JPH11188327A - 水中点検清掃システム及び水中点検清掃方法 - Google Patents

水中点検清掃システム及び水中点検清掃方法

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JPH11188327A
JPH11188327A JP36041997A JP36041997A JPH11188327A JP H11188327 A JPH11188327 A JP H11188327A JP 36041997 A JP36041997 A JP 36041997A JP 36041997 A JP36041997 A JP 36041997A JP H11188327 A JPH11188327 A JP H11188327A
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underwater inspection
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JP36041997A
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Hideaki Maruki
英明 丸木
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Toshiba Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人に代わって遠隔操作で、タンクや容器内、
あるいは液体の満たされた構造物内を水中で点検清掃を
行う作業に適した水中点検清掃システムを得る。 【解決手段】 水中点検監視のためのセンサを搭載した
水中点検ロボット本体1と、水中点検監視情報及び水中
点検ロボット本体1の動作状況を表示するモニタ4と、
水中清掃機構を搭載し走行移動する水中清掃ロボット本
体2と、水中点検ロボット本体1と水中清掃ロボット本
体2とを操作制御する制御装置3と、水中点検ロボット
本体1と制御装置3との間で信号を送受信する複合ケー
ブル10とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、上下水貯
水施設、原子力発電所や化学プラントのタンクや容器設
備などの点検検査や清掃作業を遠隔制御で行う水中点検
清掃システム及び水中点検清掃方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通常、貯水施設やタンク内の点検
清掃は、収納した液体などの内容物を抜き取り、作業員
が容器内に入り直接行われる。
【0003】また、一部では、底面を走行する点検清掃
ロボットを投入し、点検と清掃を行っている。
【0004】新たに攪拌による清掃として、収納液体へ
水力を与えて流れを作り、沈殿していた不純物を収納液
体とともに攪拌し、ポンプで汲み上げフィルタ等の水処
理装置で濾過を行い、不純物を除去後、収納液体を再び
タンクへ戻す方法などが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の点検清掃では、以下のような問題点がある。 (1)従来の点検清掃では、収納液体抜き取り処分によ
る資源及び抜き取り時間が無駄となる。 (2)作業員が直接入坑することによる酸欠防止などの
安全対策設備、及び監視要員が必要となりコストが高く
なる。 (3)3K作業による作業員が不足しがちである。 (4)緊急点検が行われ難く、緊急点検の即応性にかけ
る。 (5)上水の場合は、人が介在することによる衛生環境
管理面等の問題点がある。
【0006】一方、底面を走行する点検清掃ロボットに
よる点検・清掃の場合は、以下のような問題点がある。 (1)走行による沈殿物舞い上げによる視覚妨害が生じ
る。 (2)点検範囲が床面などのアクセス可能な範囲に限ら
れる。 (3)上部の配管やサポートなどへの堆積物払い落とし
ができない。
【0007】さらに、攪拌による清掃は、タンク容積量
の収納液体を、全て汲み上げフィルタ等の水処理装置で
濾過する必要があり、コスト及び作業所要時間的に、他
の方式に比べて不利である。
【0008】本発明は、従来の問題点を解決するために
なされたものであって、人に代わって収納液体を抜かず
に、水中を三次元的に遊泳移動しながら点検する水中点
検ロボットと、走行移動する水中清掃ロボットとを、組
み合わせたシステム構成とすることにより、人に代わっ
て遠隔操作で、タンクや容器内、あるいは液体の満たさ
れた構造物内を水中で点検清掃を行う作業に適した水中
点検清掃システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、人が入坑せず、地上側から遠隔操作に
て、タンク等容器内を液体で満たしたまま、水中点検ロ
ボットと、水中清掃ロボットとを投入し、これらを組み
合わせて点検清掃作業を行うシステムとしたものであ
る。
