JPH11188769A - 射出成形機、ペレット投入装置ユニット、射出成形システム、射出成形物品及び射出成形方法 - Google Patents
射出成形機、ペレット投入装置ユニット、射出成形システム、射出成形物品及び射出成形方法Info
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- JPH11188769A JPH11188769A JP37019197A JP37019197A JPH11188769A JP H11188769 A JPH11188769 A JP H11188769A JP 37019197 A JP37019197 A JP 37019197A JP 37019197 A JP37019197 A JP 37019197A JP H11188769 A JPH11188769 A JP H11188769A
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Abstract
温度に設定された乾燥機に入れられ、樹脂ペレット中の
水分やガスは完全に除去される。そして水分やガスが除
去された乾燥ペレットが射出成形機に投入される。この
ためにペレットが射出成形機に投入される前にペレット
の水分やガスの品質管理には十分に注意が払われる必要
があり、さらに未乾燥の樹脂ペレットの乾燥に時間がか
かった。しかも乾燥機の設置に高い費用が必要であっ
た。 【解決手段】 本発明に係る射出成形機は、前記未乾燥
ペレットを加熱するため前記投入装置に取付られた加熱
手段36と、前記射出成形チャンバーの外部から該チャ
ンバー内に気体を供給するための気体供給手段32と、
前記チャンバーにおける溶融過程のペレットから蒸発し
た水分を含む温風を強制的に排出するための排気装置3
8とを備える。投入装置を通過する間に前記未乾燥ペレ
ットから排出される水分の量は前記射出成形チャンバー
内において溶融中のペレット中から排出される水分の量
より少ない。
Description
使用して樹脂成形を行うための射出成形機、ペレット投
入装置ユニット、射出成形システム、射出成形物品及び
射出成形方法に関する。
機において、未乾燥状態の樹脂ペレットは予め所定の温
度に設定された乾燥機に入れられる。未乾燥の樹脂ペレ
ット中の水分やガスは該乾燥機中で十分に除去される。
そして水分やガスが除去された乾燥ペレットが射出成形
機に投入される。このためにペレットが射出成形機に投
入される前にペレットの水分やガスの品質管理には十分
に注意が払われる必要があった。さらに未乾燥の樹脂ペ
レットの乾燥に時間がかかった。しかも乾燥機の設置に
高い費用が必要であった。
ペレットを成形機に投入する前の未乾燥ペレットの乾燥
工程を省くことが提案されている。すなわち、未乾燥ペ
レットを直接に乾燥機に投入することが考えられている
(特開平7−60803号)。該特許出願において、図
1は未乾燥ペレットから射出成形品を作る射出成形機の
概略図を示す。
る。射出成形機10のシリンダーの外側にヒータ12が
配設されている。該シリンダー10はその中に射出成形
チャンバー14を有する。該射出成形チャンバー14は
その中に未樹脂ペレットを撹伴するためのスクリュー1
6を備える。該スクリュー16は計量帯域18、圧縮帯
域20及び供給帯域22を有する。該射出成形チャンバ
ー内に未乾燥ペレット1を供給するためのホッパー24
が、前記スクリューの供給帯域に取付られている。そし
て該発明の特徴を構成する真空ポンプ26が、ベンチュ
リ管28を介して射出成形チャンバー14に接続されて
いる。ここで該ベンチュリ管は上述したスクリューの圧
縮帯域に取付られている。
されて徐々に溶融されていく。この溶融過程でペレット
中に存在する水分やガスがベンチュリ管を通して外部に
排出される。この時前記ベンチュリ管の気圧は成形チャ
ンバーの気圧に比べて低い状態になっているので、発生
した水分及びガスはベンチュリ管を通して吸い上げられ
る。かくして射出される樹脂には水分やガスが含まれな
いと記載されている。
射出成形機はスクリューの圧縮帯域にベンチュリ管を設
けて該ベンチュリ管内を減圧している。当該発明者は、
圧縮帯域から溶融ペレット中の水分及びガスを除去する
ことによって、溶融中の樹脂ペレットの水分及びガスが
