JPH11174483A - 液晶表示装置 - Google Patents
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- JPH11174483A JPH11174483A JP9338758A JP33875897A JPH11174483A JP H11174483 A JPH11174483 A JP H11174483A JP 9338758 A JP9338758 A JP 9338758A JP 33875897 A JP33875897 A JP 33875897A JP H11174483 A JPH11174483 A JP H11174483A
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
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Abstract
(57)【要約】
【課題】環境温度が変化した場合や液晶表示パネルに反
りが生じた場合でも、部品間の接続部等に損傷を受ける
ことなく良好な画像を維持することが可能な液晶表示装
置を提供することにある。 【解決手段】矩形状の液晶表示パネル１２の長辺に沿っ
てプリント配線板２０が設けられ、このプリント配線板
は複数のＴＣＰ２８を介して液晶表示パネルに接続され
ている。プリント配線板２０は、その長手方向中央部で
２つに分割され、これらの分割部分２０ａ、２０ｂは、
フレキシブル配線板２４を介して互いに接続されてい
る。
りが生じた場合でも、部品間の接続部等に損傷を受ける
ことなく良好な画像を維持することが可能な液晶表示装
置を提供することにある。 【解決手段】矩形状の液晶表示パネル１２の長辺に沿っ
てプリント配線板２０が設けられ、このプリント配線板
は複数のＴＣＰ２８を介して液晶表示パネルに接続され
ている。プリント配線板２０は、その長手方向中央部で
２つに分割され、これらの分割部分２０ａ、２０ｂは、
フレキシブル配線板２４を介して互いに接続されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は液晶表示装置、特
に、テープキャリアパッケージを介して液晶表示パネル
に接続されたプリント配線板を有する液晶表示装置に関
する。
に、テープキャリアパッケージを介して液晶表示パネル
に接続されたプリント配線板を有する液晶表示装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置は矩形状の液晶表示パネル
を備え、この液晶表示パネルは、マトリクス状に形成さ
れた多数の信号線および走査線、画素電極、スイッチン
グ素子等が設けられたアレイ基板、このアレイ基板に対
向配置された対向基板、およびアレイ基板と対向基板と
の間に封入された液晶分子を有している。
を備え、この液晶表示パネルは、マトリクス状に形成さ
れた多数の信号線および走査線、画素電極、スイッチン
グ素子等が設けられたアレイ基板、このアレイ基板に対
向配置された対向基板、およびアレイ基板と対向基板と
の間に封入された液晶分子を有している。
【０００３】一般に、液晶表示パネルに信号を供給する
には、次のような方法がとられている。すなわち、信号
発生源、例えばパーソナルコンピュータ本体から供給さ
れる各種電源および信号を、入力コネクタ部で一括して
受け、制御基板上で信号処理を行い、その信号を液晶表
示パネルのいずれかの辺に沿って設けられたプリント配
線板により、駆動用半導体素子を実装したテープキャリ
アパッケージ（以下ＴＣＰと称する）を介して液晶表示
パネルに供給する。液晶表示装置は走査方式により画像
表示を行うため、液晶表示パネルには走査信号と画像デ
ータ信号とを供給している。
には、次のような方法がとられている。すなわち、信号
発生源、例えばパーソナルコンピュータ本体から供給さ
れる各種電源および信号を、入力コネクタ部で一括して
受け、制御基板上で信号処理を行い、その信号を液晶表
示パネルのいずれかの辺に沿って設けられたプリント配
線板により、駆動用半導体素子を実装したテープキャリ
アパッケージ（以下ＴＣＰと称する）を介して液晶表示
パネルに供給する。液晶表示装置は走査方式により画像
表示を行うため、液晶表示パネルには走査信号と画像デ
ータ信号とを供給している。
【０００４】パーソナルコンピュータやテレビ用の表示
装置では、一般に横長な長方形の画面が使用される。そ
こで、液晶パネルの短辺側から走査信号を、長辺側から
画像データ信号を供給する方法が採られている。このた
め、液晶表示装置は、液晶表示パネルの周囲４辺の内、
少なくとも長辺と短辺との１辺づつにプリント配線板を
