JPH11186155A - 露光動作の評価方法、該方法を使用する走査型露光装置及び該装置を用いたデバイス製造方法 - Google Patents

露光動作の評価方法、該方法を使用する走査型露光装置及び該装置を用いたデバイス製造方法

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JPH11186155A
JPH11186155A JP9364470A JP36447097A JPH11186155A JP H11186155 A JPH11186155 A JP H11186155A JP 9364470 A JP9364470 A JP 9364470A JP 36447097 A JP36447097 A JP 36447097A JP H11186155 A JPH11186155 A JP H11186155A
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substrate
evaluation
pattern
exposure
synchronous movement
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JP9364470A
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Gen Uchida
玄 内田
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Original Assignee
Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度かつ高速に最適露光条件を算出できる
露光動作の評価方法、そのような方法を使用する走査型
露光装置及びそのような装置を用いたデバイス製造方法
を提供する。 【解決手段】 原版Rと基板Wとを同期移動することに
より原版Rのパターンを基板W上に転写する走査型露光
装置10(図8参照)の露光動作を評価する方法であっ
て、走査型露光装置10を用い、前記同期移動の方向に
沿って評価パターンR1、R2が形成された原版Rと基
板Wとを同期移動することにより該基板W上に前記評価
パターンR1、R2を転写し、基板W上に転写された評
価パターンの転写誤差を求め、該測定結果に基づいて走
査型露光装置10の露光動作を評価する走査型露光装置
の露光動作を評価する方法。原版Rと基板Wとを同期移
動させながら基板W上に転写された評価パターンの転写
誤差を求め、その測定結果に基づいて走査型露光装置1
0の露光動作を評価するので、必ずしも多数のショット
を露光する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光動作の評価方
法と走査型露光装置及びデバイス製造方法に関し、特
に、露光動作により転写された所定のパターンの転写誤
差を求めることによってその露光動作を評価する評価方
法と該方法を使用する走査型露光装置及び該装置を用い
たデバイス製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路等のデバイスの製造方
法、例えば走査型露光のようなプロセスにおいては、主
に縮小投影露光装置によりレチクル上に描かれた回路パ
ターンを投影レンズを介してウエハ等の基板上に転写
し、その基板上に回路パターンを形成する。ここで、ス
リットを用いる走査型露光方法においては、露光中は一
定速度でスキャンする必要があり、そのためには走査露
光中の像面照度を一定値に保たなければならない。
【0003】またその転写の際、基板が正確に投影レン
ズの最適結像面に設定される様に、投影レンズの最適結
像面を検出して基板の高さと傾きとが走査精度に合わせ
て調整されるが、この調整が不正確な場合は、レチクル
上のパターンの投影像が基板上に正確に結像せず、基板
上ではボケたパターンが形成され、解像不良といった問
題が生じる。
【0004】一方、一の露光領域即ちショット毎の露光
量を正確に設定するためにレチクル側と基板側の同期ス
キャン精度も正確に設定しないと、基板上に形成される
回路パターンの線幅と目標とする設計線幅との間に誤差
が生じ、最終的に所望の特性を満足出来ないこととな
る。このように露光装置でパターンを投影露光する際に
は、投影レンズの最適露光焦点面位置や最適露光量等の
露光条件を正確に設定しないと、歩留まりの低下にもつ
ながってしまう。
【0005】従来は、このような露光条件あるいは露光