ベンチュリ管を通して完全に大気に排出されると考えて
いる。
帯域から圧縮帯域に運ばれそして溶融を続ける。未乾燥
ペレット中の水分及びガスはペレットが前記供給帯域か
ら前記圧縮帯域にかけて移動する間に溶解されてその表
面から外に蒸発される。この際、樹脂のペレットの表面
から溶融状態のペレット中の水分が蒸発するには樹脂と
結合している水素分子が分離する必要がある。この水素
分子の分離にはかなりのエネルギーを必要すると考えら
れている。従って上記の方法では十分な水素の分離が行
われず、その結果未乾燥ペレット中の水分が完全に除去
されないために、射出成形された製品中に気泡が入り製
品として使用できない欠点があった。
されたもので、ペレットの溶融中に発生されるペレット
内の水分及びガスを完全に除去することができことを目
的とする。さらに、ペレット内の水分及びガスが短時間
で完全に除去することができる。かくして、本発明は従
来のようにペレットを射出成形機に投入する前の予備乾
燥工程を省くことができ、生産性の向上並びに生産設備
のコストダウンを図ることができると共に射出成形して
成形された成形物品の強度を高めることができる。
は、ペレット投入装置内を通して射出成形チャンバー内
に供給された未乾燥ペレットを該チャンバー内で撹伴し
ながら溶融して該チャンバーの一端に設けられた射出孔
から溶融樹脂を射出してなる射出成形機において、前記
未乾燥ペレットを加熱するため前記投入装置に取付られ
た加熱手段と、前記射出成形チャンバーの外部から該チ
ャンバー内に気体を供給するための気体供給手段と、前
記チャンバーにおける溶融過程のペレットから蒸発した
水分を含む温風を強制的に排出するための排気装置とを
備え、前記投入装置を通過する間に前記未乾燥ペレット
から排出される水分の量は前記射出成形チャンバー内に
おいて溶融中のペレット中から排出される水分の量より
少ないことを特徴とする。
装置内を通して射出成形チャンバー内に供給された未乾
燥ペレットを該チャンバー内で撹伴しながら溶融して該
チャンバーの一端に設けられた射出孔から溶融樹脂を射
出してなる射出成形機において、前記未乾燥ペレットを
加熱するために前記投入装置に取付られた加熱手段と、
前記射出成形チャンバーの外部から該チャンバー内に気
体を供給するための気体供給手段とを備え、前記投入装
置を通過する間に前記未乾燥ペレットから排出される水
分の量は前記射出成形チャンバー内において溶融中のペ
レット中から排出される水分の量より少ないことを特徴
とする。
装置内を通して射出成形チャンバー内に供給された未乾
燥ペレットを該チャンバー内で撹伴しながら溶融して該
チャンバーの一端に設けられた射出孔から溶融樹脂を射
出してなる射出成形機において、前記未乾燥ペレットを
加熱するため前記投入装置に取付られた加熱手段と、前
記チャンバーにおける溶融過程のペレットから蒸発した
水分を含む温風を強制的に排出するための排気装置とを
備え、前記投入装置を通過する間に前記未乾燥ペレット
から排出される水分の量は前記射出成形チャンバー内に
おいて溶融中のペレット中から排出される水分の量より
少ないことを特徴とする。
装置内を通して射出成形チャンバー内に供給された未乾
燥ペレットを該チャンバー内で撹伴しながら溶融して該
チャンバーの一端に設けられた射出孔から溶融樹脂を射
出してなる射出成形機において、前記未乾燥ペレットを
加熱するために前記投入装置に取付られた加熱手段を備
え、前記投入装置を通過する間に前記未乾燥ペレットか
ら排出される水分の量は前記射出成形チャンバー内にお
いて溶融中のペレット中から排出される水分の量より少
ないことを特徴とする。
ーの他端に設けられることを特徴とする。
は不活性ガスであることを特徴とする。
前記減圧装置を備えることを特徴とする。
に取付られていることを特徴とする。
未乾燥ペレットを射出成形チャンバー内に供給するため
のペレット投入装置と、投入された未乾燥ペレットを加
熱するため前記投入装置に取付られた加熱手段と、前記
射出成形チャンバーにおける溶融過程のペレットから蒸
発した水分を含む温風を前記投入装置の下方側から強制
的に排出するための排気装置とを備えることを特徴とす
る。
を複数台配置すると共にこれら複数配置された前記成形
機に該成形機の数より少ない減圧装置を接続してなるこ
