JPH11191044A - データ処理装置およびデータ処理装置のデータ処理方法および印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置およびデータ処理装置のデータ処理方法および印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH11191044A
JPH11191044A JP9358712A JP35871297A JPH11191044A JP H11191044 A JPH11191044 A JP H11191044A JP 9358712 A JP9358712 A JP 9358712A JP 35871297 A JP35871297 A JP 35871297A JP H11191044 A JPH11191044 A JP H11191044A
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job
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JP9358712A
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Akiko Hata
晶子 畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ処理装置から印刷装置に転送される各
印刷ジョブ情報の出力状況および出力有無を印刷処理中
は自動的、印刷終了後はユーザからの要求に基づいて明
示することである。 【解決手段】 ホストコンピュータ100から受信した
印刷ジョブ情報をハードディスク22にスプールする際
に、CPU14がその開始または終了時刻を取得してL
CD1501aに対してスプール時刻情報およびジョブ
識別情報とを表示させるとともに、RAM16に書き込
んで随時読み出し可能に管理する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して印刷装置とデータ処理装置とが通信して印刷ジョ
ブをスプール可能なデータ処理装置およびデータ処理装
置のデータ処理方法および印刷制御装置および印刷制御
装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可
能なプログラムを格納した記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、LCD等で構成される表示部を備
える印刷装置には、LCDに印刷ジョブ情報、印刷環境
とその設定項目、エラーメッセージ等が表示される。ま
た、多くの場合、ホストコンピュータから印刷ジョブが
送信されると、LCDには、現在印刷中ジョブ名称、ネ
ットワークを介しての印刷であれば、ユーザ名等が表示
される。それ以外の印刷ジョブ情報、たとえばスプール
開始時刻、印刷中のジョブ以外の印刷ジョブ情報等は、
ホストコンピュータからのジョブリスト等により取得し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現在ではネ
ットワークの普及に伴い、印刷装置がネットワークを介
して使用されることが多く、印刷装置に対する印刷物の
量が増大したにも関わらず、目的とする印刷物を効率よ
く探す手段がなく、大量に出力された印刷物の中から目
的の印刷物を根気よく探していかなければならなかっ
た。これは、ユーザの手を煩わせるだけでなく、無駄な
時間を要する原因となっていた。
【0004】また、それらは多数のネットワークユーザ
から出力されたものであるため、目的の印刷物が不本意
に他人の手に渡っていたり、知らぬ間に印刷ジョブが削
除されたりして印刷装置から消えていた場合、印刷ジョ
ブが正しく出力されたのかどうかの判断ができないとい
う問題があった。
【0005】また、従来の印刷装置には、印刷ジョブが
多数溜まっている場合に、印刷物を探さなければ、目的
とするジョブがすでに印刷されているのか、まだ印刷さ
れていないのかの判断ができないという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたもので、本発明の目的は、印刷ジョブ情報のスプ
ール状況に基づき取得するスプール時刻情報およびジョ
ブ識別情報とを記憶管理しながら各印刷ジョブ情報のス
プール情報の表示を制御することにより、データ処理装
置から印刷装置に転送される各印刷ジョブ情報の出力状
況および出力有無を印刷処理中は自動的、印刷終了後は
ユーザからの要求に基づいて明示することができ、ユー
ザが各自の印刷ジョブ情報の処理経過およびその履歴を
確認できるデータ処理装置およびデータ処理装置のデー
タ処理方法および印刷制御装置および印刷制御装置のデ
ータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0007】
【発明が解決しようとする手段】本発明に係る第1の発
明は、所定の通信媒体を介して印刷装置と通信可能なデ
ータ処理装置において、時刻情報を発生する時計手段
と、前記印刷装置に転送すべき印刷ジョブをスプールす
るスプール手段と、前記スプール手段に前記印刷ジョブ
をスプールの開始時およびスプールの終了時に、前記時
計手段から時刻情報を取得して前記印刷ジョブに対して
スプール開始時刻情報およびスプール終了時刻情報を発
行するコマンドを付加する付加手段と、前記付加手段に
より前記スプール開始時刻情報および前記スプール終了
時刻情報を発行するコマンドが付加された印刷ジョブ情
報を前記印刷装置に転送する転送手段とを有するもので
ある。
【0008】本発明に係る第2の発明は、印刷部と、表
示部とを備え、所定の通信媒体を介してデータ処理装置
と通信可能な印刷制御装置において、前記データ処理装
置より受信する印刷ジョブを格納するデータ格納手段
と、前記データ格納手段により格納した前記印刷ジョブ
に基づく印刷処理中に、前記印刷ジョブに付加される特
定コマンドを解析して前記表示部に対してジョブ識別情
報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を
伴うスプール終了時刻情報を表示させる制御手段と、前
記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール開
始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了時
刻情報を記憶するスプール情報記憶手段とを有するもの
である。
【0009】本発明に係る第3の発明は、印刷部と、表
示部とを備え、所定の通信媒体を介してデータ処理装置
と通信可能な印刷制御装置において、時刻情報を発生す
る時計手段と、前記データ処理装置より受信する印刷ジ
ョブをスプールするスプール手段と、前記スプール手段
により前記印刷ジョブをスプール開始時またはスプール
終了時に前記計時手段より時刻情報を取得して、前記表
示部に対してジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情
報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を
表示させる制御手段と、前記表示部に表示されたジョブ
識別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別
情報を伴うスプール終了時刻情報を記憶するスプール情
報記憶手段とを有するものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記印刷ジョ
ブにジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報および
ジョブ識別情報を表示させる特定のコマンドが付加され
ているかどうかを判定する判定手段を有し、前記制御手
段は、前記判定手段により前記特定のコマンドが付加さ
れていると判定した場合に、前記特定のコマンドを無視
するものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記印刷部に
よるいずれかの印刷ジョブ印刷処理時以外の時に、前記
スプール情報記憶手段に記憶されたスプール情報に対す
る出力指示に基づいて前記ジョブ識別情報を伴うスプー
ル開始時刻情報および前記ジョブ識別情報を伴うスプー
ル終了時刻情報を前記表示部または前記印刷部に出力す
るスプール情報出力手段を有するものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段
は、前記表示部が複数行の表示エリアを備える場合に
は、前記ジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報お
よびジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を前記
表示部に対して同時に表示させ、前記表示部が単数行の
表示エリアを備える場合には、前記ジョブ識別情報を伴
うスプール開始時刻情報とジョブ識別情報を伴うスプー
ル終了時刻情報とを前記表示部に対して交互に切り替え
表示させるものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷装置と通信可能なデータ処理装置のデー
タ処理方法において、前記印刷装置に転送すべき印刷ジ
ョブをメモリ資源にスプールするスプール工程と、前記
スプール工程により前記印刷ジョブの前記メモリ資源に
対するスプール開始時およびスプールの終了時に、時計
