JPH11178067A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JPH11178067A
JPH11178067A JP9343212A JP34321297A JPH11178067A JP H11178067 A JPH11178067 A JP H11178067A JP 9343212 A JP9343212 A JP 9343212A JP 34321297 A JP34321297 A JP 34321297A JP H11178067 A JPH11178067 A JP H11178067A
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polling
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Minoru Oka
実 岡
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重複したアドレスを有する子局の稼働を停止
させることにより、管理者または作業者に重複アドレス
を有する子局を有することを知らせるようにする。 【解決手段】 ホスト局11および親局12が有線通信
LANに接続され、また、親局11と複数12の子局が
無線通信LANで接続されている。親局11は、ユーザ
が設定する送信先アドレスと、ユーザが設定できず各子
局12が独自に有するユニークアドレスとを有する重複
登録検査ポーリングレームを子局12送信する。子局1
2は、重複登録検査ポーリングレームを受信すると、こ
の重複登録検査ポーリングレーム中の送信先アドレスお
よびユニークアドレスを読み出し、送信アドレスが同一
であるが、ユニークアドレスが異なる場合には、自局の
アドレスが重複するものとして稼働を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト局および親
局が有線通信LANに接続され、また、前記親局と複数
の子局が無線通信LANで接続されて構成されたネット
ワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信LANは、有線通信LA
Nに比べ、データ通信に関して信頼性が低いため、簡単
なデータ伝送には利用できても高信頼性を要求する制御
機器間のデータ伝送には利用されるまでには至っていな
かった。
【0003】しかしながら、近年、スペクトラム拡散方
式,誤り訂正技術等の無線技術の進歩により、データ伝
送の信頼性が目覚ましく向上し、また、下記の理由によ
り、無線通信LANを使用したネットワークシステムが
製造現場に導入され、普及するようになってきている。
【0004】トータルリードタイムを短縮する。 施工工事費を削減する。 頻繁なラインレイアウト変更に伴うコストを削減す
る。 移動体,回転体,稼動等の制限が機器にあるため、通
信ケーブルの敷設が困難である。
【0005】例えば、図11に示すようなネットワーク
システムが、製造現場に導入され、普及されつつある。
【0006】このネットワークシステムは、リモートI
/O親局としてのプログラマブルコントローラ(PL
C)50,親局51とが接続されたリモートI/Oネッ
トワーク60からなる有線通信LANと、親局51と子
局52間を無線でデータを送受信する無線通信LANと
で構成されている。
【0007】しかも、この無線通信LANおよび有線通
信LANは、採用される通信方式として、プログラマブ
ルコントローラ50が所定時間内にサイクリック処理を
繰り返す必要があるため、通信サイクルが定義でき、か
つ、データ伝送時間が保証できるポーリング・セレクテ
イングン方式、またはトークン・パッシングが採用され
ている。
【0008】そして、親局51は、子局52とデータを
送受信する際に、予めネットワークに加入する子局52
を確認したのち、制御情報等のデータを送受信するよう
になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製造現
場に導入され,普及されてきた無線通信LANを有する
ネットワークシステムでは、親局51が受信する子局5
1からのデータとして、一番強い電波強度のもののみを
受信するので、アドレスの重複を検出することが実質上
不可能であった。
【0010】このため、製造現場に導入され,普及され
てきた上述したようなネットワークシステムでは、重複
したアドレスを有する状態のまま稼働することになり、
親局51から送信されてきたデータが機器を制御するI
/Oデータである場合には、正常に製造ラインが稼働し
なくなるばかりでなく、機器の暴走等により重大な事故
につながりかねないという問題点があった。
【0011】ここで、無線通信LANでは、アドレスの
重複を検出することが実質上不可能であることを、例え
ば、Aの子局52とBの子局52とが重複してアドレス
が設定されている場合を例に取り説明する。
【0012】親局51が送信したポーリングフレームに
対するレスポンスフレームが、仮にAの子局52から受
信したレスポンスフレームの方が、Bの子局52から受
信したレスポンスフレームより電波強度が強いものとし
た場合には、親局51は、Aの子局52が送信したレス
