JPH11184317A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11184317A
JPH11184317A JP9365012A JP36501297A JPH11184317A JP H11184317 A JPH11184317 A JP H11184317A JP 9365012 A JP9365012 A JP 9365012A JP 36501297 A JP36501297 A JP 36501297A JP H11184317 A JPH11184317 A JP H11184317A
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recording paper
gloss
image forming
circuit
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JP9365012A
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Masaki Otake
正記 大竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ低コストの構成で、光沢度センサの
光源の劣化や汚れによる誤検知や誤判定を防止すると共
に識別感度を良好に維持できる光沢度センサを備えた画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 記録紙102の地肌の光沢データを取り
込み、演算回路206にて光沢データの平均値Vmを算
出する。平均値Vmが規定値以上かどうかをROM20
7より比較回路207へ読み出して比較する。平均値V
mが規定値より大きければOHTと判定する。また規定
値より小さければRAM205に格納されていた補正デ
ータVcを読み出し、演算回路206にて相対値(Vm
/Vc)を算出する。この相対値を所定値Aと比較す
る。相対値が所定値Aより大きければOHT、小さけれ
ば上記相対値を所定値B(A>B)と比較する。上記相
対値が所定値Bより小さければ普通紙、大きければグロ
ス紙と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラープリ
ンタあるいはカラー複写機などとされる電子写真方式あ
るいは静電記録方式を利用した画像形成装置に関し、該
画像形成装置に用いられる記録紙の材料の光沢度を計測
して記録材の種別を判別する方法に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像濃度制御を必要とする装置
としてカラー画像形成装置がある。この種のカラー画像
形成装置は、例えば、感光ドラム上に帯電、露光、現像
によって形成された記録像を中間転写ベルト上に転写す
る工程を複数回繰り返し、最後に記録紙上に複数色の重
ね画像を再転写してカラー画像を得る。
【0003】上記カラー画像形成装置には、記録紙に画
像形成するのに先んじて、記録紙がどんな種類のものか
を表面の光沢度によってよって判別するための光沢度検
出手段である光沢センサを備えているものがある。
【0004】光沢センサは記録紙の光沢度によって記録
紙と画像がバランスのとれた、最適な印字を施すために
検出するためとOHT(オーバーヘッドプロジェクト用
透明紙)のような透過原稿に画像が印字されたときに光
が透過するようにプロセス制御するために用いられる。
【0005】また、光沢センサは、発光光源と2つの受
光素子とから構成され、記録紙の光沢を測定し、測定し
た光沢データをもとに記録紙の種類を判定し、各高圧電
源や定着速度および温度などの印字条件を変更してい
た。
【0006】さらに、記録紙がOHTのような透過性の
あるものはOHTを検出する専用のセンサによって検出
していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録紙
の材質を判定するために複数のセンサを用いるのではコ
ストがかかる上、物理的な構成が大きくなってしまうと
いうことがあった。また、光沢センサによってOHTを
検出する場合、基準白色板の汚れやLEDの光量劣化に
伴い、光沢度の高い記録紙とOHTの検出差が少ないた
め誤検知してしまい、それによる電子写真プロセスの相
違から装置がダメージを受ける可能性があった。
【0008】また、LEDの光量が安定している間に各
メディア(記録紙)の判定を相対値によって判定するの
では、S/Nがとれないため、メディアの大まかな判定
しかできないことがあった。たとえば、グロス紙の光沢
度の高いものと低いものなどの判別ができないことがあ
った。グロス紙などにおいては光沢度の度合いによって
プロセス制御を変えることによって印字効果に差が生じ
ていた。
【0009】また、ユーザが予めどんな種類の記録紙に
印字するかを知っており、外部装置や操作パネルから記
録紙に適した印字条件を設定する場合、必ずしも印字し
ようとしている記録紙の印字条件に適合しているとは限
らなかった。
【0010】従って、本発明の目的は、簡単かつ低コス