部より時刻情報を取得して前記印刷ジョブに対してスプ
ール開始時刻情報およびスプール終了時刻情報を発行す
るコマンドを付加する付加工程と、前記付加工程により
前記スプール開始時刻情報および前記スプール終了時刻
情報を発行するコマンドが付加された印刷ジョブ情報を
前記印刷装置に転送する転送工程とを有するものであ
る。
【0014】本発明に係る第8の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷装置と通信可能なデータ処理装置を制御
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体において、前記印刷装置に転送すべき印刷ジ
ョブをメモリ資源にスプールするスプール工程と、前記
スプール工程により前記印刷ジョブの前記メモリ資源に
対するスプール開始時およびスプールの終了時に、時計
部より時刻情報を取得して前記印刷ジョブに対してスプ
ール開始時刻情報およびスプール終了時刻情報を発行す
るコマンドを付加する付加工程と、前記付加工程により
前記スプール開始時刻情報および前記スプール終了時刻
情報を発行するコマンドが付加された印刷ジョブ情報を
前記印刷装置に転送する転送工程とを有するものであ
る。
【0015】本発明に係る第9の発明は、印刷部と、表
示部とを備え、所定の通信媒体を介してデータ処理装置
と通信可能な印刷制御装置のデータ処理方法において、
前記データ処理装置より受信する印刷ジョブをメモリ資
源に格納するデータ格納工程と、前記データ格納工程に
より前記メモリ資源に格納した前記印刷ジョブに基づく
印刷処理中に、前記印刷ジョブに付加される特定コマン
ドを解析して前記表示部に対してジョブ識別情報を伴う
スプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプ
ール終了時刻情報を表示させる表示工程と、前記表示部
に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情
報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を
前記メモリ資源に記憶させる記憶工程とを有するもので
ある。
【0016】本発明に係る第10の発明は、印刷部と、
表示部とを備え、所定の通信媒体を介してデータ処理装
置と通信可能な印刷装置を制御するコンピュータが読み
出し可能なプログラムを格納した記憶媒体において、前
記データ処理装置より受信する印刷ジョブをメモリ資源
に格納するデータ格納工程と、前記データ格納工程によ
り前記メモリ資源に格納した前記印刷ジョブに基づく印
刷処理中に、前記印刷ジョブに付加される特定コマンド
を解析して前記表示部に対してジョブ識別情報を伴うス
プール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプー
ル終了時刻情報を表示させる表示工程と、前記表示部に
表示されたジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報
およびジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を前
記メモリ資源に記憶させる記憶工程とを有するものであ
る。
【0017】本発明に係る第11の発明は、時計部と、
印刷部と、表示部とを備え、所定の通信媒体を介してデ
ータ処理装置と通信可能な印刷制御装置のデータ処理方
法において、前記データ処理装置より受信する印刷ジョ
ブをメモリ資源にスプールするスプール工程と、前記ス
プール工程による前記メモリ資源に対する前記印刷ジョ
ブのスプール開始時またはスプール終了時に前記計時部
より時刻情報を取得して、前記表示部に対してジョブ識
別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情
報を伴うスプール終了時刻情報を表示させる表示工程手
段と、前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴うス
プール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプー
ル終了時刻情報を前記メモリ資源に記憶する記憶工程と
を有するものである。
【0018】本発明に係る第12の発明は、前記印刷ジ
ョブにジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およ
びジョブ識別情報を表示させる特定のコマンドが付加さ
れているかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程
により前記特定のコマンドが付加されていると判定した
場合に、前記特定のコマンドを無視する工程とを有する
ものである。
【0019】本発明に係る第13の発明は、時計部と、
印刷部と、表示部とを備え、所定の通信媒体を介してデ
ータ処理装置と通信可能な印刷装置を制御するコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に
おいて、前記データ処理装置より受信する印刷ジョブを
メモリ資源にスプールするスプール工程と、前記スプー
ル工程による前記メモリ資源に対する前記印刷ジョブの
スプール開始時またはスプール終了時に前記計時部より
時刻情報を取得して、前記表示部に対してジョブ識別情
報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を
伴うスプール終了時刻情報を表示させる表示工程手段
と、前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴うスプ
ール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール
終了時刻情報を前記メモリ資源に記憶する記憶工程とを
有するものである。
【0020】本発明に係る第14の発明は、前記印刷ジ
ョブにジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およ
びジョブ識別情報を表示させる特定のコマンドが付加さ
れているかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程
により前記特定のコマンドが付加されていると判定した
場合に、前記特定のコマンドを無視する工程とを有する
ものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本実施形態の構成を説明する前
に、本実施形態を適用するには好適なレーザビームプリ
ンタおよびインクジェットプリンタの構成について図1
を参照しながら説明する。なお、本実施形態を適用する
プリンタは、レーザビームプリンタおよびインクジェッ
トプリンタに限られるものではなく、他のプリント方式
のプリンタでもよいことは言うまでもない。
【0022】図1は、本発明を適用可能な印刷装置の構
成を示す断面図であり、たとえばレーザビームプリンタ
(LBP)の場合を示す。
【0023】図において、1500はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマイクロ命令等を入力して記憶するとともに、それら
の情報に従って対応する文字パターンやフォームパター
ン等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成す
る。1501は走査のためのスイッチおよびLED表示
器等が配されている操作パネル、1000はプリンタ制
御ユニットでで、LBP本体1500全体の制御および
ホストコンピュータから供給される文字情報等を解析す
る。このプリンタ制御ユニット1000は、主に文字情
報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレー
ザドライバ1502に出力する。
【0024】レーザドライバ1502は半導体レーザ1
503を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1503から発射されるレー
ザ光1504をオン・オフ切り換えする。レーザ光15
04は回転多面鏡1505で左右方向に振らされて静電
ドラム1506上を走査露光する。これにより、静電ド
ラム1506上には文字パターンの静電潜像が形成され
ることになる。この潜像は、静電ドラム1506周囲に
配置された現像ユニット1507により現像された後、
記録紙に転写される。
【0025】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP本体1500に装着した用紙カ
セット1508に収納され、給紙ローラ1509よび搬
送ローラ1510と搬送ローラ1511とにより、装置
内に取り込まれて、静電ドラム1506に供給される。
また、LBP本体1500には、図示しないカードスロ
ットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えて
オプションフォントカード,言語系の異なる制御カード
(エミュレーションカード)を接続できるよに構成され
ている。
【0026】〔第1実施形態〕図2は、本発明の第1実
施形態を示す印刷システムの構成を説明するブロック図
であり、図1と同一のものには同一の符号を付してあ
る。ここでは、レーザビームプリンタ(図1)を例にし
て説明する。なお、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステ
ムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が
行われるシステムであっても本発明を適用できることは
言うまでもない。
【0027】図において、100はホストコンピュータ
で、ROM2に記憶された文書処理プログラムに基づい
て図形,イメージ,文字,表(表計算等を含)等が混在
した文書処理を実行するCPU1を備え、システムバス
4に接続される各デバイスをCPU1が総括的に制御す
る。また、このROM2には、CPU1の制御プログラ
ム等を記憶する。
【0028】3はRAMで、CPU1の主メモリ、ワー
クエリア等として機能する。23はリアルタイムクロッ
ク(RTC)で、適時時刻の読み出しを可能にする。5
はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード9
からのキー入力を制御する。
【0029】6はCRTコントローラ(CRTC)で、
CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。
7はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログ
ラム,種々のアプリケーション,フォントデータ,ユー
ザファイル,編集ファイル等を記憶するハードディスク
(HD)11,フロッピディスク(FD)12とのアク
セスを制御する。
【0030】11aはプリンタドライバで、ホストコン
ピュータ100の印刷の指示に対して描画情報をプリン
タ1500で印刷できる印刷コマンドあるいは印刷デー
タ等に変換し、プリンタ1500に双方向インタフェー
ス13を介してデータを送るソフトウェア(制御モジュ
ール)である。
【0031】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)
13を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ
1500との通信制御処理を実行する。8a,18aは
インタフェース回路で、インタフェース13を介してプ
リンタ1500とホストコンピュータ100との種々の
コマンド通信処理、記録情報処理を制御する。
【0032】プリンタ1500において、14はプリン
タCPU(CPU)で、ROM15に記憶された制御プ
ログラム等に基づいてシステムバス17に接続される各
種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部イ
ンタフェース19を介して接続される印刷部(プリンタ
エンジン)20にプリントデータとしての画像信号を出
力する。
【0033】また、このROM15には、CPU14の
制御プログラム等を記憶する。ROM15はまたバード
ディスク(HD)22がないプリンタの場合には、ホス
トコンピュータ上で利用されるホスト印刷情報を持てる
ようになっている。CPU14は入力部18を介してホ
ストコンピュータとの通信処理が可能となっており、R
AM16に関するメモリ情報および資源データ等をホス
トコンピュータ100に通知可能に構成されている。
【0034】16はRAMで、CPU14の主メモリ,
ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに
接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張す
ることができるように構成されている。なお、RAM1
6は、記録データ展開領域(バンドメモリを含む),環
境データ格納領域,NVRAM等に用いられる。ハード
ディスク(HD)22は、ディスクコントローラ(DK
C)21によりアクセスを制御される。ハードディスク
22は、オプションとして接続され、ダウンロードフォ
ントやプリンタのホスト印刷情報等を格納する。
【0035】また、液晶ディスプレイ(LCD)150
1aは、操作パネル1501上に設置されたものであ
り、プリンタの状態(エラー情報を含む)やジョブ情報
さらにはメニュー等を表示する。
【0036】また、図示しないカードスロットを少なく
とも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフ
ォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈
するプログラムを格納したカード(エミュレーションカ
ード)を接続できるように構成されている。さらに、図
示しないNVRAMを有し、操作パネル1501からの
プリンタモード設定情報を記憶する。
【0037】以下、本実施形態の特徴的構成について説
明する。
【0038】上記のように構成された所定の通信媒体
(インタフェース,ネットワークを含む)を介して印刷
装置と通信可能なデータ処理装置(ホストコンピュータ
100)において、時刻情報を発生する時計手段(RT
C23)と、前記印刷装置に転送すべき印刷ジョブをス
プールするスプール手段(ハードディスク11に確保さ
れる)と、前記スプール手段に前記印刷ジョブをスプー
ルの開始時およびスプールの終了時に、前記時計手段か
ら時刻情報を取得して前記印刷ジョブに対してスプール
開始時刻情報およびスプール終了時刻情報を発行するコ
マンドを付加する付加手段(プリンタドライバ11a)
と、前記付加手段により前記スプール開始時刻情報およ
び前記スプール終了時刻を発行するコマンドが付加され
た印刷ジョブ情報をプリンタ1500に転送する転送手
段(CPU1がROM2またはハードディスク11に記
憶された制御プログラムを実行して転送処理する)とを
有するので、プリンタ1500側に時刻情報を処理する
時計手段を備えていなくても、ホストコンピュータ10
0側におけるスプール開始時刻あるいはスプール終了時
刻に基づいてプリンタ1500側で当該印刷ジョブのジ
ョブ識別情報を伴うスプール開始時刻あるいはスプール
終了時刻の表示が可能な印刷ジョブ情報を生成すること
ができる。
【0039】また、印刷部20と、表示部(LCD15
01a)とを備え、所定の通信媒体(インタフェース,
ネットワークを含む)を介してデータ処理装置と通信可
能な印刷制御装置(プリンタ制御ユニット1000)に
おいて、前記データ処理装置より受信する印刷ジョブを
格納するデータ格納手段(ハードディスク22上に確保
される)と、前記データ格納手段により格納した前記印
刷ジョブに基づく印刷処理中に、前記印刷ジョブに付加
される特定コマンドを解析して前記表示部に対してジョ
ブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識
別情報を伴うスプール終了時刻情報を表示させる制御手
段(CPU14がROM15あるいはハードディスク2
2に記憶された制御プログラムを実行して表示制御す
る)と、前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴う
スプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプ
ール終了時刻情報を記憶するスプール情報記憶手段(本
実施形態ではRAM16上に確保されるが、ハードディ
スク22や図示しない不揮発性メモリであってもよい)
とを有するので、プリンタ1500側に時刻情報を処理
する時計手段を備えていなくても、ホストコンピュータ
100側におけるスプール開始時刻あるいはスプール終
了時刻に基づいてプリンタ1500側で当該印刷ジョブ
のジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻あるいはスプ
ール終了時刻の表示が可能となり、印刷中のジョブおよ
びスプール時期をユーザに明示させる機能を外的に付加
することができる。
【0040】さらに、印刷部22と、表示部(LCD1
501a)とを備え、所定の通信媒体を介してデータ処
理装置と通信可能な印刷制御装置において、時刻情報を
発生する時計手段(図示しないプリンタ側のRTC)
と、前記データ処理装置より受信する印刷ジョブをスプ
ールするスプール手段(ハードディスク22上に確保さ
れる)と、前記スプール手段により前記印刷ジョブをス
プール開始時またはスプール終了時に前記計時手段より
時刻情報を取得して、前記表示部に対してジョブ識別情
報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を
伴うスプール終了時刻情報を表示させる制御手段(CP
U1がROM2またはハードディスク11に記憶された
制御プログラムを実行して転送処理する)と、前記表示
部に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻
情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報
を記憶するスプール情報記憶手段(本実施形態ではRA
M16上に確保されるが、ハードディスク22や図示し
ない不揮発性メモリであってもよい)とを有するので、
ホストコンピュータ100から受信する印刷ジョブ情報
のスプール処理に並行して、ジョブ識別情報を伴うスプ
ール開始時刻情報およびジョブ識別情報を表示できると
ともに、印刷処理した印刷ジョブ情報のスプール処理の
履歴情報を確実に管理することができる。
【0041】また、前記印刷ジョブにジョブ識別情報を
伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を表示
させる特定のコマンドが付加されているかどうかを判定
