JPH11185650A - カラー受像管 - Google Patents
カラー受像管Info
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- JPH11185650A JPH11185650A JP9349184A JP34918497A JPH11185650A JP H11185650 A JPH11185650 A JP H11185650A JP 9349184 A JP9349184 A JP 9349184A JP 34918497 A JP34918497 A JP 34918497A JP H11185650 A JPH11185650 A JP H11185650A
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- shadow mask
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0727—Aperture plate
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャドウマスクの有効面の曲面保持強度を高
めて変形やドーミングがおこりにくいカラー受像管を構
成することを目的とする。 【解決手段】 カラー受像管において、実質的に矩形状
のシャドウマスクの有効面21に補強ビード28を設け、そ
の高さを、長軸付近の短軸からの距離ｘ1 の位置でｄx
1、長辺に近い短軸からの距離ｘ2 の位置でｄx2、短軸
上の長軸からの距離ｙ1 の位置でｄy1、短辺に近い長軸
からの距離ｙ2 の位置でｄy2とし、ｘ1,ｘ2,ｙ1,ｙ2 が
ほぼ等しいとき、ｄx1＞ｄx2，ｄy1＞ｄy2，ｄy1≧Ｄx1
の関係を満たす構造にした。
めて変形やドーミングがおこりにくいカラー受像管を構
成することを目的とする。 【解決手段】 カラー受像管において、実質的に矩形状
のシャドウマスクの有効面21に補強ビード28を設け、そ
の高さを、長軸付近の短軸からの距離ｘ1 の位置でｄx
1、長辺に近い短軸からの距離ｘ2 の位置でｄx2、短軸
上の長軸からの距離ｙ1 の位置でｄy1、短辺に近い長軸
からの距離ｙ2 の位置でｄy2とし、ｘ1,ｘ2,ｙ1,ｙ2 が
ほぼ等しいとき、ｄx1＞ｄx2，ｄy1＞ｄy2，ｄy1≧Ｄx1
の関係を満たす構造にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー受像管に
係り、特にシャドウマスクの曲面保持強度を向上させた
カラー受像管に関する。
係り、特にシャドウマスクの曲面保持強度を向上させた
カラー受像管に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にカラー受像管は、図９に示すよう
に、曲面からなる有効部１の周辺部にスカート部２が設
けられた実質的に矩形状のパネル３と漏斗状のファンネ
ル４とからなる外囲器を有する。そのパネル３の有効部
１の内面に、青、緑、赤に発光する３色蛍光体層からな
る蛍光体スクリーン５が設けられている。またこの蛍光
体スクリーン５に対向して、その内側に実質的に矩形状
のシャドウマスク６が配置されている。一方、ファンネ
ル４のネック８内に、３電子ビーム９B ，９G ，９R を
放出する電子銃１０が配設されている。そして、この電
子銃１０から放出される３電子ビーム９B ，９G ，９R
をファンネル４の外側に装着された偏向装置１２により
偏向し、シャドウマスク６を介して蛍光体スクリーン５
を水平、垂直走査することにより、カラー画像を表示す
る構造に形成されている。
に、曲面からなる有効部１の周辺部にスカート部２が設
けられた実質的に矩形状のパネル３と漏斗状のファンネ
ル４とからなる外囲器を有する。そのパネル３の有効部
１の内面に、青、緑、赤に発光する３色蛍光体層からな
る蛍光体スクリーン５が設けられている。またこの蛍光
体スクリーン５に対向して、その内側に実質的に矩形状
のシャドウマスク６が配置されている。一方、ファンネ
ル４のネック８内に、３電子ビーム９B ，９G ，９R を
放出する電子銃１０が配設されている。そして、この電
子銃１０から放出される３電子ビーム９B ，９G ，９R
をファンネル４の外側に装着された偏向装置１２により
偏向し、シャドウマスク６を介して蛍光体スクリーン５
を水平、垂直走査することにより、カラー画像を表示す
る構造に形成されている。
【０００３】上記シャドウマスク６は、電子銃１０から
放出される３電子ビーム９B ，９G，９R を３色蛍光体
層に正しく入射するように選別するためのものであり、
上記蛍光体スクリーン５と対向する曲面からなる有効面
１４に多数の電子ビーム通過孔が所定の配列で形成さ
れ、この有効面１４の周辺にスカート部１５が設けられ
た実質的に矩形状のマスク本体１６と、このマスク本体
１６のスカート部１５に取付けられた実質的に矩形状の
マスクフレーム１７とからなる。
放出される３電子ビーム９B ，９G，９R を３色蛍光体
層に正しく入射するように選別するためのものであり、
上記蛍光体スクリーン５と対向する曲面からなる有効面
１４に多数の電子ビーム通過孔が所定の配列で形成さ
れ、この有効面１４の周辺にスカート部１５が設けられ
た実質的に矩形状のマスク本体１６と、このマスク本体
１６のスカート部１５に取付けられた実質的に矩形状の
マスクフレーム１７とからなる。
【０００４】このようなカラー受像管は、現在、蛍光体
スクリーン５を構成する３色蛍光体層を垂直方向に細長