とを特徴とする。
ットを加熱する工程と、該加熱された未乾燥ペレットを
ペレット投入装置内に供給する工程と、前記加熱された
未乾燥ペレットを射出成形機内で溶融する工程と、射出
成形機内に外部から気体を供給する工程と、前記溶融過
程のペレットから蒸発した水分を含む温風を排出する工
程と、射出成形機の他端から押し出される樹脂を金型に
射出して射出成形品を作る工程とを備え、前記投入装置
を通過する間に前記未乾燥ペレットから排出される水分
の量は前記射出成形チャンバー内において溶融中のペレ
ット中から排出される水分の量より少ないことを特徴と
する。
によって製造された射出成形物品。
を通過して射出成形チャンバー内に運ばれる。そして該
ペレットは回転しながらスクリューの供給帯域、圧縮帯
域及び計量帯域に運ばれる。この間にペレットは加熱さ
れ溶融されていく。この溶融工程において、ペレットは
徐々にその中の水分を放出していく。
段によって加熱される。この加熱された未乾燥ペレット
が射出成形チャンバー内に運ばれる。ここで未乾燥ペレ
ットは加熱手段によって約60℃〜約200℃で約1時
間以内、好ましくは10〜30分加熱される。この未乾
燥ペレットの加熱はペレット投入装置に取付られた例え
ばバンド状ヒータであってもよく、またペレット投入装
置に取付られるとは別に別個に加熱装置を設けてここで
加熱させてもよい。未乾燥ペレットは加熱手段によって
加熱されることにより射出成形チャンバー内で溶融が効
率的に行われ、水分の放出が確実になされる。
間に前記未乾燥ペレットから除去される水分の量は射出
成形チャンバー内の溶融中のペレットから除去される水
分の量より少ない。
を例えば0.05%に抑えるために使用される。従って
この作用を行うために乾燥機が成形機に取り付けられた
場合には、該乾燥機によって投入された未乾燥ペレット
中の水分のほとんどが除去され、従って射出成形機内の
ペレット溶融中で蒸発する水分はほとんどなく水分の除
去はほとんど行なわれない。よって本発明の射出成形機
の作用とは明らかに相違する。
外部からの気体、例えば大気中の空気、好ましくは温か
い空気が供給される。前記大気からの空気は射出成形機
の射出孔と対向した他端から大気の空気が供給される。
通常使用されているファナック社製の50トン射出成形
機において、空気取り入れ量は約200Nl/min〜
約300Nl/minである。ここで該気体は溶融した
ペレットから排出される水分を吸収するために供給され
る。
の表面には常に大気から新鮮な空気等が供給されるの
で、ペレットの表面から常に絶え間なく連続して排出さ
れる水分が空気と接することにより水分が吸収されて水
分を含む温風となって放出されことができる。
って強制的に射出成形機から大気に排出される。すなわ
ち射出成形チャンバー内に存在している水分は射出成形
機の外部から供給された空気と一諸に強制的に吸い上げ
られ大気に排出される。かくして射出される樹脂中には
水分やガスとが完全に除去さているので、成形品は水分
やガスが含まれない。前記ベンチュリ管内の圧力を約1
00Torr以上、好ましくは約400Torrにする
ことによりペレットから蒸発した水分を大気に排出する
ことができる。
例えばその下方、すなわち射出成形チャンバーのペレッ
ト供給口の近傍から排気する構成を有する。この位置に
排気装置を配設することによりペレットがペレット投入
装置内をスムーズに落下することができる。
れ、そしてこれら複数配置された前記射出成形機は該成
形機より少ない数の減圧装置に接続される。これにより
成形工場のレイアウトを簡素化にして設備投資を安価に
抑えることができる。
により射出成形される物品には、樹脂成形による受動及
び能動作用を行う機能部品、又成形機用のペレット等が
含まれる。
基に詳述する。
燥されていない未乾燥状態のナイロン樹脂ペレットが射
出成形機に投入される。該図において図1と同じ構成に
は同じ符号を記する。符号10は射出成形機である。該
射出成形機のシリンダーの一端に射出口30と他端に大
気の空気を取り入れる開口32を備える。該シリンダー
の外側にヒータ12が配設されている。ヒータ12の温
度は280℃に設定されている。該シリンダーはその中
に射出成形チャンバー14を有する。該射出成形チャン
バー14はその中に未乾燥ペレットを撹伴するためのス