【0010】すなわち、本発明は、水中点検監視のため
のセンサを搭載した水中点検ロボット本体と、水中点検
監視情報を表示するモニタ部と、水中清掃機構を搭載し
走行移動する水中清掃ロボット本体と、前記水中点検ロ
ボット本体と前記水中清掃ロボット本体とを操作制御す
る制御装置と、前記水中点検ロボット本体と前記制御装
置との間で信号を送受信する信号伝送路とを備えてなる
ものである。
【0011】さらに、本発明は、前記水中点検ロボット
本体に、バランス錘、又はサンプリング機構、又は堆積
物払い落としブラシ、又は追加照明、又は清掃吸引ノズ
ルを作業目的に応じて交換着脱可能に搭載する取付け部
を有したものである。
【0012】さらに、本発明は、濾過あるいは濾過と殺
菌を行う水処理装置と、処理水を被点検タンクへ戻すた
めのホースを有し、再循環を行うようにしてなるもので
ある。
【0013】さらに、本発明は、前記水中点検ロボット
本体と、前記モニタ部と、前記水中清掃ロボット本体
と、前記信号伝送路と、前記制御装置とは車両に搭載し
た車載構造とされているものである。
【0014】さらに、本発明は、前記水中清掃ロボット
本体とは別個独立して前記水中清掃ロボット本体による
水中清掃作業を点検監視する視覚センサを備えてなるも
のである。
【0015】さらに、本発明において、前記水中清掃ロ
ボット本体は、ポンプに接続されるホースを着脱可能に
接続する着脱機構を有するものである。
【0016】さらに、本発明において、前記水中清掃ロ
ボット本体から取り外された前記ホースは、狭隘部清掃
用の操作棒に着脱可能に接続されるものである。
【0017】さらに、本発明は、前記水中点検ロボット
本体による点検作業、前記水中清掃ロボット本体による
清掃作業時に使用されるケーブルあるいはホースの絡み
合いを防止し、案内するための緩やかな円弧形状を有し
てマンホールを横断し、且つ、一部に開口部を有し、前
記マンホールでの重心位置が前後左右方向に安定となる
ように設置させるための設置座を有するケーブルガイド
を備えてなるものである。
【0018】さらに、本発明において、前記ケーブルガ
イドには、視覚監視機能を有した監視装置が円筒中空柱
を介して、上下動自在及び回転自在に取り付けられてい
るものである。
【0019】さらに、本発明は、前記水中点検ロボット
本体による点検作業、前記水中清掃ロボット本体による
清掃作業時に使用されるケーブルあるいはホースのドラ
ムを備え、該ドラムはケーブルあるいはホースを巻いた
状態において、取付け座ごと前記車両の外へ展開自在に
前記車両に搭載されているものである。
【0020】さらに、本発明は、前記水中点検ロボット
本体による点検作業、前記水中清掃ロボット本体による
清掃作業時に各作業者間でコミュニケーションが可能な
コミュニケーションシステムが備えられているものであ
る。
【0021】また、本発明は、液体が蓄えられている構
造物内を点検清掃する点検清掃方法において、前記液体
内を移動可能な監視手段により前記構造物を点検監視し
つつ、前記構造物内を清掃手段により清掃するようにし
たものである。
【0022】このような構成により、本発明において、
水中点検ロボットは、タンク内等を三次元的に遊泳移動
し、点検、清掃作業監視、サンプリング、堆積物払い落
とし清掃を分担し、水中清掃ロボットは、タンク底部清
掃、入口釜場近傍清掃などを分担することにより、
(1)水中清掃ロボット走行による沈殿物舞い上げに伴
う視覚妨げの防止、(2)三次元水中遊泳移動による点
検対応可能範囲の拡大、(3)上部の配管やサポート等
への堆積物払い落としによる清掃対応範囲の拡大も可能
なシステム構成とした。
【0023】このシステム構成により、遠隔操作にてタ
ンク内の液体を抜かずに行うことができ、(1)収納液
体の処分及び抜き取りのための作業時間の無駄が無く、
(2)遠隔操作により酸欠防止安全対策設備、及び安全
確保のための監視要員が不要となり、(3)作業員を3
Kから解放すると共に、(4)緊急点検などの対応が可
能となり、(5)水上の場合、人が介在しないため衛生
環境面でも有効なシステムが構築できる。
【0024】また、本システムは、点検清掃作業機能を
各ロボットに分けて分担させ、作業時に組み合わせて用
いることにより、保守コスト削減、及び作業所要時間の
短縮を図ることができる。
【0025】ロボット本体の投入回収は、ロボット本体
に取り付けたケーブルやホースにより行うことができ
る。
【0026】
【作用】本システムによれば、タンク内等を三次元的に
水中遊泳移動し、点検、清掃作業監視、サンプリング、
堆積物払い落とし清掃を水中点検ロボットが分担し、タ
ンク底部清掃、入口釜場近傍などの清掃を水中清掃ロボ
ットが分担することにより、(1)水中清掃ロボット走
行による沈殿物舞上げに伴う視覚妨害の防止、(2)三
次元的水中遊泳移動による点検可能範囲の拡大、(3)
上部の配管やサポート等への堆積物払い落としによる清
掃対応範囲の拡大を図ることができる。
【0027】水中清掃ロボットは、走行による沈殿物舞