ポンスフレームの電波を受信し、その結果、先に送信し
たポーリングフレームに対して、正常なレスポンスフレ
ームが送信されてきたものと認識してしまい、アドレス
の重複を検出することが実質上不可能である。
【0013】従って、親局51が、以後、有効なデータ
を該当するアドレスの子局51に送信した際に、Aの子
局52およびBの子局52は、そのデータを受信するこ
とになる。
【0014】なお、有線通信LANでは、無線通信LA
Nシステムと異なり、重複アドレスを容易に検出するこ
とができることを説明する。
【0015】例えば、親局からのポーリングフレームに
対し、アドレスが重複設定された子局は、ほぼ同時に親
局からのポーリングフレームに対して、レスポンスフレ
ームを親局に送信するので、親局で受信するレスポンス
フレームは、それぞれの子局が送信したレスポンスフレ
ームにより、データが重なりあい、ビット情報が破壊さ
れたものになる。
【0016】その結果、親局は、送信したポーリングフ
レームに対するレスポンスがないものと判断し、何度も
ポーリングフレームを再送してもエラーフレームとして
のレスポンスフレームのみ受信し、正常なレスポンスフ
レームが受信できない。
【0017】従って、有線ネットワークシステムでは、
該当アドレスにおいてアドレスが重複しているものと検
出することができる。
【0018】そこで、上述した問題点に鑑み、重複した
アドレスを有する子局の稼働を停止させることにより、
管理者または作業者に重複アドレスを有する子局を有す
ることを知らせるネットワークシステムを提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、親局と子局を含むネット
ワークシステムにおいて、前記親局が、ユーザが設定す
る送信先アドレスと、ユーザが設定できず各子局が独自
に有するユニークアドレスとを有する重複登録検査ポー
リングフレームを送信し、前記子局が、前記重複登録検
査ポーリングフレームを受信すると、この重複登録検査
ポーリングフレーム中の送信先アドレスおよびユニーク
アドレスを読み出し、前記送信アドレスが同一である
が、前記ユニークアドレスが異なる場合には、自局のア
ドレスが重複するものとして稼働を停止するようにす
る。
【0020】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記親局が、ネットワークに加入されてい
るか、または離脱しているかを示す加入情報を記憶する
ネットワークテーブルと、前記ネットワークに加入され
ている前記子局について、前記ユニークアドレスとなる
ユニークアドレス情報を記憶するユニークアドレス情報
テーブルとを有しており、前記ネットワークテーブル
と、ユニークアドレス情報テーブルとに基づき、前記重
複登録検査ポーリングフレームを形成し、前記子局に送
信するようにする。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記親局が、重複登録検査ポーリ
ングシーケンスが終了すると、ユーザが設定するアドレ
スに所定の数を加算または減算等の演算をほどこしてユ
ーザ設定範囲外のアドレスとし、そのアドレスを送信先
アドレスとした送信フレームを前記子局に送信するよう
にする。
【0022】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記子局が、前記重複登録検査ポーリング
フレームを親局から受信したときには、その旨を示すポ
ーリング確認情報を記憶するポーリング確認情報記憶格
納手段を有しており、前記重複登録検査ポーリンシーケ
ンス以降に、前記ユニークアドレスを有しない送信フレ
ームを受信した場合には、たとえ前記送信アドレスが自
局と同一であっても、ポーリング確認情報記憶格納手段
にポーリング確認情報が記憶されていなければ、自局の
アドレスが重複するものとして稼働を停止するようにす
る。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、前記親局が、前記ユニークアドレス
情報テーブルを参照して、離脱する前記子局に対し、前
記ユニークアドレスを有する加入確認ポーリングフレー
ムを送信し、前記子局が、受信した前記加入確認ポーリ
ングフレームの送信先アドレスが自局と同一アドレスで
あるが、ユニークアドレスが異なる場合には、同一のア
ドレスがあるものと認識して稼働を停止するようにす
る。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5記
載の発明において、重複アドレスが登録された子局の稼
働を停止するために前記親局が送信する重複登録検査ポ
ーリングフレームと、前回加入していて今回ネットワー
クから子局が離脱するときに、親局が子局に送信する加
入確認ポーリングフレームのみが、ユーザが設定する送
信先アドレスと、ユーザが設定できず各子局が独自に有
するユニークアドレスとを有する送信フレームであり、
それ以外の送信フレームでは、前記ユニークアドレスを
有しない送信フレームであるようにする。
【0025】本発明では、子局は、複登録検査ポーリン
グフレームを受信すると、この重複登録検査ポーリング
フレーム中の送信先アドレスおよびユニークアドレスを
