JPH11184422A - 同期信号処理回路および方法、表示装置、記憶媒体 - Google Patents

同期信号処理回路および方法、表示装置、記憶媒体

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JPH11184422A
JPH11184422A JP9355464A JP35546497A JPH11184422A JP H11184422 A JPH11184422 A JP H11184422A JP 9355464 A JP9355464 A JP 9355464A JP 35546497 A JP35546497 A JP 35546497A JP H11184422 A JPH11184422 A JP H11184422A
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JP
Japan
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synchronization signal
polarity
horizontal
signal
vertical
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JP9355464A
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Maki Nakano
真樹 中野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な周波数、極性の水平、垂直同期信号や
複合同期信号に対して安定した動作の同期信号処理を行
うことができるようにする。 【解決手段】 入力水平同期信号のエッジから所定の時
間経過後の同期信号の極性を検出する水平同期信号極性
判別手段1と、入力垂直同期信号のエッジから所定の時
間経過後の同期信号の極性を検出する垂直同期信号極性
判別手段2、前記極性判別結果に基づいて、常に一定の
極性の同期信号を得るようにする極性反転手段と、垂直
同期信号入力端子に垂直同期信号が入力されていない場
合に疑似的な垂直同期信号を生成する疑似垂直同期信号
発生手段4とを設け、上記垂直同期信号が入力されない
場合には、前記疑似垂直同期信号発生手段8によって生
成された疑似的な垂直同期信号と前記水平同期信号とを
同期させて垂直同期信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期信号処理回路お
よび方法、表示装置、記憶媒体に関し、特に、種々の水
平同期信号、垂直同期信号もしくは複合同期信号を入力
するディスプレイモニタ、及びディスプレイモニタの同
期信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、同期信号の極性を判別しその判別
結果に基づき、同期信号の極性を切り換えて出力する同
期信号処理回路としては、例えば、特開平6─8908
8号に示されている同期信号処理回路がある。前記同期
信号処理回路は、水平または垂直発振回路の出力パルス
信号の立ち上がりまたは立ち下がりのタイミングで、水
平または垂直同期信号の電圧値を記憶回路に記憶し、水
平または垂直同期信号の正負の極性に対応した直流信号
を得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平6
─89088号に示されている同期信号処理回路のよう
に、同期信号の極性を単に切り換えて出力するだけで
は、図3の「HD‐lN」に示したような複合同期信号
への対応は不可能であった。
【0004】前記複合同期信号への対応を行うために、
複合同期信号から垂直同期信号を分離する、いわゆる同
期分離回路としては、図12及び図13に示すようなC
Rによる周波数特性を利用した分離回路がある。
【0005】しかし、これはNTSCやPAL等のよう
な固定された水平、垂直周波数を使用する装置には対応
することはできるが、様々な周波数、極性の水平、垂直
同期信号や複合同期信号が用いられるマルチスキャンモ
ニターには対応することはできなかった。何故ならば、
マルチスキャンモニターにおいては異なる種々の解像度
モードに対応するために、様々な水平、垂直周波数に対
応する必要が有るので、従来のように、単に同期信号の
極性を切り換えて出力するだけでは、安定した動作は望
めなかった。
【0006】本発明は前述の問題点にかんがみ、異なる
種々の解像度モードによる様々な周波数、極性の水平、
垂直同期信号や複合同期信号に対して安定した動作の同
期信号処理を行うことができるようにすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の同期信号処理回
路は、水平同期信号入力端子に入力された水平同期信号
の極性を検出する水平同期信号極性判別手段と、垂直同
期信号入力端子に入力された垂直同期信号の極性を検出
する垂直同期信号極性判別手段と、前記水平同期信号極
性判別手段及び垂直同期信号極性判別手段の極性判別結
果に基づいて、それぞれの同期信号を反転させるか否か
を決定し、常に一定の極性の同期信号を得るようにする
極性反転手段と、前記垂直同期信号入力端子に垂直同期
信号が入力されているか否かを判別し、前記垂直同期信
号入力端子に垂直同期信号が入力されていない場合は前
記水平同期信号に複合同期信号が入力されているとみな
して、1水平走査期間内の有効画像領域の電位を1水平
走査期間維持することにより疑似的な垂直同期信号を生
成する疑似垂直同期信号発生手段とを具備し、前記疑似
垂直同期信号発生手段によって生成された疑似的な垂直
同期信号を前記水平同期信号と同期させて出力するよう
にしたことを特徴としている。
【0008】また、本発明の同期信号処理回路の他の特
徴とするところは、前記水平同期信号極性判別手段は、
前記水平同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタ
イミングから第1の所定時間後の電圧を検知して水平同
期信号の極性を判別し、前記垂直同期信号極性判別手段
は、前記垂直同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がり
のタイミングから第2の所定時間後の電圧を検知して水
平同期信号の極性を判別することを特徴としている。
【0009】また、本発明の同期信号処理回路のその他
の特徴とするところは、前記極性反転手段からの出力を
所定の幅のパルスに変換する水平同期信号発生手段を具
備することを特徴としている。
【0010】また、本発明の同期信号処理回路のその他
の特徴とするところは、水平同期信号入力端子から入力
された水平同期信号の立ち上がりもしくは立ち上がりの
タイミングから第1の所定時間後の水平同期信号の電圧
を検知して極性を判別する水平同期信号極性判別手段
と、垂直同期信号入力端子から入力された垂直同期信号
の立ち上がりもしくは立ち下がりのタイミングから第2
の所定時間後の垂直同期信号の電圧を検知して極性を判
別する垂直同期信号極性判別手段と、前記垂直同期信号
入力端子の電圧変化の有無を検知して前記水平同期信号
入力端子に複合同期信号が入力されてされているか否か
を判別する複合同期信号判別手段と、前記第1の所定時
間後の水平同期信号入力端子に入力された複合同期信号
の極性を1水平走査期問維持することにより疑似的な垂
直同期信号を生成する疑似垂直同期信号発生手段と、前
記水平同期信号の極性を反転した信号か、または極性を
