JPH11170589A - 濃度ムラ補正方法及び該方法を用いた画像記録装置 - Google Patents

濃度ムラ補正方法及び該方法を用いた画像記録装置

Info

Publication number
JPH11170589A
JPH11170589A JP9337190A JP33719097A JPH11170589A JP H11170589 A JPH11170589 A JP H11170589A JP 9337190 A JP9337190 A JP 9337190A JP 33719097 A JP33719097 A JP 33719097A JP H11170589 A JPH11170589 A JP H11170589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
correction
image
gradation
density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9337190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3703061B2 (ja
Inventor
Osamu Shimizu
治 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP33719097A priority Critical patent/JP3703061B2/ja
Priority to DE69824941T priority patent/DE69824941T2/de
Priority to US09/206,288 priority patent/US6313857B1/en
Priority to EP98123282A priority patent/EP0922585B1/en
Publication of JPH11170589A publication Critical patent/JPH11170589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3703061B2 publication Critical patent/JP3703061B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキャナ固有の感度特性に影響されず、精度
よく濃度ムラを補正することができる濃度ムラ補正方法
及び該方法を用いた画像記録装置を提供する。 【構成】 ライン型ヘッド66の主走査方向に所定の階調
値で帯状パターン等を印画し(S1)、スキャナ51の主走査
方向をライン型ヘッド66の副走査方向に合わせ、スキャ
ナ51をライン型ヘッド66の主走査方向に沿って相対的に
移動することで帯状パターン等の印画濃度値を検出し(S
2)、検出した各印画濃度値と所定の階調値に基づいて各
画素位置に対する補正条件をそれぞれ求め(S5)、得られ
た補正条件に応じて画像記録用の画像データを補正する
(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライン型ヘッドを
用いた画像記録における記録濃度ムラを補正する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】カラー原稿から印刷版を作成して多数枚
の印刷を行う場合は、まず校正刷りを行い、その仕上が
りを確認した上で本刷りを行う。校正刷り工程において
は、カラープルーフを作成し、このカラープルーフの画
質を確認する。このカラープルーフは、サーマルプリン
タにより画像をレシーバーシートに熱転写した後、レシ
ーバーシートに形成された画像を本紙に転写することに
より得られるものである。ここにおいて、周知のよう
に、サーマルプリンタ等の画像記録装置においては、1
ラインの画素数に相当する発熱抵抗体を一方向(主走査
方向)に配列して形成されるグレーズを、印刷媒体に若
干押圧した状態でグレーズと印刷媒体とを発熱抵抗体の
配列方向とほぼ直交する副走査方向に相対的に移動しつ
つ、グレーズの各発熱抵抗体を記録画像の画像データに
応じて発熱させることにより、印刷媒体に画像を熱転写
して記録画像を形成している。
【0003】このような記録方式の画像記録装置にあっ
ては、例えば、所定の同一階調値の画像データを用いて
記録画像を形成したとき、形成された記録画像の各発熱
抵抗体毎に濃度が異なるシェーディング等の記録濃度ム
ラが発生することがある。これは、ライン型ヘッドのグ
レーズ形状が必ずしも均一ではないために生じる不可避
的なものであり、画像処理装置によっては、濃度ムラに
よる画質低下を防止するために予め画像データに対して
濃度ムラ補正を行っている。この濃度ムラ補正方法の具
体例としては、例えば次のような方法がある。まず、ラ
イン型ヘッドの主走査方向に均一な階調の画像データに
より画像記録を行う。そして記録された画像に対しスキ
ャナ等の濃度計をライン型ヘッドの副走査方向に相対的
に走査(移動)することにより印画濃度を検出し、得ら
れた各画素毎の印画濃度を画像データの階調値と比較し
て、画像データの階調値を補正する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の濃度ムラ補正方法にあっては、スキャナの検
出素子の1つ1つが記録画像の異なる位置に対する印画
濃度を検出するため、スキャナの個々の検出素子の感度
特性によって印画濃度値が変化することがある。一般的
に、スキャナの検出素子の感度特性は厳密には均一では
ないため、本来同一に検出されるべき印画濃度が異なる
濃度値として検出されるようになる。その結果、検出さ
れた印画濃度値に基づいて設定される補正値が不正な値
となり、適正な濃度ムラ補正を行えないという問題があ
った。本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、スキャナ固有の感度特性に影響されず、精
度よく濃度ムラを補正することができる濃度ムラ補正方
法及び該方法を用いた画像記録装置を提供するものであ