動作を正確に評価し設定するために、先ず本露光の前に
露光量とステージフォーカス面との少なくとも一方を変
えながら、限界解像度付近の最小線幅の矩形状パターン
からなる基準パターンを、複数ショット順次基板上に露
光して、図9に示されるような、レチクルR上のマトリ
ックス状に形成された基準レジストパターン像R21を
基板上に形成する。次に各ショット毎に、パターン像R
21を構成する線の幅、或いはパターン像の線の長さを
電子顕微鏡を用いて測定し、投影レンズの最適露光焦点
面と最適露光量を算出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の技
術によれば、電子顕微鏡を用いて線幅を検出するので、
測定には多大な時間を要していた。さらに、上記のよう
な従来の方法では、レチクルの基準パターンを露光条件
を変えながら基板上に複数のショットをマトリックス状
に投影露光し、その結果形成されたレジストパターン像
の線幅或いはパターン長を検出しなければならないの
で、最適な露光条件を算出するのに長い時間がかかると
いう問題があった。
【0007】そこで本発明は、上記問題点に鑑み、高精
度かつ高速の、露光動作の評価方法、そのような方法を
使用する走査型露光装置及びそのような装置を用いたデ
バイス製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による走査型露光装置の露光動
作を評価する方法は、原版と基板とを同期移動すること
により前記原版のパターンを前記基板上に転写する走査
型露光装置10(図8参照)の露光動作を評価する方法
であって;該走査型露光装置10を用い、前記同期移動
の方向に沿って評価パターンR1、R2(図1参照)が
形成された原版Rと基板Wとを同期移動することにより
該基板W上に前記評価パターンR1、R2を転写し;該
基板W上に転写された評価パターンの転写誤差を求め;
該測定結果に基づいて前記走査型露光装置10の露光動
作を評価することを特徴とする。ここで、原版は、マス
クやレチクルを含む概念であり、基板は、集積回路用の
ウエハや液晶表示装置用の硝子プレートを含む概念であ
る。また、評価すべき露光動作とは、典型的には同期走
査の精度であり、同期スピードの目標設計値からの誤差
や原版と基板の同期スピードの比の誤差、或いは基板ス
テージひいては基板のピッチング(図7(A))、ロー
リング(図7(B))、ヨーイング(図7(C))等で
あり、また基板と原版の相対的走査方向のずれ(図7
(D))も含まれる。
【0009】このように構成すると、原版Rと基板Wと
を同期移動させながら基板W上に転写された評価パター
ンR1、R2の転写誤差を求め、その測定結果に基づい
て走査型露光装置10の露光動作を評価するので、必ず
しも多数のショットを露光する必要がない。
【0010】上記方法では、請求項2に記載のように、
前記評価パターンは、前記同期移動の方向に沿って連続
的に形成された直線状のパターンR2であるのが好まし
い。
【0011】この場合は、露光動作の誤差は直線状のパ
ターンの線の幅の変化や傾きとして表れるので、それを
検出することにより露光動作の評価が可能となる。連続
的に形成された直線とは、ほぼ一様な太さの実線の他、
そのような実線において途中が断続的に中断された破線
であってもよい。
【0012】請求項3に記載のように、請求項1の評価
方法において、前記評価パターンが、前記同期移動の方
向に沿って所定の間隔で形成された複数のマークR1で
あるのが好ましい。
【0013】この場合は、露光動作の誤差は、所定の間
隔で形成された複数のマークの縦幅や横幅、特に横幅
(同期移動方向に直交する方向)の変化として表れるの
で、それを検出することにより露光動作の評価が可能と
なる。
【0014】上記方法では、請求項4に記載のように、
前記同期移動の方向に沿って所定の間隔で形成された複
数のマークは、それぞれ楔形または菱形R1、R11に
形成されているのが好ましい。
【0015】このように構成すると、マークの楔形また
は菱形の尖った先端部が限界解像度に敏感であるので、
露光動作の誤差は、その部分の欠けや丸くだれるという
形で表れる。
【0016】また請求項5に記載のように、以上のよう
な評価方法では、前記評価パターンは、前記同期移動の
方向に沿って複数列形成されているのが好ましい。この
場合は、露光動作の誤差は、複数列の列同士のパターン
の変形の差として表れる。ここで、列とは同期移動の方
向、行は同期移動の方向に直交する方向を指すものとす
る。