反転しない信号のいずれか一方を選択する水平同期信号
切り換え手段と、前記垂直同期信号の極性を反転した信
号か、または前記疑似垂直同期信号発生手段から出力さ
れる疑似的な垂直同期信号のいずれか一つを選択する垂
直同期信号切り換え手段と、前記垂直同期信号切り換え
手段からの出力を水平同期信号切り換え手段からの出力
に同期させる垂直同期信号発生手段と、を具備し、前記
水平同期信号極性判別手段での判別結果を基にして、前
記水平同期信号の極性を正負いずれか一方にそろえて出
力水平同期信号を生成するとともに、前記垂直同期信号
極性判別手段と前記複合同期信号判別手段での判別結果
を基に、前記垂直同期信号の極性を正負いずれか一方に
そろえて出力垂直同期信号を生成し、前記出力垂直同期
信号を前記出力水平同期信号と同期させて出力するよう
にしたことを特徴としている。
【0011】また、本発明の同期信号処理回路のその他
の特徴とするところは、水平同期信号入力端子に入力さ
れた水平同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタ
イミングから第1の所定時間後の水平同期信号の電圧を
検知して水平同期信号の極性を判別する水平同期信号極
性判別手段と、前記垂直同期信号入力端子に入力された
垂直同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタイミ
ングから第2の所定時間後の垂直同期信号の電圧を検知
して垂直同期信号の極性を判別する垂直同期信号極性判
別手段と、前記垂直同期信号入力端子の電圧変化の有無
を検知して水平同期信号入力端子に複合同期信号として
入力されてされているか否かを判別する複合同期信号判
別手段と、前記第1の所定時間後の水平同期信号入力端
子に入力された複合同期信号の極性を1水平走査期間維
持することにより疑似的な垂直同期信号を生成する疑似
垂直同期信号発生手段と、前記水平同期信号の極性を反
転した信号か、極性を反転しない水平同期信号かのいず
れか一方を選択する水平同期信号切り換え手段と、前記
水平同期信号切り換え手段からの出力を所定の幅のパル
スに変換する水平同期信号発生手段と、前記垂直同期信
号の極性を反転した信号か、または前記疑似垂直同期信
号発生手段から出力される疑似的な垂直同期信号のいず
れか一つを選択する垂直同期信号切り換え手段と、前記
垂直同期信号切り換え手段からの出力を前記水平同期信
号切り換え手段からの出力に同期させる垂直同期信号発
生手段とを具備し、前記水平同期信号極性判別手段での
判別結果を基に水平同期信号の極性を正負いずれか一方
にそろえた後、前記水平同期信号発生手段にて所定の福
のパルスに変換して出力水平同期信号を生成するととも
に、前記垂直同期信号極性判別手段と前記複合同期信号
判別手段での判別結果を基にして、前記垂直同期信号の
極性を正負いずれか一方にそろえて出力垂直同期信号を
生成し、前記出力水平同期信号と同期させて出力するよ
うにしたことを特徴としている。
【0012】また、本発明の表示装置の特徴とするとこ
ろは、前記水平同期信号極性判別手段と、前記垂直同期
信号極性判別手段と、前記複合同期信号判別手段とを具
備し、これらの判別手段の判別結果を基にして、入力さ
れているビデオ信号の解像度モード等を弁別することを
特徴としている。
【0013】また、本発明の同期信号処理方法の特徴と
するところは、水平同期信号入力端子に入力された水平
同期信号のエッジから所定の時間が経過した後の同期信
号の極性を検出する水平同期信号極性判別処理と、垂直
同期信号入力端子に入力された垂直同期信号のエッジか
ら所定の時間が経過した後の同期信号の極性を検出する
垂直同期信号極性判別処理と、前記水平同期信号極性判
別処理及び垂直同期信号極性判別処理における極性判別
結果に基づいて、それぞれの同期信号を反転させるか否
かを決定し、常に一定の極性の同期信号を得るようにす
る極性反転処理と、前記垂直同期信号入力端子に垂直同
期信号が入力されているか否かを判別し、前記垂直同期
信号入力端子に垂直同期信号が入力されていない場合は
前記水平同期信号に複合同期信号が入力されているとみ
なして、1水平走査期間内の有効画像領域の電位を1水
平走査期間維持することにより疑似的な垂直同期信号を
生成する疑似垂直同期信号発生処理と、前記疑似垂直同
期信号発生処理によって生成された疑似的な垂直同期信
号と前記水平同期信号とを同期させて垂直同期信号とし
て出力するようにしたことを特徴としている。
【0014】また、本発明の同期信号処理方法の他の特
徴とするところは、前記水平同期信号極性判別処理は、
前記水平同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタ
イミングから第1の所定時間が経過した後の電圧を検知
して水平同期信号の極性を判別し、前記垂直同期信号極
性判別処理は、前記垂直同期信号の立ち上がりもしくは
立ち下がりのタイミングから第2の所定時間が経過した
後の電圧を検知して水平同期信号の極性を判別すること
を特徴としている。
【0015】また、本発明の同期信号処理方法のその他
の特徴とするところは、前記極性反転処理からの出力を
所定の幅のパルスに変換する水平同期信号発生処理を具
備することを特徴としている。
【0016】また、本発明の同期信号処理方法のその他
の特徴とするところは、水平同期信号入力端子から入力
された水平同期信号の立ち上がりもしくは立ち上がりの
タイミングから第1の所定時間後の水平同期信号の電圧
を検知して極性を判別する水平同期信号極性判別処理
と、垂直同期信号入力端子から入力された垂直同期信号
の立ち上がりもしくは立ち下がりのタイミングから第2
の所定時間後の垂直同期信号の電圧を検知して極性を判
別する垂直同期信号極性判別処理と、前記垂直同期信号
入力端子の電圧変化の有無を検知して前記水平同期信号
入力端子に複合同期信号が入力されてされているか否か
を判別する複合同期信号判別処理と、前記第1の所定時
間後の水平同期信号入力端子に入力された複合同期信号
の極性を1水平走査期問維持することにより疑似的な垂
直同期信号を生成する疑似垂直同期信号発生処理と、前
記水平同期信号の極性を反転した信号か、または極性を
反転しない信号のいずれか一方を選択する水平同期信号
切り換え処理と、前記垂直同期信号の極性を反転した信
号か、または前記疑似垂直同期信号発生処理から出力さ
れる疑似的な垂直同期信号のいずれか一つを選択する垂
直同期信号切り換え処理と、前記垂直同期信号切り換え
処理からの出力を水平同期信号切り換え処理からの出力
に同期させる垂直同期信号発生処理と、を具備し、前記
水平同期信号極性判別処理での判別結果を基にして、前
記水平同期信号の極性を正負いずれか一方にそろえた出
力水平同期信号を生成するとともに、前記垂直同期信号
極性判別処理と前記複合同期信号判別処理での判別結果
を基に、前記垂直同期信号の極性を正負いずれか一方に
そろえて出力垂直同期信号を生成し、前記出力水平同期
信号と同期させて出力するようにしたことを特徴として
いる。
【0017】また、本発明の同期信号処理方法のその他
の特徴とするところは、水平同期信号入力端子に入力さ
れた水平同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタ
イミングから第1の所定時間後の水平同期信号の電圧を
検知して水平同期信号の極性を判別する水平同期信号極
性判別処理と、前記垂直同期信号入力端子に入力された
垂直同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタイミ
ングから第2の所定時間後の垂直同期信号の電圧を検知
して垂直同期信号の極性を判別する垂直同期信号極性判
別処理と、前記垂直同期信号入力端子の電圧変化の有無
を検知して水平同期信号入力端子に複合同期信号として
入力されてされているか否かを判別する複合同期信号判
別処理と、前記第1の所定時間後の水平同期信号入力端
子に入力された複合同期信号の極性を1水平走査期間維
持することにより疑似的な垂直同期信号を生成する疑似
垂直同期信号発生処理と、前記水平同期信号の極性を反
転した信号か、極性を反転しない水平同期信号かのいず
れか一方を選択する水平同期信号切り換え処理と、前記
水平同期信号切り換え処理からの出力を所定の幅のパル
スに変換する水平同期信号発生処理と、前記垂直同期信
号の極性を反転した信号か、または前記疑似垂直同期信
号発生処理から出力される疑似的な垂直同期信号のいず
れか一つを選択する垂直同期信号切り換え処理と、前記
垂直同期信号切り換え処理からの出力を前記水平同期信
号切り換え処理からの出力に同期させる垂直同期信号発
生処理とを行い、前記水平同期信号極性判別処理での判
別結果を基に前記水平同期信号の極性を正負いずれか一
方にそろえた後、前記水平同期信号発生処理にて所定の
福のパルスに変換して出力水平同期信号を生成するとと
もに、前記垂直同期信号極性判別処理と前記複合同期信
号判別処理での判別結果を基に、前記垂直同期信号の極
性を正負いずれか一方にそろえて出力垂直同期信号を生
成し、前記水平同期信号と同期させて出力するようにし
たことを特徴としている。
【0018】また、本発明の記憶媒体の特徴とするとこ
ろは、前記各手段としてコンピュータを機能させるため
のプログラムを格納したことを特徴としている。
【0019】また、本発明の記憶媒体の他の特徴とする
ところは、前記同期信号処理方法を構成するステップが
コンピュータから読み出し可能に格納されていることを
特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明を実施した第1の実施の形態を説明するための回路
ブロック図である。図1において、1は水平同期信号極
性判別手段、10〜13は水平同期信号極性判別手段1
を構成する部品であり、10はモノステートマルチバイ
ブレータ(以後モノ・マルチとする)、11は抵抗、1
2はコンデンサ、13はDタイプ・フリップフロップ
(以後D‐F/F)である。
【0021】2は垂直同期信号極性判別手段、20〜2
3は垂直同期信号極性判別手段2を構成する部品であ
り、20はモノ・マルチ、21は抵抗、22はコンデン
サ、23はD‐F/Fである。
【0022】3は複合同期信号判別手段、30〜32は
複合同期信号判別手段3を構成する部品であり、30は
モノ・マルチ、31は抵抗、32はコンデンサである。
【0023】4は疑似垂直同期信号発生手段としてのD
‐F/F、5は水平同期信号切り換え手段としてのエク
スクルーシブ・ORゲート(以後Ex- OR回路)、6
は垂直同期信号切り換え手段、61、62は垂直同期信
号切り換え手段6を構成するEx- OR回路、7は垂直
同期信号発生手段としてのD‐F/Fである。
【0024】8は水平同期信号発生手段、80〜82は
水平同期信号発生手段8を構成する部品で、80はモノ
・マルチ、81は抵抗、82はコンデンサ、91は水平
同期信号入力端子、92は垂直同期信号入力端子、93
は水平同期信号出力端子、94は垂直同期信号出力端
子、95は水平同期信号極性判別結果信号線、96は垂
直同期信号極性判別結果信号線、97は複合同期信号判
別結果信号線、98は抵抗である。
【0025】ここで、本実施の形態の回路の各ブロック
毎の動作を説明する。先ず、水平同期信号極性判別手段
1について説明する。モノ・マルチ10の入力“A”と
D‐F/F13の入力“D”には、水平同期信号入力端
子91から水平同期信号、もしくは複合同期信号が入力
され、D‐F/F13の“PR”には、後述する複合同
期信号判別手段3からの複合同期信号判別結果出力信号
“Comp*”が入力されている。また、モノ・マルチ
10の“CLR”と“B”、D‐F/F13の“CL
R”は“H”に接続されている。
【0026】モノ・マルチ10は、“A”に入力された
水平同期信号の立ち下がりエッジでトリガーがかかり、
その時点から抵抗11とコンデンサ12の時定数で決定
される「第1の所定時間」までの期間“L”となる“H
- Trig”を“/Q”から出力する。この出力が後述
の疑似垂直同期信号発生手段4に供給されるとともに、
D‐F/F13のトリガーとして用いられる。
【0027】ここで、「第1の所定時間」が、予想され
る水平同期信号のパルス幅の最大値よりも長く、且つ1
水平走査期間の最小値よりも短くなるように、抵抗11
とコンデンサ12の時定数を設定しておけば、有効映像
信号期問内の水平同期信号の極性をD‐F/F13でホ
ールドすることができ、水平同期信号極性判別結果信号
としての“H‐Pol”をD‐F/F13の“Q”よリ
得ることができる。
【0028】例えば、図2(a)のように、正極性の水
平同期信号が与えられた時は、水平同期信号の後縁でモ
ノ・マルチ10にトリガーがかかり、水平同期信号の後
縁を過ぎた「第1の所定時間」で水平同期信号の極性
“L”をD‐F/F13がホールドし、水平同期信号極
性判別結果信号を得る。
【0029】また、反対に図2(b)のように、負極性
の水平同期信号が与えられた時は、水平同期信号の前縁
でモノ・マルチ10にトリガーがかかり、有効映像信号
期間内の「第1の所定時間」で水平同期信号の極性
“H”をD‐F/F13がホールドし、水平同期信号極
性判別結果信号を得る。なお、いずれの場合もD‐F/
F13の“PR”に入力されている“Comp*”は
“H”であり、プリセット機能は働かない。
【0030】一方、複合同期信号が与えられている時に
は、D‐F/F13の“PR”に入力される“Comp
*”は“L”であり、D‐F/F13は常に水平同期信
号極性判別結果信号として“H”を出力すべく固定され
る。
【0031】以上、水平同期信号極性判別手段1の動作
をまとめると、入力された水平同期信号の極性が正であ
れば“L”を出力し、負であれば“H”を出力する。そ
して、複合同期信号が入力された時も、水平同期信号極
性判別結果信号として“H”を出力する。
【0032】次に、垂直同期信号極性判別手段2につい
て説明する。モノ・マルチ20の入力“A”とD‐F/
F23の入力“D”には、垂直同期信号入力端子92か
ら垂直同期信号が入力され、D‐F/F23の“CL
R”には、後述の複合同期信号判別手段3から複合同期
信号判別結果信号“Comp*”が入力される。また、
モノ・マルチ20の“CLR”と、“B”、D‐F/F
13の“PR”は“H”に接続されている。
【0033】モノ・マルチ20は、“A”に入力された
垂直同期信号の立ち下がりエッジでトリガーがかかり、
その時点から抵抗21とコンデンサ22の時定数で決定
される「第2の所定時間」までの期問“L”となる“V
−Trig”を“/Q”から出力し、D‐F/F23の
トリガーとして用いられる。
【0034】ここで、「第2の所定時間」が、予想され
る垂直同期信号のパルス幅の最大値よりも長く、且つ1
垂直走査期問の最小値よりも短くなるように、抵抗21
とコンデンサ22の時定数を設定しておけば、垂直同期
信号の帰線期間以外の極性をD‐F/F23でホールド
することができ、垂直同期信号極性判別結果信号として
の“V−pol”をD‐F/F23の“/Q”より得る
ことができる。