上げに伴う視覚妨害を防止するため、作業監視を水中点
検ロボットに任せると共に、堆積物を吸引清掃しながら
走行する構造である。
【0028】更に、地上側よりマンホール内のロボット
による遠隔操作で、人の立ち入りのためのガス濃度測定
や換気・排水作業等が不要となり、即時作業対応ができ
る即応性がある。
【0029】本システムでは、車載移動可能な構成とす
ることにより、収納展開などの準備作業が簡単で機動性
に優れた構成とすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本システムの全体構成図、図
2は水中点検ロボット本体の外観斜視図、図3は水中清
掃ロボットホース着脱構造を示す図である。
【0031】図1において、本システムは、水中点検ロ
ボット本体1と、水中清掃ロボット本体2と、移動車両
14に搭載された後述する各種機器と、これら機器と水
中点検ロボット本体1及び水中清掃ロボット本体2とを
接続するケーブルやホース類を備えて構成される。
【0032】水中点検ロボット本体1は、ITVカメラ
101、照明102、推進機103、回路部104、着
脱座18を介して取り付けられた着脱工具類19を備え
てなる。移動車両14には、制御装置3、モニタ4、V
TRデッキ5、操作器6、発電機7、ポンプ8、ケーブ
ルドラム9が搭載されている。そして、移動車両14と
水中点検ロボット本体1とは複合ケーブル10で接続さ
れ、移動車両14と水中清掃ロボット本体2とは、ホー
ス11、操縦索12により接続されており、システム全
体が、移動車両14に搭載されて移動可能で、且つ移動
車両を利用して作業可能な構成とされている。
【0033】水中点検ロボット本体1は、制御装置3と
複合ケーブル10により電気的に接続され、給電及び信
号伝送がなされる。
【0034】水中清掃ロボット本体2は、ホース11に
よってポンプ8に結ばれ、清掃のためにポンプ8の吸引
力により吸い込んだ沈殿物を含む排水を地上側排水ホー
ス13を介し排水溝16へ排水する。
【0035】水中清掃ロボット本体2の操作は、水中清
掃ロボット本体2と操縦器6とを結ぶ操縦策12を操縦
器6により操作することによって行われる。
【0036】水中点検ロボット本体1の着脱機構は、図
2に示されるように、点検監視の妨げにならないロボッ
ト本体1の位置に、本体のフランジ部などの取付け穴を
介して着脱座18を有し、この着脱座18の取付溝及び
穴に、着脱工具類19b〜19eの形状及び穴を合わせ
て、固定ピン20を矢印a方向に挿入し、抜け防止キー
21を矢印b方向にヒンジ部より曲げて固定する構造で
ある。なお、着脱工具類において、19bは清掃ブラ
シ、19cはサンプリング機構、19dは追加照明、1
9eは吸引ノズルである。
【0037】ホース11は、図3に示されるように、水
中清掃ロボット本体2のホース着脱座22とホース取付
口27とによりロボット本体2に着脱可能に取付られ
る。ホース着脱座22はホース受付口201に設けられ
ている。
【0038】なお、図3において、(a)はロボット本
体2側のホース受付口を示し、(b)はホースの先端を
示し、(c)は(b)のA−A線矢視図、(d)は操作
棒との関係を示す図である。
【0039】ホース着脱座22は、カメラマウントなど
の構造と類似した溝の開口部より、ホース取付口27の
填め合いキー25を挿入して回転させ、固定ピン24が
ホース取付口27の固定ピン受け穴26へ、スプリング
などの弾性力を利用して挿入固定される構造である。な
お、ホース着脱座22の周縁にはシール材23が設けら
れている。
【0040】操作棒29は、伸縮機構32を有し、ホー
ス取付口27の両側に設けられた一対のガイドピン28
を、先端部の合わせ溝に合わせて挟み込み、スライド溝
31に合わせて固定部材30をスライドさせ、ホース1
1が操作棒29から抜けないように固定する。
【0041】図4はガイド構造外観図であり、(a)は
側面図、(b)は平面図、(c)は(b)の別の構成例
を示した平面図である。これらの図においては、ケーブ
ル絡み防止用ガイド113及び柱付ガイド112の構造
例が示される。
【0042】柱付ガイド112は、水中点検ロボットの
代行または併用する視覚監視機能として用いられる点検
監視装置110を有したケーブル絡み防止用ガイドであ
り、ケーブル111とホース11との取り出しエリアを
マンホール17の開口部上で、本体の形状を用いてガイ
ド内側と外側に区切り、設置座109を介して安定設置
する構造である。点検監視装置110は、点検操作ポー
ル114の先端にカメラヘッド115、照明117、及
びITVカメラヘッド118を備え、その内部にカメラ
ケーブル116を通して他端より得る構成となってい
る。
【0043】図5はケーブルドラム構造断面機能図であ
り、ケーブルドラム9は、そのドラム芯受け40がスラ
イド座42上に支持され、扉35が設けられた車両側部
に収納されている。スライド座42は取付座38上に支