読み出し、送信アドレスが同一であるが、ユニークアド
レスが異なる場合には、自局のアドレスが重複するもの
として稼働を停止する。
【0026】また、子局は、重複登録検査ポーリンシー
ケンス以降に、ユニークアドレスを有しない送信フレー
ムを受信した場合には、たとえ送信アドレスが自局と同
一であっても、ポーリング確認情報記憶格納手段にポー
リング確認情報が記憶されていなければ、自局のアドレ
スが重複するものとして稼働を停止する。
【0027】さらに、子局は、受信した加入確認ポーリ
ングフレームの送信先アドレスが自局と同一アドレスで
あるが、ユニークアドレスが異なる場合には、同一のア
ドレスがあるものと認識して稼働を停止する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るネットワーク
システムを図面に基づき説明する。
【0029】図1は本発明に係る実施形態のネットワー
クシステム一実施形態の構成を示す概略図である。
【0030】この実施形態のネットワークシステムは、
図1に示すように、ホスト局としてのプログラマブルコ
ントローラ10と、チャネルCH1の使用帯域を有する
#1の親局,およびチャネルCH2の使用帯域を有する
#2の親局11がリモートI/Oネットワーク20から
なる有線通信LANに接続され、また、#1,#2の親
局11がそれそれ複数の子局12と無線通信LANで接
続されており、有線通信LANおよび無線通信LANの
通信方式としてポーリング・セレクティング方式が採用
されて構成されている。
【0031】また、この実施形態のネットワークシステ
ムは、#1,#2の親局11が管轄する子局12に対し
ポーリングを行い、再びポーリングを行うまでの1通信
サイクルには、図2に示すように、子局12に対して定
期的にポーリングを行うサイクリック通信フェーズと、
周辺処理,例えば各子局12における電波受信状況をモ
ニタ装置(図示せず)に表示させる処理を行わせる通知
フェーズとを有している。
【0032】サイクリックフェーズでは、親局11から
子局12に対して、加入確認ポーリングフレーム,アイ
ドルポーリングフレーム,イニシャルデータフレームお
よびI/Oデータであるサイクリックデータフレームが
送信されている。
【0033】ここで、加入確認ポーリングフレームと
は、子局12に対して、無線通信LANに加入するか否
かのレスポンスを要求するフレームであり、イニシャル
データフレームは、加入要求した子局12に対して、ネ
ットワーク動作に必要な通信パラメータ等の設定データ
を有するフレームである。
【0034】ここで、この実施形態のネットワークシス
テムに使用される送信フレームについて説明する。
【0035】この実施形態のネットワークシステムを構
成する無線通信LANに使用される送信フレームは、図
3(a)に示すように、ユニークアドレスエリアを有し
ない第1の送信フレーム70と、図3(b)に示すよう
に、ユニークアドレスエリアを有する第2の送信フレー
ム80とを有している。
【0036】ユニークアドレスエリアを有しない第1の
送信フレーム70は、加入確認ポーリングフレーム、こ
の加入確認ポーリングフレームに対するレスポンスフレ
ーム、イニシャルデータに対するレスポンスフレームに
使用されている。
【0037】この第1の送信フレーム70は、フレーム
の先頭箇所を指定する同期フラグを有する1バイト長か
らなる同期フラグ(SYN)エリア70aと、送信先の
アドレスを有する1バイト長からなる送信先アドレス
(DA)エリア70bと、送信元のアドレスを有する1
バイト長からなる送信元アドレス(SA)エリア70c
と、フレームの種類を識別する情報を有する2バイト長
からなる制御コード(CF)エリア70eと、I/Oデ
ータ、呼出符号(CallSign)のデータ等を有す
る4バイト長からなるデータエリア70fと、2バイト
長からなるフラグチェックシーケンスエリア70gおよ
びフレームの終了箇所を指定する同期フラグを有する1
バイト長からなる同期フラグ(SYN)エリア70hと
から構成されている。
【0038】ユニークアドレスエリアを有する第2の送
信フレーム80は、前回加入しており今回離脱するとき
離脱を確認するために送信する加入確認ポーリングフレ
ームと、重複登録検査ポーリングフレームに使用されて
いる。
【0039】そして、そのフレーム80は、フレームの
先頭箇所を指定する同期フラグを有する1バイト長から
なる同期フラグ(SYN)エリア80aと、送信先のア
ドレスを有する1バイト長からなる送信先アドレス(D
A)エリア80bと、送信元のアドレスを有する1バイ
ト長からなる送信元アドレス(SA)エリア80cと、
子局12の呼出符号(CallSign)を有する5バ
イト長からなるユニークアドレスエリア80dと、フレ
ームの種類を識別する情報を有する2バイト長からなる
制御コード(CF)エリア80eと、I/Oデータ、呼
出符号(CallSign)のデータ等を有する4バイ
ト長からなるデータエリア80fと、2バイト長からな
るフラグチェックシーケンスエリア80gおよびフレー
ムの終了箇所を指定する同期フラグを有する1バイト長
からなる同期フラグ(SYN)エリア80hとから構成
されている。
【0040】なお、図3に示した第2のフレーム80