トの構成で、光沢度検出手段の光源の劣化や汚れによる
誤検知や誤判定を防止すると共に識別感度を良好に維持
できる光沢度検出手段を備えた画像形成装置を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
記録紙に光を照射しその反射光の正反射成分を検出する
ことによって記録紙表面の光沢度を検出する検出手段を
有する画像形成装置において、前記検出手段の感度補正
を行うための補正部材と、該補正部材を用いて前記検出
手段の検出レベルを補正する補正手段と、記録紙の種類
を前記検出手段の飽和領域を利用しその検出レベルの絶
対値によって判定するかあるいは前記補正手段によって
補正された値をもとに判定する判定手段とを有し、前記
判定手段の判定結果に応じて印字条件を変えることを特
徴とする画像形成装置である。
【0012】前記判定手段による記録紙の種類の判定
は、前記検出手段の出力レベルが規定値より大きいとき
には、前記出力レベルの絶対値による判定を行い、前記
出力レベルが規定値より小さいときには、前記補正手段
により補正された値をもとに判定することが好ましい。
【0013】前記判定手段の判定結果に応じて、記録紙
に印字するための印字条件を設定する設定手段と、該設
定手段によって設定された印字条件の回数を記憶する記
憶手段と、前記印字条件を外部より指定する指定手段と
を有し、該外部より印字条件を指定するするときの各パ
ラメータの初期値を、前記記憶手段が記憶した前記設定
条件の設定回数の大きい順番に変更することが好まし
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0015】実施例1 本発明の第1実施例に係るカラー画像形成装置すなわち
カラープリンタについて図7により説明する。
【0016】図7において、装置本体Aには、感光ドラ
ム100、ローラ帯電器105、および廃トナーを蓄積
するクリーナーボックス113を一体的にカートリッジ
化し、プリント枚数が規定数量に達することにより交換
される、装置本体Aに着脱自在な感光ドラムカートリッ
ジBを備えている。
【0017】さらに感光ドラムカートリッジBの左辺に
は、トナー及びトナー収納部と現像を行なうための現像
手段とを一体的にカートリッジ化し、収納トナーの消費
完了により交換される装置本体Aに着脱自在な複数個の
現像カートリッジDm、Dy、Dc、Dkを、支持体回
転軸110を中心として回転可能に担持した支持体12
0を備えており、選択されたトナー色に応じて、現像カ
ートリッジDm、Dy、Dc、Dkのうちの対応する現
像カートリジを感光ドラム100との対向位置に静止せ
しめて現像を行う。
【0018】感光ドラム1は、不図示の駆動手段によっ
て103mm/secの周速度で図示矢印方向に駆動さ
れる。また、感光ドラム1は、直径40mmのアルミシ
リンダーの外周面に有機感光体(OPC)からなる光導
電体を塗布して構成されるが、前述OPCは、A−S
i、CdS、Se等であってもよい。
【0019】また、感光ドラムカートリッジBの下方に
は、感光ドラム1の上の像を各色ごとにベルト上に転移
させる機能を有する中間転写ベルト(以下「ITB」と
略する)103が配置されている。
【0020】装置本体内の上方には、レーザダイオード
104、高速モータ106aによって回転駆動される多
面鏡106、レンズ126、および折り返しミラー12
5等から構成される露光装置107が配置されている。
【0021】感光ドラム1は、帯電ローラ105に、−
700Vの直流電圧に交流周波数700HzでVp−p
(ピークツーピーク)−1500Vの交流電圧が重畳さ
れた電圧が印加されることにより、略−700Vに均一
に帯電される。
【0022】レーザダイオード104に例えばマゼンタ
の画像情報にしたがった信号が入力されると、レーザ光
が光路Lを通って感光ドラム1に照射され、レーザ光の
照射された箇所は略−100Vになる。
【0023】さらに感光ドラム1が矢印方向に進むと現
像カートリッジDm、Dy、Dc、Dkによってトナー
像として可視化される。
【0024】感光ドラム100上のトナー像は、不図示
の高圧電源から一次転写ローラ103aに印加された転
写バイアスによって感光ドラム100とITB103間
に発生した電圧によって、ITB103上に転写され
る。
【0025】以上の工程をシアン色、イエロー色、黒色
についても同様な処理を行うことによってITB103
上には複数色のトナー像が形成される。
【0026】一方、カセット101aあるいはマルチト
レー101bに収容された記録紙102は、給紙ローラ
121によりレジストローラ122に搬送され、さらに
上記トナー像とタイミングを合わせて転写部に給送さ
れ、二次転写ローラ117の作用によってITB103
上に形成されたカラー画像は最終的に記録紙102に二
次転写される。
【0027】記録紙102は搬送ベルト111を介して
従来公知の加熱、加圧を行う定着装置104に搬送さ
れ、記録紙102上の未定着画像が溶融固着されカラー
画像が得られる。
【0028】定着が終了した記録紙102はフェースア