配置し、複数のＴＣＰを介して各プリント配線板を液晶
表示パネルに接続した構造となっている。
装置では、一般に横長な長方形の画面が使用される。そ
こで、液晶パネルの短辺側から走査信号を、長辺側から
画像データ信号を供給する方法が採られている。このた
め、液晶表示装置は、液晶表示パネルの周囲４辺の内、
少なくとも長辺と短辺との１辺づつにプリント配線板を
配置し、複数のＴＣＰを介して各プリント配線板を液晶
表示パネルに接続した構造となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の液晶表示装
置において、主にガラスからなる液晶表示パネルとエポ
キシ等の絶縁材料からなるプリント配線板とは熱膨張率
が異なり、環境温度が変化した場合、伸び量に差が生じ
る。特に、寸法の大きな液晶表示パネルを有する液晶表
示装置では、液晶表示パネルに沿って設置されるプリン
ト配線板も長くなり、温度変化が生じた場合の伸び量の
差も大きくなる。このような伸び量の差は、液晶表示パ
ネルとプリント配線板との間に相対的な位置ずれを生じ
させ、そのずれ量は、プリント配線板の長手方向両端で
最大となる。
置において、主にガラスからなる液晶表示パネルとエポ
キシ等の絶縁材料からなるプリント配線板とは熱膨張率
が異なり、環境温度が変化した場合、伸び量に差が生じ
る。特に、寸法の大きな液晶表示パネルを有する液晶表
示装置では、液晶表示パネルに沿って設置されるプリン
ト配線板も長くなり、温度変化が生じた場合の伸び量の
差も大きくなる。このような伸び量の差は、液晶表示パ
ネルとプリント配線板との間に相対的な位置ずれを生じ
させ、そのずれ量は、プリント配線板の長手方向両端で
最大となる。
【０００６】また、液晶表示装置に衝撃が加わり、液晶
表示パネルの長辺が湾曲するように装置全体に反りが生
じた場合も同様に、液晶表示パネルとプリント配線板と
の間に相対的な位置ずれが発生する。そして、液晶表示
パネルおよびプリント配線板の寸法が大きいと、ずれ量
も大きくなる。
表示パネルの長辺が湾曲するように装置全体に反りが生
じた場合も同様に、液晶表示パネルとプリント配線板と
の間に相対的な位置ずれが発生する。そして、液晶表示
パネルおよびプリント配線板の寸法が大きいと、ずれ量
も大きくなる。
【０００７】このように熱膨張あるいは反りにより液晶
表示パネルとプリント配線板との間に相対的な位置ずれ
が生じた場合、これらを接続しているＴＣＰに応力が作
用し、構造的に弱い部分が破壊されてしまう。例えば、
ＴＣＰの配線パターンが断線したり、半導体チップの樹
脂ポッティング部が破壊されたり、ＴＣＰとプリント配
線板との半田付け部が断線したりする。その結果、液晶
表示パネルの画面に欠陥が発生し、良好な画像表示が困
難となる。
表示パネルとプリント配線板との間に相対的な位置ずれ
が生じた場合、これらを接続しているＴＣＰに応力が作
用し、構造的に弱い部分が破壊されてしまう。例えば、
ＴＣＰの配線パターンが断線したり、半導体チップの樹
脂ポッティング部が破壊されたり、ＴＣＰとプリント配
線板との半田付け部が断線したりする。その結果、液晶
表示パネルの画面に欠陥が発生し、良好な画像表示が困
難となる。
【０００８】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、環境温度が変化した場合や液晶表示パ
ネルに反りが生じた場合でも、部品間の接続部等に損傷
を受けることなく良好な画像を維持することが可能な液
晶表示装置を提供することにある。
で、その目的は、環境温度が変化した場合や液晶表示パ
ネルに反りが生じた場合でも、部品間の接続部等に損傷
を受けることなく良好な画像を維持することが可能な液
晶表示装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る液晶表示装置は、矩形状の液晶表示
パネルと、上記液晶表示パネルの少なくとも１辺に沿っ
て配設されたプリント配線板と、液晶表示パネルの上記
１辺と上記プリント配線板とを接続した複数のテープキ
ャリアパッケージと、を備え、上記プリント配線板は、
上記１辺の長手方向に沿って複数に分割されていること
を特徴としている。
め、この発明に係る液晶表示装置は、矩形状の液晶表示
パネルと、上記液晶表示パネルの少なくとも１辺に沿っ
て配設されたプリント配線板と、液晶表示パネルの上記
１辺と上記プリント配線板とを接続した複数のテープキ
ャリアパッケージと、を備え、上記プリント配線板は、
上記１辺の長手方向に沿って複数に分割されていること
を特徴としている。
【００１０】また、この発明に係る液晶表示装置は、矩