は、ユニークアドレス(SN)エリア80dがない12
バイト長の第1のフレームに比べ、1.4(17/1
2)倍の長さを有している。
【0041】ホストPLC10は、センサ,モータ等の
制御対象機器を制御するものである。
【0042】#1の親局11は、子局12とで実行する
通信方式としてスペクトラム拡散方式を採用しており、
使用するチャネルグループを指定するIDとしての“W
GID”が“1”を有しており、また、#2の親局11
は、“WGID”が“2”を有している。
【0043】また、#1,#2の親局11はそれぞれ、
後述するネットワークテーブルを有しており、このネッ
トワークテーブルに基づき、子局12に対して加入確認
ポーリングフレーム(後述する),重複登録検査ポーリ
ングフレーム(後述する)等を送信するようになってい
る。
【0044】さらに、#1,#2の親局11はそれぞ
れ、ユニークデータ格納テーブル(後述する)を有して
おり、このユニークデータ格納テーブルに格納されてい
る呼出符号(CallSign)(ユニークデータであ
る)をユニークアドレスとして、重複登録検査ポーリン
グフレーム,イニシャルデータフレームを子局12に対
して送信するようになっている。
【0045】ここで、ユニークアドレスとして呼出符号
を用いた理由は、呼出符号が日本国内において(法律に
基づいている)無線通信を行うときに送信する自局を特
定するユニークデータであるためである。
【0046】次に、ネットワークテーブルおよびユニー
クデータ格納テーブルについて説明する。
【0047】ネットワークテーブル111は、図4に示
すように、子局12を指定するIDとしてのWNIDを
有するWNIDエリア111aと、WNIDより指定さ
れた子局12が無線通信LANシステムに加入されてい
るか否かを示すフラグを有する加入フラグエリア111
bとから構成されている。
【0048】WNIDは1,2,3,・・・,nという
ふうに連番となっており、また、加入フラグは“1”の
場合には該当する子局12が無線通信LANに加入して
いることを示し、“0”の場合には該当する子局12が
無線通信LANから離脱していることを示している。
【0049】ユニークデータ格納テーブル112は、図
5に示すように、子局12を指定するIDとしてのWN
IDを有するWNIDエリア112aと、子局12に対
して加入確認ポーリングを行ったのち、その子局12か
ら送信されてきた無線通信LANに加入する旨のレスポ
ンスフレームに有する呼出符号を有する呼出符号エリア
112bとから構成されてしる。
【0050】因みに、Aと記したWNIDエリア112
aの呼出符号は、“CallSign−1”である。
【0051】子局12は、親局11と同様、使用するチ
ャネルグループを指定するIDとしての“WGID”を
有しており、また、同一のチャネルを使用する子局12
を指定するIDとしての“WNID”とを有している。
【0052】因みに、図中のAに示した子局12は、
“WGID”として“2”を、“WGID”として
“1”を有しており、図中のBに示した子局12は、
“WGID”として“2”を、“WGID”として
“2”を有している。
【0053】また、子局12は、親局11から加入確認
ポーリングフレームを受信すると、無線通信LANに加
入する場合には、それに対するレスポンスフレームを親
局11に送信するようになっている。
【0054】また、子局12は、親局11から重複登録
検査ポーリングフレームを受信すると、それに対するレ
スポンスフレームを親局11に送信し、また、親局11
からイニシャルデータフレームを受信し、それに応じた
設定が終了した旨を知らせるレスポンス信号を親局11
に送信するようになっている。
【0055】さらに、子局12は、加入確認ポーリング
フレームまたは重複登録検査ポーリングフレームを親局
11から受信したときには、RAM(図示せず)のワー
クエリアに形成されたポーリング確認エリアに、“1”
(ポーリング確認フラグ)をセットするようにする。
【0056】なお、加入確認ポーリングフレームまたは
重複登録検査ポーリングフレームに対するレスポンスフ
レームを親局11に送信しないときには、ポーリング確
認エリアのフラグは、“0”である。
【0057】次に、このネットワークシステムの動作
を、図6のシーケンス図を参照して説明する。
【0058】親局11は、電源を立ち上げた後、また
は、所定時間間隔で、子局12が無線通信LANに加入
するか否かを問い合わせる加入確認ポーリングフレーム
を、WNIDが“1”の子局12からWNIDが“n”
の子局12に対して順次送信する(図6中の,,
,e参照)。
【0059】子局12は、親局11から加入確認ポーリ
ングフレームを受信すると、ポーリング確認エリアに
“1”を設定し、無線通信LANに加入する場合には、
フレームのデータエリア70fに呼出符号(CallS
ign)を有するレスポンスフレームを親局11に送信
し(図6中の,f参照)、一方、無線通信LANに加
入しない場合には、何も親局11に送信しない。
【0060】親局11は、加入確認ポーリングフレーム
に対するレスポンスフレームを子局12から受信する
と、ユニークデータ格納テーブルの該当箇所に子局12
が有する呼出符号を記憶する(図6中の,g参照)。
【0061】ここで、親局11は、フェージング等によ