持され、この取付座38は、移動車両14に設けられた
回転軸37に支持され、回転軸37を回転中心にガイド
軸39をガイド36に沿って摺動させることにより、車
両外側に矢印jで示す方向へ回転自在とされる。即ち、
ケーブルドラム9は、そのドラム芯43がスライド座4
2と取付座38を介してドラム芯受け40に搭載され、
このスライド座42を矢印k方向にスライドさせること
ができるという展開機能により洗浄漕34の消毒液44
へ人手を介さず直接漬けることができ、ケーブルを衛生
的に洗浄することができる。
【0044】なお、ケーブルドラム9を矢印j方向へ回
転させ、矢印k方向へスライドさせる展開動作は、ドラ
ム41に取り付けたハンドル47を持って手動展開する
方法と、アクチュエータで制御駆動(図示せず)する方
法がある。
【0045】図6は、図5に示した展開機能構成の他の
構成例を示したもので、この構成例では、移動車両上に
直接ドラム芯受け40を固定し、ケーブル巻取装置46
とカップリング機構45を介してドラム41を巻き取り
自在に取付け、消毒時には、カップリング機構45を外
した後、これをドラム芯受け40の案内溝に沿って矢印
l方向に抜き取るようにされている。なお、47はドラ
ム41の一端に設けられたハンドルである。このハンド
ル47は巻取装置46の反対側に設けられている。
【0046】図7は移動車両14´が小型の場合、発電
機7やケーブルドラム9を移送時のみ搭載し、作業時に
車外に降ろして作業する構成とした場合を示している。
図7において、図1〜図6において示された符号と同一
符号はそれらと同じものを示している。
【0047】図8は図1に示した構成の変形例を示した
構成図であり、マンホール鐵蓋及び付属弁及び配管類を
吊り上げる車載クレーン125(スタビライザを含む)
や、排水を水処理するためのフィルタ126を有した水
処理装置122及び循環ホース123と、水中清掃ロボ
ット本体2搭載のITVカメラ124と複合索12´を
備えた点が主に異なっており、他の構成については図1
と同じである。
【0048】複合索12´は操舵アクチュエータ用高圧
水ホースやITVカメラ124の信号及び給電ケーブル
等によりなる。
【0049】以下、上述した実施の形態の動作について
説明する。図1に示されるITVカメラ101、照明1
02、推進機103、回路部104、着脱座18を介し
て取り付けた着脱工具類よりなる水中点検ロボット本体
1、水中清掃ロボット本体2、制御装置3、モニタ4、
VTRデッキ5、操作器6、発電機7、ポンプ8、及び
ケーブルドラム9は移動車両14に搭載されて、移動可
能であり、作業時には、扉や窓を開き、操作員の視界や
発電機への換気と、ケーブルドラム9やホース11を展
開するだけで操作が可能となる。
【0050】操作は、車内、または車上の操作室の窓越
しに車両脇のマンホール17を覗きながら、あるいは、
モニタ4の画面上で映像を見ながら、またあるいは車外
にて操作器6を持ち直接マンホールを見ながら行うこと
ができる。
【0051】水中点検ロボット本体1の操作指示は、操
作器6を操作し、制御装置3へ伝え、複合ケーブル10
を介して回路部104へ伝えられ、回路部104からI
TVカメラ101、照明102、推進機103、雲台1
05(図8参照)等各部へ伝えられる。
【0052】水中点検ロボット本体1の主な指令として
は、ITVカメラ101のカメラレンズフォーカスやズ
ーム制御、照明102のオン/オフや照度調整、推進機
103の三次元遊泳のための切替や推力制御、雲台10
5の動作等である。
【0053】一方、水中点検ロボット本体1からは、I
TVカメラ101からの映像信号、カメラレンズのフォ
ーカスやズーム位置や雲台105の角度情報、深度計1
06(図8参照)の深度などが、回路部104から複合
ケーブル10を介し、制御装置3へ伝えられ、モニタ4
の画面上や操作器6の図示しない表示部に表示出力され
る。
【0054】水中清掃ロボット本体2の操作は、操作器
6から操縦索12を遠隔操作することにより行われ、本
体の前進、後進切替や操舵が行われる。
【0055】操縦索12は、操縦索12を防水中空被覆
管で覆い、操作抵抗を軽減するスペーサを介したカメラ
リリース機構に類似した構造となっている。
【0056】水中清掃ロボット本体2は、モータ部を有
さずポンプ8の吸引力を利用し走行でき、回路部が無い
ことから、グリスなどによるシール部を必要としない構
造である。
【0057】タンク15は、マンホール17の入口より
作業員が水中点検ロボット本体1と水中清掃ロボット本
体2を投入できる寸法及び強度となっている。
【0058】タンク15内の沈殿物など清掃による排水
は、水中清掃ロボット本体2からホース11を介してポ
ンプ8に吸引され、排水ホース13にて排水溝16へ排
水される。
【0059】図8に示す循環式の場合は、水処理装置1
22を用いて、排水をポンプ8に吸引した後にフィルタ
126による濾過と、塩素濃度調整消毒を行い、循環ホ
ース123により再びタンク15内に戻す。