形状の液晶表示パネルと、上記液晶表示パネルの一方の
長辺に沿って配設されたプリント配線板と、液晶表示パ
ネルの上記長辺と上記プリント配線板とを接続した複数
のテープキャリアパッケージと、を備え、上記プリント
配線板は、上記長辺の長手方向中央部で２つに分割され
ているとともに、分割された２つのプリント配線板部分
はフレキシブル配線板を介して互いに接続されている特
徴としている。
形状の液晶表示パネルと、上記液晶表示パネルの一方の
長辺に沿って配設されたプリント配線板と、液晶表示パ
ネルの上記長辺と上記プリント配線板とを接続した複数
のテープキャリアパッケージと、を備え、上記プリント
配線板は、上記長辺の長手方向中央部で２つに分割され
ているとともに、分割された２つのプリント配線板部分
はフレキシブル配線板を介して互いに接続されている特
徴としている。
【００１１】上記のように、プリント配線板を複数に分
割して構成した場合、各分割部分の熱膨張量は、分割さ
れていない単一のプリント配線板に比較し分割数に反比
例して小さくなる。従って、環境温度が変化して液晶表
示パネルおよびプリント配線板が熱膨張した場合でも、
これら液晶表示パネルとプリント配線板の各分割部分と
の間の熱膨張量の差を小さくし、相対的な位置ずれを低
減することができる。その結果、テープキャリアパッケ
ージに発生する応力を低減し、接続部の損傷、断線等の
発生を防止することが可能となる。
割して構成した場合、各分割部分の熱膨張量は、分割さ
れていない単一のプリント配線板に比較し分割数に反比
例して小さくなる。従って、環境温度が変化して液晶表
示パネルおよびプリント配線板が熱膨張した場合でも、
これら液晶表示パネルとプリント配線板の各分割部分と
の間の熱膨張量の差を小さくし、相対的な位置ずれを低
減することができる。その結果、テープキャリアパッケ
ージに発生する応力を低減し、接続部の損傷、断線等の
発生を防止することが可能となる。
【００１２】液晶表示装置が衝撃を受けて液晶表示パネ
ルおよびプリント配線板に反りが発生した場合も同様
に、これらの間の相対的な位置ずれ量を低減し、テープ
キャリアパッケージに生じる接続部の損傷、断線等を防
止することが可能となる。
ルおよびプリント配線板に反りが発生した場合も同様
に、これらの間の相対的な位置ずれ量を低減し、テープ
キャリアパッケージに生じる接続部の損傷、断線等を防
止することが可能となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態に係る液晶表示装置について詳細に説
明する。図１に示すように、液晶表示装置１０は、ノー
マリーホワイト・モードの光透過型の液晶表示装置とし
て構成され、矩形状の液晶表示パネル１２と、液晶表示
パネルを駆動する駆動部１４と、を備えている。
発明の実施の形態に係る液晶表示装置について詳細に説
明する。図１に示すように、液晶表示装置１０は、ノー
マリーホワイト・モードの光透過型の液晶表示装置とし
て構成され、矩形状の液晶表示パネル１２と、液晶表示
パネルを駆動する駆動部１４と、を備えている。
【００１４】液晶表示パネル１２は、矩形状のアレイ基
板１６および対向基板１８を備え、これら基板は、周縁
部を図示しないシール剤によって貼り合わせることによ
り、所定のギャップをおいて対向配置されている。そし
て、アレイ基板１６と対向基板１８との間には図示しな
い液晶分子が封入されている。
板１６および対向基板１８を備え、これら基板は、周縁
部を図示しないシール剤によって貼り合わせることによ
り、所定のギャップをおいて対向配置されている。そし
て、アレイ基板１６と対向基板１８との間には図示しな
い液晶分子が封入されている。
【００１５】アレイ基板１６は、矩形状のガラス板上
に、多数の信号線および走査線をマトリクス状に形成す
るとともに、多数の画素電極、スイッチング素子等を形
成することによって構成されている。なお、走査線はア
レイ基板１６の長辺と平行な方向に沿って延び、信号線
はアレイ基板の短辺と平行な方向に沿って延びている。
に、多数の信号線および走査線をマトリクス状に形成す
るとともに、多数の画素電極、スイッチング素子等を形
成することによって構成されている。なお、走査線はア
レイ基板１６の長辺と平行な方向に沿って延び、信号線
はアレイ基板の短辺と平行な方向に沿って延びている。
【００１６】対向基板１８は、アレイ基板１６よりも僅
かに小さな寸法のガラス基板上に対向電極を形成するこ
とにより構成されている。一方、駆動部１４は、アレイ
基板１６の一方の長辺に沿って配設された信号線駆動用
の細長い矩形状の第１プリント配線板２０と、アレイ基
板の一方の短辺に沿って配設された走査線駆動用の細長
