JPH11182796A - Ｌｐｇタンク内に発生したｂｏｇの処理方法及びその装置 - Google Patents
Ｌｐｇタンク内に発生したｂｏｇの処理方法及びその装置Info
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- JPH11182796A JPH11182796A JP35515697A JP35515697A JPH11182796A JP H11182796 A JPH11182796 A JP H11182796A JP 35515697 A JP35515697 A JP 35515697A JP 35515697 A JP35515697 A JP 35515697A JP H11182796 A JPH11182796 A JP H11182796A
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- JP
- Japan
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- lpg
- tank
- lng
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＬＰＧタンク内に発生したＢＯＧをＬＮＧの
冷熱を利用して処理する設備において、２系統を設備し
たり、１週間に１回程度のインターバルで切り換え運転
を行う必要がないようにする。 【解決手段】 ＬＰＧ循環ライン２を経由して過冷却熱
交換器５に至るＬＰＧ中に含まれている水分、メタノー
ル等の不純物をゼオライトを充填した吸着塔４で除去す
る。この結果、過冷却熱交換器５において不純物の析出
がなくなるため、過冷却熱交換器５は１年程度の連続運
転が可能になる。
冷熱を利用して処理する設備において、２系統を設備し
たり、１週間に１回程度のインターバルで切り換え運転
を行う必要がないようにする。 【解決手段】 ＬＰＧ循環ライン２を経由して過冷却熱
交換器５に至るＬＰＧ中に含まれている水分、メタノー
ル等の不純物をゼオライトを充填した吸着塔４で除去す
る。この結果、過冷却熱交換器５において不純物の析出
がなくなるため、過冷却熱交換器５は１年程度の連続運
転が可能になる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＬＰＧタンク内に
発生したＢＯＧ（Ｂｏｉｌ ｏｆｆ ｇａｓ）を当該Ｌ
ＰＧタンク内において再凝縮させて処理する方法及びそ
の装置に関するものである。
発生したＢＯＧ（Ｂｏｉｌ ｏｆｆ ｇａｓ）を当該Ｌ
ＰＧタンク内において再凝縮させて処理する方法及びそ
の装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】低温のＬＰＧタンク内には、外部入熱に
より一部のＬＰＧが気化したＢＯＧが発生するため、そ
の処理方法として、従来は昇圧機を用いてＢＯＧを昇圧
し、再液化するという処理方法が採用されていた。しか
し、この処理方法は、昇圧設備費及び動力費がかかるこ
とから、最近は、ＬＰＧタンク内からＬＰＧを払い出
し、これをＬＮＧの冷熱を利用して過冷却状態として再
びＬＰＧタンク内の気相に戻し、この過冷却ＬＰＧでＢ
ＯＧを再凝縮させるという方法が開発されている。
より一部のＬＰＧが気化したＢＯＧが発生するため、そ
の処理方法として、従来は昇圧機を用いてＢＯＧを昇圧
し、再液化するという処理方法が採用されていた。しか
し、この処理方法は、昇圧設備費及び動力費がかかるこ
とから、最近は、ＬＰＧタンク内からＬＰＧを払い出
し、これをＬＮＧの冷熱を利用して過冷却状態として再
びＬＰＧタンク内の気相に戻し、この過冷却ＬＰＧでＢ
ＯＧを再凝縮させるという方法が開発されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このＬＮＧの
冷熱を利用する方法の場合、過冷却熱交換器において、
飽和状態のＬＰＧを−１６２℃のＬＮＧの冷熱により、
例えば−８０℃まで過冷却すると、溶解度の差により、
ＬＰＧ中の水分、メタノール等の不純物が析出し、これ
が前記過冷却熱交換器の伝熱面に付着して、圧損を招
き、更に熱交換性能を低下させるという問題がある。
冷熱を利用する方法の場合、過冷却熱交換器において、
