JPH11182570A - 等速ジョイント - Google Patents

等速ジョイント

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JPH11182570A
JPH11182570A JP9349595A JP34959597A JPH11182570A JP H11182570 A JPH11182570 A JP H11182570A JP 9349595 A JP9349595 A JP 9349595A JP 34959597 A JP34959597 A JP 34959597A JP H11182570 A JPH11182570 A JP H11182570A
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JP
Japan
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curvature
joint member
cage
center
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP9349595A
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English (en)
Inventor
Yoshito Uno
吉人 宇野
Toshiya Masuda
稔也 増田
Yoshihiro Hanji
義浩 判治
Kazuyuki Ichikawa
和之 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP9349595A priority Critical patent/JPH11182570A/ja
Publication of JPH11182570A publication Critical patent/JPH11182570A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
    • F16D3/223Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
    • F16D3/226Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts the groove centre-lines in each coupling part lying on a cylinder co-axial with the respective coupling part
    • F16D3/227Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts the groove centre-lines in each coupling part lying on a cylinder co-axial with the respective coupling part the joints being telescopic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
    • F16D3/223Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
    • F16D2003/22303Details of ball cages

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ケージを大型化する必要がなく、かつ、広い範
囲の低スライド領域を確保することができる等速ジョイ
ントを提供する。 【解決手段】等速ジョイント10の内方継手部材12の
外周面18の曲率中心は被動軸の軸線L上の任意の点O
1としている。ケージ13の内周面17は中央部の軸方
向の長さAを有する円筒面17aと、両側に位置する部
分球面17bとを結んで形成している。部分球面17b
を形成する曲率中心O4,O5は、円筒面17aと部分
球面17bとを区画するとともに、被動軸の軸線Lに直
交する線上において、軸線Lから径方向にDの距離だけ
オフセットされた位置に配置している。部分球面17b
の曲率半径Rは、内方継手部材12の外周面の球面の曲
率半径rよりも大としている(R>r)。内方継手部材
12とケージ13との間には、内方継手部材12の軸方
向変位を許容する軸方向隙間G1が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に使用され
る等速ジョイント、詳しくはダブルオフセット型等速ジ
ョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に使用されるダブルオフセ
ット型等速ジョイント(以下、等速ジョインとという)
として、実公昭63−2665号公報の等速ジョイント
が知られている。この等速ジョイントのケージ1の内周
面は、図12に示すようにその軸方向の中央部に形成さ
れ、任意の軸方向長さを有する円筒面2と、前記円筒面
2の両側に位置して同円筒面2に連結されるとともに内
方継手部材3の外曲面4と同一半径rを有する部分曲面
5とにて構成されている。この構成によって、ケージ1
と内方継手部材3との間に軸方向隙間が形成される。
【0003】上記の構成のように、前記軸方向隙間をケ
ージ1の中央部の円筒面2の両側に設けることにより、
軸方向振動が入力された時でも、内方継手部材3とケー
ジ1とが相対移動できるため、等速ジョイント内のスラ
イド抵抗を低減できる。以下、スライド抵抗が小さい領
域を低スライド域という。
【0004】そして、上記の構成によって、走行時や停
止時のアイドリング中等のように駆動軸のトルクを伝達
しながら、角度変位や軸方向変位を生ずるような使用状
態でのスライド抵抗を小さくし、エンジン側からの駆動
が車体へ伝達されて乗員に不快感を与える問題を解決し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の構成
では、さらに広い範囲の低スライド域を実現しようとす
ると、ケージの軸方向長さが長くなり、そのため、ケー
ジ1が大型化するとともに、重量が増加する問題があっ
た。又、ケージ1の軸方向長さを長くした場合、所定の
強度を維持するためにケージ1の軸方向の両端厚みを確
保する必要があり、そのため、ケージ1の端部周面のテ
ーパー角θ(内方継手部材3の軸線Lに対してケージ1
周面の延長線1aとが交わる角度)が小さくなって、ジ
ョイント角(外方継手部材6と内方継手部材3間の軸と
の交わる角)が制限されて縮小してしまう問題がある。
【0006】本発明の目的は、ケージを大型化する必要
がなく、かつ、広い範囲の低スライド領域を確保するこ
とができる等速ジョイントを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、相交わる2軸の一方に内方継手部材を設け、他方に
円筒状の外方継手部材を設け、これら内外両継手部材の
外内周面各々に形成されたボール溝と、これらボール溝
間に配された複数個のトルク伝達ボールと、前記内外両
継手部材間に嵌合し、前記トルク伝達ボールを保持する
ためのボール保持窓を形成したケージとを備え、前記ケ
ージ内周面を、その中央部の軸方向の任意の長さの円筒
面と、その両側の部分球面とを結んで形成した等速ジョ
イントにおいて、内方継手部材の軸線を含む断面で見
て、ケージ内周面と、内方継手部材外表面との間に軸方
向相対移動を許容するように、前記ケージ内周面の部分
球面と、内方継手部材の外周面の軸方向に沿った曲面と
のうちいずれか一方は、内方継手部材の軸心上に位置す
る曲率中心を有し、他方は前記曲率中心より少なくとも
径方向にオフセットした曲率中心を有したことを特徴と
する等速ジョイントを要旨とするものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、前
記ケージ内周面の部分球面の曲率半径を、内方継手部材
の外周面である球面の曲率半径よりも大とし、前記ケー
ジ内表面の部分球面の曲率中心を、内方継手部材の外周
面である球面の曲率中心から径方向にオフセットした等
速ジョイントを要旨とするものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項2において、前
記円筒面の両側の部分球面のうち、一方の部分球面の曲
率中心と、曲率半径とが、請求項2の構成であり、他方
の部分球面の曲率半径は、内方継手部材の外周面の曲率
半径と同一であることを特徴とする等速ジョイントを要
旨とするものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1において、前
記内方継手部材の外周面を軸方向に、中央部と、この中
央部以外の中央部の両側に位置する一対の端部とに区分
し、前記内方継手部材の外周面の中央部を形成する曲率
中心は、前記ケージの部分球面の曲率半径よりも小さく
なるようにこのケージの部分球面の曲率中心から径方向
にオフセットした位置とし、前記内方継手部材の外周面
の一対の端部のうち、少なくとも一方の端部を形成する
曲率中心は、前記ケージの内周面である部分球面を形成
する曲率中心から軸方向と径方向に端部から遠ざかる方
向にオフセットした等速ジョイントを要旨とするもので
ある。