【0017】また、請求項6に記載のように、請求項1
に記載の評価方法では、前記基板上に形成された評価パ
ターンの転写誤差を、マスクの位置と対応させて求めて
もよい。ここでマスクの位置は、例えばパターンを転写
しているときに干渉計により測定されるマスクの座標に
よって表すことができる。
【0018】このように構成すると、基板上の評価パタ
ーンの転写誤差を、マスクの位置と対応させて求めるの
で、マスクの位置に応じた露光動作の評価ができ、同期
精度を知ることができる。
【0019】請求項7に係る発明による走査型露光装置
は、原版Rと基板Wとを同期移動することにより原版R
のパターンを基板W上に転写する走査型露光装置であっ
て;前記同期移動の方向に沿って評価パターンR1、R
2が形成された原版Rと基板Wとを同期移動させて基板
W上に評価パターンR1、R2を転写するための露光シ
ステムと;基板W上に転写された評価パターンR1、R
2の転写誤差を求める測定システム11、12と;該測
定結果に基づいて前記走査型露光システムの露光動作を
評価する評価システム13とを有することを特徴とす
る。
【0020】このように構成すると、露光システムは、
同期移動の方向に沿って評価パターンが形成された原版
と基板とを同期移動させて該基板上に前記評価パターン
を転写するので、必ずしも多数のショットを露光するこ
となく、走査型露光システムの露光動作の誤差がパター
ン像に反映される。
【0021】請求項8に係る発明によるデバイスの製造
方法は、請求項7に記載の走査型露光装置を用いてデバ
イスを製造することを特徴とする。
【0022】このように構成すると、同期移動の方向に
沿って評価パターンが形成された原版と基板とを同期移
動させて該基板上に前記評価パターンを転写するので、
必ずしも多数のショットを露光することなく、走査型露
光システムの露光動作の誤差がパターン像に反映される
結果、短時間で露光動作の誤差を検出し、修正できるの
で、高いスループットで半導体等のデバイスが製造でき
る。
【0023】請求項9に記載の評価方法では、請求項1
に記載の方法において、前記同期移動の方向に関して基
板W上の異なる位置に転写された評価パターンR1、R
2の各々の転写誤差に基づいて前記露光動作の評価を行
う。
【0024】請求項10に記載の評価方法では、請求項
5に記載の方法において、前記同期移動の方向と直交す
る方向に関して基板W上の異なる位置に転写された評価
パターンR1、R2の各々の転写誤差に基づいて前記露
光動作の評価を行う。
【0025】請求項11に記載の評価方法では、請求項
1に記載の方法において、前記露光動作の評価は、原版
Rと基板Wとの同期移動中における、速度誤差、ファー
カス誤差の少なくとも1つを評価する。
【0026】請求項12に記載の走査型露光装置では、
請求項7に記載の装置において、前記露光システムは、
原版Rを支持して同期移動する原版ステージRSTと基
板Wを支持して同期移動する基板ステージSTGとを有
し;前記評価システムは、原版Rと基板Wとの同期移動
中における、原版ステージRSTと基板ステージSTG
の少なくとも一方のピッチング、ローリング、及びヨー
イングの少なくとも一つを評価する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複
した説明は省略する。
【0028】図1は、本発明で用いる評価パターンの一
例である。ここでレチクルRは、図中の上下方向即ち後
述の直線状パターンR2に沿った方向が露光装置のスキ
ャン方向である。図1の例では、スキャン方向、即ち同
期移動の方向に沿って、所定の間隔で形成された複数の
マークとしての菱形R1が形成されている。これら複数
の菱形のパターンR1は、菱形の長辺がスキャン方向に
直角に向くように、また菱形の短辺がスキャン方向に向
いた仮想直線上に重なるように形成されている。図1で
は、スキャン方向に向いた仮想直線は破線で示されてい
る。前記所定の間隔は、スキャン方向において露光装置
の露光動作を評価するのに適切な数の菱形パターンが得
られる程度の間隔、例えば菱形の短辺1つ分〜5つ分程
度の長さとすればよい。一般的には3つ分前後が好まし
い。
【0029】図1の例では、複数の菱形パターンR1の
列に沿って、スキャン方向に連続的に形成された直線状
パターンR2が配置されている。図1の例では、このパ
ターンは一様な太さの直線として示されている。さらに
は、該一対の複数の菱形パターンR1の列と連続的に形
成された直線状パターンR2が、スキャン方向と直角の
方向に複数の対だけ、所定の間隔をもって配置されてい