る。
【0005】
【発明を解決するための手段】上記目的達成のために、
本発明は、ライン型ヘッドを用いた画像記録における濃
度ムラ補正方法であって、ライン型ヘッドの主走査方向
に所定の階調値で帯状パターンを印画し、ラインセンサ
の主走査方向を前記ライン型ヘッドの副走査方向に合わ
せ、ラインセンサをライン型ヘッドの主走査方向に沿っ
て相対的に移動することで前記帯状パターンの印画濃度
を検出し、該検出した各印画濃度値と前記所定の階調値
に基づいて各画素位置に対する補正条件をそれぞれ求
め、該補正条件に応じて画像記録用の画像データを補正
するようにした。
【0006】ここで、前記帯状パターンは、所定の階調
値の近傍に選定された少なくとも2つの階調値で印画さ
れた複数の帯状パターンを含み、前記補正条件は、前記
複数の帯状パターンに対する印画濃度値の平均値をそれ
ぞれ求め、得られた各平均値の各帯状パターンの階調値
に対する変化割合に基づいて設定することが好ましい。
例えば、2つの階調値で印画された帯状パターンの場合
は、各印画濃度値の平均値の差と各階調値の差との比に
基づいて補正条件を設定し、3つ以上の階調値で印画さ
れた帯状パターンの場合は、各階調値に対する各印画濃
度値の分布を直線近似等を施すことにより変化割合を求
め、この変化割合に基づいて補正条件を設定する。
【0007】また、前記帯状パターンは、前記所定の階
調値である第1の階調値とこれに近い第2の階調値とで
印画した2つの帯状パターンを含み、前記補正条件は、
前記第1及び第2の階調値の帯状パターンに対する印画
濃度値の平均値の差と前記第1及び第2の階調値の差と
の比に基づいて設定することが好ましい。
【0008】さらに、前記所定の階調値は、最大階調値
までの階調範囲を複数段階に等分割したいずれか1つの
階調値であり、各段階毎に設定される個々の補正条件を
基にして全階調に対する補正条件を内挿して設定するこ
とが好ましい。例えば、256階調の画像データの場合
は、0〜255までを略4等分して0,64,128,192,255の5つ
の階調値を設定し、0及び255に対しては補正せず、64,1
28,192の各階調値に対する補正条件を求め、得られた個
々の補正条件を基にして0〜255階調それぞれに対する補
正条件を内挿することにより近似的に求めて設定する。
【0009】また、印画された画像パターンの印画濃度
値に基づいて決定された階調値補正用の補正値テーブル
が格納される補正値テーブル格納部と、該補正値テーブ
ルにより補正された画像データを記憶する画像メモリ
と、画像データの補正処理を制御する画像補正制御部
と、を備えた画像記録装置において、前記補正値テーブ
ル格納部には、請求項1〜4のいづれか1項記載の方法
に基づいて求められた濃度補正データが格納されている
ものとした。
【0010】そしてさらに、30〜70重量部の顔料と
25〜60重量部の軟化点が40℃〜150℃の非晶質
有機高分子重合体を含み、膜厚が0.2μm〜1.0μ
mの範囲にある実質的に透明な感熱インキ層を有し、該
感熱インキ層中の顔料の70%以上の粒径が1.0μm
以下であり、かつ転写画像の光学反射濃度が白色支持体
上で少なくとも1.0以上ある感熱転写記録材料に対し
てサーマルヘッドで記録するようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明による実施の形態を
図1〜図11に基づいて説明する。図1は本発明の実施
の形態に係る画像記録装置の主要な構成を概念的に示し
たものであり、図2は図1の画像記録装置のプリント動
作時の説明図であり、図3は図1の画像記録装置のレシ
ーバーシート排出時の説明図である。この画像記録装置
10(以下、記録装置10とする)は、記録装置のシート搬
送経路中に加圧・加熱ローラ対を設けることでラミネー
タ内蔵の記録装置として構成してある。このラミネータ
付の記録装置10は、プラテン601と、このプラテン601に
加熱エレメントを対向させたライン型ヘッドとしてのサ
ーマルヘッド61と、プラテン601とサーマルヘッド61と
の間に挟み入れられプリントと共に送られるインクリボ
ン64と、レシーバーシート632を巻回したレシーバーシ
ート供給ロール6320と、本紙631を収納する本紙給紙カ
セット6310と、画像の転写された本紙631を排出する排
出トレー6314と、本紙631へ画像を転写した後のレシー
バーシート632を廃棄する廃棄トレー6326と、加圧・加
熱ヒートローラ対603と、剥離ローラ602とを主な構成部
材として備えている。
【0012】本紙給紙カセット6310にはバネ6312により
上方に付勢される板金6311を設けてあり、板金6311は本
紙631を上方に付勢してピックアップローラ604に押圧し
ている。ピックアップローラ604に押圧された本紙631
は、ピックアップローラ604の回転により、上面の一枚
が給紙ローラ605によって、加圧・加熱ヒートローラ対6
03の間に挿入される。加圧・加熱ヒートローラ対603
は、正逆回転可能となっており、かつ相互に接近離反方
向に移動自在となっている。加圧・加熱ヒートローラ対
603は、接近方向に移動した状態でシート(レシーバー
シート632と本紙631)を加圧・加熱しながら搬送し、離
反方向に移動した状態でシートへの加圧・加熱を解除す
るようになっている。加圧・加熱ヒートローラ対603と
廃棄トレー6326との間の廃棄路6324にはレシーバーシー
トカッター6325を設けてあり、レシーバーシートカッタ
ー6325は廃棄路6324に搬送された転写済みレシーバーシ
ート632を切断するようになっている。
【0013】このように構成されたラミネータ付き記録
装置10の動作を説明する。プリント時には、図2に示す
ように、レシーバーシート632を供給ロール6320から1
枚分送り出した後、再び供給ロール6320に図示矢印方向
に巻き取りながら、サーマルヘッド61によって画像をプ
リントする。この際、加圧・加熱ヒートローラ対603は
離反方向に移動した状態で待機し、レシーバーシート63
2と非接触状態とする。カラープリントの場合、このシ