【0035】垂直同期信号極性判別手段2は、水平同期
信号極性判別手段1とほぼ同様の動作を行い、正極性の
垂直同期信号が入力された時は“H”を、負極性の垂直
同期信号が入力された時は“L”を、D‐F/F23が
ホールドし、垂直同期信号極性判別結果信号を得る。
【0036】また、垂直同期信号が入力されない時は、
後述の複合同期信号判別手段3がそれを判別し、複合同
期信号結果信号“Comp*”に“L”を出力する。こ
れがD‐F/F23の“CLR”に供給されているた
め、D‐F/F23は“V−pol”に“H”を出力す
る。
【0037】以上、垂直同期信号極性判別手段2の動作
をまとめると、入力された垂直同期信号の極性が正であ
れば“H”を出力し、負であれば“L”を出力する。そ
して、複合同期信号が入力された時も“H”を、垂直同
期信号極性判別結果信号として出力する。
【0038】次に、複合同期信号判別手段3を説明す
る。モノ・マルチ30は“A”に入力された垂直同期信
号の立ち下がりエッジでトリガーがかかり、その時点か
ら、抵抗31とコンデンサ32の時定数で決定される
「第3の所定時間」までの期間、“Q”及び“/Q”か
らそれぞれ“H”、“L”のパルスを出力する。
【0039】これらのパルスは、複合同期信号判別結果
信号“Comp*”、“Comp”として、前者は前述
の水平同期信号極性判別手段1と垂直同期信号極性判別
手段2に供給され、後者は後述の疑似垂直同期信号発生
手段4にそれぞれ供給される。
【0040】ここで、「第3の所定時間」が、予想され
る垂直同期周期よりも長くなるように、抵抗31とコン
デンサ32の時定数を設定し、モノ・マルチ30をリト
リガブルな回路にしておけば、周期的に垂直同期信号が
入力され続ける限り、複合同期信号判別結果信号“Co
mp*”、“Comp”からそれぞれ“H”、“L”が
出力され続ける。
【0041】そして、水平同期信号入力端子91から複
合同期信号が入力されている場合は、垂直同期信号入力
端子92には何も入力されず、その結果モノ・マルチ3
0はトリガーがかからず、複合同期信号判別結果信号
“Comp*”、“Comp”からそれぞれ“L”、
“H”が出力され続ける。
【0042】以上、複合同期信号判別手段3の動作をま
とめると、垂直同期信号入力端子92に何も入力されな
い時は、水平同期信号入力端子91に複合同期信号が入
力されているとみなし、“Comp*”、“Comp”
から、それぞれ“L”、“H”を出力する。
【0043】また、何らかのパルスが垂直同期信号入力
端子92に入力されれば、水平同期信号入力端子91に
入力されているのは複合同期信号では無いとみなし、
“Comp*”、“Comp”からそれぞれ“H”、
“L”を、複合同期信号判別結果信号として出力する。
【0044】続いて、疑似垂直同期信号発生手段4の説
明を行う。疑似垂直同期信号発生手段4としてのD‐F
/F4は、水平同期信号極性判別手段1におけるD‐F
/F13と同様に、モノ・マルチ10から発せられる
“H‐Trig”で「第1の所定時間」に、水平同期信
号入力端子91から入力された水平同期信号、もしくは
複合同期信号をホールドする。
【0045】水平同期信号極性判別手段1におけるD‐
F/F13との相遺点は、D‐F/F13の“PR”に
は複合同期信号判別手段3から発せられた複合同期信号
判別結果信号“Comp*”が供給されているのに対
し、疑似垂直同期信号発生手段としてのD‐F/F4で
は“H”に固定されプリセット機能を働かなくさせてい
る。その反対にD‐F/F13の“CLR”が“H”に
固定され、プリセット機能を働かなくさせてあるのに対
し、D‐F/F4では、複合同期信号判別結果信号“C
omp”が供給されている点である。
【0046】疑似垂直同期信号発生手段4に、水平同期
信号入力端子91から正極性もしくは負極性の水平同期
信号が入力されている場合は、“CLR”に複合同期信
号判別結果信号“Comp”として“L”が入力されて
いるため、常に“H”を疑似垂直同期信号“Comp‐
V”として出力する。
【0047】一方、水平同期信号入力端子91から複合
同期信号が入力されている場合は、図3に示すように、
垂直帰線期間に相当するパルス幅の広い同期パルス部で
は“H”を出力し、それ以外の部分では“L”を疑似垂
直同期信号“Comp‐V”として出力する。
【0048】以上、疑似垂直同期信号発生手段4の動作
をまとめると、水平同期信号入力端子91に水平同期信
号が入力されている時は常に“H”を、複合同期信号が
入力されている時は疑似垂直同期信号を、疑似垂直同期
信号“Comp‐V”として出力する。
【0049】次に、水平同期信号切り換え手段1を説明
する。水平同期信号切り換え手段を構成するEx- OR
回路5は、一方の入力端子に水平同期信号入力端子91
からの入力信号が入力され、もう一方の入力端子には水
平同期信号極性判別手段1からの水平同期信号極性判別
結果信号“H‐Pol”が入力されている。
【0050】水平同期信号入力端子91に正極性の水平
同期信号が入力されたと水平同期信号極性判別手段1が
判別した時、つまり、“H‐Pol”が“L”であれ
ば、Ex- OR回路5は一方の入力端子に入力されてい
る水平同期信号をそのまま正極性で出力する。
【0051】反対に、負極性の水平同期信号が入力され
たと水平同期信号極性判別手段1が判別した時、及び複
合同期信号が入力された時、つまり、“H‐Pol”が
“H”であれば、Ex- OR回路5は一方の入力端子に
入力されている水平同期信号を反転してやはり正極性で
出力する。以上、水平同期信号切り換え手段5の動作を
まとめると、入力された水平同期信号の極性にかかわら
ず、常に正極性の水平同期信号を出力する。
【0052】続いて、垂直同期信号切り換え手段6の説
明を行う。Ex- OR回路61は、一方の入力端子に垂
直同期信号入力端子92からの入力信号が入力され、も
う一方の入力端子には垂直同期信号極性判別手段2から
の垂直同期信号極性判別結果信号“V−pol”が入力
されている。
【0053】垂直同期信号入力端子92に正極性の水平
同期信号が入力されたと垂直同期信号極性判別手段2が
判別した時、つまり、“H‐Pol”が“H”であれ
ば、Ex- OR回路61は一方の入力端子に入力されて
いる垂直同期信号を反転して負極性の“NVD”を出力
する。
【0054】反対に、負極性の垂直同期信号が入力され
たと垂直同期信号極性判別手段2が判別した時、つま
り、“H‐Pol”が“L”である時、Ex- OR回路
61は入力されている垂直同期信号をそのまま負極性の
“NVD”として出力する。
【0055】また、複合同期信号が入力され垂直同期信
号入力端子92には何も入力されない時、前述のように
垂直同期信号極性判別手段2からの垂直同期信号極性判
別結果信号“V−pol”は“H”に固定されており、
また、Ex- OR回路61のもう一方の入力である垂直
同期信号入力端子92は抵抗98でプルダウンされてい
るため“L”に固定されている。その結果Ex- OR回
路61の出力“NVD”は“H”を出力する。
【0056】Ex- OR回路62は、一方の入力端子に
“NVD”が入力され、もう一方の入力端子には疑似垂
直同期信号発生手段4からの疑似垂直同期信号“Com
p‐V”が入力される。
【0057】垂直同期信号が入力され複合同期信号判別
手段3が複合同期信号では無いと判別した時、疑似垂直
同期信号発生手段4は前述のように疑似垂直同期信号
“Comp‐V”には“H”を出力するので、Ex- O
R回路62はもう一方の入力端子に入力されている“N
VD”を反転して正極性の出力“Unlock‐V”を