る。その結果、これらの複数の対のパターンがレチクル
Rのほぼ全面をカバーしている。
【0030】図2は評価用パターンのうち菱形のものを
1つ取り出して示した拡大図である。図2(A)は菱形
そのものとして形成されたパターンR1であり、図2
(B)は(A)の菱形を短辺で切断してできる2個の二
等辺三角形(いわば楔形)の底辺同士を、間隔をおいて
対向して配置した図形パターンR11である。本発明で
は、(B)の図形パターンR11も(A)の菱形図形パ
ターンR1と同様に用いることができる。
【0031】図2では、菱形の長辺と短辺の比は3対1
程度としてあるが、これに限らず4対1、5対1でもよ
い。比が大きいほど菱形の長辺の先端が鋭くなり、露光
装置の投影光学系の限界解像度に敏感となり、その部分
の欠けや丸みを帯びるだれが顕著になる。また典型的に
は、菱形の短辺の長さは限界解像度より大きく設定す
る。菱形の長辺の先端部は切り落として、いわば台形を
2つ底辺で合わせた形状でもよいが、その場合は切り落
とした長辺の先端部の走査方向に沿った長さは限界解像
度より小さく設定する。
【0032】ここで図8を参照して、本実施の形態に係
る走査型露光装置の一例を説明する。図8において、照
明光学系IUからの光が、レチクルステージRST上に
載置された原版であるレチクルRを均一に照明する。
【0033】これによりレチクルR上にスリット上の照
明領域が形成される。なお、後述の投影光学系PLの光
軸と平行にZ軸をとり、その光軸に直交する平面内で照
明領域に対するレチクルRの走査方向(紙面と平行)に
Y軸をとり、その光軸に直交する平面内でレチクルRの
走査方向と直交する(紙面に垂直)にX軸をとる。
【0034】レチクルステージRSTはY方向に沿って
移動可能に設けられており、レチクルステージRSTの
Y方向の一端部には、移動鏡16が固定されている。レ
ーザ干渉計18からの測長ビームを移動鏡16で反射さ
せ、レチクルステージRSTのY方向の位置をレーザ干
渉計18により常時モニタする。レーザ干渉計18によ
り計測されたレチクルステージRSTの位置情報は、装
置全体を制御する制御ユニット14に供給される。制御
ユニット14はレチクルステージ駆動装置20を駆動し
て、レチクルステージRSTの移動を制御する。
【0035】レチクルステージRSTに関して照明光学
系IUと反対側には投影光学系PLが配置されており、
投影光学系PLに関してレチクルRのパターンの形成さ
れた面と共役な位置に基板であるウエハWの露光面が設
定されるように、ウエハWを載置するウエハステージS
TGが配置されている。
【0036】ウエハステージSTGは少なくともY方向
に移動可能に設けられており、ウエハステージSTGの
Y方向の一端部には移動鏡22が固定されている。レー
ザ干渉計24からの測長ビームを移動鏡22で反射さ
せ、ウエハステージSTGのY方向の位置を常時モニタ
する。レーザ干渉計24に計測されたウエハステージS
TGの位置情報は制御ユニット14に供給される。制御
ユニット14はウエハステージ駆動装置26を駆動し
て、ウエハステージSTGの移動を制御する。
【0037】走査露光方式でウエハWの露光を行う際に
は、レチクルRがレチクルステージRSTにより+Y方
向(−Y方向)に移動されるのに同期して、ウエハステ
ージSTGにより−Y方向(または+Y方向)に移動さ
れる。投影光学系PLの投影倍率をβ(例えば、1/
5、1/4)とすると、制御ユニット14はレーザ干渉
計18からレチクルステージRSTの位置情報を受けな
がら、レチクル駆動装置20を制御してレチクルRを+
Y方向にV/βで移動し、レーザ干渉計24からウエハ
ステージSTGの位置情報を受けながら、ウエハ駆動装
置26を制御して、レチクルRの移動に同期してウエハ
Wを−Y方向に速度Vで移動する。
【0038】一方ウエハステージSTG上に載置された
ウエハWを観察できるように、露光評価用光学系11
が、ウエハステージSTGの上方、投影光学系PLと同
じ側に且つ投影光学系PLの近傍に設けられている。露
光評価用光学系11は、内部に不図示の2次元センサー
を備えている。露光評価用光学系11には、該光学系1
1により取り込まれた画像を処理する画像処理部12が
信号伝送線により(例えば電気的に)接続されている。
画像処理部12にはさらに、処理された画像の形状測定
をする画像演算部13が信号伝送線により(例えば電気
的に(以下同様))接続されている。画像演算部13に
は、レチクルステージRSTとウエハステージSTGの