い矩形状の第２プリント配線板２２と、を備えている。
かに小さな寸法のガラス基板上に対向電極を形成するこ
とにより構成されている。一方、駆動部１４は、アレイ
基板１６の一方の長辺に沿って配設された信号線駆動用
の細長い矩形状の第１プリント配線板２０と、アレイ基
板の一方の短辺に沿って配設された走査線駆動用の細長
い矩形状の第２プリント配線板２２と、を備えている。
【００１７】第１プリント配線板２０は、エポキシ等の
絶縁材料によって形成され、アレイ基板１６の長辺ほぼ
全長に亘って延びているとともに、アレイ基板１６とほ
ぼ同一平面上に設けられている。また、第１プリント配
線板２０は、長手方向の中央部で、第１部分２０ａと第
２部分２０ｂとに分割されている。
絶縁材料によって形成され、アレイ基板１６の長辺ほぼ
全長に亘って延びているとともに、アレイ基板１６とほ
ぼ同一平面上に設けられている。また、第１プリント配
線板２０は、長手方向の中央部で、第１部分２０ａと第
２部分２０ｂとに分割されている。
【００１８】プリント配線板部分としての第１部分２０
ａおよび第２部分２０ｂは、所定の隙間を置いて配置さ
れているとともに、フレキシブル配線板２４を介して互
いに電気的に接続されている。このフレキシブル配線板
２４は、プリント配線板２０の長手方向に僅かに弛んだ
状態で設けられている。
ａおよび第２部分２０ｂは、所定の隙間を置いて配置さ
れているとともに、フレキシブル配線板２４を介して互
いに電気的に接続されている。このフレキシブル配線板
２４は、プリント配線板２０の長手方向に僅かに弛んだ
状態で設けられている。
【００１９】第１部分２０ａは、それぞれ駆動用半導体
素子２６を実装した複数、例えば４つ、のＴＣＰ２８を
介してアレイ基板１６に接続されている。同様に、第２
部分２０ｂも４つのＴＣＰ２８を介してアレイ基板１６
に接続されている。これらのＴＣＰ２８は、アレイ基板
１６の長辺方向に沿って所定の間隔を置いて配置されて
いるとともに、それぞれ信号線に導通している。
素子２６を実装した複数、例えば４つ、のＴＣＰ２８を
介してアレイ基板１６に接続されている。同様に、第２
部分２０ｂも４つのＴＣＰ２８を介してアレイ基板１６
に接続されている。これらのＴＣＰ２８は、アレイ基板
１６の長辺方向に沿って所定の間隔を置いて配置されて
いるとともに、それぞれ信号線に導通している。
【００２０】第２プリント配線板２２は、エポキシ等の
絶縁材料によって形成され、アレイ基板１６の短辺ほぼ
全長に亘って延びているとともに、アレイ基板１６とほ
ぼ同一平面上に設けられている。また、第２プリント配
線板２２は、それぞれ駆動用半導体素子３０を実装した
複数、例えば３つ、のＴＣＰ３２を介してアレイ基板１
６に接続されている。これらのＴＣＰ３２は、アレイ基
板１６の短辺方向に沿って所定の間隔を置いて配置され
ているとともに、それぞれ走査線に導通している。
絶縁材料によって形成され、アレイ基板１６の短辺ほぼ
全長に亘って延びているとともに、アレイ基板１６とほ
ぼ同一平面上に設けられている。また、第２プリント配
線板２２は、それぞれ駆動用半導体素子３０を実装した
複数、例えば３つ、のＴＣＰ３２を介してアレイ基板１
６に接続されている。これらのＴＣＰ３２は、アレイ基
板１６の短辺方向に沿って所定の間隔を置いて配置され
ているとともに、それぞれ走査線に導通している。
【００２１】上記のように構成された液晶表示装置によ
れば、アレイ基板１６の長辺に沿って配設された第１プ
リント配線板２０は、第１および第２部分２０ａ、２０
ｂの２つに分割されていることから、液晶表示装置が温
度上昇により熱膨張した場合でも、第１および第２部分
２０ａ、２０ｂは、分割されていない単体のプリント配
線板に比較して、その熱膨張量は約１／２となる。
れば、アレイ基板１６の長辺に沿って配設された第１プ
リント配線板２０は、第１および第２部分２０ａ、２０
ｂの２つに分割されていることから、液晶表示装置が温
度上昇により熱膨張した場合でも、第１および第２部分
２０ａ、２０ｂは、分割されていない単体のプリント配
線板に比較して、その熱膨張量は約１／２となる。
【００２２】すなわち、図２（ａ）に示すように、従来
の単一構造の第１プリント配線板２０が熱膨張した場合
のアレイ基板１６に対する第１プリント配線板両端部の
位置ずれ量をａとした場合、本実施の形態に係る第１プ
リント配線板２０の第１および第２部分２０ａ、２０ｂ
の各々の端部の位置ずれ量は、図２（ｂ）に示すよう
に、ａ／２となる。そのため、本実施の形態によれば、
各ＴＣＰ２８に作用する応力も従来の１／２に軽減す
る。
の単一構造の第１プリント配線板２０が熱膨張した場合
のアレイ基板１６に対する第１プリント配線板両端部の