いストライプ状とするとともに、シャドウマスク６を、
垂直方向にブリッジを介して複数個の電子ビーム通過孔
が一列状に配列された構造とし、電子銃１０を同一水平
面上を通る一列配置の３電子ビーム９B ，９G ，９Rを
放出する電子銃としたインライン型カラー受像管が主流
となっている。
スクリーン５を構成する３色蛍光体層を垂直方向に細長
いストライプ状とするとともに、シャドウマスク６を、
垂直方向にブリッジを介して複数個の電子ビーム通過孔
が一列状に配列された構造とし、電子銃１０を同一水平
面上を通る一列配置の３電子ビーム９B ，９G ，９Rを
放出する電子銃としたインライン型カラー受像管が主流
となっている。
【０００５】一般にカラー受像管は、蛍光体スクリーン
５上に色ずれのない画像を表示するためには、シャドウ
マスク６の電子ビーム通過孔を通過した電子ビーム９B
，９G ，９R が３色蛍光体層に正しくランディングす
るようにしなければならない。そのためには、パネル３
とシャドウマスク６との位置関係を正しく保つことが必
要である。
５上に色ずれのない画像を表示するためには、シャドウ
マスク６の電子ビーム通過孔を通過した電子ビーム９B
，９G ，９R が３色蛍光体層に正しくランディングす
るようにしなければならない。そのためには、パネル３
とシャドウマスク６との位置関係を正しく保つことが必
要である。
【０００６】ところで、近年、カラー受像管は、視認性
向上のため、パネルの有効部が平坦化され、このパネル
の平坦化にともなって、シャドウマスクの有効面も平坦
化され、有効面の曲率が小さくなっている。
向上のため、パネルの有効部が平坦化され、このパネル
の平坦化にともなって、シャドウマスクの有効面も平坦
化され、有効面の曲率が小さくなっている。
【０００７】このように有効面の曲率が小さくなると、
製造工程において、シャドウマスクの変形が生じ、色純
度を大幅に劣化させる。
製造工程において、シャドウマスクの変形が生じ、色純
度を大幅に劣化させる。
【０００８】またカラー受像管の動作時、シャドウマス
ク６の電子ビーム通過孔を通って蛍光体スクリーン５に
達する電子ビーム９B ，９G ，９R は、電子銃１０から
放出される全電子ビームの１／３以下であり、他の電子
ビームは、シャドウマスク６の電子ビーム通過孔以外の
部分に衝突して熱エネルギに変換され、シャドウマスク
６を加熱する。その結果生ずる熱膨張により、シャドウ
マスク６は、蛍光体スクリーン５方向に膨出するドーミ
ングをおこす。このドーミングにより、パネル３の有効
部１内面とシャドウマスク６の有効面１４との間隔が許
容範囲を越えると、蛍光体層に対する電子ビーム９B ，
９G ，９R のランディングがずれ、色純度の劣化がおこ
る。このシャドウマスク６の熱膨張によるランディング
ずれの大きさは、画像パターンの輝度、そのパターンの
継続時間などにより大きく異なる。特に局部的に高輝度
パターンを表示した場合には、局部的なドーミングがお
こり、短時間のうちに局部的なランディングずれが生ず
る。
ク６の電子ビーム通過孔を通って蛍光体スクリーン５に
達する電子ビーム９B ，９G ，９R は、電子銃１０から
放出される全電子ビームの１／３以下であり、他の電子
ビームは、シャドウマスク６の電子ビーム通過孔以外の
部分に衝突して熱エネルギに変換され、シャドウマスク
６を加熱する。その結果生ずる熱膨張により、シャドウ
マスク６は、蛍光体スクリーン５方向に膨出するドーミ
ングをおこす。このドーミングにより、パネル３の有効
部１内面とシャドウマスク６の有効面１４との間隔が許
容範囲を越えると、蛍光体層に対する電子ビーム９B ，
９G ，９R のランディングがずれ、色純度の劣化がおこ
る。このシャドウマスク６の熱膨張によるランディング
ずれの大きさは、画像パターンの輝度、そのパターンの
継続時間などにより大きく異なる。特に局部的に高輝度
パターンを表示した場合には、局部的なドーミングがお
こり、短時間のうちに局部的なランディングずれが生ず
る。
【０００９】この局部的なドーミングは、マスク本体１
６の有効面１４の長軸方向幅の１／３程度の位置に現れ
やすく、これに対応して、この局部的なドーミングによ
るランディングずれは、図１０に示すように、蛍光体ス
クリーン５の中心から長軸（Ｘ軸）方向幅Ｗの１／３付
近の位置に示した楕円領域１９に現れやすく、しかもシ
ャドウマスク６の有効面１４の曲率が小さくなるにした
がって現れやすい。
６の有効面１４の長軸方向幅の１／３程度の位置に現れ
やすく、これに対応して、この局部的なドーミングによ
るランディングずれは、図１０に示すように、蛍光体ス
クリーン５の中心から長軸（Ｘ軸）方向幅Ｗの１／３付
近の位置に示した楕円領域１９に現れやすく、しかもシ
ャドウマスク６の有効面１４の曲率が小さくなるにした
がって現れやすい。
【００１０】上記シャドウマスク６のドーミングによる
画質の劣化を防止する手段として、特開平７−１６１３
０６号公報には、有効面に段差（補強ビード）を設けて
有効面の曲面保持強度を高め、局部的なドーミングを抑
制するようにしたシャドウマスク示されている。
画質の劣化を防止する手段として、特開平７−１６１３
０６号公報には、有効面に段差（補強ビード）を設けて
有効面の曲面保持強度を高め、局部的なドーミングを抑
制するようにしたシャドウマスク示されている。
【００１１】しかし有効面の曲率が小さいシャドウマス
クにこのような段差を設けて、十分な効果が得られるよ
うにその位置や高さを設定すると、局部的にパネルの有
効部内面とシャドウマスクの有効面との間隔が変化する