クリュー16を備えている。そして未乾燥ペレット1は
ペレット投入装置34を通って成形チャンバー14内に
供給される。
帯域20及び供給帯域22を有する。前記計量帯域18
はスクリューの最も浅い部分である。かくして前記計量
帯域18における樹脂ペレットは大きなせん断力が加え
られる。ペレットは自己発熱を伴って均質な温度まで上
昇される。該帯域において樹脂ペレットは混練と分散さ
れる。この作用によって一定量の樹脂ペレットがノズル
側へ送り出される。圧縮帯域20に供給されてきた樹脂
ペレットの粒と粒との間には隙間がある。よって樹脂ペ
レットが溶融すると体積は約半分に減少する。この体積
減少を補うために樹脂が通過する空間が減少することが
必要である。このためスクリュー16の溝は浅く形成さ
れている。これは溶融樹脂ペレットを圧縮して発熱効果
を高めかつ樹脂圧力を高める効果がある。供給帯域22
は樹脂を固体のまま、あるいは一部を溶かして圧縮帯域
に送り出す。
手段としてバンドヒータ36を備える。かくしてペレッ
ト投入装置内に投入された未乾燥ペレットはこの中で約
170℃で約30分間加熱される。加熱手段としては、
この他に遠赤外線放射体等の加熱源を使用することもで
きる。さらに、未乾燥ペレットの加熱をペレット投入装
置内で行う他に個別の加熱炉に入れて所定の温度、時間
まで加熱した後、この加熱された未乾燥ペレットをペレ
ット投入装置に投入するようにしてもよい。
のシリンダーの射出孔と対向した他端に設けられた開口
32である。この他にシリンダーの外部から空気等の気
体を導入するために前記スクリューの供給帯域の近傍付
近に導入口を設けてもよい。また、シリンダー内に導入
される気体は空気の他、不活性気体であってもよい。さ
らに気体は加熱されていることが好ましい。なお通常使
用されているファナック社製の50トン射出成形機にお
ける空気供給量は約200Nl/min〜約300Nl
/minである。
8は減圧装置としての真空ポンプ等26と、前記未乾燥
ペレット投入装置34と減圧装置26とを接続するベン
チュリ管28を備える。そしてベンチュリ管28は、前
記ペレット投入装置34の下端付近に取付られている。
排気装置38は溶融ペレットから発生した水分を含む温
風と射出成形機の一端から取り入れられた大気からの空
気との混合気体を吸い込み排気する作用を行う。この吸
込み作用によってベンチュリ管は減圧状態に導びかれ
る。その時ベンチュリ管の真空度は約100Torr以
上、好ましくは約400Torr以上である。ベンチュ
リ管は他の場所、例えば前記スクリューの供給帯の近傍
のチャンバー周囲に設けてもよい。
装置34を通過して成形チャンバー14内に運ばれる。
そして該ペレットは回転を伴なってスクリューの供給帯
域22、圧縮帯域20及び計量帯域18に運ばれる。こ
の間にペレットは加熱され溶融されていく。加熱された
ペレットが徐々に溶融されていく過程でペレット中に存
在する水分やガスがその表面から蒸発して出ていく。か
くしてペレットの表面から排出された水分及びガスは成
形機の一端32から取り入れられた大気からの空気と一
諸になって温風気体を形成する。
れた未乾燥状態のペレットはその中で成形チャンバー内
から運ばれてきた温風気体に接する。これにより該ペレ
ットの表面は加熱される。
ータによる投入時の未乾燥ペレットの加熱並びに該装置
内で溶融時の水分を含む温風による未乾燥ペレットの加
熱により、該ペレット表面付近に存在する水分やガスは
の一部は大気に排出される。しかし前記ペレット投入装
置を通過する間に未乾燥ペレットから排出される水分の
量は成形チャンバーの溶融中の該ペレットから排出され
る水分の量より少ない。
レットを射出成形チャンバー内に供給するためのペレッ
ト投入装置34と、投入された未乾燥ペレットを加熱す
るため前記投入装置に取付られた加熱手段36と、前記
射出成形チャンバーにおける溶融過程のペレットから蒸
発した水分を含む温風を前記投入装置から強制的に排出
するための排気装置38と、温度制御装置(図示せず)
とを備える。ここで、前記排気装置のベンチュリ管28
は前記投入装置の下方側に設けることがペレットを確実
に落下させるのに好ましい。
ト投入装置ユニットの他の実施例を示す。該ペレット投
入装置ユニット40は上述したようにペレット投入装置