得る。
【0058】一方、複合同期信号が入力され垂直同期信
号入力端子92には何も入力されない時に“NVD”は
“H”であるため、疑似垂直同期信号“Comp‐V”
を反転した信号が“Unlock‐V”として出力され
る。
【0059】以上、垂直同期信号切り換え手段6の動作
をまとめると、垂直同期信号が入力されている時は入力
垂直同期信号の極性にかかわらず常に正極性の垂直同期
信号を、複合同期信号が入力されている時は疑似垂直同
期信号発生手段4からの疑似垂直同期信号“Comp‐
V”を反転した正極性の信号を、“Unlock‐V”
として出力する。
【0060】次に、垂直同期信号発生手段7について述
べる。垂直同期信号発生手段7としてのD‐F/F7
は、後述の水平同期信号発生手段8の発する出力水平同
期信号“HD─OUT”をトリガーとして、“D”に入
力される前述の垂直同期信号切り換え手段6から出力さ
れた“Unlock‐V”を叩くことにより、出力水平
同期信号“HD─OUT”と同期した出力垂直同期信号
“VD‐OUT”を得る。
【0061】最後に、水平同期信号発生手段8の説明を
行う。水平同期信号発生用モノ‐マルチ80の入力
“B”には、水平同期信号切り換え手段5から、常に正
極性の同期信号が入力されている。この入力信号の立ち
上がりエッジで、つまり水平同期信号の前縁で、トリガ
ーがかかり、その時点から抵抗11とコンデンサ12の
時定数で決定される、所定福の正極性パルスを“Q”よ
り出力する。
【0062】水平同期信号入力端子91に入力されてい
る信号が通常の水平同期信号であれば、そのパルス幅は
一定であるが、複合同期信号が与えられた場合垂直同期
信号部分は、図4に示すように、そのパルス幅が大きく
異なる。水平同期信号発生手段8を通すことにより、い
かなるパルス幅の同期信号に対しても常に一定のパルス
幅の出力水平同期信号“HD‐OUT”を得て出力す
る。
【0063】以上、図1の回路に正極性の水平同期信号
と垂直同期信号を入力した場合、負極性の水平同期信号
と垂直同期信号を入力した場合、複合同期信号を入力し
た場合、の各部波形をそれぞれ、図5、図6、図7に示
す。
【0064】なお、図5、図6の例は、それぞれ水平同
期信号と垂直同期信号ともに正極性または負極性である
が、互いに異なる極性の場合でも同様の結果を得ること
ができる。
【0065】また、図1の回路において、水平同期信号
と垂直同期信号ともに極性判別用モノ・マルチは立ち下
がりエッジでトリガーがかかるようにしてあるが、立ち
上がりエッジをトリガーとするような回路でも同等の機
能を達成できるのは言うまでも無い。
【0066】さらに、この回路の後段で出力水平同期信
号“HD‐OUT”の前縁である立ち上がりエッジのみ
を必要とする場合には、水平同期信号発生手段8は不要
であり、この回路を省いて入出力を直結直結しても構わ
ない。
【0067】(本発明の変形例)以下に、本発明の変形
例として、いくつかの機能ブロックの説明する。先ず、
図8は水平同期信号極性判別手段の変形例を表わすブロ
ック図である。図8において、91は第1の実施の形態
と同様な水平同期信号入力端子、101はPLL発振回
路、102は分周回路、103はD‐F/F、104は
Ex- OR回路、105はカウンター回路、106はサ
ンプルホールド回路、107は基準電圧源、108はコ
ンパレータ、109はインバーターゲート(以後In
v)、110はORゲート(以後OR回路)である。
【0068】図8において、分周回路102はPLL発
振回路101の発振出力を所定の値に分周する。PLL
発振回路101は、この分周された出力と水平同期信号
入力端子91から入力された水平同期信号と位相比較を
行い、入力水平同期信号と同期したクロックを発生す
る。
【0069】このクロックは、D‐F/F103とEx
- OR回路104による入力水平同期信号のエッジを検
出に用いられるとともに、カウンター回路105のカウ
ント動作に用いられる。
【0070】カウンター回路105は入力されたクロッ
クをカウントし、そのカウント値はEx- OR回路10
4から出力されるエッジ検出信号でリセットされるとと
もに、カウント値が所定の値の時点で“H‐Trig”
を発する。このカウンタ値の設定値は、予想される入力
水平同期信号のパルス幅をカウントする値よりも大き
く、且つ分周回路102の分周値よりも小さく設定して
おく。
【0071】これらの動作上の各ポイントの信号波形を
図9に示す。今、図9において、分周回路102の分周
値はn+4にセットされている。カウンター105のカ
ウント値“Count”は、先ず入力水平同期信号の前
エッジでリセットされ、次に後エッジで再度リセットさ
れる。
【0072】そこからは、次の前エッジが来るまでの期
問、nまでカウントし続ける。そして、カウンター10
5のカウント値が16の時だけ“H”となる“H- Tr
ig”を発する。
【0073】サンプルホールド回路106は、カウンタ
ー105から“H- Trig”が入力された時点での入
力水平同期信号の電位を維持して出力し、コンパレータ
108はこの電圧と基準電圧源107の電位とを比較
し、その結果を出力する。そして、Inv109とOR
回路110は、複合同期信号判別結果信号“Comp
*”が“L”の時、つまり複合同期信号判別手段が複合
同期信号と判断した時、比較結果を“H”に固定し、そ
れ以外の時は比較結果をそのまま水平同期信号極性判別
結果信号“H‐Pol”として出力する。
【0074】この水平同期信号極性判別手段の変形例
は、そのまま前述の第1の実施の形態のそれと置き換え
ることが可能である。また、水平同期信号入力端子91
からカウンター105の出力“H- Trig”までの部
分だけを、反対に“H- Trig”以降の部分だけを第
1の実施の形態の該当部分と置換することも可能であ
る。
【0075】図10は、垂直同期信号極性判別手段の変
形例を表わすブロック図であり、図10において、91
は他の実施の形態と同様な水平同期信号入力端子、92
は第1の実施の形態と同様な垂直同期信号入力端子、2
03はD‐F/F、204はEx- OR回路、205は
カウンター回路、206はサンプルホールド回路、20
7は基準電圧源、208はコンパレータ、209はIn
v、210はOR回路である。
【0076】この垂直同期信号極性判別手段の変形例
は、クロックを得るためのPLL発振回路系が無いだけ
で、それ以外の各ブロックは、前述した水平同期信号極
性判別手段の変形例とほぼ同等の動作をする。
【0077】つまり、水平同期信号極性判別手段の変形
例におけるクロックの役割を水平同期信号が行い、水平
同期信号でカウンタ205をカウントして“V‐Tri
g”を得、そのタイミングにおける入力垂直同期信号の
極性を維持しつつ判別して垂直同期信号極性判別結果信
号としての“V‐pol”を得る。そして、やはり同様
に、複合同期信号判別結果信号“Comp*”が“L”
の時に垂直同期信号極性判別結果信号“V‐Pol”を
“H”に固定する。
【0078】この垂直同期信号極性判別手段の変形例
も、そのまま前述の第1の実施の形態のそれと置き換え
ることも可能であり、また、“V‐Trig”までの部
分だけ、もしくは“V‐Trig”以降の部分だけを置
き換えることも可能である。
【0079】なお、水平同期信号極性判別手段の変形
例、垂直同期信号極性判別手段の変形例ともに、サンプ
ルホールド回路106、206でサンプルホールドした
電圧を次段のコンパレータ108、208にて比較を行
っているが、先にコンパレータで比較を行った後に、そ