り、送信した加入確認ポーリングフレームが子局12に
送信することができなかったか、または、加入確認ポー
リングフレームが送信できたとしても子局12からのレ
スポンスフレームを受信することができないときには、
子局12が無線通信LANに加入する要望があるに際し
ても、離脱させてしまう。
【0062】すると、正常に稼働すべき該当する子局1
2に接続された制御機器が稼働しないことになり、重大
な障害を発生させることになる。
【0063】そこで、イ.親局11は、電源投時におけ
る加入確認ポーリングフレームを子局12に送信した場
合には、所定回数、ユニークアドレスを有しない加入確
認ポーリングフレームを送信して(図6中の参照)、
離脱を防止するようにする。
【0064】その結果、親局11は、子局12から加入
確認ポーリングフレームに対するレスポンスフレームを
受信することがないときには(図6中の参照)、ネッ
トワークテーブル111の該当する子局12の箇所を
“0”にし、この子局12を無線通信LANから離脱さ
せる(図6中の参照)。
【0065】一方、親局11は、子局12から加入確認
ポーリングフレームに対するレスポンスフレームを受信
すると、の該当箇所に子局12が有する呼出符号を登録
する。
【0066】ロ.親局11は、加入確認ポーリングフレ
ームを送信しても(図6中の参照)、それに対する
レスポンスフレームがない場合で(図6中の参照)、
かつ、送信先の子局12が前回無線通信LANに加入し
ている場合には、所定回数、呼出テーブル112を参照
して呼出符号からなるユニークアドレスを有する加入確
認ポーリングフレームを送信する(図6中のa,b参
照)。
【0067】その結果、親局11は、子局12から加入
確認ポーリングフレームに対するレスポンスフレームを
受信することがないときには(図6中のc参照)、ネッ
トワークテーブル111の該当する子局12の箇所を
“1”から“0”に変更し、この子局12を無線通信L
ANから離脱させる(図6中のd参照)。
【0068】一方、親局11は、子局12から加入確認
ポーリングフレームに対するレスポンスフレームを受信
すると、ユニークデータ格納テーブルの該当箇所に子局
12が有する呼出符号を更新登録する。
【0069】親局11は、WNIDが“n”の子局12
に対する加入確認ポーリングについての上述した処理が
終了すると、ユニークデータ格納テーブル112を参照
して、呼出符号からなるユニークアドレスを有する重複
登録検査ポーリングフレームを、WNIDが“1”の子
局12からWNIDが“n”の子局12に対して順次送
信する(図6中のh,k,p参照)。
【0070】重複登録検査ポーリングフレームを受信し
た子局12は、それ対するレスポンスフレームを親局1
1に送信する(図6中のi,q参照)。
【0071】親局11は、子局12から重複登録検査ポ
ーリングフレームに対するレスポンスフレームを受信す
ると、このレスポンスフレームを送信した子局12につ
いて、無線通信LANに加入させるため、ネットワーク
テーブル111の該当箇所の加入フラグを“1”に設定
する(図6中のj,r参照)。
【0072】一方、親局11は、子局12に対して、所
定回数、重複登録検査ポーリングフレームを出力しても
(図6中のl参照)、それ対するレスポンスフレームを
受信しないと(図6中のm参照)、重複登録検査ポーリ
ングフレームを送信した子局12が無線通信LANに加
入しないものと認識し、ユニークデータ格納テーブル1
12の該当箇所の呼出符号を削除するとともに(図6中
のn参照)、ネットワークテーブル111の該当する箇
所の加入フラグを“0”にセットする(図6中のo参
照)。
【0073】親局11は、WNIDが“n”の子局12
に対する重複登録検査ポーリングについての上述した処
理が終了すると、ネットワークテーブル111を参照し
て、WNIDが“1”の子局12から順次、WNIDが
“n”の子局12に対して、イニシャルデータフレーム
を送信する(図6中のs,u参照)。
【0074】イニシャルデータフレームを受信した親局
11は、フレームに記述されているネットワーク動作に
必要な通信パラメータ等の設定データを読み出し、読み
出した通信パラメータ等に設定したのち、設定終了した
旨を知らせるレスポンスフレームを親局12に出力する
(図6中のt,v参照)。
【0075】親局11が、WNIDが“n”の子局12
に対するイニシャルデータについての上述した処理が終
了すると、この無線通信LANにおける加入確認処理が
終了する。
【0076】続いて、二重アドレス設定された子局12
の稼働を停止させる処理を、以下の場合に別けて説明す
る。
【0077】(1)親局11が起動したときに子局11
が重複登録されていた場合について図7は親局が起動し
たときに登録されていた重複アドレスを有する子局の稼
働を停止するシーケンス図である。
【0078】親局11は、電源を立ちあげて起動を開始
し、加入確認ポーリングフレームを子局12に送信す
る。
【0079】#1の子局12および#2の子局12は、
親局11から加入確認ポーリングを受信すると(図7中
の,参照)、ポーリング確認エリアに“1”をセッ
トし、レスポンスフレームを親局11に送信する(図7
中の,参照)。
【0080】親局11は、#1の子局12の受信電波強