飽和状態のＬＰＧを−１６２℃のＬＮＧの冷熱により、
例えば−８０℃まで過冷却すると、溶解度の差により、
ＬＰＧ中の水分、メタノール等の不純物が析出し、これ
が前記過冷却熱交換器の伝熱面に付着して、圧損を招
き、更に熱交換性能を低下させるという問題がある。
【０００４】そこで、従来は、図２に示すように、ＬＰ
Ｇタンク１００からＬＰＧ循環ライン１０１で払い出し
たＬＰＧを第１過冷却熱交換器１０２を経由して戻しラ
イン１０４からＬＰＧタンク１内に戻す１系統と、第２
過冷却熱交換器１０３を経由して戻しライン１０４から
ＬＰＧタンク１内に戻す２系統を用意し、例えば１系統
である程度連続運転をした後に２系統に切り換えて第１
過冷却熱交換器１０２に付着した不純物を溶かし、再生
するという運転を交互に繰り返している。図中１０５は
ＬＮＧ払い出しライン、１０６は冷却用ＬＮＧラインで
ある。しかし、このインターバルは、不純物濃度に依存
し、しかもこの濃度は一定ではないため、現状において
は、その濃度を例えば６ｐｐｍと仮定し、１週間に１回
程度の切り換え運転を行っている。このため、２系統の
処理設備が必要になると共に、切り換え等に伴うトラブ
ルの問題もある。
Ｇタンク１００からＬＰＧ循環ライン１０１で払い出し
たＬＰＧを第１過冷却熱交換器１０２を経由して戻しラ
イン１０４からＬＰＧタンク１内に戻す１系統と、第２
過冷却熱交換器１０３を経由して戻しライン１０４から
ＬＰＧタンク１内に戻す２系統を用意し、例えば１系統
である程度連続運転をした後に２系統に切り換えて第１
過冷却熱交換器１０２に付着した不純物を溶かし、再生
するという運転を交互に繰り返している。図中１０５は
ＬＮＧ払い出しライン、１０６は冷却用ＬＮＧラインで
ある。しかし、このインターバルは、不純物濃度に依存
し、しかもこの濃度は一定ではないため、現状において
は、その濃度を例えば６ｐｐｍと仮定し、１週間に１回
程度の切り換え運転を行っている。このため、２系統の
処理設備が必要になると共に、切り換え等に伴うトラブ
ルの問題もある。
【０００５】本発明は、１系統の処理設備で少なくとも
１年程度の連続運転を可能にすることにより、処理設備
の削減と、切り換え時のトラブルを回避することが目的
である。
１年程度の連続運転を可能にすることにより、処理設備
の削減と、切り換え時のトラブルを回避することが目的
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１に記載の発明においては、ＬＰＧタンク内
に発生したＢＯＧを処理する場合に、前記ＬＰＧタンク
内からＬＰＧを払い出し、このＬＰＧをＬＮＧの冷熱を
利用して過冷却し、この過冷却したＬＰＧを再びＬＰＧ
タンク内の気相に戻すことにより、発生したＢＯＧをタ
ンク内において再凝縮させるＬＰＧタンク内に発生した
ＢＯＧの処理方法において、前記ＬＰＧタンクから払い
出したＬＰＧを吸着塔内を通過させることにより、該Ｌ
ＰＧ中に含まれている水分、メタノール等の不純物を除
去し、その後ＬＮＧの冷熱で過冷却し、これをＬＰＧタ
ンク内の気相に戻すことを特徴とするものである。
め、請求項１に記載の発明においては、ＬＰＧタンク内
に発生したＢＯＧを処理する場合に、前記ＬＰＧタンク
内からＬＰＧを払い出し、このＬＰＧをＬＮＧの冷熱を
利用して過冷却し、この過冷却したＬＰＧを再びＬＰＧ
タンク内の気相に戻すことにより、発生したＢＯＧをタ
ンク内において再凝縮させるＬＰＧタンク内に発生した
ＢＯＧの処理方法において、前記ＬＰＧタンクから払い
出したＬＰＧを吸着塔内を通過させることにより、該Ｌ
ＰＧ中に含まれている水分、メタノール等の不純物を除
去し、その後ＬＮＧの冷熱で過冷却し、これをＬＰＧタ
ンク内の気相に戻すことを特徴とするものである。
【０００７】請求項２に記載の発明においては、請求項
１に記載の吸着塔内には、吸着剤としてゼオライトが充
填されていることを特徴とするものである。
１に記載の吸着塔内には、吸着剤としてゼオライトが充
填されていることを特徴とするものである。
【０００８】請求項３に記載の発明においては、ＬＰＧ
タンク内に貯蔵されているＬＰＧを払い出してこれを吸
着塔内に通過させて不純物を除去し、その後ＬＰＧ過冷
却熱交換器を経由させて前記ＬＰＧタンク内の気相に戻