34と加熱手段36と排気装置38と温度制御装置とを
備える。ここでペレット投入装置34はその中に射出成
形チャンバー内の水分を含む温風を吸い出すための排気
管42を備える。そしてこの排気管42に排気装置のベ
ンチュリ管28が接続されている。かくして未乾燥ペレ
ットはペレット投入装置の排気管との間を通して射出成
形チャンバー内に供給される。
図を示す。該図において上述した本発明に係る射出成形
機10が複数台配置されている。これら複数配置された
前記成形機10は該成形機の数より少ない減圧装置、例
えば真空ポンプ等26に配管44を通して接続してな
る。
ずに種々の変形構成を含み得るものである。
内の水分及びガスを完全に除去することができる。さら
に、ペレット内の水分及びガスが短時間で完全に除去す
ることができる。射出成形された製品の強度が高められ
る。かくして、本発明は従来のようにペレットを射出成
形機に投入する前の予備乾燥工程を省くことができ、生
産性の向上並びに生産設備のコストダウンを図ることが
できる。
る。
係る射出成形機の概略図である。
である。
Claims (12)
- 【請求項1】 ペレット投入装置内を通過して射出成形
チャンバー内に供給された未乾燥ペレットを該チャンバ
ー内で撹伴しながら溶融して該チャンバーの一端に設け
られた射出孔から溶融樹脂を射出してなる射出成形機に
おいて、前記未乾燥ペレットを加熱するため前記投入装
置に取付られた加熱手段と、前記射出成形チャンバーの
外部から該チャンバー内に気体を供給するための気体供
給手段と、前記チャンバーにおける溶融過程のペレット
から蒸発した水分を含む温風を強制的に排出するための
排気装置とを備え、前記投入装置を通過する間に前記未
乾燥ペレットから排出される水分の量は前記射出成形チ
ャンバー内において溶融中のペレット中から排出される
水分の量より少ないことを特徴とする射出成形機。 - 【請求項2】 ペレット投入装置内を通過して射出成形
チャンバー内に供給された未乾燥ペレットを該チャンバ
ー内で撹伴しながら溶融して該チャンバーの一端に設け
られた射出孔から溶融樹脂を射出してなる射出成形機に
おいて、前記未乾燥ペレットを加熱するために前記投入
装置に取付られた加熱手段と、前記射出成形チャンバー
の外部から該チャンバー内に気体を供給するための気体
供給手段とを備え、前記投入装置を通過する間に前記未
乾燥ペレットから排出される水分の量は前記射出成形チ
ャンバー内において溶融中のペレット中から排出される
水分の量より少ないことを特徴とする射出成形機。 - 【請求項3】 ペレット投入装置内を通過して射出成形
チャンバー内に供給された未乾燥ペレットを該チャンバ
ー内で撹伴しながら溶融して該チャンバーの一端に設け
られた射出孔から溶融樹脂を射出してなる射出成形機に
おいて、前記未乾燥ペレットを加熱するため前記投入装
置に取付られた加熱手段と、前記チャンバーにおける溶
融過程のペレットから蒸発した水分を含む温風を強制的
に排気するための排気装置とを備え、前記投入装置を通
過する間に前記未乾燥ペレットから排出される水分の量
は前記射出成形チャンバー内において溶融中のペレット
中から排出される水分の量より少ないことを特徴とする
射出成形機。 - 【請求項4】 ペレット投入装置内を通過して射出成形
チャンバー内に供給された未乾燥ペレットを該チャンバ
ー内で撹伴しながら溶融して該チャンバーの一端に設け
られた射出孔から溶融樹脂を射出してなる射出成形機に
おいて、前記未乾燥ペレットを加熱するために前記投入
装置に取付られた加熱手段を備え、前記投入装置を通過
する間に前記未乾燥ペレットから排出される水分の量は
前記射出成形チャンバー内において溶融中のペレット中
から排出される水分の量より少ないことを特徴とする射
出成形機。 - 【請求項5】 前記気体供給手段は前記射出成形チャン
バーの他端に設けられることを特徴とする請求項1又は
2記載の射出成形機。 - 【請求項6】 前記外部から供給される気体は温い空気
又は不活性ガスであることを特徴とする請求項5記載の
射出成形機。 - 【請求項7】 前記排気装置はベンチュリ管に接続され
た前記減圧装置を備えることを特徴とする請求項1又は
3記載の射出成形機。 - 【請求項8】 前記ベンチュリ管は前記投入装置の下方