ーケンスを色数の回数だけ繰り返す。
【0014】レシーバーシート632へのプリントが完了
した後、本紙631への転写を行うには、画像を印刷した
レシーバーシート632を再び1枚分送り出し、画像の記
録時の先端部分を加圧・加熱ヒートローラ対603の挿入
位置近傍に配置する。次いで、本紙631を本紙給紙カセ
ット6310からピックアップローラ604により引出し、先
端が加圧・加熱ヒートローラー対603を通過した時点
で、加圧・加熱ヒートローラ対603を接近方向に移動
し、レシーバーシート632と本紙631とを同時に加圧・加
熱しながら図1中の上方へ搬送する。この際、本紙631
の先端が加圧・加熱ヒートローラ対603を通過した時点
で、加圧・加熱ヒートローラ対603を接近させること
で、本紙631の先端はレシーバーシート632に接着されな
い状態となる。
【0015】レシーバーシート632に接着されていない
本紙631の先端を、剥離ローラ602によって剥離し、レシ
ーバーシート632と剥離された本紙631を剥離後搬送ロー
ラ606によって排出トレー6314に排出する。尚、本紙631
の剥離は、レシーバーシート632と本紙631との間に剥離
爪65の先端を挿入することにより、一層確実に行うこと
ができる。加圧・加熱ヒートローラ対603は、本紙631の
後端近傍が通過した時点で、再び離反されて待機位置に
戻る。
【0016】一方、レシーバーシート632は、図3に示
すように、本紙631に転写した部分までをレシーバーシ
ートカッター6325の位置まで送り出し、転写済みの部分
を切断して廃棄トレー6326に廃棄する。尚、この廃棄の
ためのレシーバーシート632の送り出し工程は、次のプ
リントの準備のための送り出し工程を兼ねることにな
る。この送り出し工程で、裏面側のヒートローラ(図中
左側)を離間しないこともできる。この場合は、次のプ
リントが行われるべきレシーバーシートが予め加熱され
ることになり、レシーバーシートの記録面の物質が安定
化され、記録感度が安定になるという効果がある。ま
た、本紙631への転写工程を省略する場合には、プリン
ト後に、レシーバーシート632を送り出し、プリント完
了部分を廃棄トレー6326に排出した後、レシーバーシー
トカッター6325で切断することで、未転写のレシーバー
シート632を廃棄トレー6326に排出して得ることもでき
る。
【0017】次に、記録装置10の記録部20について図4
を用いて説明する。サーマルヘッド61に対向して設けた
円柱型のプラテン601は、例えば反時計回りの回転でレ
シーバーシート632を搬送すると共に、サーマルヘッド6
1側へ所定の圧力でサーマルヘッド61とインクリボン64
を押圧しており、インクリボン64はガイドローラ643を
介して巻取側641に巻き取られる。サーマルヘッド61の
発熱抵抗体によりインクリボン64を介して画像が熱転写
されたレシーバーシート632は、プラテン601を通過して
1対のロール607,608により搬送駆動される。このサー
マルヘッド61は、例えば最大B4サイズまでの画像記録
が可能な、約300dpiの記録(画素)密度の画像記録
を行うものであって、レシーバーシート632に1ライン
分の画像記録を行う発熱抵抗体が一方向(図4の紙面に
垂直な方向)に配列されている。プラテン601は、レシ
ーバーシート632を所定位置に保持しつつ所定の画像転
写速度で回転し、サーマルヘッドのグレーズ61aの延在
方向とほぼ直交する方向(図4中の矢印b方向)にレシ
ーバーシート632を搬送する。
【0018】この記録装置により画像を記録する場合
は、レシーバーシート632の所定の転写開始位置を、グ
レーズ61aに対面する位置に搬送した後、インクリボン6
4と位置合わせしつつ(カラー画像の場合はYMCKの
各色で行う。)、レシーバーシート632をプラテン601に
よって矢印b方向に搬送する。この搬送に伴い、記録画
像の画像データに応じて、グレーズ61aの各発熱抵抗体
を加熱することにより、レシーバーシート632に転写記
録が行われる。その結果、レシーバーシート632に記録
画像に対応した画像が転写される、また、カラー画像の
場合には、レシーバーシート632に、例えばYMCKの
順番で、それぞれ単色毎の画像が重なり合って転写され
るようになる。ここにおいて、本実施の形態の記録装置
における記録画像の画像データを補正する画像データ補
正制御系は、入力された画像データを補正して補正画像
データを生成する画像補正制御部1と、画像データ補正
用の補正値テーブルを格納する補正値テーブル格納部2
と、補正後の画像データを記憶する画像メモリ3と、を
有して構成される。
【0019】次に、このような画像データ補正制御系に
よって画像データを補正する方法を図5に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。本実施の形態の濃度ムラ補
正方法は、概略的には、所定の階調値で記録した画像パ
ターンの印画濃度値を検出し、得られた印画濃度値と前
記階調値との比に基づいて画像データの階調値の補正値
を決定するものである。詳細な処理手順を以下に説明す
る。まず、ステップ1(以降、S1とする)において、
記録部20により所定の階調値で図6に示す帯状の画像パ
ターンをそれぞれ記録する。例えば256階調の画像デー
タに対しては、0と255の中間である64, 128, 192の3段
階をサンプル階調値Di(i=1〜3)として選択する(ただ
し、D0=0,D4=255)。そして、最小階調値D0と最大階
調値D4を除く他の3つのサンプル階調値D1,D2,D3に
対し、階調値Diと、階調値Diに所定階調幅(例えば5
階調)を加算及び減算した階調値Di±5の合計3つの
階調値、即ち、Dai(=Di-5),Dbi(=Di),Dci(=Di+5)
を設定する。つまり、1つのサンプル階調値に対して3
つの階調値からなる設定階調値を1組設定する。この設
定階調値の組を3つのサンプル階調値に対して設定する
ことで、合計3組、即ち9つの階調値を設定する。
【0020】尚、本実施の形態においては、サンプル階
調値を3段階(D1,D2,D3)として設定しているが、