の比較結果をサンプルホールドしても同等の効果が得ら
れる。
【0080】また、いずれも最終段に複合同期信号判別
結果信号“Comp*”を受けて出力を“H”に固定す
る回路を設けてあるが、例えばサンプルホールド回路1
06、206の出力を高電圧側にシフトさせたり、基準
圧源107、207の電位を低電圧側に切り換える等の
方法により、極性判別結果を“H”に固定することも考
えられる。
【0081】最後に、図11を参照しながら複合同期信
号判別手段の変形例を説明する。図11は、複合同期信
号判別手段の変形例を表わすブロック図である。図11
において、91と92は他の実施の形態と同様な水平同
期信号入力端子、及び垂直同期信号入力端子、303は
D‐F/F、304はEx- OR回路、305はカウン
ター回路、306はInvである。
【0082】カウンター回路305が入力水平同期信号
をカウントし、入力垂直同期信号のエッジ部分でリセッ
トされる点は、先の実施の形態で示した垂直同期信号極
性判別手段の変形例と同様であり、説明は省略する。
【0083】この実施の形態のカウンター回路305
は、先の例とは別にカウント機能を停止させる“EN”
端子があり、この“EN”端子入力が“L”の時のみカ
ウント動作する。このカウンター回路305のカウント
値が所定の値に達するまでは複合同期信号判別結果信号
“Comp”出力である“L”が“EN”端子に入力さ
れ、通常通りにカウント動作をする。
【0084】そして、カウント値が所定の値に達した時
点で複合同期信号判別結果信号“Comp”は“H”を
出力し、これが“EN”端子に入力されているためカウ
ント動作を停止する。つまり、ある値までカウントする
と自分でカウントを停め、複合同期信号判別結果信号
“Comp”は“H”を出力し続ける。この状態から抜
け出すには垂直同期信号のエッジが必要である。
【0085】ここで、自動カウント停止する所定の値
を、1垂直走査期間内の走査線数よりも大きな値に設定
しておけば、垂直同期信号が入力されている限りカウン
ト停止状態にはならない。
【0086】そして、垂直同期信号が入力されない時は
カウント値が所定の値に達した後、複合同期信号判別結
果信号“Comp”が“H”を出力し続ける状態に入
る。この複合同期信号判別手段の変形例も、そのまま前
述の第1の実施の形態のそれと置き換えることが可能で
ある。なお、この実施の形態におけるD‐F/F303
とEx- OR回路304は、垂直同期信号極性判別手段
の変形例におけるそれと兼用することもできる。
【0087】さらに、前述した第1の実施の形態では、
水平同期信号切り換え手段5と垂直同期信号切り換え手
段6にEx- OR回路を用いていたが、これらもアナロ
グスイッチ等の切り換え回路に置き換え可能である。
【0088】(本発明の他の実施の形態)本発明は複数
の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース
機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに
適用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0089】また、前述した実施の形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、前記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、前記実施の形態の機能を実現するための
ソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイス
を動作させることによって実施したものも、本発明の範
疇に含まれる。
【0090】また、この場合、前記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、およびその
プログラムコードをコンピュータに供給するための手
段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体
は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶す
る記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を
用いることができる。
【0091】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等の
共同して前述の実施の形態の機能が実現される場合にも
かかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれ
ることは言うまでもない。
【0092】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれるこ
とは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】本発明は前述したように、水平同期信号
及び垂直同期信号の極性判別を行い、その判別結果に基
づいて前記同期信号の極性を反転させるか否かを決定す
るようにしたので、一定の極性の同期信号を常に得るこ
とができる。また、垂直同期信号が入力されていない場
合は、水平同期信号の代わりに複合同期信号が入力され
ているとみなして疑似的な垂直同期信号を生成し、これ
を水平同期信号と同期させて垂直同期信号として出力す
るようにしたので、水平、垂直同期信号の代わりに複合
同期信号が入力されている場合にも良好に対応すること
ができる。これらにより、異なる種々の解像度モードに
よる様々な周波数、極性の水平、垂直同期信号や複合同
期信号が入力される場合でも、同期信号処理を安定して
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同期信号処理回路の第1の実施の形態を示す回
路ブロック図である。
【図2】水平同期信号極性判別手段の動作を説明するタ
イミングチャートである。
【図3】疑似垂直同期信号発生手段の動作を説明するタ
イミングチャートである。
【図4】水平同期信号発生手段の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図5】正極性の水平・垂直同期信号入力時の各部動作
を説明するタイミングチャートである。
【図6】負極性の水平・垂直同期信号入力時の各部の動
作を説明するタイミングチャートである。
【図7】複合同期信号入力時の各部の動作を説明するタ
イミングチャートである。
【図8】水平同期信号極性判別手段の変形例を示す回路
ブロック図である。
【図9】水平同期信号極性判別手段の変形例の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図10】垂直同期信号極性判別手段の変形例を示す回
路ブロック図である。
【図11】複合同期信号判別手段の変形例を示す回路ブ
ロック図である。
【図12】従来例としての垂直同期信号分離回路の一例
を示す図である。
【図13】従来例としての垂直同期信号分離回路の各部
波形を示す図である。
【符号の説明】
1 水平同期信号極性判別手段 2 垂直同期信号極性判別手段 3 複合同期信号判別手段 4 疑似垂直同期信号発生手段 5 水平同期信号切り換え手段 6 垂直同期信号切り換え手段 7 垂直同期信号発生手段 8 水平同期信号発生手段 91 水平同期信号入力端子 92 垂直同期信号入力端子 93 水平同期信号出力端子 94 垂直同期信号出力端子 95 水平同期信号極性判別結果信号線 96 垂直同期信号極性判別結果信号線 97 複合同期信号判別結果信号線