位置ずれ量をａとした場合、本実施の形態に係る第１プ
リント配線板２０の第１および第２部分２０ａ、２０ｂ
の各々の端部の位置ずれ量は、図２（ｂ）に示すよう
に、ａ／２となる。そのため、本実施の形態によれば、
各ＴＣＰ２８に作用する応力も従来の１／２に軽減す
る。
【００２３】従って、環境温度が変化した場合でも、Ｔ
ＣＰ２８の配線パターンが断線したり、半導体チップの
樹脂ポッティング部が破壊されたり、ＴＣＰとプリント
配線板との半田付け部が断線したりすることを防止し、
良好な画像表示を行うことができる。
ＣＰ２８の配線パターンが断線したり、半導体チップの
樹脂ポッティング部が破壊されたり、ＴＣＰとプリント
配線板との半田付け部が断線したりすることを防止し、
良好な画像表示を行うことができる。
【００２４】図３および図４は、この発明の第２の実施
の形態に係る液晶表示装置を示している。第２の実施の
形態によれば、第１プリント配線板２０は液晶表示パネ
ル１２の一方の長辺に沿って設けられているとともに、
液晶表示パネル１２の裏面側とほぼ平行に対向して位置
している。また、第１プリント配線板２０とアレイ基板
１６とを接続している各ＴＣＰ２８は、ほぼＵ字状に折
曲げられている。
の形態に係る液晶表示装置を示している。第２の実施の
形態によれば、第１プリント配線板２０は液晶表示パネ
ル１２の一方の長辺に沿って設けられているとともに、
液晶表示パネル１２の裏面側とほぼ平行に対向して位置
している。また、第１プリント配線板２０とアレイ基板
１６とを接続している各ＴＣＰ２８は、ほぼＵ字状に折
曲げられている。
【００２５】同様に、第２プリント配線板２２は液晶表
示パネル１２の一方の短辺に沿って設けられているとと
もに、液晶表示パネル１２の裏面側とほぼ平行に対向し
て位置している。また、第２プリント配線板２２とアレ
イ基板１６とを接続している各ＴＣＰ３２は、ほぼＵ字
状に折曲げられている。
示パネル１２の一方の短辺に沿って設けられているとと
もに、液晶表示パネル１２の裏面側とほぼ平行に対向し
て位置している。また、第２プリント配線板２２とアレ
イ基板１６とを接続している各ＴＣＰ３２は、ほぼＵ字
状に折曲げられている。
【００２６】そして、第１プリント配線板２０は、その
長手方向中央部で第１および第２部分２０ａ、２０ｂに
２分割され、これら第１部分２０ａおよび第２部分２０
ｂは所定の隙間を置いて配置されているとともに、フレ
キシブル配線板２４を介して互いに電気的に接続されて
いる。
長手方向中央部で第１および第２部分２０ａ、２０ｂに
２分割され、これら第１部分２０ａおよび第２部分２０
ｂは所定の隙間を置いて配置されているとともに、フレ
キシブル配線板２４を介して互いに電気的に接続されて
いる。
【００２７】他の構成は上述した第１の実施の形態と同
一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその
詳細な説明を省略する。上記のように構成された液晶表
示装置１０によれば、アレイ基板１６の長辺に沿って配
設された第１プリント配線板２０は、第１および第２部
分２０ａ、２０ｂの２つに分割されていることから、液
晶表示装置１０が衝撃を受け液晶表示パネル１２の長辺
が湾曲する方向に反った場合でも、アレイ基板１６に対
する第１および第２部分２０ａ、２０ｂの位置ずれ量
は、分割されていない単体のプリント配線板に比較して
約１／２となる。
一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその
詳細な説明を省略する。上記のように構成された液晶表
示装置１０によれば、アレイ基板１６の長辺に沿って配
設された第１プリント配線板２０は、第１および第２部
分２０ａ、２０ｂの２つに分割されていることから、液
晶表示装置１０が衝撃を受け液晶表示パネル１２の長辺
が湾曲する方向に反った場合でも、アレイ基板１６に対
する第１および第２部分２０ａ、２０ｂの位置ずれ量
は、分割されていない単体のプリント配線板に比較して
約１／２となる。
【００２８】すなわち、図５（ａ）に示すように、従来
の単一構造の第１プリント配線板２０が反った場合にお
けるアレイ基板１６に対する第１プリント配線板両端部
の位置ずれ量をｂとした場合、本実施の形態に係る第１
プリント配線板２０の第１および第２部分２０ａ、２０
ｂの各々の端部の位置ずれ量は、図５（ｂ）に示すよう
に、ｂ／２となる。そのため、本実施の形態によれば、
各ＴＣＰ２８に作用する応力も従来の１／２に軽減す
る。
の単一構造の第１プリント配線板２０が反った場合にお
けるアレイ基板１６に対する第１プリント配線板両端部
の位置ずれ量をｂとした場合、本実施の形態に係る第１