側に取付られていることを特徴とする請求項7記載の射
出成形機。 - 【請求項9】 未乾燥ペレットを射出成形チャンバー内
に供給するためのペレット投入装置と、投入された未乾
燥ペレットを加熱するため前記投入装置に取付られた加
熱手段と、前記射出成形チャンバーにおける溶融過程の
ペレットから蒸発した水分を含む温風を前記投入装置の
下方側から強制的に排出するための排気装置とを備える
ことを特徴とするペレット投入装置ユニット。 - 【請求項10】 請求項1、2、3又は4に記載の射出
成形機を複数台配置すると共にこれら複数配置された前
記成形機に該成形機の数より少ない減圧装置を接続して
なる射出成形システム。 - 【請求項11】 未乾燥ペレットを加熱する工程と、該
加熱された未乾燥ペレットをペレット投入装置内を供給
する工程と、前記加熱された未乾燥ペレットを射出成形
機内で溶融する工程と、射出成形機内に外部から気体を
供給する工程と、前記溶融過程のペレットから蒸発した
水分を含む温風を排気する工程と、射出成形機の他端か
ら押し出される樹脂を金型に射出して射出成形品を作る
工程とを備え、前記投入装置を通過する間に前記未乾燥
ペレットから排出される水分の量は前記射出成形チャン
バー内において溶融中のペレット中から排出される水分
の量より少ない射出成形方法。 - 【請求項12】 請求項1、2、3又は4記載の射出成
形機又は請求項11記載の射出成形方法によって製造さ
れた射出成形物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37019197A JPH11188769A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 射出成形機、ペレット投入装置ユニット、射出成形システム、射出成形物品及び射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37019197A JPH11188769A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 射出成形機、ペレット投入装置ユニット、射出成形システム、射出成形物品及び射出成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11188769A true JPH11188769A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18496293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37019197A Pending JPH11188769A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 射出成形機、ペレット投入装置ユニット、射出成形システム、射出成形物品及び射出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11188769A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002137226A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-14 | Olympus Optical Co Ltd | 樹脂供給装置 |
US20170348766A1 (en) * | 2014-12-19 | 2017-12-07 | Gebr. Krallmann Gmbh | Delivery device for a metal bath in a diecasting unit |
CN108705746A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-10-26 | 王会恩 | 一种防堵塞塑料热熔注射装置 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP37019197A patent/JPH11188769A/ja active Pending
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