これに限定されることなく、計算処理の簡便化のために
段階数を減らしたり、補正値の設定精度向上のために増
加させてもよい。また、上記所定階調幅は5階調として
設定しているが、この値は使用する画像データに応じて
適宜変更して設定することが望ましい。さらに、所定階
調幅の加算・減算のうちどちらか一方だけを設定し、所
定の階調値と加算又は減算した階調値との2つの階調値
を1組として以降の処理を行ってもよい。そしてさら
に、サンプル階調値を中心とする複数(例えば、所定の
階調値±5及び±10の合計5つ)の階調値を設定し、
これら複数の階調値を1組として処理してもよい。いず
れに対しても補正精度と処理時間との兼ね合いから決定
することが望ましい。
【0021】図6(a)は、サンプル階調値D1に対する3
つの設定階調値による記録結果で、記録装置の主走査方
向(発熱抵抗***置H=0〜3647)に亘って記録した結果
を示している。同様に図6(b)及び(c)は、それぞれサン
プル階調値D2,D3対する記録結果を示している。それ
ぞれの帯状パターン内の印画濃度は、理想的には画像デ
ータの階調値である設定階調値に相当する濃度で均一と
なるが、実際の記録結果は、印画濃度が設定階調値に相
当する濃度からずれたり、記録位置によって印画濃度が
異なることがあり、主走査方向の濃度ムラを生じる場合
がある。ここでは説明の簡単のため、サンプル階調値が
64の場合(D1=64)を例にとり説明することにする。補
正基準となる画像パターンの階調値を表す設定階調値を
Da1=59(=D1-5)、Db1=64(=D1),Dc1=69(=D1+
5)として、図7に示すように、それぞれ帯状にサーマル
ヘッド61の主走査方向の全面(3648個の発熱抵抗体を有
するサーマルヘッドの最大記録幅)に亘って、設定階調
値Da1,Db1,Dc1のパターンを順次記録する。
【0022】次に、S2において、図7に示すラインセ
ンサを有するスキャナ71を、そのスキャナ71の主走査方
向がサーマルヘッド61の主走査方向に略直交するように
設置して、サーマルヘッド61の主走査方向である矢印方
向に走査し、各帯状パターンの印画濃度値La(H),Lb
(H),Lc(H)を全画素(スキャナの検出分解能が発熱抵抗
体の配列間隔と一致する場合を想定してH=0〜3647画素
とする。)に対して検出する。このとき、印画濃度値L
a(H),Lb(H),Lc(H)は、各帯状パターンの帯幅内の数画
素に対する印画濃度値(同一H位置の印画濃度値)を平
均化して求めるようにする。これにより、スキャナの各
検出素子に対する感度特性のばらつきが平均化されると
共に、例えば帯状パターン上に白抜けや黒点、ゴミ等が
付着している場合であっても精度良く印画濃度値を検出
することができる。スキャナの検出分解能が発熱抵抗体
の配列間隔と一致しない場合は、公知の方法により解像
度変換処理を行えばよい。また、厳密に直交する位置に
設置することは困難であるため、印画画像中に位置検知
用パターンを配しておき、このパターンを基準として画
像の回転及び解像度変換処理を行うことが好ましい。ス
キャナ71の走査により得られる印画濃度値La(H),Lb
(H),Lc(H)は、例えば図8に示すような濃度分布を呈す
る。図8に示すように、印画濃度値La(H),Lb(H),Lc
(H)は、設定階調値Da1,Db1,Dc1からの絶対値のずれ
が生じており、このずれ量は各画素毎に異なると共に、
各設定階調値毎に対しても異なっている。このため、設
定した階調値に対応した濃度に均一化するためには、各
画素毎、及び各階調毎にそれぞれ補正処理を施す必要が
ある。
【0023】S3においては、スキャナの走査により得
られた印画濃度値La(H),Lc(H)の、全画素に対する平
均値LaAV,LbAV,LcAVをそれぞれ求める。次いで、S
4において補正係数Ri(ここではi=1)を求める。この
補正係数Riは、サンプル階調値近傍における階調値と
印画濃度値との比であって(1)式により算出する。 Ri=(Dci―Dai)/(LcAV―LaAV) (1) ここで、図9に設定した階調値に対するスキャナ検出濃
度値の関係を示す。図9において、補正係数Riは各サ
ンプル階調値近傍のスキャナ検出濃度の変化、即ち、傾
き91を表すものである。
【0024】次に、S5においては、S4で得られたR
iを用いて印画濃度値を適正に補正するための階調補正
値Xi(H)を(2)式により算出する。 Xi(H)=Di―{LbAV―Lb(H)}Ri (2) これにより、サンプル階調値D1=64における全画素に
対する印画濃度補正値が求まる。
【0025】以上の階調補正値Xi(H)の算出処理を各サ
ンプル階調値Di(i=1,2,3)全てに対して行う(S6、S
7)。このように、スキャナを帯状パターンの長手方向
に沿って相対的に走査させて印画濃度を検出し、得られ
た印画濃度値と階調値をとの比に基づく補正係数を用い
て階調補正値を算出することにより、例えば、異なる種
類のスキャナを使用した場合や、主走査方向に感度特性
のムラがあるスキャナを使用した場合であっても同様に
して精度よく階調補正値を決定することができる。全サ
ンプル階調値Di(i=1,2,3)に対して階調補正値をXi(H)
を算出した後は、図10に示すように各サンプル階調値
Diに対する階調補正値が全画素に対して求まる。図1
0にはH=0, 1800, 3647の3点の画素に対してのみ階調
補正値を表示している。尚、サンプル階調値D0,D4に
対する階調補正値は、それぞれ全画素に亘って0,255に
設定している。
【0026】そして、S8において、S5で得られた各
サンプル階調値における離散的な階調補正値Xi(H)を基
にして、全階調に対する階調補正値x(H)を近似的に求
める。具体的には、同一画素(例えばH=0の画素)の階
調補正値X0(0), X1(0), X2(0), X3(0), X4(0)を用
いて、各サンプル階調値間の階調補正値を、例えば、線
形補間、スプライン補間、あるいは一般的な任意の関数
による補間処理を施すことにより内挿して、全階調に対
する階調補正値x(H)を求める。このような補間処理に