【0011】請求項5の発明は、請求項4において、前
記内方継手部材の外周面の一対の端部のうち、他方の端
部の曲率中心は、内方継手部材の軸心上に位置し、他方
の端部の曲率半径は同ケージの部分曲面の曲率半径と同
一である等速ジョイントを要旨とするものである。
【0012】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
ケージ内周面の部分球面と、内方継手部材の外周面の軸
方向に沿った曲面とのうちいずれか一方は、内方継手部
材の軸心上に位置する曲率中心を有し、他方は前記曲率
中心より少なくとも径方向にオフセットした曲率中心を
有することにより、内方継手部材の軸線を含む断面で見
て、ケージ内周面と、内方継手部材外表面との間に軸方
向相対移動が許容される。
【0013】請求項2の発明によれば、請求項1におい
て、ケージ内周面の部分球面の曲率半径を、内方継手部
材の外周面である球面の曲率半径よりも大とし、前記ケ
ージ内表面の部分球面の曲率中心を、内方継手部材の外
周面である球面の曲率中心から径方向にオフセットする
ことにより、内方継手部材の軸線を含む断面で見て、ケ
ージ内周面と、内方継手部材外表面との間に軸方向相対
移動が許容される隙間が得られ、請求項1の作用を得
る。
【0014】請求項3の発明によれば、円筒面の両側の
部分球面のうち、一方の部分球面の曲率中心と、曲率半
径を、請求項2の構成とし、他方の部分球面の曲率は、
内方継手部材の曲率半径と同一にすることにより、一方
の部分曲面側において、請求項2の作用を得る。
【0015】請求項4の発明によれば、内方継手部材の
外周面の一対の端部のうち、少なくとも一方の端部を形
成する曲率中心は、前記ケージの内周面である部分球面
を形成する曲率中心から軸方向と径方向に端部から遠ざ
かる方向にオフセットすることにより、内方継手部材の
軸線を含む断面で見て、ケージ内周面と、内方継手部材
外表面との間に軸方向相対移動が許容される隙間が得ら
れ、請求項1の作用を得る。
【0016】請求項5の発明によれば、前記内方継手部
材の外周面の一対の端部のうち、他方の端部の曲率中心
は、内方継手部材の軸心上に位置し、他方の端部の曲率
半径は同ケージの部分曲面の曲率半径と同一とすること
により、一方の内方継手部材の外周面の端部側におい
て、請求項4の作用を得る。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
自動車に使用される等速ジョイントに具体化した第1実
施形態を図1乃至図3を参照して説明する。
【0018】図1は等速ジョイントの要部断面図、図2
は等速ジョイントの構造を示す断面図である。等速ジョ
イント10は外方継手部材11、内方継手部材12、ケ
ージ13、トルク伝達ボール14を備えている。前記外
方継手部材11は有底円筒状をなすとともに駆動軸8に
対して連結され、一方、内方継手部材12は被動軸9が
スプライン結合されている。外方継手部材11は円筒状
内周面15に対して軸方向に沿って直線状の案内溝16
が形成されている。又、内方継手部材12はケージ13
の内周面17を案内する部分球面状をなす外周面18を
備えている。前記外周面18は軸方向に沿った断面で見
て、一様な円弧をなし、その曲率中心は、前記被動軸9
の軸線L上に位置する任意の点O1とされている。な
お、前記軸線Lは内方継手部材12の軸心と一致する。
前記外周面18には外方継手部材11の案内溝16とに
よりボールトラックを構成するボール溝19が形成され
ている。
【0019】ケージ13は周方向において等間隔にトル
ク伝達ボール14をそれぞれ収容するボール保持窓20
が複数個(この実施形態では6個)形成されている。図
1に示すように前記ケージ13の内周面17は、その中
央部の軸方向の長さAを有する円筒面17aと、その軸
方向の両側に位置する部分球面17bとを結んで形成さ
れている。前記部分球面17bを形成する曲率中心O
4,O5は、前記円筒面17aと部分球面17bとを区
画するとともに、前記被動軸9の軸線Lに直交する線上
において、軸線Lから径方向にDの距離だけオフセット
された位置に配置されている。そして、前記部分球面1
7bの曲率半径Rは、内方継手部材12の外周面18の
球面の曲率半径rよりも大としている(R>r)。この
結果、内方継手部材12とケージ13との間には、内方
継手部材12の軸方向変位を許容する軸方向隙間G1が
形成されている。なお、前記点O4,O5を通過すると
共に軸線Lに直交する線が交わる交点をそれぞれO2,
O3とする。
【0020】前記ケージ13の外周面は外方継手部材1
1の内周面15に対して軸心方向に沿ってスライド可能
に嵌合する部分突球面21を備えた載頭円錐状をなして