ップ(画像上向き)トレー108に排紙されるか、フェ
ースダウン(画像下向き)トレー109に排紙される。
【0029】一方、感光ドラム100上の記録紙に転写
されずに残ったトナーは公知のファーブラシや、ブレー
ド手段等のクリーニング装置113aによって清掃され
る。また、ITB103上の残存トナー等はクリーニン
グ装置112により除去される。
【0030】つぎに本発明の特徴部分について図1〜図
3により説明する。
【0031】図1に記録紙の種類を光沢度検出手段であ
る光沢センサにより判別するためのブロック図が示され
る。図1において、プリントが開始されるとカセット1
01aまたはマルチトレー101bから給紙された記録
紙102は、光沢センサユニット115によって記録紙
の種類を判別し、各々の記録紙に適した印字がなされ
る。
【0032】給紙搬送されてくる記録紙102の先端お
よび有無が検出するための記録紙先端センサ200が、
光沢センサユニット115の記録紙搬送方向上流側に配
置され、光沢センサ115のデータサンプリングの開始
トリガとして用いられる。
【0033】光沢センサユニット115は、発光回路2
01にて記録紙102に光を照射し、その反射光の正反
射成分を受光回路202で検出してアナログ量を出力し
ている。発光回路201は主にLED、受光回路202
はフォトトランジスタなどで構成されている。
【0034】補正板(補正部材)226は、発光回路2
01からの光の照射を受けることができる位置にあっ
て、LEDの劣化や光軸間の汚れなどによる補正のため
に用いられる。
【0035】タイミング発生回路203は、記録紙先端
センサ200からの信号をもとに、発光回路202の光
照射のタイミングを制御し、あるいはA/D変換回路2
04にクロック信号を発生させ、さらにはRAM205
への書き込み信号を発生させる。
【0036】A/D変換回路204は、光沢センサユニ
ット115の受光回路202からのアナログ信号をデジ
タル信号に変換するための回路である。
【0037】RAM205は補正板226の光沢データ
を一時的に格納するためのものである。
【0038】演算回路206は、記録紙102の光沢デ
ータの平均値や記録紙102の光沢データに対する補正
板226の光沢データの相対値を演算するための回路で
ある。
【0039】比較回路207は、演算回路206からの
出力とROM208からの出力を比較するためのもので
ある。
【0040】ROM208は、記録紙102がどんな種
類のものかを判定するための閾値を格納している。
【0041】判定回路209は、A/D変換回路204
からの出力と比較回路207からの出力が入力され、A
/D変換回路204のデータが有効であるならば比較回
路207からのデータを無効にし、A/D変換回路20
4のデータが無効ならば比較回路207からのデータを
採用して最終的な記録紙の種類の判定を行う。
【0042】外部装置224は、判定回路209に対
し、強制的にパラメータを設定したり、光沢センサユニ
ット115の判定に応じて印字処理を任せる設定を行
う。
【0043】操作パネル225は、外部装置224と同
様に印字処理の設定を行うためのものである。
【0044】つぎに、図1のブロック図に加えて、図2
のタイムチャートと図3のフローチャートを参照して本
実施例の動作について説明する。
【0045】記録紙102が搬送されて記録紙先端セン
サ200によって検出されるまで待機し(S1)、記録
紙102が検知されると、タイミング発生回路203は
光沢センサユニット115の発光回路201を起動させ
LEDを発光させる(S2)。発光回路201のLED
が発光すると、受光回路202は補正板226からの反
射光をアナログ信号として受光し、タイミング発生回路
203からのクロックTrigAに基づきアナログ信号
をA/D変換回路204によってデジタル信号に変換
し、RAM205へ格納する(S3)。
【0046】次いで、タイミング発生回路203からの
クロックTrigB、TrigC、TrigD、Tri
gEにて記録紙102の地肌の光沢データを取り込み、
演算回路206にて光沢データの平均値Vmを算出する
(S4)。平均化された記録紙102の地肌の光沢度が
規定値以上かどうかをROM207より比較回路207
へ読み出して比較する(S5)。なお上記規定値は光沢
センサの飽和領域を参照して設定される。
【0047】ここで上記光沢データの平均値Vmが規定
値より大きければOHTと判定する(S10)。また規
定値より小さければRAM205に格納されていた補正
データVcを読み出し、演算回路206にて相対値(V
m/Vc)を算出する。この相対値を所定値Aと比較す
る(S6)。相対値が所定値Aより大きければ上記と同
様にOHTと判定する(S10)。一方、所定値Aより
小さければ上記相対値(Vm/Vc)を所定値Bと比較
する(S7)。
【0048】ここで、上記相対値が所定値Bより小さけ
れば普通紙と判定する(S9)。所定値Bより大きけれ
ばグロス紙と判定する(S8)。
【0049】記録紙102の判定が終了したら、発光回
路201を停止させ、LEDをオフして終了する。な
お、上記所定値A、Bの関係はA>Bである。