プリント配線板２０の第１および第２部分２０ａ、２０
ｂの各々の端部の位置ずれ量は、図５（ｂ）に示すよう
に、ｂ／２となる。そのため、本実施の形態によれば、
各ＴＣＰ２８に作用する応力も従来の１／２に軽減す
る。
【００２９】従って、液晶表示装置１０が衝撃を受けて
反った場合でも、ＴＣＰ２８の配線パターンが断線した
り、半導体チップの樹脂ポッティング部が破壊された
り、ＴＣＰとプリント配線板との半田付け部が断線した
りすることを防止し、良好な画像表示を行うことができ
る。
反った場合でも、ＴＣＰ２８の配線パターンが断線した
り、半導体チップの樹脂ポッティング部が破壊された
り、ＴＣＰとプリント配線板との半田付け部が断線した
りすることを防止し、良好な画像表示を行うことができ
る。
【００３０】同様に、環境温度の変化により液晶表示装
置１０が熱膨張した場合でも、第１プリント配線板の第
１および第２部分２０ａ、２０ｂ端部の位置ずれ量を、
従来のプリント配線板の約１／２とすることができ、各
ＴＣＰ２８に作用する応力をに軽減することができる。
従って、前述した第１の実施の形態と同様の作用効果を
得ることができる。
置１０が熱膨張した場合でも、第１プリント配線板の第
１および第２部分２０ａ、２０ｂ端部の位置ずれ量を、
従来のプリント配線板の約１／２とすることができ、各
ＴＣＰ２８に作用する応力をに軽減することができる。
従って、前述した第１の実施の形態と同様の作用効果を
得ることができる。
【００３１】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、プリント配線板の分割数は２つに限ら
ず、必要に応じて増加してもよい。熱膨張あるいは反り
に起因するプリント配線板の位置ずれ量は、分割数の増
加に応じて減少し、各ＴＣＰに作用する応力を一層低減
することができる。
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、プリント配線板の分割数は２つに限ら
ず、必要に応じて増加してもよい。熱膨張あるいは反り
に起因するプリント配線板の位置ずれ量は、分割数の増
加に応じて減少し、各ＴＣＰに作用する応力を一層低減
することができる。
【００３２】また、上述した実施の形態においては、液
晶表示パネルの長辺側に設けられたプリント配線板のみ
を分割する構成としたが、短辺側に設けられたプリント
配線板も併せて分割する構成としてもよい。
晶表示パネルの長辺側に設けられたプリント配線板のみ
を分割する構成としたが、短辺側に設けられたプリント
配線板も併せて分割する構成としてもよい。
【００３３】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、液晶表示パネルの少なくとも１辺に沿って設けられ
たプリント配線板を複数に分割する構成としたことか
ら、環境温度が変化した場合や液晶表示パネルに反りが
生じた場合でも、部品間の接続部等に損傷を受けること
なく良好な画像を維持可能な液晶表示装置を提供するこ
とができる。
ば、液晶表示パネルの少なくとも１辺に沿って設けられ
たプリント配線板を複数に分割する構成としたことか
ら、環境温度が変化した場合や液晶表示パネルに反りが
生じた場合でも、部品間の接続部等に損傷を受けること
なく良好な画像を維持可能な液晶表示装置を提供するこ
とができる。
【図１】この発明の実施の形態に係る液晶表示装置の斜
視図。
視図。
【図２】液晶表示装置が熱膨張した場合における液晶表
示パネルに対するプリント配線板のずれ量を、従来の液
晶表示装置と比較して示す図。
示パネルに対するプリント配線板のずれ量を、従来の液
晶表示装置と比較して示す図。
【図３】この発明の第２の実施の形態に係る液晶表示装
置の斜視図。
置の斜視図。
【図４】図３の線Ａ−Ａに沿った断面図。
【図５】第２の実施の形態に係る液晶表示装置が衝撃を
受けて反った場合における液晶表示パネルに対するプリ
ント配線板のずれ量を、従来の液晶表示装置と比較して
示す図。
受けて反った場合における液晶表示パネルに対するプリ
ント配線板のずれ量を、従来の液晶表示装置と比較して
示す図。
１０…液晶表示装置 １２…液晶表示パネル １４…駆動部 １６…アレイ基板 １８…対向基板 ２０…第１プリント配線板 ２０ａ…第１部分 ２０ｂ…第２部分 ２２…第２プリント配線板 ２４…フレキシブル配線板 ２６、３０…駆動用半導体素子 ２８、３２…ＴＣＰ
Claims (4)
- 【請求項１】矩形状の液晶表示パネルと、 上記液晶表示パネルの少なくとも１辺に沿って配設され
たプリント配線板と、 液晶表示パネルの上記１辺と上記プリント配線板とを接