度が#2の子局12の受信電波強度より強いため、#1
の子局12のレスポンスフレームを優先的に受信し、そ
の後、ユニークアドレスエリア80dに#1の子局12
の呼出符号を有する重複登録検査ポーリングフレームを
送信する(図7中の,参照)。
【0081】#1の子局12は、親局11からの重複登
録検査ポーリングを受信すると、重複登録検査ポーリン
グフレーム中の送信先アドレスエリア80cおよびユニ
ークアドレスエリア80dを参照し、自局宛に送信され
てきたフレームであると認識し、レスポンスフレームを
出力する(図7中の参照)。
【0082】一方、#2の子局12は、親局11からの
重複登録検査ポーリングを受信すると、重複登録検査ポ
ーリングフレーム中の送信先アドレスエリア80cおよ
びユニークアドレスエリア80dを参照したところ、送
信先アドレスエリア80cに有する送信先アドレスが同
一であるが、ユニークアドレスエリア80dに有するユ
ニークアドレスが自局の呼出符号を有していないため、
重複アドレスを有するものと認識し、稼働を停止する
(図7中の参照)。
【0083】このように、無線通信LANから子局12
の稼働が停止した場合には、作業員または管理者は、ネ
ットワークシステムにおいて、重複登録を有するものと
間接的に認識することができる。
【0084】(2)前回無線ネットワークに加入してい
て、今回無線ネットワークから離脱する際に、子局11
が重複登録されていた場合について図8は前回無線ネッ
トワークに加入していて、今回無線ネットワークから離
脱する際に登録されていた重複アドレスを有する子局の
稼働を停止するシーケンス図である。
【0085】上述したように、子局12が無線ネットワ
ークから離脱するとき、本当に離脱する必要があるため
加入確認ポーリングに対するレスポンスフレームを送信
しないのか、または、子局12が加入確認ポーリングフ
レームを送信しているが、フェージング等により親局1
1に到達しないのかを確認するため、所定回数、加入確
認ポーリングフレームを送信するような処理を行ってい
る(図6中の参照)。
【0086】このとき、例えば、通信エリア外から通
信エリア内に同じアドレス(送信先アドレス)を有する
子局12が入り込んだ場合、または、同じアドレスを
有する子局12が電源を立ち上げた場合、これらの子局
12が加入確認ポーリングフレームを受信したとき、親
局11にレスポンスフレームを送信しないようにすると
ともに、この重複アドレスを有する子局12の稼働を停
止するようにするためである。
【0087】親局11は、ユニークデータ格納テーブル
112を参照して(図8中の参照)、離脱する子局1
2に対し、呼出符号からなるユニークアドレスを有する
加入確認ポーリングフレームを送信する(図8中の参
照)。
【0088】すると、上述したように、通信エリア外か
ら通信エリア内に入ってきた#1の子局12と同一のア
ドレスを有している#2の子局12は、親局11が送信
した加入確認ポーリングフレームを受信し、ポーリング
確認エリアに“1”をセットする。
【0089】そして、#2の子局12は、受信したフレ
ームの送信先アドレスが自局と同一アドレスであるが、
ユニークアドレスが異なる場合には、無線ネットワーク
システムに同一のアドレスがあるものと認識して稼働を
停止する(図8中の参照)。
【0090】(3)無線ネットワークの通信エリア内
に、重複アドレスを有する無線子局12にイニシャルデ
ータ等のコマンドフレームが送信されてきた場合につい
てすなわち、いままで説明した重複したアドレスを有す
る無線子局の稼働停止を行う処理については、加入確認
ポーリングシーケンスおよび重複登録検査ポーリングシ
ーケンスにおいてなされるものであるが、加入確認ポー
リングシーケンスおよび重複登録検査ポーリングシーケ
ンスが終了し、再び、加入確認ポーリングシーケンスを
送信するまでの、例えば、イニシャルデータフレームが
送信したとき重複したアドレスを有する無線子局の稼働
を停止する処理を説明する。
【0091】図9はイニシャルデータ等のコマンドフレ
ームが送信されたときに重複する無線子局の稼働を停止
させる動作を示すシーケンス図である。
【0092】無線親局11は、加入確認ポーリングシー
ケンスおよび重複登録検査ポーリングシーケンスが終了
し、再び、加入確認ポーリングシーケンスを送信するま
で、ユーザが設定する“WNID”に例えば80H(H
はヘキサデシマル表示)を加算した“WNID+80
H”(ユーザがアドレス設定スイッチで設定不可能なア
ドレス)に遷移した送信先アドレスを有するイニシャル
データフレーム等を送信する(図9中の参照)。
【0093】すると、#1の無線子局12および#2の
無線子局は、ともにこのイニシャルデータフレームを受
信する。
【0094】#2の無線子局12は、ポーリング確認エ
リアのポーリング確認フラグが“0”であるので、加入
確認ポーリングシーケンスおよび重複登録検査ポーリン
グシーケンス後に、通信エリア外から通信エリア内に
入ってきたため、または、電源が立ち上がったもの
で、自局が無線ネットワークに加入していないものと認
識し、稼働を停止する。
【0095】なお、#1の無線子局12は、加入確認ポ
ーリングシーケンスおよび重複登録検査ポーリングシー
ケンスを経てきたのでポーリング経過フラグが“1”と