移動を制御する制御ユニット14が信号伝送線により接
続されている。
【0039】また、レーザ干渉計18、24により計測
された各ステージの位置を不図示の信号伝送線により画
像演算部13に入力できるように構成されている。
【0040】図8を参照して、以上説明した走査型露光
装置の露光動作を評価をする方法を説明する。照明光学
系IUにより照射されたスリット状露光光に対して、評
価パターンが形成されたレチクルRとウエハWとを同期
移動する。それにより、レチクルR上に描画された評価
パターンが投影光学系PLを介してウェハW上に投影露
光される。
【0041】この走査型露光装置により露光されたウェ
ハWは装置外へ運ばれ、現像後、再度この走査型露光装
置のウエハステージSTG上に搭載される。そして、露
光評価用光学系11により露光評価用パターンの測定を
行う。
【0042】このような露光評価用光学系では、光源で
ある例えばハロゲンランプからの光でウェハWを照明
し、ウェハW上に転写された評価用パターンからの反射
光を2次元センサー上に結像させ、そのパターンの画像
を画像処理部12に取り込み、画像演算部13により評
価用パターンの形状測定を行う。
【0043】図3と図4に、図1のパターンをウェハW
上に露光した場合のパターン像の例を示す。ウエハW上
には理想的には図1のパターンと同一の縮小露光パター
ン像が形成されるはずである。図3、図4には、そのよ
うな理想的な場合のパターン像と検出信号を表してあ
る。
【0044】図3には、対になった菱形パターンR1と
直線パターンR2を3対抽出して示してある。菱形パタ
ーン像R1は列方向に1個、行方向に3個抽出してあ
る。直線状パターンR2は上下部分は省略して示されて
いる。図3に示されているのは、3個の菱形パターンR
1の長辺が、露光装置の走査方向に直交する方向(行方
向)、即ち直線パターンR2に直交する方向の同一直線
A1−A2上に配置されている場合である。A1−A2
に沿って、上記パターン像を計測すると、パターン像が
理想的な場合であるので、A1−A2検出信号として示
されているように、規則正しい信号となる。なお、ここ
では便宜上、基板W上に形成されたパターンの像の符号
は、対応する原版上のパターンの符号と同一の符号R
1、R2を用いている。
【0045】図4には、走査方向(列方向)に連続した
3個の菱形パターンR1を抽出して示してある。ここで
3個の菱形の短辺は、ほぼ走査方向に向いた直線D1−
D2上にある。直線B1−B2は、図中菱形の長辺の左
側先端部から僅かに離れた位置に引かれた、直線D1−
D2に平行な直線であり、直線F1−F2は、図中菱形
の長辺の右側先端部から僅かに離れた位置に引かれた、
直線D1−D2に平行な直線である。また、直線C1−
C2は、直線D1−D2と直線B1−B2との中間に引
かれた、直線D1−D2に平行な直線であり、直線E1
−E2は、直線D1−D2と直線F1−F2との中間に
引かれた、直線D1−D2に平行な直線である。
【0046】図4には、上記パターン像を計測した場合
の検出信号をB1−B2、C1−C2、D1−D2、E
1−E2、F1−F2として示してある。本図に示され
ているのはパターン像が理想的な場合であるので、これ
らは規則正しい信号となる。
【0047】レチクルRとウェハWとの同期精度が一致
していなかった場合には、本来ウエハW上にできるはず
のパターンの形状が崩れてしまう。
【0048】図5、図6に、そのようにパターンが崩れ
た場合の一例が示されている。図5には、対になった菱
形パターンR1と直線パターンR2の像を2対(R1
a、R2a、R1b、R2b)抽出して示してある。図
5に示されているのは、2個の菱形パターンR1の長辺
が、露光装置の走査方向に直交する方向、即ち直線パタ
ーンR2に直交する方向の同一直線H1−H2上に配置
されている場合である。図5の場合は、菱形パターン像
R1aの長辺の先端部がだれて丸くなっている。次の直
線状パターン像R2aは図上で右側が欠けてしまってお
り、直線がその部分で細くなっている。次の菱形パター
ン像R1bはほぼ理想形に近い形状を保っている。次の
直線パターン像R2bも同様にほぼ理想形に近い形状を
保っている。
【0049】このようなパターン像を、走査方向に直交
する方向に先ず直線H1−H2に沿って計測すると、パ
ターン像が上記のように変形しているので、図6にH1
−H2検出信号として示されているように、菱形パター
ン像R1aに対応する部分の長さは、菱形パターン像R
1bに対応する部分の長さより短くなる。長辺の先端部
がだれて長辺が短くなっているからである。同様に、直