ことにより、シャドウマスクをフォトマスクとして写真
印刷法により形成される蛍光体スクリーンに段差の影響
が現れ、蛍光体スクリーンの品位がいちじるしく劣化す
る。そのため、段差の高さは、蛍光体スクリーンの品位
から、０．１〜０．２mm程度が限度である。そのため、
有効面の曲率が小さいシャドウマスクでは、その曲面保
持強度を十分に高くすることができない。
クにこのような段差を設けて、十分な効果が得られるよ
うにその位置や高さを設定すると、局部的にパネルの有
効部内面とシャドウマスクの有効面との間隔が変化する
ことにより、シャドウマスクをフォトマスクとして写真
印刷法により形成される蛍光体スクリーンに段差の影響
が現れ、蛍光体スクリーンの品位がいちじるしく劣化す
る。そのため、段差の高さは、蛍光体スクリーンの品位
から、０．１〜０．２mm程度が限度である。そのため、
有効面の曲率が小さいシャドウマスクでは、その曲面保
持強度を十分に高くすることができない。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、パネル
の平坦化にともなってシャドウマスクの有効面の曲率が
小さくなったカラー受像管がある。しかし有効面の曲率
が小さくなると、製造工程においてシャドウマスクの変
形がおこる。またカラー受像管の動作時、電子ビームの
衝突による局部的なドーミングがおこりやすくなり、こ
れらシャドウマスクの変形や局部的なドーミングにより
色純度の劣化がおこる。
の平坦化にともなってシャドウマスクの有効面の曲率が
小さくなったカラー受像管がある。しかし有効面の曲率
が小さくなると、製造工程においてシャドウマスクの変
形がおこる。またカラー受像管の動作時、電子ビームの
衝突による局部的なドーミングがおこりやすくなり、こ
れらシャドウマスクの変形や局部的なドーミングにより
色純度の劣化がおこる。
【００１３】上記ドーミングによる画質の劣化を防止す
る手段として、有効面に段差を設けて有効面の曲面保持
強度を高めるシャドウマスクが提案されている。しかし
段差の高さには制限があるため、有効面の曲率が小さい
シャドウマスクでは、その曲面保持強度を十分に高める
ことができない。
る手段として、有効面に段差を設けて有効面の曲面保持
強度を高めるシャドウマスクが提案されている。しかし
段差の高さには制限があるため、有効面の曲率が小さい
シャドウマスクでは、その曲面保持強度を十分に高める
ことができない。
【００１４】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、シャドウマスクの有効面の曲面保
持強度を高めて変形やドーミングによる画質の劣化がお
こりにくいカラー受像管を構成することを目的とする。
なされたものであり、シャドウマスクの有効面の曲面保
持強度を高めて変形やドーミングによる画質の劣化がお
こりにくいカラー受像管を構成することを目的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】（１） 実質的に矩形状
のパネルの有効部内面に設けられた蛍光体スクリーンに
対向する有効面に多数の電子ビーム通過孔が形成された
実質的に矩形状のシャドウマスクを有するカラー受像管
において、シャドウマスクの有効面に１個または複数個
の補強ビードを設け、この補強ビードの高さを、長軸付
近の短軸からの距離ｘ1 の位置でｄx1、長辺に近い短軸
からの距離ｘ2 の位置でｄx2、短軸上の長軸からの距離
ｙ1 の位置でｄy1、短辺に近い長軸からの距離ｙ2 の位
置でｄy2とし、そのｘ1 ，ｘ2 ，ｙ1 ，ｙ2 を
のパネルの有効部内面に設けられた蛍光体スクリーンに
対向する有効面に多数の電子ビーム通過孔が形成された
実質的に矩形状のシャドウマスクを有するカラー受像管
において、シャドウマスクの有効面に１個または複数個
の補強ビードを設け、この補強ビードの高さを、長軸付
近の短軸からの距離ｘ1 の位置でｄx1、長辺に近い短軸
からの距離ｘ2 の位置でｄx2、短軸上の長軸からの距離
ｙ1 の位置でｄy1、短辺に近い長軸からの距離ｙ2 の位
置でｄy2とし、そのｘ1 ，ｘ2 ，ｙ1 ，ｙ2 を
【数３】 とするとき、ｄx1，ｄx2，ｄy1，ｄy2を
【数４】 の関係を満た構造にした。
【００１６】（２） （１）のカラー受像管において、
補強ビードを長軸に平行な帯状に形成した。
補強ビードを長軸に平行な帯状に形成した。
【００１７】（３） （１）のカラー受像管において、
補強ビードを短軸に平行な帯状に形成した。
補強ビードを短軸に平行な帯状に形成した。
【００１８】（４） 実質的に矩形状のパネルの有効部
内面に設けられた蛍光体スクリーンに対向する有効面に
多数の電子ビーム通過孔が形成された実質的に矩形状の
シャドウマスクを有するカラー受像管において、シャド
ウマスクの有効面の長辺間隔Ｓl または短辺間隔Ｓs と
するとき、有効面に長軸または短軸に平行な１個または
複数個の補強ビードを有効面の中心を中心とするＳl ／
３またはＳs ／３以内の領域に設けた。
内面に設けられた蛍光体スクリーンに対向する有効面に
多数の電子ビーム通過孔が形成された実質的に矩形状の
シャドウマスクを有するカラー受像管において、シャド
ウマスクの有効面の長辺間隔Ｓl または短辺間隔Ｓs と
するとき、有効面に長軸または短軸に平行な１個または
複数個の補強ビードを有効面の中心を中心とするＳl ／
３またはＳs ／３以内の領域に設けた。
【００１９】（５） （１）乃至（４）のいずれかのカ