する判定手段CPU14がROM15またはハードディ
スク21に記憶された制御プログラムを実行して判定処
理する)を有し、CPU14は、前記特定のコマンドが
付加されていると判定した場合に、前記特定のコマンド
を無視するので、プリンタ1500側とホストコンピュ
ータ100側との双方に時計手段が備えられている場合
は、データ処理装置側の特定コマンドを無視して、印刷
装置側の時計手段に基づくスプール時刻情報を基準とし
てジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジ
ョブ識別情報を表示できるとともに、印刷処理した印刷
ジョブ情報のスプール処理の履歴情報を確実に管理する
ことができる。
【0042】さらに、印刷部20によるいずれかの印刷
ジョブ印刷処理時以外の時に、RAM16に記憶された
スプール情報に対する出力指示に基づいて前記ジョブ識
別情報を伴うスプール開始時刻情報および前記ジョブ識
別情報を伴うスプール終了時刻情報をLCD1501a
または前記印刷部20に出力するスプール情報出力手段
(CPU14がROM15またはハードディスク21に
記憶された制御プログラムを実行して出力処理する)と
を有するので、既に処理されている印刷ジョブ情報のス
プール情報を明示して、ユーザが印刷ジョブ情報の出力
履歴からその所在を容易に確認する情報を提示すること
ができる。
【0043】また、CPU14は、LCD1501aが
複数行の表示エリア(後述する図7に示す(a)参照)
を備える場合には、前記ジョブ識別情報を伴うスプール
開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了
時刻情報をLCD1501aに対して同時に表示させ、
LCD1501aが単数行の表示エリア(後述する図7
に示す(b)参照)を備える場合には、前記ジョブ識別
情報を伴うスプール開始時刻情報とジョブ識別情報を伴
うスプール終了時刻情報とをLCD1501aに対して
交互に切り替え表示させるので、印刷装置のLCD15
01aの表示スペックに左右されることなく、ジョブ識
別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情
報を伴うスプール終了時刻情報を表示することができ
る。
【0044】図3は、本発明に係る印刷システムにおけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、ホストコンピュータ側でスプールした印刷情報を
プリンタ1500に転送して、ホストコンピュータ側で
スプールした場合、スプール開始時刻,スプール終了時
刻がどのようにしてLCD1501aに表示する処理手
順に対応する。なお、(1)〜(11)は各ステップを
示す。
【0045】まず、ステップ(1)で、ホストコンピュ
ータ100から印刷の指示があったらプリンタドライバ
11aがRTC23より現在時刻を読み出す。ここで、
読み出す現在時刻がスプール開始時刻となる。
【0046】次に、ステップ(2)で、ジョブ情報にス
テップ(1)で取得したスプール開始時刻をLCD15
01aに表示するコマンドを付加してハードディスク1
1にスプールを開始する(3)。
【0047】次いで、スプールが終了したらプリンタド
ライバ11aがRTC23より現在時刻を読み出す
(4)。ここで、読み出す現在時刻がスプール終了時刻
となる。
【0048】次に、ステップ(5)で、ジョブ情報に対
してステップ(4)で取得したスプール終了時刻をLC
D1501aに表示するコマンドを付加し、プリンタ1
500にデータを送信する(6)。このときのデータの
例を図4に示す。
【0049】図4は、図2に示したホストコンピュータ
100からプリンタ1500に転送されるデータの一例
を示す図であり、(a)は転送されるデータ本体で、印
刷ジョブ情報JOBと印字データDATAとから構成さ
れる。
【0050】(b)は図4の(a)に示した印刷ジョブ
情報JOBの詳細構成に対応し、例えばジョブ名称,ホ
スト名,ユーザ名,スプール開始時刻をLCD1501
aに表示するコマンドCM1,スプール終了時刻をLC
D1501aに表示するコマンドCM2等を含むもので
ある。
【0051】一方、ステップ(6)によるデータ送信さ
れたデータをプリンタ1500が受信すると、ステップ
(7)で、受信したデータの印刷を開始する。
【0052】次に、ステップ(8)で、ジョブ情報JO
B中のコマンドCM1を解析して、ジョブ情報JOB中
のジョブ名称およびスプール開始時刻(ホストコンピュ
ータ11のハードディスク11に対するスプール開始時
刻)をLCD1501aに表示する。
【0053】次に、ステップ(9)でジョブ名称、およ
びスプール開始時刻を記憶媒体(たとえばRAM16)
に記憶する。
【0054】そして、ステップ(7)で開始された印刷
が終了したら、ジョブ情報JOB中ののコマンドCM2
を解析して、ジョブ名称およびスプール終了時刻(ホス
トコンピュータ11のハードディスク11に対するスプ
ール終了時刻)をLCD1501aに表示する(1
0)。
【0055】次に、ステップ(11)で、スプール終了
時刻をステップ(9)で使用した記憶媒体に記憶し、処
理を終了する。
【0056】なお、上記ステップ(9)およびステップ
(11)により、図示しないコマンドあるいは、操作パ
ネル1501上の指示に従って、印刷処理終了後、記憶
した情報(ジョブ名称とスプール終了時刻およびジョブ
名称とスプール終了時刻)を操作パネル1501上のキ
ー指示等に基づいて印刷部20で記録媒体に出力あるは
LCD1501aに出力して再表示可能となる。
【0057】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
プリンタドライバ11aがRTC23からスプール開始
時刻とスプール終了時刻とを取得して、送信する印刷ジ
ョブにスプール開始時刻とスプール終了時刻とを表示さ
せるコマンドを付加して転送する場合について説明した
が、プリンタドライバ11aが現在時刻取得機能を備え
ず、プリンタ1500に送信されたデータを記憶媒体に
スプールする際に、プリンタ1500の計時機能でスプ
ール開始時刻とスプール終了時刻を取得して表示制御す
るように構成してもよい。以下、その実施形態について
説明する。
【0058】図5は、本発明に係る印刷システムにおけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、ホストコンピュータから送信される印刷情報をプ
リンタ1500でスプールした場合、スプール開始時
刻,スプール終了時刻がどのようにしてLCD1501
aに表示する処理手順に対応する。なお、(1)〜(1
0)は各ステップを示す。
【0059】まず、ステップ(1)で、ホストコンピュ
ータ100から印刷の指示があったらスプールせずにプ
リンタ1500にデータを送信する。プリンタ1500
はデータを受信したら現在時刻を、図示しない計時手段
から取得する(2)。これをスプール開始時刻とする。
【0060】次に、ステップ(3)で、取得したスプー
ル開始時刻を記憶媒体(例えばRAM16)に記憶す
る。そして、ハードディスク22に対して受信した印刷
ジョブのスプールを開始し(4)、スプールが終了した
ら現在時刻をプリンタ1500内の上記計時手段より取
得する(5)。これをスプール終了時刻とする。
【0061】次に、ステップ(6)で、ステップ(5)
で取得したスプール終了時刻をステップ(3)で使用し
た記憶媒体(RAM16)に記憶する。次に、印刷部2
0による印刷処理を開始し(7)、これと同時に、RA
M16に記憶されたジョブ情報を参照してジョブ名称お
よびスプール開始時刻をLCD1501aに表示する
(8)。
【0062】次に、ステップ(9)でLCD1501a
に表示されたジョブ名称およびスプール開始時刻をステ
ップ(3)で使用した記憶媒体(RAM16)に記憶す
る。このときスプール開始時刻は上書きする形をとる。
【0063】そして、印刷部20による印刷処理が終了
したら、ジョブ名称およびスプール終了時刻をRAM1
6を参照してLCD1501aに表示して(10)、処
理を終了する。
【0064】なお、ステップ(3)およびステップ
(6)は、印刷処理終了後、記憶した情報(ジョブ名称
とスプール終了時刻およびジョブ名称とスプール終了時
刻)を操作パネル1501上のキー指示等に基づいて印
刷部20で記録媒体に出力あるいはLCD1501aに
出力して再表示可能となる。
【0065】〔第3実施形態〕上記第1実施形態では、
プリンタドライバ11aがRTC23からスプール開始
時刻とスプール終了時刻とを取得して、送信する印刷ジ
ョブに付加して転送する場合について説明したが、プリ
ンタドライバ11aが現在時刻取得機能を備え、かつ、
プリンタ1500にも時計手段を備えた場合に、プリン
タ1500に送信されたデータを記憶媒体にスプールす
る際に、プリンタ1500の計時機能でスプール開始時
刻とスプール終了時刻を取得して表示制御(ホストコン
ピュータ100側からのコマンドを無視する表示制御)
するように構成してもよい。以下、その実施形態につい
て説明する。
【0066】図6は、本発明に係る印刷システムにおけ
る第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、プリンタドライバに現在時刻取得機能を有し、プ
リンタ側でスプールを行う場合、スプール開始時刻,ス
プール終了時刻がどのようにしてLCD1501aに表
示する処理手順に対応する。なお、(1)〜(15)は
各ステップを示す。