すＬＰＧ循環ラインと、ＬＮＧタンク内から払い出され
たＬＮＧを前記過冷却熱交換器を経由することにより、
前記ＬＰＧ循環ラインを介して循環するＬＰＧに冷熱を
与えて過冷却し、その後前記ＬＮＧラインに戻る冷却用
ＬＮＧラインを設けたことを特徴とするものである。
タンク内に貯蔵されているＬＰＧを払い出してこれを吸
着塔内に通過させて不純物を除去し、その後ＬＰＧ過冷
却熱交換器を経由させて前記ＬＰＧタンク内の気相に戻
すＬＰＧ循環ラインと、ＬＮＧタンク内から払い出され
たＬＮＧを前記過冷却熱交換器を経由することにより、
前記ＬＰＧ循環ラインを介して循環するＬＰＧに冷熱を
与えて過冷却し、その後前記ＬＮＧラインに戻る冷却用
ＬＮＧラインを設けたことを特徴とするものである。
【０００９】
【作用】ＬＰＧタンク内からＬＰＧ循環ラインを介して
払い出されたＬＰＧは、吸着塔において、ゼオライトに
より水分、メタノール等の不純物が除去されてから過冷
却熱交換器に導かれ、ここでＬＮＧの冷熱により過冷却
されたのち、ＬＰＧタンクの気相に戻される。気相を形
成するＢＯＧは、この過冷却ＬＰＧにより冷却されて再
凝縮する。
払い出されたＬＰＧは、吸着塔において、ゼオライトに
より水分、メタノール等の不純物が除去されてから過冷
却熱交換器に導かれ、ここでＬＮＧの冷熱により過冷却
されたのち、ＬＰＧタンクの気相に戻される。気相を形
成するＢＯＧは、この過冷却ＬＰＧにより冷却されて再
凝縮する。
【００１０】
【実施例】図１に基づいて、請求項１〜３に記載の本発
明の実施例を詳述する。１はＬＰＧタンク、２はこのＬ
ＰＧタンク１内の払い出しポンプ３により払い出された
ＬＰＧがゼオライト等を充填した吸着塔４、過冷却熱交
換器５を経由して戻しライン６からＬＰＧタンク１の気
相１ａ内に至るＬＰＧ循環ラインである。
明の実施例を詳述する。１はＬＰＧタンク、２はこのＬ
ＰＧタンク１内の払い出しポンプ３により払い出された
ＬＰＧがゼオライト等を充填した吸着塔４、過冷却熱交
換器５を経由して戻しライン６からＬＰＧタンク１の気
相１ａ内に至るＬＰＧ循環ラインである。
【００１１】７はＬＮＧタンク（図示せず）から払い出
されて気化器（図示せず）に至るＬＮＧライン、８はこ
のＬＮＧライン７から分岐されたのちポンプ９、前記過
冷却熱交換器５を経由して戻しライン１０からＬＮＧラ
イン７に戻る冷却用ＬＮＧラインである。
されて気化器（図示せず）に至るＬＮＧライン、８はこ
のＬＮＧライン７から分岐されたのちポンプ９、前記過
冷却熱交換器５を経由して戻しライン１０からＬＮＧラ
イン７に戻る冷却用ＬＮＧラインである。
【００１２】実施例においては、ＬＰＧタンク１内から
ＬＰＧ循環ライン２を介して払い出されたＬＰＧは、吸
着塔４を通過するときにゼオライト等により水分、メタ
ノール等の不純物が除去され、過冷却熱交換器５に至
り、ここで冷却用ＬＮＧライン８から送り込まれてくる
ＬＮＧの冷熱により約−８０℃に過冷却されてからＬＰ
Ｇタンク１の気相１ａに戻される。ＬＰＧタンク１内に
戻された過冷却状態のＬＰＧは、気相１ａを構成するＢ
ＯＧを冷却して凝縮させる。凝縮したＬＰＧは、そのま
まＬＰＧタンク１内の液中に戻る。
ＬＰＧ循環ライン２を介して払い出されたＬＰＧは、吸
着塔４を通過するときにゼオライト等により水分、メタ
ノール等の不純物が除去され、過冷却熱交換器５に至
り、ここで冷却用ＬＮＧライン８から送り込まれてくる
ＬＮＧの冷熱により約−８０℃に過冷却されてからＬＰ
Ｇタンク１の気相１ａに戻される。ＬＰＧタンク１内に
戻された過冷却状態のＬＰＧは、気相１ａを構成するＢ
ＯＧを冷却して凝縮させる。凝縮したＬＰＧは、そのま
まＬＰＧタンク１内の液中に戻る。
【００１３】
【発明の効果】本発明は以上のように、ＬＮＧの冷熱で
ＬＰＧを過冷却する前に、ゼオライト等の吸着剤を用い
て、ＬＰＧの水分やメタノール等の不純物を除去するた
め、過冷却熱交換器において、不純物の析出がなくな
り、圧損や熱交換性能の低下をもたらす心配がなくな
る。この結果、従来のように、２系統の処理設備を設け
たり、１週間に１回と云ったインターバルで切り換え運
転を行う必要がなくなり、この切り換え時のトラブルも
なくなる。
ＬＰＧを過冷却する前に、ゼオライト等の吸着剤を用い
て、ＬＰＧの水分やメタノール等の不純物を除去するた