ラー受像管において、有効面を曲面とし、この有効面の
曲率を中央部付近よりも周辺不付近の方を大きいした。
ラー受像管において、有効面を曲面とし、この有効面の
曲率を中央部付近よりも周辺不付近の方を大きいした。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【００２１】図１にその一形態であるカラー受像管を示
す。このカラー受像管は、曲面からなる有効部１の周辺
部にスカート部２が設けられた実質的に矩形状のパネル
３と漏斗状のファンネル４からなる外囲器を有する。そ
のパネル３の有効部１の内面に、たとえばストライプ状
の青、緑、赤に発光する３色蛍光体層からなる蛍光体ス
クリーン５が設けられている。またこの蛍光体スクリー
ン５に対向して、その内側に後述する実質的に矩形状の
シャドウマスク２０が配置されている。一方、ファンネ
ル４のネック８内に、３電子ビーム９B ，９G ，９R を
放出する電子銃１０が配設されている。そして、この電
子銃１０から放出される３電子ビーム９B ，９G ，９R
をファンネル４の外側に装着された偏向装置１２により
偏向し、シャドウマスク６を介して蛍光体スクリーン５
を水平、垂直走査することにより、カラー画像を表示す
る構造に形成されている。
す。このカラー受像管は、曲面からなる有効部１の周辺
部にスカート部２が設けられた実質的に矩形状のパネル
３と漏斗状のファンネル４からなる外囲器を有する。そ
のパネル３の有効部１の内面に、たとえばストライプ状
の青、緑、赤に発光する３色蛍光体層からなる蛍光体ス
クリーン５が設けられている。またこの蛍光体スクリー
ン５に対向して、その内側に後述する実質的に矩形状の
シャドウマスク２０が配置されている。一方、ファンネ
ル４のネック８内に、３電子ビーム９B ，９G ，９R を
放出する電子銃１０が配設されている。そして、この電
子銃１０から放出される３電子ビーム９B ，９G ，９R
をファンネル４の外側に装着された偏向装置１２により
偏向し、シャドウマスク６を介して蛍光体スクリーン５
を水平、垂直走査することにより、カラー画像を表示す
る構造に形成されている。
【００２２】上記シャドウマスク２０は、図２に示すよ
うに、蛍光体スクリーンと対向する曲面からなる有効面
２１に多数の電子ビーム通過孔（図示せず）が所定の配
列で形成され、この有効面２１の周辺にスカート部２３
が設けられた実質的に矩形状のマスク本体２４と、この
マスク本体２４のスカート部２３に取付けられた実質的
に矩形状のマスクフレーム２５とからなる。そして図１
に示したように、マスクフレーム２５に固定された弾性
支持体２６をパネル３のスカート部２に設けられた支持
ピン２７に係止することによりパネル３の内側に支持さ
れている。
うに、蛍光体スクリーンと対向する曲面からなる有効面
２１に多数の電子ビーム通過孔（図示せず）が所定の配
列で形成され、この有効面２１の周辺にスカート部２３
が設けられた実質的に矩形状のマスク本体２４と、この
マスク本体２４のスカート部２３に取付けられた実質的
に矩形状のマスクフレーム２５とからなる。そして図１
に示したように、マスクフレーム２５に固定された弾性
支持体２６をパネル３のスカート部２に設けられた支持
ピン２７に係止することによりパネル３の内側に支持さ
れている。
【００２３】特にこの実施の形態においては、上記マス
ク本体２４の有効面２１の全面に、その長軸（Ｘ軸）に
平行に波状に折曲げられた複数個の帯状補強ビード２８
が設けられている。
ク本体２４の有効面２１の全面に、その長軸（Ｘ軸）に
平行に波状に折曲げられた複数個の帯状補強ビード２８
が設けられている。
【００２４】その帯状補強ビード２８の高さｄは、位置
により異なり、長軸付近の短軸（Ｙ軸）から距離ｘ1 離
れた位置での高さをｄx1、この長軸付近の位置よりも長
辺側の短軸から距離ｘ2 離れた位置での高さをｄx2、短
軸上の長軸から距離ｙ1 離れた位置での高さをｄy1、こ
の短軸上の位置よりも短辺側の長軸からの距離ｙ2 離れ
た位置での高さをｄy2とし、そのｘ1 ，ｘ2 ，ｙ1 ，ｙ
2 を
により異なり、長軸付近の短軸（Ｙ軸）から距離ｘ1 離
れた位置での高さをｄx1、この長軸付近の位置よりも長
辺側の短軸から距離ｘ2 離れた位置での高さをｄx2、短
軸上の長軸から距離ｙ1 離れた位置での高さをｄy1、こ
の短軸上の位置よりも短辺側の長軸からの距離ｙ2 離れ
た位置での高さをｄy2とし、そのｘ1 ，ｘ2 ，ｙ1 ，ｙ
2 を
【数５】 とするとき、ｄx1，ｄx2，ｄy1，ｄy2が
【数６】 の関係を満たすものとなっている。このｄx1，ｄx2，ｄ
y1，ｄy2の関係の一例を、有効面２１の中心Ｏからの距
離ｒf を横軸として図３に示す。
y1，ｄy2の関係の一例を、有効面２１の中心Ｏからの距
離ｒf を横軸として図３に示す。
【００２５】上記のようにシャドウマスク２０の有効面
２１に補強ビード２８を設けると、シャドウマスクをフ
ォトマスクとして写真印刷法により形成される蛍光体ス
クリーンの品位を劣化させることなく、シャドウマスク
の曲面保持強度を高め、製造工程におけるシャドウマス
クの変形や、カラー受像管動作時のドーミングを抑制し
て、画質の劣化がおこりにくいカラー受像管とすること
ができる。
２１に補強ビード２８を設けると、シャドウマスクをフ
ォトマスクとして写真印刷法により形成される蛍光体ス
クリーンの品位を劣化させることなく、シャドウマスク
の曲面保持強度を高め、製造工程におけるシャドウマス
クの変形や、カラー受像管動作時のドーミングを抑制し