【0060】図8に示す複合索12´は、回収用の索や
操舵アクチュエータからの高圧水を通す高圧ホース、あ
るいは信号及び給電ケーブルを有した複合ケーブルであ
り、水中清掃ロボット本体2にはITVカメラ124が
取付けられ、駆動源に高圧水が用いられ、電動操舵機構
が搭載された構成となっている。操作は電気的な指令に
関しては操作器6から制御装置3を介して行われる。
【0061】各装置へ給電を行う発電機7は、本システ
ムに専用品であっても、車両用の発電機を利用するもの
であっても良い。
【0062】図1に示した制御装置3は、水中点検ロボ
ット本体1及び水中清掃ロボット本体2、及び必要に応
じて図8に示すように発電機7、ポンプ8を制御するこ
とができる。
【0063】モニタ4は、ITVカメラ101や124
(図8参照)からの映像信号と、VTRデッキ5からの
記録映像再生表示と、水中点検ロボット本体1のカメラ
レンズのフォーカスやズーム位置や、雲台105の角度
情報、深度計や水中清掃ロボット本体2、発電機7、ポ
ンプ8の運転状態等を表示できる。
【0064】VTRデッキ5は、ITVカメラ101や
124からの映像信号の記録と、既に記録された映像の
再生を行う。
【0065】図8に示す構成例における情報処理装置1
21は、対象名称、日時、対象機器、点検結果、判定、
備考、実施者などの情報を入力し、点検映像と組み合わ
せ、フロッピディスクやハードディスクあるいはVTR
テープ等の記録媒体へ記録される。
【0066】図2に示される水中点検ロボット本体への
各種工具類搭載機能としては、作業目的に応じ、着脱座
18を介し着脱工具類19を搭載することができる。
【0067】通常は、バランス錘19aを取り付けて比
重を調整し、点検作業を行い、作業時には、比重及び水
中抵抗重心をバランス錘19aと同様に調整する機能を
有した清掃ブラシ19b、サンプリング機構19c、追
加照明19d、吸引ノズル19eを搭載することによ
り、各種作業要求に対応する。
【0068】清掃ブラシ19bは、水中清掃ロボット本
体2がアクセスできないタンク15上部の配管やサポー
トに堆積した水垢や沈殿物を、水中点検ロボット本体1
の三次元水中遊泳によるアクセス機能を利用して払い落
とし清掃をする。
【0069】サンプリング機構19cは堆積した沈殿物
等をサンプリングするための蓋付きシャベル形状の本体
の先端に、ヒンジ190により水中点検ロボット本体1
の姿勢による錘の移動を利用した開閉自在な錘付き蓋1
91を有し、前傾姿勢ですくい上げ、サンプリング後は
水平姿勢に保ったまま浮上することにより、回収するこ
とができる。
【0070】追加照明19dは、水中での必要照度が不
足しているときに用いられ、吸引ノズル19eはポンプ
8から中性浮力(水中で内容液体と比重が釣り合う)小
口径ホース11′を引き、先端のストロー上の吸引ノズ
ルにより狭隘部の微細な堆積物の吸い取る場合などに用
いる。
【0071】これら工具類の水中点検ロボット本体1へ
の取付は、図2より点検性や作業性を考慮し、本体1下
部に、本体1のフランジ部などの取付穴を介して着脱座
18を取付け、この着脱座18の取付溝及び穴に、着脱
工具類19の取付位置、形状及び穴を合わせ、固定ピン
20を矢印a方向に挿入すると共に、抜け防止キー21
を矢印b方向にヒンジ部より曲げて固定する。一方、工
具類の取り外しは、逆の手順で固定ピン20を矢印a方
向と逆転させることにより一直線にして、矢印a方向と
逆方向に引き抜くことにより、取り外しが可能となる。
【0072】ホースの取付けは、図3に示すように、ホ
ース着脱座22においてホース取付口27の填め合いキ
ー25をその挿入位置に合わせて溝の開口部より挿入し
て行われ、矢印c方向に挿入後、矢印d方向に回転さ
せ、固定ピン24がホース取付口27の固定ピン受け穴
26へスプリング等の弾性力を利用して挿入固定され
る。
【0073】ホース11の水中清掃ロボット本体2から
の取り外しは、固定ピン24を押し戻しながら矢印d方
向と逆回転させ、矢印cと逆方向に引き抜くことにより
行われる。
【0074】操作棒29へのホース11の取付は、ホー
ス取付口27の両側に有る一対のガイドピン28を操作
棒29の先端部の合わせ溝に合わせて矢印f方向に差し
込み、スライド溝31に合わせて固定部材30を矢印g
方向にスライドさせることにより行われて、ホース11
が操作棒29に固定される。ホース11の取り外しは、
以上の逆の操作により行われる。
【0075】ホース11は、対象部との接触角度によ
り、操作棒29との取付面に沿ってガイドピン28を回
転中心に矢印h方向に首振り可能である。
【0076】また、操作棒29は、長さ方向に伸縮する
伸縮機構32により、最適な長さに延び縮みすることが
でき、ピットの排水や図7の釜場50の清掃に便利であ
る。
【0077】図4に示されるケーブル処理作業におい
て、絡み防止用の柱付ガイド112は、水中点検ロボッ
トの代行または併用する視覚監視機能として用いられる