より実用上十分な精度で階調補正値を求めることがで
き、階調補正値の算出処理を簡略化することができる。
【0027】さらに、S9において、図11に示すよう
な記録装置主走査方向の全画素、即ち、H=0〜3647の各
画素に対して、全階調値、即ち、0〜255の全階調に対応
する階調補正値x(H)を示す対応テーブルを補正値テー
ブル格納部2に格納する。 ここにおいて、上記階調補
正値は直接的に画像の階調値として設定されるため、階
調補正値を整数化しておく必要がある。この整数化の手
法として、次に示す2つの方法を一例として揚げてお
く。第1の方法は、単純に小数を四捨五入して整数化す
る方法である。第2の方法は、確率的手法に基づいて変
換する方法で、例えば、小数点以下を含む階調補正値が
128.5であった場合、副走査方向のライン位置が偶数ラ
イン位置の場合には補正値を128とし、奇数ライン位置
の場合には129になるようにしてもよい。この処理の具
体的な方法としては、まず、小数点を含む全ての階調補
正値を4倍し、4倍された補正値の小数点以下を切り捨
てる。これにより、0〜255の階調補正値の階調範囲を、
0〜1020の階調範囲に拡張する。即ち、図12に示す補
正値テーブルが作成され、0〜255の階調補正値の印画階
調データを、まず0〜1020の階調データに変換する。次
に、印画位置によって決定される0〜3の値を加算値とし
て0〜1020のデータに加算することで、0〜1023の階調範
囲の値に変換する。そして、この値を4で除算して小数
点以下を切り捨てる。前記加算値としては、例えば図1
3に示すマトリクスを用いて決定すればよい。以上の処
理により階調補正値が整数化される。ここにおいて、図
13に示すpはヒータ位置Hを4で除算した余りに対応
し、qは副走査ライン位置を4で除算した余りに対応し
ている。例えば、ヒータ位置が105番目、副走査ライン
位置が63番目の場合はp=1、q=3となり、図13か
ら加算値として1が決定される。上記のことから、階調
補正値が128.3の場合について補正値を整数化すること
を考えると、まず128.3を4倍して小数点以下を切り捨
てることで補正値は513に変換される。次に、図13を
参照して印画位置に応じた加算値を加算する。加算後に
4で除算し、さらに小数点以下を切り捨てる。即ち、加
算値が0の印画位置では128、1の印画位置では128、2
の印画位置では128、3の印画位置では129にそれぞれ変
換される。加算値0〜3は等しい確率で出現するため、補
正値128.3は3/4の確率で128に、1/4の確率で129に変換
されることになる。尚、上記説明では4で乗算及び除算
するという表現を用いたが、実際には、2進法による表
示形態においては小数点位置が異なるだけであるため、
実際に乗算及び除算演算を行う必要はない。例えば、10
bitで表現された0〜1023の値に対して下位2bitを無視し
(ハードウェア的に接続せずに)、上位8bitのみを用い
れば、「4で除算して小数点以下を切り捨てた」ことと
同等になる。このため膨大なデータであっても高速に整
数化することができる。
【0028】次に、入力された画像データの画像形成を
行うステップを説明する。まず、S10において、外部
から画像データを画像補正制御部1に入力する。これ
は、例えば光磁気ディスク、フロッピーディスク等の記
憶媒体に保存されている画像データを読み出したり、外
部機器との通信により画像データを取り込むことで入力
する。そして、S11において、入力された画像データ
の各画素値に対して、補正値テーブル格納部2に格納さ
れている補正値テーブルを参照し、画像データの対応す
る画素、及び対応する階調値に相当する階調補正値を読
み込み、この階調補正値を画像メモリ3に出力して画像
メモリ3上に補正画像データを構築する。
【0029】次に、S12において、画像メモリ2に記
憶された補正画像データを、画像補正制御部1からの記
録指令によりサーマルヘッド61側に出力し、補正画像デ
ータを感熱フィルムA上に形成する。このようにして形
成された補正画像データによる記録画像は、サーマルヘ
ッド61の主走査方向に対する濃度ムラが全画素及び全階
調値に対して適正に補正されているため、ムラのない高
品質の画像として得られるようになる。
【0030】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、所定の階調で記録した印画濃度をサーマルヘッド
の主走査方向にスキャナを走査して検出することによ
り、主走査方向の濃度ムラを同じ条件で測定することが
でき、精度良く印画濃度を検出することができる。さら
に、スキャナの複数の検出素子からの検出濃度を平均化
して印画濃度値を求めるため、検出精度をより向上させ
ることができる。このため、スキャナの主走査方向に感
度特性のムラがあっても、また、校正されていないスキ
ャナであってもサーマルヘッドの主走査方向に現れる濃
度ムラを精度よく補正することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、所定の階調で記録され
た帯状パターン等の印画濃度をライン型ヘッドの主走査
方向に沿ってラインセンサを相対的に移動して検出する
ことで、印画濃度の検出誤差を低減することができると
共に、ラインセンサの個体差やラインセンサの検出素子
毎に異なる感度特性に影響されることなく、安定して階
調補正値を検出することができ、精度良く濃度ムラを補
正することができる。また、離散的に設定された階調値
に対する補正条件を全階調に対して内挿して求めること
により、全階調分の印画濃度を逐一検出することなく、
簡便にして実用上十分な精度で補正条件を設定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す
概念図。
【図2】図1の画像記録装置のプリント動作時の説明
図。
【図3】図1の画像記録装置のレシーバーシート排出時
の説明図。
【図4】本実施の形態に係る画像記録装置の記録部の構
成を示す概念図。
【図5】濃度ムラを補正して画像を形成する手順を示す
フローチャート。
