
ートである。
【図5】 この発明の実施の形態1によるPCIバス処
理装置のパリティエラーの例を示すタイミングチャート
である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるPCIバス処
理装置とその周辺構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2によるPCIバス処
理装置を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるPCIバス処
理装置を示す構成図である。
【図9】 階層型PCIバス処理装置の概略的な構成を
示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態4によるPCIバス
処理装置を示す構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態5によるPCIバス
処理装置の設定の流れを示す構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態6によるPCIバス
処理装置を示す構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態7によるPCIバス
処理装置を示す構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態8によるPCIバス
処理装置を示す構成図である。
【図15】 Digital Equipment C
orp社のPCIバスブリッジを示す構成図である。
【図16】 プライマリPCIバスからセカンダリPC
Iバスへのデータ転送のタイミング図である。
【符号の説明】
1 CPU、4 PCIバス、5,20,30,40,
50,70,80,90 PCIバス処理装置、21
トランザクション開始検出回路、22 保持レジスタ、
23 異常検出回路、24 格納レジスタ、25 PC
Iバスインタフェース、31 専用線、41 リトライ
エラー検出回路、44 リトライレジスタ、51 ブリ
ッジ装置、52 バッファ装置、53 パススイッチ
(第1のパススイッチ)、54 パススイッチ(第2の
パススイッチ)、55,71,81スイッチ切替制御装
置、56 レジスタ、61 プライマリPCIバス(第
1のPCIバス)、62 セカンダリPCIバス(第2
のPCIバス)、72,93 アドレスデコーダ、73
アービタ、82 デバイス情報テーブル、91バス切
替スイッチ、92 装置切替スイッチ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCIバス上のトランザクションを監視
    し、このトランザクションに異常が発生した際の異常情
    報を収集および格納するとともに、上記PCIバス上に
    異常が発生したときに異常発生箇所を切り離すCPUに
    上記異常情報を出力するPCIバス処理装置において、 上記PCIバス上のトランザクションの開始を検出する
    トランザクション開始検出回路と、 このトランザクション開始検出回路からの検出信号を受
    信したときに、上記PCIバス上のアドレス/データ線
    およびバイトイネーブル線上のアドレスおよびコマンド
    情報を保持する保持レジスタと、 上記PCIバス上のトランザクションを監視し異常を検
    出した場合に、上記保持レジスタに格納されているアド
    レス及びコマンド情報の要求信号を出力する異常検出回
    路と、 この異常検出回路からの要求信号を入力すると、上記保
    持レジスタからのアドレス及びコマンド情報を格納する
    格納レジスタと、 上記CPUからの異常情報要求信号を受信すると、上記
    格納レジスタに格納されているアドレス及びコマンド情
    報を上記PCIバス上に出力するPCIバスインタフェ
    ースとを備えたことを特徴とするPCIバス処理装置。
  2. 【請求項2】 CPUからの異常情報要求信号を受信す
    ると、上記CPUにのみ接続されている専用線を介して
    格納レジスタに格納されているアドレス及びコマンド情
    報を送信することを特徴とする請求項1記載のPCIバ
    ス処理装置。
  3. 【請求項3】 PCIバス上のトランザクションを監視
    し、このトランザクションに異常が発生した際の異常情
    報を収集および格納するとともに、上記PCIバス上に
    異常が発生したときに異常発生箇所を切り離すCPUに
    上記異常情報を出力するPCIバス処理装置において、 上記PCIバス上のトランザクションの開始を検出する
    トランザクション開始検出回路と、 このトランザクション開始検出回路からの検出信号を受
    信したときに、上記PCIバス上のアドレス/データ線
    およびバイトイネーブル線上のアドレスおよびコマンド
    情報を保持する保持レジスタと、 上記PCIバス上のリトライ応答を検出した場合にリト