線パターン像R2aに対応する部分の長さは、直線パタ
ーン像R2bに対応する部分の長さより短くなってい
る。直線パターン像R2aの右側がだれて、直線の幅が
狭くなっているからである。
【0050】このように走査方向に直交する方向に並ぶ
パターンの形状測定を行うことにより、レチクルRの同
期移動中の位置に対応してパターンの転写誤差を知るこ
とができる。
【0051】図6には、走査方向に連続した4個の菱形
パターンR1の像を抽出して示してある(R1c、R1
d、R1e、R1f)。ここで4個の菱形像の短辺は、
ほぼ走査方向に向いた直線K1−K2上にある。直線I
1−I2は、図中菱形の長辺の左側先端部から僅かに離
れた位置に引かれた、直線K1−K2に平行な直線であ
り、直線M1−M2は、図中菱形の長辺の右側先端部か
ら僅かに離れた位置に引かれた、直線K1−K2に平行
な直線である。また、直線J1−J2は、直線K1−K
2と直線I1−I2との中間に引かれた、直線K1−K
2に平行な直線であり、直線L1−L2は、直線K1−
K2と直線M1−M2との中間に引かれた、直線K1−
K2に平行な直線である。
【0052】図6の菱形パターン像R1cはほぼ理想に
近い形状をしている。図中その下のパターン像R1dは
長辺の左側先端部は理想に近いものの、右側先端部が丸
くだれている。次のパターン像R1eはほぼ理想に近い
図形を保っている。次のパターン像R1fは長辺の左側
先端部が欠けている。但し直線J1−J2にかかる部分
までは理想の図形と同様である。そして、右側先端部が
丸くだれている。
【0053】図6には、上記パターン像を計測した場合
の検出信号をI1−I2、J1−J2、K1−K2、L
1−L2、M1−M2として示してある。本図に示され
ていパターン像は、前記のように変形している。直線I
1−I2に沿った検出信号は、いずれにしても直線I1
−I2が菱形図形にかかっていないのでフラットであ
る。直線J1−J2に沿った検出信号は、やはり菱形図
形の変形部分にはかかっていないので、規則正しい信号
変化になっている。直線K1−K2即ち菱形の短辺に沿
った検出信号は、ほぼ規則正しい信号変化になってい
る。直線L1−L2に沿った検出信号は、パターンR1
cは変形がないので正常な信号レベルとなっているが、
パターンR1dの長辺先端部は丸くだれており、直線L
1−L2はそこをかすめて通過しているので、信号レベ
ルが低くなっている。次のパターンR1eはほぼ理想形
状であるので、信号レベルは正常値を示している。次の
パターンR1fは、長辺の右側先端部がだれて直線L1
−L2にかかる部分が欠けているのでフラットな信号に
なっている。直線M1−M2は菱形図形にかかっていな
いので、信号は全体がフラットになっている。
【0054】次に図7を参照して、直線パターンの転写
誤差、即ち直線パターン像の変化を求めて、レチクルR
とウエハWとの同期移動中の同期誤差のうちレチクルR
とウエハWとの相対的な、ピッチング、ローリング、ヨ
ーイング及び斜行(レチクルRとウエハWとの同期移動
方向が本来の方向に対して相対的に傾斜をもっている場
合)を知り、露光装置の露光動作を評価するやり方を説
明する。
【0055】図7(A)は、ウエハWを載置したウエハ
ステージSTGが同期移動中にピッチングしている場合
である。走査の方向はY1で示されている。このピッチ
ングのため、直線パターンが周期的に太い細いを繰り返
している。この場合はピッチング以外による転写誤差は
発生していないものとしているので、図中転写された平
行な2本の直線パターン像は同一の変化をしている。
【0056】図7(B)は、ウエハWを載置したウエハ
ステージSTGが同期移動中にローリングしている場合
である。走査の方向はY2で示されている。ローリング
のため、直線パターンが太い細いを繰り返すが、図中転
写された平行な2本の直線パターン像は、一方が太いと
きは他方が細くなる変化をしている。
【0057】図7(C)は、ウエハWを載置したウエハ
ステージSTGが同期移動中にヨーイングしている場合
である。走査の方向はY3で示されている。ヨーイング
のため、直線パターンが蛇行するが、図中転写された平
行な2本の直線パターン像は、平行に全く同一の変化を
している。
【0058】図7(D)は、レチクルRとウエハWとが
相対的に斜行して同期移動されている場合である。走査
の方向はX4で示されている。斜行のため、直線パター
ンが傾くが、図中転写された平行な2本の直線パターン
像は、平行に全く同一方向に斜行している。