【図6】各サンプル階調値の設定階調値で記録した帯状
パターンを示す図。
【図7】記録装置の主走査方向とスキャナの主走査方向
との関係を示す図。
【図8】各設定階調値の印画濃度の検出値の分布を示す
図。
【図9】各設定階調値に対するスキャナの検出濃度値の
関係を示す図。
【図10】入力される画像データの階調値に対する階調
補正値を示す図。
【図11】補正値テーブルの内容を示す図。
【図12】補正値テーブルの中間処理状態の内容を示す
図。
【図13】加算値のマトリクスの内容を示す図。
【符号の説明】
1 画像補正制御部 2 補正値テーブル格納部 3 画像メモリ 61 サーマルヘッド 71 スキャナ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライン型ヘッドを用いた画像記録における
    濃度ムラ補正方法において、 ライン型ヘッドの主走査方向に所定の階調値で帯状パタ
    ーンを印画し、ラインセンサの主走査方向を前記ライン
    型ヘッドの副走査方向に合わせ、ラインセンサをライン
    型ヘッドの主走査方向に沿って相対的に移動することで
    前記帯状パターンの印画濃度を検出し、該検出した各印
    画濃度値と前記所定の階調値に基づいて各画素位置に対
    する補正条件をそれぞれ求め、該補正条件に応じて画像
    記録用の画像データを補正することを特徴とする濃度ム
    ラ補正方法。
  2. 【請求項2】前記濃度ムラ補正方法において、 前記帯状パターンは、所定の階調値の近傍に選定された
    少なくとも2つの階調値で印画された複数の帯状パター
    ンを含み、 前記補正条件は、前記複数の帯状パターンに対する印画
    濃度値の平均値をそれぞれ求め、得られた各平均値の各
    帯状パターンの階調値に対する変化割合に基づいて設定
    することを特徴とする請求項1記載の濃度ムラ補正方
    法。
  3. 【請求項3】前記濃度ムラ補正方法において、 前記帯状パターンは、前記所定の階調値である第1の階
    調値とこれに近い第2の階調値で印画した第1及び第2
    の帯状パターンを含み、 前記補正条件は、前記第1及び第2の帯状パターンに対
    する印画濃度値の平均値をそれぞれ求め、得られた平均
    値の差と前記第1及び第2の階調値の差との比に基づい
    て設定することを特徴とする請求項1記載の濃度ムラ補
    正方法。
  4. 【請求項4】前記濃度ムラ補正方法において、 前記所定の階調値は、最大階調値までの階調範囲を複数
    段階に等分割したいずれか1つの階調値であり、各段階
    毎に設定される個々の補正条件を基にして全階調に対す
    る補正条件を内挿して設定することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項記載の濃度ムラ補正方法。
  5. 【請求項5】印画された画像パターンの印画濃度値に基
    づいて決定された階調値補正用の補正値テーブルが格納
    される補正値テーブル格納部と、該補正値テーブルによ
    り補正された画像データを記憶する画像メモリと、画像
    データの補正処理を制御する画像補正制御部と、を備え
    た画像記録装置において、 前記補正値テーブル格納部には、請求項1〜4のいづれ
    か1項記載の方法に基づいて求められた濃度補正データ
    が格納されていることを特徴とする画像記録装置。
  6. 【請求項6】30〜70重量部の顔料と25〜60重量
    部の軟化点が40℃〜150℃の非晶質有機高分子重合
    体を含み、膜厚が0.2μm〜1.0μmの範囲にある
    実質的に透明な感熱インキ層を有し、該感熱インキ層中
    の顔料の70%以上の粒径が1.0μm以下であり、か
    つ転写画像の光学反射濃度が白色支持体上で少なくとも
    1.0以上ある感熱転写記録材料に対してサーマルヘッ
    ドで記録する請求項1〜4のいずれか1項記載の濃度ム
    ラ補正方法。
JP33719097A 1997-12-08 1997-12-08 濃度ムラ補正方法及び該方法を用いた画像記録装置 Expired - Fee Related JP3703061B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33719097A JP3703061B2 (ja) 1997-12-08 1997-12-08 濃度ムラ補正方法及び該方法を用いた画像記録装置
DE69824941T DE69824941T2 (de) 1997-12-08 1998-12-07 Verfahren zur Korrektur von Unregelmässigkeiten in der Dichte und Bildaufzeichnungsgerät mit diesem Verfahren
US09/206,288 US6313857B1 (en) 1997-12-08 1998-12-07 Method for correcting density irregularity and image recording apparatus using the method
EP98123282A EP0922585B1 (en) 1997-12-08 1998-12-07 Method for correcting density irregularity and image recording apparatus using the method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33719097A JP3703061B2 (ja) 1997-12-08 1997-12-08 濃度ムラ補正方法及び該方法を用いた画像記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11170589A true JPH11170589A (ja) 1999-06-29
JP3703061B2 JP3703061B2 (ja) 2005-10-05