【0067】まず、ステップ(1)で、ホストコンピュ
ータ100から印刷の指示があったら、プリンタドライ
バ11aに現在時刻取得機能があるかどうか判断し、な
いと判定した場合には、ステップ(4)へ進み、プリン
タ1500にデータを送信する。
【0068】一方、ステップ(1)で、プリンタドライ
バ11aがRTC23より現在時刻を読み出す(2)。
これをスプール開始時刻とする。次に、ステップ(3)
で、ジョブ情報にステップ(2)で取得したスプール開
始時刻をLCD1501aに表示するコマンドCM1を
付加し、プリンタ1500に印刷ジョブ(図6参照)を
送信する(4)。
【0069】一方、ステップ(5)によるデータ送信さ
れた印刷ジョブをプリンタ1500が受信すると、ステ
ップ(6)で、プリンタ1500はデータを受信したら
現在時刻を取得する(5)。これをスプール開始時刻と
する。
【0070】次に、ステップ(6)で、ステップ(5)
で取得したスプール開始時刻を記憶媒体(たとえばRA
M16)に記憶する。そして、RAM16上にスプール
を開始し(7)、スプールが終了したら現在時刻を取得
する(8)。これをスプール終了時刻とする。
【0071】次に、ステップ(9)で、ステップ(8)
で取得したスプール終了時刻をステップ(6)で使用し
た記憶媒体に記憶する。次に、印刷部20による印刷処
理を開始し(10)、これと同時にジョブ名称およびス
テップ(6)で記憶されたスプール開始時刻をLCD1
501aに表示する(11)。
【0072】次に、ステップ(12)で、データ中にス
プール開始時刻表示コマンドが存在するか判定し、存在
しないと判定した場合には、ステップ(14)へ進み、
印刷を続行する。
【0073】一方、ステップ(12)で、データ中にス
プール開始時刻表示コマンドが存在すると判定した場合
には、そのコマンドを無視して(13)、印刷を続行す
る。
【0074】次に、ステップ(14)で、LCD150
1aに表示されたジョブ名称およびスプール開始時刻を
ステップ(6)で使用した記憶媒体に記憶する。この
時、スプール開始時刻は上書きする形をとる。
【0075】そして、印刷部20による印刷処理が終了
したら、ジョブ名称およびスプール終了時刻をLCD1
501aに表示して(15)、処理を終了する。
【0076】なお、ステップ(6)およびステップ
(9)は、印刷処理終了後、記憶した情報(ジョブ名称
とスプール終了時刻およびジョブ名称とスプール終了時
刻)を操作パネル1501上のキー指示等に基づいて印
刷部20で記録媒体に出力あるはLCD1501aに出
力して再表示可能となる。
【0077】図7は、図2に示したLCD1501aに
対するスプール開始/終了時刻表示形態の一例を示す図
であり、(a)はLCD1501aが2行表示可能な場
合に対応し、(b)はLCD1501aが1行表示可能
な場合に対応する。
【0078】図7の(a)に示すように、LCD150
1aが2行表示可能な場合には、表示画面1501a−
1に対して現在のジョブ名称とスプール開始時刻と直前
のジョブ名称とスプール終了時刻とが上側の表示セルと
下側の表示セルに対向表示される。
【0079】一方、図7の(b)に示すように、LCD
1501aが1行表示可能な場合には、表示画面150
0a−21,1500a−22に対して現在のジョブ名
称とスプール開始時刻と直前のジョブ名称とスプール終
了時刻とを交互に表示する。
【0080】以下、本実施形態の特徴的構成について図
3,図5,図6等に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0081】上記のように構成された所定の通信媒体
(ネットワーク,インタフェース)を介して印刷装置と
通信可能なデータ処理装置のデータ処理方法において、
あるいは所定の通信媒体を介して印刷装置と通信可能な
データ処理装置を制御するコンピュータが読み出し可能
なプログラムを格納した記憶媒体において、前記印刷装
置に転送すべき印刷ジョブをメモリ資源にスプールする
スプール工程(図3のステップ(3))と、前記スプー
ル工程により前記印刷ジョブの前記メモリ資源に対する
スプール開始時およびスプールの終了時に、時計部より
時刻情報を取得して前記印刷ジョブに対してスプール開
始時刻情報およびスプール終了時刻情報を発行するコマ
ンドを付加する付加工程(図3のステップ(2),
(5))と、前記付加工程により前記スプール開始時刻
情報および前記スプール終了時刻を発行するコマンドが
付加された印刷ジョブ情報を前記印刷装置に転送する転
送工程(図3のステップ(6))とを有するので、印刷
装置側に時刻情報を処理する時計手段を備えていなくて
も、データ処理装置側におけるスプール開始時刻あるい
はスプール終了時刻に基づいて印刷装置側で当該印刷ジ
ョブのジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻あるいは
スプール終了時刻の表示が可能な印刷ジョブ情報を生成
することができる。
【0082】また、印刷部20と、表示部(LCD15
01a)とを備え、所定の通信媒体を介してデータ処理
装置(ホストコンピュータ100)と通信可能な印刷制
御装置(プリンタ制御ユニット1000)のデータ処理
方法において、あるいは印刷部20と、表示部(LCD
1501a)とを備え、所定の通信媒体を介してデータ
処理装置と通信可能な印刷装置を制御するコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体におい
て、前記データ処理装置より受信する印刷ジョブをメモ
リ資源に格納するデータ格納工程(図3のステップ
(9))と、前記データ格納工程により前記メモリ資源
に格納した前記印刷ジョブに基づく印刷処理中に、前記
印刷ジョブに付加される特定コマンドを解析して前記表
示部に対してジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情
報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を
表示させる表示工程(図3のステップ(8),(1
0))と、前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴
うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うス
プール終了時刻情報を前記メモリ資源に記憶させる記憶
工程(図3のステップ(11))とを有するので、印刷
装置側に時刻情報を処理する時計手段を備えていなくて
も、データ処理装置側におけるスプール開始時刻あるい
はスプール終了時刻に基づいて印刷装置側で当該印刷ジ
ョブのジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻あるいは
スプール終了時刻の表示が可能となり、印刷中のジョブ
およびスプール時期をユーザに明示させる機能を外的に
付加することができる。
【0083】さらに、時計部(図示しない)と、印刷部
20と、表示部(LCD1501a)とを備え、所定の
通信媒体を介してデータ処理装置と通信可能な印刷制御
装置(プリンタ制御ユニット1000)のデータ処理方
法において、あるいは時計部と、印刷部と、表示部とを
備え、所定の通信媒体を介してデータ処理装置と通信可
能な印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体において、前記データ処
理装置より受信する印刷ジョブをメモリ資源にスプール
するスプール工程(図5のステップ(4),図6のステ
ップ(7))と、前記スプール工程による前記メモリ資
源に対する前記印刷ジョブのスプール開始時またはスプ
ール終了時に前記計時部より時刻情報を取得して、前記
表示部に対してジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻
情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報
を表示させる表示工程手段(図5のステップ(8),
(10),図6のステップ(11),(15))と、前
記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール開
始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了時
刻情報を前記メモリ資源に記憶する記憶工程(図5のス
テップ(10),図6のステップ(14))とを有する
ので、データ処理装置から受信する印刷ジョブ情報のス
プール処理に並行して、ジョブ識別情報を伴うスプール
開始時刻情報およびジョブ識別情報を表示できるととも
に、印刷処理した印刷ジョブ情報のスプール処理の履歴
情報を確実に管理することができる。
【0084】また、前記印刷ジョブにジョブ識別情報を
伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を表示
させる特定のコマンドが付加されているかどうかを判定
する判定工程(図6のステップ(12))と、前記判定
工程により前記特定のコマンドが付加されていると判定
した場合に、前記特定のコマンドを無視する工程(図6
のステップ(13))とを有するので、印刷装置側とデ
ータ処理装置側との双方に時計手段が備えられている場
合は、データ処理装置側の特定コマンドを無視して、印
刷装置側の時計手段に基づくスプール時刻情報を基準と
してジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報および