【0050】以上のように、本実施例においては、簡単
かつ低コストの構成で、光沢度センサの光源の劣化や汚
れによる誤検知や誤判定を防止できると共に紙種の識別
感度を維持でき、記録紙の判別の煩雑さを解消すること
ができる。
【0051】また、グロス紙のように印字条件によって
印字結果の相違の大きな記録紙においては、グロス紙の
地肌の光沢度の識別感度を大きくとるため光源光量の高
いときには絶対値判定を行い、低いときには相対値判定
を行ってグロス紙の光沢度に応じて印字条件を変更する
ことにより最適な印字を施すことが可能となる。
【0052】実施例2 つぎに本発明の第2実施例について図4〜図6により説
明する。
【0053】第1実施例においては一つの比較回路20
7を備えていたが、本実施例においては、図4のブロッ
ク図に示すように、2つの比較回路(A、B)207、
210を備えている。
【0054】比較回路B210は、補正板226の光沢
レベルが、読み取り時にLEDの劣化などで規定値より
小さくなった場合、その光沢レベルがRAM205へ格
納される。補正板226の光沢レベルが規定値より大き
い場合はA/D変換回路204から出力された記録紙地
肌の光沢データは判定回路209へ送出される。
【0055】ROM208は第1実施例で示したよう
に、補正板226の光沢データに対する記録紙地肌の光
沢データの相対値が記録紙の種類を判定するための閾値
を格納するためのデータと、本実施例においては補正値
そのものを光沢データによって判定方法を変更するため
の閾値を格納するためのデータを備えている。
【0056】本実施例における判定回路209の詳細を
図5のブロック図に示す。図5において、判定回路20
9は、ROMなどで構成される絶対値判定閾値供給回路
211、第1〜第4の比較回路212、213、21
4、215、第1〜第4のセレクタ216、217、2
18、219、および印字を行うための各パラメータ設
定を行うOHT処理回路220、第1、第2グロス紙処
理回路221、222および普通紙処理回路223、そ
して記憶手段であるEEPROM224を備えており、
データバスにより接続されている。
【0057】第1〜第4の比較回路212〜215は、
A/D変換回路204から送出される記録紙地肌の光沢
データと絶対値判定閾値供給回路211からの閾値デー
タを比較する。
【0058】第1〜第4のセレクタ216〜219は、
第1〜第4の比較回路212〜215からの出力と比較
回路B210からの出力を選択するためのものであり、
比較回路A207からの信号がトゥルーであれば比較回
路Bからの信号が選択され、フォルスであれば第1〜第
4の比較回路212〜223からの信号が選択される。
【0059】EEPROM224は、上記処理回路にお
いて、どの処理が何回使用されたかを記憶するためのも
のであり、装置の電源が停止されても消去されないため
の不揮発性メモリを用いている。
【0060】また画像形成制御回路226は、各処理回
路のパラメータをもとに印字手順の条件を変更したり、
外部装置、入力パネルの指示により各処理のパラメータ
を設定する。
【0061】つぎに図6のフローチャートをもとに本実
施例の動作について説明する。
【0062】記録紙先端センサ200によって記録紙1
02が検出箇所に到達するまで待機し(S11)、到達
が検知された時には、発光回路201のをONする(S
12)。次いで、補正板226の光沢データVcを取り
込み(S13)、さらに記録紙の地肌の光沢データVm
を取り込む(14)。
【0063】そして補正板226の光沢データVcを規
定値と比較し(S15)、規定値より大きい場合には、
つぎに光沢データの絶対値判定を行う。
【0064】すなわち、記録紙の地肌の光沢データVm
を所定値Dと比較し(S16)、所定値Dより大きけれ
ばOHTと判定する(S22)。所定値Dより小さい場
合には、次いで所定値Eと比較し(S17)、所定値E
より小さければ普通紙と判定する(S21)。さらに、
所定値Eより大きい場合には、所定値Fと比較し(1
8)、所定値Fより大きければグロス紙1と判定し(S
19)、所定値Fより小さければグロス紙2と判定し
(S20)、各記録紙の判定をもとに印字の設定パラメ
ータを設定し、設定数を記憶する(S26)。ここで
D、E、FはD>E>Fの関係である。
【0065】一方、S15において、補正板226の光
沢データVcが所定値より小さい場合には、補正板22
6の光沢データVcに対する記録紙地肌の光沢データV
mの相対値(Vm/Vc)による記録紙の判定を行う。
すなわち、相対値(Vm/Vc)が所定値Aより大きけ
ればOHTと判定する(S23)。所定値Aより小さい
場合には、ついで所定値Bと比較し(S24)、所定値
Bより小さければ普通紙と判定する(S21)。所定値
Bより大きい場合には、さらに所定値Cと比較し、所定
値Cより大きい場合にはグロス紙1と判定し(S1
9)、所定値Cより小さければグロス値2と判定し(S
20)、上記と同様に各記録紙の判定をもとに印字の設
定パラメータをセットし、各記録紙の設定した回数を記
憶して終了する(S26)。ここで、上記設定値A、