め、過冷却熱交換器において、不純物の析出がなくな
り、圧損や熱交換性能の低下をもたらす心配がなくな
る。この結果、従来のように、２系統の処理設備を設け
たり、１週間に１回と云ったインターバルで切り換え運
転を行う必要がなくなり、この切り換え時のトラブルも
なくなる。
【００１４】なお、本発明の場合、１年間程度の連続運
転が可能であり、この時に過冷却熱交換器の再生が必要
になった場合は、併設のコンプレッサを用いてＢＯＧを
処理する。
転が可能であり、この時に過冷却熱交換器の再生が必要
になった場合は、併設のコンプレッサを用いてＢＯＧを
処理する。
【図１】本発明に係るＢＯＧ処理設備と処理方法の説明
図。
図。
【図２】従来の処理設備と処理方法の説明図。
１ ＬＰＧタンク １ａ 気相 ２ ＬＰＧ循環ライン ３ 払い出しポンプ ４ 吸着塔 ５ 過冷却熱交換器 ６ 戻しライン ７ ＬＮＧライン ８ 冷却用ＬＮＧライン ９ ポンプ １０ 戻しライン
Claims (3)
- 【請求項１】 ＬＰＧタンク内に発生したＢＯＧを処理
する場合に、前記ＬＰＧタンク内からＬＰＧを払い出
し、このＬＰＧをＬＮＧの冷熱を利用して過冷却し、こ
の過冷却したＬＰＧを再びＬＰＧタンク内の気相に戻す
ことにより、発生したＢＯＧをタンク内において再凝縮
させるＬＰＧタンク内に発生したＢＯＧの処理方法にお
いて、前記ＬＰＧタンクから払い出したＬＰＧを吸着塔
内を通過させることにより、該ＬＰＧ中に含まれている
水分、メタノール等の不純物を除去し、その後ＬＮＧの
冷熱で過冷却し、これをＬＰＧタンク内の気相に戻すこ
とを特徴とするＬＰＧタンク内に発生したＢＯＧの処理
方法。 - 【請求項２】 請求項１に記載の吸着塔内には、吸着剤
としてゼオライトが充填されていることを特徴とするＬ
ＰＧタンク内に発生したＢＯＧの処理方法。 - 【請求項３】 ＬＰＧタンク内に貯蔵されているＬＰＧ
を払い出してこれを吸着塔内に通過させて不純物を除去
し、その後ＬＰＧ過冷却熱交換器を経由させて前記ＬＰ
Ｇタンク内の気相に戻すＬＰＧ循環ラインと、ＬＮＧタ
ンク内から払い出されたＬＮＧを前記過冷却熱交換器を
経由することにより、前記ＬＰＧ循環ラインを介して循
環するＬＰＧに冷熱を与えて過冷却し、その後前記ＬＮ
Ｇラインに戻る冷却用ＬＮＧラインと、から成るＬＰＧ
タンク内に発生したＢＯＧの処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35515697A JPH11182796A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | Ｌｐｇタンク内に発生したｂｏｇの処理方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35515697A JPH11182796A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | Ｌｐｇタンク内に発生したｂｏｇの処理方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11182796A true JPH11182796A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18442277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35515697A Pending JPH11182796A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | Ｌｐｇタンク内に発生したｂｏｇの処理方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11182796A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6680037B1 (en) | 1999-07-08 | 2004-01-20 | Johnson Matthey Public Limited Company | Device and method for removing sooty particulate from exhaust gases from combustion processes |