点検監視装置110が備えられ、ケーブル111やホー
ス11とマンホール17開口部上で絡まないように取り
出しエリアをガイド内側と外側に区切っている。
【0078】点検監視装置110は、手動あるいは電動
により、点検操作ポール114を矢印i方向で示される
上下、及び矢印mで示される回転方向の任意方向へカメ
ラヘッドを向けることができ、ガイドはカメラスタンド
の役目も兼ねている。
【0079】カメラヘッド115は、マンホール溝や小
型の容器など行動範囲が狭い場合に有効であり、照明1
17、ITVカメラヘッド118を有し、必要な照度及
びズームによる視覚角度を確保できる。
【0080】図4(c)に示されるガイド113は、点
検監視装置110を有していない点を除けば、他のケー
ブル111とホース11との取り出しエリアをマンホー
ル17開口部上で内側と外側に区切り、設置座109で
設置される構造である点において柱付ガイド112と差
異がない。
【0081】図5に示された複合ケーブル10やホース
11を衛生的に洗浄する機構においては、ケーブルドラ
ム9が、スライド座42と回転自在とされた取付座38
を介してドラム芯受け40に搭載され、このスライド座
42を矢印k方向にスライドさせ、また取付座38を矢
印j方向へ回転させることができるという展開機能によ
り洗浄漕34の消毒液44へ人手を介さず直接漬けるこ
とができ、衛生的に洗浄することができる。
【0082】この矢印j方向へ回転し、矢印k方向にス
ライドする展開動作は、ドラム41に取り付けたハンド
ル47を持って手動展開する方法と、アクチュエータで
駆動(図示せず)する方法がある。
【0083】図6に示される構成によれば、図5の展開
のための機構は有さず、移動車両に直接ドラム芯受け4
0を固定し、ケーブル巻取装置46とカップリング機構
45を介してドラム41を巻き取り自在に取り付け、消
毒時には、矢印l方向にドラム芯受け40を案内溝に沿
って抜き取り、洗浄漕34の消毒液44へ漬ける消毒方
法を実行することができる。
【0084】上水などの貯水施設に本システムを用いる
場合は、挿入する機器を挿入前に消毒することができて
便利である。
【0085】図7に示されるインターホン装置53は、
作業員各位が身につけたヘッドホーン51、マイク52
を用いることにより、作業員間のコミュニケーションや
作業の連携を図るものであり、騒音や距離の離れた作業
環境下で有効である。なお、図7では有線の例を示して
いるが、有線・無線のいずれの方式でも使用可能であ
る。
【0086】図8に示した構成例においては、図1に示
した構成例における各装置の他、例えば、マンホール鐵
蓋及び付属弁及び配管類を吊り上げる車載クレーン12
5(スタビライザを含む)、排水を水処理するためのフ
ィルタ126を有した水処理装置122、及び循環ホー
ス123等、全ての機能を移動車両14に搭載してい
る。
【0087】以下、図8に示されたシステムに関する作
業手順について、図9を用いて説明する。図9におい
て、(a)は点検作業手順を示し、(b)は点検清掃作
業を示している。
【0088】タンク15等の容器を対象とした作業とし
ては、点検作業と点検清掃作業に分けられ、点検作業
(a)は点検のみを行い、点検清掃作業(b)は点検と
点検結果に基づく清掃を行う。なお、各作業に際して
は、発電機7を起動して電源を確保しておく。
【0089】点検作業(a)は、クレーン125を用
い、まず、ステップS1の段取作業として、マンホール
蓋及び付属弁・配管を抜き取って吊り上げ、作業エリア
から移動回避する。次に、ポンプ8にてステップS2に
おけるピットの排水作業(循環させる場合は、洗浄する
か、別にピット排水用ポンプを設ける)を行った後、ス
テップS3において、タンク15の収納液体を抜かず
に、作業員が手袋を介して複合ケーブル10を持ち、マ
ンホールより、水中点検ロボット本体1を投入する。
【0090】ステップS4においては、遠隔操作により
貯水タンク点検作業を行い、点検結果をモニタ4に表示
すると共に、VTRデッキを用いてVTRテープに記録
する。点検完了後は、ステップS5において、作業員が
水中点検ロボット本体1を回収(複合ケーブル10の巻
き取りを含む)し、ステップS6において、クレーン1
25を用いてマンホール蓋を復旧し、ステップS7にお
いて、片付け作業を行い、作業を終了する。
【0091】次に、点検清掃作業(b)について説明す
る。点検清掃作業のステップS11〜ステップS14
は、事前準備として、水中点検ロボット着脱座18に清
掃ブラシ19bを搭載している点以外は、点検作業
(a)におけるステップS1(段取り作業)〜ステップ
S4(貯水タンク点検)と同じである。
【0092】ステップS14の貯水タンク点検完了後
は、ステップS15において、点検結果に基づき、水中
点検ロボットの清掃ブラシ19bを用いて水中清掃ロボ
ット2本体が接近できない高所の配下やサポート部の堆
積物を払い落とし、清掃を行う。
【0093】ステップS15における払い落とし清掃後