なっているので、自局が無線ネットワークに加入してい
るものと認識している。
【0096】この実施形態のネットワークシステムで
は、子局12が、複登録検査ポーリングレームを受信す
ると、この重複登録検査ポーリングレーム中の送信先ア
ドレスおよびユニークアドレスを読み出し、送信アドレ
スが同一であるが、ユニークアドレスが異なる場合に
は、自局のアドレスが重複するものとして稼働を停止す
る。
【0097】また、子局12は、重複登録検査ポーリン
シーケンス以降に、ユニークアドレスを有しない送信フ
レームを受信した場合には、たとえ送信アドレスが自局
と同一であっても、ポーリング確認情報記憶格納手段に
ポーリング確認情報が記憶されていなければ、自局のア
ドレスが重複するものとして稼働を停止する。
【0098】さらに、子局は、受信した加入確認ポーリ
ングフレームの送信先アドレスが自局と同一アドレスで
あるが、ユニークアドレスが異なる場合には、同一のア
ドレスがあるものと認識して稼働を停止する。
【0099】以上のように、重複したアドレスを有する
子局11は、その稼働を停止させることにより、管理者
または作業者に重複アドレスを有する子局12を有する
ことを知らせることができる。
【0100】この実施形態のネットワークシステムで
は、送信するフレームのうち、重複アドレスが登録され
た子局12の稼働を停止するために親局11が送信する
重複登録検査ポーリングフレームと、前回加入していて
今回前記無線通信LANから子局12が離脱するとき
に,親局11が子局に送信する加入確認ポーリングフレ
ームのみが、ユーザが設定する送信先アドレスと、ユー
ザが設定できず各子局12が独自に有するユニークアド
レスとを有する第2の送信フレーム80であり、それ以
外の送信フレームでは、ユニークアドレスを有しない第
1の送信フレーム70であるため、伝送効率を落とさず
に無線通信を行うことができる。
【0101】この実施形態のネットワークシステムは、
ユニークアドレスとして呼出符号をを用いているが、そ
れ以外では、親局局11、子局12が有する商品のシリ
アル番号,イサーネットのMACアドレスをユニークア
ドレスに用いてもいし、また、子局12が発生させた乱
数をユニークアドレスに用いてもよい。
【0102】乱数を使用する場合においても、図10に
示すように、この実施形態のネットワークに使用されて
いる呼出符号と同様な処理を行うので、その処理の詳細
説明を省略する。
【0103】
【発明の効果】以上本発明によれば、子局が、親局が送
信した複登録検査ポーリングレームを受信すると、この
重複登録検査ポーリングレーム中の送信先アドレスおよ
びユニークアドレスを読み出し、送信アドレスが同一で
あるが、ユニークアドレスが異なる場合には、自局のア
ドレスが重複するものとして稼働を停止することができ
る。
【0104】また、子局は、重複登録検査ポーリンシー
ケンス以降に、ユニークアドレスを有しない送信フレー
ムを受信した場合においても、たとえ送信アドレスが自
局と同一であっても、ポーリング確認情報記憶格納手段
にポーリング確認情報が記憶されていなければ、自局の
アドレスが重複するものとして稼働を停止する。
【0105】さらに、子局は、受信した加入確認ポーリ
ングフレームの送信先アドレスが自局と同一アドレスで
あるが、ユニークアドレスが異なる場合には、同一のア
ドレスがあるものと認識して稼働を停止する。
【0106】このことにより、管理者または作業者に重
複アドレスを有する子局を有することを知らせることが
でき、製造現場のシステムに重大なトラブルを未然に防
止することができる。
【0107】また、送信するフレームのうち、重複アド
レスが登録された子局の稼働を停止するために親局が送
信する重複登録検査ポーリングフレームと、前回加入し
ていて今回前記無線通信LANから子局が離脱するとき
に,親局が子局に送信する加入確認ポーリングフレーム
のみが、ユーザが設定する送信先アドレスと、ユーザが
設定できず各子局が独自に有するユニークアドレスとを
有する送信フレームであり、それ以外の送信フレームで
は、ユニークアドレスを有しない送信フレームであるた
め、伝送効率を落とさずに無線通信を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワークシステムの一実施形
態の概略構成図。
【図2】この実施形態のネットワークシステムが有する
1通信サイクルの処理内容についての説明図。
【図3】この実施形態のネットワークシステムに使用さ
れる送信フレームを構成を示すブロック図。
【図4】アドレステーブルの構成を示すブロック図。
【図5】ユニークデータ格納テーブルの構成を示すブロ
ック図。
【図6】この実施形態のネットワークシステムの処理を
示すシーケンス図。
【図7】この実施形態のネットワークシステムの処理に
をおいて、子局が二重登録が発見されるときのシーケン
ス図。
【図8】この実施形態のネットワークシステムの処理に
をおいて、子局が二重登録が発見されるときのシーケン
ス図。
【図9】この実施形態のネットワークシステムの処理に
をおいて、子局が二重登録が発見されるときのシーケン
ス図。
【図10】ユニークデータとして乱数を使用した場合の
シーケンス図。
【図11】従来のネットワークシステムの一実施形態の