ジョブ識別情報を表示できるとともに、印刷処理した印
刷ジョブ情報のスプール処理の履歴情報を確実に管理す
ることができる。
【0085】以下、図8に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷システムで読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0086】図8は、本発明に係る印刷システムで読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0087】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0088】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0089】本実施形態における図3,図5,図6に示
す機能が外部からインストールされるプログラムによっ
て、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリや
FD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介し
て外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力
装置に供給される場合でも本発明は適用されるものであ
る。
【0090】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0091】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0092】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0093】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0094】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介して印刷装置と通
信可能なデータ処理装置において、時刻情報を発生する
時計手段と、前記印刷装置に転送すべき印刷ジョブをス
プールするスプール手段と、前記スプール手段に前記印
刷ジョブをスプールの開始時およびスプールの終了時
に、前記時計手段から時刻情報を取得して前記印刷ジョ
ブに対してスプール開始時刻情報およびスプール終了時
刻情報を発行するコマンドを付加する付加手段と、前記
付加手段により前記スプール開始時刻情報および前記ス
プール終了時刻情報を発行するコマンドが付加された印
刷ジョブ情報を前記印刷装置に転送する転送手段とを有
するので、印刷装置側に時刻情報を処理する時計手段を
備えていなくても、データ処理装置側におけるスプール
開始時刻あるいはスプール終了時刻に基づいて印刷装置
側で当該印刷ジョブのジョブ識別情報を伴うスプール開
始時刻あるいはスプール終了時刻の表示が可能な印刷ジ
ョブ情報を生成することができる。
【0096】第2の発明によれば、印刷部と、表示部と
を備え、所定の通信媒体を介してデータ処理装置と通信
可能な印刷制御装置において、前記データ処理装置より
受信する印刷ジョブを格納するデータ格納手段と、前記
データ格納手段により格納した前記印刷ジョブに基づく
印刷処理中に、前記印刷ジョブに付加される特定コマン
ドを解析して前記表示部に対してジョブ識別情報を伴う
スプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプ
ール終了時刻情報を表示させる制御手段と、前記表示部
に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情
報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を
記憶するスプール情報記憶手段とを有するので、印刷装
置側に時刻情報を処理する時計手段を備えていなくて
も、データ処理装置側におけるスプール開始時刻あるい
はスプール終了時刻に基づいて印刷装置側で当該印刷ジ
ョブのジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻あるいは
スプール終了時刻の表示が可能となり、印刷中のジョブ
およびスプール時期をユーザに明示させる機能を外的に
付加することができる。
【0097】第3の発明によれば、印刷部と、表示部と
を備え、所定の通信媒体を介してデータ処理装置と通信
可能な印刷制御装置において、時刻情報を発生する時計
手段と、前記データ処理装置より受信する印刷ジョブを
スプールするスプール手段と、前記スプール手段により
前記印刷ジョブをスプール開始時またはスプール終了時
に前記計時手段より時刻情報を取得して、前記表示部に
対してジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およ
びジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を表示さ
せる制御手段と、前記表示部に表示されたジョブ識別情
報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を
伴うスプール終了時刻情報を記憶するスプール情報記憶
手段とを有するので、データ処理装置から受信する印刷
ジョブ情報のスプール処理に並行して、ジョブ識別情報
を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を表
示できるとともに、印刷処理した印刷ジョブ情報のスプ
ール処理の履歴情報を確実に管理することができる。
【0098】第4の発明によれば、前記印刷ジョブにジ
ョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ
識別情報を表示させる特定のコマンドが付加されている
かどうかを判定する判定手段を有し、前記制御手段は、
前記判定手段により前記特定のコマンドが付加されてい
ると判定した場合に、前記特定のコマンドを無視するの
で、印刷装置側とデータ処理装置側との双方に時計手段
が備えられている場合は、データ処理装置側の特定コマ
ンドを無視して、印刷装置側の時計手段に基づくスプー
ル時刻情報を基準としてジョブ識別情報を伴うスプール
開始時刻情報およびジョブ識別情報を表示できるととも
に、印刷処理した印刷ジョブ情報のスプール処理の履歴
情報を確実に管理することができる。
【0099】第5の発明によれば、前記印刷部によるい
ずれかの印刷ジョブ印刷処理時以外の時に、前記スプー
ル情報記憶手段に記憶されたスプール情報に対する出力
指示に基づいて前記ジョブ識別情報を伴うスプール開始
時刻情報および前記ジョブ識別情報を伴うスプール終了
時刻情報を前記表示部または前記印刷部に出力するスプ
ール情報出力手段を有するので、既に処理されている印
刷ジョブ情報のスプール情報を明示して、ユーザが印刷
ジョブ情報の出力履歴からその所在を容易に確認する情
報を提示することができる。
【0100】第6の発明によれば、前記制御手段は、前
記表示部が複数行の表示エリアを備える場合には、前記
ジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョ
ブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を前記表示部に
対して同時に表示させ、前記表示部が単数行の表示エリ
アを備える場合には、前記ジョブ識別情報を伴うスプー
ル開始時刻情報とジョブ識別情報を伴うスプール終了時
刻情報とを前記表示部に対して交互に切り替え表示させ
るので、印刷装置の表示部の表示スペックに左右される
ことなく、ジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報
およびジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を表
示することができる。
【0101】第7,第8の発明によれば、所定の通信媒
体を介して印刷装置と通信可能なデータ処理装置のデー
タ処理方法において、あるいは所定の通信媒体を介して
印刷装置と通信可能なデータ処理装置を制御するコンピ
ュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
において、前記印刷装置に転送すべき印刷ジョブをメモ
リ資源にスプールするスプール工程と、前記スプール工
程により前記印刷ジョブの前記メモリ資源に対するスプ
ール開始時およびスプールの終了時に、時計部より時刻
情報を取得して前記印刷ジョブに対してスプール開始時
刻情報およびスプール終了時刻情報を発行するコマンド
を付加する付加工程と、前記付加工程により前記スプー
ル開始時刻情報および前記スプール終了時刻情報を発行
するコマンドが付加された印刷ジョブ情報を前記印刷装
置に転送する転送工程とを有するので、印刷装置側に時
刻情報を処理する時計手段を備えていなくても、データ
処理装置側におけるスプール開始時刻あるいはスプール
終了時刻に基づいて印刷装置側で当該印刷ジョブのジョ
ブ識別情報を伴うスプール開始時刻あるいはスプール終
了時刻の表示が可能な印刷ジョブ情報を生成することが
できる。
【0102】第9,第10の発明によれば、印刷部と、
表示部とを備え、所定の通信媒体を介してデータ処理装
置と通信可能な印刷制御装置のデータ処理方法におい
て、あるいは印刷部と、表示部とを備え、所定の通信媒
体を介してデータ処理装置と通信可能な印刷装置を制御