いる。前記部分突球面21を形成する曲率中心は、前記
被動軸9の軸線L上に位置し、前記曲率中心O1から一
定距離隔てられた点O6とされている。
【0021】又、前記ボール保持窓20とトルク伝達ボ
ール14との間には、適当な間隔の隙間G2が形成され
ている。この隙間G2は、軸方向及び軸方向とは直交す
る方向のうち、少なくとも軸方向に設けられていること
が望ましい。この隙間G2は、トルク伝達ボール14の
ボール保持窓20による少なくとも軸方向の拘束を解除
するとともに、トルク伝達ボール14とケージ13との
衝突時の影響が及ばないように5〜50μmの範囲に設
定することが好ましい。
【0022】なお、隙間G2はトルク伝達ボール14の
拘束が解除できれば、0でも良いが、製造管理の面で
は、5μm以上にするのが確実である。又、隙間G2が
50μmを越えると、トルク伝達ボール14と、ケージ
13との衝突時の打音が大きくなり、さらに、衝突時の
衝撃によってケージ13の安定性が損なわれて振動が助
長されるため、50μm以下が好ましい。
【0023】さて、上記構成の等速ジョイント10によ
れば、下記の利点がある。 (1) 前記等速ジョイント10は、軸方向隙間G1が
形成されるため、トルクが負荷された状態で、エンジン
側からの振動が作用しても、前記軸方向隙間G1によっ
て、内方継手部材12とケージ13とにより、相対的な
軸方向の比較的小さな移動が可能となる。この移動でき
る範囲が低スライド域となる。
【0024】(2) 図3は、従来技術(実公昭63−
2665号公報記載の技術)と、本実施形態との軸方向
隙間G0,G1を簡単に示した模式図である。117
は、従来技術の部分曲面を示し、曲率半径r0(=r)
の曲率中心は、O2とされている従来技術の軸方向隙間
G0は部分曲面117と内方継手部材12の外周面18
間の距離である。同図に示すように、本実施形態のケー
ジ13の部分曲面17bと内方継手部材12の外周面1
8との軸方向隙間G1の方が、従来の構成の軸方向隙間
G0よりも長くなる。
【0025】このことから、上記(1)の作用は、従来
技術においても、軸方向隙間G0の範囲でなされるが、
本実施形態では軸方向隙間G1は従来技術の軸方向隙間
G0よりも長くなっているため、同じ大きさのケージに
おいても、その軸長をなんら長くすることなく、低スラ
イド域を広い範囲とすることができる。
【0026】(3) そして、本実施形態では、円筒面
17aの軸方向両側にそれぞれ、O4,O5を曲率中心
として、曲率半径RをR>rとした部分曲面17bを形
成した。このため、上記(2)の作用が、図1の円筒面
17aの左右両側において、得られることになる。
【0027】(4) 又、本実施形態では、上述のよう
にケージ13の軸方向を長くする、すなわち大型化する
必要がないことから、ケージ13の軸方向の両端の肉厚
が確保でき、かつ、広い範囲の低スライド領域を確保す
ることができる。
【0028】(5) 本実施形態では、トルク伝達ボー
ル14とケージ13のボール保持窓20の壁面との間に
少なくとも軸方向に隙間G2を形成した。このため、ト
ルクが負荷された状態で、エンジン側からの振動が作用
した場合、トルク伝達ボール14が自由に転がることが
でき、外方継手部材11と内方継手部材12との軸方向
変位並びに角度変位のときのジョイント内部のスライド
抵抗を非常に小さくすることができる。さらに、発生す
る振動を前記隙間G1,G2により吸収して車体への伝
達を防止できる。
【0029】(6) 上記のことから、トルクが加えら
れた状態で停止している(例えば、オートマチックトラ
ンスミッション(AT)車でシフトレバーをDレンジに
して停車している)場合のように、エンジンのアイドル
振動に起因するスライド抵抗を低減できる。 (第2実施形態)次に、第2実施形態を図5を参照して
説明する。なお、前記実施形態の構成と同一構成又は相
当する構成については同一符号を付し、異なる構成を中
心に説明する。なお、図5は、模式図であるため、曲率
半径等の各パラメータの大きさは、誇張して示されてい
る。
【0030】第2実施形態では、前記第1実施形態の構
成中、内方継手部材12の外周面18と、ケージ13の
内周面17の形状が異なっており、他の構成は第1実施
形態と同様に構成されている。
【0031】内方継手部材12の外周面18における軸
方向長さXである中央部25は、被動軸9の軸線L上に
対して任意の点O1にて垂直に交わる線上の任意の点O
9を曲率中心とする曲面で形成されている。この中央部
25を除いた内方継手部材12の外周面18における端
部26は、前記点O1から軸方向及び径方向に各々α,
βづつオフセットした点O7,O8を曲率中心として形
成されている。なお、点O7と点O8は、軸線Lに対し
て直交するとともに点O1,O9を通過する直線を挟ん
で図5に示すように左右対称位置とされている。すなわ
ち、図5において、中央部25よりも右側(外方継手部
材11の開口部側)の端部26は点O7を曲率中心と
し、左側(外方継手部材11の反開口部側)の端部26
は点O8を曲率中心としている。
【0032】そして、前記中央部25における内方継手
部材12は曲率中心O9により前記端部26と滑らかに
繋がるように形成され、内方継手部材12はケージ13
に対して滑らかにジョイント角が取れるようにされてい
る。
【0033】ケージ13の内周面17の部分曲面17b
は、軸線L上の前記第1実施形態で説明した点O2,O
3をそれぞれ曲率中心として形成されている。以上の構
成により、内方継手部材12とケージ13との間には、
図5に示すように内方継手部材12の軸方向変位を許容
する軸方向隙間G3が形成されるとともに、中央部25
から端部26にかけて軸方向隙間が小さくされている。
【0034】すなわち、図6に示すように端部26から
中央部25にかけての軸方向隙間G31,G32,G3
3,G34,G35は下記の関係になる。 G31<G32<G33<G34<G35 この結果、軸方向振動が被動軸9から入力されたとき、
内方継手部材12がケージ13に対し軸方向に相対移動
された場合、上記の関係に設定されているため、内方継
手部材12とケージ13の内周面17とは最初に端部2
6側で接触する。
【0035】さて、上記構成の等速ジョイント10によ
れば、下記の利点がある。 (1) 前記等速ジョイント10は、軸方向隙間G3が
形成されるため、トルクが負荷された状態で、エンジン
側からの振動が作用しても、前記軸方向隙間G3によっ
て、内方継手部材12とケージ13とにより、相対的な
軸方向の比較的小さな移動が可能となる。この移動でき
る範囲が低スライド域となる。
【0036】(2) 図5において、従来技術(実公昭
63−2665号公報記載の技術)と、本実施形態との
軸方向隙間G4,G3を簡単に示した模式図である。1
18は、従来技術の内方継手部材12の外周面の端部の
曲面を示し、曲率半径の曲率中心は、O1とされてい
る。そして、軸方向隙間G4は従来技術の内方継手部材
の端部とケージの部分曲面17b間の距離である。同図
に示すように、本実施形態のケージ13の部分曲面17
bと内方継手部材12の外周面18との軸方向隙間G3
の方が、従来の構成の軸方向隙間G4よりも長くなる。
【0037】このことから、上記(1)の作用は、従来
技術においても、軸方向隙間G4の範囲でなされるが、
本実施形態では軸方向隙間G3は従来技術の軸方向隙間
G4よりも長くなっているため、同じ大きさのケージに
おいても、その軸長をなんら長くすることなく、低スラ
イド域を広い範囲とすることができる。
【0038】(3) そして、本実施形態では、内方継
手部材12の両端部26aの曲面を同一構成とした。こ
のため、上記(2)の作用が、図1の両端部26におい
て、得られることになる。
【0039】(4) 又、上記のことから第1実施形態
の(4)と同様の効果を奏する。 (5) 又、本実施形態でも、第1実施形態と同様にト
ルク伝達ボール14とケージ13のボール保持窓20と
の間に少なくとも軸方向に隙間G2を形成した。このた
め、トルクが負荷された状態で、エンジン側からの振動
が作用した場合、トルク伝達ボール14が自由に転がる
ことができ、外方継手部材11と内方継手部材12との
軸方向変位並びに角度変位のときのジョイント内部のス
ライド抵抗を非常に小さくすることができる。さらに、
発生する振動を前記隙間G3,G2により吸収して車体
への伝達を防止できる。
【0040】(6) 上記のことから、第2実施形態に
おいても第1実施形態の(6)と同様の効果を奏する。 (7) 本実施形態では、低スライド域を広い範囲とし
つつ、ケージ13の不要な回転運動の増加を防止するこ
とができる。その結果、従来の構成では低スライド域を
広い範囲としたもの、すなわち、円筒面を大きくしたも
のと比較して振動が減少し、等速ジョイントの寿命を増
加することができる。(前述したように、円筒面を大き
くすると、ケージが大型化するなどの問題があるが、こ
の点に関しては敢えてここでは考えない。) 以下にその理由を説明する。
【0041】一般に、車両に使用されるこの種の等速ジ
ョイント10は、図7に示すようにディファレンシャル
ギヤ23側に連結された駆動軸8に連結されている。被
動軸9に作動連結された車輪24とディファレンシャル
ギヤ10とは地上高の関係上、通常、あるジョイント角
を有している。
【0042】図8は、従来の等速ジョイントにおいて、
上記図7の状態のときの内部状態を示している。同図に
示すように内方継手部材3に対してケージ1は傾斜して
いる。内方継手部材3がケージ1に対してB矢印方向
(図8において右方)に移動すると、内方継手部材3が
円筒面2に接している間は円筒面2(ケージ1)が傾斜
しているため、ケージ1は、ケージ1の外周面1aの中
心回りにC矢印方向へ回転する。すなわち、ケージ1
は、外方継手部材6の内周面6aに拘束されているた
め、ケージ1の外周面1a(本実施形態の突球面21に
相当する)の中心まわりに回転する。
【0043】なお、内方継手部材3が図8において左方
に移動する時は、図中下側がケージ1に対する接触点と
なり、前記とは反対方向へケージ1は回転する。このた
め、低スライド域を広い範囲とするために円筒面2を大
きくすると、ケージ1の回転角度が大きくなってしまう
のである。
【0044】一方、本実施形態では、図9に示すよう
に、図8と同様に内方継手部材12が右方に移動し、円
筒面17aのエンド位置まできた状態では、内方継手部
材12の中央部25付近の軸方向隙間G40と、右側端
部26における軸方向隙間G41とでは、G40>G4
1となる。
【0045】このため、これ以上、内方継手部材12が
右方へ移動すると、右側端部の方が先にケージ13に当
接するため、この間(軸方向隙間G41)でのケージ1
3の不要な回転運動は起こらなくなる。
【0046】なお、本発明は上記の実施形態に限定され
るものではなく、以下のように実施してもよい。 (1) 前記第1実施形態では、円筒面17aの軸方向
両側にそれぞれ、O4,O5を曲率中心として、曲率半
径RをR>rとした部分曲面17bを形成したが、その
代わりに一方の部分曲面17bを、点O4の曲率中心、
Rの曲率半径で形成し、他方の部分曲面17bを、点O
3の曲率中心、rの曲率半径で形成してもよい(図4参
照)。
【0047】又、図示はしないが、上記とは逆に、他方
の部分曲面17bを、点O5の曲率中心、Rの曲率半径
で形成し、一方の部分曲面17bを、点O2の曲率中
心、rの曲率半径で形成してもよい。なお、この(1)
でいう、一方とは図1,図4において、左側(外方継手
部材11の反開口部側)をいい、他方とは右側(外方継
手部材11の開口部側)をいう。
【0048】(2) 前記第2実施形態では、中央部2
5を除いた内方継手部材12の外周面18における端部
26は、点O1から軸方向及び径方向に各々α,βづつ
オフセットした点O7,O8を曲率中心として形成した
が、図10に示すように形成してもよい。すなわち、図
10においては、左側(外方継手部材11の反開口部
側)の端部26を一方の端部として点O8を曲率中心と
して形成している。そして、他方の端部26は、点O1
を曲率中心として形成し、中央部25における内方継手
部材12は曲率中心O9により前記端部26と滑らかに
繋がるように形成することにより、内方継手部材12は
ケージ13に対して滑らかにジョイント角が取れるよう
にしている。
【0049】なお、図示はしないが、上記とは逆に、他
方の端部26を、点O7の曲率中心で形成し、一方の端
部26を、点O1の曲率中心で形成してもよい。なお、
この(2)でいう、一方とは図10において、左側(外
方継手部材11の反開口部側)をいい、他方とは右側
(外方継手部材11の開口部側)をいう。
【0050】(3) 前記第1実施形態、及び第2実施
形態では、トルク伝達ボール14とケージ13のボール
保持窓20との間に少なくとも軸方向に隙間G2を形成
した。この代わりに、ボール保持窓20の軸方向幅をト
ルク伝達ボール14と同径にしてもよい。
【0051】(4) 前記第1実施形態においては、曲
率中心O4,O5の軸線Lからのオフセット量をともに
Dとしてその量を等しくしたが、図11に示すように曲
率中心O4,O5のオフセット量D1,D2を互いに異
ならせてもよい。この場合、このオフセット量D1,D
2は、内方継手部材12が外方継手部材11の開口側に
位置する場合、或いは奥側(反開口側)に位置する場合
でも、同一のスライド抵抗が得られるように設定するも
のとする。図11においては、開口側で低スライド域が
より得られるようにオフセット量D2をD1よりも長く
している例である。なお、自動車の車種によっては、図
11とは反対にオフセット量D2よりもD1を長くする
場合もあり得る。
【0052】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 前記円筒面の両側の部分球面の両方が請求項2
の構成である等速ジョイント。こうすることにより、両
方の部分曲面側において、請求項2の効果を得ることが
できる。
【0053】(2) 請求項4において、内方継手部材
の外周面の一対の端部をそれぞれ形成する曲率中心は、
前記ケージの内周面である部分球面を形成する曲率中心
から軸方向と径方向に端部から遠ざかる方向にオフセッ
トした等速ジョイント。こうすることにより、両方の内
方継手部材の外周面の端部側において、請求項4の効果
を得ることができる。
【0054】(3) 請求項1乃至5、及び上記
(1)、(2)のいずれかにおいて、ケージのボール保
持窓は、その軸方向の幅をボールの径より大きくしたこ
とを特徴とする等速ジョイント。こうすることにより、
ボールがボール保持窓によって拘束されないため、スラ
イド抵抗をより一層低減することができる。
【0055】(4) 上記(3)において、軸方向にお
いて、ボールとボール保持窓の壁面間に5〜50μmの
隙間を形成した等速ジョイント。こうすることにより、
5μm以上であると、製造管理上確実に隙間を形成する
ことができる。50μmを越えると、ボールとケージと
の衝突時の打音が大きくなり、好ましくなく、衝突時の
衝撃によってケージの安定性が損なわれるとともに、振
動が助長する。50μm以下であると、上記の問題が生
じない効果がある。
【0056】なお、この明細書でいうダブルオフセット
型等速ジョイントとは、下記のものを含む。 ○ ケージと内方継手部材との軸方向相対移動を許容す
る軸方向隙間を設けたもの。
【0057】○ ケージと内方継手部材との軸方向相対
移動を許容する軸方向隙間及びトルク伝達ボールとケー
ジのボール保持窓との間の軸方向隙間(G2に相当す
る)を有するもの。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、ケージを大型化する必要がなく、かつ、
広い範囲の低スライド領域を確保することができる効果
を奏する。このため、オートマチックトランスミッショ
ン車のアイドリング時等のようにトルクが負荷された状
態でエンジン側から振動が伝達された場合でも、これを
吸収して車体への伝達が防止でき、車体の振動の抑制を
行なうことができる。
【0059】請求項2に記載の発明によれば、ケージ内
周面の部分球面の曲率半径を、内方継手部材の外周面で
ある球面の曲率半径よりも大とし、前記ケージ内表面の
部分球面の曲率中心を、内方継手部材の外周面である球
面の曲率中心から径方向にオフセットすることにより、
内方継手部材の軸線を含む断面で見て、ケージ内周面
と、内方継手部材外表面との間に軸方向相対移動が許容
される隙間を得ることができる。
【0060】請求項3に記載の発明によれば、一方の部
分曲面側において、請求項2の効果を得ることができ
る。請求項4に記載の発明によれば、内方継手部材の外
周面の一対の端部のうち、少なくとも一方の端部を形成
する曲率中心は、前記ケージの内周面である部分球面を
形成する曲率中心から軸方向と径方向に端部から遠ざか
る方向にオフセットすることにより、内方継手部材の軸
線を含む断面で見て、ケージ内周面と、内方継手部材外
表面との間に軸方向相対移動が許容される隙間を得るこ
とができる請求項5に記載の発明によれば、内方継手部
材の外周面の一対の端部のうち、他方の端部の曲率中心
は、ケージの内周面の部分曲面の曲率中心と一致し、他
方の端部の曲率半径は同ケージの部分曲面の曲率半径と
同一とすることにより、一方の内方継手部材の外周面の
端部側において、請求項4の効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の等速ジョイントの要部
断面図。
【図2】同じく等速ジョイントの構造を示す断面図。
【図3】同じく模式図。
【図4】本発明の別の実施形態の等速ジョイントの要部
断面図。
【図5】第2実施形態の等速ジョイントの要部断面図。
【図6】同じく図5における内方継手部材とケージとの
内外周面の関係を示した図。
【図7】等速ジョイントの使用状態を示す図。
【図8】従来の等速ジョイントの作用の説明図。
【図9】第2実施形態の等速ジョイントの作用の説明
図。
【図10】他の別の実施形態の等速ジョイントの要部断
面図。
【図11】他の別の実施形態の等速ジョイントの要部断
面図。
【図12】従来の等速ジョイントの要部断面図。
【符号の説明】
10…等速ジョイント、11…外方継手部材、12…内
方継手部材、13…ケージ、14…トルク伝達ボール、
15…円筒状内周面、16…案内溝、17…ケージ13
の内周面、17a…円筒面、17b…部分曲面、18…
内方継手部材12の外周面、19…ボール溝、20…ボ
ール保持窓、21…部分突球面、25…中央部、26…
端部、D…オフセット量、R,r…半径。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 和之 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相交わる2軸の一方に内方継手部材を設
    け、他方に円筒状の外方継手部材を設け、これら内外両
    継手部材の外内周面各々に形成されたボール溝と、これ
    らボール溝間に配された複数個のトルク伝達ボールと、
    前記内外両継手部材間に嵌合し、前記トルク伝達ボール
    を保持するためのボール保持窓を形成したケージとを備
    え、前記ケージ内周面を、その中央部の軸方向の任意の
    長さの円筒面と、その両側の部分球面とを結んで形成し
    た等速ジョイントにおいて、内方継手部材の軸線を含む
    断面で見て、ケージ内周面と、内方継手部材外表面との
    間で、内方継手部材とケージとの軸方向相対移動を許容
    するように、前記ケージ内周面の部分球面と、内方継手
    部材の外周面の軸方向に沿った曲面とのうちいずれか一
    方は、内方継手部材の軸心上に位置する曲率中心を有
    し、他方は前記曲率中心より少なくとも径方向にオフセ
    ットした曲率中心を有したことを特徴とする等速ジョイ
    ント。
  2. 【請求項2】 前記ケージ内周面の部分球面の曲率半径
    を、内方継手部材の外周面である球面の曲率半径よりも
    大とし、前記ケージ内表面の部分球面の曲率中心を、内
    方継手部材の外周面である球面の曲率中心から径方向に
    オフセットしたことを特徴とする請求項1に記載の等速
    ジョイント。
  3. 【請求項3】 前記円筒面の両側の部分球面のうち、一
    方の部分球面の曲率中心と、曲率半径とが、請求項2の
    構成であり、他方の部分球面の曲率半径は、内方継手部
    材の外周面の曲率半径と同一であることを特徴とする請
    求項2に記載の等速ジョイント。
  4. 【請求項4】 前記内方継手部材の外周面を軸方向に、
    中央部と、この中央部以外の中央部の両側に位置する一
    対の端部とに区分し、 前記内方継手部材の外周面の中央部を形成する曲率中心
    は、前記ケージの部分球面の曲率半径よりも小さくなる
    ようにこのケージの部分球面の曲率中心から径方向にオ
    フセットした位置とし、 前記内方継手部材の外周面の一対の端部のうち、少なく
    とも一方の端部を形成する曲率中心は、前記ケージの内
    周面である部分球面を形成する曲率中心から軸方向と径
    方向に端部から遠ざかる方向にオフセットしたことを特
    徴とする請求項1に記載の等速ジョイント。
  5. 【請求項5】 前記内方継手部材の外周面の一対の端部
    のうち、他方の端部の曲率中心は、内方継手部材の軸心
    上に位置し、他方の端部の曲率半径は同ケージの部分曲
    面の曲率半径と同一であることを特徴とする請求項4に
    記載の等速ジョイント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7704150B2 (en) 2004-01-20 2010-04-27 Ntn Corporation Sliding type constant velocity universal joint
WO2010049163A1 (de) * 2008-10-31 2010-05-06 Shaft-Form-Engineering Gmbh Kugelgelenk und verfahren zu seiner herstellung
US8317630B1 (en) 2011-07-06 2012-11-27 Dana Automotive Systems Group, Llc Plunging type constant velocity joint

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7704150B2 (en) 2004-01-20 2010-04-27 Ntn Corporation Sliding type constant velocity universal joint
WO2010049163A1 (de) * 2008-10-31 2010-05-06 Shaft-Form-Engineering Gmbh Kugelgelenk und verfahren zu seiner herstellung
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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20040406

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