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期信号入力端子に入力された水平
    同期信号の極性を検出する水平同期信号極性判別手段
    と、 垂直同期信号入力端子に入力された垂直同期信号の極性
    を検出する垂直同期信号極性判別手段と、 前記水平同期信号極性判別手段及び垂直同期信号極性判
    別手段の極性判別結果に基づいて、それぞれの同期信号
    を反転させるか否かを決定し、常に一定の極性の同期信
    号を得るようにする極性反転手段と、 前記垂直同期信号入力端子に垂直同期信号が入力されて
    いるか否かを判別し、前記垂直同期信号入力端子に垂直
    同期信号が入力されていない場合は前記水平同期信号に
    複合同期信号が入力されているとみなして、1水平走査
    期間内の有効画像領域の電位を1水平走査期間維持して
    疑似的な垂直同期信号を生成する疑似垂直同期信号発生
    手段とを具備し、 前記疑似垂直同期信号発生手段によって生成された疑似
    的な垂直同期信号を前記水平同期信号と同期させて出力
    するようにしたことを特徴とする同期信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記水平同期信号極性判別手段は、前記
    水平同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタイミ
    ングから第1の所定時間後の電圧を検知して水平同期信
    号の極性を判別し、前記垂直同期信号極性判別手段は、
    前記垂直同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタ
    イミングから第2の所定時間後の電圧を検知して水平同
    期信号の極性を判別することを特徴とする請求項1に記
    載の同期信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記極性反転手段からの出力を所定の幅
    のパルスに変換する水平同期信号発生手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の同期信号処理
    回路。
  4. 【請求項4】 前記水平同期信号極性判別手段と、前記
    垂直同期信号極性判別手段と、前記複合同期信号判別手
    段とを具備し、これらの判別手段の判別結果を基にし
    て、入力されているビデオ信号の解像度モードを含む各
    モードを弁別することを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 水平同期信号入力端子から入力された水
    平同期信号の立ち上がりもしくは立ち上がりのタイミン
    グから第1の所定時間後の水平同期信号の電圧を検知し
    て極性を判別する水平同期信号極性判別手段と、 垂直同期信号入力端子から入力された垂直同期信号の立
    ち上がりもしくは立ち下がりのタイミングから第2の所
    定時間後の垂直同期信号の電圧を検知して極性を判別す
    る垂直同期信号極性判別手段と、 前記垂直同期信号入力端子の電圧変化の有無を検知して
    前記水平同期信号入力端子に複合同期信号が入力されて
    されているか否かを判別する複合同期信号判別手段と、 前記第1の所定時間後の水平同期信号入力端子に入力さ
    れた複合同期信号の極性を1水平走査期問維持すること
    により疑似的な垂直同期信号を生成する疑似垂直同期信
    号発生手段と、 前記水平同期信号の極性を反転した信号か、または極性
    を反転しない信号のいずれか一方を選択する水平同期信
    号切り換え手段と、 前記垂直同期信号の極性を反転した信号か、または前記
    疑似垂直同期信号発生手段から出力される疑似的な垂直
    同期信号のいずれか一つを選択する垂直同期信号切り換
    え手段と、 前記垂直同期信号切り換え手段からの出力を水平同期信
    号切り換え手段からの出力に同期させる垂直同期信号発
    生手段と、を具備し、 前記水平同期信号極性判別手段での判別結果を基にして
    前記水平同期信号切り換え手段を切り換えて、前記水平
    同期信号の極性を正負いずれか一方にそろえて出力水平
    同期信号を生成するとともに、 前記垂直同期信号極性判別手段と前記複合同期信号判別
    手段での判別結果を基に、前記垂直同期信号切り換え手
    段を切り換えて前記垂直同期信号の極性を正負いずれか
    一方にそろえて出力垂直同期信号を生成し、前記出力垂
    直同期信号を前記出力水平同期信号と同期させて出力す
    るようにしたことを特徴とする同期信号処理回路。
  6. 【請求項6】 水平同期信号入力端子に入力された水平
    同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタイミング
    から第1の所定時間後の水平同期信号の電圧を検知して
    水平同期信号の極性を判別する水平同期信号極性判別手
    段と、 前記垂直同期信号入力端子に入力された垂直同期信号の
    立ち上がりもしくは立ち下がりのタイミングから第2の
    所定時間後の垂直同期信号の電圧を検知して垂直同期信
    号の極性を判別する垂直同期信号極性判別手段と、 前記垂直同期信号入力端子の電圧変化の有無を検知して
    水平同期信号入力端子に複合同期信号として入力されて
    されているか否かを判別する複合同期信号判別手段と、 前記第1の所定時間後の水平同期信号入力端子に入力さ
    れた複合同期信号の極性を1水平走査期間維持すること
    により疑似的な垂直同期信号を生成する疑似垂直同期信
    号発生手段と、 前記水平同期信号の極性を反転した信号か、極性を反転
    しない水平同期信号かのいずれか一方を選択する水平同
    期信号切り換え手段と、 前記水平同期信号切り換え手段からの出力を所定の幅の
    パルスに変換する水平同期信号発生手段と、 前記垂直同期信号の極性を反転した信号か、または前記
    疑似垂直同期信号発生手段から出力される疑似的な垂直
    同期信号のいずれか一つを選択する垂直同期信号切り換
    え手段と、 前記垂直同期信号切り換え手段からの出力を前記水平同
    期信号切り換え手段からの出力に同期させる垂直同期信
    号発生手段とを具備し、 前記水平同期信号極性判別手段での判別結果を基に水平
    同期信号切り換え手段を切り換えて水平同期信号の極性
    を正負いずれか一方にそろえた後、前記水平同期信号発
    生手段にて所定の福のパルスに変換して出力水平同期信
    号を生成するとともに、前記垂直同期信号極性判別手段
    と前記複合同期信号判別手段での判別結果を基にして、
    前記垂直同期信号切り換え手段を切り換えて垂直同期信
    号の極性を正負いずれか一方にそろえて出力垂直同期信
    号を生成し、前記出力水平同期信号と同期させて出力す
    るようにしたことを特徴とする同期信号処理回路。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の水平同期信号
    極性判別手段と、垂直同期信号極性判別手段と、複合同
    期信号判別手段とを具備し、これらの判別手段の判別結