【0059】このように画像信号が、崩れたパターン像
の形状にリンクして、非対称な形になる。実際は、ピッ
チング、ローリング、ヨーイング及び斜行は、以上示し
たように全く単独で表れる場合は少なく、複合して表れ
る。しかしながら複数のパターン像を観察し分析するこ
とにより、レチクルRとウエハWの同期移動にどのよう
な異常が起こっているかを求めることができ、露光動作
を評価することができる。
【0060】また、図10に示すような菱形のパターン
では、レチクルRとウエハWとの同期移動中の速度誤差
や、フォーカス状態によって、ウエハW上に転写される
パターンの縦幅aや横幅bが変化する。したがって画像
演算部13でこれらの幅を測定することにより、同期移
動中の速度誤差やファーカス誤差を検出できる。
【0061】以上のような転写誤差を測定ないしは求め
ることにより、それを画像演算部13によって評価用パ
ターン幅とスキャン速度・フォーカス位置との関係デー
タと比較し、当初設定した装置パラメータとの差分を付
加して新たなる装置パラメータとする。
【0062】同時に露光量の制御も装置パラメータの一
つとして、露光光の光量や同期移動速度の制御により行
えばよい。これにより、露光装置のオフセット量が、簡
易的にかつ高速に測定されて好ましい露光条件が設定さ
れ、安定した線幅を得ることが可能となる。
【0063】以上説明したように、本発明に用いる評価
用レチクルは、一般に、走査型露光装置の露光条件を検
査するためのテスト用レチクルであって、被検査走査型
露光装置の限界解像度近傍の太さの所定部分を複数有す
る所定パターンが、前記所定部分が前記レチクル上で所
定の方向に配列されたものであるということができる。
また、前記所定パターンは、テーパを有する図形であ
って該テーパの最小幅部が前記限界解像度より小さく最
大幅部が前記限界解像度より大きい図形を含むことを特
徴としてもよい。
【0064】また、前記所定パターンは、走査方向にほ
ぼ前記レチクルの全長に渡って伸びたほぼ一様な太さの
複数の直線を含むことを特徴としてもよい。
【0065】また、以上のような評価用レチクルを、レ
チクルステージ上に、前記所定の方向が前記被検査走査
型露光装置の走査方向にほぼ一致するように載置する工
程と、前記テスト用レチクルを介して、前記所定パター
ンを基板上に走査型露光をする工程とを備える、走査型
露光装置の露光条件の検査方法としてもよい。
【0066】また、この検査方法によって検査された走
査型露光装置で製品パターンを走査型露光して、半導体
デバイスを製造することができる。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原版と基
板とを同期移動させながら基板上に転写された評価パタ
ーンの転写誤差を求め、その測定結果に基づいて走査型
露光装置の露光動作を評価するので、必ずしも多数のシ
ョットを露光することなく、高精度かつ高速に露光動作
の評価ができる。また、高精度かつ高速に露光動作を評
価して、誤差があればそれを正した上で露光して、デバ
イスを製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いるパターンの例を示す平面
図である。
【図2】本発明の実施に用いるパターンのうち、所定の
間隔で形成された複数のマークの一例を示す図である。
【図3】図1に示されるパターンを用い高い同期精度で
転写された像を露光評価用光学系により、走査方向に直
交する方向に検出した信号を示す図である。
【図4】図1に示されるパターンを用い高い同期精度で
転写された像を露光評価用光学系により、走査方向に検
出した信号を示す図である。
【図5】図1に示されるパターンを用い同期精度誤差に
より変形して転写された像を露光評価用光学系により、
走査方向に直交する方向に検出した信号を示す図であ
る。
【図6】図1に示されるパターンを用い同期精度誤差に
より変形して転写された像を露光評価用光学系により、
走査方向に検出した信号を示す図である。
【図7】走査方向に向いた直線状パターンを用い、ピッ
チング、ローリング、ヨーイング、斜行により変形等し
て転写された像の例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態である走査型露光装置の概
略側面図である。
【図9】従来の同期精度評価方法に用いられるショット
パターンを示す図である。
【図10】本発明の実施に用いる菱形パターンを抽出し
て示した平面図である。
【符号の説明】