B、CにはA>C>Bの関係である。
【0066】上記のように本実施例においても第1実施
例と同様の効果を得ることができるとともにより精密に
記録紙の判定を行うことができる。さらに、外部より印
字条件を指定するときの各パラメータの初期値を、印字
設定条件を設定した回数を記憶する手段により回数の大
きい順番に変更することにより、設定の手間を解消する
ことができる。
【0067】実施例3 第2実施例では、グロス紙を2種類としたが2種類以上
あっても構わない。また設定回数を記憶したデータをも
とにグロス印字指定のコマンドによって印字開始がなさ
れたときは設定回数の多いグロス紙の設定をもとに印字
する構成であってもよい。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光沢度を検出するための検出手段の感度補正
を行うための補正部材と、該補正部材を用いて前記検出
手段の検出レベルを補正する補正手段と、記録紙の種類
を前記検出手段の飽和領域を利用しその検出レベルの絶
対値によって判定するかあるいは前記補正手段によって
補正された値をもとに判定する判定手段とを有し、前記
判定手段の判定結果に応じて印字条件を変えることによ
り、簡単かつ低コストの構成で、光沢度検出手段の光源
の劣化や汚れによる誤検知や誤判定を防止すると共に識
別感度を良好に維持できる光沢度検出手段を備えたこと
が画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明するための電気ブロ
ック図である。
【図2】第1実施例を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図3】第1実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】第2実施例を説明するための電気ブロック図で
ある。
【図5】第2の実施例の判定回路の詳細な電気ブロック
図である。
【図6】第2実施例の動作説明をするためのフローチャ
ートである。
【図7】本発明が具現化される画像形成装置の一実施例
を示す構成図である。
【符号の説明】
115 光沢センサ(光沢度検出手段) 206 演算回路 207、210 比較回路 209 判定回路(判定手段) 224 EEPROM(記憶手段) 226 補正板(補正部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に光を照射しその反射光の正反射
    成分を検出することによって記録紙表面の光沢度を検出
    する検出手段を有する画像形成装置において、 前記検出手段の感度補正を行うための補正部材と、該補
    正部材を用いて前記検出手段の検出レベルを補正する補
    正手段と、記録紙の種類を前記検出手段の飽和領域を利
    用しその検出レベルの絶対値によって判定するかあるい
    は前記補正手段によって補正された値をもとに判定する
    判定手段とを有し、前記判定手段の判定結果に応じて印
    字条件を変えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段による記録紙の種類の判定
    は、前記検出手段の出力レベルが規定値より大きいとき
    には、前記出力レベルの絶対値による判定を行い、前記
    出力レベルが規定値より小さいときには、前記補正手段
    により補正された値をもとに判定することを特徴とする
    請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段の判定結果に応じて、記録
    紙に印字するための印字条件を設定する設定手段と、該
    設定手段によって設定された印字条件の回数を記憶する
    記憶手段と、前記印字条件を外部より指定する指定手段
    とを有し、該外部より印字条件を指定するするときの各
    パラメータの初期値を、前記記憶手段が記憶した前記設
    定条件の設定回数の大きい順番に変更することを特徴と
    する請求項1の画像形成装置。
JP9365012A 1997-12-19 1997-12-19 画像形成装置 Pending JPH11184317A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003276855A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Canon Inc 画像読取装置及び画像形成装置
JP2008268172A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Toshiba Corp 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
JP2015078975A (ja) * 2013-09-12 2015-04-23 株式会社リコー 光沢度判定装置、測色装置、画像形成装置、および光沢度判定方法

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