て、画質の劣化がおこりにくいカラー受像管とすること
ができる。
【００２６】すなわち、マスク本体２４の有効面２１の
全面にその長軸に平行に複数個の帯状補強ビード２８を
設けると、図４（ａ）乃至（ｄ）に示すように、マスク
本体２４の長軸上、短軸上、対角軸（Ｄ軸）上位置３
０，３１，３２での短軸（Ｙ軸）に平行な断面への電子
ビーム９（９B ，９G ，９R ）の入射角（入射方向）
は、長軸上位置３０付近では、同（ｂ）に示したよう
に、補強ビードの波状の折曲げによって形成される段差
部３３の高さ方向とほぼ同じ方向となる。したがって段
差部３３への電子ビーム９の入射は少ない。これに対し
て、短軸上位置３１付近および対角軸上位置３２付近で
は、同（ｃ）および（ｄ）に示したように、段差部３３
の高さ方向に対して斜め方向となるので、段差部３３へ
の電子ビーム９の入射が多くなる。その結果、補強ビー
ド２８の波状の折曲げによって大きな段差３３ができる
と、長軸上位置３０付近では、（ｂ）に対応して（ｅ）
に示すように、シャドウマスクをフォトマスクとして写
真印刷法により形成される蛍光体層３４のストライプ形
状は、段差部３３による有効面の高さの変化の影響を受
けて蛇行する。これに対して、短軸上位置３１付近で
は、（ｃ）に対応して（ｆ）に示すように、ほとんど段
差部３３の影響を受けず、ストライプ状蛍光体層３４は
正常な形状となる。また対角軸上位置３２付近では、
（ｄ）に対応して（ｇ）に示すように、長軸上位置３０
付近と同様に、段差部３３による有効面の高さの変化の
影響を受けて蛇行する。
全面にその長軸に平行に複数個の帯状補強ビード２８を
設けると、図４（ａ）乃至（ｄ）に示すように、マスク
本体２４の長軸上、短軸上、対角軸（Ｄ軸）上位置３
０，３１，３２での短軸（Ｙ軸）に平行な断面への電子
ビーム９（９B ，９G ，９R ）の入射角（入射方向）
は、長軸上位置３０付近では、同（ｂ）に示したよう
に、補強ビードの波状の折曲げによって形成される段差
部３３の高さ方向とほぼ同じ方向となる。したがって段
差部３３への電子ビーム９の入射は少ない。これに対し
て、短軸上位置３１付近および対角軸上位置３２付近で
は、同（ｃ）および（ｄ）に示したように、段差部３３
の高さ方向に対して斜め方向となるので、段差部３３へ
の電子ビーム９の入射が多くなる。その結果、補強ビー
ド２８の波状の折曲げによって大きな段差３３ができる
と、長軸上位置３０付近では、（ｂ）に対応して（ｅ）
に示すように、シャドウマスクをフォトマスクとして写
真印刷法により形成される蛍光体層３４のストライプ形
状は、段差部３３による有効面の高さの変化の影響を受
けて蛇行する。これに対して、短軸上位置３１付近で
は、（ｃ）に対応して（ｆ）に示すように、ほとんど段
差部３３の影響を受けず、ストライプ状蛍光体層３４は
正常な形状となる。また対角軸上位置３２付近では、
（ｄ）に対応して（ｇ）に示すように、長軸上位置３０
付近と同様に、段差部３３による有効面の高さの変化の
影響を受けて蛇行する。
【００２７】したがって、補強ビード２８により形成さ
れる段差部３３の蛍光体スクリーン品位への影響は、対
角軸端部で最も大きく、短軸方向周辺部（長辺周辺部）
および長軸方向周辺部（短辺周辺部）では、それよりも
小さくなるが、これら短軸および長軸方向周辺部では、
有効面への電子ビームの入射角が短軸方向周辺部よりも
長軸方向周辺部の方が小さくなるため、長軸方向周辺部
の方が段差部３３の影響を大きく受ける。特にアスペク
ト比が１６：９の場合に顕著となる。
れる段差部３３の蛍光体スクリーン品位への影響は、対
角軸端部で最も大きく、短軸方向周辺部（長辺周辺部）
および長軸方向周辺部（短辺周辺部）では、それよりも
小さくなるが、これら短軸および長軸方向周辺部では、
有効面への電子ビームの入射角が短軸方向周辺部よりも
長軸方向周辺部の方が小さくなるため、長軸方向周辺部
の方が段差部３３の影響を大きく受ける。特にアスペク
ト比が１６：９の場合に顕著となる。
【００２８】しかし補強ビード２８を形成しても、前記
数５、数６のようにその高さを規制すると、上記段差部
３３の影響を軽減して、蛍光体スクリーン品位を劣化を
防止できる。
数５、数６のようにその高さを規制すると、上記段差部
３３の影響を軽減して、蛍光体スクリーン品位を劣化を
防止できる。
【００２９】しかも補強ビード２８により強度的にマス
ク本体２４の板厚を厚くしたと同様の効果が得られ、か
つ補強ビード２８を形成するときの塑性変形によってマ
スク本体２４の曲面保持強度を高めることができる。
ク本体２４の板厚を厚くしたと同様の効果が得られ、か
つ補強ビード２８を形成するときの塑性変形によってマ
スク本体２４の曲面保持強度を高めることができる。
【００３０】なお、上記シャドウマスクは、図５に長軸
を横軸として曲線３５で示すように、有効面の曲率を中
央部付近よりも周辺部付近の方を大きくして、周辺部の
曲面保持強度を高めることにより、曲率を大きくするこ
とができない有効部の中心部については、高さの高い補
強ビード２８で曲面保持強度を確保し、補強ビード２８
の高さの低い周辺部については、中央部付近よりも大き
い曲率で曲面保持強度を増強して、有効面全面の曲面保
持強度をバランスよく向上させることができる。
を横軸として曲線３５で示すように、有効面の曲率を中
央部付近よりも周辺部付近の方を大きくして、周辺部の
曲面保持強度を高めることにより、曲率を大きくするこ
とができない有効部の中心部については、高さの高い補
強ビード２８で曲面保持強度を確保し、補強ビード２８