10 走査型露光装置 11 露光評価用光学系 12 画像処理部 13 画像演算部 14 制御ユニット IU 照明光学系 PL 投影光学系 R レチクル R1、R2、R11 評価用パターン RST レチクルステージ W ウエハ STG ステージ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原版と基板とを同期移動することにより
    前記原版のパターンを前記基板上に転写する走査型露光
    装置の露光動作を評価する方法であって;該走査型露光
    装置を用い、前記同期移動の方向に沿って評価パターン
    が形成された原版と基板とを同期移動することにより該
    基板上に前記評価パターンを転写し;該基板上に転写さ
    れた評価パターンの転写誤差を求め;該測定結果に基づ
    いて前記走査型露光装置の露光動作を評価することを特
    徴とする評価方法。
  2. 【請求項2】 前記評価パターンは、前記同期移動の方
    向に沿って連続的に形成された直線状パターンであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  3. 【請求項3】 前記評価パターンは、前記同期移動の方
    向に沿って所定の間隔で形成された複数のマークである
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  4. 【請求項4】 前記同期移動の方向に沿って所定の間隔
    で形成された複数のマークは、それぞれ楔形または菱形
    に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の評
    価方法。
  5. 【請求項5】 前記評価パターンは、前記同期移動の方
    向に沿って複数列形成されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれかに記載の評価方法。
  6. 【請求項6】 前記基板上に形成された評価パターンの
    転写誤差を、前記マスクの位置と対応させて求めること
    を特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  7. 【請求項7】 原版と基板とを同期移動することにより
    前記原版のパターンを前記基板上に転写する走査型露光
    装置であって;前記同期移動の方向に沿って評価パター
    ンが形成された原版と基板とを同期移動させて該基板上
    に前記評価パターンを転写するための露光システムと;
    該基板上に転写された評価パターンの転写誤差を求める
    測定システムと;該測定結果に基づいて前記露光システ
    ムの露光動作を評価する評価システムと;を有すること
    を特徴とする走査型露光装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の走査型露光装置を用い
    てデバイスを製造することを特徴とするデバイス製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記同期移動の方向に関して前記基板上
    の異なる位置に転写された評価パターンの各々の転写誤
    差に基づいて前記露光動作の評価を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の評価方法。
  10. 【請求項10】 前記同期移動の方向と直交する方向に
    関して前記基板上の異なる位置に転写された評価パター
    ンの各々の転写誤差に基づいて前記露光動作の評価を行
    うことを特徴とする請求項5に記載の評価方法。
  11. 【請求項11】 前記露光動作の評価は、前記原版と前
    記基板との同期移動中における、速度誤差、ファーカス
    誤差の少なくとも1つを評価することを特徴とする請求
    項1に記載の評価方法。
  12. 【請求項12】 前記露光システムは、前記原版を支持
    して同期移動する原版ステージと前記基板を支持して同
    期移動する基板ステージとを有し;前記評価システム
    は、前記原版と前記基板との同期移動中における、前記
    原版ステージと前記基板ステージの少なくとも一方のピ
    ッチング、ローリング、及びヨーイングの少なくとも一
    つを評価することを特徴とする請求項7に記載の走査型
    露光装置。
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