は、ステップS16において、堆積物沈殿確認を行い、
再清掃の有無を判断し、必要に応じて清掃を行い、水中
点検ロボット本体を待機させる。
【0094】ステップS17においては、作業員が手袋
をつけてホース11を持ちマンホールより水中清掃ロボ
ット本体2を投入し、水中点検ロボット本体1での清掃
による沈殿物舞上げの影響を受けない位置で作業監視を
しながら、ステップS18において、水中清掃ロボット
を底部で往復運動させて貯水タンク底面清掃を行う。ス
テップS19においては、清掃状態確認にて清掃完了を
確認し、ステップS20において、ホース11を巻き取
りながら、水中清掃ロボット本体2を回収する。
【0095】水中清掃ロボット本体2の回収後は、本体
からホース11を取り外し、操作棒29へホース11を
取付け、ステップS21において、この操作棒29を延
ばして入口釜場清掃仕上げに用い、ステップS22にお
いて、清掃完了確認を水中点検ロボット本体1を用いて
行い、その確認後、ステップS23において、作業員が
水中点検ロボット本体1を回収し、ステップS24にお
いて、クレーン125を用いてマンホール蓋を復旧し、
ステップS25において片付け作業を行って一連の作業
を終了する。
【0096】なお、水中点検ロボット本体1の取付座
に、サンプリング機構19cや追加照明19dを搭載す
る場合は、一旦、回収し地上にて着脱作業を行う。
【0097】以上に説明した実施の形態によれば、タン
ク内を三次元的に水中遊泳移動し、点検、清掃作業監
視、サンプリング、堆積物払い落とし清掃を水中点検ロ
ボットが分担し、水中清掃ロボットがタンク底部清掃、
入口釜場近傍清掃などを分担することにより、(1)水
中清掃ロボット走行による沈殿物舞上げに伴う視覚妨を
防止でき、(2)三次元水中遊泳移動による点検対応可
能範囲の拡大が図れ、(3)上部の配管やサポートなど
への堆積物払い落としによる清掃対応範囲の拡大が図
れ、(4)収納液体の処分及び抜き取りのための作業時
間の無駄がなくなり、(5)遠隔操作により酸欠防止安
全対策設備が不要となり、(6)安全確保のための監視
要員が不要となる等の効果がある。
【0098】以上に、本発明の実施の形態を示したが、
本発明は以上の形態に限定されることはなく、例えば、
水中清掃ロボットは複数のものを組み合わせるようにし
ても良い。また、マンホールへの投入、及び回収をクレ
ーンやホイストを用いて行うようにしても良い。さら
に、水中点検ロボット搭載の清掃ブラシは、回転や研磨
などの動作機能を付加しても良い。
【0099】また、ケーブルやホースは、巻き取りを電
動機能で行うようにしても良い。さらに、点検監視装置
110は、先端のカメラヘッド部を水中で伸縮展開自在
に構成しても良い。また、水中清掃ロボットとは別に局
所清掃用に専用の清掃ポンプ及び操作棒に付随した清掃
ホースを有した構成でも良い。さらに、本システムの搭
載車両は、複数台に機能を分散搭載するようにしても良
い。また、小型の水中掃除機を水中点検ロボットに搭載
した構成でも良い。
【0100】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、収納液体が蓄えられた構造物内において、遠隔操作
により点検清掃を行うことができると共に、収納展開機
動性に優れ、3K作業の改善を図れ、即応性、安全性、
及び信頼性に優れ、また資源環境に優しく、作業コスト
の削減・省力化を図れ、衛生環境管理面の向上を図れる
等、多大な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器内水中点検清掃システムを示す構成図であ
る。
【図2】水中点検ロボット本体を示す外観斜視図であ
る。
【図3】水中清掃ロボットホースの着脱構造図である。
【図4】ガイド構造外観図である。
【図5】ケーブルドラム構造断面機能図である。
【図6】ケーブルドラムの別の外観構造図である。
【図7】容器内水中点検清掃システムの作業概念図であ
る。
【図8】容器内水中点検システムの他の構成図である。
【図9】容器内水中点検清掃システム作業手順を示す図
である。
【符号の説明】
1 水中点検ロボット本体 2 水中清掃ロボット本体 3 制御装置 4 モニタ 6 操作器 7 発電機 8 ポンプ 9 ケーブルドラム 11 ホース 14 移動車両 15 タンク(容器) 17 マンホール 18 着脱座 19 着脱工具類

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中点検監視のためのセンサを搭載した
    水中点検ロボット本体と、水中点検監視情報を表示する
    モニタ部と、水中清掃機構を搭載し走行移動する水中清
    掃ロボット本体と、前記水中点検ロボット本体と前記水
    中清掃ロボット本体とを操作制御する制御装置と、前記
    水中点検ロボット本体と前記制御装置との間で信号を送