の高さの低い周辺部については、中央部付近よりも大き
い曲率で曲面保持強度を増強して、有効面全面の曲面保
持強度をバランスよく向上させることができる。
【００３１】また蛍光体スクリーンの中心からその長軸
方向幅の１／３付近に対応する位置から長軸方向周辺に
かけて曲率を大きくすることにより、局部的なドーミン
グを抑制することができる。
方向幅の１／３付近に対応する位置から長軸方向周辺に
かけて曲率を大きくすることにより、局部的なドーミン
グを抑制することができる。
【００３２】つぎに、他の実施の形態について説明す
る。
る。
【００３３】図６に示すシャドウマスクは、短辺間隔Ｓ
s に対して、マスク本体２４の有効面２１の中心Ｏを中
心として、Ｓs ／３の領域に長軸に平行に複数個の帯状
補強ビード２８を設けたものである。その補強ビード２
８の高さは、前記数５、数６の関係を満たすものとなっ
ている。
s に対して、マスク本体２４の有効面２１の中心Ｏを中
心として、Ｓs ／３の領域に長軸に平行に複数個の帯状
補強ビード２８を設けたものである。その補強ビード２
８の高さは、前記数５、数６の関係を満たすものとなっ
ている。
【００３４】このように構成しても、蛍光体スクリーン
に対する補強ビード２８の影響をなくして、有効面の曲
面保持強度を高めることができ、製造工程におけるシャ
ドウマスクの変形や、カラー受像管動作時のドーミング
による画質の劣化がおこりにくいカラー受像管とするこ
とができる。
に対する補強ビード２８の影響をなくして、有効面の曲
面保持強度を高めることができ、製造工程におけるシャ
ドウマスクの変形や、カラー受像管動作時のドーミング
による画質の劣化がおこりにくいカラー受像管とするこ
とができる。
【００３５】図７に示すシャドウマスクは、長辺間隔Ｓ
l に対して、マスク本体２４の有効面２１の中心Ｏを中
心として、Ｓl ／３の領域に短軸に平行に複数個の帯状
補強ビード２８を設けたものである。その補強ビード２
８の高さは、前記数５、数６の関係を満たすものとなっ
ている。
l に対して、マスク本体２４の有効面２１の中心Ｏを中
心として、Ｓl ／３の領域に短軸に平行に複数個の帯状
補強ビード２８を設けたものである。その補強ビード２
８の高さは、前記数５、数６の関係を満たすものとなっ
ている。
【００３６】このように構成しても、蛍光体スクリーン
に対する補強ビード２８の影響をなくして、有効面の曲
面保持強度を高めることができ、製造工程におけるシャ
ドウマスクの変形や、カラー受像管動作時のドーミング
による画質の劣化がおこりにくいカラー受像管とするこ
とができる。
に対する補強ビード２８の影響をなくして、有効面の曲
面保持強度を高めることができ、製造工程におけるシャ
ドウマスクの変形や、カラー受像管動作時のドーミング
による画質の劣化がおこりにくいカラー受像管とするこ
とができる。
【００３７】図８に示すシャドウマスクは、マスク本体
２４の有効面２１の長軸上に１個の帯状補強ビード２８
を設け、この補強ビード２８に沿って、その隣接する微
小領域に曲率反転部分３７を設けたものである。
２４の有効面２１の長軸上に１個の帯状補強ビード２８
を設け、この補強ビード２８に沿って、その隣接する微
小領域に曲率反転部分３７を設けたものである。
【００３８】このシャドウマスクは、前記各シャドウマ
スクにくらべて有効面２１の曲面保持強度は低いが、前
記シャドウマスクと同様に、製造工程におけるシャドウ
マスクの変形や、カラー受像管動作時のドーミングによ
る画質の劣化がおこりにくいカラー受像管を構成するこ
とができる。
スクにくらべて有効面２１の曲面保持強度は低いが、前
記シャドウマスクと同様に、製造工程におけるシャドウ
マスクの変形や、カラー受像管動作時のドーミングによ
る画質の劣化がおこりにくいカラー受像管を構成するこ
とができる。
【００３９】
【発明の効果】上述のように、シャドウマスクの有効面
に補強ビードを設けると、蛍光体スクリーンに対する補
強ビードの影響をなくして有効面の曲面保持強度を高め
ることができ、製造工程におけるシャドウマスクの変形
や、カラー受像管動作時のドーミングを抑制して画質の
劣化がおこりにくいカラー受像管を構成することができ
る。
に補強ビードを設けると、蛍光体スクリーンに対する補
強ビードの影響をなくして有効面の曲面保持強度を高め
ることができ、製造工程におけるシャドウマスクの変形
や、カラー受像管動作時のドーミングを抑制して画質の
劣化がおこりにくいカラー受像管を構成することができ
る。
【図１】この発明の実施の一形態であるカラー受像管の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図２】図２（ａ）はそのシャドウマスクのマスク本体
の平面図、図２（ｂ）はその断面で示した側面図であ
る。
の平面図、図２（ｂ）はその断面で示した側面図であ
る。
【図３】上記マスク本体の有効面に設けられた補強ビー
ドの高さを説明するための図である。
ドの高さを説明するための図である。
【図４】図４（ａ）乃至（ｇ）はそれぞれマスク本体の
有効面に設けられた補強ビードと蛍光体層のストライプ
形状との関係を説明するための図である。
有効面に設けられた補強ビードと蛍光体層のストライプ
形状との関係を説明するための図である。
【図５】マスク本体の有効面の曲率を説明するための図
である。
である。
【図６】この発明の実施の異なる形態に係るマスク本体
の平面図である。
の平面図である。
【図７】この発明の実施の異なる他の形態に係るマスク
本体の平面図である。
本体の平面図である。