Family

ID=18306300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33719097A Expired - Fee Related JP3703061B2 (ja) 1997-12-08 1997-12-08 濃度ムラ補正方法及び該方法を用いた画像記録装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6313857B1 (ja)
EP (1) EP0922585B1 (ja)
JP (1) JP3703061B2 (ja)
DE (1) DE69824941T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7661787B2 (en) 2004-02-13 2010-02-16 Seiko Epson Corporation Printing method, computer-readable medium, printing apparatus, method of manufacturing printing apparatus, printing system, and correction pattern
US9981481B2 (en) 2014-09-29 2018-05-29 Citizen Watch Co., Ltd. Thermal transfer printer and printing method using same
WO2020054279A1 (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 ソニー株式会社 描画方法および感熱性記録媒体ならびに描画装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142113A (ja) * 2000-10-30 2002-05-17 Canon Inc 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体
JP2002264412A (ja) * 2001-03-14 2002-09-18 Canon Inc 画像処理方法、プログラムおよび画像処理装置
US7139010B2 (en) 2003-03-12 2006-11-21 Agfa Gevaert Thermal head printer and process for printing substantially light-insensitive recording materials
EP1457345B1 (en) * 2003-03-12 2009-12-30 Agfa HealthCare NV Thermal head printer and process for printing substantially light-insensitve recording materials.
WO2004100529A1 (ja) * 2003-05-08 2004-11-18 Seiko Epson Corporation 階調表現をするための画像処理
JP2007151075A (ja) * 2005-10-31 2007-06-14 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷方法、画像処理装置、画像処理方法、印刷プログラム、画像処理プログラム、及び記録媒体
JP5996469B2 (ja) * 2013-03-28 2016-09-21 シチズンホールディングス株式会社 プリンタ
JP6070610B2 (ja) * 2014-03-17 2017-02-01 株式会社Jvcケンウッド 階調データ生成装置及び方法
US10131157B2 (en) * 2016-12-22 2018-11-20 Canon Finetech Nisca Inc. Image forming apparatus, recording medium and image forming system
CN113344819A (zh) * 2021-06-24 2021-09-03 浙江汇诚汇捷影像数码科技有限公司 一种热敏胶片成像的灰阶曲线调整方法及***