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体において、前記データ処理装置より受信する
印刷ジョブをメモリ資源に格納するデータ格納工程と、
前記データ格納工程により前記メモリ資源に格納した前
記印刷ジョブに基づく印刷処理中に、前記印刷ジョブに
付加される特定コマンドを解析して前記表示部に対して
ジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョ
ブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を表示させる表
示工程と、前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴
うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うス
プール終了時刻情報を前記メモリ資源に記憶させる記憶
工程とを有するので、印刷装置側に時刻情報を処理する
時計手段を備えていなくても、データ処理装置側におけ
るスプール開始時刻あるいはスプール終了時刻に基づい
て印刷装置側で当該印刷ジョブのジョブ識別情報を伴う
スプール開始時刻あるいはスプール終了時刻の表示が可
能となり、印刷中のジョブおよびスプール時期をユーザ
に明示させる機能を外的に付加することができる。
【0103】第11,第13の発明によれば、時計部
と、印刷部と、表示部とを備え、所定の通信媒体を介し
てデータ処理装置と通信可能な印刷制御装置のデータ処
理方法において、あるいは時計部と、印刷部と、表示部
とを備え、所定の通信媒体を介してデータ処理装置と通
信可能な印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可
能なプログラムを格納した記憶媒体において、前記デー
タ処理装置より受信する印刷ジョブをメモリ資源にスプ
ールするスプール工程と、前記スプール工程による前記
メモリ資源に対する前記印刷ジョブのスプール開始時ま
たはスプール終了時に前記計時部より時刻情報を取得し
て、前記表示部に対してジョブ識別情報を伴うスプール
開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了
時刻情報を表示させる表示工程手段と、前記表示部に表
示されたジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報お
よびジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を前記
メモリ資源に記憶する記憶工程とを有するので、データ
処理装置から受信する印刷ジョブ情報のスプール処理に
並行して、ジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報
およびジョブ識別情報を表示できるとともに、印刷処理
した印刷ジョブ情報のスプール処理の履歴情報を確実に
管理することができる。
【0104】第12,第14の発明によれば、前記印刷
ジョブにジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報お
よびジョブ識別情報を表示させる特定のコマンドが付加
されているかどうかを判定する判定工程と、前記判定工
程により前記特定のコマンドが付加されていると判定し
た場合に、前記特定のコマンドを無視する工程とを有す
るので、印刷装置側とデータ処理装置側との双方に時計
手段が備えられている場合は、データ処理装置側の特定
コマンドを無視して、印刷装置側の時計手段に基づくス
プール時刻情報を基準としてジョブ識別情報を伴うスプ
ール開始時刻情報およびジョブ識別情報を表示できると
ともに、印刷処理した印刷ジョブ情報のスプール処理の
履歴情報を確実に管理することができる。
【0105】従って、データ処理装置から印刷装置に転
送される各印刷ジョブ情報の出力状況および出力有無を
印刷処理中は自動的、印刷終了後はユーザからの要求に
基づいて明示することができ、ユーザが各自の印刷ジョ
ブ情報の処理経過およびその履歴を確認できるプリント
処理環境を自在に整備することができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な印刷装置の構成を示す断面
図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す印刷システムの構
成を説明するブロック図である。
【図3】本発明に係る印刷システムにおける第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】図2に示したホストコンピュータからプリンタ
に転送されるデータの一例を示す図である。
【図5】本発明に係る印刷システムにおける第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る印刷システムにおける第3のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】図2に示したLCDに対するスプール開始/終
了時刻表示形態の一例を示す図である。
【図8】本発明に係る印刷システムで読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 11 ハードディスク 11a プリンタドライバ 14 CPU 15 ROM 16 RAM 20 印刷部 23 RTC 1501a 液晶ディスプレイ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
    可能なデータ処理装置において、 時刻情報を発生する時計手段と、 前記印刷装置に転送すべき印刷ジョブをスプールするス
    プール手段と、 前記スプール手段に前記印刷ジョブをスプールの開始時
    およびスプールの終了時に、前記時計手段から時刻情報
    を取得して前記印刷ジョブに対してスプール開始時刻情
    報およびスプール終了時刻情報を発行するコマンドを付
    加する付加手段と、 前記付加手段により前記スプール開始時刻情報および前
    記スプール終了時刻情報を発行するコマンドが付加され
    た印刷ジョブ情報を前記印刷装置に転送する転送手段
    と、を有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 印刷部と、表示部とを備え、所定の通信
    媒体を介してデータ処理装置と通信可能な印刷制御装置
    において、 前記データ処理装置より受信する印刷ジョブを格納する
    データ格納手段と、 前記データ格納手段により格納した前記印刷ジョブに基
    づく印刷処理中に、前記印刷ジョブに付加される特定コ
    マンドを解析して前記表示部に対してジョブ識別情報を
    伴うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴う
    スプール終了時刻情報を表示させる制御手段と、 前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール
    開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了
    時刻情報を記憶するスプール情報記憶手段と、を有する
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 印刷部と、表示部とを備え、所定の通信
    媒体を介してデータ処理装置と通信可能な印刷制御装置
    において、 時刻情報を発生する時計手段と、 前記データ処理装置より受信する印刷ジョブをスプール
    するスプール手段と、 前記スプール手段により前記印刷ジョブをスプール開始
    時またはスプール終了時に前記計時手段より時刻情報を
    取得して、前記表示部に対してジョブ識別情報を伴うス
    プール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプー
    ル終了時刻情報を表示させる制御手段と、 前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール
    開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了
    時刻情報を記憶するスプール情報記憶手段と、を有する
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷ジョブにジョブ識別情報を伴う
    スプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を表示させ
    る特定のコマンドが付加されているかどうかを判定する
    判定手段を有し、 前記制御手段は、前記判定手段により前記特定のコマン
    ドが付加されていると判定した場合に、前記特定のコマ
    ンドを無視することを特徴とする請求項3記載の印刷制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷部によるいずれかの印刷ジョブ
    印刷処理時以外の時に、前記スプール情報記憶手段に記
    憶されたスプール情報に対する出力指示に基づいて前記
    ジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報および前記
    ジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を前記表示
    部または前記印刷部に出力するスプール情報出力手段、
    を有することを特徴とする前記請求項2または3記載の
    印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記表示部が複数行の
    表示エリアを備える場合には、前記ジョブ識別情報を伴
    うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うス
    プール終了時刻情報を前記表示部に対して同時に表示さ
    せ、前記表示部が単数行の表示エリアを備える場合に
    は、前記ジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報と
    ジョブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報とを前記表
    示部に対して交互に切り替え表示させることを特徴とす
    る請求項2または3記載の印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
    可能なデータ処理装置のデータ処理方法において、 前記印刷装置に転送すべき印刷ジョブをメモリ資源にス
    プールするスプール工程と、 前記スプール工程により前記印刷ジョブの前記メモリ資
    源に対するスプール開始時およびスプールの終了時に、
    時計部より時刻情報を取得して前記印刷ジョブに対して
    スプール開始時刻情報およびスプール終了時刻情報を発
    行するコマンドを付加する付加工程と、 前記付加工程により前記スプール開始時刻情報および前
    記スプール終了時刻情報を発行するコマンドが付加され
    た印刷ジョブ情報を前記印刷装置に転送する転送工程
    と、を有することを特徴とするデータ処理装置のデータ
    処理方法。
  8. 【請求項8】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
    可能なデータ処理装置を制御するコンピュータが読み出
    し可能なプログラムを格納した記憶媒体において、 前記印刷装置に転送すべき印刷ジョブをメモリ資源にス
    プールするスプール工程と、 前記スプール工程により前記印刷ジョブの前記メモリ資
    源に対するスプール開始時およびスプールの終了時に、
    時計部より時刻情報を取得して前記印刷ジョブに対して
    スプール開始時刻情報およびスプール終了時刻情報を発
    行するコマンドを付加する付加工程と、 前記付加工程により前記スプール開始時刻情報および前
    記スプール終了時刻情報を発行するコマンドが付加され
    た印刷ジョブ情報を前記印刷装置に転送する転送工程
    と、を有することを特徴とするコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  9. 【請求項9】 印刷部と、表示部とを備え、所定の通信
    媒体を介してデータ処理装置と通信可能な印刷制御装置
    のデータ処理方法において、 前記データ処理装置より受信する印刷ジョブをメモリ資
    源に格納するデータ格納工程と、 前記データ格納工程により前記メモリ資源に格納した前
    記印刷ジョブに基づく印刷処理中に、前記印刷ジョブに
    付加される特定コマンドを解析して前記表示部に対して
    ジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョ
    ブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を表示させる表
    示工程と、 前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール
    開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了
    時刻情報を前記メモリ資源に記憶させる記憶工程と、を
    有することを特徴とする印刷制御装置のデータ処理方
    法。
  10. 【請求項10】 印刷部と、表示部とを備え、所定の通
    信媒体を介してデータ処理装置と通信可能な印刷装置を
    制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体において、 前記データ処理装置より受信する印刷ジョブをメモリ資
    源に格納するデータ格納工程と、 前記データ格納工程により前記メモリ資源に格納した前
    記印刷ジョブに基づく印刷処理中に、前記印刷ジョブに
    付加される特定コマンドを解析して前記表示部に対して
    ジョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョ
    ブ識別情報を伴うスプール終了時刻情報を表示させる表
    示工程と、 前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール
    開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了
    時刻情報を前記メモリ資源に記憶させる記憶工程と、を
    有することを特徴とするコンピュータが読み出し可能な
    プログラムを格納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 時計部と、印刷部と、表示部とを備
    え、所定の通信媒体を介してデータ処理装置と通信可能
    な印刷制御装置のデータ処理方法において、 前記データ処理装置より受信する印刷ジョブをメモリ資
    源にスプールするスプール工程と、 前記スプール工程による前記メモリ資源に対する前記印
    刷ジョブのスプール開始時またはスプール終了時に前記
    計時部より時刻情報を取得して、前記表示部に対してジ
    ョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ
    識別情報を伴うスプール終了時刻情報を表示させる表示
    工程手段と、 前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール
    開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了
    時刻情報を前記メモリ資源に記憶する記憶工程と、を有
    することを特徴とする印刷制御装置のデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 前記印刷ジョブにジョブ識別情報を伴
    うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を表示さ
    せる特定のコマンドが付加されているかどうかを判定す
    る判定工程と、 前記判定工程により前記特定のコマンドが付加されてい
    ると判定した場合に、前記特定のコマンドを無視する工
    程と、を有することを特徴とする請求項11記載の印刷
    制御装置のデータ処理方法。
  13. 【請求項13】 時計部と、印刷部と、表示部とを備
    え、所定の通信媒体を介してデータ処理装置と通信可能
    な印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプ
    ログラムを格納した記憶媒体において、 前記データ処理装置より受信する印刷ジョブをメモリ資
    源にスプールするスプール工程と、 前記スプール工程による前記メモリ資源に対する前記印
    刷ジョブのスプール開始時またはスプール終了時に前記
    計時部より時刻情報を取得して、前記表示部に対してジ
    ョブ識別情報を伴うスプール開始時刻情報およびジョブ
    識別情報を伴うスプール終了時刻情報を表示させる表示
    工程手段と、 前記表示部に表示されたジョブ識別情報を伴うスプール
    開始時刻情報およびジョブ識別情報を伴うスプール終了
    時刻情報を前記メモリ資源に記憶する記憶工程と、を有
    することを特徴とするコンピュータが読み出し可能なプ
    ログラムを格納した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記印刷ジョブにジョブ識別情報を伴
    うスプール開始時刻情報およびジョブ識別情報を表示さ
    せる特定のコマンドが付加されているかどうかを判定す
    る判定工程と、 前記判定工程により前記特定のコマンドが付加されてい
    ると判定した場合に、前記特定のコマンドを無視する工
    程と、を有することを特徴とする請求項13記載のコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325083A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Canon Inc 印刷ログ集計システム及び印刷ログ集計方法
JP2009163501A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Hitachi Ltd 印刷物管理システムおよび方法

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