【図８】図８（ａ）はこの発明の実施の異なる他の形態
に係るマスク本体の平面図、図８（ｂ）はその断面で示
した側面図である。
に係るマスク本体の平面図、図８（ｂ）はその断面で示
した側面図である。
【図９】従来のカラー受像管の構成を示す図である。
【図１０】従来のカラー受像管における局部的なドーミ
ングの発生する領域を説明するための図である。
ングの発生する領域を説明するための図である。
１…有効部 ３…パネル ５…蛍光体スクリーン ２０…シャドウマスク ２１…有効面 ２４…マスク本体 ２８…補強ビード
Claims (5)
- 【請求項１】 実質的に矩形状のパネルの有効部内面に
設けられた蛍光体スクリーンに対向する有効面に多数の
電子ビーム通過孔が形成された実質的に矩形状のシャド
ウマスクを有するカラー受像管において、 上記シャドウマスクは上記有効面に１個または複数個の
補強ビードが設けられ、この補強ビードの高さが長軸付
近の短軸からの距離ｘ1 の位置でｄx1、長辺に近い短軸
からの距離ｘ2 の位置でｄx2、短軸上の長軸からの距離
ｙ1 の位置でｄy1、短辺に近い長軸からの距離ｙ2 の位
置でｄy2とし、上記ｘ1 ，ｘ2 ，ｙ1 ，ｙ2 を 【数１】 とするとき、上記ｄx1，ｄx2，ｄy1，ｄy2が 【数２】 の関係を満たすことを特徴とするカラー受像管。 - 【請求項２】 補強ビードが長軸に平行な帯状に形成さ
れていることを特徴とする請求項１記載のカラー受像
管。 - 【請求項３】 補強ビードが短軸に平行な帯状に形成さ
れていることを特徴とする請求項１記載のカラー受像
管。 - 【請求項４】 実質的に矩形状のパネルの有効部内面に
設けられた蛍光体スクリーンに対向する有効面に多数の
電子ビーム通過孔が形成された実質的に矩形状のシャド
ウマスクを有するカラー受像管において、 上記シャドウマスクは上記有効面の長辺間隔Ｓl または
短辺間隔Ｓs とするとき、上記有効面に長軸または短軸
に平行な１個または複数個の補強ビードが上記有効面の
中心を中心とするＳl ／３またはＳs ／３以内の領域に
設けられていることを特徴とするカラー受像管。 - 【請求項５】 有効面が曲面からなり、この有効面の曲
率が中央部付近よりも周辺部付近の方が大きいことを特
徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載のカラー受像
管。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9349184A JPH11185650A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | カラー受像管 |
| TW087120370A TW423014B (en) | 1997-12-18 | 1998-12-08 | Color cathode ray tube |
| US09/210,795 US6294863B1 (en) | 1997-12-18 | 1998-12-15 | Color cathode ray tube having a shadow mask with a plurality of strip shaped reinforcing beads |
| KR1019980056574A KR100276354B1 (ko) | 1997-12-18 | 1998-12-16 | 칼라음극선관 |
| CNB98125392XA CN1134811C (zh) | 1997-12-18 | 1998-12-18 | 彩色阴极射线管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9349184A JPH11185650A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | カラー受像管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11185650A true JPH11185650A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18402048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9349184A Pending JPH11185650A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | カラー受像管 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6294863B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11185650A (ja) |
| KR (1) | KR100276354B1 (ja) |
| CN (1) | CN1134811C (ja) |
| TW (1) | TW423014B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003102998A1 (fr) * | 2002-05-30 | 2003-12-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Tube cathodique couleur |