    受信する信号伝送路とを備えてなる水中点検清掃システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記水中点検ロボット本体に、バランス
    錘、又はサンプリング機構、又は堆積物払い落としブラ
    シ、又は追加照明、又は清掃吸引ノズルを作業目的に応
    じて交換着脱可能に搭載する取付け部を有した請求項1
    記載の水中点検清掃システム。
  3. 【請求項3】 濾過あるいは濾過と殺菌を行う水処理装
    置と、処理水を被点検タンクへ戻すためのホースを有
    し、処理水の再循環を行うようにしてなる請求項1また
    は請求項2に記載の水中点検清掃システム。
  4. 【請求項4】 前記水中点検ロボット本体と、前記モニ
    タ部と、前記水中清掃ロボット本体と、前記信号伝送路
    と、前記制御装置とは車両に搭載されて車載構造とされ
    ている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の水中点
    検清掃システム。
  5. 【請求項5】 前記水中清掃ロボット本体とは別個独立
    して前記水中清掃ロボット本体による水中清掃作業を点
    検監視する視覚センサを備えてなる請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載の水中点検清掃システム。
  6. 【請求項6】 前記水中清掃ロボット本体は、ポンプに
    接続されるホースを着脱可能に接続する着脱機構を有す
    る請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の水中点検清
    掃システム。
  7. 【請求項7】 前記水中清掃ロボット本体から取り外さ
    れた前記ホースは、狭隘部清掃用の操作棒に着脱可能に
    接続される請求項6記載の水中点検清掃システム。
  8. 【請求項8】 前記水中点検ロボット本体による点検作
    業時、及び前記水中清掃ロボット本体による清掃作業時
    に使用されるケーブルあるいはホースの絡み合いを防止
    し、案内するための緩やかな円弧形状を有してマンホー
    ルを横断し、且つ、一部に開口部を有し、前記マンホー
    ルでの重心位置が前後左右方向に安定となるように設置
    させるための設置座を有するケーブルガイドを備えてな
    る請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の水中点検清
    掃システム。
  9. 【請求項9】 前記ケーブルガイドには、視覚監視機能
    を有した監視装置が円筒中空柱を介して、上下動自在及
    び回転自在に取り付けられている請求項8記載の水中点
    検清掃システム。
  10. 【請求項10】 前記水中点検ロボット本体による点検
    作業時、及び前記水中清掃ロボット本体による清掃作業
    時に使用されるケーブルあるいはホースのドラムを備
    え、該ドラムはケーブルあるいはホースを巻いた状態に
    おいて、取付け座ごと前記車両の外へ展開自在に前記車
    両に搭載されている請求項4記載の水中点検清掃システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記水中点検ロボット本体による点検
    作業時、及び前記水中清掃ロボット本体による清掃作業
    時に各作業者間でコミュニケーションが可能なコミュニ
    ケーションシステムが備えられている請求項1乃至請求
    項10のいずれかに記載の水中点検清掃システム。
  12. 【請求項12】 液体が蓄えられている構造物内を点検
    清掃する点検清掃方法において、前記液体内を移動可能
    な監視手段により前記構造物を点検監視しつつ、前記構
    造物内を清掃手段により清掃するようにしたことを特徴
    とする点検清掃方法。
JP36041997A 1997-12-26 1997-12-26 水中点検清掃システム及び水中点検清掃方法 Withdrawn JPH11188327A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20150318063A1 (en) * 2014-04-30 2015-11-05 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc Systems and methods for reducing surface deposition and contamination
US9914513B2 (en) 2014-11-07 2018-03-13 Abb Schweiz Ag Transformer in-situ inspection vehicle with a cage hull

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