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2854318B2 (ja) 1989-04-28 1999-02-03 キヤノン株式会社 画像記録装置
US5202773A (en) 1989-12-22 1993-04-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Multiple value image input device with chromatic gradation correction
JPH0832462B2 (ja) 1990-02-27 1996-03-29 三菱電機株式会社 階調記録プリンタ
EP0461759B1 (en) 1990-05-11 1995-09-13 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus for performing recording using recording head
JP3274200B2 (ja) 1992-12-28 2002-04-15 キヤノン株式会社 画像形成方法及び装置
DE69603657T2 (de) 1995-05-15 1999-12-02 Fuji Photo Film Co Ltd Bildaufzeichnungssystem und Bildempfangsblatt
JPH09234899A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Fuji Photo Film Co Ltd 感熱記録装置
DE69702362T2 (de) * 1996-04-01 2000-10-26 Fuji Photo Film Co Ltd Wärmeaufzeichnungsverfahren und Vorrichtung
JPH1051635A (ja) * 1996-07-31 1998-02-20 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録装置
JPH10286986A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 Fuji Photo Film Co Ltd 濃度ムラ補正方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7661787B2 (en) 2004-02-13 2010-02-16 Seiko Epson Corporation Printing method, computer-readable medium, printing apparatus, method of manufacturing printing apparatus, printing system, and correction pattern
US9981481B2 (en) 2014-09-29 2018-05-29 Citizen Watch Co., Ltd. Thermal transfer printer and printing method using same
WO2020054279A1 (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 ソニー株式会社 描画方法および感熱性記録媒体ならびに描画装置
CN112638653A (zh) * 2018-09-11 2021-04-09 索尼公司 绘制方法、热敏记录介质及绘制装置
JPWO2020054279A1 (ja) * 2018-09-11 2021-09-24 ソニーグループ株式会社 描画方法および感熱性記録媒体ならびに描画装置
US11485147B2 (en) 2018-09-11 2022-11-01 Sony Corporation Drawing method, heat-sensitive recording medium, and drawing device
CN112638653B (zh) * 2018-09-11 2023-02-17 索尼公司 绘制方法、热敏记录介质及绘制装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0922585B1 (en) 2004-07-07
DE69824941T2 (de) 2004-12-16
EP0922585A3 (en) 2000-03-15
JP3703061B2 (ja) 2005-10-05
EP0922585A2 (en) 1999-06-16
US6313857B1 (en) 2001-11-06
DE69824941D1 (de) 2004-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5006866A (en) Thermal printing apparatus responsive to estimated stored heat of the heating element
JP3703061B2 (ja) 濃度ムラ補正方法及び該方法を用いた画像記録装置
US10005291B2 (en) Thermal transfer printer and method for controlling the same
JP3976315B2 (ja) サーマルプリンタ
JPH1044482A (ja) 熱転写記録方法
JPH11129582A (ja) 画像形成装置
US8705138B2 (en) Image forming apparatus including an image calibration system
US6052138A (en) Shading compensation method
US8488187B2 (en) Image forming apparatus and method for forming image
JP3359767B2 (ja) 熱転写記録装置
JP2005212344A (ja) 画像形成装置及び該画像形成装置のサーマルヘッドの熱制御方法
JPS63116875A (ja) 階調付サ−マルプリンタ装置
JP2958912B2 (ja) 画像形成装置
JPS6030266A (ja) 転写型感熱記録装置
JP2519711Y2 (ja) プリンタ装置
JPH08183192A (ja) 熱転写記録装置
EP1980405B1 (en) Image forming apparatus and method for forming image
JP3685147B2 (ja) 画像形成装置
JP3002800B2 (ja) プリンタの記録濃度補正方法及び装置
JP2002187303A (ja) 感熱記録補正方法
JP2000085199A (ja) 記録装置
JPH04320153A (ja) 熱昇華型カラービデオプリンタ
JP2000025288A (ja) プリンタおよびその裏面記録方法
JP2003291328A (ja) 画像形成装置
JPH06320776A (ja) サーマルヘッド駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080729

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080729

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090729

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090729

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100729

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110729

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110729

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120729

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120729

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130729

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees