JPH11182165A - アルミパイプ製脚立 - Google Patents
アルミパイプ製脚立Info
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- JPH11182165A JPH11182165A JP36544397A JP36544397A JPH11182165A JP H11182165 A JPH11182165 A JP H11182165A JP 36544397 A JP36544397 A JP 36544397A JP 36544397 A JP36544397 A JP 36544397A JP H11182165 A JPH11182165 A JP H11182165A
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Abstract
とらずに扱い易い脚立を提供する。 【解決手段】 外周面の少なくとも上面に長手方向に沿
った溝を周方向に多数隔設し、且つ内部の長手方向に縦
向き補強板を一体に形成したアルミパイプ製踏杆(1
a)〜(1d)と、外周面の少なくとも一部側面に長手
方向に沿った溝を周方向に多数隔設し、且つ内部の長手
方向に該アルミパイプ製踏杆の設置方向に向いた補強板
を一体に形成して該アルミパイプ製踏杆を複数段設した
一対のアルミパイプ製側杆(4)(4)と、これらアル
ミパイプ製側杆の上端部に該上端部が突出するように固
定された天板(5a)(5b)とからなる左右の梯子部
材(A)(B)を、一方の梯子部材(A)の天板(5
a)側面の、他方の梯子部材(B)設置側とは反対側に
設けた支軸に互いに回動自在に取付け、さらに左右の梯
子部材をV字型に折り曲げ自在な過開脚防止金具で連結
したことを特徴とするアルミパイプ製脚立。
Description
立に関し、特に建築作業現場等で足場板を支持する用途
に適する軽量高強度のものである。
築現場等の足場支持用に使われている脚立は、通常の家
庭や農園等で使用されているものより高強度のものが要
求される。このため従来より脚立の材料としては鉄パイ
プ製のものが多かった。しかしながら鉄製のものは重く
て扱いにくく、さらにこのような用途では使用数も多い
ので運搬の際には嵩高なこともあり特に大変であった。
の結果、軽量且つ高強度のアルミパイプ製脚立を開発し
たものである。
長手方向に沿った溝を周方向に多数隔設し、且つ内部の
長手方向に縦向き補強板を一体に形成したアルミパイプ
製踏杆と、外周面の少なくとも一部側面に長手方向に沿
った溝を周方向に多数隔設し、且つ内部の長手方向に該
アルミパイプ製踏杆の設置方向に向いた補強板を一体に
形成して該アルミパイプ製踏杆を複数段設した一対のア
ルミパイプ製側杆と、これらアルミパイプ製側杆の上端
部に該上端部が突出するように固定された天板とからな
る左右の梯子部材を、一方の梯子部材の天板側面の、他
方の梯子部材設置側とは反対側に設けた支軸に互いに回
動自在に取付け、さらに左右の梯子部材をV字型に折り
曲げ自在な過開脚防止金具で連結したことを特徴とする
アルミパイプ製脚立である。
れの基端部を左右の梯子部材に回動自在に取付け、それ
ぞれの円板形状の先端部をこれらの円板形状の中心で互
いに枢設した左右の連結杆からなり、さらに脚立を開い
て該過開脚防止金具を横方向に直線状としたときに該円
板形状の先端部の中心に向って下方から付勢されたスト
ッパーの先端舌片が差し込まれる切り込みをこれら円板
形状先端部の外周に設けたものであるのは有効であり、
該ストッパーとして一方の連結杆に回動自在に支持さ
れ、先端に該連結杆の円板形状の先端部の中心に向って
下方から付勢された舌片を有するものは効果がある。
明の脚立を開脚した状態を図1に示す。この脚立は左右
の梯子部材(A)(B)を上部で互いに回動自在に取付
け、中間部を過開脚防止金具(C)で開閉自在に連結し
たものである。該脚立を構成する踏杆(1a)(1b)
(1c)(1d)としては図2に示すように、内部を幅
方向に2室に分ける縦向きの補強板(2)を長手方向に
沿って一体に形成し、外周面を長手方向に沿った溝
(3)を周方向に多数隔設したアルミ合金製押出材から
なる角パイプ形状体を用いた。
示すようにカマボコ型の外周形状の外周曲面部に長手方
向に沿った溝(3)を周方向に多数隔設して外周平面部
は平坦面とし、内部に該外周平面部側から立ち上がった
補強板(2)を長手方向に沿って一体に形成したアルミ
合金製押出材からなるパイプ形状体を用いた。
は、図4に示すように断面L字形で外向き表面に長手方
向に沿った溝(3)をこれに直交する方向に多数隔設し
た形状のアルミ合金製押出材を用いた。
図5に示すように所定長さに切断し、さらに両端切断面
のそれぞれ一方の角を斜めに切断した斜め切断部(6)
(6)の開口をアルミ板で塞ぎ、該両端切断面を、互い
に外周平面部を対向させた一対の側杆(4)(4)の該
外周平面部に溶接固定して接続した。
金製天板(5a)(5b)とは、図6に示すように固定
した。即ち一方の梯子部材(A)を構成する天板(5
a)はL字形断面の押出材を所定長さに切断して両端の
切断面に、左右の梯子部材を回動自在に連結するための
支軸であるボルト(7)(7)が貫入する貫通孔(8
a)(8a)を形成した矩形のアルミ板を溶接固定し、
さらに脚立を構成したときに該貫通孔(8a)(8a)
側が固定すべき側杆(4a)(4a)に対して他方の梯
子部材(B)設置側とは反対側になるように該矩形アル
ミ板部分に該側杆(4a)(4a)を溶接固定した。ま
た他方の梯子部材(B)を構成する天板(5b)は図4
に示したL字形断面の押出材を所定長さに切断して両端
の切断面に、上記貫通孔(8a)(8a)に対応する貫
通孔(8b)(8b)を形成した長尺の矩形アルミ板を
溶接固定し、さらに該長尺の矩形アルミ板の略中央部に
側杆(4b)(4b)を溶接固定した。なおこのとき側
杆はその上端部を天板(5a)(5b)の上面から突出
させておく。
7に示すように鋼板からなり先端部を円板形状とし、そ
の中心に中心孔(9)を穿設し脚立を開脚状態に保持す
るように取付けた時に下側になる外周位置に切り込み
(10)を設け、且つ基端部に梯子部材への取付孔(1
1)を設けた一方の連結杆(12)と、該連結杆(1
2)の形状にさらに加えて中央部下側にストッパー(1
3)を回動自在に支持するためのストッパー支持孔(1
4)及び該ストッパー(13)の先端の舌片部(18)
を切り込み(10′)位置から中心孔(9)に向って付
勢しているバネ(15)の一端を係止する係止孔(1
6)を有する他方の連結杆(17)とを、上記それぞれ
の円板形状部の中心孔(9)(9)で互いに回動自在に
枢設したものである。
は脚立を開脚状態に保持したとき、即ち2本の連結杆
(12)(17)を中心孔(9)の回りに回転して直線
状に保持したときに互いに重なり合うので、他方の連結
杆(17)の切り込み(10′)位置に常にあるストッ
パー(13)の先端の舌片部(18)はバネ(15)の
押し付け力によりこの重なり合った切り込み(10)
(10′)内に差し込まれる。そして一旦差し込まれた
舌片部(18)は、単に2本の連結杆(12)(17)
の中心孔(9)付近を下方へ押し下げる動作だけでは重
なり合った切り込み(10)(10′)から抜けて外れ
ることがないので、過開脚防止金具はロック状態となり
脚立の開脚状態は確実に保持されることになる。またこ
のような過開脚防止金具のロック状態を解除するにはス
トッパー(13)の側面の突片(19)を指で押し下げ
ることで舌片部(18)を切り込み(10)(10′)
から外して2本の連結杆(12)(17)の中心孔
(9)付近を押し下げればこれら連結杆(12)(1
7)は該中心孔(9)の回りに回転するので脚立を閉じ
ることができる。
すように、2本の梯子部材(A)(B)の側杆(4a)
(4b)同士が長手方向のほぼ全長にわたって密接した
ように畳むことができる。従ってこのような脚立を閉脚
して運搬時などにそれらを複数積み上げる際に占有容積
が従来の脚立に比べて小さくなり扱い易くなる。なお一
方の梯子部材(A)側への連結杆(12)の取付位置は
図9に示すように上部踏杆(1a)の外側面に下方に延
ばして固定した長尺の補助板(20)の下端部とした。
これは図8のように閉脚した際に他方の梯子部材(B)
の上部踏杆(1b)の収容空間を上記の上部踏杆(1
a)の下方に確保するためである。
際に容積をとらないので運搬や保管が容易で、脚立を構
成する部材はほとんどアルミニウム合金であるため軽量
であり、しかも踏杆や側杆は外観からは見えない補強が
あるため建設現場など過酷な条件でも使用できる。さら
に過開脚防止金具は開脚するときは自動的にロックさ
れ、閉脚の際にはワンタッチで押し下げることができる
ので使い易い。また側杆を天板から突出させて固定して
あるので作業用足場板を2本の脚立の天板間に架け渡し
たときに該足場板の横ずれを防止できる。また掌で握る