概略構成図。
【符号の説明】
10 プログラマブルコントローラ 11 親局 12 子局 20 リモートI/Oネットワーク 111 アドレステーブル 112 ユニークデータ格納テーブル 70 第1の送信フレーム 80 第2の送信フレーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と子局を含むネットワークシステム
    において、 前記親局は、 ユーザが設定する送信先アドレスと、ユーザが設定でき
    ず各子局が独自に有するユニークアドレスとを有する重
    複登録検査ポーリングフレームを送信し、 前記子局は、 前記重複登録検査ポーリングフレームを受信すると、こ
    の重複登録検査ポーリングフレーム中の送信先アドレス
    およびユニークアドレスを読み出し、前記送信アドレス
    が同一であるが、前記ユニークアドレスが異なる場合に
    は、自局のアドレスが重複するものとして稼働を停止す
    ることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記親局は、 ネットワークに加入されているか、または離脱している
    かを示す加入情報を記憶するネットワークテーブルと、 前記ネットワークに加入されている前記子局について、
    前記ユニークアドレスとなるユニークアドレス情報を記
    憶するユニークアドレス情報テーブルとを有しており、 前記ネットワークテーブルと、ユニークアドレス情報テ
    ーブルとに基づき、前記重複登録検査ポーリングフレー
    ムを形成し、前記子局に送信することを特徴とする請求
    項1記載のネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記親局は、 重複登録検査ポーリングシーケンスが終了すると、ユー
    ザが設定するアドレスに所定の数を加算または減算等の
    演算をほどこしてユーザ設定範囲外のアドレスとし、そ
    のアドレスを送信先アドレスとした送信フレームを前記
    子局に送信することを特徴とする請求項1または2記載
    のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記子局は、 前記重複登録検査ポーリングフレームを親局から受信し
    たときには、その旨を示すポーリング確認情報を記憶す
    るポーリング確認情報記憶格納手段を有しており、 前記重複登録検査ポーリンシーケンス以降に、前記ユニ
    ークアドレスを有しない送信フレームを受信した場合に
    は、たとえ前記送信アドレスが自局と同一であっても、
    ポーリング確認情報記憶格納手段にポーリング確認情報
    が記憶されていなければ、自局のアドレスが重複するも
    のとして稼働を停止することを特徴とする請求項1記載
    のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記親局は、 前記ユニークアドレス情報テーブルを参照して、離脱す
    る前記子局に対し、前記ユニークアドレスを有する加入
    確認ポーリングフレームを送信し、 前記子局は、 受信した前記加入確認ポーリングフレームの送信先アド
    レスが自局と同一アドレスであるが、ユニークアドレス
    が異なる場合には、同一のアドレスがあるものと認識し
    て稼働を停止することを特徴とする請求項1乃至4記載
    のネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 重複アドレスが登録された子局の稼働を
    停止するために前記親局が送信する重複登録検査ポーリ
    ングフレームと、前回加入していて今回ネットワークか
    ら子局が離脱するときに,親局が子局に送信する加入確
    認ポーリングフレームのみが、ユーザが設定する送信先
    アドレスと、ユーザが設定できず各子局が独自に有する
    ユニークアドレスとを有する送信フレームであり、 それ以外の送信フレームでは、前記ユニークアドレスを
    有しない送信フレームであることを特徴とする請求項1
    乃至5記載のネットワークシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012039668A (ja) * 2011-11-10 2012-02-23 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
JP2014042338A (ja) * 2013-10-28 2014-03-06 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム

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JP2012039668A (ja) * 2011-11-10 2012-02-23 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
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