    果を基にして、入力されているビデオ信号の解像度モー
    ドを含む各モードを弁別することを特徴とする表示装
    置。
  8. 【請求項8】 水平同期信号入力端子に入力された水平
    同期信号のエッジから所定の時間が経過した後の同期信
    号の極性を検出する水平同期信号極性判別処理と、 垂直同期信号入力端子に入力された垂直同期信号のエッ
    ジから所定の時間が経過した後の同期信号の極性を検出
    する垂直同期信号極性判別処理と、 前記水平同期信号極性判別処理及び垂直同期信号極性判
    別処理における極性判別結果に基づいて、それぞれの同
    期信号を反転させるか否かを決定し、常に一定の極性の
    同期信号を得るようにする極性反転処理と、 前記垂直同期信号入力端子に垂直同期信号が入力されて
    いるか否かを判別し、前記垂直同期信号入力端子に垂直
    同期信号が入力されていない場合は前記水平同期信号に
    複合同期信号が入力されているとみなして、1水平走査
    期間内の有効画像領域の電位を1水平走査期間維持する
    ことにより疑似的な垂直同期信号を生成する疑似垂直同
    期信号発生処理とを行う同期信号処理方法であって、 前記疑似垂直同期信号発生処理によって生成された疑似
    的な垂直同期信号と前記水平同期信号とを同期させて垂
    直同期信号として出力するようにしたことを特徴とする
    同期信号処理方法。
  9. 【請求項9】 前記水平同期信号極性判別処理は、前記
    水平同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタイミ
    ングから第1の所定時間が経過した後の電圧を検知して
    水平同期信号の極性を判別し、前記垂直同期信号極性判
    別処理は、前記垂直同期信号の立ち上がりもしくは立ち
    下がりのタイミングから第2の所定時間が経過した後の
    電圧を検知して水平同期信号の極性を判別することを特
    徴とする請求項8に記載の同期信号処理方法。
  10. 【請求項10】 前記極性反転処理からの出力を所定の
    幅のパルスに変換する水平同期信号発生処理を更に行う
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の同期信号処
    理方法。
  11. 【請求項11】 水平同期信号入力端子から入力された
    水平同期信号の立ち上がりもしくは立ち上がりのタイミ
    ングから第1の所定時間後の水平同期信号の電圧を検知
    して極性を判別する水平同期信号極性判別処理と、 垂直同期信号入力端子から入力された垂直同期信号の立
    ち上がりもしくは立ち下がりのタイミングから第2の所
    定時間後の垂直同期信号の電圧を検知して極性を判別す
    る垂直同期信号極性判別処理と、 前記垂直同期信号入力端子の電圧変化の有無を検知して
    前記水平同期信号入力端子に複合同期信号が入力されて
    されているか否かを判別する複合同期信号判別処理と、 前記第1の所定時間後の水平同期信号入力端子に入力さ
    れた複合同期信号の極性を1水平走査期問維持すること
    により疑似的な垂直同期信号を生成する疑似垂直同期信
    号発生処理と、 前記水平同期信号の極性を反転した信号か、または極性
    を反転しない信号のいずれか一方を選択する水平同期信
    号切り換え処理と、 前記垂直同期信号の極性を反転した信号か、または前記
    疑似垂直同期信号発生処理から出力される疑似的な垂直
    同期信号のいずれか一つを選択する垂直同期信号切り換
    え処理と、 前記垂直同期信号切り換え処理からの出力を水平同期信
    号切り換え処理からの出力に同期させる垂直同期信号発
    生処理とを行う同期信号処理方法であって、 前記水平同期信号極性判別処理での判別結果を基に前記
    水平同期信号の極性を正負いずれか一方にそろえた出力
    水平同期信号を生成するとともに、 前記垂直同期信号極性判別処理と前記複合同期信号判別
    処理での判別結果を基に、前記垂直同期信号の極性を正
    負いずれか一方にそろえて出力垂直同期信号を生成し、
    前記出力水平同期信号と同期させて出力するようにした
    ことを特徴とする同期信号処理方法。
  12. 【請求項12】 水平同期信号入力端子に入力された水
    平同期信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのタイミン
    グから第1の所定時間後の水平同期信号の電圧を検知し
    て水平同期信号の極性を判別する水平同期信号極性判別
    処理と、 前記垂直同期信号入力端子に入力された垂直同期信号の
    立ち上がりもしくは立ち下がりのタイミングから第2の
    所定時間後の垂直同期信号の電圧を検知して垂直同期信
    号の極性を判別する垂直同期信号極性判別処理と、 前記垂直同期信号入力端子の電圧変化の有無を検知して
    水平同期信号入力端子に複合同期信号として入力されて
    されているか否かを判別する複合同期信号判別処理と、 前記第1の所定時間後の水平同期信号入力端子に入力さ
    れた複合同期信号の極性を1水平走査期間維持すること
    により疑似的な垂直同期信号を生成する疑似垂直同期信
    号発生処理と、 前記水平同期信号の極性を反転した信号か、極性を反転
    しない水平同期信号かのいずれか一方を選択する水平同
    期信号切り換え処理と、 前記水平同期信号切り換え処理からの出力を所定の幅の
    パルスに変換する水平同期信号発生処理と、 前記垂直同期信号の極性を反転した信号か、または前記
    疑似垂直同期信号発生処理から出力される疑似的な垂直
    同期信号のいずれか一つを選択する垂直同期信号切り換
    え処理と、 前記垂直同期信号切り換え処理からの出力を前記水平同
    期信号切り換え処理からの出力に同期させるようにする
    垂直同期信号発生処理とを行う同期信号処理方法であっ
    て、 前記水平同期信号極性判別処理での判別結果を基に水平
    同期信号の極性を正負いずれか一方にそろえた後、前記
    水平同期信号発生処理にて所定の福のパルスに変換して
    出力水平同期信号を生成するとともに、 前記垂直同期信号極性判別処理と前記複合同期信号判別
    処理での判別結果を基に、前記垂直同期信号の極性を正
    負いずれか一方にそろえて出力垂直同期信号を生成し、
    前記水平同期信号と同期させて出力するようにしたこと
    を特徴とする同期信号処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜6に記載の各手段としてコ
    ンピュータを機能させるためのプログラムを格納したこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 請求項8〜12に記載の同期信号処理
    方法を構成するステップがコンピュータから読み出し可
    能に格納されていることを特徴とする記憶媒体。
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JP2002162928A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Nec Corp 走査回路
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