箇所や靴底面が当たる箇所はすべて溝付面であるので滑
りにくく安全性が高い。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 外周面の少なくとも上面に長手方向に沿
った溝を周方向に多数隔設し、且つ内部の長手方向に縦
向き補強板を一体に形成したアルミパイプ製踏杆と、外
周面の少なくとも一部側面に長手方向に沿った溝を周方
向に多数隔設し、且つ内部の長手方向に該アルミパイプ
製踏杆の設置方向に向いた補強板を一体に形成して該ア
ルミパイプ製踏杆を複数段設した一対のアルミパイプ製
側杆と、これらアルミパイプ製側杆の上端部に該上端部
が突出するように固定された天板とからなる左右の梯子
部材を、一方の梯子部材の天板側面の、他方の梯子部材
設置側とは反対側に設けた支軸に互いに回動自在に取付
け、さらに左右の梯子部材をV字型に折り曲げ自在な過
開脚防止金具で連結したことを特徴とするアルミパイプ
製脚立。 - 【請求項2】 過開脚防止金具が、それぞれの基端部を
左右の梯子部材に回動自在に取付け、それぞれの円板形
状の先端部をこれらの円板形状の中心で互いに枢設した
左右の連結杆からなり、さらに脚立を開いて該過開脚防
止金具を横方向に直線状としたときに該円板形状の先端
部の中心に向って下方から付勢されたストッパーの先端
舌片が差し込まれる切り込みをこれら円板形状先端部の
外周に設けたものである請求項1記載のアルミパイプ製
脚立。 - 【請求項3】 一方の連結杆に回動自在に支持され、先
端に該連結杆の円板形状の先端部の中心に向って下方か
ら付勢された舌片を有するストッパーを用いた請求項2
記載のアルミパイプ製脚立。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP36544397A JP3529256B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | アルミパイプ製脚立 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP36544397A JP3529256B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | アルミパイプ製脚立 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11182165A true JPH11182165A (ja) | 1999-07-06 |
JP3529256B2 JP3529256B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=18484276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36544397A Expired - Fee Related JP3529256B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | アルミパイプ製脚立 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3529256B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002161686A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-06-04 | Kokuyo Co Ltd | 踏み台 |
CN106703674A (zh) * | 2017-03-13 | 2017-05-24 | 葛成燕 | 一种电力维修用梯子 |
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KR101920154B1 (ko) * | 2017-05-11 | 2018-11-19 | 안경철 | 엘리베이터 피트용 사다리 |
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1997
- 1997-12-19 JP JP36544397A patent/JP3529256B2/ja not_active Expired - Fee Related
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