| JP2011500523A (ja) * | 2007-10-12 | 2011-01-06 | エボニック デグサ ゲーエムベーハー | オルガノシランからの極性有機化合物および異種金属の除去 |
| WO2012165967A1 (en) * | 2011-05-30 | 2012-12-06 | Hamworthy Oil & Gas Systems As | Utilization of lng used for fuel to liquefy lpg boil off |
| CN104315802A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-01-28 | 中国海洋石油总公司 | 液化天然气蒸发气动态回收方法及设备 |
| WO2017050309A1 (de) | 2015-09-25 | 2017-03-30 | Universität Duisburg-Essen | Rückgewinnung von kohlenwasserstoffen aus der dampfphase mittels adsorption während der entgasung eines flüssiggastanks |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35515697A patent/JPH11182796A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6680037B1 (en) | 1999-07-08 | 2004-01-20 | Johnson Matthey Public Limited Company | Device and method for removing sooty particulate from exhaust gases from combustion processes |
| JP2011500523A (ja) * | 2007-10-12 | 2011-01-06 | エボニック デグサ ゲーエムベーハー | オルガノシランからの極性有機化合物および異種金属の除去 |
| WO2012165967A1 (en) * | 2011-05-30 | 2012-12-06 | Hamworthy Oil & Gas Systems As | Utilization of lng used for fuel to liquefy lpg boil off |
| CN103608632A (zh) * | 2011-05-30 | 2014-02-26 | 瓦锡兰油气***公司 | 利用用于燃料的lng以液化lpg蒸发气体 |
| CN103608632B (zh) * | 2011-05-30 | 2016-03-16 | 瓦锡兰油气***公司 | 利用用于燃料的lng以液化lpg蒸发气体的***和方法 |
| CN104315802A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-01-28 | 中国海洋石油总公司 | 液化天然气蒸发气动态回收方法及设备 |
| WO2017050309A1 (de) | 2015-09-25 | 2017-03-30 | Universität Duisburg-Essen | Rückgewinnung von kohlenwasserstoffen aus der dampfphase mittels adsorption während der entgasung eines flüssiggastanks |
| DE102015012423A1 (de) | 2015-09-25 | 2017-03-30 | Universität Duisburg-Essen | Kryogene Adsorption |
| DE102015012423B4 (de) * | 2015-09-25 | 2017-06-14 | Universität Duisburg-Essen | Kryogene Adsorption |
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