続した複数のテープキャリアパッケージと、を備え、 上記プリント配線板は、上記１辺の長手方向に沿って複
数に分割されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】矩形状の液晶表示パネルと、 上記液晶表示パネルの一方の長辺に沿って配設されたプ
リント配線板と、 液晶表示パネルの上記長辺と上記プリント配線板とを接
続した複数のテープキャリアパッケージと、を備え、 上記プリント配線板は、上記長辺の長手方向中央部で２
つに分割されているとともに、分割された２つのプリン
ト配線板部分はフレキシブル配線板を介して互いに接続
されている特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項３】上記プリント配線板は、上記液晶表示パネ
ルとほぼ同一平面上に設けられていることを特徴とする
請求項１叉は２に記載の液晶表示装置。 - 【請求項４】上記プリント配線板は、上記液晶表示装置
とほぼ平行に対向して設けられ、上記各テープキャリア
パッケージは、ほぼＵ字状に折曲げられていることを特
徴とする請求項１叉は２に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9338758A JPH11174483A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9338758A JPH11174483A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11174483A true JPH11174483A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18321187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9338758A Pending JPH11174483A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11174483A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101066473B1 (ko) * | 2003-11-21 | 2011-09-21 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치 |
| KR101086475B1 (ko) * | 2004-03-20 | 2011-11-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시모듈 |
| KR20160022435A (ko) * | 2014-08-19 | 2016-03-02 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시장치 및 이의 제조방법 |
| WO2016104358A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
| WO2018029857A1 (ja) * | 2016-08-12 | 2018-02-15 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | 表示パネル及び表示装置 |
| JP2020008857A (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-16 | 三星ディスプレイ株式會社Ｓａｍｓｕｎｇ Ｄｉｓｐｌａｙ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | 表示装置及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP9338758A patent/JPH11174483A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101066473B1 (ko) * | 2003-11-21 | 2011-09-21 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치 |
| US8120741B2 (en) | 2003-11-21 | 2012-02-21 | Lg Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device |
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