    ライ応答検出信号を出力するとともに、検出されたリト
    ライ応答回数が設定されたリトライ応答回数を超えた場
    合にオバー信号を出力するリトライエラー検出回路と、 このリトライエラー検出回路からのリトライ応答検出信
    号を入力すると、上記保持レジスタから出力されたアド
    レスおよびコマンド情報を保持するリトライレジスタ
    と、 上記リトライエラー検出回路からのオバー信号を入力す
    ると、上記リトライレジスタから出力されたアドレスお
    よびコマンド情報を保持する格納レジスタと、 上記CPUからの異常情報要求信号を受信すると、上記
    格納レジスタに格納されているアドレス及びコマンド情
    報を上記PCIバス上に出力するPCIバスインタフェ
    ースとを備えたことを特徴とするPCIバス処理装置。
  4. 【請求項4】 複数のPCIバスが階層的に接続された
    PCIバス処理装置において、 バスプロトコルの異なる第1のPCIバスと第2のPC
    Iバスとの調停および上記バスプロトコルの同期を調整
    し、上記第1のPCIバスから上記第2のPCIバスへ
    のデータ転送を行うブリッジ装置と、 上記両者のPCIバスのアクセス権を有している場合に
    は、一方の上記PCIバスからの送信データを他方の上
    記PCIバスへ通過させ、何れか一方の上記PCIバス
    のアクセス権しか有していない場合には送信データを一
    旦受信し、上記両者のPCIバスのアクセス権を得た時
    点で、受信したデータをアクセス権を得た上記PCIバ
    スにデータ転送を行うバッファ装置と、 通常は上記第1のPCIバスを上記バッファ装置に接続
    し、切替信号を受信した場合に上記ブリッジ装置に切り
    替える第1のパススイッチと、 通常は上記第2のPCIバスを上記バッファ装置に接続
    し、上記切替信号を受信した場合に上記ブリッジ装置に
    切り替える第2のパススイッチと、 外部からのデータの書き込みができるレジスタの値を検
    知し上記2つのパススイッチを連動して切り替える場合
    には上記切替信号を出力するスイッチ切替制御装置とを
    備えたことを特徴とするPCIバス処理装置。
  5. 【請求項5】 自己の下層に位置するPCIバス処理装
    置のレジスタの値を検知し、自己のレジスタも設定変更
    することを特徴とする請求項4記載のPCIバス処理装
    置。
  6. 【請求項6】 複数のPCIバスが階層的に接続された
    PCIバス処理装置において、 バスプロトコルの異なる第1のPCIバスと第2のPC
    Iバスの調停および上記バスプロトコルの同期を調整
    し、上記第1のPCIバスから上記第2のPCIバスへ
    のデータ転送を行うブリッジ装置と、 上記両者のPCIバスのアクセス権を有している場合に
    は、一方の上記PCIバスからの送信データを他方の上
    記PCIバスへ通過させ、何れか一方の上記PCIバス
    のアクセス権しか有していない場合には送信データを一
    旦受信し、上記両者のPCIバスのアクセス権を得た時
    点で、受信したデータをアクセス権を得た上記PCIバ
    スにデータ転送を行うバッファ装置と、 通常は上記第1のPCIバスを上記バッファ装置に接続
    し、切替信号を受信した場合に上記ブリッジ装置に切り
    替える第1のパススイッチと、 通常は上記第2のPCIバスを上記バッファ装置に接続
    し、上記切替信号を受信した場合に上記ブリッジ装置に
    切り替える第2のパススイッチと、 上記第1のPCIバス上のアドレスを検知し、データを
    上記第2のPCIバスへ転送する必要があるか否かを判
    断するアドレスデコーダと、 上記第2のPCIバスがデバイスにより使用されている
    か否かをチェックするアービタと、 上記アドレスデコーダによりデータを上記第2のPCI
    バスへ転送する必要があると判断された場合と上記アー
    ビタにより上記第2のPCIバスがデバイスにより使用
    されていると判断された場合に、上記第1のパススイッ
    チと上記第2のパススイッチに切替信号を出力するスイ
    ッチ切替制御装置とを備えたことを特徴とするPCIバ
    ス処理装置。
  7. 【請求項7】 スイッチ切替制御装置は、デバイス情報
    テーブルに格納されたデバイスの情報とアドレスデコー
    ダによるアドレスデコードとの結果から、切替信号を出
    力するか否かを判断することを特徴とする請求項6記載
    のPCIバス処理装置。
  8. 【請求項8】 複数のPCIバスを1つのバス切替スイ
    ッチにスター型に接続し、装置切替スイッチが転送先に
    応じて接続する上記PCIバスを切り替えることを特徴
    とする請求項4から請求項7のうちのいずれか1項記載
    のPCIバス処理装置。
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