| KR100438506B1 (ko) * | 2000-12-25 | 2004-07-03 | 가부시끼가이샤 도시바 | 컬러음극선관 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20020198209A1 (en) * | 2001-05-03 | 2002-12-26 | Allergan Sales Inc. | Compositions having enhanced pharmacokinetic characteristics |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3923566A (en) * | 1972-06-21 | 1975-12-02 | Rca Corp | Method of fabricating an apertured mask for a cathode-ray tube |
| JPS4965779A (ja) * | 1972-10-27 | 1974-06-26 | ||
| US3944867A (en) * | 1974-03-15 | 1976-03-16 | Zenith Radio Corporation | Shadow mask having ribs bounding rectangular apertures |
| US4173729A (en) * | 1977-06-24 | 1979-11-06 | Rca Corporation | Cathode-ray tube having a stepped shadow mask |
| US4146816A (en) * | 1977-07-08 | 1979-03-27 | Rca Corporation | Cathode-ray tube with a corrugated mask having a corrugated hinging skirt |
| US4293791A (en) * | 1979-11-15 | 1981-10-06 | Rca Corporation | Color picture tube having improved corrugated apertured mask |
| JP2774712B2 (ja) * | 1991-09-19 | 1998-07-09 | 三菱電機株式会社 | カラー受像管用シャドウマスクおよびその製造方法 |
| JPH06267448A (ja) * | 1993-03-15 | 1994-09-22 | Hitachi Ltd | カラー陰極線管 |
| TW305477U (en) | 1993-09-30 | 1997-05-11 | Tokyo Shibaura Electric Co | Color cathode-ray yube |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP9349184A patent/JPH11185650A/ja active Pending
-
1998
- 1998-12-08 TW TW087120370A patent/TW423014B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-12-15 US US09/210,795 patent/US6294863B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-12-16 KR KR1019980056574A patent/KR100276354B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-12-18 CN CNB98125392XA patent/CN1134811C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100438506B1 (ko) * | 2000-12-25 | 2004-07-03 | 가부시끼가이샤 도시바 | 컬러음극선관 |
| WO2003102998A1 (fr) * | 2002-05-30 | 2003-12-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Tube cathodique couleur |
| US7045941B2 (en) | 2002-05-30 | 2006-05-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color cathode ray tube |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1224230A (zh) | 1999-07-28 |
| US6294863B1 (en) | 2001-09-25 |
| KR19990063254A (ko) | 1999-07-26 |
| KR100276354B1 (ko) | 2001-01-15 |
| TW423014B (en) | 2001-02-21 |
| CN1134811C (zh) | 2004-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
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| A02 | Decision of refusal |
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